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久山町研究、糖尿病増加、清原氏の弁明は通用しない。
【13/10/11 千葉の産婦人科医A

久山町研究、清原氏の弁明

「栄養と料理」11月号には、『なぜ「久山町」で糖尿病が増えたのか?』という特集が掲載されています。久山町研究の研究統括者清原裕九大教授の弁明です。

久山町で糖尿病が増えたのではなく、精度の高い検査をしたから有病率が日本人全体よりも高くなったのだというのです。

久山町研究で目指したのは糖尿病の正確な有病率を知りたかったのでしょうか?

本当は、炭水化物60%を摂取してしっかり運動もして、有病率が下がるはずと思って研究を始めたはずです。その結果が逆になって糖尿病が増えてしまったのです。

ですから、この食事法ではだめだということがわかったはずなのに、いまだにそれを認めないで弁明です。

さらに高率に認知症が発症しやすいことも示されたのです。

大学教授が、どう弁明しても破たんした食事指導に、気が付く人はどんどん増えています。】



こんにちは。

千葉の産婦人科医A さんから、久山町研究に対する清原氏の記述に対してコメントをいただきました。

千葉の産婦人科医A さん、コメント、ありがとうございます。

2007年7月27日(金)毎日新聞朝刊に、1988年から2002年にかけての久山町の糖尿病増加に関して、
研究責任者の九州大学・清原裕教授の文言として、

「88年以後、運動や食事指導など手を尽くしたのに糖尿病は増える一方。
どうすれば減るのか、最初からやり直したい」


と明確に記載してあります。

清原先生、2007年頃の、真摯に現実(久山町糖尿病増加)を受けとめて反省しておられた原点に、戻られては如何でしょうか?

今更、手のひらを返すような言い訳は、通用しないと思います。

千葉の産婦人科医A さんの仰有る通りですね。

「88年以後、運動や食事指導など手を尽くしたのに糖尿病は増える一方。」

だったのです。

運動療法が悪いわけはあり得ませんので、久山町で実践された食事指導(日本糖尿病学会推奨の従来の糖尿病食)が、結果として久山町住民の糖尿病有病率を著明に増加させたことは間違いのない事実なのです。


江部康二


テーマ:糖質制限食
ジャンル:ヘルス・ダイエット
コメント
月例会のお知らせ
先生、10月6日の福岡の講演会の効果で、新しく4名の、申し込みがありました。千葉のAドクターが言われているように、パラダイムシフトは着実に進んでいます。エビデンスよりも、私達にはエベデンスガあります。


                    2013.10.8(火)
糖 質セイゲニストの皆さま
                       世話人 三島 学


          第17回  月例会のお知らせ

日 時:2013.10.13(日) 12~16:00
場 所:三島塾 2F
会 費:1,000円
今 月のランチ:ボロネーゼ(島豆腐麺+愛農ポーク使用)
        グリコ様ご提供の低糖質アイスクリーム 

今月のテーマ:
① 江部康二先生の講演会in福岡の報告 配布資料より
② 「これからの食事療法はプライマリ・ケアの哲学で…」(中村巧、江部康二、・・・)
③ 糖質制限、最新情報
 「栄養と料理」「family」「週刊新潮10/17」・・・
④ メンバーによる発表
ココナッツオイルの研究
⑤ スケジュールの確認
  11月10日(日)次回、第18回 月例会
11月17日(日)江部先生の講演会(福岡)

○ 準備の都合がありますので、
 「参加の申し込み」(返信)をお願いします。
  misimyk@yahoo.co.jp
2013/10/11(Fri) 17:58 | URL | 北九州 三島 | 【編集
Re: 月例会のお知らせ
北九州 三島 さん

糖 質セイゲニスト in 北九州

ますます盛んですね。
2013/10/11(Fri) 18:20 | URL | ドクター江部 | 【編集
おつかれさまです
パラダイムシフト・・本当に加速装置でもついてるかのように浸透しそうですね。
さて、運動についてですが、従来の知識では運動直前にはスポーツドリンクやゼリー、1時間位前には炭水化物を摂取すると効率が良い、と育ってきました。
ですが、血糖値を上げて運動すれば、血流も速くなってるでしょうし、グルコーススパイクによる血管内壁の損傷も増えるのでは?と考えたりもするのですが、運動は別なのでしょうか?
少し疑問に思ったので、よろしくお願いします。
2013/10/12(Sat) 15:42 | URL | クワトロ | 【編集
Re: おつかれさまです
クワトロ さん

直前とか20~30分前に糖質摂取して血糖が上がり始めているときに、
運動開始するとインスリン非依存的に筋肉細胞が血糖を取り込むので、
害は少ないと思います。

2型糖尿人で、1時間前に糖質摂取だとすでにグルコーススパイクが生じている可能性が高いですね。

しかし、長距離走などで、「脂肪酸-ケトン体エネルギーシステム」を積極的に持続的に使いたいときに、
糖質を摂取すると、「ブドウ糖-グリコーゲンエネルギーシステム」に切り替わるので、
「脂肪酸-ケトン体エネルギーシステム」の利用効率が悪くなり、筋肉中のグリコーゲンが減少して、持続的スタミナを失う可能性があります。




2013/10/12(Sat) 18:38 | URL | ドクター江部 | 【編集
ありがとうございます
ご回答、ありがとうございました。
無理に糖質を摂取せずに、運動した方が良さそうですね。
了解です。
2013/10/13(Sun) 19:58 | URL | クワトロ | 【編集
久山町の実験について、
被験者となられた町民は何を信じたのでしょうか?
このご時世に、町の言いなりになる方がどのくらいいらっしゃるのか・・・・
研究への協力金ということで、なにがしかのお礼が渡ったのでしょうか?
もしそうであれば、糖尿病という病気の代償ということになりますよね。
為政者や研究の責任者は、もっと人命を尊重すべきだと思うし、結果が思わぬ方向にいけば、謙虚に訂正して町民の命を守るべきだと思います。
さらに、町民の皆さん、被験者になる前に、もっと安全な研究はであるかどうかを見極めた上で協力してください。
これからは情報の時代です。
正しい判断が個人に求められます。
2013/10/16(Wed) 01:23 | URL | 糖尿人M | 【編集
Re: タイトルなし
糖尿人M さん

久山町住民の方々、ひたすらボランティアだと思います。
脳卒中の解決の時は、久山町と九州大学と「win win」の関係で、信頼関係も高まったと思います。

糖尿病発症予防の取り組みは、脳卒中の成功体験を経て、始まったものです。

糖尿人M さんの仰有る通り、糖尿病予防に失敗したのですから、
九州大学チームは謙虚に反省して失敗の原因を見極め、今度こそ、
その成果を住民に還元すべきですね。

今日まで糖尿病発症予防失敗の原因が、九州大学内部で全く検討されていないのが、一番の大問題です。
2013/10/16(Wed) 14:15 | URL | ドクター江部 | 【編集
久山研究の真実
◇熊本日日新聞2009年10月
http://qq.kumanichi.com/medical/2009/10/post-796.php
増加止まらぬ糖尿病 日本型食生活で改善

 なぜ糖尿病が増えているのか。久山町の調査では、肥満でない人でも糖尿病が増えている。
 清原教授は「食の欧米化によって脂質、特に動物性脂質の摂取量が増えたことが原因。米を中心にした日本型食生活に戻さないと、糖尿病は減らせない」と強調した。

<批判> 栄養と料理でもそうだが、具体的な数値は何一つ示していない

◇九州大学医学部 環境医学分野
http://www.envmed.med.kyushu-u.ac.jp/research/disease05.html

…久山町で糖尿病が増えた原因を、何一つ説明していない
2013/10/16(Wed) 22:00 | URL | 精神科医師A | 【編集
Re: 久山研究の真実
精神科医師A さん

情報をありがとうございます。

九州大学医学部 環境医学分野として、久山町研究への責任があります。

責任者の清原氏は
1988年から2002年の「運動と食事指導」で、
糖尿病予防に失敗して糖尿病を増やしたという事実に対して、
その失敗の原因を究明して、明らかにする義務があると思います。
この間、増えたのは糖質摂取量であり、タンパク質・脂質摂取量は減少しています。
2013/10/17(Thu) 18:36 | URL | ドクター江部 | 【編集
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