2014年01月22日 (水)
京都にて医療関係者向けの講演会を開催します。
臨床における糖質制限食療法の導入について、三部構成で具体的かつ実践的に講義します。
今回は、糖尿病に絞って最新の情報を取り上げてお話します。
米国糖尿病学会が2008年以来5年ぶりに、成人糖尿病患者の食事療法に関する声明(Position Statement on Nutrition Therapy)を改訂しました。(Diabetes Care 2013年10月9日オンライン版)
2013年10月の米国糖尿病学会の栄養療法の声明は画期的なものであり、
全ての糖尿病患者に適した“one-size-fits-all(唯一無二の)”食事パターンは存在しないとの見解を表明しました。
このことは、唯一無二の食事療法を推奨し続けている日本糖尿病学会に対する痛烈な批判となっています。
そして、患者ごとにさまざまな食事パターン〔地中海食,ベジタリアン食,糖質制限食,低脂質食,DASH(Dietary Approaches to Stop Hypertension)食〕が受容可能であるとしています。
糖質制限食もちゃんと認められています。
2013年日本腎臓病学会の糖尿病腎症のガイドラインも蛋白質制限に関して、大きな変化がありました。
そして糖尿病患者さんの血液検査データも豊富に紹介します。
同一摂取カロリーで揃えた「従来の糖尿病食 VS スーパー糖質制限食」の血糖値の日内変動データ比較は圧巻です。
食後高血糖と平均血糖変動幅に関しては、糖質制限食の圧勝で、その差は「月とスッポン」です。
糖尿病合併症を防ぐには、「食後高血糖」と「平均血糖変動幅増大」を生じないことが必要不可欠です。
しかしながら糖質を摂取すれば、必ず「食後高血糖」と「平均血糖変動幅増大」を生じます。
「食後高血糖」と「平均血糖変動幅増大」を生じない、唯一の食事療法が糖質制限食なのです。
すなわち、従来の糖尿病食(高糖質食)では、糖尿病合併症を防ぐことは理論的に不可能なのです。
年間
16000人が糖尿病腎症から透析 → 医療費800億円、
3000人が糖尿病網膜症から失明
3000人が糖尿病足病変から足切断
というのが厳しい現実なのです。
糖尿病合併症を生じさせないために、医療関係者の皆さんには、是非糖質制限食を学びそのエキスパートとなって欲しいと願ってやみません。
第一部と第二部は理事長 江部康二による糖質制限食療法の基礎理論・症例の検討・薬剤の使い方・最新の動向についての講義、第三部は高雄病院の橋本眞由美管理栄養士による糖質制限給食や栄養指導などの取り組みについての講義です。
江部康二
以下事務局からの案内です。
//////////////////ご案内////////////////////
一般社団法人 日本糖質制限医療推進協会主催
医療関係者向け講演会 京都
「糖尿病治療のための糖質制限食指導」
■日時: 2014年3月9日(日)13:00~ ※受付12:40~
■場所:メルパルク京都 4F 研修室3【藤】
京都市下京区東洞院通七条下ル東塩小路町676番13
アクセス:JR京都駅(烏丸中央口)から徒歩1分
http://www.mielparque.jp/kyoto/access/
■スケジュール:
第一部: 13:00~14:05 「基礎理論」 ※講師A
休憩 14:05~14:15
第二部: 14:15~15:20 「症例検討と薬剤の使い方」 ※講師A
休憩 15:20~15:40
第三部: 15:40~16:50
「高雄病院 糖質制限給食の実際と栄養士の関わり方」※講師B
*講義時間・質疑応答時間について
第一部・第二部は講座各50分、質疑応答各15分
第三部は講座50分、質疑応答20分を予定しております。
■講師
A:江部 康二 医師
(一財)高雄病院 理事長
(一社)日本糖質制限医療推進協会 理事長
B:橋本 眞由美 管理栄養士
(一財)高雄病院 栄養管理部 部長
■対象:医療従事者(医師、歯科医師、薬剤師、看護師、栄養士、鍼灸師など)
■補足:
・「糖尿病治療のための!糖質制限食パーフェクトガイド」(東洋経済新報社)
レベルの内容を予定しておりますので、事前に同著を読んでおいていただく
ことを推奨致します。
・参加頂いた皆様には、映写資料データ(PDF)のCDをお配り致します。
■受講費:
・賛助会員 8,000円
・一般(非会員) 10,000円
■お支払い方法:クレジットカード/銀行振込/郵便振替 ※事前決済のみとなりま
す。
■お申し込み方法
・賛助会員の方
事務局までメールにて以下2点をご記入の上、お申し込み下さい。
①「3/9セミナー、受講希望」のコメント
②医療機関にて従事していらっしゃる職種
・賛助会員入会をご希望の方
1.入会案内および会員規約をお読み下さい。
http://toushitsuseigen.or.jp/member.html
2.入会・受講のお申し込みはこちらのフォームからお願いします。
http://toushitsuseigen.or.jp/contact.php
「お問い合せ内容」欄に以下2点をご記入下さい。
①「3/9セミナー、受講希望」のコメント
②医療機関にて従事していらっしゃる職種
・一般(非会員)で、講演会の受講のみご希望の方
こちらのフォームよりお申し込み下さい。
https://ssl.form-mailer.jp/fms/0625a3b0281969
■お申し込みの流れ
1.会員の方はメールにて、会員以外の方は各種フォームにてご連絡下さい。
2.事務局よりお支払い方法についてメールでご連絡します。
3.入金確認後、予約確定のメールをお送りします。
4.当日、直接会場までお越し下さい。
■その他:
・予約制です。当日参加はできません。
・キャンセルは3月5日(水)までにお願い致します。
それ以降の返金には対応致しかねますので予めご了承ください。
////////////////////////////////////////////////
臨床における糖質制限食療法の導入について、三部構成で具体的かつ実践的に講義します。
今回は、糖尿病に絞って最新の情報を取り上げてお話します。
米国糖尿病学会が2008年以来5年ぶりに、成人糖尿病患者の食事療法に関する声明(Position Statement on Nutrition Therapy)を改訂しました。(Diabetes Care 2013年10月9日オンライン版)
2013年10月の米国糖尿病学会の栄養療法の声明は画期的なものであり、
全ての糖尿病患者に適した“one-size-fits-all(唯一無二の)”食事パターンは存在しないとの見解を表明しました。
このことは、唯一無二の食事療法を推奨し続けている日本糖尿病学会に対する痛烈な批判となっています。
そして、患者ごとにさまざまな食事パターン〔地中海食,ベジタリアン食,糖質制限食,低脂質食,DASH(Dietary Approaches to Stop Hypertension)食〕が受容可能であるとしています。
糖質制限食もちゃんと認められています。
2013年日本腎臓病学会の糖尿病腎症のガイドラインも蛋白質制限に関して、大きな変化がありました。
そして糖尿病患者さんの血液検査データも豊富に紹介します。
同一摂取カロリーで揃えた「従来の糖尿病食 VS スーパー糖質制限食」の血糖値の日内変動データ比較は圧巻です。
食後高血糖と平均血糖変動幅に関しては、糖質制限食の圧勝で、その差は「月とスッポン」です。
糖尿病合併症を防ぐには、「食後高血糖」と「平均血糖変動幅増大」を生じないことが必要不可欠です。
しかしながら糖質を摂取すれば、必ず「食後高血糖」と「平均血糖変動幅増大」を生じます。
「食後高血糖」と「平均血糖変動幅増大」を生じない、唯一の食事療法が糖質制限食なのです。
すなわち、従来の糖尿病食(高糖質食)では、糖尿病合併症を防ぐことは理論的に不可能なのです。
年間
16000人が糖尿病腎症から透析 → 医療費800億円、
3000人が糖尿病網膜症から失明
3000人が糖尿病足病変から足切断
というのが厳しい現実なのです。
糖尿病合併症を生じさせないために、医療関係者の皆さんには、是非糖質制限食を学びそのエキスパートとなって欲しいと願ってやみません。
第一部と第二部は理事長 江部康二による糖質制限食療法の基礎理論・症例の検討・薬剤の使い方・最新の動向についての講義、第三部は高雄病院の橋本眞由美管理栄養士による糖質制限給食や栄養指導などの取り組みについての講義です。
江部康二
以下事務局からの案内です。
//////////////////ご案内////////////////////
一般社団法人 日本糖質制限医療推進協会主催
医療関係者向け講演会 京都
「糖尿病治療のための糖質制限食指導」
■日時: 2014年3月9日(日)13:00~ ※受付12:40~
■場所:メルパルク京都 4F 研修室3【藤】
京都市下京区東洞院通七条下ル東塩小路町676番13
アクセス:JR京都駅(烏丸中央口)から徒歩1分
http://www.mielparque.jp/kyoto/access/
■スケジュール:
第一部: 13:00~14:05 「基礎理論」 ※講師A
休憩 14:05~14:15
第二部: 14:15~15:20 「症例検討と薬剤の使い方」 ※講師A
休憩 15:20~15:40
第三部: 15:40~16:50
「高雄病院 糖質制限給食の実際と栄養士の関わり方」※講師B
*講義時間・質疑応答時間について
第一部・第二部は講座各50分、質疑応答各15分
第三部は講座50分、質疑応答20分を予定しております。
■講師
A:江部 康二 医師
(一財)高雄病院 理事長
(一社)日本糖質制限医療推進協会 理事長
B:橋本 眞由美 管理栄養士
(一財)高雄病院 栄養管理部 部長
■対象:医療従事者(医師、歯科医師、薬剤師、看護師、栄養士、鍼灸師など)
■補足:
・「糖尿病治療のための!糖質制限食パーフェクトガイド」(東洋経済新報社)
レベルの内容を予定しておりますので、事前に同著を読んでおいていただく
ことを推奨致します。
・参加頂いた皆様には、映写資料データ(PDF)のCDをお配り致します。
■受講費:
・賛助会員 8,000円
・一般(非会員) 10,000円
■お支払い方法:クレジットカード/銀行振込/郵便振替 ※事前決済のみとなりま
す。
■お申し込み方法
・賛助会員の方
事務局までメールにて以下2点をご記入の上、お申し込み下さい。
①「3/9セミナー、受講希望」のコメント
②医療機関にて従事していらっしゃる職種
・賛助会員入会をご希望の方
1.入会案内および会員規約をお読み下さい。
http://toushitsuseigen.or.jp/member.html
2.入会・受講のお申し込みはこちらのフォームからお願いします。
http://toushitsuseigen.or.jp/contact.php
「お問い合せ内容」欄に以下2点をご記入下さい。
①「3/9セミナー、受講希望」のコメント
②医療機関にて従事していらっしゃる職種
・一般(非会員)で、講演会の受講のみご希望の方
こちらのフォームよりお申し込み下さい。
https://ssl.form-mailer.jp/fms/0625a3b0281969
■お申し込みの流れ
1.会員の方はメールにて、会員以外の方は各種フォームにてご連絡下さい。
2.事務局よりお支払い方法についてメールでご連絡します。
3.入金確認後、予約確定のメールをお送りします。
4.当日、直接会場までお越し下さい。
■その他:
・予約制です。当日参加はできません。
・キャンセルは3月5日(水)までにお願い致します。
それ以降の返金には対応致しかねますので予めご了承ください。
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低血糖の治療で糖質制限をしています。血液検査をする病院はありますが、近くに専門の病院はなく、本などを読んで自分で勉強しながら体調をみています。
糖尿病とは違うので、糖質量はそれほどきにせず、GI値の低いものなら食べても大丈夫とおもっていましたが、そうではないのでしょうか?
糖尿病の方と同様、糖質量にきをつければ機能性低血糖症も改善していくものでしょうか?
糖尿病とは違うので、糖質量はそれほどきにせず、GI値の低いものなら食べても大丈夫とおもっていましたが、そうではないのでしょうか?
糖尿病の方と同様、糖質量にきをつければ機能性低血糖症も改善していくものでしょうか?
2014/01/23(Thu) 08:42 | URL | 木村 | 【編集】
品種改良(改悪)された糖分たっぷりのバナナはサルに良くないという記事を読ませていただき、さもありなんと思いました。
さて、ひとつ質問したいことがあり投稿しました。
それは肉、魚など動物性タンパク質、脂肪は人体に優しい健康食で、たくさん食べてよいとのことですが、その理由を教えていただきたいと思っております。それらは食べた後、人体の中でどのように変化し、どこへ流れていくのでしょうか?それらの作用はどのようなものでしょうか?
糖質を大量摂取すると食後血糖値を跳ね上げ、インシュリンの大量分泌という事態となり、人体にとって有害というか負担が大きいということは、このブログやご著書を読んで理解しておりますが、それとの対比でタンパク質、脂肪はどうなのかと思っております。
素人考えでは消化、吸収されてアミノ酸、脂肪酸などのかたちで血液に取り込まれていくけれど、血管などを傷つけることなく、それら有益な栄養素の血中濃度が上昇するだけであり、やがていろいろな臓器に取り込まれ、有益に利用されていく、とそういうふうに想像しております。
さて、ひとつ質問したいことがあり投稿しました。
それは肉、魚など動物性タンパク質、脂肪は人体に優しい健康食で、たくさん食べてよいとのことですが、その理由を教えていただきたいと思っております。それらは食べた後、人体の中でどのように変化し、どこへ流れていくのでしょうか?それらの作用はどのようなものでしょうか?
糖質を大量摂取すると食後血糖値を跳ね上げ、インシュリンの大量分泌という事態となり、人体にとって有害というか負担が大きいということは、このブログやご著書を読んで理解しておりますが、それとの対比でタンパク質、脂肪はどうなのかと思っております。
素人考えでは消化、吸収されてアミノ酸、脂肪酸などのかたちで血液に取り込まれていくけれど、血管などを傷つけることなく、それら有益な栄養素の血中濃度が上昇するだけであり、やがていろいろな臓器に取り込まれ、有益に利用されていく、とそういうふうに想像しております。
2014/01/23(Thu) 08:50 | URL | コバタケ | 【編集】
木村さんへ
機能性低血糖と糖質制限食
先生の過去記事に、
【機能性低血糖と糖質制限食】という記事があります。
http://koujiebe.blog95.fc2.com/blog-entry-2788.html
なお、糖質量とGI値は、イコールではありません。
従いまして、糖質制限に取り組む場合は、
糖質量をカウントする必要があります。
機能性低血糖と糖質制限食
先生の過去記事に、
【機能性低血糖と糖質制限食】という記事があります。
http://koujiebe.blog95.fc2.com/blog-entry-2788.html
なお、糖質量とGI値は、イコールではありません。
従いまして、糖質制限に取り組む場合は、
糖質量をカウントする必要があります。
2014/01/23(Thu) 10:48 | URL | 玉露 | 【編集】
返信ありがとうございます。
糖質制限食で改善するなら、少し希望がもてました。この病気が体調不良の原因とわかるまで5年近くかかりましたので…。
これまでGI値には気をつけてきましたが、トータルの糖質量もきをつけたいとおいます。砂糖の接種はひかえていますが、量を守れば大丈夫ということなんですよね?
乳糖の成分が怖くて牛乳、ヨーグルトはもちろん、チーズも食べていなかったので試してみようかと思います。
糖質制限食で改善するなら、少し希望がもてました。この病気が体調不良の原因とわかるまで5年近くかかりましたので…。
これまでGI値には気をつけてきましたが、トータルの糖質量もきをつけたいとおいます。砂糖の接種はひかえていますが、量を守れば大丈夫ということなんですよね?
乳糖の成分が怖くて牛乳、ヨーグルトはもちろん、チーズも食べていなかったので試してみようかと思います。
2014/01/23(Thu) 18:18 | URL | 木村 | 【編集】
スーパー糖質制限をしながら時折プチ糖質制限として三食のどこかで炭水化物を摂取する形で糖質制限していくことは如何なものなのでしょうか。
スーパーだと継続する自信がなくて…
血糖値が安定せず、リバウンドの可能性も出てくるからそれならプチ糖質制限一筋のほうがよいのでしょうか。
よろしければ助言いただけると幸いです。
スーパーだと継続する自信がなくて…
血糖値が安定せず、リバウンドの可能性も出てくるからそれならプチ糖質制限一筋のほうがよいのでしょうか。
よろしければ助言いただけると幸いです。
2014/01/23(Thu) 20:19 | URL | | 【編集】
木村 さん
玉露さんのコメントの通りです。
玉露さん、ありがとうございます。
砂糖はわざわざ摂取する必要は全くないのですが、
実は、糖質制限食OK食品の枝豆や白菜にも天然のショ糖(砂糖の主成分)が含まれています。
現実的な対応としては、スーパー糖質制限食では、1回の食事の糖質量が、10~20g以下を目指します。
それ以内であれば、少量の砂糖を料理に使うことも可能ですね。
玉露さんのコメントの通りです。
玉露さん、ありがとうございます。
砂糖はわざわざ摂取する必要は全くないのですが、
実は、糖質制限食OK食品の枝豆や白菜にも天然のショ糖(砂糖の主成分)が含まれています。
現実的な対応としては、スーパー糖質制限食では、1回の食事の糖質量が、10~20g以下を目指します。
それ以内であれば、少量の砂糖を料理に使うことも可能ですね。
2014/01/23(Thu) 21:29 | URL | ドクター江部 | 【編集】
糖尿病の人が、普通に一人前の糖質を摂取すれば、180mg/dlを超える食後高血糖を生じますので
動脈硬化のリスクとなります。
スーパーがつらいということなら、
山田悟先生流の、1回の糖質量が30~40gという、緩やかな糖質制限食をされては如何でしょう。
それで食後2時間血糖値が、180mg/dl(理想的には140mg/dl)を超えなければ、
日本糖尿病学会的には、合併症は予防できるとされています。
動脈硬化のリスクとなります。
スーパーがつらいということなら、
山田悟先生流の、1回の糖質量が30~40gという、緩やかな糖質制限食をされては如何でしょう。
それで食後2時間血糖値が、180mg/dl(理想的には140mg/dl)を超えなければ、
日本糖尿病学会的には、合併症は予防できるとされています。
2014/01/23(Thu) 21:35 | URL | ドクター江部 | 【編集】
名前が未入力のコメントをした者です。失礼いたしました。
ご回答ありがとうございます。やはり毎回の糖質を一定の少量にするのが最重要であって、糖質を1日分で計算してはいけなのですかね…
例えばご紹介いただいた緩い糖質制限が毎回の糖質30から40gとのことで1日合計120gほどですが、朝夕ともに10に抑え、昼の食事で100g分の糖質を摂取するということです。
この食事の方法は避けるべきでしょうか?
ご回答ありがとうございます。やはり毎回の糖質を一定の少量にするのが最重要であって、糖質を1日分で計算してはいけなのですかね…
例えばご紹介いただいた緩い糖質制限が毎回の糖質30から40gとのことで1日合計120gほどですが、朝夕ともに10に抑え、昼の食事で100g分の糖質を摂取するということです。
この食事の方法は避けるべきでしょうか?
2014/01/23(Thu) 22:15 | URL | 餅 | 【編集】
餅 さん
昼にまとめて、100gなら、確実に食後高血糖になりますので、動脈硬化のリスクとなります。
昼にまとめて、100gなら、確実に食後高血糖になりますので、動脈硬化のリスクとなります。
2014/01/23(Thu) 23:03 | URL | ドクター江部 | 【編集】
枝豆や白菜にもショ糖が含まれているんですね…
ということは、他の野菜にも入っているということなんでしょうか?
今まで野菜はGI値が低いので、糖質量を気にすることなく食べていました。えのきや玉ねぎ、トマト、よく食べていたものは糖質が高いものなので気をつけたいと思います。
この病気とわかるまでは、化学物質過敏症と病院で言われ、妊娠中にも関わらず、ものすごい食事制限をしてきたので、糖質制限食のほうがはるかにいろいろ食べられてホッとします。
糖質制限、頑張ってやっていきます。ありがとうございます。
ということは、他の野菜にも入っているということなんでしょうか?
今まで野菜はGI値が低いので、糖質量を気にすることなく食べていました。えのきや玉ねぎ、トマト、よく食べていたものは糖質が高いものなので気をつけたいと思います。
この病気とわかるまでは、化学物質過敏症と病院で言われ、妊娠中にも関わらず、ものすごい食事制限をしてきたので、糖質制限食のほうがはるかにいろいろ食べられてホッとします。
糖質制限、頑張ってやっていきます。ありがとうございます。
2014/01/23(Thu) 23:45 | URL | 木村 | 【編集】
おはようございます。
再度ご回答感謝いたします。
一日分の糖質の合計は関係なかったのですね。素人考えの質問失礼しました。
そしてコメント欄でこのように、相手にしてもらい、ありがとうございました(__)
再度ご回答感謝いたします。
一日分の糖質の合計は関係なかったのですね。素人考えの質問失礼しました。
そしてコメント欄でこのように、相手にしてもらい、ありがとうございました(__)
2014/01/24(Fri) 06:38 | URL | 餅 | 【編集】
木村 さん
ほとんどの野菜に天然のショ糖が含まれていると思います。
植物はエネルギー源としてショ糖を蓄えていると考えられます。
その中で、特に多いのが、サトウキビやてんさいですね。
ほとんどの野菜に天然のショ糖が含まれていると思います。
植物はエネルギー源としてショ糖を蓄えていると考えられます。
その中で、特に多いのが、サトウキビやてんさいですね。
2014/01/24(Fri) 08:03 | URL | ドクター江部 | 【編集】
何度もコメントしてすみません。
糖質制限食は一食の糖質量が大事とのことですが、摂取する糖質の中でも、糖アルコールや多糖類よりも単糖類、二糖類のものには敏感に反応して血糖値をすぐにあげてしまうということはあるのでしょうか?
糖質制限食は一食の糖質量が大事とのことですが、摂取する糖質の中でも、糖アルコールや多糖類よりも単糖類、二糖類のものには敏感に反応して血糖値をすぐにあげてしまうということはあるのでしょうか?
2014/01/24(Fri) 12:49 | URL | 木村 | 【編集】
質問の意味がわかりにくくてすみません。
食べた分の糖質だけ血糖値が上がるとのことですが、その血糖値をあげるスピードが早ければ、機能性低血糖の人ではすぐに下げようとして、低血糖の状態になってしまうのでしょうか?
糖質でも、ゆっくり血糖値をあげた方が低血糖におちいることはないのか知りたいです。
食べた分の糖質だけ血糖値が上がるとのことですが、その血糖値をあげるスピードが早ければ、機能性低血糖の人ではすぐに下げようとして、低血糖の状態になってしまうのでしょうか?
糖質でも、ゆっくり血糖値をあげた方が低血糖におちいることはないのか知りたいです。
2014/01/24(Fri) 13:24 | URL | 木村 | 【編集】
木村 さん
糖尿病の人では、GIの意義は少ないのです。
しかし、正常型の人では、GIの低い食材は、血糖値の上昇速度があるていど低いので
意味があると思います。
糖尿病の人では、GIの意義は少ないのです。
しかし、正常型の人では、GIの低い食材は、血糖値の上昇速度があるていど低いので
意味があると思います。
2014/01/24(Fri) 17:49 | URL | ドクター江部 | 【編集】
木村 さん
血糖上昇速度が速い食品(GI高値)はインスリン追加分泌も多くなります。
基礎分泌の数倍~30倍出ます。
そうすると、3~5時間後とかに低血糖になりやすいです。
GI値の低い食品のほうがましです。
しかし、GI値が低い食材でも、一定量の糖質を摂取すれば、
GIが高い食品より少しはましですが、インスリンは追加分泌されます。
数倍~10倍は出ると思います。
糖質の摂取量が少ない「スーパー糖質制限食」ならば、インスリンは野菜分に対応して基礎分泌の2~3倍です。
血糖上昇速度が速い食品(GI高値)はインスリン追加分泌も多くなります。
基礎分泌の数倍~30倍出ます。
そうすると、3~5時間後とかに低血糖になりやすいです。
GI値の低い食品のほうがましです。
しかし、GI値が低い食材でも、一定量の糖質を摂取すれば、
GIが高い食品より少しはましですが、インスリンは追加分泌されます。
数倍~10倍は出ると思います。
糖質の摂取量が少ない「スーパー糖質制限食」ならば、インスリンは野菜分に対応して基礎分泌の2~3倍です。
2014/01/24(Fri) 18:02 | URL | ドクター江部 | 【編集】
丁寧に答えていただいてありがとうございます。
スーパー糖質制限、とにかく続けてみます。
時々、頭痛や、動悸がします。
一日運動量が多いと翌日かならず体調がわるいのですが、カロリー不足なのでしょうか?動悸はしょっちゅう気になります。
また、名古屋で機能性低血糖をみてもらえる病院や先生がいれば教えていただきたいです。
スーパー糖質制限、とにかく続けてみます。
時々、頭痛や、動悸がします。
一日運動量が多いと翌日かならず体調がわるいのですが、カロリー不足なのでしょうか?動悸はしょっちゅう気になります。
また、名古屋で機能性低血糖をみてもらえる病院や先生がいれば教えていただきたいです。
2014/01/25(Sat) 14:27 | URL | 木村 | 【編集】
木村 さん
仰る通り、カロリー不足の可能性がありますので、
しっかり脂質・タンパク質を摂取してください。
「名古屋で機能性低血糖をみてもらえる病院」
に関してはわかりません。
仰る通り、カロリー不足の可能性がありますので、
しっかり脂質・タンパク質を摂取してください。
「名古屋で機能性低血糖をみてもらえる病院」
に関してはわかりません。
2014/01/25(Sat) 15:04 | URL | ドクター江部 | 【編集】
カロリーを気をつけているつもりですが、ヘルシーなものがもともとすきで少なめではあるかなと思います。
一日なんカロリーぐらいが好ましいのでしょうか。
ちなみに32歳、女です。
やはり病院はあまりないのですね。
あれこれ質問ばかりですみません。
でも、答えていただいて本当に助かります。
一日なんカロリーぐらいが好ましいのでしょうか。
ちなみに32歳、女です。
やはり病院はあまりないのですね。
あれこれ質問ばかりですみません。
でも、答えていただいて本当に助かります。
2014/01/25(Sat) 15:10 | URL | 木村 | 【編集】
木村さん
国立健康・栄養研究所の「日本人の食事摂取基準」(2010年)への解説
エネルギー(pdf)
http://www.linkdediet.org/dri/modules/dri_download/index.php?orderby=dateD&cid=4&perpage=10
によれば、推定エネルギー必要量は18才以上の成人で、年齢により差がありますが、
身体活動レベルが低い人は
男性:1850~2250キロカロリー/日
女性:1450~1700キロカロリー/日
身体活動レベルが普通なら
男性:2200~2650キロカロリー/日
女性:1700~1950キロカロリー/日
身体活動レベルが高い場合
男性:2500~3050キロカロリー/日
女性:2000~2300キロカロリー/日
です。
2012年12月02日 (日)の本ブログ記事
「糖尿人の適正摂取エネルギー量はどのくらい?、2012年12月」
もご参照ください。
国立健康・栄養研究所の「日本人の食事摂取基準」(2010年)への解説
エネルギー(pdf)
http://www.linkdediet.org/dri/modules/dri_download/index.php?orderby=dateD&cid=4&perpage=10
によれば、推定エネルギー必要量は18才以上の成人で、年齢により差がありますが、
身体活動レベルが低い人は
男性:1850~2250キロカロリー/日
女性:1450~1700キロカロリー/日
身体活動レベルが普通なら
男性:2200~2650キロカロリー/日
女性:1700~1950キロカロリー/日
身体活動レベルが高い場合
男性:2500~3050キロカロリー/日
女性:2000~2300キロカロリー/日
です。
2012年12月02日 (日)の本ブログ記事
「糖尿人の適正摂取エネルギー量はどのくらい?、2012年12月」
もご参照ください。
2014/01/25(Sat) 17:01 | URL | ドクター江部 | 【編集】
そこそこカロリーをとってる気がしますが、子育て中は意外とカロリーを消費しているんですかね…。
一つ一つ、お返事本当にありがとうございます。先生の本も参考に、糖質制限の食事をたのしんでいけたらと思います。
また何か質問してしまうかもせれませんが、またその時はよろしくお願いします。ありがとうございました。
一つ一つ、お返事本当にありがとうございます。先生の本も参考に、糖質制限の食事をたのしんでいけたらと思います。
また何か質問してしまうかもせれませんが、またその時はよろしくお願いします。ありがとうございました。
2014/01/25(Sat) 20:28 | URL | 木村 | 【編集】
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