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江部康二と糖尿病
おはようございます。
しばらく雨が続いてましたが、今朝は久しぶりに晴れました。私は日常持ち運ぶ荷物が多いので、車の乗り降りに雨だとちょっと困ります。今日はほっと一息です。

さて、2007年12月1日の私の血液検査で
TC(総コレステロール):248mg/dl 
TG(中性脂肪):41mg/dl
HDL-C:101mg/dl 
LDL-C:138mg/dl
FBS(空腹時血糖値):101mg/dl 
HbA1c:5.1%
血中ケトン体:654μM/l(26~122)
IRI:2.2μM/l(3~15)
尿酸:3.0mg/dl(7.0以下)
でした。

1993.1.20
  FBS:80mg/l  HbA1c:5.6%

1994.9.5
FBS:94mg/l

1994.11.14
  FBS:107mg/l  

1996.10.9
  FBS:103mg/l  HbA1c:5.6%

1997.2.6
 FBS:106mg/l 

1998.3.5
 FBS:115mg/l

過去のデータを見てみると、糖質制限食開始後の2004年のHbA1cが4.9% と減少・改善しているので、1993年時点(HbA1c:5.6%)で既に食後高血糖であった可能性が極めて高いのです。この時点では境界型で、食後高血糖タイプ(IGT)だったと考えられます。

1993年に既に存在した食後高血糖を約5年間放置して、(=_=)
1998年に早朝空腹時血糖値が115mgと境界領域(IFG)になっています。

「追加分泌インスリンの遷延・低下があるための食後高血糖が数年間続いて、とうとうインスリン基礎分泌も不足してきて、空腹時血糖値が上昇する」という、日本人の糖尿病発症に最も多い典型的パターンをたどっています。

2002年6月の時点で、HbA1c:6.3%、食後(随時)血糖値200mg以上が何回かあり、糖尿病の確定診断となりました。(@T。T@)

2007年12月1日のデータでも、インスリン(IRI):2.2μM/lと少し低値です。この日の空腹時血糖値は101mgと正常ですが、基礎分泌のインスリンがやや少な目のため、ストレスがあったりすると早朝空腹時血糖値が110mgを超えて境界型とか、126mgを超えて糖尿病領域となることもあります。残念ながら既に膵臓のβ細胞の一部が回復不能のダメージを受けていたと考えられます。

糖質制限食を実践している限りは、基本的に「空腹時血糖値・食後血糖値・HbA1c」とすべて正常ですが、主食(糖質)を通常量摂取すれば100%食後高血糖を生じ、しっかり糖尿人です。

ブログ読者の皆さんでまだ糖尿人でない人は、私の発症のプロセスを参考にしていただいて食後高血糖(IGT)の段階で発見して欲しいですね。

食後2時間値が140mg以上なら境界領域(IGT)ですが、2時間値が140mg未満で正常も、1時間値が180mgを超えるようだと将来糖尿病発症のリスクが高いので注意が必要です。

**
なお血中ケトン体は654μM/lと、いわゆる正常値よりは高値ですが、私はスーパー 糖質制限食なので常に脂肪が燃えている証拠のようなものです。

つまり糖質制限食実践中ならこのていどのケトン体は生理的正常値です。(ケトン体については詳しくはカテゴリーのケトン体の項目のブログ参照していただけば幸いです。)

江部康二

テーマ:糖尿病
ジャンル:ヘルス・ダイエット
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