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静岡県中部内科医会学術講演会のご報告
こんにちは。

2013年5月31日(金)の静岡県中部内科医会学術講演会のご報告です。

江部診療所の外来が終わって、静岡に向かいました。


静岡県中部内科医会学術講演会
対象:医師
日時:2013年5月31日(金)19:30~20:30
会場:ホテルセンチュリー静岡 5F センチュリールーム
演題:糖質制限食の有効性と安全性
   -糖尿病・動脈硬化・癌・生活習慣病と糖質制限食-
講師:江部康二



おかげさまで、通常40~50名が参加される会なのですが、今回は100名を超える参加者で大盛況でした。

糖質制限食の第一線の医師への広がりを実感できた有意義な会でした。

そのまま京都にとんぼがえりしたので、質疑応答の時間がやや少なかったのが残念でした。

座長をつとめて頂きました、高木内科医院 高木平 先生
ありがとうございました。

今日は今から仙台講演に向かいます。

本日の講演は医療関係社向けのクローズドの会です。


江部康二
テーマ:糖質制限食
ジャンル:ヘルス・ダイエット
コメント
江部先生、はじめまして!!私は、昨年末、子宮外妊娠・右卵管切除手術の際、1型糖尿病が発覚したゆげと申します。
発覚当時は、色々重なったこともありますが、今まで味わったことのない落ち込みで、毎日泣いていました。でも、江部先生のblogや、同じ病気を抱えながらも明るく前向きに生きておられる方たちのblogを拝見することが、とても励みになり、今は発病前より命や色々な面で前向きになり、この病気に感謝できるようになりました。(まだたまに落ち込んだり、考え込むことはあるけど…。)
私なりの糖質制限を始めた結果、先月の検査結果はA1c 4,7%、今日の検査結果は5,0%、その他項目も良好で、検査結果の用紙だけ見たら、超健康優良児です。

さて、相談なのですが、今後妊娠を希望しており、主治医からも子作りの許可が出ました。ですが、とても不安です。一番は、元気な赤ちゃんが生めるかどうか…。私の体質が遺伝してしまったら…それよりも、何か障害が出てしまったら…そう考えると、申し訳なくなってしまって、子作りに対し、自分自身にGOサインが出せません。
そして、妊娠中は血糖コントロールが難しくなると聞き、乗り越えられるか不安です。現在、糖質制限が良い方向に導いてくれたので、妊娠中もそうしたいと思っていますが、妊娠中の糖質制限は問題ないのでしょうか?


2013/06/04(Tue) 23:43 | URL | ゆげ | 【編集
おかしな新薬が開発中ですね。
江部先生こんにちは。
仙台在住、大酒のみのリハ医、ヘルミです。
先日聞きかじって調べてみたのですが、糖尿病の治療薬として、SGLT2阻害薬が開発中とのことですね。
何の薬かと思ったら、尿細管での糖の再吸収を抑制して、尿中に糖を排泄させ、血糖を下げるのだそうです。でも、同時にナトリウムの再吸収も阻害して脱水を起こすらしい…
「やせ薬」としても期待されているそうですが、本末転倒だな~
そこまでして「食事のエネルギーの6割は炭水化物で」摂らせたいのでしょうか。糖質制限のほうが、ずっと「もったいなく」ないでしょうに・・・
あと、糖尿病の勉強をしていてネックなのは、あんまり多くの薬があって、次々ゾロも出てきて、とても憶えきれないと感じるときです。
ヘルミがオバカなだけかもしれませんが、これじゃ一般の医者は「糖尿病の専門医がいいと言っているから使おう」、になっちゃうなぁ、と。
まぁ、糖質制限で問題の多くは解決するのに、と考えているからヘルミの真剣さが足りないのかもしれません(笑)。
出張お疲れ様です。仙台で何かおいしいものを召し上がれるといいですね。
2013/06/05(Wed) 10:51 | URL | ヘルミ | 【編集
Re: タイトルなし
ゆげ さん

妊娠中の糖質制限食は、問題ありません。
1型ですので、インスリンが必要ですが、インスリンは種類により、妊娠中もoKです。
2013/06/05(Wed) 22:55 | URL | ドクター江部 | 【編集
Re: おかしな新薬が開発中ですね。
ヘルミ さん

SGLT2阻害薬、発想は面白いのですが、
ブドウ糖たっぷりの尿というのは、尿路感染しそうで嫌ですね。

2013.6.4(火)第2回生活習慣病の治療UPDATEする懇話会にて講師をつとめました。
美味しいものもご馳走して頂きましたよ。(^^)
2013/06/05(Wed) 22:59 | URL | ドクター江部 | 【編集
啓蒙について
最前列で聞かせて頂きました。先生の著書に出会い愛読しておりましたので、一度ぜひお目にかかりたいと思っていました。とても分かりやすく貴重な講演に感激しました。私自身お昼も糖質カウントしながら、先生の開発したパンを頂いております。また機会がありましたらお勉強させてください。
日々の診療において、調味料などもふまえ患者さんに説明するのはなかなか難しいですね。「食いわけ、原価高…」「食べるものがない…」と言われます。
先生は限られた時間の中でどの様な啓蒙を、なさっていらっしゃっいますか?お返事頂けたら幸いです。m(__)m
2013/06/06(Thu) 22:59 | URL | 家城千賀子 | 【編集
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