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2013年糖質制限食10大ニュース。2013年12月31日(火)。
2013年糖質制限食10大ニュース

1)2013年10月、米国糖尿病学会、成人糖尿病患者の食事療法に関する声明(Position Statement on Nutrition Therapy)を発表。
a)全ての糖尿病患者に適した唯一無二の食事パターンは存在しないとの見解を表明。
b)糖質制限食も受容。患者ごとにさまざまな食事パターン〔地中海食、ベジタリアン食、糖質制限食、低脂質食、DASH食〕が受容可能と表明。
c)糖尿病腎症を有する患者においても「蛋白質制限は推奨しない」とランクAで表明。
2013年10月21日 (月)、10月24日 (木)の本ブログ記事をご参照ください。  


2)2013年1月13日(日)国立京都国際会館で開催された第16回日本病態栄養学会年次学術集会において、妊娠糖尿病と糖質制限食について、宗田マタニティクリニック宗田哲男医師、河口江里管理栄養士、永井クリニック永井泰医師、松本桃代管理栄養士らが世界初とも言える重要な研究を発表。
本ブログ記事
妊娠糖尿病と糖尿病妊娠、糖質制限食で良好な結果(1)
2013年01月14日 (月)
妊娠糖尿病と糖尿病妊娠、糖質制限食で良好な結果(2)
2013年01月15日 (火)
妊娠糖尿病と糖尿病妊娠、糖質制限食で良好な結果(3)ケトン体について
2013年01月16日 (水)
をご参照ください。


3)夏井睦先生との対談が4月に実現して、8月に本を上梓。
「医療の巨大転換(パラダイムシフト)を加速する: 糖質制限食と湿潤療法のインパクト」
著者 江部康二 夏井睦  東洋経済新報社
2013年08月23日 (金)・・・はじめに(江部康二)を掲載
2013年12月26日 (木)・・・おわりに(夏井先生)を掲載
の本ブログ記事をご参照ください。
夏井睦著「炭水化物が人類を滅ぼす 糖質制限からみた生命の科学」 (光文社新書) 刊行
2013年10月18日 (金)のブログ記事をご参照ください。


4)日本人の糖尿病の食事療法に関する日本糖尿病学会の提言、2013年3月。
a)スーパー糖質制限食は長期的安全性などのエビデンスが不足しているので薦められないとしていますが、カロリー制限食にもエビデンスはありません。
b)糖質摂取比率50%以下の食事もありうると実は少し歩みよりの姿勢も見せています。
c)蛋白質制限食においては、日本腎臓病学会のCKDガイド2012に従うとしているので、
 糖尿病腎症第3期Aまでは、蛋白質制限の必要なしとなります。
2013年03月19日 (火)
「日本人の糖尿病の食事療法に関する日本糖尿病学会の提言への反論」
2013年03月19日 (火)
「糖尿病の食事療法に関する日本糖尿病学会の提言への反論(2)」
の本ブログ記事をご参照ください。


5)<糖尿病食事療法のための食品交換表 第7版> 2013年11月1日に発行
a)相変わらず唯一無二の糖尿病食事療法として「カロリー制限・高糖質食」を推奨。
b)脂質とたんぱく質も血糖に影響を及ぼすと記載。→  間違い
2013年11月15日 (金)の本ブログ記事
『「食品交換表 第7版」への批判、血糖値に直接作用するのは糖質だけ。』
をご参照ください。


6)日本糖尿病学会『第56回日本糖尿病学会年次学術集会』において、熊本宣言2013を発表。
a)合併症予防のための血糖管理目標値をHbA1c7%未満とし、対応する血糖値としては、空腹時血糖値130mg/dl未満、食後2時間血糖値180mg/dl未満をおおよその目安に。
基準が緩くなりましたが、問題もあります。
2013年06月11日 (火)の本ブログ記事
『日本糖尿病学会「熊本宣言2013」についての感想』
をご参照ください。


7)2012年糖尿病疑い950万人 厚労省推計 2007年から60万人増
2013年12月30日 (月)の本ブログ記事をご参照ください。


8)米国デューク大学と糖質制限食、MTpro記事。
デューク大学では5年前からケトン食を導入して、効果をあげている。
2013年12月28日 (土)、2013年12月28日 (土)、2013年12月20日 (金)の記事をご参照ください。


9)~2013年「最も知名度が高い」ダイエット法ランキング~
糖質制限食が1位。
2013年12月13日 (金)の本ブログ記事をご参照ください。


10)一般社団法人「日本糖質制限医療推進協会」の立ち上げ。
2013年5月1日に、ホームページをオープンしました。
http://toushitsuseigen.or.jp/index.html
2013年07月21日 (日)の本ブログ記事をご参照ください。


以下の記事は、10大ニュース以外にも、
情報として役に立ちそうなものを選出。


**
カロリー計算法に関する疑問
2013年11月20日 (水)

**
非小細胞肺がんⅣ期の患者さんとケトン食、臨床研究のお知らせ
大阪大学大学院医学系研究科 漢方医学寄附講座にて2013年4月から研究開始。
2013年09月21日 (土)の本ブログ記事ご参照ください。

**
人工甘味料は、予想に反して代謝を障害し疾患リスクを増加させる?
2013年08月31日 (土)
人工甘味料が、大量のインスリン分泌を促す?真相は?
2013年08月29日 (木)

**
スウェーデンでは、23%の人が、糖質制限食を実践している。
2013年12月24日 (火)

**
各糖質制限食のスタンス
2013年07月25日 (木)

**
沖縄クライシスの真相・柴田博先生
2013年07月07日 (日)

**
¥3500-の自己検査用グルコース(血糖)測定器 ニプロ 新発売
価格が大幅に安価に。
2013年07月04日 (木)

**
「カロリー制限と運動療法が心血管リスク低下に無効」 NEJM
2013年06月27日 (木)

**
ケトン食でガンが消失。米CBNニュース。
2013年03月31日 (日)

**
日本糖尿病学会への提言(1)。糖尿病専門医には説明義務がある。
2013年03月20日 (水)
日本糖尿病学会への提言(2) 糖尿病合併症とカロリー制限食の弊害
2013年03月21日 (木)
日本糖尿病学会への提言(3) 3大栄養素と血糖について
2013年03月22日 (金)

**
糖質が肥満の元凶。インスリンは二重三重の肥満ホルモン。
2013年03月09日 (土)

**
縄文人と弥生人とアメリカ先住民とイヌイットの虫歯率
2013年01月25日 (金)



こんばんは。

とうとう大晦日となりました。
京都は結構寒い日が続いています。
山々は、うっすらと雪化粧です。

今年もいろいろありましたが、ブログ読者の皆さんには、コメント・質問・ご意見・情報を沢山いただき、本ブログを盛りあげていただいてありがとうございました。

また拙著のご購入や講演会へのご参加、そして糖質制限食普及活動・・・も誠にありがとうございました。m(_ _)mVV

皆さんのおかげで、充実した内容のブログをほぼ毎日継続することができています。

ブログアクセス件数も、普段は10000件くらいで、FC2ブログヘルス・ダイエット部門25000サイトの中でたいてい1位です。

これも一重に、ブログ読者の皆さんのおかげです。

累積アクセス数も、2013年12月31日現在で、15059343件です。

2013年度は、またまた人生で一番忙しい日々を過ごした気がします。

特に、各地の医師会、保険医協会、病院など、医療関係の組織や施設で、糖質制限食の講演を依頼されることが多くなりました。

今年は、北海道から沖縄まで医療関連の講演会で講師をつとめました。

四国と九州もあったので、日本全国ですね。

第一線の臨床医の方々が、糖質制限食に興味をもち学んでみたいという流れを実感して頼もしく思っているこの頃です。

勿論、一般社団法人「日本糖質制限医療推進協会」の活動で、一般向けの講演会も各地で開催したいと思っています。

2013年度は以下の7冊の本を上梓しました。
・「女性のための糖質制限ダイエットハンドブック」2013年(洋泉社)
・「糖尿病治療のための!糖質制限食パーフェクトガイド」2013年(東洋経済新報社)
・「医療の巨大転換を加速する」糖質制限食と湿潤療法のインパクト
    2013年(東洋経済新報社) 夏井睦先生との対談本
・糖質制限の「主食もどき」レシピ2013年(東洋経済新報社)
・高雄病院Dr江部が食べている「糖質制限」ダイエット2013年(講談社)
・糖質オフのダイエット弁当2013年(家の光協会)
・高雄病院「糖質制限給食」朝 昼 夕 14日間完全プログラム
    糖尿病・肥満改善が自宅でできる! 2013年(講談社)

ブログ読者の皆さん、今年、1年間、お世話になりありがとうございました。
来年もよろしくお願い申し上げます。
それでは、どうぞ良いお年を。


江部康二
テーマ:糖質制限食
ジャンル:ヘルス・ダイエット
コメント
臨床栄養2014年2月号
www.ishiyaku.co.jp/magazines/eiyo/forenotice.aspx

【特集】日本人のための糖尿病食事療法への新展開

食品交換表第7版:改訂のポイント
 福井道明 京都府立医科大学

食品交換表による栄養指導のエッセンス
 山本浩司 住友病院

カーボカウントの理論ならびに利点や欠点
 高橋和眞 岩手医科大学

食品交換表とカーボカウント
 幣 憲一郎 京都大学医学部附属病院

糖質制限食をめぐる話題
 篁 俊成 金沢大学

日本人の糖尿病食事療法への新たな提言
 宇都宮一典 東京慈恵会医科大学

〔トピックス〕
妊娠中の糖代謝異常に対する食事療法-カーボカウントの応用とその課題
 高橋久子 杏林大学医学部付属病院

 ◇

 宇都宮氏は2013/3/18に出した「日本人の糖尿病の食事療法に関する日本糖尿病学会の提言」を修正するのかな?
 2013年7月に「エビデンスに基づくCKD診療ガイドライン2013」が発表されたので、それをふまえての変更かもしれません。JDSは査読に協力したとありますから。

日本医事新報2013/11/16号では、CKD2013に関しては完全に逃げていたが…
2013/12/31(Tue) 17:40 | URL | 精神科医師A | 【編集
感謝
江部先生こんばんは

今年も大変お世話になりまして有難うございました。

平成19年3月に糖尿病が発覚し、当時HbA1cが10.7でした。すぐに先生の糖質制限食を知り実行したところ、半年でインスリンも薬もなしで6.0以下になりました。

以後、薬等なしで現在までずっと4.9~5.3位(旧)で安定しています。勿論、じん臓、肝臓、血圧等他の数値も全部正常です。体重も1年で12キロ減った後はずっと安定しています。

糖質制限食の長期安全性がどうかよく云われていますが、江部先生が12年くらいでしたか、私は7年弱ですが続けていて全く問題ありません。
これから始めようと思われていらっしゃる方、始めたばかりの方は、ここまでは続けて頂いても大丈夫ですのでご安心下さい。

来年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。
皆様も良いお年をお迎えください。

2013/12/31(Tue) 20:40 | URL | モン吉 | 【編集
江部先生、ありがとうございました。
江部先生、今年1年お疲れ様でした。
また、こちらのブログには大変お世話になりました。

8月に境界型とわかった時はショックすぎて泣きましたが、糖質制限と出会えてよかったです。
8月の開始から体重も15㎏減り、今年中に80㎏を切るという目標を達成できました!
新年からは仕事復帰もしますので、活動量が増えて減量しやすいかな…なんて期待を^^;

この先糖質制限で減量して標準体重まで落とせた際には、境界型→正常型となるといいな…と希望を持って、来年も糖質制限を続けて行きたいと思っています。

よいお年をお迎えください!
また来年もよろしくお願いします!!
2013/12/31(Tue) 21:28 | URL | かなかなぶん | 【編集
Re: 臨床栄養2014年2月号
精神科医師A さん

情報をありがとうございます。

2013/12/31(Tue) 21:54 | URL | ドクター江部 | 【編集
Re: 感謝
モン吉 さん

貴重な情報をありがとうございます。
お互い、健康長寿を目指しましょう。
2013/12/31(Tue) 21:56 | URL | ドクター江部 | 【編集
Re: 江部先生、ありがとうございました。
かなかなぶん さん

減量成功、良かったです。
さらには目指せ、標準体重ですね。
2013/12/31(Tue) 21:58 | URL | ドクター江部 | 【編集
今年もよろしくお願いします
皆さま、おめでとうございます。

糖質制限始めて始めての冬を迎えました。
年越しそば、お餅、おせちのいろいろの煮物など、日本酒。
お正月に糖尿が悪化する、糖質制限以外の糖尿病メニューのかたが多いのもわかる気がします。

今年も糖質制限を楽しみましょう!
2014/01/01(Wed) 08:44 | URL | スタンダード糖質制限初心者(ダイエット) | 【編集
Re: 濃度の単位
桂茶 さん

ご指摘、ありがとうございます。助かります。

ケトン体濃度の単位が μM/mL  →  μM/L

μM/L に校正します。
2014/01/01(Wed) 10:38 | URL | ドクター江部 | 【編集
Re: Re:Re:濃度の単位
桂茶 さん

ありがとうございます。

μM/L -> μM

というのは、わかりにくので

μmol/L

が、スッキリでしょうか?

江部康二
2014/01/01(Wed) 21:34 | URL | ドクター江部 | 【編集
Re:Re:Re:Re濃度の単位
江部先生

> μM/L -> μM
>
> というのは、わかりにくので
>
> μmol/L
>
> が、スッキリでしょうか?

そうですね、同意します。


-----------------------
ところで、「糖質制限食パーフェクトガイド」の101&104Pでは、濃度の単位が
 μM/mL
となっていますが(mLはLの誤植ですよね)、
他のページ、例えば、155Pでは
 μM/L
となっています。

蛇足ながら、ワープロ原稿で一括校正する場合に
 μM/L -> μmol/L
 μM/mL -> μmol/L
の両方の操作が必要と思います。


-----------------------
私は、上記貴著のペーパー版を出版直後に購入し、拝読しました。重要な本についてはKindle版を追加購入しています(Kindleをいつも持ち歩いていますので、思いついたときに、それらの本を読むことができるので便利です)。江部先生の「主食を止めると健康になる」も紙の本とKindle版の両方を持っています。

上記のパーフェクトガイド本についても、単位の校正が済んだあとにKindle版を購入する予定ですので、校正の件よろしくお願いします。Kindle版の校正は第2刷りの紙の本が出版されるときになるのでしょうか?

桂茶
2014/01/02(Thu) 19:30 | URL | 桂茶 | 【編集
Re: Re:Re:Re:Re濃度の単位
桂茶 さん

拙著の御購入、そして誤植のご指摘、ありがとうございます。
第2刷での校正となります。
2014/01/03(Fri) 08:42 | URL | ドクター江部 | 【編集
Re: Re:Re:Re:Re濃度の単位
桂茶 さん

出版社とも相談して、

μM/L 

とするか

μmol/L

とするかを決めようと思います。
2014/01/03(Fri) 08:46 | URL | ドクター江部 | 【編集
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