2013年11月10日 (日)
こんばんは。
伸之介さんから「糖質制限食で膵炎所見が消滅」という嬉しいコメントをいただきました。
糖質制限食実践半年後の人間ドックにおいて
2012.10月「主膵管拡大(3mm)」判明、MRIで「慢性膵炎」の所見。
慢性膵炎になったのは、「生来(63歳)の食生活の長年の結果(ツケ)」か、「半年間の糖質制限の影響」なのか。
1年後の今回の人間ドックで、「主膵管拡大所見は完全に消滅」
伸之介さん、良かったですね。
慢性膵炎確定後も、1年間、糖質制限食を続けたところ、膵炎は改善・治癒。
私も安心しました。
活動性膵炎でなければ糖質制限食OKですし、糖質制限食(高脂質・高たんぱく食)をしたからといって、正常の膵臓が膵炎を起こすこともないと思います。
2011年12月09日 (金)の本ブログ記事
「糖質制限食と膵臓」も、ご参照いただけば幸いです。
江部康二
【13/11/09 伸之介
膵炎所見消滅報告
報告します。
2012.04月「スタンダード糖質制限開始」で現在一年半継続中です。2012.10月に人間ドックで初めて「主膵管拡大(3mm)」判明し、MRIを経て「慢性膵炎」の所見を得ました。当時先生に相談のところ、「活動性膵炎でなければ糖質制限続行OK」とのお話でした。客観的推測として、慢性膵炎になったのは、単に論理的に、「生来(63歳)の食生活の長年の結果(ツケ)」か、「半年間の糖質制限の影響」なのか二者択一でした。先生のアドヴァイスを糧にして、前者に賭けて、一年経ちました。
今回の人間ドック結果では、「主膵管拡大所見は完全に消滅」して膵臓に関するメッセージは何もなくなりました。今回腹部エコーでは昨年と同じ検査技師殿に、主膵管拡大の経過を念入りに計測するように依頼しての結果です。
家内も「糖質制限のお陰ですよ」と申しております。内心、糖質制限は脂肪摂取量が増えるので膵臓への影響を気にしておりましたが、これで気掛かりが完全に吹っ切れました。
6年前にHbA1cが9.9(JDS)に達し、カロリー制限と運動で数年間試行錯誤、この一年半はスタンダード糖質制限食を続けましたところ、5.6~6.0(JDS)、空腹時血糖値は114(今秋)~123(昨秋)で推移しています。「(膵管拡大に基づく)膵炎」宣告下の一年でしたが、晴れて解放されました。尚、血液検査の膵・肝・腎臓機能いずれもほぼ正常であったので、今後も「従業員食堂での昼食のみ軽~くご飯摂取」のスタンダード糖質制限食を引き続き精進します。
以上、感謝を込めましての一年の経過報告であります。】
伸之介さんから「糖質制限食で膵炎所見が消滅」という嬉しいコメントをいただきました。
糖質制限食実践半年後の人間ドックにおいて
2012.10月「主膵管拡大(3mm)」判明、MRIで「慢性膵炎」の所見。
慢性膵炎になったのは、「生来(63歳)の食生活の長年の結果(ツケ)」か、「半年間の糖質制限の影響」なのか。
1年後の今回の人間ドックで、「主膵管拡大所見は完全に消滅」
伸之介さん、良かったですね。
慢性膵炎確定後も、1年間、糖質制限食を続けたところ、膵炎は改善・治癒。
私も安心しました。
活動性膵炎でなければ糖質制限食OKですし、糖質制限食(高脂質・高たんぱく食)をしたからといって、正常の膵臓が膵炎を起こすこともないと思います。
2011年12月09日 (金)の本ブログ記事
「糖質制限食と膵臓」も、ご参照いただけば幸いです。
江部康二
【13/11/09 伸之介
膵炎所見消滅報告
報告します。
2012.04月「スタンダード糖質制限開始」で現在一年半継続中です。2012.10月に人間ドックで初めて「主膵管拡大(3mm)」判明し、MRIを経て「慢性膵炎」の所見を得ました。当時先生に相談のところ、「活動性膵炎でなければ糖質制限続行OK」とのお話でした。客観的推測として、慢性膵炎になったのは、単に論理的に、「生来(63歳)の食生活の長年の結果(ツケ)」か、「半年間の糖質制限の影響」なのか二者択一でした。先生のアドヴァイスを糧にして、前者に賭けて、一年経ちました。
今回の人間ドック結果では、「主膵管拡大所見は完全に消滅」して膵臓に関するメッセージは何もなくなりました。今回腹部エコーでは昨年と同じ検査技師殿に、主膵管拡大の経過を念入りに計測するように依頼しての結果です。
家内も「糖質制限のお陰ですよ」と申しております。内心、糖質制限は脂肪摂取量が増えるので膵臓への影響を気にしておりましたが、これで気掛かりが完全に吹っ切れました。
6年前にHbA1cが9.9(JDS)に達し、カロリー制限と運動で数年間試行錯誤、この一年半はスタンダード糖質制限食を続けましたところ、5.6~6.0(JDS)、空腹時血糖値は114(今秋)~123(昨秋)で推移しています。「(膵管拡大に基づく)膵炎」宣告下の一年でしたが、晴れて解放されました。尚、血液検査の膵・肝・腎臓機能いずれもほぼ正常であったので、今後も「従業員食堂での昼食のみ軽~くご飯摂取」のスタンダード糖質制限食を引き続き精進します。
以上、感謝を込めましての一年の経過報告であります。】
第19回 月例会 内容 ご報告
○日時:11月10日(日)12:00~16:00
○場所:三島塾 2F 北九州市戸畑区新池1-4-5
○ランチ:ディリーヤマザキ・近畿限定販売、「金泉」監修・糖質制限韓国料理
○今月の読書:
炭水化物が人類を滅ぼす(夏井睦)
日経サイエンス 2013.12 食欲
・Number Do Autumn 2013 ランのABC
・「給食で死ぬ」(大塚貢)
○発表:
・ココナッツオイル・メンバー12人の体験発表
○トピックス:
①高雄病院「糖質制限給食」朝 昼 夕 14日間完全プログラム 糖尿病・肥満改善が自宅でできる! 江部 康二 (2013/11/29)発売
②アディポネクチン
③一日3食
④レース前、カー簿ローディングは必要か
⑤米国糖尿病学会の見解2013年
⑥本当は簡単な糖質制限
⑦ブドウ糖を絶てばがんは死滅する
⑧LDLコレステロールの誤解をはらそう
⑨福山雅治さんのシャンプーレス
⑩乳糖について
・その他
○行事予定:
11月5日(火)17:00~20:00 ニュータガワホテル
桐山秀樹「糖質制限 男女50人 奇跡の物語」出版記念パーティ
11月17日(日)9:50~16:00 レソラNTT夢天神ホール
江部康二、澤百合子、角田恭治、織田聡先生の講演会
ドクター2名を含む22名の参加で、上記の他、澤百合子氏の
リハーサルをお行いました。
○日時:11月10日(日)12:00~16:00
○場所:三島塾 2F 北九州市戸畑区新池1-4-5
○ランチ:ディリーヤマザキ・近畿限定販売、「金泉」監修・糖質制限韓国料理
○今月の読書:
炭水化物が人類を滅ぼす(夏井睦)
日経サイエンス 2013.12 食欲
・Number Do Autumn 2013 ランのABC
・「給食で死ぬ」(大塚貢)
○発表:
・ココナッツオイル・メンバー12人の体験発表
○トピックス:
①高雄病院「糖質制限給食」朝 昼 夕 14日間完全プログラム 糖尿病・肥満改善が自宅でできる! 江部 康二 (2013/11/29)発売
②アディポネクチン
③一日3食
④レース前、カー簿ローディングは必要か
⑤米国糖尿病学会の見解2013年
⑥本当は簡単な糖質制限
⑦ブドウ糖を絶てばがんは死滅する
⑧LDLコレステロールの誤解をはらそう
⑨福山雅治さんのシャンプーレス
⑩乳糖について
・その他
○行事予定:
11月5日(火)17:00~20:00 ニュータガワホテル
桐山秀樹「糖質制限 男女50人 奇跡の物語」出版記念パーティ
11月17日(日)9:50~16:00 レソラNTT夢天神ホール
江部康二、澤百合子、角田恭治、織田聡先生の講演会
ドクター2名を含む22名の参加で、上記の他、澤百合子氏の
リハーサルをお行いました。
2013/11/10(Sun) 19:41 | URL | 北九州 三島 | 【編集】
北九州 三島 さん
相変わらず、盛りだくさんな勉強会ですね。
素晴らしいです。
○ランチ:ディリーヤマザキ・近畿限定販売、「金泉」監修・糖質制限韓国料理
早速、自宅近くの、ディリーヤマザキに行ったのですが、
店員さん???でした。
店によるとか、バイト君が言ってました。
相変わらず、盛りだくさんな勉強会ですね。
素晴らしいです。
○ランチ:ディリーヤマザキ・近畿限定販売、「金泉」監修・糖質制限韓国料理
早速、自宅近くの、ディリーヤマザキに行ったのですが、
店員さん???でした。
店によるとか、バイト君が言ってました。
2013/11/10(Sun) 20:15 | URL | ドクター江部 | 【編集】
測定の結果、被験者の平均血糖値(時間曲線下面積)は、ご飯だけのときを100とした場合、ご飯とマグロの組み合わせでは111と高め。一方、とろろご飯は74、ご飯とマグロ山かけは59と、食後の血糖値の上昇が抑制され、ご飯とマグロ山かけが最も低い値となった。
http://sankei.jp.msn.com/life/news/131110/trd13111009400002-n2.htm
http://sankei.jp.msn.com/life/news/131110/trd13111009400002-n2.htm
2013/11/10(Sun) 20:47 | URL | 北九州 三島 | 【編集】
北九州 三島 さん
食後2時間血糖値ということなので、
とろろのネバネバ成分のムチンが、食物の吸収をゆっくりさせているのだと思います。
ただ、3時間、4時間値まで血糖値を測定すれば、
ゆっくりでも結局は吸収されるので少し高くなる可能性が大きいです。
食後2時間血糖値ということなので、
とろろのネバネバ成分のムチンが、食物の吸収をゆっくりさせているのだと思います。
ただ、3時間、4時間値まで血糖値を測定すれば、
ゆっくりでも結局は吸収されるので少し高くなる可能性が大きいです。
2013/11/11(Mon) 07:47 | URL | ドクター江部 | 【編集】
少し前の記事ですが、こんなのをみつけました
◇過剰な糖分は老化の原因 「AGE」測定し病気予防
http://sankei.jp.msn.com/life/news/130614/bdy13061410230001-n1.htm
◇過剰な糖分は老化の原因 「AGE」測定し病気予防
http://sankei.jp.msn.com/life/news/130614/bdy13061410230001-n1.htm
2013/11/11(Mon) 21:46 | URL | 精神科医師A | 【編集】
精神科医師A さん
情報をありがとうございます。
情報をありがとうございます。
2013/11/12(Tue) 14:51 | URL | ドクター江部 | 【編集】
江部先生
はじめまして、こんにちは!
糖質制限での結果報告、どちらに載せたらいいかわからなくてここに書かせていただきます。
#場違いでしたら大変申し訳ございません。
私は現在41歳、既婚の男性です。
ここ5年以上、肝機能の結果が悪い状態で、俗にいう脂肪肝でした。
お酒はほとんど飲みません。
お菓子や砂糖たっぷりの飲料は摂っていませんでしたが、自他ともに認める大の米党で、お茶碗大盛り×3食という毎日でした。
パスタも大盛り、カレーも大盛りというモリモリな生活でした。
5年ほど前に近所の「肝臓専門医」にかかったことが有りますが、風邪などの軽い病気でも毎回採血され、毎回エコー検査され、でも特に指導も指示もなくて「カロリー計算してね」と言われるだけでした。
毎回毎回採血と検査なのでだんだん億劫になり、かかりつけを変えてしまいました。
その後、肝機能についてはよくない数値のままでしたが、今年の2月に受けた人間ドックでついに空腹時血糖値が上昇してしまいました(泣)
厄年ということもあって、生活習慣を根本から見直そうとしていた矢先のことでした。
※本来は秋受診なのですが出張がとにかく多くて受診の機会が延びに延びてしまいました。
<2013.2>
身長:180.8cm
体重:87.1
BMI:26.6
腹囲:92.0
体脂肪率:27くらい(自宅で計測)
内臓脂肪:9くらい(自宅で計測)
空腹時血糖:123
HbA1c:7.0(JDS)
GOT:50
GPT:87
r-GTP:81
LDL:183
HDL:46
これにエコーで脂肪肝と血管腫がついてきました。
ドックの直前まで飲み会が多くて、とにかく暴飲暴食の状態でしたからある程度は覚悟していたんですが、それにしても糖尿病判定されるレベルで本当にショックを受けました。
ただ、前述の肝臓専門医での事が引っかかっておりましたので、「まずは自分でトコトン調べてみよう」と考えました。
仕事がシステムエンジニアということも有り、カラダを一つの複合的なシステムだとかんがえるなら、体の仕組みやメカニズムを調べれば方向性は見えてくるのではないかと考えました。
まず調べたのは脂肪肝と血糖値の関係でした。
シロウトなりに見つけたのが、
肝臓は糖を貯めこみ、入りきらなくなると中性脂肪に代えてさらに押し込む。その結果が脂肪肝。
というメカニズムでした。
ここからはシロウトの想像なのですが。。
中性脂肪でいっぱいになってしまった肝臓で処理しきれなくなった糖質が血中にあふれてしまって血糖値が上昇するけど、それを処理出来るだけのインスリンが膵臓が頑張って出そうとする。
頑張れば頑張るほど膵臓も疲弊して出せなくなってしまって糖尿病になる。
そう考えた私は「じゃ、糖質減らすか、糖を使い切る生活をすればいいのではないか」と思うようになりました。
そんな矢先に先生のブログを見つけました。
先生の記事はとにかく明快で、難しい医学的な内容でもスムーズに頭のなかに入り「これだ!」と思いました。
そして先生の書籍を購入させていただきました。
この糖質制限でも次のドックの結果が悪ければ観念して病院のお世話になると決意して2013年3月1日にスーパー糖質制限で開始しました。
スパっとコメ党を辞めました。
パスタもラーメンもそばもうどんも辞めました。
家族が驚いてました(笑)
毎朝晩、必ず体重計に乗り、体脂肪も測ってiPhoneアプリに登録しました。
また、食後高血糖がイケナイということもありましたので、食後90~120分での尿糖を試験紙で測るようにしました。
最初はご飯の代わりに野菜サラダに置き換えて挑戦していましたがカロリー不足からガス欠になることもありました。
その頃発売され始めていたローソンのブランパンシリーズに置き換えたところ、ガス欠することもなくなり、快適に生活できるようになりました。
そうしたら最初の1ヶ月でなんと体重が8キロ減りました!
私自身も「病気にかかってしまったのではないか?」と疑う程でしたが、体力的にも全く問題なく病気の症状の出ていませんでした。
尿糖の方は最初の1ヶ月間は炭水化物量が多い時には±が出ていましたが、2ヶ月目終わる頃には出なくなりました。
その後も順調に落ち続け、3ヶ月目に入る頃には-15kg、内臓脂肪レベルも6~7まで下がりました。
そして、開始7ヶ月後の10月に人間ドックを受診。
その結果です。
<2013.10>
身長:180.3cm
体重:68.5 #87.1)
BMI:21.1 #26.6
腹囲:78.0 #92.0
体脂肪率:18.6くらい(自宅で計測) #27
内臓脂肪:5くらい(自宅で計測) #9
空腹時血糖:81 #123
HbA1c:5.2(NGSP) #7.0(JDS)
GOT:21 #50
GPT:19 #87
r-GTP:21 #81
LDL:148 #183
HDL:68 #46
エコーによる所見:なし
肝機能やコレステロールで若干基準値を上回っていますが、全ての数値が改善し、中でも血糖値と脂肪肝は所見なしとなりましたので大変満足しています。
糖質制限開始後は普段やっている自転車通勤(30分×往復)に加え、4km程度の散歩、縄跳び30分などをやっていました。
が、あまりにも急激に体重が落ちたこともあり徐々に運動メニューを減らして行き、標準体重付近の71kgになったあたりで自転車通勤のみになっていました。
6ヶ月経過した9月に68kgに入ってからは変動しなくなり、現在も増減無く安定しています。
驚いたのがバーベキューなどで肉類をドカ食いしても炭水化物を取らなければ体重に反映されなかったことです。
今までは1~2kg程度は増量してました。
おそらく肉(脂質?)と糖質の組み合わせが行けなかったんでしょう。。
※ちなみに腎機能については良好で、全く変動なしです。
現在は糖質制限を緩めました。
「炭水化物量管理」という感じです。
緩めたと言っても、基本は主食抜きです。
たまにご飯を茶碗1全程度食べたり、お祝いごとでケーキを少々頂くくらいです。
炭水化物量が多い日は必ず尿糖試験紙を使います。
が、3ヶ月目以降は一度も試験紙での反応はありません。
今では食事のメニューを見ただけでなんとなく炭水化物量(≒糖質量)が分かるようになりました。
私には糖質制限と炭水化物管理はとても合っていると感じています。
先生の記事やコチラに書き込まれている先輩諸氏の体験談などが大変参考になり、心の支えにもなりました。
今後も今の生活を続けていきます。
皆さんが健康で居られますように、お祈り申し上げます。
それでは失礼致します。
はじめまして、こんにちは!
糖質制限での結果報告、どちらに載せたらいいかわからなくてここに書かせていただきます。
#場違いでしたら大変申し訳ございません。
私は現在41歳、既婚の男性です。
ここ5年以上、肝機能の結果が悪い状態で、俗にいう脂肪肝でした。
お酒はほとんど飲みません。
お菓子や砂糖たっぷりの飲料は摂っていませんでしたが、自他ともに認める大の米党で、お茶碗大盛り×3食という毎日でした。
パスタも大盛り、カレーも大盛りというモリモリな生活でした。
5年ほど前に近所の「肝臓専門医」にかかったことが有りますが、風邪などの軽い病気でも毎回採血され、毎回エコー検査され、でも特に指導も指示もなくて「カロリー計算してね」と言われるだけでした。
毎回毎回採血と検査なのでだんだん億劫になり、かかりつけを変えてしまいました。
その後、肝機能についてはよくない数値のままでしたが、今年の2月に受けた人間ドックでついに空腹時血糖値が上昇してしまいました(泣)
厄年ということもあって、生活習慣を根本から見直そうとしていた矢先のことでした。
※本来は秋受診なのですが出張がとにかく多くて受診の機会が延びに延びてしまいました。
<2013.2>
身長:180.8cm
体重:87.1
BMI:26.6
腹囲:92.0
体脂肪率:27くらい(自宅で計測)
内臓脂肪:9くらい(自宅で計測)
空腹時血糖:123
HbA1c:7.0(JDS)
GOT:50
GPT:87
r-GTP:81
LDL:183
HDL:46
これにエコーで脂肪肝と血管腫がついてきました。
ドックの直前まで飲み会が多くて、とにかく暴飲暴食の状態でしたからある程度は覚悟していたんですが、それにしても糖尿病判定されるレベルで本当にショックを受けました。
ただ、前述の肝臓専門医での事が引っかかっておりましたので、「まずは自分でトコトン調べてみよう」と考えました。
仕事がシステムエンジニアということも有り、カラダを一つの複合的なシステムだとかんがえるなら、体の仕組みやメカニズムを調べれば方向性は見えてくるのではないかと考えました。
まず調べたのは脂肪肝と血糖値の関係でした。
シロウトなりに見つけたのが、
肝臓は糖を貯めこみ、入りきらなくなると中性脂肪に代えてさらに押し込む。その結果が脂肪肝。
というメカニズムでした。
ここからはシロウトの想像なのですが。。
中性脂肪でいっぱいになってしまった肝臓で処理しきれなくなった糖質が血中にあふれてしまって血糖値が上昇するけど、それを処理出来るだけのインスリンが膵臓が頑張って出そうとする。
頑張れば頑張るほど膵臓も疲弊して出せなくなってしまって糖尿病になる。
そう考えた私は「じゃ、糖質減らすか、糖を使い切る生活をすればいいのではないか」と思うようになりました。
そんな矢先に先生のブログを見つけました。
先生の記事はとにかく明快で、難しい医学的な内容でもスムーズに頭のなかに入り「これだ!」と思いました。
そして先生の書籍を購入させていただきました。
この糖質制限でも次のドックの結果が悪ければ観念して病院のお世話になると決意して2013年3月1日にスーパー糖質制限で開始しました。
スパっとコメ党を辞めました。
パスタもラーメンもそばもうどんも辞めました。
家族が驚いてました(笑)
毎朝晩、必ず体重計に乗り、体脂肪も測ってiPhoneアプリに登録しました。
また、食後高血糖がイケナイということもありましたので、食後90~120分での尿糖を試験紙で測るようにしました。
最初はご飯の代わりに野菜サラダに置き換えて挑戦していましたがカロリー不足からガス欠になることもありました。
その頃発売され始めていたローソンのブランパンシリーズに置き換えたところ、ガス欠することもなくなり、快適に生活できるようになりました。
そうしたら最初の1ヶ月でなんと体重が8キロ減りました!
私自身も「病気にかかってしまったのではないか?」と疑う程でしたが、体力的にも全く問題なく病気の症状の出ていませんでした。
尿糖の方は最初の1ヶ月間は炭水化物量が多い時には±が出ていましたが、2ヶ月目終わる頃には出なくなりました。
その後も順調に落ち続け、3ヶ月目に入る頃には-15kg、内臓脂肪レベルも6~7まで下がりました。
そして、開始7ヶ月後の10月に人間ドックを受診。
その結果です。
<2013.10>
身長:180.3cm
体重:68.5 #87.1)
BMI:21.1 #26.6
腹囲:78.0 #92.0
体脂肪率:18.6くらい(自宅で計測) #27
内臓脂肪:5くらい(自宅で計測) #9
空腹時血糖:81 #123
HbA1c:5.2(NGSP) #7.0(JDS)
GOT:21 #50
GPT:19 #87
r-GTP:21 #81
LDL:148 #183
HDL:68 #46
エコーによる所見:なし
肝機能やコレステロールで若干基準値を上回っていますが、全ての数値が改善し、中でも血糖値と脂肪肝は所見なしとなりましたので大変満足しています。
糖質制限開始後は普段やっている自転車通勤(30分×往復)に加え、4km程度の散歩、縄跳び30分などをやっていました。
が、あまりにも急激に体重が落ちたこともあり徐々に運動メニューを減らして行き、標準体重付近の71kgになったあたりで自転車通勤のみになっていました。
6ヶ月経過した9月に68kgに入ってからは変動しなくなり、現在も増減無く安定しています。
驚いたのがバーベキューなどで肉類をドカ食いしても炭水化物を取らなければ体重に反映されなかったことです。
今までは1~2kg程度は増量してました。
おそらく肉(脂質?)と糖質の組み合わせが行けなかったんでしょう。。
※ちなみに腎機能については良好で、全く変動なしです。
現在は糖質制限を緩めました。
「炭水化物量管理」という感じです。
緩めたと言っても、基本は主食抜きです。
たまにご飯を茶碗1全程度食べたり、お祝いごとでケーキを少々頂くくらいです。
炭水化物量が多い日は必ず尿糖試験紙を使います。
が、3ヶ月目以降は一度も試験紙での反応はありません。
今では食事のメニューを見ただけでなんとなく炭水化物量(≒糖質量)が分かるようになりました。
私には糖質制限と炭水化物管理はとても合っていると感じています。
先生の記事やコチラに書き込まれている先輩諸氏の体験談などが大変参考になり、心の支えにもなりました。
今後も今の生活を続けていきます。
皆さんが健康で居られますように、お祈り申し上げます。
それでは失礼致します。
2013/11/18(Mon) 17:55 | URL | まーくん | 【編集】
まーくん
拙著のご購入ありがとうございます。
データ改善も良かったですね。
体重が標準に減量できているので、インスリン抵抗性は大幅に改善しているので、
今の
「炭水化物量管理」で大丈夫と思いますよ。
拙著のご購入ありがとうございます。
データ改善も良かったですね。
体重が標準に減量できているので、インスリン抵抗性は大幅に改善しているので、
今の
「炭水化物量管理」で大丈夫と思いますよ。
2013/11/19(Tue) 14:10 | URL | ドクター江部 | 【編集】
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