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「糖尿病治療のための!糖質制限食パーフェクトガイド」のご案内
こんばんは。

日刊ゲンダイで、

「糖質制限食 パーフェクトガイド」

書評に、取り上げてくれてました。

日刊ゲンダイさん、ありがとうございます。m(_ _)m


日刊ゲンダイ

【気になる新刊】
「糖質制限食 パーフェクトガイド」江部康二著

2013年9月4日 掲載

糖尿病治療やダイエットに役立つとして注目されている、糖質制限。米国糖尿病学会では高く評価されているが、日本ではまだ安全性について批判があるのも事実だ。これらの声に対して本書では、関連する研究データを示しながら疑問に答えていく。

糖質制限に関する議論のポイントに、「高脂質食の安全性」が挙げられる。2006年に「ニューイングランド・ジャーナル」で発表された論文によると、20年にわたり3大栄養素の摂取比率と冠動脈疾患などの疾病発症数を調べた結果、高脂質・高タンパクの食事は動脈硬化リスクを上昇させないことが分かった。一方、糖質摂取量が多いとリスクの上昇が確認されたという。

糖質制限の正しい知識を得たい人は必読だ。
(東洋経済新報社 3300円)




「糖尿病治療のための!糖質制限食パーフェクトガイド」江部康二著
東洋経済新報社 

2013年8月9日から、発売中です。



今回の本、¥ 3,465と、やや高いです。 m(_ _)m

医家向けに書いた初めての本です。一般の人には少し堅苦しいと思います。

医師・医療関係者・専門的な知識を得たい人のための本です。

エビデンスレベルの高い研究論文から、従来の糖尿病治療の限界を証明し、糖質制限食の有効性や安全性を実証しました。

論文も各章で整理して、読者が調べやすいように配慮してあります。

繰り返される非科学的な糖質制限食批判へも徹底反論しています。

引用文献が豊富ですので、糖質制限食批判に対して読者が反論するときには、かなりお役に立つと思います。

実際、複数の医師から

「よくまとまっている。整理されていて使いやすい。辞書がわりにも使える。糖質制限食批判への反論に便利・・・」

など、お褒めの言葉をいただきました。(^^)

実は、兄、江部洋一郎高雄病院名誉院長からも「今度の本は今までで一番いいね」と声をかけて貰いました。

兄から褒められた経験がほとんどないので、ちょっぴり嬉しかったです。

食事指導・投薬方針など、高雄病院で行われている治療の実際も公開し、これからの糖尿病治療、メタボ・肥満対策の具体的な指針を示しました。

平均血糖変動幅増大と食後高血糖の酸化ストレスリスクなども詳しく考察しています。

内容紹介

【主要目次】
第1章 糖質制限食に関するエビデンス
第2章 従来の糖尿病治療の限界を証明する研究
第3章 糖質制限食への批判に答える研究
第4章 生理学的な事実
第5章 生理学から見る糖質制限食の安全性
第6章 栄養学的な事実
第7章 糖質制限食の実際
第8章 糖質制限食の可能性


◆前帯コピー

医師をはじめ医療関者、専門的な知識を得たい人--必読!

もう、知らないではすまされない!

エビデンスレベルの高い最新研究から、従来の糖尿病治療の限界を証明し、糖質制限食の有効性や安全性を実証。
繰り返される非科学的な糖質制限食批判へも徹底反論。

食事指導・投薬方針など、高雄病院で行われている治療の実際も公開し、これからの糖尿病治療、メタボ・肥満対策の具体的な指針を示す。

◆後帯コピー

これからの糖尿病治療、メタボ・肥満対策のバイブル

三大栄養素の生理学的な事実から考えて、血糖コントロールの上で、従来の高糖質の治療食よりも糖質制限食のほうが有利となります。

さらに、体重減少、体内の脂質状況の改善についても効果があることは、複数の非常にエビデンスレベルの高い研究により証明されています。

近年、大きな注目を集めている、食後高血糖の防止、血糖変動幅の縮小、低血糖の予防に関しても、糖質制限食は抜群の効果があり、ますます評価が高まっています。

事実、欧米では、数々のエビデンスがあり、既に糖質制限食の有効性と安全性については認められていて、公式な治療食の選択肢の一つとなっています。

これからの糖尿病治療において、日本でも、糖質制限食は重要な選択肢となるでしょう。



以下は、「糖尿病治療のための!糖質制限食パーフェクトガイド」の「はじめ」にです。

糖質制限食とは

アメリカ糖尿病学会(ADA)によれば、食べ物が摂取され消化・吸収された後、糖質は100%が血糖に変わりますが、たんぱく質と脂質は血糖に変わりません。また、糖質は摂取直後から急峻に血糖値を上昇させ、2時間以内にほとんど吸収されます。これらは含有エネルギーとは無関係な三大栄養素の生理学的な特質です。

食事で糖質を摂取したときだけは血糖値が急上昇することになり、インスリンが大量に追加分泌されます。脂質を摂取してもインスリンの追加分泌はありませんし、たんぱく質を摂取したときにはごく少量の追加分泌があるだけです。

現在、糖尿病の治療において食後の急激な高血糖、すなわち「グルコーススパイク」が大きな問題として注目されています。食後高血糖が心筋梗塞や脳梗塞などの合併症の危険因子として認識されるようになったからです。

そして、食後高血糖を起こすのは、三大栄養素のなかで糖質だけです。

1gの糖質摂取により、体重64kgの2型糖尿病の人の血糖値は3mg/dl上昇するとされています。茶碗一杯分に当たる150g(252Kcal)の白米飯には55.3gの糖質が含まれており、これを摂取すれば166mg/dlの血糖上昇が起こることになります。

ところが、牛サーロインステーキを200g(約1000Kcal)食べたとしても、糖質含有量は1g未満であり、食後高血糖をほとんど生じません。

なお、1型糖尿病の場合、1gの糖質摂取で、体重64kgの人の血糖値を5mg/dl上昇させるとされています。

 
糖質制限食の基本的な考え方は、上述のような生理学的な事実を基盤として、出来るだけ糖質の摂取を抑え、食後高血糖を防ぐというものです。米飯、麺類、パンなどの穀類や、イモ類など、糖質の多い食品を出来るだけ避ける食事となります。

なお、カロリー計算は原則的に不要ですが、摂取カロリーが無制限というわけではありません。

糖尿病学会の推奨する厳格なカロリー制限は必要ありませんが、身体活動レベルが低い場合は厚生労働省のいう標準的な範囲でのエネルギー摂取を行い、男性ならば1850~2250Kcal、女性ならば1450~1700Kcalを目安とします。

高雄病院で指導している糖質制限食の場合、一日の食事全てにおいて糖質を制限すると総カロリーにおける三大栄養素の比率は糖質12%、たんぱく質32%、脂質56%ほどになりますが、薬剤に頼ることなく速やかに血糖値改善が起こり、良好な血糖コントロールが可能です。

しかし、従来の糖尿病食の場合、糖質60%、たんぱく質20%、脂質20%という比率であり高糖質食となるため、一日の摂取カロリーを1200Kcalに抑えたとしても、食後高血糖を必ず生じます。白米飯と牛サーロインステーキの比較で明らかなように、高糖質食で食後高血糖を防ぐことは理論的に不可能です。

三大栄養素の生理学的な事実から考えて、血糖コントロールの上で従来の高糖質の治療食よりも糖質制限食のほうが有利となります。

さらに、体重減少、体内の脂質状況の改善についても効果があり、複数の非常にエビデンスレベルの高い研究により証明されています。

ここ数年で大きな注目を集めている低血糖の防止、血糖変動幅の縮小に関しても、糖質制限食は効果が高く、ますます治療効果への評価が高まっています。

これからの糖尿病治療において、糖質制限食は重要な選択肢となるでしょう。

本書は糖尿病および糖質制限食に関する主だった研究や知識を集めたものです。また、高雄病院で糖質制限食を10年余りにわたり指導してきた経験やデータもご紹介しております。医療関係者の皆様を初め、糖質制限食についてより詳しく知りたいと考えておられる方のご参考になるかと思っております。

なお、本書の内容は私のブログである「ドクター江部の糖尿病徒然日記」を中心に、これまでの講演会の内容やデータを加味する形で構成しています。ブログは5年以上を経過して内容が膨大になっておりますが、本書はそれを体系化しており、ブログをご覧いただく際にも便利かと思います。

糖質制限食を詳しく知っていただくためにも、またより有効に安全に実施していただくためにも、ぜひ活用していただきたいと願っております。


江部康二

テーマ:糖質制限食
ジャンル:ヘルス・ダイエット
コメント
糖質制限と美肌
江部先生ご無沙汰しております、さすらいのサービスマンの者です。一時期食べる順番療法で食事療法していましたが、ヘモグロビンA1cが6.5まで上がってしまい、再びスーパー糖質制限を再開しました。今月定期健診なので、どのくらい下がっているか楽しみです。
さて、先日仕事仲間と焼肉屋で食事会した際20代前半の人に、肌ツルツルですね。男性なのにパックやっているんですか?といわれました。元々肌には自信があって、ニュースキンという会社の美肌チェックでも、20代前半の女性よりはるかに綺麗ですといわれてます。
やはり、これも糖質制限の効果なのでしょうか?ちなみに最近は大豆食品をよく摂取しています。
2013/12/02(Mon) 22:08 | URL | DJニューエラ | 【編集
アマリール
おはようございます。

先日、メールさせていただきましたぷくはなです。
先生からのコメントにアマリールはやめた方がよいのではとありましたので、アマリールなしで血糖値の測定をいたしました。
毎食前、2時間後の測定で1日6回測定し、いずれも、90台という数値でした。
糖質制限をしていれば、血糖値は上がらないのですから、薬なしで過ごせますね。
今までの治療はなんだったのだろうと思います。
次の検査結果が今からたのしみです。
2013/12/03(Tue) 09:04 | URL | ぷくはな | 【編集
Re: 糖質制限と美肌
DJニューエラ さん

お久しぶりです。

「食べる順番療法」は糖質制限食に比べると、極、限定的な効果しかありません。
摂取する糖質の絶対量が最も大事なことなのです。

糖質制限食で、全身の血流・代謝が良くなるので、お肌もしっとりとなる人が多いですね。
2013/12/03(Tue) 09:16 | URL | ドクター江部 | 【編集
Re: アマリール
ぷくはな さん

アマリールなしで、

「毎食前、2時間後の測定で1日6回測定し、いずれも、90台という数値」

これは、素晴らしいです。絶好調ですね。
ぷくはなさんも、私と同様に、
<スーパー糖質制限食なら正常人、糖質を摂取したら糖尿人>
という事ですね。
2013/12/03(Tue) 09:30 | URL | ドクター江部 | 【編集
ジュンク堂のレビューに投稿しました
「この本を読めば、糖質オフによって健康になれることが分かる」

私は、一年半前に、2型糖尿病発病。 Hab1c 14.5と、インスリンを打つ必要があるかなり重い病状だったが、糖質制限により5週間で、インスリン離脱。半年後には、メトグルコ(第一選択薬)も不要となり、この一年間、いっさい薬なしで、Habic 5.0前後を維持しており、まったく元気です。
 糖尿病ではない方にもお勧めします。食生活を見直しましょう。

********************
ブログ読者の方、糖質制限について、語り合いませんか。
 下記の東京・茶話会  京都・大阪から、それぞれ一人いらっしゃいます。部分参加 可 です。

         東京・茶話会のお知らせ
12/7(土)茶話会について たがしゅうさんも参加される茶話会のお知らせです
今のところ、参加希望15名で、席にだいぶ余裕があります。

              記
 2013.12.7 (土) ルノアール新宿区役所横店
  11:30~13:30 5号室 【定員】10~45名様
http://standard.navitime.biz/renoir/Spot.act?dnvSpt=S0107.2006
室料2時間 5,200円  参加人数で割ります。
 別に、一人、ワンドリンクです。
茶話会のあと、東京見物と、夜、懇親会も考えています。これについては詳細未定。
① 茶話会 11:30から1:30
② 東京見物 その後、夕方まで
③ 懇親会(飲み会) 夜7時頃から 場所 浅草あたりか ?
の3つについて、それぞれ参加希望の方は、ご連絡ください・・・。
                    幹事  わんわんこと長谷川
                         もとつむり

 参加申込みは、12/6(木)までに、長谷川へ 
  kiyohisa0108@withe.ne.jp



2013/12/05(Thu) 06:20 | URL | わんわんこと長谷川 | 【編集
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