FC2ブログ
「炭水化物が人類を滅ぼす 糖質制限からみた生命の科学」刊行
こんにちは。

炭水化物が人類を滅ぼす 糖質制限からみた生命の科学 (光文社新書)
夏井 睦  著





が2013年10月17日(木)に発売開始されました。

畏友、夏井睦先生、待望の糖質制限食の本です。

書名からして、超過激で、夏井先生らしいです。

私は、アマゾンで予約してたので、本日、江部診療所に10冊ほど届きました。

高雄病院に移動して、早速、医師や栄養士に配りました。
皆の感想が楽しみです。

本日18日(金)夜は、バンド・ターニングポイントの第三金曜ライブですので読む暇がありません。

明日10月19日(土)は江部診療所終了後、午後7時から、熊本県保険医協会で講演(クローズドで会員のみ参加)です。

往復の新幹線でじっくり読みたいと思います。

とても楽しみで、明日が待ち遠しいです。


江部康二


以下は、出版社からのコメントです。

◆「糖質制限」の陰の火付け役による待望の書!

糖質は人類にとって、神か、悪魔か――

◆著者は、光文社新書のロングセラー『傷はぜったい消毒するな』でもよく知られる「湿潤療法」のパイオニアだが、じつは昨今の糖質制限ブームの陰の火付け役としても知られている。

傷の治療法の発明時と同様、自分の身体で糖質制限を試し、その効果や危険のなさを確かめた著者は、糖尿病の糖質制限治療の第一人者である江部康二氏と親交を深めながら、栄養素としての糖質の性質や、人類の糖質摂取の歴史、
カロリーという概念やその算出法のいいかげんさ、そしてブドウ糖からみえてくる生命の諸相や進化などについて、独自の考察や研究を開始。

本書では、糖質からみた農耕の起源についても新説を展開、穀物栽培によって繁栄への道を得た人類が、穀物により危機への道をたどりつつあることも指摘する。

著者のHPに日々寄せられる、多くの糖質セイゲニストからの体験談の一端も紹介。

糖質を切り口に様々なことを考える。


【目次】

はじめに

I やってみてわかった糖質制限の威力

II 糖質制限の基礎知識

III 糖質制限にかかわるさまざまな問題

IV 糖質セイゲニスト、かく語りき

V 糖質制限すると見えてくるもの

(1) 糖質は栄養素なのか?
(2) こんなにおかしな糖尿病治療
(3) 穀物生産と、家畜と、糖質問題
(4) 食事と糖質、労働と糖質の関係

VI 浮かび上がる「食物のカロリー数」をめぐる諸問題

(1) 世にもあやしい「カロリー」という概念
(2) 哺乳類はどのようにエネルギーを得ているのか
(3) 低栄養状態で生きる動物のナゾ
(4) 「母乳と細菌」の鉄壁の関係
(5) 哺乳類はなぜ、哺乳をはじめたのか
(6) 皮膚腺がつないだ命の連鎖

VII ブドウ糖から見えてくる生命体の進化と諸相

(1) ブドウ糖――じつは効率の悪い栄養
(2) エネルギー源の変化は地球の進化とともに

VIII 糖質から見た農耕の起源

(1) 穀物とは何か
(2) 定住生活という大きなハードル
(3) 肉食・雑食から穀物中心の食へ
(4) 穀物栽培への強烈なインセンティブ
(5) 穀物に支配された人間たち

あとがき


【著者プロフィール】

夏井睦(なついまこと)
1957年秋田県生まれ。東北大学医学部卒業。
練馬光が丘病院「傷の治療センター」長。
2001年、消毒とガーゼによる治療撲滅をかかげて、
インターネットサイト「新しい創傷治療」(http://www.wound-treatment.jp/)を開設。
湿潤療法の創始者として傷治療の現場を変えるべく、発信を続けている。
趣味はピアノ演奏。
著書に『傷はぜったい消毒するな』(光文社新書)、
『キズ・ヤケドは消毒してはいけない』(主婦の友社)、
『さらば消毒とガーゼ』(春秋社)、『これからの創傷治療』(医学書院)、
『創傷治療の常識非常識』『ドクター夏井の熱傷治療「裏」マニュアル』(ともに三輪書店)、
共著に『医療の巨大転換を加速する』(東洋経済新報社)などがある。

内容(「BOOK」データベースより)
自分の身体で糖質制限を試し、効果や危険のなさを確かめた著者は、糖尿病の糖質制限治療の第一人者である江部康二氏と親交を深めながら、栄養素としての糖質の性質や、カロリーという概念やその算出法のいいかげんさ、そしてブドウ糖からみえてくる生命の諸相や進化などについて独自の考察や研究を開始。本書では、糖質からみた農耕の起源についても新説を展開、穀物栽培により繁栄への道を得た人類が、穀物により滅亡への道をたどりつつあることも指摘する。著者のHPに日々寄せられる、多くの糖質セイゲニストからの体験談の一端も紹介。糖質を切り口に様々なことを考える。


テーマ:糖質制限食
ジャンル:ヘルス・ダイエット
コメント
おはようございます
池に大きな石を投げたような印象ですが・・・(笑)
しかし、カロリーという言葉はいつから生まれたのでしょう・・いろんなものが絡み合って怪しいものです。
さて、糖質の摂取ですが、20g以下/毎食が理想とされてますが、1日大体平均して90~100gくらいの食事で、週に2回ほど30分くらいのジョギングと別の日に軽い筋トレを行ってます。
非糖尿の糖質セイゲニストですが、もう少し糖質を減らしたほうが無難でしょうか。
体重は48㎏、身長165cmです。
よろしくお願いします。
2013/10/19(Sat) 08:58 | URL | クワトロ | 【編集
蛇足ながら・・・
カロリーという言葉、物事を言葉にした時点でそれは概念に変化し、人は感覚を離れて頭で考えるようになるように思います。
先生が行ってる糖質制限は、人としての歴史生命の感覚分野に訴えてるように思われます。

学問というものになった時点で、感覚から離れて概念のものになり、人に共有されます。
その共有されたものを、別の個人個人がまた噛み砕いて自分の感覚に戻してくれれば、それは本当の学問でしょうけど、ほとんど頭で終わってるように思います。
食べ物の歴史も、人のその体に刻印されてるはずですものね。
感覚に戻すのは面倒で時間が必要ですが、頭で考えるのは簡単ですものね。
ここまで発達した食文化というものが、どういう変化ができるのかが楽しみです。

2013/10/19(Sat) 09:22 | URL | クワトロ | 【編集
Re: 主人の糖質制限ダイエットについて。
ターナー さん

人類は、狩猟・採集時代700万年間は、穀物なしの糖質制限食です。
私自身は、2002年から2013年現在まで、スーパー糖質制限食です。
スーパー糖質制限食は人類の健康食と言えますので、長期間続けて何の問題もありません。
果物は太りやすいので、蛋白質・脂質をしっかり標準必要量ほど摂取しましょう。

スーパー糖質制限食では、1回の食事の糖質量を10~20g以下とします。
スーパー糖質制限食の糖質は、ほとんどが野菜分です。

20g以下の範囲なら、ご飯もOKということですが、極々少量になりますね。
2013/10/20(Sun) 18:08 | URL | ドクター江部 | 【編集
Re: おはようございます
クワトロ さん

カロリーの怪しさについては、夏井先生が、今回の新刊で、きっちり追求しておられますよ。
是非、お読み下さい。

非糖尿人ですし、165cm、48kgは少し痩せすぎなので
今ぐらいの糖質量でOKと思います。

BMI20くらいは欲しいので、
1日の総摂取エネルギーをもう少し増やすほうがいいと思います。

2013/10/20(Sun) 18:13 | URL | ドクター江部 | 【編集
グイグイ惹きつけられる
記述がドラマティックでグイグイ惹きつけられます。一つ疑問が氷解したのは、肉や魚は極めて消化がいいこと。糖質制限にして急に下痢しなくなって胃腸の調子がよいのですが、胃に負担をかけなくなったことが原因だと確信しました。一般的健康法としても糖質制限は有効ですね。
2013/10/20(Sun) 20:21 | URL | HSG | 【編集
ありがとうございます
いつも、ご丁寧なご回答ありがとうございます。
なかなか体重が増えないのが少々の悩みです、はい。
人よりは食事量は多いと思うのですが(笑)
57㎏あったのが、半年で今ですから・・。
糖質というものを身体を持って理解しております。


2013/10/21(Mon) 08:46 | URL | クワトロ | 【編集
カロリー・単位
工学系です。

いまだにカロリーの表記(間違いではありませんが)なんとも時代錯誤の栄養学業界?だと思います。

国際的に「単位」を決める組織にはISO、IUPAC、IUPAP等がありますが、IUPACは1969年7月の総会においてSIを全面的に採用しました。
SIはすでに世界の多くの国で採用され、科学と工学のあらゆる分野でこの単位系を使うことが勧告されています。日本においても計量法、日本工業規格(JIS)などに採用されています。

これを受けて日本の工学系では「ジュール」を基本にしてこの「IS」の換算基準に基づきKW等の表記をします。

さて、問題の「カロリー表記」ですが、この単位は「非SI単位系」と定義(1cal=4.184J)されており、現時点では非科学的と言っても過言ではないと思います。
工学系での熱量の表記でKcalを使用することはまずありません。J(ジュール)若しくはKW(ワット)を使用します。

しかし、生態系の代謝エネルギーに関してその単位の厳格な算出方法は現在ではないと思います。
今後、栄養学関係研究者には(生物物理学的に)期待したいところです。
2013/10/21(Mon) 13:26 | URL | Yamamoto_ma | 【編集
Re: カロリー・単位
Yamamoto_ma さん

正確な情報をありがとうございます。
勉強になります。

夏井睦先生も、今回のご著書で、
現在のカロリーの算出方法そのものが、怪しいと指摘しておられますね。
2013/10/21(Mon) 18:04 | URL | ドクター江部 | 【編集
コメントを投稿
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可