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HbA1c(NGSP値)から、平均血糖値を知る計算式
こんばんは。

HbA1c(NGSP値)から平均血糖値を知る計算式を、ジョスリン糖尿病センターの日本語のサイトで発見しました。

便利なので紹介します。

推定平均血糖値(mg/dl)=28.7×HbA1c(%、NGSP)-46.7

です。

2007年のアメリカ糖尿病学会(ADA)で、HbA1cを反映するのに最適な方法として推定平均血糖値 (eAG)が推奨されました。


江部康二


☆☆☆

以下、ジョスリン糖尿病センターの日本語のサイトです。

http://www.aadi.joslin.org/ja/diabetes-news/new-estimated-average-glucose-eag-predicts-a1c-more-precisely

Asian American Diabetes Initiative

Joslin Diabetes Center

新しい推定平均血糖値(eAG)はより正確にA1c値を反映します
September 02, 2009

2007年のアメリカ糖尿病学会(ADA)にて、A1Cを反映するのに最適な方法として推定平均血糖値 (eAG)が推奨されました。

従来はHbA1cと表記されますが、ここでは省略語としてA1Cを用います。A1Cは、赤血球の血色素であるタンパク質のヘモグロビンにブドウ糖が不可逆的に付いたものです(糖化ヘモグロビン)。

A1Cは、測定時の食事に影響受けることなく、過去 8-12 週の血糖値を反映する検査値として、1970 年代に見出されました。一般に、A1C値が7%未満であれば、糖尿病のコントロールが良いとされています。

また、A1Cの目標値に向けての厳密な治療がされることで、糖尿病合併症の発症・進展を防ぐことができると考えられています。平均血糖値(AG)は、A1Cの関連が報告されており、糖尿病患者さんにとって、%で示されるA1Cより分かりやすい実用的な日々の目標値として適していると考えられます。

A1c-Derived Average Glucose(ADAG) studyでは、世界の10ヶ所のセンターにて、507人の被験者に、少なくとも2日間の持続的血糖モニタリング(CGM)を4回、更に、1日7回(食前後、就寝前)の自己血糖測定を週3日施行した平均血糖値(AG)を算出し、A1Cとの比較検討がなされました。☆この結果、AGとHbA1cには密な相関が見出されています。

eAG mg/dl = 28.7 x A1C – 46.7 (R2 = 0.84, P < 0.0001)
この式を用いて、A1Cから推定平均血糖値(eAG)が算出されます。

今のところ、 eAGの使用はまだ標準化されていませんが、A1Cと関連している現在最も適した目標値として推奨されています。

出典:
The Diabetes Educator, August 2009.
Diabetes Care August 2008 vol. 31 no. 8 1473-1478.

Joslin Diabetes Center, 1 Joslin Place, Rm 382A, Boston, MA 02215, USA

Phone: 617-226-5815 Fax: 617-732-2607 Email: aadi@joslin.harvard.edu


テーマ:糖尿病
ジャンル:ヘルス・ダイエット
コメント
「情報の偏在」を感じました。
 江部先生がご紹介されておられた
 
 推定平均血糖値(mg/dl)=28.7×HbA1c(%、NGSP)-46.7

 は、インターネットで調べ、
  糖質制限開始初期から計算して、
   改善の励みにしておりました。


 同じように、もしかすると、書籍を購入されていない等で、
  知らない人がいるかもしれないので、
   迷ったときに使いやすい、
    炭水化物の含有量一覧をご紹介します。

http://www.eiyoukeisan.com/calorie/nut_list/carb.html


 炭水化物量だけでなく、
  脂肪酸の種類ごとに多い食品、
   カリウム、食物繊維の多い食品も、
    勉強しました。
2013/05/26(Sun) 20:03 | URL | 糖質制限食 | 【編集
Re: 「情報の偏在」を感じました。
糖質制限食 さん

私も、JDSの計算式は知っていたのですが、
NGSPのほうは、浅学にして最近知ったのです。

栄養素の計算、
便利なホームページの情報をありがとうございます。
2013/05/26(Sun) 21:47 | URL | ドクター江部 | 【編集
江部先生の凄さ
 江部先生

>NGSPのほうは、浅学にして最近知ったのです。

 江部先生の凄さは、
  向上心を失わない所と、
   謙虚な所だと思います。

 人間、誰しも、
  ある程度の高みにのぼれば、
   向上心を失い、傲慢になります。
  
 知識などは、時間の差はあれ、
  学べば誰でも得られますが、
   生き方の姿勢を学ぶ場は、
    中々ありません。

 年をとればとるほど、一般的に、
  向上心を失い、傲慢になります。


 この掲示板がなければ、
  今頃、自分の体がどうなっていたか、
   考えるだけでぞっとする人も
    沢山いるはずです。


 間違っていたら、ゴメンナサイをするのは、
  幼稚園児でも知っています。

 従来の栄養指導が、改善に寄与せず、
  改善に寄与しうる他の手段があるならば、
   方針・指針を変え、新たな被害者を出さない、
    少なくとも、選択肢として提示する。

 最悪、謝らなくてもよいですが、
  (向上心や)謙虚さを失い、
   これができない高学歴の人達を、
    我々は、沢山知っています。
2013/05/27(Mon) 00:07 | URL | 糖質制限食 | 【編集
スーパー糖質制限と強烈なストレスと血糖値。
江部先生こんばんは。

質問があるのですが・・・
糖質制限を始めてから順調にいい数値を保っていて、長年の高血糖のせいで眼底出血を起こしても眼科医が驚く回復で手術しないで良くなりました。
しかし年明けから急に乱高下は激しくなり空腹時80〜200と乱れ、インスリン打つと下がり空腹時にまた上がるとどうにもコントロール出来なくなっていました。
この一ヶ月やっと元のペースに戻りつつあります。
食生活も生活全般は変わりませんでしたが、
この頃ストーカー被害(同性です・驚き)にあっていて警察沙汰になり、無視や拒否を続けていたところ事実無根の妄想で、ありもしない窃盗で訴えられ、裁判所には住所を開示されストーカーに知られるなどがあり心身とも限界でした。(裁判所にストーカー被害にあっていると言ったのですが住所を開示されてしまいました。) 息子も私も命の危険を感じながらの数ヶ月でした。(警察はパトロールを強化してくれました。)
裁判はストーカーの支離滅裂振りに強制終了。訴え自体なかったことになりました。
やっと平穏な日々が戻って来ると同時に血糖値がみるみる安定して来ました。
8.4まで上がったA1c.も6.9まで下がって来ました。
そこで質問なのですが、糖質制限していても極度のストレスがかかると血糖値が乱れるということはあるのでしょうか?
糖質制限を掲げている先生に糖質制限をちゃんとやっていないからだと言われたのですが血糖値がどんどん上がるのでスーパー糖質制限というよりケトン食と言っていいほどの超超スーパー糖質制限にしていました。ストレスの話をしてもそんなの関係ないと一蹴されたのですが変わったことはストーカー騒動だけです。
ストーカー騒動が落ち着くと血糖値も安定して来たのでスーパー糖質制限に戻しましたが安定しています。
強烈なストレスと血糖値って関係がないのでしょうか?
2013/05/27(Mon) 03:56 | URL | め〜ちゃ。 | 【編集
ご報告・・・
先生のブログに出会ってからは毎日、欠かさず楽しみに拝見させて頂いております。又、ご著書も数々読ませて頂いております。

私が糖尿人だとわかったのは昨年11月町の健診で要受診になり・・・今年の3月7日に内科で診察を受け・・・これは"糖尿病だね"と診断がくだりました。
そのまえに、血糖値を下げる・・という、先生の本に目が行き、出会いはその時でした。今それがなかったら・・・と思うと本当に怖いぐらいです。

2012,11町の検診時
体重-79,2Kg
血糖値-221
LDL-152
GOT(AST)-36
GPT(ALT)-49
に、ひっかかり・・・要受診

2/4 (まだ、糖質制限食に出会っていませんでした。)
体重79,0Kg
血糖-215
A1c JDS-10,3
  NGSP-10,8
LDL-143
GOT-22
GPT-29

3/11  2/14からスーパー糖質制限食開始後 26日目(3/7からネシ―ナ服用始める)

体重-73,0Kg
血糖値-144
A1c-8,8
--この日は血液検査結果を電話で確認。

4/1 47日目
体重-71,2Kg
血糖値‐133
A1c- 8,0 8,4
LDL-142
GOT-18
GPT-16

5/27 103日目
体重-68,2Kg
血糖値-111
A1c-6,6 7,0
LDL-160
HDL-74
GOT-16
GPT-11

おわかりずらい点はあるかと存じますが、本日の受診までにこんなに改善が見られるなんて本当に驚いております。
何もかも、先生のおっしゃる通りに体調も良くなり、食後眠くなくなり、体重も順調に減少、便秘も解消、スタミナがつき仕事が楽に、花粉症で毎年3月の声を聞くと咳が止まらず20年以上悩んでいましたが・・・今年は咳で悩むことなく花のむずむずだけで乗り越えられました。気のせいなのか・・・以前は抜け毛が多くて多くて、いつ禿げてしまうのか、と心配するくらいでしたが髪質自体がしっかりとして抜け毛がすっかり減りました。

まだまだ、改善の余地は体重を始め、全てにおいてありますが、ここまでの改善に先生に出会えたことに本当に感謝の思いでいっぱいです。ありがとうございました。我が家では糖尿人の父も、糖尿人でない母も、主人も先生の大ファンになり健康を考え糖質制限食を始めました。これからも、みんなで頑張っていきます。

東京の新宿での講演(5/29)、是非伺いたかったのですが仕事の為、私は断念しましたが、父は早速予約をして伺います。とても楽しみにしております。どうぞ、よろしくお願い致します。きっと、次回お伺いできます事を楽しみにしております。是非、また関東での講演をお待ちしております。

先生もどうぞお体にはお気をつけて御活躍下さいませ。ありがとうございました。

2013/05/27(Mon) 16:52 | URL | 糖尿人・よっこ | 【編集
Re: スーパー糖質制限と強烈なストレスと血糖値。
め〜ちゃ さん

「糖質制限していても極度のストレスがかかると血糖値が乱れるということはあるのでしょうか? 」

おおいにあります。
睡眠不足やいらいらで血糖は上昇します。


2013/05/27(Mon) 17:28 | URL | ドクター江部 | 【編集
Re: ご報告・・・
糖尿人・よっこ さん

拙著のご購入ありがとうございます。
データ、症状の改善、良かったですね。

朝日カルチャーセンター新宿、わかりやすいお話しを目指します。
2013/05/27(Mon) 17:42 | URL | ドクター江部 | 【編集
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