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週刊現代は、無根拠の暴論。糖質制限食は世界で公的に認められている。
【14/02/03 peco

はじめまして。昨年8月に糖尿病と診断され、病院で勧められた食事法(カロリー制限)の後、先生の著書に出会い、糖質制限に切り替えた結果1月には 空腹時血糖値 250 →120前後
10%→6.7%と改善し、それだけでなくそれまでどうしても下がらなかった肝臓の数値や中性脂肪も大幅に改善しました。

心配なのはLDL HDLともにあまり変化がみられないことです。長い目でみれば、だんだん改善されてくるのでしょうか?他の数値が劇的に改善したので、こちらはどうなのかとちょっと心配になりました。

さらに本日週刊現代に糖質制限でたんぱく質が消費されすぎて筋力の低下や骨粗しょう症の危険があるとの記事が載りました。

ブログにて先生のお考えをお聞かせいただけるとうれしいです。】



peco さん

拙著のご購入、ありがとうございます。

コレステロールに関しては、 扉ページの、コレステロールの項をご参照ください。

週刊現代(2月15日)の記事は、、根拠なしの暴論です。

私はすでに、2002年以来、12年間スーパー糖質制限食ですが、元気ですよ。

糖質制限食で、筋力低下や骨粗鬆症を生じるというエビデンスは存在しません。

一医師が、持論を展開するのは、勝手ですが、根拠となる論文も何も存在しないのですから単なる憶測ということです。

根拠のない憶測・暴論を検証もせず取り上げる週刊現代の姿勢には、憤りを覚えます。

米国糖尿病学会は、2013年10月の栄養療法に関するコメントで、正式に「糖質制限食」を受容しています。

スウェーデン社会保険庁も、「糖質制限食」を公的に認めています。

英国糖尿病学会も「糖質制限食」を選択肢の一つとして認めています。

糖質制限食に関して、世界の趨勢に、出遅れて、ガラパゴス状態なのが、日本糖尿病学会です。

Ketogenic Diet(ケトン食)は、スーパー糖質制限食より更に厳しい糖質制限を実践しますが、

2010年版COCHRANE LIBRARLY(コクラン ライブラリー)
2011年版NICE(英国政府ガイドライン)

という国際的に有名な公的治療ガイドラインに、難治性小児てんかんの治療食として採用されました。

このように、世界各国で「糖質制限食」は公的に認められています。

糖質制限食の安全性に関しても、少なくとも、米国糖尿病学会、スウェーデン社会保険庁、英国糖尿病学会、コクラン、英国政府において、容認されていることとなりますね。



江部康二


テーマ:糖質制限食
ジャンル:ヘルス・ダイエット
コメント
江部先生、疑問に答えてくださってありがとうございます。当ブログの記事や先生の本を読み返し、コレステロールや骨粗しょう症の件、納得しました。
最近糖質制限がダイエット法としてメディアでもてはやされているので、それを否定するような記事も沢山出てくるのですね。
昨日いとこが53歳で糖尿病のコントロールができなかったことが要因と思われる心筋梗塞で急死、さらにもう一人のいとこはついに透析のお世話にならなければならない状態に。。糖質制限がもっと一般に広まれば、こんな不幸なことは減るのではないでしょうか。
悲しみを教訓に、先生のブログや本をバイブルにして今後も糖質制限できちんとコントロールして行こうと誓いました。
2014/02/04(Tue) 20:08 | URL | peco | 【編集
糖質制限語るまえに、中学生レベルの算数を。
人体の維持に必要なエネルギーをたんぱく質と脂質でまかなうためには数キログラムの肉を食べる必要がある。と言っている関西電力病院長の言っていることにを理解するわけにはいきません。
2014/02/04(Tue) 21:19 | URL | 馬場一 | 【編集
ケトン体は安全
江部先生、
私も先生にお礼を申し上げます。今までの自分の体で実証してきた糖質制限の食事療法で糖尿病のコントロールは大丈夫だ、と信じているのに弱い心はすぐに横槍に刺されてしまいます。ケトン体は安全で癌の治療法にもなっていること、また教えてくださってありがとうございました。

ケトン体が危険だと記してあったのは「正しく知る糖質制限食・NPO法人日本ローカーボ食研究会=編著」でした。
2014/02/04(Tue) 22:28 | URL | nana | 【編集
Re: 糖質制限語るまえに、中学生レベルの算数を
五訂 日本食品標準成分表

http://cgi.members.interq.or.jp/sapphire/satoshi/cgi-bin/nutrition/database.cgi?sline=1350&print=1&keys1=11006&tid=list1

和牛・かた・赤肉-生 100gあたり

エネルギー 201.0 kcal
たんぱく質 20.2 g
脂質 12.2 g
炭水化物 0.3 g

糖尿病学会の推奨する1800kcal/dayなら、和牛を900g/day 食べればよい

小学生でもできる計算である
2014/02/05(Wed) 11:20 | URL | 精神科医師A | 【編集
論文に勝てるものなし
糖質制限ダイエット「日本人にも有効」論文発表で流行加速も

http://news.ameba.jp/20140206-55/
2014/02/06(Thu) 12:25 | URL | 精神科医師A | 【編集
Re: 論文に勝てるものなし
精神科医師A さん

情報をありがとうございます。
週刊ポストの記事ですね。

江部康二の名前もでていますし、山田悟先生の論文の紹介もあります。
糖質制限食への追い風となる記事ですね。

ただ江部康二医師が糖尿病専門医と書いてありますがただの内科医です。
2014/02/07(Fri) 07:48 | URL | ドクター江部 | 【編集
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