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「イヌイットの伝統食と心筋梗塞の少なさ」世界不思議発見

【13/09/22 BM
世界ふしぎ発見

初めまして。

糖質制限を実践しHbA1c(JDS)が10.3(12/12/4)から5.0(13/6/5)になり、その後は5%台をうろうろしております。
先生の糖質制限食のお陰です。ありがとうございます。

昨日放送の世界ふしぎ発見でイヌイットの伝統食(生肉中心)は高脂肪食なのに心筋梗塞などの現代病にかかる人が少ないと紹介されていました。

番組では極寒地に住む動物の脂肪は牛や豚のそれとは質が違うため健康に良いと結論付けていましたが、あれは単に糖質制限では?と思いました。

糖質制限食の認知がさらに広がることを願います。】



こんにちは。

BM さんから、「イヌイットの伝統食と心筋梗塞の少なさ」についてコメントいただきました。
ありがとうございます。

BM さん。
糖質制限食でHbA1cがNGSP値なら10.7%→5.4%
で、素晴らしい改善です。
良かったです。

イヌイットは、生肉と生魚が主食という完全無欠の糖質制限食を四千年以上続けてきた民族ですが、有名なダイアベルグ博士の研究によると、心筋梗塞や脳梗塞が極めて少なかったことが報告されています。

同時期、同じくらいの高脂肪食を食べていたデンマーク人においては、心筋梗塞や脳梗塞が多発していたので、その差が注目されました。

このときダイアベルグ先生は、イヌイットの血液中にはデンマーク人に比べてはるかに多くのEPAが多く含まれていて、それがイヌイットに心筋梗塞や脳梗塞が少ない理由であると結論しました。

そして極寒地に住む動物(アザラシ、北極イワナ、シロイルカなど)の脂肪には、EPAが沢山含まれているのです。

これはこれで重要な発見であり、EPAはのちに薬(エパデールなど)となり、保険薬として日本でも販売されています。

しかしながら、血中EPAが高値というだけで心筋梗塞や脳梗塞が予防できるなら、糖尿病の人も肥満の人も、何でも好き放題食べてエパデールさえ内服しておけば、それでOKということになりますが、さすがにそんな都合のいいことはありません。

真実は、BMさんがご指摘のように、スーパー糖質制限食により、常に血流・代謝が常にスムースであり、血糖変動もほとんどなく酸化ストレスもないことの方が、大きな要因であったと思われます。

EPA高値はそれも少しあるかくらいのおまけに過ぎないと思います。

1920年代から、毛皮商人により小麦が持ち込まれるようになり、徐々にバノックという無発酵パンがイヌイットの主食となります。

小麦を日常的に食べるようになってしばらくすると、心筋梗塞や脳梗塞も米国・カナダと同等かそれ以上の頻度となってしまいました。


江部康二

テーマ:糖質制限食
ジャンル:ヘルス・ダイエット
コメント
お礼
私のコメントを取り上げていただきありがとうございました。
これからも糖質制限を頑張って続けていきたいと思います。
2013/09/24(Tue) 00:13 | URL | BM | 【編集
体重減少
江部先生こんにちは
私は2年前の20歳の時に糖尿病になりました。そこで江部先生の著書に出会い糖質制限食をはじめました。おかげさまでHbA1cも基準値内におさまっています。しかし1点だけきがかりな事があります。それは体重が減りすぎているという事です。糖尿病になる前は50キロだったのですが糖質制限食を初めて43キロまで落ちました。
体重がある程度減少する事はわっかていましたが減りすぎているので心配になりました。
そこで2点質問があるのですが
①このまま糖質制限食を続けても良いのか?
②体重を維持・もしくは増加させる方法はありますか?
※身長164CM 体重43キロ 
2型糖尿病です
よろしくお願いします
2013/09/24(Tue) 14:24 | URL | 田中雄一 | 【編集
Re: 体重減少
田中雄一 さん

拙著のご購入ありがとうございます。
HbA1cの改善、良かったです。

体重減少は、
「消費エネルギー」〉「摂取エネルギー」
ということに尽きます。

何はともあれ、摂取エネルギーを増やしてください。
まずは50kgまで戻しましょう。

糖質制限しながら、
動物性脂肪も積極的に摂取していいですし、オリーブオイルを料理に使ってエネルギーを得るのもいいです。
間食に「ナッツ類20~30粒」を1日2回とかもOKです。
2013/09/24(Tue) 15:40 | URL | ドクター江部 | 【編集
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