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15年来の脂肪肝がスーパー糖質制限食で改善
こんにちは。

ニャンミーさんから、「15年来の脂肪肝がスーパー糖質制限食で改善」という、とても嬉しいコメントをいただきました。

ニャンミーさん、ありがとうございます。

糖尿病と脂肪肝で15年間経過、この間飲酒していないのに

AST(GOT)80 
ALT(GPT)134

スーパー糖質制限食開始してからは、飲酒復活したのに

AST35、ALT39
γーGT30

と15年ぶりに大きく改善

TG150~300 → 今回は56
HDL74、LDL101

スーパー糖質制限食で全てのデータが正常化ですね。

素晴らしいです。

実は、脂肪肝そのものが、糖質の頻回・過剰摂取によるインスリンの頻回・過剰分泌により生成される可能性が高いと私は考えています。

脂肪肝はかつては、放置してもさしたることはないと言われていましたが、近年、「NASH」が認識されるようになり、様相が一変しました。

非アルコール性脂肪性肝炎(Non-alcoholic steatohepatitis)を略してNASHです。

NASHは、肝炎から肝硬変や肝臓癌に進展することもあり、結構こわいのです。

肝臓に脂肪が蓄積→脂肪肝→非アルコール性脂肪性肝炎→肝硬変→肝癌

B型ウィルスやC型ウィルス以外に、NASHからも肝癌になり得るので、ゆめゆめ油断は禁物なのです。

ニャンミーさん、血糖コントロールもスーパー糖質制限食で良好と思います。

血糖、脂質、脂肪肝が全て正常化していますので、動脈硬化のリスクや肝ガンのリスクは、ほぼ消失です。

これからも美味しく楽しく糖質制限食をお続けくださいね。

主治医も、当初疑問をもっていたのに、データ改善後は素直にそれを認めてくれて糖質制限食に肯定的になったとは嬉しいですね。

目の前に好結果が出ていてもそれを認めようとしない頑迷な医師も多い中、ニャンミーさんの主治医殿は、柔軟で素直な考えの持ち主なのですね。

このような医師が少しずつ増えていけば、医学界にも大きな変化が生まれていくと思います。


江部康二



【13/06/24 ニャンミー

15年ぶりに肝機能が!!

江部先生、こんにちは、先日健康診断で貧血といわれ、主治医のところで検査をしてもらったところ大変うれしいデータが出ましたのでお知らせします。

実は糖尿病と並んで脂肪肝による肝障害といわれ15年ほど経過しております。この間酒は一切絶っているのですが12月のデータではAST(GOT)80ALT(GPT)134だったのですがs糖質制限食を始めてからは逆に酒も前より飲むようになりました。

今回はそんな私のデータがAST35、ALT39,γーGT30と15年ぶりに大きく改善したのです。TGに至っては常に150をこえ300くらいあったのですが、今回は56HDL74、LDL101など健康人そのものです。

先生の言われるように主食を抜けば健康になることを証明したデータであろうと思われます。

ところで心配していた貧血ですがHb14.9と正常範囲であることがわかりほっとしております。やはり眼瞼結膜だけではわからないのですね。

主治医もS糖質制限食に疑問を持っていたようですがこのところの結果があまりによく、大変感心し「やはりこの食事がいいのですね」といっておりました。

糖質制限食を体をもってその正しさを証明でき、またこれを普及する医師をもっと増やすことで糖尿人の福音にしたいと思います。

7月21日は現在調整中ですがぜひ参加したいと思っております。】



テーマ:糖質制限食
ジャンル:ヘルス・ダイエット
コメント
唐突ですが・・・。
唐突ですが・・・。
私も参考にしたく、
この方(ニャンミーさん)の、スーパー糖質制限食の期間は、どのくらいで、このような、結果がでたのかできれば、教えてもらえませんか?
2013/06/26(Wed) 16:15 | URL | Neo | 【編集
Look AHEAD 試験の結末(1)
 米国の平均58.7歳・BMI=36の2型糖尿病者5145人を、ライフスタイル強化療法群と対照群とに2分し、平均9.6年の追跡調査を行った。
 ライフスタイル強化療法群は,カロリー制限〔1200~1800 kcal/日(総カロリー中のエネ比は、脂肪<30%,蛋白質>15%),食事交替製品の使用〕および運動療法(最低175分/週の中強度の身体活動)による7%の体重減少を目標とした。つまり、日本糖尿病学会の推奨する食事療法に概ね合致しており、Joslin 糖尿病センターの基準(P:F:C=3:3:4)より、低脂肪である。
http://koujiebe.blog95.fc2.com/blog-entry-2199.html

 中間発表の時点では、それなりの成果が得られ、2011年のADA総会で発表された。糖質制限批判派の尖峰・東京女子医大の内潟教授は誇らしげに報告している
http://twmu-diabetes.jp/network/diabetes-news-no124.php

 だが結局、『無益性の解析』の実施により,同試験は追跡期間中央値9.6年で中止となった。心血管イベントの減少は認められなかったからである。米国人にとって、「和食はヘルシー」とは必ずしも言えない結果となった
2013/06/26(Wed) 21:20 | URL | 精神科医師A | 【編集
Look AHEAD 試験の結末(2)
[2013年6月26日]
◆2型糖尿病患者の肥満是正強化はのれんに腕押し?―長期の心血管リスクを評価,米・Look AHEAD試験
http://mtpro.medical-tribune.co.jp/mtpronews/1306/1306072.html

 生活習慣の是正は2型糖尿病治療の基本だが,過体重または肥満の同患者が食事・運動療法の強化によって減量し,その体重を長期間維持できても,心血管リスクの低下は得られないというLook AHEAD試験の結果が,N Engl J med 2013年6月24日オンライン版に掲載された。
http://www.nejm.org/doi/full/10.1056/NEJMoa1212914?query=featured_home#t=article

 同研究グループは,ネガティブな結果に終わった同試験の原因を分析。体重減少の強化不足や対照群における教育やスタチン薬の使用量による効果が影響した可能性を挙げている。同試験の結果は,第73回米国糖尿病学会年次学術集会(ADA 2013;6月21~25日,シカゴ)でも発表された。

◇強化療法群では7%の体重減少率とその維持が目標

 現在,過体重または肥満の2型糖尿病に推奨されている減量は,血糖コントロール,心血管危険因子,患者QOL,肥満による合併症などの改善のエビデンスに基づいている。

 しかし,いずれのエビデンスも短期の研究であり,長期における減量の有効性や2型糖尿病の危険因子である心血管リスクおよび心血管死の減少は明らかではなかった。

 そこで,米国内16施設に登録された過体重または肥満を有する2型糖尿病患者を,ライフスタイル強化療法群(2,570例,平均年齢58.6歳,女性59.4%,平均体重101kg,平均BMI 35.9)または患者をサポート・教育する対照群(2,575例,同58.9歳,59.7%,101kg,36.0)にランダムに割り付け,1次評価項目である心血管死,非致死性心筋梗塞(MI),非致死性脳卒中または狭心症による入院を最大13.5年追跡した。

 ライフスタイル強化療法群は,カロリー制限〔1,200~1,800 kcal/日(総カロリーから30%以上の脂肪摂取減,15%以上の蛋白質摂取増),食事交替製品の使用〕および運動療法(最低175分間/週の中強度の身体活動)による7%の体重減少とその維持を目標に,講習会や個別のカウンセリングを毎週,開始から6カ月間実施した。

 一方,対照群では,社会的支援,食事療法,運動療法に関するそれぞれの講習会を4年間毎年行った。

◇5%のリスク減少で有意差なし

 ライフスタイル強化療法群における1年後の体重減少率は,対照群に比べて有意に大きく(8.6% vs. 0.7%,P<0.05),試験終了時ではその差は小さくなったが,依然として体重減少率に有意差があった(6.0% vs. 3.5%,P<0.05)。

 試験終了時における両群間のHbA1c※,心血管危険因子を見たところ,対照群に比べてライフスタイル強化療法群ではHbA1cの有意な改善が認められた(ベースラインからの両群間の平均差-0.22%,95%CI -0.28~-0.16,P<0.001)。

 しかし,血清脂質のうちLDLコレステロール(LDL-C)はライフスタイル強化療法群に比べて対照群で低く,試験終了時におけるLDL-C値の差は1.6mg/dLであった。その背景として,降圧薬,スタチン,インスリン製剤の使用は,ライフスタイル強化療法群に比べていずれも対照群で多かったという点が指摘されている。

 1次評価項目である心血管死,非致死性MI,非致死性脳卒中または狭心症による入院の発生は,ライフスタイル強化療法群は403例,対照群は418例であり,両群間に差は認められなかった〔100人当たり1.83 vs. 1.92,対照群に対するライフスタイル強化療法群のハザード比(HR)0.95,95%CI 0.83~1.09,P=0.51〕。

 さらに,2次評価項目である「心血管死,非致死性MIまたは非致死性脳卒中」のHRは0.93(95%CI 0.79~1.10,P=0.42),「全死亡,非致死性MIまたは非致死性脳卒中」は0.93(同0.82~1.05,P=0.23),「全死亡,非致死性MI,非致死性脳卒中,狭心症による入院,冠動脈バイパス術,経皮的冠動脈インターベンション,心不全による入院,頸動脈血管内膜切除術または末梢血管疾患」は0.94(同0.84~1.05,P=0.29)と,いずれも両群間に有意差は認められなかった。

◇生活習慣是正の重要性を再確認

 実は,futility analysis(無益性の解析)の実施により,同試験は追跡期間中央値9.6年で中止となった。

 同研究グループは,過体重または肥満の2型糖尿病患者に対する減量を目的としたライフスタイル強化療法群では,心血管イベントの減少は認められないと結論するとともに,なぜ統計学的有意差が得られなかったのか,その原因を探っている。

 同研究グループによる解釈は次の4点。

 1.検出パワーに欠けていた
 2.両群間における体重減少率の差は,最終的にわずか2.5ポイントであり,1次評価項目を達成するには,ライフスタイル強化療法群でさらなる体重減少が求められた
 3.対照群における教育やスタチンの使用量による効果が影響した可能性があり,両群間におけるリスク減少率の差を少なくした
 4.ルーチンな日常診療において,両群間の心血管危険因子の管理強化は,生活習慣の是正による有効性の評価を困難にさせた

 なお,同日のオンライン版でカナダ・McMaster大学人口健康研究所糖尿病研究部長のHertzel C. Gerstein氏が“Do Lifestyle Changes Reduce Serious Outcomes in Diabetes?”と題する短報を発表している。
http://www.nejm.org/doi/full/10.1056/NEJMe1306987

 同氏も両群間に有意差がなかったのは,スタチンやACE阻害薬などによる心保護作用が影響した可能性があることを挙げた。しかし,糖尿病患者において生活習慣の是正が重要であることに変わりはなく,そのことを再確認したとしている。
2013/06/26(Wed) 21:22 | URL | 精神科医師A | 【編集
Re: 唐突ですが・・・。
Neo さん

ニャンミーさん、2012年12月のデータがでてから、
スーパー糖質制限食開始されたと思うので、
約半年での結果と思います。
2013/06/28(Fri) 07:57 | URL | ドクター江部 | 【編集
素晴らしい結果ですね*(^o^)/*
数字に現れると本当に良かったと思いますよね。
私も家族が糖尿病なので拙いながら料理を作っています。
人様の数字だけを見てもその努力やご苦労がうかがえます。
お互い頑張りましょう(=゚ω゚)ノ
2013/07/01(Mon) 11:07 | URL | Ban晩ご飯 | 【編集
日本生活習慣病予防協会の記事も注目

http://www.seikatsusyukanbyo.com/calendar/2013/002354.php
2013/07/01(Mon) 16:31 | URL | 精神科医師A | 【編集
全国生活習慣病研究会
理事長/池田義雄先生の解説

http://www.seikatsusyukanbyo.com/monthly/2013/seminar/qanda.php

注目すべき回答は、

「…国立国際医療研究センター病院の能登洋医長らが本年1月に報告しています。しかし実際はどうなのか?と問われますと答えに窮します。この回答を得るためには無作為の前向き研究がしっかりと行われる必要があります。これが我が国で行われることを期待いたしましょう」
2013/07/01(Mon) 16:37 | URL | 精神科医師A | 【編集
Re: 全国生活習慣病研究会
精神科医師A さん。

情報をありがとうございます。
池田義雄先生もニュートラルな立場であり、
糖質制限食も指導しておられるようですね。
2013/07/02(Tue) 09:16 | URL | ドクター江部 | 【編集
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