2014年02月20日 (木)
こんにちは。
週刊現代(2月15日)の記事は、根拠なしの暴論です。
webサイトにまた載ったようですね。
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/38359
糖質制限でたんぱく質が消費されすぎて筋力の低下や骨粗しょう症の危険があるなどの記事です。
私はすでに、2002年以来、12年間スーパー糖質制限食ですが、元気です。
糖質制限食で、筋力低下や骨粗鬆症を生じるというエビデンスは存在しません。
一医師が、持論を展開するのは勝手ですが、根拠となる論文も何も存在しないのですから週刊現代の記事は単なる憶測に過ぎないということです。
根拠のない憶測・暴論を検証もせず取り上げる週刊現代の姿勢には、憤りを覚えます。
<糖質制限食と世界の動向>
米国糖尿病学会は、2008年からは、部分的に糖質制限食を認め、2013年10月の栄養療法に関するコメントで、正式に「糖質制限食」を受容しています。
スウェーデン社会保険庁も、2008年から「糖質制限食」を公的に認めています。
英国糖尿病学会も2011年から「糖質制限食」を選択肢の一つとして認めています。
糖質制限食に関して、世界の趨勢に出遅れて、ガラパゴス状態なのが、日本糖尿病学会です。
Ketogenic Diet(ケトン食)は、スーパー糖質制限食より更に厳しい糖質制限を実践しますが、
2010年版COCHRANE LIBRARLY(コクラン ライブラリー)
2011年版NICE(英国政府ガイドライン)
という国際的に有名な公的治療ガイドラインに、難治性小児てんかんの治療食として採用されました。
このように、世界各国で「糖質制限食」は公的に認められています。
糖質制限食の安全性に関しても、少なくとも、米国糖尿病学会、スウェーデン社会保険庁、英国糖尿病学会、コクラン、英国政府において、容認されていることとなりますね。
<カロリー制限食の危険性と糖質制限食の安全性>
A)平均血糖変動幅増大
B)食後高血糖
現在、世界の医学界において、A)B)が糖尿病における最大の酸化ストレスリスクということが明白となっています。
勿論エビデンスとなる論文があります。
酸化ストレスは、がん・老化・動脈硬化・アルツハイマー病などの元凶とされています。
そして、このA)B)を生じるのは、糖質・脂質・タンパク質のうち、糖質を摂取したときだけです。
すなわち、脂質・タンパク質を摂取しても、A)B)は生じません。
そうすると、従来の糖尿病食(高糖質食)を摂取すれば、必ずA)B)が生じて、酸化ストレスリスクが増大することとなります。
一方、糖質制限食なら、A)B)は生じず、酸化ストレスリスクも生じません。
<糖質制限食の長期的安全性は理論的に明らか>
長期的安全性を担保する論文は「糖質制限食」にも「カロリー制限食」にも存在しません。
しかし、毎日「平均血糖変動幅増大」「食後高血糖」を生じるカロリー制限食を長期に続ければ、長期的にも悪い結果しかありえません。
短期的に破綻している食事療法(高糖質食)を長期に続けていい結果がでるわけがありません。
一方、糖質制限食なら、毎日の食事において、「平均血糖変動幅増大」「食後高血糖」は生じませんので、良いことを毎日長期に続けていけば良い結果が待っていることは明らかです。
<合併症の悲劇、カロリー制限食で合併症は防げない>
糖尿病合併症を防ぐには、「食後高血糖」と「平均血糖変動幅増大」を生じないことが必要不可欠です。
しかしながら糖質を摂取すれば、必ず「食後高血糖」と「平均血糖変動幅増大」を生じます。
すなわち、従来の糖尿病食(高糖質食)では、糖尿病合併症を防ぐことは理論的に不可能なのです。
年間
16000人が糖尿病腎症から透析 → 医療費800億円、
3000人が糖尿病網膜症から失明
3000人が糖尿病足病変から足切断
というのが厳しい現実なのです。
これらの方々は、全て医師や栄養士の言うことを聞かずに、薬もまともに内服せずに暴飲・暴食をしたのでしょうか?
いえいえそんなことはありません。
ほとんどの方は、医師や栄養士の言うとおりに、つらくとも我慢してカロリー制限食を実践し、酒も飲まず、運動もし、
血糖コントロールが徐々に悪くなれば、経口糖尿病薬が増えていき、それでも効果が良くなければ、インスリン注射を導入して、清く正しく頑張ってきたにもかかわらず、糖尿病網膜症、糖尿病腎症、糖尿病壊疽・・・を合併してきてしまったのです。
即ち、糖尿病患者さんに罪はないのです。
罪は一重に高糖質食にあるのです。
カロリー制限食(高糖質・低脂質食)を実践する限りは、かなり運が良くない限り糖尿病合併症から免れることは至難の技です。
「食後高血糖」と「平均血糖変動幅増大」を生じない、唯一の食事療法が糖質制限食であり、唯一の合併症予防食なのです。
<終わりに>
週刊現代の無根拠な暴論に対して、きっちりと根拠を示して糖質制限食の有効性と安全性を説明しました。
そして、きっちり根拠を示して、従来の糖尿病食(カロリー制限高糖質食)の危険性を説明しました。
【糖質制限食を実践される時のご注意】
糖質制限食によりリアルタイムに血糖値が改善します。
このため既に、SU剤や速効型インスリン分泌促進剤の内服やインスリン注射をしておられる糖尿人は、低血糖の心配がありますので必ず医師と相談して頂きたいと思います。
血液検査で、活動性の膵炎がある場合、肝硬変の場合、そして長鎖脂肪酸代謝異常症は、糖質制限食は適応となりませんのでご注意ください。
糖質制限食は相対的に高脂肪食になるので、活動性膵炎には適応とならないのです。
肝硬変では、糖新生能力が低下しているため適応となりません。
長鎖脂肪酸代謝異常症では、脂肪酸が上手く利用できないので、適応となりません。
腎不全の場合は、患者さんとよく相談して、糖質制限食を実践するか否か、個別に対応することとなります。
週刊現代(2月15日)の記事は、根拠なしの暴論です。
webサイトにまた載ったようですね。
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/38359
糖質制限でたんぱく質が消費されすぎて筋力の低下や骨粗しょう症の危険があるなどの記事です。
私はすでに、2002年以来、12年間スーパー糖質制限食ですが、元気です。
糖質制限食で、筋力低下や骨粗鬆症を生じるというエビデンスは存在しません。
一医師が、持論を展開するのは勝手ですが、根拠となる論文も何も存在しないのですから週刊現代の記事は単なる憶測に過ぎないということです。
根拠のない憶測・暴論を検証もせず取り上げる週刊現代の姿勢には、憤りを覚えます。
<糖質制限食と世界の動向>
米国糖尿病学会は、2008年からは、部分的に糖質制限食を認め、2013年10月の栄養療法に関するコメントで、正式に「糖質制限食」を受容しています。
スウェーデン社会保険庁も、2008年から「糖質制限食」を公的に認めています。
英国糖尿病学会も2011年から「糖質制限食」を選択肢の一つとして認めています。
糖質制限食に関して、世界の趨勢に出遅れて、ガラパゴス状態なのが、日本糖尿病学会です。
Ketogenic Diet(ケトン食)は、スーパー糖質制限食より更に厳しい糖質制限を実践しますが、
2010年版COCHRANE LIBRARLY(コクラン ライブラリー)
2011年版NICE(英国政府ガイドライン)
という国際的に有名な公的治療ガイドラインに、難治性小児てんかんの治療食として採用されました。
このように、世界各国で「糖質制限食」は公的に認められています。
糖質制限食の安全性に関しても、少なくとも、米国糖尿病学会、スウェーデン社会保険庁、英国糖尿病学会、コクラン、英国政府において、容認されていることとなりますね。
<カロリー制限食の危険性と糖質制限食の安全性>
A)平均血糖変動幅増大
B)食後高血糖
現在、世界の医学界において、A)B)が糖尿病における最大の酸化ストレスリスクということが明白となっています。
勿論エビデンスとなる論文があります。
酸化ストレスは、がん・老化・動脈硬化・アルツハイマー病などの元凶とされています。
そして、このA)B)を生じるのは、糖質・脂質・タンパク質のうち、糖質を摂取したときだけです。
すなわち、脂質・タンパク質を摂取しても、A)B)は生じません。
そうすると、従来の糖尿病食(高糖質食)を摂取すれば、必ずA)B)が生じて、酸化ストレスリスクが増大することとなります。
一方、糖質制限食なら、A)B)は生じず、酸化ストレスリスクも生じません。
<糖質制限食の長期的安全性は理論的に明らか>
長期的安全性を担保する論文は「糖質制限食」にも「カロリー制限食」にも存在しません。
しかし、毎日「平均血糖変動幅増大」「食後高血糖」を生じるカロリー制限食を長期に続ければ、長期的にも悪い結果しかありえません。
短期的に破綻している食事療法(高糖質食)を長期に続けていい結果がでるわけがありません。
一方、糖質制限食なら、毎日の食事において、「平均血糖変動幅増大」「食後高血糖」は生じませんので、良いことを毎日長期に続けていけば良い結果が待っていることは明らかです。
<合併症の悲劇、カロリー制限食で合併症は防げない>
糖尿病合併症を防ぐには、「食後高血糖」と「平均血糖変動幅増大」を生じないことが必要不可欠です。
しかしながら糖質を摂取すれば、必ず「食後高血糖」と「平均血糖変動幅増大」を生じます。
すなわち、従来の糖尿病食(高糖質食)では、糖尿病合併症を防ぐことは理論的に不可能なのです。
年間
16000人が糖尿病腎症から透析 → 医療費800億円、
3000人が糖尿病網膜症から失明
3000人が糖尿病足病変から足切断
というのが厳しい現実なのです。
これらの方々は、全て医師や栄養士の言うことを聞かずに、薬もまともに内服せずに暴飲・暴食をしたのでしょうか?
いえいえそんなことはありません。
ほとんどの方は、医師や栄養士の言うとおりに、つらくとも我慢してカロリー制限食を実践し、酒も飲まず、運動もし、
血糖コントロールが徐々に悪くなれば、経口糖尿病薬が増えていき、それでも効果が良くなければ、インスリン注射を導入して、清く正しく頑張ってきたにもかかわらず、糖尿病網膜症、糖尿病腎症、糖尿病壊疽・・・を合併してきてしまったのです。
即ち、糖尿病患者さんに罪はないのです。
罪は一重に高糖質食にあるのです。
カロリー制限食(高糖質・低脂質食)を実践する限りは、かなり運が良くない限り糖尿病合併症から免れることは至難の技です。
「食後高血糖」と「平均血糖変動幅増大」を生じない、唯一の食事療法が糖質制限食であり、唯一の合併症予防食なのです。
<終わりに>
週刊現代の無根拠な暴論に対して、きっちりと根拠を示して糖質制限食の有効性と安全性を説明しました。
そして、きっちり根拠を示して、従来の糖尿病食(カロリー制限高糖質食)の危険性を説明しました。
【糖質制限食を実践される時のご注意】
糖質制限食によりリアルタイムに血糖値が改善します。
このため既に、SU剤や速効型インスリン分泌促進剤の内服やインスリン注射をしておられる糖尿人は、低血糖の心配がありますので必ず医師と相談して頂きたいと思います。
血液検査で、活動性の膵炎がある場合、肝硬変の場合、そして長鎖脂肪酸代謝異常症は、糖質制限食は適応となりませんのでご注意ください。
糖質制限食は相対的に高脂肪食になるので、活動性膵炎には適応とならないのです。
肝硬変では、糖新生能力が低下しているため適応となりません。
長鎖脂肪酸代謝異常症では、脂肪酸が上手く利用できないので、適応となりません。
腎不全の場合は、患者さんとよく相談して、糖質制限食を実践するか否か、個別に対応することとなります。
初めて質問させていただきます。
今年の1月に糖尿病の発症を告げられました。
幸運にも先生のご著書「主食をやめると健康になる」と出会い、スーパー糖質制限食を実践中です。
1か月ほどですが、体重は93→83Kg、空腹時血糖も220㎎→116と改善しました。
ところで、同じ頃に牧田善二先生の「糖尿病専門医にまかせなさい」という本を読む機会がありました。
ここでは、糖尿病の合併症を引き起こすのはAGEだとされています。そしてAGEが高いものとして低糖質のチーズが挙げられており、また、同じ食材でも焼いて食べるとAGEが高くなると書いてあります。
この場合、チーズや焼いた肉等は低糖質でも食べないほうがよいのでしょうか?
今年の1月に糖尿病の発症を告げられました。
幸運にも先生のご著書「主食をやめると健康になる」と出会い、スーパー糖質制限食を実践中です。
1か月ほどですが、体重は93→83Kg、空腹時血糖も220㎎→116と改善しました。
ところで、同じ頃に牧田善二先生の「糖尿病専門医にまかせなさい」という本を読む機会がありました。
ここでは、糖尿病の合併症を引き起こすのはAGEだとされています。そしてAGEが高いものとして低糖質のチーズが挙げられており、また、同じ食材でも焼いて食べるとAGEが高くなると書いてあります。
この場合、チーズや焼いた肉等は低糖質でも食べないほうがよいのでしょうか?
2014/02/20(Thu) 18:26 | URL | hakubozan | 【編集】
>週刊現代(2月15日)の記事は、根拠なしの暴論です。
webサイトにまた載ったようですね。
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/38359
糖質制限でたんぱく質が消費されすぎて筋力の低下や骨粗しょう症の危険があるなどの記事です。 私はすでに、2002年以来、12年間スーパー糖質制限食ですが、元気です。
糖質制限食で、筋力低下や骨粗鬆症を生じるというエビデンスは存在しません。
一医師が、持論を展開するのは勝手ですが、根拠となる論文も何も存在しないのですから週刊現代の記事は単なる憶測に過ぎないということです。
根拠のない憶測・暴論を検証もせず取り上げる週刊現代の姿勢には、憤りを覚えます。
★ 日本のジャーナリズムのレベルが分かりますね.面白おかしく話題になればいいので、根拠も、国民の健康もそっちのけです。視聴率や売り上げ部数が上がれば、どうでもいいという態度です。夏井先生も憤慨されていましたが、およそ「社会の木鐸」や「報道の良心」からは、程遠いものです。
「イエローペー」は、百害あって一利なしです。
国民の皆さんが、それに気がついて欲しいと思います。
微力ながら、己の害悪に気がつかない3級マスコミに対抗して、糖質オフのネットワークを少しずつ、着実に広げたいと思います
江部先生。全国の糖質オフの仲間の皆さん
くだらない、根拠なしの報道に惑わされることなく、人々の健康と幸福のために、頑張りましょう!とりわけ、一人で頑張っている方に、エールを送ります。
webサイトにまた載ったようですね。
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/38359
糖質制限でたんぱく質が消費されすぎて筋力の低下や骨粗しょう症の危険があるなどの記事です。 私はすでに、2002年以来、12年間スーパー糖質制限食ですが、元気です。
糖質制限食で、筋力低下や骨粗鬆症を生じるというエビデンスは存在しません。
一医師が、持論を展開するのは勝手ですが、根拠となる論文も何も存在しないのですから週刊現代の記事は単なる憶測に過ぎないということです。
根拠のない憶測・暴論を検証もせず取り上げる週刊現代の姿勢には、憤りを覚えます。
★ 日本のジャーナリズムのレベルが分かりますね.面白おかしく話題になればいいので、根拠も、国民の健康もそっちのけです。視聴率や売り上げ部数が上がれば、どうでもいいという態度です。夏井先生も憤慨されていましたが、およそ「社会の木鐸」や「報道の良心」からは、程遠いものです。
「イエローペー」は、百害あって一利なしです。
国民の皆さんが、それに気がついて欲しいと思います。
微力ながら、己の害悪に気がつかない3級マスコミに対抗して、糖質オフのネットワークを少しずつ、着実に広げたいと思います
江部先生。全国の糖質オフの仲間の皆さん
くだらない、根拠なしの報道に惑わされることなく、人々の健康と幸福のために、頑張りましょう!とりわけ、一人で頑張っている方に、エールを送ります。
はじめまして、南と申します。先生に質問したくメールしました。
私は、スーパ糖質制限に取り組んで4か月が経過しました。
2013.4月に2時間後の血糖値が156でしたので境界型糖尿病と宣告されました。その後も、従来通りの食生活でしたが、9月の血液検査(空腹血糖値98)の時に医師の方から、境界型糖尿病あでれば、早めに食事療法と運動による改善をするように指摘があり、それから4カ月スーパ糖質制限を行ってきました。そして、2014.2月の人間ドッグにて糖負荷試験があるので、前々日から断食を行って、負荷試験に備えました。
すると、驚く結果が出たのです。
空腹時の血糖値:110、HbA1c(NGSP)5.6
ところが、60分値:286、120分値:221 立派な糖尿病型です。前回検査から10か月です。286はほとんどインシュリンがでていません?
納得がいかないので、調べているうちに、試験に備えては3日前から150g以上/日の糖質を摂取しないと耐糖能が悪化した数値になると書いてあるサイトもみかけました。
私の結果は、糖尿病の領域に入ったのでしょうか?
糖質制限の最中に、一時的に過度の糖質を摂取すると制限前の食生活では
生じなかった、急激な血糖値を示すものでしょうか。
私は、スーパ糖質制限に取り組んで4か月が経過しました。
2013.4月に2時間後の血糖値が156でしたので境界型糖尿病と宣告されました。その後も、従来通りの食生活でしたが、9月の血液検査(空腹血糖値98)の時に医師の方から、境界型糖尿病あでれば、早めに食事療法と運動による改善をするように指摘があり、それから4カ月スーパ糖質制限を行ってきました。そして、2014.2月の人間ドッグにて糖負荷試験があるので、前々日から断食を行って、負荷試験に備えました。
すると、驚く結果が出たのです。
空腹時の血糖値:110、HbA1c(NGSP)5.6
ところが、60分値:286、120分値:221 立派な糖尿病型です。前回検査から10か月です。286はほとんどインシュリンがでていません?
納得がいかないので、調べているうちに、試験に備えては3日前から150g以上/日の糖質を摂取しないと耐糖能が悪化した数値になると書いてあるサイトもみかけました。
私の結果は、糖尿病の領域に入ったのでしょうか?
糖質制限の最中に、一時的に過度の糖質を摂取すると制限前の食生活では
生じなかった、急激な血糖値を示すものでしょうか。
南 さん
断食2日間後の、ブドウ糖負荷試験ですか?
75g経口ブドウ糖負荷試験の前は、3日前から150g以上/日の糖質を摂取するという基準があります。
糖尿病になったわけではなく、断食2日間という特殊条件のために
一過性に耐糖能が悪化しただけだと思います。
普通に食べたら元に戻ると思います。
緩やかな糖質制限で充分血糖コントロールできると思います。
空腹時の血糖値:110、HbA1c(NGSP)5.6
ですので、インスリンは普通にでています。
糖質制限の最中に、一時的に過度の糖質を摂取すると制限前の食生活では
生じなかった、急激な血糖値を示すものでしょうか
そういう例もまれにありえると思いますが、今回は断食2日間という特殊条件のほうが大きいと思います。
断食2日間後の、ブドウ糖負荷試験ですか?
75g経口ブドウ糖負荷試験の前は、3日前から150g以上/日の糖質を摂取するという基準があります。
糖尿病になったわけではなく、断食2日間という特殊条件のために
一過性に耐糖能が悪化しただけだと思います。
普通に食べたら元に戻ると思います。
緩やかな糖質制限で充分血糖コントロールできると思います。
空腹時の血糖値:110、HbA1c(NGSP)5.6
ですので、インスリンは普通にでています。
糖質制限の最中に、一時的に過度の糖質を摂取すると制限前の食生活では
生じなかった、急激な血糖値を示すものでしょうか
そういう例もまれにありえると思いますが、今回は断食2日間という特殊条件のほうが大きいと思います。
2014/02/20(Thu) 22:40 | URL | ドクター江部 | 【編集】
通常の食事は、食事の糖質を主エネルギーとして消費します。
糖質制限食では、糖質がすくないので、脂肪を主エネルギーとして消費します。(糖質をエネルギーとする器官もあります)
脂肪がある程度すくなくならないとタンパク質を主エネルギーとすることはほとんどありません。
タンパク質を主エネルギーとする状態は、簡単にいうと、痩せて栄養状態は非常に悪化しています。
糖質と脂肪を一緒に摂ると、先に糖質が消費され、ある程度糖質がなくならないと、脂質は消費されません(糖質をエネルギーとする器官もあります)
糖質制限食では、糖質がすくないので、脂肪を主エネルギーとして消費します。(糖質をエネルギーとする器官もあります)
脂肪がある程度すくなくならないとタンパク質を主エネルギーとすることはほとんどありません。
タンパク質を主エネルギーとする状態は、簡単にいうと、痩せて栄養状態は非常に悪化しています。
糖質と脂肪を一緒に摂ると、先に糖質が消費され、ある程度糖質がなくならないと、脂質は消費されません(糖質をエネルギーとする器官もあります)
インスリン抵抗性は、脂肪が多すぎるために、インスリンの糖→中性脂肪の変換ができにくくなっている状態です。インスリンの効果をあげるためインスリンを増量して対応しています。糖質制限食では、脂肪を消費していくので、インスリンは効果的になります。カロリー制限食(従来の食事制限法)では、食事の糖質により日常生活で必要な主エネルギーを満たしてしまい、脂肪の消費が少ないのでインスリン抵抗性は残り、かつ、糖質を摂っていくので血糖値を上げ、インスリンの必要量をさらに上げてしまいます。
こんにちは。
非糖尿人ですがスーパー糖質制限を始めて2年が経過しました。
私は介護施設に勤務しています。最近ふと疑問に思ったこと。
最近入所された老年期の利用者さん。
若い頃膠原病を患いネフローゼや糖尿病を併発。
年末年始に血糖値が安定しないとのことで入院。
その後血糖値が安定したとのことで退院されました。
1日複数回のインスリン注射を条件に。
諸諸の理由でステロイド剤は減量出来ないのと、
カロリー制限食なので、止むを得ないのかと。
インスリンの単位は「食事摂取量」を見ながら看護師が決めます。
そして何より驚いたことが病院から指示された血糖値測定。
「3食前後を1日1食ずつずらして測ると変動パターンが見える」
今週の血液検査では血糖値は安定しているとのことですが。
これって本当に改善しているのかと疑問に思う日々です。
非糖尿人ですがスーパー糖質制限を始めて2年が経過しました。
私は介護施設に勤務しています。最近ふと疑問に思ったこと。
最近入所された老年期の利用者さん。
若い頃膠原病を患いネフローゼや糖尿病を併発。
年末年始に血糖値が安定しないとのことで入院。
その後血糖値が安定したとのことで退院されました。
1日複数回のインスリン注射を条件に。
諸諸の理由でステロイド剤は減量出来ないのと、
カロリー制限食なので、止むを得ないのかと。
インスリンの単位は「食事摂取量」を見ながら看護師が決めます。
そして何より驚いたことが病院から指示された血糖値測定。
「3食前後を1日1食ずつずらして測ると変動パターンが見える」
今週の血液検査では血糖値は安定しているとのことですが。
これって本当に改善しているのかと疑問に思う日々です。
2014/02/21(Fri) 10:19 | URL | ラックマン | 【編集】
ラックマン さん
せめて、カーボカウントをして
インスリンの量を決めて欲しいですね。
せめて、カーボカウントをして
インスリンの量を決めて欲しいですね。
2014/02/21(Fri) 17:40 | URL | ドクター江部 | 【編集】
江部先生
お久しぶりです。
ご活躍をいつも拝見しております。
これからも私たちのためにお元気で頑張って下さいませ。
さて、琉球大学の益崎裕章氏が、慢性的な高脂肪食と視床下部の関係について書かれていました。高脂肪食には麻薬的な依存性がある、ということらしいのですが。ねずみでの実験を元にしているようなので、人間に当てはめられても困る気もしつつ…。
私たちのような素人では、このご意見が良いのか悪いのかさえよくわかりません。
大変お忙しいところ恐縮ですが、もし益崎氏の見解についてご存知でしたら、解説していただけると不安がなくなると思います。たぶん、またマスコミに利用されそうな雰囲気のご意見ですので…。
よろしくお願いいたします。
お久しぶりです。
ご活躍をいつも拝見しております。
これからも私たちのためにお元気で頑張って下さいませ。
さて、琉球大学の益崎裕章氏が、慢性的な高脂肪食と視床下部の関係について書かれていました。高脂肪食には麻薬的な依存性がある、ということらしいのですが。ねずみでの実験を元にしているようなので、人間に当てはめられても困る気もしつつ…。
私たちのような素人では、このご意見が良いのか悪いのかさえよくわかりません。
大変お忙しいところ恐縮ですが、もし益崎氏の見解についてご存知でしたら、解説していただけると不安がなくなると思います。たぶん、またマスコミに利用されそうな雰囲気のご意見ですので…。
よろしくお願いいたします。
2014/02/21(Fri) 18:27 | URL | ちか | 【編集】
食物中のAGESは消化されて栄養素になるため人体に悪い影響はありません。
本当に悪いのは、高血糖が人体の血管の蛋白質を糖化させ、糖化によりAGESを経て血管が破壊されることで、これが高血糖の最大のリスクとなります。
失明も神経障害も腎障害も高血糖の糖化による血管の破壊によって生じます。
本当に悪いのは、高血糖が人体の血管の蛋白質を糖化させ、糖化によりAGESを経て血管が破壊されることで、これが高血糖の最大のリスクとなります。
失明も神経障害も腎障害も高血糖の糖化による血管の破壊によって生じます。
2014/02/21(Fri) 23:55 | URL | なんでだろう | 【編集】
糖質制限で10㌔減量し現在55㌔(身長164㌢)。先週から風邪を引いて(子どもからうつされたと思ってますが)なかなか治らず近医受診。発熱していたためインフルエンザの検査をしましたが、結果は陰性だったため様子をみていたところ、昨日になり急に胸が苦しくなり(今思い返すと、苦しくなりつつあったようにも思います。)、呼吸もしずらくなってきたので胸部レントゲンを撮ったところ縦隔気腫と診断されました。咳はしてましたが激しく、続くことはなかったように思います。今まで一度もそのような診断を受けたことはありません。
糖質制限で数ヵ月~数年かけて減量しやせ形体型になった際、風邪から合併して気胸や縦隔気腫を起こすことはありますか? また過去にそのような症例はありますか?
お手数ですがご回答下さい。よろしくお願いたします。
糖質制限で数ヵ月~数年かけて減量しやせ形体型になった際、風邪から合併して気胸や縦隔気腫を起こすことはありますか? また過去にそのような症例はありますか?
お手数ですがご回答下さい。よろしくお願いたします。
2014/02/22(Sat) 07:10 | URL | もうあかん | 【編集】
Ami さん
魚類、肉類、乳製品、卵製品、葉野菜、海藻、茸・・・糖質制限食なら
「食物繊維、ビタミンB2、E、D」全てOKです。
1回の食事の糖質量が20g以下なら、食後血糖値が180mgを超えないので、
それが目安です。
その範囲で手作りのスイーツもOKです。
間食なら1回の糖質量5g以下が目安です。
普通の納豆は100gあたり5.4gくらいの糖質です。
炭水化物-食物繊維=糖質
です。
1回の食事の糖質量が20g以下の範囲で少量の玄米もOKです。
魚類、肉類、乳製品、卵製品、葉野菜、海藻、茸・・・糖質制限食なら
「食物繊維、ビタミンB2、E、D」全てOKです。
1回の食事の糖質量が20g以下なら、食後血糖値が180mgを超えないので、
それが目安です。
その範囲で手作りのスイーツもOKです。
間食なら1回の糖質量5g以下が目安です。
普通の納豆は100gあたり5.4gくらいの糖質です。
炭水化物-食物繊維=糖質
です。
1回の食事の糖質量が20g以下の範囲で少量の玄米もOKです。
2014/02/22(Sat) 07:54 | URL | ドクター江部 | 【編集】
機能性低血糖の治療をしています。
糖質制限食を始めて、たんぱく質をよく食べるようになってから、コレステロールの値がかなり高いです。
血液検査の結果、430ほどもあり、医師から抗酸化作用のサプリを飲むよう言われました。
先生の今までのコメントをみると、コレステロールの値が上がる人もいるけれど、1、2年すると落ち着いてくるとありましたが、様子みでいいのでしょうか?
糖質制限食を始めて、たんぱく質をよく食べるようになってから、コレステロールの値がかなり高いです。
血液検査の結果、430ほどもあり、医師から抗酸化作用のサプリを飲むよう言われました。
先生の今までのコメントをみると、コレステロールの値が上がる人もいるけれど、1、2年すると落ち着いてくるとありましたが、様子みでいいのでしょうか?
2014/02/22(Sat) 07:56 | URL | 木村 | 【編集】
なんでだろう さん
私も高血糖により体内で産生されるAGEsが血管傷害の元凶と思います。
食物由来のAGEsに関しては、少量は吸収されるようですが、人体への影響はよくわからない段階のようですね。
私も高血糖により体内で産生されるAGEsが血管傷害の元凶と思います。
食物由来のAGEsに関しては、少量は吸収されるようですが、人体への影響はよくわからない段階のようですね。
2014/02/22(Sat) 08:04 | URL | ドクター江部 | 【編集】
もうあかん さん
縦隔気腫は、過去に経験がありませんのでよくわかりません。
すいません。
縦隔気腫は、過去に経験がありませんのでよくわかりません。
すいません。
2014/02/22(Sat) 08:06 | URL | ドクター江部 | 【編集】
木村 さん
コレステロール値に関しては、肝臓での産生が調整されるので、1~2年で落ち着くことが多いですが、
気になればゼチーアという食物からのコレステロールを吸収しにくくする藥が比較的副作用が少なくていいと思います。
扉ページのカテゴリーの「コレステロール」の項もご参照ください。
コレステロール値に関しては、肝臓での産生が調整されるので、1~2年で落ち着くことが多いですが、
気になればゼチーアという食物からのコレステロールを吸収しにくくする藥が比較的副作用が少なくていいと思います。
扉ページのカテゴリーの「コレステロール」の項もご参照ください。
2014/02/22(Sat) 08:10 | URL | ドクター江部 | 【編集】
ちか さん
マウスに高脂肪食を摂取させるのは本来無理筋です。
なぜなら、マウスやラットなどネズミ類は、本来の主食は草の種子(即ち今の穀物)です。
すなわち、ネズミの主食はあくまでも「穀物=低脂質食」なのです。
ただ益崎先生の実験は、玄米を食べさせるとマウスが高脂肪食を好まなくなるという趣旨のようです。
人間には動物実験の結果はそう簡単にはあてはまらないと思います。
マウスに高脂肪食を摂取させるのは本来無理筋です。
なぜなら、マウスやラットなどネズミ類は、本来の主食は草の種子(即ち今の穀物)です。
すなわち、ネズミの主食はあくまでも「穀物=低脂質食」なのです。
ただ益崎先生の実験は、玄米を食べさせるとマウスが高脂肪食を好まなくなるという趣旨のようです。
人間には動物実験の結果はそう簡単にはあてはまらないと思います。
2014/02/22(Sat) 08:26 | URL | ドクター江部 | 【編集】
何の根拠ももなく一般読者は信じてしまうのがとても心配です。医師の反論を週刊誌を借りてするなんてことは卑怯です。反論するならきちんとしたデータでしかるべきところでするべきです。週刊現代はもう読まない事に決めました。
なんでだろうさん、江部先生ご回答ありがとうございました。
最近は、朝ゆで卵、昼クルミとチーズキャンディー、夕は主食抜きという形で食生活が定着してまして、チーズの占める割合が高く多少心配してました。
今後も続けていきたいと思います。
最近は、朝ゆで卵、昼クルミとチーズキャンディー、夕は主食抜きという形で食生活が定着してまして、チーズの占める割合が高く多少心配してました。
今後も続けていきたいと思います。
2014/02/22(Sat) 13:09 | URL | hakubozan | 【編集】
chie さん
確かに週刊現代の記事は、お粗末です。
週刊ポストの記事が、賛否両論を掲載していたので
ジャーナリズムの立場としてはまあまあでしたね。
確かに週刊現代の記事は、お粗末です。
週刊ポストの記事が、賛否両論を掲載していたので
ジャーナリズムの立場としてはまあまあでしたね。
2014/02/22(Sat) 14:02 | URL | ドクター江部 | 【編集】
確かに週刊現代の記事はひどいと思います。
確かに脂っこいもんばっかたべてりゃ体は壊しますけどそれとどう炭水化物と関係ありますか。
論点のすり替えを行う週刊現代の記事は悪質です。
確かに脂っこいもんばっかたべてりゃ体は壊しますけどそれとどう炭水化物と関係ありますか。
論点のすり替えを行う週刊現代の記事は悪質です。
2014/02/24(Mon) 16:55 | URL | 1124英太 | 【編集】
今年から「スタンダード糖質制限食」を始めています。 一点だけ、ずっと気になっていたことがあり、この機会に質問させていただきます。
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<糖質制限食の長期的安全性は理論的に明らか>
「平均血糖変動幅増大」「食後高血糖」を生じるカロリー制限食を長期に続ければ、長期的にも悪い結果しかありえません。
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この点に関しては、先生のお話に100%納得しています。
気になっている点というのは、「肉をいくらとっても良い」ということです。 テレビ収録などでも、強調されています。
前にコリン・キャンベル博士が主導したチャイナプロジェクト(史上最大の疫学大調査ともいわれています)に関する本を読みました。ここでは「動物性たんぱくの問題」が指摘されています。博士は確か現在ビーガンです。
葬られた「第二のマクガバン報告」(上巻)
http://goo.gl/lzObzJ
糖質制限食に反対する人たちからは、「長期的なエビデンスがない」という反論がよく出されますが、「動物性たんぱく質をたくさんとる」ことへのエビデンスは、チャイナスタデイなどがあるのではと考えます。
この面から、「糖質制限食」が問題になっていかなければいいなと願っています。
私自身は、「動物性タンパクの量を考慮しながら、糖質制限食を続ける」というスタンスで当分やりたいと思っていますが・・・・ (始めて一週間ほどで、白髪が黒くなってきて驚いています)
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<糖質制限食の長期的安全性は理論的に明らか>
「平均血糖変動幅増大」「食後高血糖」を生じるカロリー制限食を長期に続ければ、長期的にも悪い結果しかありえません。
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この点に関しては、先生のお話に100%納得しています。
気になっている点というのは、「肉をいくらとっても良い」ということです。 テレビ収録などでも、強調されています。
前にコリン・キャンベル博士が主導したチャイナプロジェクト(史上最大の疫学大調査ともいわれています)に関する本を読みました。ここでは「動物性たんぱくの問題」が指摘されています。博士は確か現在ビーガンです。
葬られた「第二のマクガバン報告」(上巻)
http://goo.gl/lzObzJ
糖質制限食に反対する人たちからは、「長期的なエビデンスがない」という反論がよく出されますが、「動物性たんぱく質をたくさんとる」ことへのエビデンスは、チャイナスタデイなどがあるのではと考えます。
この面から、「糖質制限食」が問題になっていかなければいいなと願っています。
私自身は、「動物性タンパクの量を考慮しながら、糖質制限食を続ける」というスタンスで当分やりたいと思っていますが・・・・ (始めて一週間ほどで、白髪が黒くなってきて驚いています)
2014/02/25(Tue) 10:05 | URL | 糖質制限一年生 | 【編集】
糖質制限一年生 さん
いろんな意見があると思います。
葬られた「第二のマクガバン報告」(上巻) は読みましたが
私は個人的には信頼度の低い本と思いました。
動物性蛋白質に関して、例えば本日(2014.2.25)の記事の久山町研究データでは、脳出血予防に有効ですね。
「糖質摂取の多い集団で心血管疾患発症リスクが高い」という上海コホート研究もありますよ。
2013年10月16日 (水)の本ブログ記事
MTpro、「糖質摂取の多い集団で心血管疾患発症リスクが高い」をご参照いただけば幸いです。
私自身は、肉と魚が1:1くらいが目安かと思っています。(エビデンスはありませんが・・・)
2012年04月09日 (月)の本ブログ記事
「飽和脂肪酸摂取量と脳心血管イベント発生は関係がない」
もご参照いただけば幸いです。
いろんな意見があると思います。
葬られた「第二のマクガバン報告」(上巻) は読みましたが
私は個人的には信頼度の低い本と思いました。
動物性蛋白質に関して、例えば本日(2014.2.25)の記事の久山町研究データでは、脳出血予防に有効ですね。
「糖質摂取の多い集団で心血管疾患発症リスクが高い」という上海コホート研究もありますよ。
2013年10月16日 (水)の本ブログ記事
MTpro、「糖質摂取の多い集団で心血管疾患発症リスクが高い」をご参照いただけば幸いです。
私自身は、肉と魚が1:1くらいが目安かと思っています。(エビデンスはありませんが・・・)
2012年04月09日 (月)の本ブログ記事
「飽和脂肪酸摂取量と脳心血管イベント発生は関係がない」
もご参照いただけば幸いです。
2014/02/25(Tue) 15:33 | URL | ドクター江部 | 【編集】
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