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第2回「エビデンスに基づく統合医療(eBIM)研究会」のご報告
こんにちは。
第2回「エビデンスに基づく統合医療(eBIM)研究会」のご報告です。


第2回「エビデンスに基づく統合医療(eBIM)研究会」
http://www.ebim.or.jp/
日 程: 2013年8月10日(土)13:00~
         8月11日(日)9:00~17:00

8月11日(日)15:00~17:00
シンポジウム2「エビデンスに基づく食事療法」

基調講演  糖質制限食の有効性と安全性  
一般財団法人高雄病院 江部康二

癌治療におけるケトン食の可能性 
大阪大学大学院医学系研究科漢方医学寄附講座 有光潤介先生

整形外科クリニックにおける肥満外来(2000例/10年間)
医療法人社団中村整形外科リハビリクリニック 中村巧先生

エビデンスに基づく Good Diet
大阪大学大学院医学系研究科生体機能補完医学寄附講座 前田和久先生

Dr Good Diet グランフロント大阪での展開
 株式会社レイ・クリエーション 原田徹朗代表取締役 

座長 大阪大学大学院医学研究科漢方医学寄附講座 準教授 萩原圭祐先生
座長 大阪市立大学大学院生活科学研究科 食・健康科学専攻準教授 安井洋子先生

会場:大阪大学中之島センター(大阪市北区中之島4-3-53)
テーマ:これからの医療に求められるもの、統合医療の将来像
主催:エビデンスに基づく統合医療研究会 http://www.ebim.or.jp/
共催:大阪大学大学院医学系研究科 生体機能補完医学寄附講座




「エビデンスに基づく食事療法」シンポジウム
無事終了しました。

江部康二、中村巧先生は、糖質制限食の話、有光潤介先生はケトン食の話で、会場はかなり盛り上がりました。

前田和久先生は、ハーバード大学の食品ピラミッドのことを話され、特に精製炭水化物(白米や白いパン)は、一番食べてはいけないものと強調されました。

原田徹朗代表取締役は、ハーバード式Good Dietを、ゲーム感覚で楽しんで体験して貰えるようなアプリを考えておられ、夢のあるお話しでした。

時間は大分おしましたが、質疑応答もしっかりできました。

最後のまとめで、3分間いただきましたので、現行の糖尿病学会推奨のカロリー制限食(高糖質・低脂質食)では
「平均血糖変動幅増大」「食後高血糖」を必ず生じるので、糖尿病合併症は(人工透析、失明、足切断・・・)は、決して防げないことを説明しました。

そして、悪いのは決して糖尿病患者さんではなく、間違った食事療法を指導している糖尿病専門医であることを強調しました。

今のまま、糖尿病専門医が、合併症の発生を漫然と放置し続けるなら、将来責任問題になる可能性も指摘し、会場の参加者の支持を頂きました。

江部康二



テーマ:糖質制限食
ジャンル:ヘルス・ダイエット
コメント
パーフェクトガイドが届きました。
落ち着いたいい装丁ですね。
もう、知らないではすまされない・・・のコピーも、決まっていると思います。
早速、読ませていただきます。
北九州のメンバーにもお勧めしておきました。
2013/08/12(Mon) 17:17 | URL | 北九州 三島 | 【編集
昆虫食
毎日新聞(が届けてくれる)
月刊「ニュースがわかる」9月号 P18~21
に、昆虫食の記事があります。
小学生の塾生のために定期購読しています。

塾内では、江部先生のブログの内容が飛び交っているので、このテーマも、小学生にとって珍しいことではありません。見つけた生徒が「あったよ。」と報告してくれました。汗;
2013/08/13(Tue) 08:08 | URL | 北九州 三島 | 【編集
Re: 昆虫食
北九州 三島 さん

なるほどわかりました。
毎日新聞の小学生向け冊子なのですね。
2013/08/13(Tue) 09:16 | URL | ドクター江部 | 【編集
人体実験です(笑)
江部先生

HbA1c 8.7 から糖質制限食を開始してから2年8カ月経過しました。
今回(8月6日)は趣向を変えて採血して頂きました。44時間絶食時の結果です。
    (↑糖質制限食で遊んでいるらしい・笑・)
いち証例としてお目通しください。

結論から・・・
「ケトーシスとケトアシドーシスとはまるで異なる」です。
採血結果、クリニックから先ほど郵送されてきまして、予想とかなり違っていたので驚いております。

まず、前回4月の通常の糖質制限食の結果です。

血糖値        98mg/dl
HbA1c   5.4%(NGSP)
総ケトン体      2150μM/L
アセト酢酸 250μM/L
3-ヒドロキシ酪酸   1900μM/L
UA 5.5mg/dL

今回の絶食時のワタクシ的予想は
血糖値・・・・80前後
総ケトン値・・・・3~4mM/L
位かな?と思っておりましたが、とんでもない数値となっておりました。

血糖値        101mg/dl
HbA1c    5.4%(NGSP)
総ケトン体    8765μM/L
アセト酢酸 955μM/L
3-ヒドロキシ酪酸   7810μM/L
UA 8.4mg/dL

本来の常識ですと、私は救急車で運ばれて即入院、中和剤点滴となるでしょう。
体調はなんともなく、むしろ頭は冴えていたと思います。
(今年から主治医を糖質制限推進派の糖尿病専門医に変えました。そこでケトン値の上限ってどんなものだろうか、が話題になり糖尿病ガイドブックをみせて頂いたのですが7m以上でケトアシドーシスとなっておりました。この主治医は高くても問題ないと思いますがねぇーとおっしゃていました。
昨年と違い理解ある主治医に出会ってよかったです。送られたデータ表とは別に手書きコメントがあって「しっかり3-ヒドロキシ酪酸でてました。尿酸値が高くなったのは絶食のせいです」とのことです。)
「ケトーシスとケトアシドーシスとは別物」と確信した次第でございます。
6mM/L位でプラトーとの説がありますが、少し修正かもです。
また、絶食時に脂肪酸の代謝に切り替わると思っておりましたが、切り替わるのではなくしっかり糖新生も活性化していたといううことでしょうか。

以上なにかの参考になれば・・・で,コメントさせていただきました。

P.S 以下オフレコにて・・・
  この数値、某山田先生に見せたいですね(笑)
2013/08/13(Tue) 15:28 | URL | Yamamoto_ma | 【編集
Re: 人体実験です(笑)
Yamamoto_ma さん

ケトン体、すごい数値ですね。
絶食療法で3000~4000μM/L くらいは、あるのですが、

8765μM/L というのは、初めて目にする数値です。
ともあれインスリン作用が確保されている生理的ケトン体上昇ですね。
主治医に理解があって良かったです。

絶食時は「脂肪酸-ケトン体」エネルギーシステムを、心筋・骨格筋など体細胞はしっかり利用していると思います。一方、赤血球のために肝臓は糖新生もしていると思います。
2013/08/14(Wed) 08:54 | URL | ドクター江部 | 【編集
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