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メタボリックシンドロームと肥満⑤
こんにちは、江部康二です。

もう4月ですね。一年の四分の一が終わってしまいました。
京都市内では早咲きの枝垂桜が咲き出し、大陸からは汚染物質をくっつけて黄砂が山ほど飛んできてます。いよいよ春本番を迎える雰囲気になってきました。

そこで、心機一転というわけではありませんが、ブログの表題を、『ドクター江部の糖尿病徒然日記』に変更しました。これからも、糖尿病メタボリックシンドロームなどの、患者さんのためになる情報を発信していきたいと思います。

二回ほど話がそれたので、「メタボリックシンドロームと肥満」に話を戻しますね。

メタボリックシンドロームと糖質制限食>
メタボリック症候群発症の上流に高インスリン血症があり、そのさらに上流に内臓脂肪肥満があるとされています。しかし私達は最上流には炭水化物(特に精製炭水化物)過剰摂取があると考えています(図1)。なぜならば糖質制限食でメタボリック症候群の診断基準の全ての指標が改善するからです。

糖質制限食を実行すれば内臓脂肪は速やかに減少し、それに伴い血圧も改善します。血糖値は勿論速やかに改善し、中性脂肪も減少します。またHDL-Cは上昇します。

脂肪の減少ですが、内臓脂肪がまず先に燃えて、徐々に皮下脂肪燃えはじめます。そして肥満が改善していきます。

糖質制限食実践により、脂肪酸を燃やすエネルギーシステムが活性化するので、無理なくやせることができます。自分の適正の体重になればそれ以上の減少はしません。

なお糖質と食物繊維を合わせたものが炭水化物です。

(図1)
20070403162034.gif

テーマ:糖尿病
ジャンル:ヘルス・ダイエット
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