2013年12月22日 (日)
おはようございます。
2014年1月21日(火)13:00-14:30
「糖質制限食による糖尿病の解決」
と題して、朝日カルチャーセンター京都教室において、講座の講師を務めます。
問い合わせ先は、075-231-9693
朝日カルチャーセンター京都教室です。
今回は、糖尿病に絞ってお話します。
2013年10月の米国糖尿病学会の栄養療法の声明、2013年日本腎臓病学会の糖尿病腎症のガイドラインなど、
最新の情報を取り上げて解説します。
例えば、米国糖尿病学会は、糖質制限食を公式に容認しました。
そして糖尿病患者さんの血液検査データも豊富に紹介します。
同一摂取カロリーで揃えた「従来の糖尿病食 VS スーパー糖質制限食」の血糖値の日内変動データ比較は圧巻です。
食後高血糖と平均血糖変動幅に関しては、糖質制限食の圧勝で、その差は「月とスッポン」です。
糖尿病合併症を防ぐには、「食後高血糖」と「平均血糖変動幅増大」を生じないことが必要不可欠です。
しかしながら糖質を摂取すれば、必ず「食後高血糖」と「平均血糖変動幅増大」を生じます。
「食後高血糖」と「平均血糖変動幅増大」を生じない、唯一の食事療法が糖質制限食なのです。
すなわち、従来の糖尿病食(高糖質食)では、
糖尿病合併症を防ぐことは理論的に不可能なのです。
年間
16000人が糖尿病腎症から透析、
3000人が糖尿病網膜症から失明、
3000人が糖尿病足病変から足切断、
というのが厳しい現実なのです。
糖尿病合併症を生じさせないために、糖尿人は自衛するしかありません。
京都の糖尿人の方々、そして関西の糖尿人の方々、ご参加をお待ちしてます。
江部康二
☆☆☆
以下は、朝日カルチャーセンター京都教室のサイトの案内文です。
糖質制限食による糖尿病の解決
講師名 高雄病院理事長 江部 康二
講座内容
糖質、脂質、タンパク質のうち血糖値を上昇させるのは糖質だけ。糖質を制限すれば、即座に食後高血糖は改善します。その糖質制限食による糖尿病治療の理論と実践法を、症例も交えてわかりやすく解説します。高雄病院における糖質制限食による入院・外来治療は、画期的な成果をあげています。米国・英国の糖尿病学会もその有効性を認めています。スウェーデン社会保険庁も公的に認めています。糖質制限食は面倒なカロリー計算もなく、美味しく楽しく続けることができるのも大切なポイント。糖尿病治療や合併症予防に絶大な効果があります。『主食を抜けば糖尿病は良くなる!』(東洋経済新報社)は、ロングベストセラーに。ブログ「ドクター江部の糖尿病徒然日記」は毎日10000件のアクセスがある人気ブログです。http://koujiebe.blog95.fc2.com/
日時 2014年 1月21日 火曜 13:00-14:30
受講料 会員 2,940円 一般 3,465円
講師紹介
江部 康二(エベ コウジ)
1950年生まれ。 1974年京都大学医学部卒業。
1974年から京都大学胸部疾患研究所第一内科(現在京大呼吸器内科)にて呼吸器科を学ぶ。
1978年から高雄病院に医局長として勤務。1996年副院長就任。
2000年理事長就任。
2001年から糖質制限食に取り組む。
内科医/漢方医/(財)高雄病院理事長
2002年に自ら糖尿病であると気づいて以来、さらに糖尿病治療の研究に力を注ぎ、「糖質制限食」の体系を確立。これにより自身の糖尿病を克服。
著書
『主食を抜けば糖尿病は良くなる!』2005年(東洋経済新報社)
作家宮本輝氏との対談、『我ら糖尿人、元気なのにはわけがある』2009年(東洋経済新報社)
『主食をやめると健康になる』2011年(ダイヤモンド社)
『高雄病院の「糖質制限」給食』2012年(講談社)など多数。
ブログ『ドクター江部の糖尿病徒然日記http://koujiebe.blog95.fc2.com/ は、日に15000件のアクセスがあり、糖尿病のかたやそのご家族から寄せられた質問への回答や、糖尿病・糖質制限食に関する情報の発信に、日々尽力している。
2014年1月21日(火)13:00-14:30
「糖質制限食による糖尿病の解決」
と題して、朝日カルチャーセンター京都教室において、講座の講師を務めます。
問い合わせ先は、075-231-9693
朝日カルチャーセンター京都教室です。
今回は、糖尿病に絞ってお話します。
2013年10月の米国糖尿病学会の栄養療法の声明、2013年日本腎臓病学会の糖尿病腎症のガイドラインなど、
最新の情報を取り上げて解説します。
例えば、米国糖尿病学会は、糖質制限食を公式に容認しました。
そして糖尿病患者さんの血液検査データも豊富に紹介します。
同一摂取カロリーで揃えた「従来の糖尿病食 VS スーパー糖質制限食」の血糖値の日内変動データ比較は圧巻です。
食後高血糖と平均血糖変動幅に関しては、糖質制限食の圧勝で、その差は「月とスッポン」です。
糖尿病合併症を防ぐには、「食後高血糖」と「平均血糖変動幅増大」を生じないことが必要不可欠です。
しかしながら糖質を摂取すれば、必ず「食後高血糖」と「平均血糖変動幅増大」を生じます。
「食後高血糖」と「平均血糖変動幅増大」を生じない、唯一の食事療法が糖質制限食なのです。
すなわち、従来の糖尿病食(高糖質食)では、
糖尿病合併症を防ぐことは理論的に不可能なのです。
年間
16000人が糖尿病腎症から透析、
3000人が糖尿病網膜症から失明、
3000人が糖尿病足病変から足切断、
というのが厳しい現実なのです。
糖尿病合併症を生じさせないために、糖尿人は自衛するしかありません。
京都の糖尿人の方々、そして関西の糖尿人の方々、ご参加をお待ちしてます。
江部康二
☆☆☆
以下は、朝日カルチャーセンター京都教室のサイトの案内文です。
糖質制限食による糖尿病の解決
講師名 高雄病院理事長 江部 康二
講座内容
糖質、脂質、タンパク質のうち血糖値を上昇させるのは糖質だけ。糖質を制限すれば、即座に食後高血糖は改善します。その糖質制限食による糖尿病治療の理論と実践法を、症例も交えてわかりやすく解説します。高雄病院における糖質制限食による入院・外来治療は、画期的な成果をあげています。米国・英国の糖尿病学会もその有効性を認めています。スウェーデン社会保険庁も公的に認めています。糖質制限食は面倒なカロリー計算もなく、美味しく楽しく続けることができるのも大切なポイント。糖尿病治療や合併症予防に絶大な効果があります。『主食を抜けば糖尿病は良くなる!』(東洋経済新報社)は、ロングベストセラーに。ブログ「ドクター江部の糖尿病徒然日記」は毎日10000件のアクセスがある人気ブログです。http://koujiebe.blog95.fc2.com/
日時 2014年 1月21日 火曜 13:00-14:30
受講料 会員 2,940円 一般 3,465円
講師紹介
江部 康二(エベ コウジ)
1950年生まれ。 1974年京都大学医学部卒業。
1974年から京都大学胸部疾患研究所第一内科(現在京大呼吸器内科)にて呼吸器科を学ぶ。
1978年から高雄病院に医局長として勤務。1996年副院長就任。
2000年理事長就任。
2001年から糖質制限食に取り組む。
内科医/漢方医/(財)高雄病院理事長
2002年に自ら糖尿病であると気づいて以来、さらに糖尿病治療の研究に力を注ぎ、「糖質制限食」の体系を確立。これにより自身の糖尿病を克服。
著書
『主食を抜けば糖尿病は良くなる!』2005年(東洋経済新報社)
作家宮本輝氏との対談、『我ら糖尿人、元気なのにはわけがある』2009年(東洋経済新報社)
『主食をやめると健康になる』2011年(ダイヤモンド社)
『高雄病院の「糖質制限」給食』2012年(講談社)など多数。
ブログ『ドクター江部の糖尿病徒然日記http://koujiebe.blog95.fc2.com/ は、日に15000件のアクセスがあり、糖尿病のかたやそのご家族から寄せられた質問への回答や、糖尿病・糖質制限食に関する情報の発信に、日々尽力している。
こんなセミナーを待ち望んでいました。
関東ではご予定がないですか?もしないようなら京都まで出かけようと考えています!参加するのにはどうしたらよいですか?
関東ではご予定がないですか?もしないようなら京都まで出かけようと考えています!参加するのにはどうしたらよいですか?
2013/12/22(Sun) 20:42 | URL | 海ブドウ | 【編集】
海ブドウさん
すいません。
わすれてました。
問い合わせ先は、075-231-9693
朝日カルチャーセンター京都教室です。
すいません。
わすれてました。
問い合わせ先は、075-231-9693
朝日カルチャーセンター京都教室です。
2013/12/22(Sun) 22:24 | URL | ドクター江部 | 【編集】
返信ありがとうございます。
主人とともに何とか都合をつけて参加させていただきますのでよろしくお願いします。
あと、まだご本を買えてないので教えてください。
糖分は、はちみつもダメですか?ラカントが良いと言う方がいらっしゃいましたが。
また、肉や魚も天ぷらやフライだと衣の小麦粉やパン粉が付いてますが大丈夫でしょうか?
主人とともに何とか都合をつけて参加させていただきますのでよろしくお願いします。
あと、まだご本を買えてないので教えてください。
糖分は、はちみつもダメですか?ラカントが良いと言う方がいらっしゃいましたが。
また、肉や魚も天ぷらやフライだと衣の小麦粉やパン粉が付いてますが大丈夫でしょうか?
2013/12/23(Mon) 08:50 | URL | 海ブドウ | 【編集】
海ブドウ さん
蜂蜜もNGです。
ラカントSが、お奨めです。
天ぷらやフライは、小麦粉やパン粉がありますので、糖質が含まれてます。
一回の食事の糖質量が、20g以下になるように目指しましょう。
カツ類・・・小麦粉5~10g
パン粉10~20g
糖質の総量はおおよそ、9~19g/1人前
てんぷら・・・揚げる種類や量によりますが
小麦粉・・・20~30g
糖質の総量はおおよそ14~22g/1人前
唐揚げの衣・・・片栗粉5gないしは小麦粉5g
糖質の総量はおおよそ4g/1人前
となります。大体1人前の分量は、これ位かと思います。
蜂蜜もNGです。
ラカントSが、お奨めです。
天ぷらやフライは、小麦粉やパン粉がありますので、糖質が含まれてます。
一回の食事の糖質量が、20g以下になるように目指しましょう。
カツ類・・・小麦粉5~10g
パン粉10~20g
糖質の総量はおおよそ、9~19g/1人前
てんぷら・・・揚げる種類や量によりますが
小麦粉・・・20~30g
糖質の総量はおおよそ14~22g/1人前
唐揚げの衣・・・片栗粉5gないしは小麦粉5g
糖質の総量はおおよそ4g/1人前
となります。大体1人前の分量は、これ位かと思います。
2013/12/23(Mon) 09:32 | URL | ドクター江部 | 【編集】
書記 さん
拙著の御購入ありがとうございます。
2013年1月の段階で空腹時血糖260、HbA1c9.3
5月からスーパー糖質制限食実践で藥なしで、
2013年12月、空腹時血糖122mg/dl、HbA1c5.2%
素晴らしい改善です。
HbA1cは正常値で空腹時血糖値が予備軍レベルですので、もう合併症の心配はないですよ。
ちなみに日本糖尿病学会の、糖尿病合併症予防のための目標値は
HbA1c:7.0%未満、空腹時血糖値:130mg/dl未満です。
このまま美味しく楽しくスーパー糖質制限食を続けて、
空腹時血糖値110mg/dl未満を目指しましょう。
拙著の御購入ありがとうございます。
2013年1月の段階で空腹時血糖260、HbA1c9.3
5月からスーパー糖質制限食実践で藥なしで、
2013年12月、空腹時血糖122mg/dl、HbA1c5.2%
素晴らしい改善です。
HbA1cは正常値で空腹時血糖値が予備軍レベルですので、もう合併症の心配はないですよ。
ちなみに日本糖尿病学会の、糖尿病合併症予防のための目標値は
HbA1c:7.0%未満、空腹時血糖値:130mg/dl未満です。
このまま美味しく楽しくスーパー糖質制限食を続けて、
空腹時血糖値110mg/dl未満を目指しましょう。
2013/12/23(Mon) 18:41 | URL | ドクター江部 | 【編集】
江部先生
糖質制限となると高脂肪摂取になると思いますが、飽和脂肪酸については、中性脂肪とコレステロールを増やすので悪いという見方とそうではないという見方があります。
http://www.eatsmart.jp/do/contents/eiyoinfo/eiyo_sibousanh
http://www.jmi.or.jp/qanda/bunrui3/q_055.html
高血糖で高コレステロールの人には気になるところですが、糖質制限だけではコレステロールが下がらない人(私も含めて)も居られると思います。
また、高タンパクの食事の継続はあまり良くないと理解ております。
これらの点はどのように考えて、糖質制限食を続けるべきなのか、お気づきの点がございましたら、ご教授をお願いいたします。
糖質制限となると高脂肪摂取になると思いますが、飽和脂肪酸については、中性脂肪とコレステロールを増やすので悪いという見方とそうではないという見方があります。
http://www.eatsmart.jp/do/contents/eiyoinfo/eiyo_sibousanh
http://www.jmi.or.jp/qanda/bunrui3/q_055.html
高血糖で高コレステロールの人には気になるところですが、糖質制限だけではコレステロールが下がらない人(私も含めて)も居られると思います。
また、高タンパクの食事の継続はあまり良くないと理解ております。
これらの点はどのように考えて、糖質制限食を続けるべきなのか、お気づきの点がございましたら、ご教授をお願いいたします。
K豚体 さん
飽和脂肪酸が中性脂肪とコレステロールを増やすことはないと考えています。
私は12年間、飽和脂肪酸をたっぷり摂取していますが、検査データは全て基準値です。
高蛋白食も特に問題ないと考えています。
2013年10月の米国糖尿病学会の「栄養療法に関する声明」において
糖尿病腎症の患者さんにおいても、蛋白質制限食は推奨しない(A)として、
エビデンスレベルAで、蛋白質制限食の有効性を否定しています。
2013年12月03日 (火)の本ブログ記事
「糖尿人・江部康二の2013年11月の検査データ」
2013年03月15日 (金)の本ブログ記事
「飽和脂肪酸を食べる量が少ないグループで脳卒中のリスクが上昇」
2012年4月9日(月)
「飽和脂肪酸摂取量と脳心血管イベント発生は関係がない」
2013年10月24日 (木)の本ブログ記事
「米国糖尿病学会、栄養療法に関する声明を発表、糖質制限食も受容(2)」
をご参照ください。
飽和脂肪酸が中性脂肪とコレステロールを増やすことはないと考えています。
私は12年間、飽和脂肪酸をたっぷり摂取していますが、検査データは全て基準値です。
高蛋白食も特に問題ないと考えています。
2013年10月の米国糖尿病学会の「栄養療法に関する声明」において
糖尿病腎症の患者さんにおいても、蛋白質制限食は推奨しない(A)として、
エビデンスレベルAで、蛋白質制限食の有効性を否定しています。
2013年12月03日 (火)の本ブログ記事
「糖尿人・江部康二の2013年11月の検査データ」
2013年03月15日 (金)の本ブログ記事
「飽和脂肪酸を食べる量が少ないグループで脳卒中のリスクが上昇」
2012年4月9日(月)
「飽和脂肪酸摂取量と脳心血管イベント発生は関係がない」
2013年10月24日 (木)の本ブログ記事
「米国糖尿病学会、栄養療法に関する声明を発表、糖質制限食も受容(2)」
をご参照ください。
2013/12/25(Wed) 13:15 | URL | ドクター江部 | 【編集】
江部先生
ご回答及び過去ブログのご紹介有難うございました。
やはり、体内コレステロールの70−80%は体内で作られているということなので、食べるものではあまり体内のコレステロール値は変わらないということで、飽和脂肪酸もコレステロール値を大きく増加するものではないという考えで納得いたしました。
しかし、低糖質高脂肪食を続けながら、なかなか下がらない高いLDL値(199)を、何とか先生のように基準値内にいれるには、どうすれば良いものかと思案しております。(ちなみにHDL値もあまり高くない)状態です。(60前後)
頂いた過去分ブログには、飽和脂肪酸と脳卒中や脳心血管イベントの関係については論文に出ているようですが、その間にあるコレステロール値のことが分かりません。江部先生のように、糖質制限食でもコレステロール値が低い人と高い人では、最終結果が異なる可能性もあるのですが、先日報告いただいたの米国CBNテレビの内容から、コレステロール値については気にしなくても良いのかもしれません。
体質と言ってしまえば、それまででしょうがコレステロール値を薬で下げることは全く考えていないので、やはり糖質制限の上で値を低下させるにはカロリー量制限と運動量を増やすということになるのでしょうか。生活習慣のうち、糖質制限食に変えることは私にとってそれほど難しく有りませんでしたが、総カロリーと運動となると、なかなか難しいのが現実です。因みに、ほぼ毎日40-50分位の犬の散歩はしております。
私の場合には、ダイエット目的の糖質制限ですが同時にコレステロール値も下がれば言うことはありません。何か、他に考えられる要素がございましたら、ご連絡いただければ幸いです。
色々と、ご丁寧に回答いただいていることに、重ねて感謝いたします。
ご回答及び過去ブログのご紹介有難うございました。
やはり、体内コレステロールの70−80%は体内で作られているということなので、食べるものではあまり体内のコレステロール値は変わらないということで、飽和脂肪酸もコレステロール値を大きく増加するものではないという考えで納得いたしました。
しかし、低糖質高脂肪食を続けながら、なかなか下がらない高いLDL値(199)を、何とか先生のように基準値内にいれるには、どうすれば良いものかと思案しております。(ちなみにHDL値もあまり高くない)状態です。(60前後)
頂いた過去分ブログには、飽和脂肪酸と脳卒中や脳心血管イベントの関係については論文に出ているようですが、その間にあるコレステロール値のことが分かりません。江部先生のように、糖質制限食でもコレステロール値が低い人と高い人では、最終結果が異なる可能性もあるのですが、先日報告いただいたの米国CBNテレビの内容から、コレステロール値については気にしなくても良いのかもしれません。
体質と言ってしまえば、それまででしょうがコレステロール値を薬で下げることは全く考えていないので、やはり糖質制限の上で値を低下させるにはカロリー量制限と運動量を増やすということになるのでしょうか。生活習慣のうち、糖質制限食に変えることは私にとってそれほど難しく有りませんでしたが、総カロリーと運動となると、なかなか難しいのが現実です。因みに、ほぼ毎日40-50分位の犬の散歩はしております。
私の場合には、ダイエット目的の糖質制限ですが同時にコレステロール値も下がれば言うことはありません。何か、他に考えられる要素がございましたら、ご連絡いただければ幸いです。
色々と、ご丁寧に回答いただいていることに、重ねて感謝いたします。
このままのリズムで110を目指します。
本当にありがとうございます。
本当にありがとうございます。
K豚体 さん
私のコレステロール値は低くはありません。
総コレステロールは基準値より高値、
HDLコレステロール値も基準値より高値、
LDLコレステロールは基準値内ですが少し高めです。
日本脂質栄養学会は、コレステロール値が高いほど長生きとしています。
2011年06月13日 (月)の本ブログ記事
「脂質栄養学会に追い風? 自治医大研究で低コレステロールと高死亡率が関連」
をご参照ください。
私のコレステロール値は低くはありません。
総コレステロールは基準値より高値、
HDLコレステロール値も基準値より高値、
LDLコレステロールは基準値内ですが少し高めです。
日本脂質栄養学会は、コレステロール値が高いほど長生きとしています。
2011年06月13日 (月)の本ブログ記事
「脂質栄養学会に追い風? 自治医大研究で低コレステロールと高死亡率が関連」
をご参照ください。
2013/12/26(Thu) 19:14 | URL | ドクター江部 | 【編集】
江部先生
お忙しい中、丁寧にご回答いただき有難うございました。
コレステロールについては、医学会も誤解に基づくのではないかと思われるような処方箋乱発が続いており、副作用による短命化に対して次第に世間が気付きはじめているようですね。
LDLコレステロール値の上限を日本では140未満、アメリカでは100未満を治療対象としているようですが、根拠が明確でありません。CBN番組の中でも、体内に炎症があるのでコレステロールが増えているのに、それを悪者とすることは、火事場に消防士がいるからそれを悪者にしているのと同じだというたとえがあり、これは痛快でした。
糖質制限をすると、体内の炎症が低下する結果、体が同じ量のコレステロールを作り続けると(これはどうしてでしょうか?)使う場所が無くなり血中コレステロール濃度が増えているのではないかという仮説を持っていますが、何方か研究や証明された資料があれば読ませていただきたいと思っています。
血糖値も同様で、運動量が多い人たち(若者も多くはこれに該当)にはエネルギー補給に即効性のある糖質をすぐ使うのでそれほど問題にならないのに対して、文明の利器の利用により運動量が減った現代人の特に動きが鈍くなった中高年が同じように甘くておいしい糖質をとりすぎると、当然血中の血糖値は上昇し、おいでいただきたくないインシュリン様のお出ましになっているという状況なのでしょう。また、薬でそれを無理やり増やして、自分が犯した過ち?(糖質を多くとること)を死してしまおうというのは、間違いではないでしょうか。
ストレス、血糖値、コレステロール、体内の炎症、インシュリン、血圧などは、相互に関連しているものですから、科学的な仕組みを正しくかつわかりやすく解明し、子供のころから教育してゆくことにより、国家の医療費負担は軽減し、国民の医療保険料負担の軽減につながると考えております。
そういう意味で、先生のこのブログや講演・書籍を通じた啓蒙活動には心から敬意を表するとともに、今後も引き続きそうした活動を継続いただけることを心から祈念しております。
本年お終わりになりましたが、新年からも引き続きよろしくお願いいたします。
お忙しい中、丁寧にご回答いただき有難うございました。
コレステロールについては、医学会も誤解に基づくのではないかと思われるような処方箋乱発が続いており、副作用による短命化に対して次第に世間が気付きはじめているようですね。
LDLコレステロール値の上限を日本では140未満、アメリカでは100未満を治療対象としているようですが、根拠が明確でありません。CBN番組の中でも、体内に炎症があるのでコレステロールが増えているのに、それを悪者とすることは、火事場に消防士がいるからそれを悪者にしているのと同じだというたとえがあり、これは痛快でした。
糖質制限をすると、体内の炎症が低下する結果、体が同じ量のコレステロールを作り続けると(これはどうしてでしょうか?)使う場所が無くなり血中コレステロール濃度が増えているのではないかという仮説を持っていますが、何方か研究や証明された資料があれば読ませていただきたいと思っています。
血糖値も同様で、運動量が多い人たち(若者も多くはこれに該当)にはエネルギー補給に即効性のある糖質をすぐ使うのでそれほど問題にならないのに対して、文明の利器の利用により運動量が減った現代人の特に動きが鈍くなった中高年が同じように甘くておいしい糖質をとりすぎると、当然血中の血糖値は上昇し、おいでいただきたくないインシュリン様のお出ましになっているという状況なのでしょう。また、薬でそれを無理やり増やして、自分が犯した過ち?(糖質を多くとること)を死してしまおうというのは、間違いではないでしょうか。
ストレス、血糖値、コレステロール、体内の炎症、インシュリン、血圧などは、相互に関連しているものですから、科学的な仕組みを正しくかつわかりやすく解明し、子供のころから教育してゆくことにより、国家の医療費負担は軽減し、国民の医療保険料負担の軽減につながると考えております。
そういう意味で、先生のこのブログや講演・書籍を通じた啓蒙活動には心から敬意を表するとともに、今後も引き続きそうした活動を継続いただけることを心から祈念しております。
本年お終わりになりましたが、新年からも引き続きよろしくお願いいたします。
K豚体 さん
結句単純に、菜食主義の人で糖尿病を発症したら、
肝臓のコレステロール産生が高まっています。
食材からのコレステロールが少ないので、肝臓でたくさん生産するようになっています。
そこに糖質制限食で食材のコレステロールが多いと
「肝臓のコlレステロール産生亢進+食材のコレステロール」
で、血中コレステロール値が一過性に増加します。
結句単純に、菜食主義の人で糖尿病を発症したら、
肝臓のコレステロール産生が高まっています。
食材からのコレステロールが少ないので、肝臓でたくさん生産するようになっています。
そこに糖質制限食で食材のコレステロールが多いと
「肝臓のコlレステロール産生亢進+食材のコレステロール」
で、血中コレステロール値が一過性に増加します。
2013/12/31(Tue) 21:52 | URL | ドクター江部 | 【編集】
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