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メタボリックシンドロームと肥満⑥
こんばんは、江部康二です。

一億総健康化時代と申しましょうか、一種の流行のように、あちこちでメタボリックシンドロームという言葉が出てきます。この言葉と一緒に良く目にするのが、“コレステロール”。

で、その“コレステロール”なんですが、漠然と“コレステロール=悪者”と思っておられる方も多いのではないでしょうか。

そこで、今回・次回と分けて、この“コレステロール”について書いてみたいと思います。

<コレステロールの真実>
メタボリックシンドロームの診断基準の中には総コレステロールやLDL-コレステロールは全く含まれておらず、これらとは全く異なるリスクファクターとして設定されています。

またコレステロールはとかく悪者にされがちですが、実は細胞膜や男性ホルモン、女性ホルモンなどの原料として人体に必要不可欠な大切な物質です

一般にLDLコレステロールは悪玉でHDLコレステロールは善玉という言い方をしますがこれも正確ではありません。

正常サイズのLDLは中に約40%のコレステロールを含んでおり、肝臓で合成されたコレステロールを末梢組織に運ぶ真っ当な役割を果たしています。

HDLは末梢組織の細胞で余ったコレステロールを回収して肝臓に運んでいます。即ちLDLもHDLも人体に必要なものであり日々良い仕事をしており逆に少なすぎたら困るわけです。

実際2005年に日本動脈硬化学会で報告された青森県立保健大の嵯峨井勝教授の調査や日本循環器学会で報告された北海道大学の佐久間一郎氏の分析では「総コレステロール高値と心筋梗塞は無関係」という結果がでています。
テーマ:糖尿病
ジャンル:ヘルス・ダイエット
コメント
よかった!
去年11月血液検査結果
総コレステロール値221と、
すこ~しだけ高かったのです・・・(´-`)ホッ。oO
2007/04/07(Sat) 16:40 | URL | ラオ子 | 【編集
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