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11月29日(金)朝日カルチャー立川教室・糖質制限食による糖尿病の解決
こんにちは。

2013年11月29日(金)朝日カルチャーセンター立川教室において

糖質制限食による糖尿病の解決
- 糖質制限食の理論と実践-

と題して、講座を行います。

今回は、テーマを糖尿病に絞って、詳しく判りやすくお話します。

糖質制限食の最新の理論や有効性や安全性は勿論のこと、症例報告も今まで以上に豊富です。

糖尿病腎症からの人工透析が、毎年16000人(約44%) →医療費\800億円
糖尿病網膜症からの失明が、毎年3000人(約18%)
糖尿病足病変からの足切断が、毎年3000人(40~45%)


これらの数字を見れば、従来の日本糖尿病学会推奨の糖尿病食(カロリー制限・高糖質・低脂質食)では、いくら薬物療法を強化しても、合併症が予防できていないのは一目瞭然です。

早ければ早いほど、いいです。
従来の糖尿病食から糖質制限食に切り替えることで糖尿病合併症の予防ができます。

私自身も、2002年に糖尿病でメタボで高血圧ということが発覚して以来、2013年現在まで足かけ12年、スーパー糖質制限食を実践しています。

糖尿病発覚後半年で10kgの減量を達成し、全てのデータが正常となり維持です。

勿論、2013年現在もデータは全て正常で合併症もありません。

厚生労働省の2007年調査結果で、糖尿病が強く疑われる人は約890万人、

厚生労働省の推計で、2010年時点で1080万人の糖尿病患者が存在、

その内、継続的に受診しているのは2011年調査で、約270万人。


つまり糖尿病なのに、受診していない人が、4人中3人ということになります。

受診は早ければ早いほどいいです。

東京、関東などの糖尿人の皆さん、是非、本講座を聞いていただいて、糖質制限食を実践して、糖尿病合併症予防を実現しましょう。


江部康二



朝日カルチャーセンター立川教室

糖質制限食による糖尿病の解決
  - 糖質制限食の理論と実践-

日時: 11/29(金) 15:00-16:30

場所:〒190-0012 東京都立川市曙町2-1-1 ルミネ立川9階
 http://www.asahiculture.com/tachikawa/access.html

受講料: 一般 3,570円 会員 2,940円

連絡先: 042-527-6511

講座内容:

血糖値を上げるのは糖質だけで、タンパク質・脂質はあげません。従って糖質を制限すれば血糖値はリアルタイムに改善します。糖質制限食は、米飯・ めん類・パンや芋類などの糖質が多い食品を食べないで、肉や魚貝や豆腐や葉野菜などをしっかり摂取する食事療法です。そしてカロリー制限なしで 「美味しく 楽しく」が特長です。今回は糖尿病に的を絞ってお話しします。

テーマ:糖質制限食
ジャンル:ヘルス・ダイエット
コメント
くすりは、なるべく飲まない方がいい
能登ドクターも、こういうコメントをすることがあるんですね。

http://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/mem/pub/series/noto/201311/533632.html

SU薬のエビデンスはたくさんあれど……
 SU薬は約60年前に発売され、現在まで大血管症の予防効果を示すエビデンスが蓄積している。では、早速ここで問題。SU薬による大血管症予防効果はランダム化比較試験(RCT)で実証されているか?

 答えは「×」である。SU薬による大血管症予防効果に関するエビデンスのほとんどは観察研究で得られたものである。英国で行われた大規模糖尿病治療薬臨床研究「United Kingdom Prospective Diabetes Study(UKPDS)」では、RCT期間中には有意差は認めず、その後の延長観察期間を含む最大30年間の追跡でようやく有意差を認めた。具体的には、SU薬またはインスリンによる強化療法群と食事療法を中心とした従来療法群で心筋梗塞の罹患率はそれぞれ16.8%、19.6%(リスク比0.85、95%信頼区間:0.74-0.97、p値0.01)という結果だった2)(図2)。
このように、SU薬による大血管症予防エビデンスはレベル・臨床意義ともインパクトは強くなく、後述するようなデメリットも比較的大きいため、選択順位としてはメトホルミンより劣るであろう。ただし、前出の「糖尿病標準診療マニュアル」1)では、SU薬の処方率が高い日本の現状を加味し、現場に混乱を来さないようにするために第1選択薬として挙げている。EBMでは、患者の意向や現状を踏まえた最終判断をすることも忘れないようにしたい。
低血糖により大血管症リスクが増加
 ここで、SU薬の臨床的特徴について、まとめておこう。SU薬は膵β細胞上のSU受容体に結合しインスリン分泌を促進し、血糖降下作用が大きい。前述のように大血管症の予防効果が示唆されている一方、低血糖や体重増加などのデメリットも小さくない。特に低血糖は大血管症のリスクを増加させる可能性が示されている4)5)ため、細心の注意を要する。グリベンクラミドはSU薬のなかでも低血糖リスクが高いことが報告されている6)7)。腎機能低下や高齢では低血糖のリスクが高まるため、慎重投与またはグリニド系薬の処方の検討が必要である。

 理論上、SU薬はβ細胞疲弊を促進することが危惧される。実際にSU薬の効果が低下してくる(二次無効)症例も少なくない。しかし、この現象はSU薬に特有のものとは限らない可能性がある
2013/11/21(Thu) 08:00 | URL | わんわんこと・板橋 長谷川 | 【編集
私のコメント
>このように、SU薬による大血管症予防エビデンスはレベル・臨床意義ともインパクトは強くなく、後述するようなデメリットも比較的大きいため、選択順位としてはメトホルミンより劣るであろう。ただし、前出の「糖尿病標準診療マニュアル」1)では、SU薬の処方率が高い日本の現状を加味し、現場に混乱を来さないようにするために第1選択薬として挙げている

「現場に混乱を来さないようにするために」

正直に書いてありますが。
ようするに、より良いメトホルミンより、デメリットの比較的大きいSU剤の処方を認めるという、歯切れの悪い内容です。

>理論上、SU薬はβ細胞疲弊を促進することが危惧される。実際にSU薬の効果が低下してくる(二次無効)症例も少なくない。しかし、この現象はSU薬に特有のものとは限らない可能性がある
インクレチン関係の新薬も含めて、薬として良くないのではないかという指摘として、私は受け止めました。

2013/11/24(Sun) 05:30 | URL | わんわんこと・板橋 長谷川 | 【編集
Re: 私のコメント
長谷川 さん

私は、SU剤は、現在使用していません。
SU剤は、この世から消えていく藥と思います。
2013/11/24(Sun) 10:05 | URL | ドクター江部 | 【編集
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