2013年06月19日 (水)
こんにちは。
菜間草庵 さんから、糖質制限食でHbA1c、血糖値、歯周症、花粉症改善という嬉しいコメントをいただきました。
菜間草庵 さん
拙著のご購入、ありがとうございます。
2011年11月、随時血糖値380、Hba1c10.4%(J)、10.8(NGSP)
2012年2月、空腹時血糖値90、Hba1c5.8%(J)、6.2(NGSP)
2013年、Hba1c5.2から5.4%程度(J)、5.8(NGSP)
素晴らしいデータ改善です。
J大学病院の担当医と栄養士さん、さぞかしビックリされたことでしょうね。
ビックリしたらついでに糖質制限食勉強してくれたらいいのですが・・・。
「最近テレビコマーシャルで砂糖の宣伝として、脳のエネルギーはブドウ糖のみ、砂糖はブドウ糖と果糖から出来ています。あなたの脳に砂糖は足りていますか。というものを二回ほど見ました。
事実と異なる内容のコマーシャルには問題があると思い、ジャロ(広告審査機構)に電話で問題提起をいたしました。」
菜間草庵 さん、ジャロに電話とはご苦労様です。
こういうところから、地道に正しい知識を広げて行くのはとても良いことと思います。
脳はブドウ糖だけでなくケトン体を利用します。(*)
日常生活では心筋・骨格筋など多くの体細胞は、脂肪酸・ケトン体を主エネルギー源としています。(**)
*ハーパー生化学(原書27版):P194、上代淑人監訳.丸善株式会社.2007
**ハーパー生化学(原書27版):P157、上代淑人監訳.丸善株式会社.2007
ハーパー生化学というのは、原書27版とあるように版を重ねていて、信頼と定評の確立した米国の医学の教科書です。ハーパー生化学に記載してあると言えば、ジャロ(広告審査機構)も無視はできないと思います。
そしてGLUT1欠損症の場合は「ケトン食」が唯一の治療法です。
GLUT1欠損症では脳細胞がブドウ糖をほとんど利用できないので、通常の食事では意識不明やてんかんの発作を頻回に生じます。
ケトン食実践で血中ケトン体が高値となり、ケトン体が脳のエネルギー源のほとんどを占めるようになれば、健康な生活をおくれます。
つまりGLUT1欠損症では脳はブドウ糖が使えないので、ケトン体が脳の唯一のエネルギー源となるのです。
このことは、小児科のてんかんの専門医なら誰でもしっていることです。
「ケトン食の基礎から実践まで ~ケトン食に関わるすべての方へ~」
藤井達哉 (著) 診断と治療社 (2011/03)
藤井達哉先生は、滋賀県立小児保健医療センター病院長です。
江部康二
【13/06/19 菜間草庵
江部先生初めてコメントさせていただきます。
‐菜間草庵‐とさせていただきます。
2011年9月粉瘤の手術をということで近所の外科医院で血液検査をしたところ、随時血糖値380、Hba1c10.4(J)というとんでもない値が出てしまいました。粉瘤の手術どころではないということになり、糖尿病手帳と簡単なパンフレットを渡され、「食生活の改善と運動をしてみましょう、一か月ぐらいしたらまた来てください。」と言われました。
運がいいといいますか、ちょうどその二週間ほど前に知り合いから自身の血糖値コントロールとして糖質制限を実践中という話を聞いたところでした。納得できる方法と思っていましたので糖質制限の実践を決断し、今までおかわりをしていたご飯をマンナンごはん茶碗三分の一としておかずも極力糖質オフを心がけました。
二か月半後になりましたが血液検査をしたところHba1c6.8(J)となり効果を実感しました。薬は一切飲んでいません。江部先生のブログ、ご著書(ほとんど全て)、K先生、M先生、A先生、Y先生のそれぞれのご著書、バーンスタイン先生のご著書も手に入れ勉強させていただきました。また、従来の糖尿病関連の本も読みました。さらに確信し、自己血糖値測定器を購入、糖質を極力少なくするためマンナンごはんを豆腐又はプレーンヨーグルトに変え、超スーパー糖質制限を心がけました。
2012年2月、J大学病院(糖尿病の本を出しており、その中であえて糖質制限を否定している。)を受診してみました。空腹時血糖値90、Hba1c5.8(J)でした。今までの経過を話しましたが、当院で最初の数字が出たら即インスリン注射をして入院になりますねとのこと。そして、糖質制限はやめなさい、と。つくづくここで糖尿が発覚しなくて良かったと思いました。なぜ糖質制限がいけないのかと尋ねても納得のいく答えが返って来る筈も無く。栄養指導を受けてみるかといわれましたので、どんな指導をするのかと受けてみました。もちろん食品交換表を購入して。栄養士さんは食品交換表の説明のみ。今までの経過を話すと、「こんなに改善したのは見たことがない。」とポロリ。でも食品交換表が全てのようでした。
その後銀座のM先生に見ていただき、糖質制限を実践しています。現在Hba1c5.2から5.4程度(J)、Nですと5.6から5.8を維持しています。血糖値コントロールも順調、眼底もOK、血管も検査し大丈夫そうなので、M先生には優等生だねとお褒めの言葉をいただきました。血糖値が高かったころは歯茎からの出血もあり、すぐ足がつっていましたが、今は改善、花粉症も気が付いたら気にならなくなっていました。慣れるまではいろいろと違和感がありましたが(半年ぐらいの間)今は全く無く、体調はすこぶる快調、糖質制限と出会えたこと本当に幸運だったと思います。
江部先生は、勝手ではありますがもう一人の主治医と考えております。ブログでのご教授ほんとうにありがとうございます。
長くなり恐縮ですがもう一点。
最近テレビコマーシャルで砂糖の宣伝として、脳のエネルギーはブドウ糖のみ、砂糖はブドウ糖と果糖から出来ています。あなたの脳に砂糖は足りていますか。というものを二回ほど見ました。
事実と異なる内容のコマーシャルには問題があると思い、ジャロ(広告審査機構)に電話で問題提起をいたしました。どの様に事実と異なるのかと質問されましたので、脳のエネルギーとしてはケトン体も利用されることが江部先生のご著書、他の先生のご著書でも紹介されていると説明いたしましたが、十分伝わったとは思えません。どの様に学術的に証明されているのか、ご教授いただければ、今一度ジャロにメールを送り問題提起したいと思っています。
メタボや糖尿病になる人が一人でも少なくなればと願うばかり。話をしても古い常識に支配されて理解しようとしない人が結構います。とても悲しいことです。それを利用して利益を得ようとする者がいるということはさらに悲しい。】
菜間草庵 さんから、糖質制限食でHbA1c、血糖値、歯周症、花粉症改善という嬉しいコメントをいただきました。
菜間草庵 さん
拙著のご購入、ありがとうございます。
2011年11月、随時血糖値380、Hba1c10.4%(J)、10.8(NGSP)
2012年2月、空腹時血糖値90、Hba1c5.8%(J)、6.2(NGSP)
2013年、Hba1c5.2から5.4%程度(J)、5.8(NGSP)
素晴らしいデータ改善です。
J大学病院の担当医と栄養士さん、さぞかしビックリされたことでしょうね。
ビックリしたらついでに糖質制限食勉強してくれたらいいのですが・・・。
「最近テレビコマーシャルで砂糖の宣伝として、脳のエネルギーはブドウ糖のみ、砂糖はブドウ糖と果糖から出来ています。あなたの脳に砂糖は足りていますか。というものを二回ほど見ました。
事実と異なる内容のコマーシャルには問題があると思い、ジャロ(広告審査機構)に電話で問題提起をいたしました。」
菜間草庵 さん、ジャロに電話とはご苦労様です。
こういうところから、地道に正しい知識を広げて行くのはとても良いことと思います。
脳はブドウ糖だけでなくケトン体を利用します。(*)
日常生活では心筋・骨格筋など多くの体細胞は、脂肪酸・ケトン体を主エネルギー源としています。(**)
*ハーパー生化学(原書27版):P194、上代淑人監訳.丸善株式会社.2007
**ハーパー生化学(原書27版):P157、上代淑人監訳.丸善株式会社.2007
ハーパー生化学というのは、原書27版とあるように版を重ねていて、信頼と定評の確立した米国の医学の教科書です。ハーパー生化学に記載してあると言えば、ジャロ(広告審査機構)も無視はできないと思います。
そしてGLUT1欠損症の場合は「ケトン食」が唯一の治療法です。
GLUT1欠損症では脳細胞がブドウ糖をほとんど利用できないので、通常の食事では意識不明やてんかんの発作を頻回に生じます。
ケトン食実践で血中ケトン体が高値となり、ケトン体が脳のエネルギー源のほとんどを占めるようになれば、健康な生活をおくれます。
つまりGLUT1欠損症では脳はブドウ糖が使えないので、ケトン体が脳の唯一のエネルギー源となるのです。
このことは、小児科のてんかんの専門医なら誰でもしっていることです。
「ケトン食の基礎から実践まで ~ケトン食に関わるすべての方へ~」
藤井達哉 (著) 診断と治療社 (2011/03)
藤井達哉先生は、滋賀県立小児保健医療センター病院長です。
江部康二
【13/06/19 菜間草庵
江部先生初めてコメントさせていただきます。
‐菜間草庵‐とさせていただきます。
2011年9月粉瘤の手術をということで近所の外科医院で血液検査をしたところ、随時血糖値380、Hba1c10.4(J)というとんでもない値が出てしまいました。粉瘤の手術どころではないということになり、糖尿病手帳と簡単なパンフレットを渡され、「食生活の改善と運動をしてみましょう、一か月ぐらいしたらまた来てください。」と言われました。
運がいいといいますか、ちょうどその二週間ほど前に知り合いから自身の血糖値コントロールとして糖質制限を実践中という話を聞いたところでした。納得できる方法と思っていましたので糖質制限の実践を決断し、今までおかわりをしていたご飯をマンナンごはん茶碗三分の一としておかずも極力糖質オフを心がけました。
二か月半後になりましたが血液検査をしたところHba1c6.8(J)となり効果を実感しました。薬は一切飲んでいません。江部先生のブログ、ご著書(ほとんど全て)、K先生、M先生、A先生、Y先生のそれぞれのご著書、バーンスタイン先生のご著書も手に入れ勉強させていただきました。また、従来の糖尿病関連の本も読みました。さらに確信し、自己血糖値測定器を購入、糖質を極力少なくするためマンナンごはんを豆腐又はプレーンヨーグルトに変え、超スーパー糖質制限を心がけました。
2012年2月、J大学病院(糖尿病の本を出しており、その中であえて糖質制限を否定している。)を受診してみました。空腹時血糖値90、Hba1c5.8(J)でした。今までの経過を話しましたが、当院で最初の数字が出たら即インスリン注射をして入院になりますねとのこと。そして、糖質制限はやめなさい、と。つくづくここで糖尿が発覚しなくて良かったと思いました。なぜ糖質制限がいけないのかと尋ねても納得のいく答えが返って来る筈も無く。栄養指導を受けてみるかといわれましたので、どんな指導をするのかと受けてみました。もちろん食品交換表を購入して。栄養士さんは食品交換表の説明のみ。今までの経過を話すと、「こんなに改善したのは見たことがない。」とポロリ。でも食品交換表が全てのようでした。
その後銀座のM先生に見ていただき、糖質制限を実践しています。現在Hba1c5.2から5.4程度(J)、Nですと5.6から5.8を維持しています。血糖値コントロールも順調、眼底もOK、血管も検査し大丈夫そうなので、M先生には優等生だねとお褒めの言葉をいただきました。血糖値が高かったころは歯茎からの出血もあり、すぐ足がつっていましたが、今は改善、花粉症も気が付いたら気にならなくなっていました。慣れるまではいろいろと違和感がありましたが(半年ぐらいの間)今は全く無く、体調はすこぶる快調、糖質制限と出会えたこと本当に幸運だったと思います。
江部先生は、勝手ではありますがもう一人の主治医と考えております。ブログでのご教授ほんとうにありがとうございます。
長くなり恐縮ですがもう一点。
最近テレビコマーシャルで砂糖の宣伝として、脳のエネルギーはブドウ糖のみ、砂糖はブドウ糖と果糖から出来ています。あなたの脳に砂糖は足りていますか。というものを二回ほど見ました。
事実と異なる内容のコマーシャルには問題があると思い、ジャロ(広告審査機構)に電話で問題提起をいたしました。どの様に事実と異なるのかと質問されましたので、脳のエネルギーとしてはケトン体も利用されることが江部先生のご著書、他の先生のご著書でも紹介されていると説明いたしましたが、十分伝わったとは思えません。どの様に学術的に証明されているのか、ご教授いただければ、今一度ジャロにメールを送り問題提起したいと思っています。
メタボや糖尿病になる人が一人でも少なくなればと願うばかり。話をしても古い常識に支配されて理解しようとしない人が結構います。とても悲しいことです。それを利用して利益を得ようとする者がいるということはさらに悲しい。】
昨日コメントさせていただきました、ピグレットです。
お忙しいのに、直ぐにお返事いただき、ありがとうございました。
糖質を減らしてるのに、何故…やっぱり私も母のように糖尿病になってしまうのか…
と、健康診断の結果をみて悲観してしまっていました。
調理の職場のため、糖質制限をしていると、栄養士さんや同僚に、バランスよく食べないと体に悪いよ、などど、言われてしまうことがよくあります。
でも、私は先生のご著書を読みまして、自分の中に確信を持ちました。
糖質制限の効果を信じて、これからも、予防に頑張って行きたいと思います。
ほんとうにありがとうございました。
また、道に迷いましたら、ご指導お願いいたします。
お忙しいのに、直ぐにお返事いただき、ありがとうございました。
糖質を減らしてるのに、何故…やっぱり私も母のように糖尿病になってしまうのか…
と、健康診断の結果をみて悲観してしまっていました。
調理の職場のため、糖質制限をしていると、栄養士さんや同僚に、バランスよく食べないと体に悪いよ、などど、言われてしまうことがよくあります。
でも、私は先生のご著書を読みまして、自分の中に確信を持ちました。
糖質制限の効果を信じて、これからも、予防に頑張って行きたいと思います。
ほんとうにありがとうございました。
また、道に迷いましたら、ご指導お願いいたします。
さっそくコメントをご紹介いただき光栄です。
菜間草庵です。
糖質制限の良いところ、血糖値ばかりではありませんね。体重のこと書くのを忘れてました。
菜間草庵は現在
57歳、男性
身長 165センチ
体重 57.5キログラム
体脂肪率11パーセント
まあまあ、いい感じかなと思いますが、糖質制限以前は体重76キロあり立派な肥満でした。体重のピークは高血糖が発覚した2011年9月の半年前くらいでした。糖質制限を初めてから一か月半で5キロ、半年で20キロの体重減です。服はブカブカ、ベルトを20センチくらい切りました。2012年9月頃が最低で52キロまで落ちました。その後少し回復し現在は57~58キロで安定しました。筋トレのタマモノ?(毎日20分程度)
灯油缶一本の油を抱えて生活していたのかと思うと何とも言えません。身が軽くなったこともあると思いますが、筋肉痛を起こしにくくなったような気がします。一年前ぐらいですが出先から、歩いて帰ってみるかと思い立ち11キロの道のりを二時間かけて歩きました。翌日は筋肉痛だなと思って覚悟をしていましたが(以前は必ず筋肉痛)痛くありません。植木の手入れで半日木登りをしたら翌日は足が筋肉痛で休もうかという状況でしたが今は連日しても筋肉痛はありません。筋肉の性能が上がったのかなと思うくらいです。考えてみれば本来の食べ物である草を食べているオーストラリアビーフはきれいな赤身の筋肉ですが、和牛は穀物を食べて霜降り。自分の筋肉も以前は霜降り状態で動かしたら油ぐちゃぐちゃで痛くなっても不思議はないということだったのでしょうか。糖の燃えカスは乳酸になるけれど、油のエネルギーはきれいに燃えて疲労物質がたまらないっていう話も聞いたことがありますが。なんにしても本来のパフォーマンスを取り戻したということでしょう。
発見のきっかけになった粉瘤も腫れる気配はなく、手術の必要を感じません。
ご教示いただいた文面、CMの問題点の根拠として転記させていただき下記のようにジャロにFAXいたしました。断りもなく転記させていただいたこと、お詫びいたします、お許しください。
ジャロの公正な判断に期待したいところです。
お砂糖“真”時代協議会のテレビCMについて
最近TBSひるおびの番組内等で流されている「お砂糖“真”時代協議会」のテレビCMで言われている内容は科学的事実に反する。
脳の利用できるエネルギーはブドウ糖のみという表現があるが、下記のように事実に反する。
以下『 』内は糖尿病関連の著書が多数有る江部康二医師のブログよりの転記である。
『脳はブドウ糖だけでなくケトン体を利用します。(*)
日常生活では心筋・骨格筋など多くの体細胞は、脂肪酸・ケトン体を主エネルギー源としています。(**)
*ハーパー生化学(原書27版):P194、上代淑人監訳.丸善株式会社.2007
**ハーパー生化学(原書27版):P157、上代淑人監訳.丸善株式会社.2007
ハーパー生化学というのは、原書27版とあるように
版を重ねていて、信頼と定評の確立した米国の医学の教科書です。
そしてGLUT1欠損症の場合は「ケトン食」が唯一の治療法です。
GLUT1欠損症では脳細胞がブドウ糖をほとんど利用できないので、
通常の食事では意識不明やてんかんの発作を頻回に生じます。
ケトン食実践で血中ケトン体が高値となり、ケトン体が脳のエネルギー源のほとんどを占めるようになれば、健康な生活をおくれます。
つまりGLUT1欠損症では脳はブドウ糖が使えないので、ケトン体が脳の唯一のエネルギー源となるのです。
このことは、小児科のてんかんの専門医なら誰でもしっていることです。
「ケトン食の基礎から実践まで ~ケトン食に関わるすべての方へ~」
藤井達哉 (著) 診断と治療社 (2011/03)
藤井達哉先生は、滋賀県立小児保健医療センター病院長です。』
また、ブドウ糖がでんぷんなど炭水化物を消化することにより作られ、さらに肝臓では糖新生によりアミノ酸からも作られており普通に食事をしていれば不足することはない。(必要以上の血糖降下剤服用、多量のインスリン注射により不足することはあるが。)CM内であたかも砂糖を取らないと不足するというような表現があるが適切ではない。
以上のように科学に反し、また、誇大な広告といえる。即刻放映を中止すべきと考える。
平成25年6月19日 署名 連絡先
菜間草庵です。
糖質制限の良いところ、血糖値ばかりではありませんね。体重のこと書くのを忘れてました。
菜間草庵は現在
57歳、男性
身長 165センチ
体重 57.5キログラム
体脂肪率11パーセント
まあまあ、いい感じかなと思いますが、糖質制限以前は体重76キロあり立派な肥満でした。体重のピークは高血糖が発覚した2011年9月の半年前くらいでした。糖質制限を初めてから一か月半で5キロ、半年で20キロの体重減です。服はブカブカ、ベルトを20センチくらい切りました。2012年9月頃が最低で52キロまで落ちました。その後少し回復し現在は57~58キロで安定しました。筋トレのタマモノ?(毎日20分程度)
灯油缶一本の油を抱えて生活していたのかと思うと何とも言えません。身が軽くなったこともあると思いますが、筋肉痛を起こしにくくなったような気がします。一年前ぐらいですが出先から、歩いて帰ってみるかと思い立ち11キロの道のりを二時間かけて歩きました。翌日は筋肉痛だなと思って覚悟をしていましたが(以前は必ず筋肉痛)痛くありません。植木の手入れで半日木登りをしたら翌日は足が筋肉痛で休もうかという状況でしたが今は連日しても筋肉痛はありません。筋肉の性能が上がったのかなと思うくらいです。考えてみれば本来の食べ物である草を食べているオーストラリアビーフはきれいな赤身の筋肉ですが、和牛は穀物を食べて霜降り。自分の筋肉も以前は霜降り状態で動かしたら油ぐちゃぐちゃで痛くなっても不思議はないということだったのでしょうか。糖の燃えカスは乳酸になるけれど、油のエネルギーはきれいに燃えて疲労物質がたまらないっていう話も聞いたことがありますが。なんにしても本来のパフォーマンスを取り戻したということでしょう。
発見のきっかけになった粉瘤も腫れる気配はなく、手術の必要を感じません。
ご教示いただいた文面、CMの問題点の根拠として転記させていただき下記のようにジャロにFAXいたしました。断りもなく転記させていただいたこと、お詫びいたします、お許しください。
ジャロの公正な判断に期待したいところです。
お砂糖“真”時代協議会のテレビCMについて
最近TBSひるおびの番組内等で流されている「お砂糖“真”時代協議会」のテレビCMで言われている内容は科学的事実に反する。
脳の利用できるエネルギーはブドウ糖のみという表現があるが、下記のように事実に反する。
以下『 』内は糖尿病関連の著書が多数有る江部康二医師のブログよりの転記である。
『脳はブドウ糖だけでなくケトン体を利用します。(*)
日常生活では心筋・骨格筋など多くの体細胞は、脂肪酸・ケトン体を主エネルギー源としています。(**)
*ハーパー生化学(原書27版):P194、上代淑人監訳.丸善株式会社.2007
**ハーパー生化学(原書27版):P157、上代淑人監訳.丸善株式会社.2007
ハーパー生化学というのは、原書27版とあるように
版を重ねていて、信頼と定評の確立した米国の医学の教科書です。
そしてGLUT1欠損症の場合は「ケトン食」が唯一の治療法です。
GLUT1欠損症では脳細胞がブドウ糖をほとんど利用できないので、
通常の食事では意識不明やてんかんの発作を頻回に生じます。
ケトン食実践で血中ケトン体が高値となり、ケトン体が脳のエネルギー源のほとんどを占めるようになれば、健康な生活をおくれます。
つまりGLUT1欠損症では脳はブドウ糖が使えないので、ケトン体が脳の唯一のエネルギー源となるのです。
このことは、小児科のてんかんの専門医なら誰でもしっていることです。
「ケトン食の基礎から実践まで ~ケトン食に関わるすべての方へ~」
藤井達哉 (著) 診断と治療社 (2011/03)
藤井達哉先生は、滋賀県立小児保健医療センター病院長です。』
また、ブドウ糖がでんぷんなど炭水化物を消化することにより作られ、さらに肝臓では糖新生によりアミノ酸からも作られており普通に食事をしていれば不足することはない。(必要以上の血糖降下剤服用、多量のインスリン注射により不足することはあるが。)CM内であたかも砂糖を取らないと不足するというような表現があるが適切ではない。
以上のように科学に反し、また、誇大な広告といえる。即刻放映を中止すべきと考える。
平成25年6月19日 署名 連絡先
2013/06/19(Wed) 21:46 | URL | 菜間草庵 | 【編集】
グルコーストランスポーター1欠損症症候群
http://www.nanbyou.or.jp/entry/2232
てんかんの食事療法(ケトン食療法)について
http://child-neuro-jp.org/visitor/qa2/a36.html
http://www.nanbyou.or.jp/entry/2232
てんかんの食事療法(ケトン食療法)について
http://child-neuro-jp.org/visitor/qa2/a36.html
2013/06/19(Wed) 22:02 | URL | 精神科医師A | 【編集】
はじめてコメントさせていただきます。
先生の著書に巡り会い、糖質制限を始めて一年が経とうとしています。
自分は38になりますが、20年近く糖尿病とつきあい、インスリンを使い続けてきました。従来のカロリー制限食を実践しながら、インスリンを増やすことも合併症もなくここまでやってこれたのは、今にして思えば奇跡ですね(^_^;)
現在はA1c:5.5(NGSP)あたりに落ちつき、インスリンも1/3ほど減らすことができ、先生には感謝の言葉もありません。
ひとつ残念なのは、これほどのデータを目の前にしながら、いまだに主治医が糖質制限に否定的なことです。
自分は群馬県に住んでいます。近くに糖質制限推奨を表明されている医師がいらしたらすぐにでも鞍替えするのですが、今のところ見つけることができていません。
ところで、話題になっていた「お砂糖新時代協議会」のCMを目にしました。
やはり表現に問題があったので、自分もJAROに電話し、あらためてケトン体やグルットワンについてお話しして、先方への指導をお願いしてみました。
すでに数件苦情が寄せられているとのことで、すぐに対応がありました。
CMの放映期間が来週いっぱいなので、撮り直すのは現実的ではない。
ケトン体については、問題の場面で字幕スーパーでふれる。
次回のCMは、今回の指摘を留意して作成する。
以上のような話にまとまったとの説明がJAROからの回答でした。
自分から行動すれば、少しずつでも環境は変えていける実感がしました。
これからも糖質制限を続け、微力でもその普及の支えになれる活動をしていきます。
先生の著書に巡り会い、糖質制限を始めて一年が経とうとしています。
自分は38になりますが、20年近く糖尿病とつきあい、インスリンを使い続けてきました。従来のカロリー制限食を実践しながら、インスリンを増やすことも合併症もなくここまでやってこれたのは、今にして思えば奇跡ですね(^_^;)
現在はA1c:5.5(NGSP)あたりに落ちつき、インスリンも1/3ほど減らすことができ、先生には感謝の言葉もありません。
ひとつ残念なのは、これほどのデータを目の前にしながら、いまだに主治医が糖質制限に否定的なことです。
自分は群馬県に住んでいます。近くに糖質制限推奨を表明されている医師がいらしたらすぐにでも鞍替えするのですが、今のところ見つけることができていません。
ところで、話題になっていた「お砂糖新時代協議会」のCMを目にしました。
やはり表現に問題があったので、自分もJAROに電話し、あらためてケトン体やグルットワンについてお話しして、先方への指導をお願いしてみました。
すでに数件苦情が寄せられているとのことで、すぐに対応がありました。
CMの放映期間が来週いっぱいなので、撮り直すのは現実的ではない。
ケトン体については、問題の場面で字幕スーパーでふれる。
次回のCMは、今回の指摘を留意して作成する。
以上のような話にまとまったとの説明がJAROからの回答でした。
自分から行動すれば、少しずつでも環境は変えていける実感がしました。
これからも糖質制限を続け、微力でもその普及の支えになれる活動をしていきます。
江部先生、こんにちは。
何度もコメントしてすみません。
この土曜日からスーパー糖質制限食をはじめて、今日で6日目になります。
最初の数日は、食べる量も少なく、今までが動物性のものをあまり摂らないような生活をしていたため、それに引きずられたような食事内容になっていました。なかなか体もスッキリせず(気力がないというか)、もともとBMIが18くらいだったのに、どんどん体重も減っていき(お通じもすこぶるよくなってしまったため)、どうなることか?もしかしてどんどん状態が悪化しているからお通じが出過ぎて体重も減っていくのか?と思っていました。
ですが、昨日のお昼辺りからしっかりとタンパク質(今まで嫌煙していた肉類も卵も)をとるようになって、気分もよくなり、腕やふくらはぎに感じていた筋肉痛のような違和感もほとんどなくなりました。
まだまだ糖質制限初心者、食品に含まれる糖質量は成分表や先生のご著書「食品別糖質量ハンドブック」などで逐一確認しながら、1食当たりの糖質量が20gを超えないように努力しています。
昨日の夕食後2時間値126、今朝の朝食後2時間値95、昼食後2時間値101となっていますので、このままの状態をキープできれば、疲弊していたβ細胞も徐々に回復してくるかなぁ~と期待をしています。
私はインスリンの追加分泌が遷延・少ないようですが、このような者でも、スーパー糖質制限食の継続で少しでも機能回復が見込めるでしょうか?
1か月後に診断後初めての定期検査を受けに行く予定になっていますので、よい結果をご報告できればと思います。
たびたびのコメント、失礼いたしました。
何度もコメントしてすみません。
この土曜日からスーパー糖質制限食をはじめて、今日で6日目になります。
最初の数日は、食べる量も少なく、今までが動物性のものをあまり摂らないような生活をしていたため、それに引きずられたような食事内容になっていました。なかなか体もスッキリせず(気力がないというか)、もともとBMIが18くらいだったのに、どんどん体重も減っていき(お通じもすこぶるよくなってしまったため)、どうなることか?もしかしてどんどん状態が悪化しているからお通じが出過ぎて体重も減っていくのか?と思っていました。
ですが、昨日のお昼辺りからしっかりとタンパク質(今まで嫌煙していた肉類も卵も)をとるようになって、気分もよくなり、腕やふくらはぎに感じていた筋肉痛のような違和感もほとんどなくなりました。
まだまだ糖質制限初心者、食品に含まれる糖質量は成分表や先生のご著書「食品別糖質量ハンドブック」などで逐一確認しながら、1食当たりの糖質量が20gを超えないように努力しています。
昨日の夕食後2時間値126、今朝の朝食後2時間値95、昼食後2時間値101となっていますので、このままの状態をキープできれば、疲弊していたβ細胞も徐々に回復してくるかなぁ~と期待をしています。
私はインスリンの追加分泌が遷延・少ないようですが、このような者でも、スーパー糖質制限食の継続で少しでも機能回復が見込めるでしょうか?
1か月後に診断後初めての定期検査を受けに行く予定になっていますので、よい結果をご報告できればと思います。
たびたびのコメント、失礼いたしました。
2013/06/20(Thu) 15:50 | URL | 秀&晴ママ | 【編集】
菜間草庵 さん
ご苦労様です。
ご苦労様です。
2013/06/20(Thu) 17:10 | URL | ドクター江部 | 【編集】
精神科医師A さん
情報をありがとうございます。
情報をありがとうございます。
2013/06/20(Thu) 17:11 | URL | ドクター江部 | 【編集】
秀&晴ママ さん
「昨日の夕食後2時間値126、今朝の朝食後2時間値95、昼食後2時間値101」
極めて順調と思います。
β細胞の回復も期待できると思います。
「昨日の夕食後2時間値126、今朝の朝食後2時間値95、昼食後2時間値101」
極めて順調と思います。
β細胞の回復も期待できると思います。
2013/06/20(Thu) 17:32 | URL | ドクター江部 | 【編集】
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