2013年05月20日 (月)
こんばんは。
精神科医師Aさんから、
第56回日本糖尿病学会年次学術集会のシンポジウム「糖尿病医療における食事療法の課題」について情報をコメントいただきました。
このシンポジウムをまとめて、批判してみましょう。
1)
酸化ストレス増大が、老化・動脈硬化・癌・アルツハイマー病・パーキンソン病などの大きなリスクとなることは明らかです。
それなのに『平均血糖変動幅増大』という最大の酸化ストレスリスクのことが、一切議論されていないのは、最先端の糖尿病医療の食事療法シンポジウムとして、奇異に思います。
「平均血糖変動幅増大を生じるのは、糖質・脂質・タンパク質の内、糖質だけである」という生理学的事実を、
医学界および国民に周知徹底させるのが、日本糖尿病学会の義務であり、急務であると私は思います。
このように大事なことを、隠蔽し続けるのは如何なものでしょう。
2)
『食後高血糖』という二番目の酸化ストレスリスクのことが、カーボカウントのお話しで出てきます。
そして「食後血糖は食事中の炭水化物量によって変動する」と、正解を述べておられます。
しかし、「タンパク質・脂質は食後高血糖を生じない」という生理学的事実は隠蔽したままなのは、残念です。
3)
『平均血糖変動幅増大』と『食後高血糖』は、「今ここにある危機」です。
毎日繰り返すリアルタイムの危機管理を放棄して、長期的治療の展望などあるはずがないと考えるのは私だけでしょうか?
4)
厚生労働省・国民栄養の現状によれば、
1997年からは、糖質摂取比率は増加して2008年までは増加傾向が続きます。
1997年からは、脂質摂取比率は減少して2008年までは減少傾向が続きます。
1997年:糖尿病患者数690万人
2002年:糖尿病患者数740万人
2008年:糖尿病患者数890万人
このように、脂質が減少して糖質が増えた1997年~2008年まで糖尿病患者数は、増え続けています。
石田均氏(杏林大学)、管理栄養士の村上氏は、この歴史的事実をご存じないのでしょうか?
江部康二
【13/05/20 精神科医師A
学会速報
「極端な糖質制限食は勧められない」めぐり学会でもシンポジウム
第56回日本糖尿病学会年次学術集会 Official News Flashから転載
栄養素のうち糖質のみを制限する「糖質制限食」が関心を集めている。しかし本年3月,日本糖尿病学会は「現時点では糖尿病患者に糖質制限食は勧められない」とする見解を示した。「安全性などを担保する証拠が不足」というのが理由であるが,その詳細な内容とは。第56回日本糖尿病学会年次学術集会(5月16〜18日,熊本市)のシンポジウム「糖尿病医療における食事療法の課題」では,糖質制限食の問題点と,糖質制限食の具体的指針といえるカーボカウントの功罪をめぐり多角的な議論が行われた。
糖質摂取量の下限に関するコンセンサスが不十分
最初に登壇したのは座長の1人でもある石田均氏(杏林大学)で,「日本人の糖尿病食事療法に求められるもの」と題して基調講演を行った。
この半世紀における日本人の食事の変化を見ると,全体の摂取エネルギー量と炭水化物(糖質)の割合は減少した一方,脂質の割合が増加(蛋白質は不変)した。同氏は,これが,やはりこの半世紀の間に増加した生活習慣病と因果関係があると考えることは,ごく自然であろうとした。同氏によれば,糖質制限食で最も注意すべきことは,糖質摂取量の下限に関する十分なコンセンサスが得られていないこと。すなわち,極端な糖質制限食は身体に悪影響を及ぼす可能性も否定できず,そうした報告は少なくないという。
同氏は,糖尿病患者に食事療法を導入するには,まず,従来通り食品交換表に基づく指導を行い,必要な患者については糖質制限食を考慮するというのが妥当であろうとした。
血糖以外の全身への影響の考慮を
石田氏に続き,低糖質食の問題点について,村上文代氏(安田女子大学)と篁俊成氏 (金沢大学)がそれぞれ専門の立場から発表した。
管理栄養士の村上氏は,いくつかの海外の検討を紹介し,糖質制限食の全身への影響について考察。糖質摂取量が少なくなるほど,男女ともに全死亡のリスクが高くなることを指摘した。糖質制限食でも必要なだけのエネルギーを確保しようとすると,必然的に蛋白質・脂質の摂取量が増加する。糖質制限食による全死亡のリスクは,動物性の蛋白質・脂肪を多く摂取すると高くなるという報告もある。また,糖質制限と蛋白質・脂質の過剰摂取は糖尿病そのものの発症リスクも高める。同氏は国民健康・栄養調査の結果から,穀物(糖質)摂取量が激減して脂質摂取量が急増した1960年代後半から,糖尿病の有病率が急上昇していることを紹介した。
篁氏は医師の立場から見た糖質制限食の主な問題点として,(1)極端な糖質制限食と緩い糖質制限食が正しく議論されていない,(2)最低糖質摂取量に関するコンセンサスがない,(3)糖質を減らした分を補う蛋白質と脂質の割合をどうするかが決まっていない,(4)長期間の安全性が確立していない−などを指摘した。
(2)に関して同氏は,糖質制限食によってもケトン体産生のリスクが高まらないレベル,すなわち,糖質150g/日が一応の目安になるという。また(3)に関しては,日本人の食事摂取基準DRI(Dietary Reference Intakes)-2010に基づき同氏が独自に検討した結果,30%の糖質制限食(1,600kcalで120g)を仮定した場合,蛋白質20%,脂質50%辺りが落とし所になるのではとの見解を示した。
カーボカウント活用の留意点
食後血糖は食事中の炭水化物量によって変動する。カーボカウントは,この事実に基づく食事療法の1つであり,食事中の炭水化物の量を把握して食後血糖のコントロールを図る。Diabetes Control Complications Trial(DCCT)で,カーボカウントが強化インスリン療法とともに,1型糖尿病患者の厳格な血糖コントロールとその結果としての細小血管障害抑制に重要な役割を果たすなど,多くのエビデンスが得られている。米国糖尿病学会のガイドラインStandards of Medical Care in Diabetes 2013にも,「カーボカウント,食品交換表,経験に基づく予測のいずれを用いるにせよ,摂取する炭水化物量をモニターすることは,良好な血糖コントロールを達成する上で重要な治療戦略である」と記されている。これらを踏まえ,カーボカウントの功罪について本田佳子氏(女子栄養大学)と高橋和眞氏(岩手医科大学)が発表した。
本田氏は,管理栄養士の立場から考察。その中で,カーボカウント活用の留意点を挙げ,(1)低脂肪な食事と健康な食品を選択することを基本としてカーボカウントする,(2)糖質と炭水化物を制限すればよいと勘違いしているケースには十分留意しなければならない,(3)どのぐらいが適正な炭水化物量なのかを評価し,その量に合わせたカーボカウントを進める必要がある-とした。
高橋氏は,医師の立場から考察。炭水化物に着眼することや,体重,低血糖,心理的側面に対する功罪は必ずしも一般化できないことを示した。また,そのデメリットを最小化するような適応症例の選択や症例に応じた運用が好ましく,食後のインスリン必要量やプロファイルを変化させる要因などに注意を払わなければならないとした。
その上で,カーボカウントが糖尿病の栄養療法の中で占める位置について患者および医療スタッフが理解し,適応症例の選択と教育に基づいて運用することが重要であると強調した。
(第56回日本糖尿病学会年次学術集会取材班)
mtpro.medical-tribune.co.jp/mtpronews/1305/1305049.html】
精神科医師Aさんから、
第56回日本糖尿病学会年次学術集会のシンポジウム「糖尿病医療における食事療法の課題」について情報をコメントいただきました。
このシンポジウムをまとめて、批判してみましょう。
1)
酸化ストレス増大が、老化・動脈硬化・癌・アルツハイマー病・パーキンソン病などの大きなリスクとなることは明らかです。
それなのに『平均血糖変動幅増大』という最大の酸化ストレスリスクのことが、一切議論されていないのは、最先端の糖尿病医療の食事療法シンポジウムとして、奇異に思います。
「平均血糖変動幅増大を生じるのは、糖質・脂質・タンパク質の内、糖質だけである」という生理学的事実を、
医学界および国民に周知徹底させるのが、日本糖尿病学会の義務であり、急務であると私は思います。
このように大事なことを、隠蔽し続けるのは如何なものでしょう。
2)
『食後高血糖』という二番目の酸化ストレスリスクのことが、カーボカウントのお話しで出てきます。
そして「食後血糖は食事中の炭水化物量によって変動する」と、正解を述べておられます。
しかし、「タンパク質・脂質は食後高血糖を生じない」という生理学的事実は隠蔽したままなのは、残念です。
3)
『平均血糖変動幅増大』と『食後高血糖』は、「今ここにある危機」です。
毎日繰り返すリアルタイムの危機管理を放棄して、長期的治療の展望などあるはずがないと考えるのは私だけでしょうか?
4)
厚生労働省・国民栄養の現状によれば、
1997年からは、糖質摂取比率は増加して2008年までは増加傾向が続きます。
1997年からは、脂質摂取比率は減少して2008年までは減少傾向が続きます。
1997年:糖尿病患者数690万人
2002年:糖尿病患者数740万人
2008年:糖尿病患者数890万人
このように、脂質が減少して糖質が増えた1997年~2008年まで糖尿病患者数は、増え続けています。
石田均氏(杏林大学)、管理栄養士の村上氏は、この歴史的事実をご存じないのでしょうか?
江部康二
【13/05/20 精神科医師A
学会速報
「極端な糖質制限食は勧められない」めぐり学会でもシンポジウム
第56回日本糖尿病学会年次学術集会 Official News Flashから転載
栄養素のうち糖質のみを制限する「糖質制限食」が関心を集めている。しかし本年3月,日本糖尿病学会は「現時点では糖尿病患者に糖質制限食は勧められない」とする見解を示した。「安全性などを担保する証拠が不足」というのが理由であるが,その詳細な内容とは。第56回日本糖尿病学会年次学術集会(5月16〜18日,熊本市)のシンポジウム「糖尿病医療における食事療法の課題」では,糖質制限食の問題点と,糖質制限食の具体的指針といえるカーボカウントの功罪をめぐり多角的な議論が行われた。
糖質摂取量の下限に関するコンセンサスが不十分
最初に登壇したのは座長の1人でもある石田均氏(杏林大学)で,「日本人の糖尿病食事療法に求められるもの」と題して基調講演を行った。
この半世紀における日本人の食事の変化を見ると,全体の摂取エネルギー量と炭水化物(糖質)の割合は減少した一方,脂質の割合が増加(蛋白質は不変)した。同氏は,これが,やはりこの半世紀の間に増加した生活習慣病と因果関係があると考えることは,ごく自然であろうとした。同氏によれば,糖質制限食で最も注意すべきことは,糖質摂取量の下限に関する十分なコンセンサスが得られていないこと。すなわち,極端な糖質制限食は身体に悪影響を及ぼす可能性も否定できず,そうした報告は少なくないという。
同氏は,糖尿病患者に食事療法を導入するには,まず,従来通り食品交換表に基づく指導を行い,必要な患者については糖質制限食を考慮するというのが妥当であろうとした。
血糖以外の全身への影響の考慮を
石田氏に続き,低糖質食の問題点について,村上文代氏(安田女子大学)と篁俊成氏 (金沢大学)がそれぞれ専門の立場から発表した。
管理栄養士の村上氏は,いくつかの海外の検討を紹介し,糖質制限食の全身への影響について考察。糖質摂取量が少なくなるほど,男女ともに全死亡のリスクが高くなることを指摘した。糖質制限食でも必要なだけのエネルギーを確保しようとすると,必然的に蛋白質・脂質の摂取量が増加する。糖質制限食による全死亡のリスクは,動物性の蛋白質・脂肪を多く摂取すると高くなるという報告もある。また,糖質制限と蛋白質・脂質の過剰摂取は糖尿病そのものの発症リスクも高める。同氏は国民健康・栄養調査の結果から,穀物(糖質)摂取量が激減して脂質摂取量が急増した1960年代後半から,糖尿病の有病率が急上昇していることを紹介した。
篁氏は医師の立場から見た糖質制限食の主な問題点として,(1)極端な糖質制限食と緩い糖質制限食が正しく議論されていない,(2)最低糖質摂取量に関するコンセンサスがない,(3)糖質を減らした分を補う蛋白質と脂質の割合をどうするかが決まっていない,(4)長期間の安全性が確立していない−などを指摘した。
(2)に関して同氏は,糖質制限食によってもケトン体産生のリスクが高まらないレベル,すなわち,糖質150g/日が一応の目安になるという。また(3)に関しては,日本人の食事摂取基準DRI(Dietary Reference Intakes)-2010に基づき同氏が独自に検討した結果,30%の糖質制限食(1,600kcalで120g)を仮定した場合,蛋白質20%,脂質50%辺りが落とし所になるのではとの見解を示した。
カーボカウント活用の留意点
食後血糖は食事中の炭水化物量によって変動する。カーボカウントは,この事実に基づく食事療法の1つであり,食事中の炭水化物の量を把握して食後血糖のコントロールを図る。Diabetes Control Complications Trial(DCCT)で,カーボカウントが強化インスリン療法とともに,1型糖尿病患者の厳格な血糖コントロールとその結果としての細小血管障害抑制に重要な役割を果たすなど,多くのエビデンスが得られている。米国糖尿病学会のガイドラインStandards of Medical Care in Diabetes 2013にも,「カーボカウント,食品交換表,経験に基づく予測のいずれを用いるにせよ,摂取する炭水化物量をモニターすることは,良好な血糖コントロールを達成する上で重要な治療戦略である」と記されている。これらを踏まえ,カーボカウントの功罪について本田佳子氏(女子栄養大学)と高橋和眞氏(岩手医科大学)が発表した。
本田氏は,管理栄養士の立場から考察。その中で,カーボカウント活用の留意点を挙げ,(1)低脂肪な食事と健康な食品を選択することを基本としてカーボカウントする,(2)糖質と炭水化物を制限すればよいと勘違いしているケースには十分留意しなければならない,(3)どのぐらいが適正な炭水化物量なのかを評価し,その量に合わせたカーボカウントを進める必要がある-とした。
高橋氏は,医師の立場から考察。炭水化物に着眼することや,体重,低血糖,心理的側面に対する功罪は必ずしも一般化できないことを示した。また,そのデメリットを最小化するような適応症例の選択や症例に応じた運用が好ましく,食後のインスリン必要量やプロファイルを変化させる要因などに注意を払わなければならないとした。
その上で,カーボカウントが糖尿病の栄養療法の中で占める位置について患者および医療スタッフが理解し,適応症例の選択と教育に基づいて運用することが重要であると強調した。
(第56回日本糖尿病学会年次学術集会取材班)
mtpro.medical-tribune.co.jp/mtpronews/1305/1305049.html】
江部先生 ブログの読者の皆様 おはようございます。 Chie@糖質オフネットワーク事務局です。
毎日ブログで、勉強させていただいております。私も医療系の講師ですが「平均血糖幅の増大」については、糖尿病でない若者たち、特にパニック系や抑うつ系の学生に思った以上に多いのではないかと-すでに関係の学生で受診を勧めた2名ほど機能性低血糖の診断を頂いてます。
それはまた後ほどということで、5月18日の糖質オフネットワークの糖質オフ・カフェのご報告をさせてくださいね。
スタッフを含め、約40名程度の参加でした。人数の都合で場所を(大きな会場に)変えた理事間の変更がありましたが、遠くは名古屋の医師&栄養士さんまで、激励の参加をいただきました。
Tagashuu先生の「わたしと糖質制限」という一般向けの話題から、彼の専門の糖質制限と認知症(糖質制限は軽度認知症レベルなら改善する!)という話題まで、とっても楽しくお話していただきました。
Tagashuu先生は、若手ながら熱心な熱い医師で、しかもとってもナイスガイ!でした。
参加の皆さんも、会場ぎりぎりの時間帯まで片付けずに開いていたのですが、熱心にお話されておりました。
九州や沖縄の方々に追随しながら、永く・楽しく続けるをモットーに頑張っていきたいと思います。
次回は、6月15日(土)です。
また、HP
https://sites.google.com/site/carbooffnet/home?pli=1
が立ち上がった(まだコンテンツは少ないですが)こと、MLが立ち上がりましたことを重ねてご報告申し上げたいと思います。
どうか、カメの歩みの私たちですが、応援をいただけると嬉しいと思います。
毎日ブログで、勉強させていただいております。私も医療系の講師ですが「平均血糖幅の増大」については、糖尿病でない若者たち、特にパニック系や抑うつ系の学生に思った以上に多いのではないかと-すでに関係の学生で受診を勧めた2名ほど機能性低血糖の診断を頂いてます。
それはまた後ほどということで、5月18日の糖質オフネットワークの糖質オフ・カフェのご報告をさせてくださいね。
スタッフを含め、約40名程度の参加でした。人数の都合で場所を(大きな会場に)変えた理事間の変更がありましたが、遠くは名古屋の医師&栄養士さんまで、激励の参加をいただきました。
Tagashuu先生の「わたしと糖質制限」という一般向けの話題から、彼の専門の糖質制限と認知症(糖質制限は軽度認知症レベルなら改善する!)という話題まで、とっても楽しくお話していただきました。
Tagashuu先生は、若手ながら熱心な熱い医師で、しかもとってもナイスガイ!でした。
参加の皆さんも、会場ぎりぎりの時間帯まで片付けずに開いていたのですが、熱心にお話されておりました。
九州や沖縄の方々に追随しながら、永く・楽しく続けるをモットーに頑張っていきたいと思います。
次回は、6月15日(土)です。
また、HP
https://sites.google.com/site/carbooffnet/home?pli=1
が立ち上がった(まだコンテンツは少ないですが)こと、MLが立ち上がりましたことを重ねてご報告申し上げたいと思います。
どうか、カメの歩みの私たちですが、応援をいただけると嬉しいと思います。
派閥といいいますか、遅々として進まない、進ませないものが存在するのでしょうね。
利権でしょうか・・・
本当に必要なのは何かをきちんと表明できる世界になって欲しいものです。
原発もそうですけど・・・。
利権でしょうか・・・
本当に必要なのは何かをきちんと表明できる世界になって欲しいものです。
原発もそうですけど・・・。
2013/05/21(Tue) 09:44 | URL | クワトロ | 【編集】
Chie さん
5月18日の糖質オフネットワークの糖質オフ・カフェ、お疲れ様でした。
盛況で良かったです。
Tagashuu先生もご苦労様でした。
5月18日の糖質オフネットワークの糖質オフ・カフェ、お疲れ様でした。
盛況で良かったです。
Tagashuu先生もご苦労様でした。
2013/05/21(Tue) 09:51 | URL | ドクター江部 | 【編集】
tagashuu@神経内科医です。
5月18日の糖質オフネットワーク東京の会に参加させて頂き、恐れ多くも参加者の皆さんに想いを語らせて頂く時間を頂きました。
端的に申し上げて、私にとって非常に有意義な時間になりました。
やはり誰にも理解されず事を進めて行くというのは辛いものです。たとえそれが正しい事であったとしてもです。それゆえ先駆者の江部先生や釜池先生、アメリカのバーンスタイン先生らの御苦労は並大抵ではないものと想像致します。
私も鳥取にいると真の意味での理解者はいませんが、糖質オフネットワーク東京の会に参加して、世の中には確実に糖質制限について理解を示してくれる人がいるのだと、大変勇気づけられました。
まだまだ超えなければならない壁は大きいですが、新しい医療界での常識を作るべく、皆さんで協力してできるところから着実に進めていきましょう。
Chieさん、ナイスガイだなんて恐縮です。ただ、ずっと太っていて日の当たらない人生だったのでそう言ってもらえると率直に嬉しいです。
江部先生、先生から頂いた資料をプレゼン作成の際に一部利用させて頂きました。大変有難うございました。
6月2日は先生と初対面できそうです。ドキドキとワクワクが混在していますが、大変楽しみにしておりますので、宜しくお願い申し上げます。
5月18日の糖質オフネットワーク東京の会に参加させて頂き、恐れ多くも参加者の皆さんに想いを語らせて頂く時間を頂きました。
端的に申し上げて、私にとって非常に有意義な時間になりました。
やはり誰にも理解されず事を進めて行くというのは辛いものです。たとえそれが正しい事であったとしてもです。それゆえ先駆者の江部先生や釜池先生、アメリカのバーンスタイン先生らの御苦労は並大抵ではないものと想像致します。
私も鳥取にいると真の意味での理解者はいませんが、糖質オフネットワーク東京の会に参加して、世の中には確実に糖質制限について理解を示してくれる人がいるのだと、大変勇気づけられました。
まだまだ超えなければならない壁は大きいですが、新しい医療界での常識を作るべく、皆さんで協力してできるところから着実に進めていきましょう。
Chieさん、ナイスガイだなんて恐縮です。ただ、ずっと太っていて日の当たらない人生だったのでそう言ってもらえると率直に嬉しいです。
江部先生、先生から頂いた資料をプレゼン作成の際に一部利用させて頂きました。大変有難うございました。
6月2日は先生と初対面できそうです。ドキドキとワクワクが混在していますが、大変楽しみにしておりますので、宜しくお願い申し上げます。
昼のニュースで発表していました。
肉類摂取と糖尿病との関連について
-「多目的コホート研究(JPHC研究)」からの成果報告-
2013/5/21 肉類摂取と糖尿病との関連について
男性において、赤肉(牛肉・豚肉)の摂取が多い群で糖尿病リスクが高い
http://epi.ncc.go.jp/jphc/outcome/3290.html
-「多目的コホート研究(JPHC研究)」からの成果報告-
2013/5/21 肉類摂取と糖尿病との関連について
男性において、赤肉(牛肉・豚肉)の摂取が多い群で糖尿病リスクが高い
http://epi.ncc.go.jp/jphc/outcome/3290.html
2013/05/21(Tue) 13:11 | URL | 精神科医師A | 【編集】
仕事等で忙しかったため、久々の書き込みになります。
肉食と糖尿病の関係は、記事中には鉄分の影響が指摘されているものの、個人的には、(1日あたり?)108グラムの摂取量は、とても多いとは思えません。
たんぱく質の必須の摂取量を考えた場合、23グラムなんて少なすぎるのでは、と思います。
あと、英栄養学専門誌が何であるか位は書いてほしいです。
既出でしたらスミマセン。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130521-00000042-mai-sctch
<糖尿病>
「肉食男性」発症の危険性、4割高く
毎日新聞 5月21日(火)13時13分配信
肉類を多く食べる男性は、あまり食べない男性と比べて糖尿病を発症する危険性が約4割高いとの大規模調査の分析結果を、国立がん研究センターなどの研究チームが21日発表した。女性の場合は関連はみられなかった。英栄養学専門誌に掲載された。
1995年と98年に10都府県に住んでいた45~75歳の男女6万3849人を対象に調査。開始時は全員、糖尿病やがん、循環器の病気はなかったが、5年後に1178人が糖尿病を発症していた。
肉類の摂取量別に4グループに分けて発症の危険性を比べたところ、男性は摂取量が多いほど危険性が高まり、最も多いグループ(1日あたりの中央値108グラム)は最も少ないグループ(同23グラム)の1・36倍だった。肉の種類別では、牛・豚は摂取量が多いほど危険性が高くなったが、鶏肉、加工肉(ハム、ソーセージなど)は関連がなかった。女性は肉類全体、種類別のいずれも発症との関係がみられなかった。
研究チームの黒谷佳代・国立国際医療研究センター臨床研究センター上級研究員によると、肉に多く含まれる鉄分などが、血糖値を下げるインスリンの効きを悪くしている可能性があるという。女性は体内の鉄の蓄積量が少なく、肉類摂取の影響を受けにくいと考えられる。黒谷さんは「男性は魚や鶏肉も積極的に選ぶなど、バランスの良い食生活を心がけてほしい」と話す。
【大場あい】
肉食と糖尿病の関係は、記事中には鉄分の影響が指摘されているものの、個人的には、(1日あたり?)108グラムの摂取量は、とても多いとは思えません。
たんぱく質の必須の摂取量を考えた場合、23グラムなんて少なすぎるのでは、と思います。
あと、英栄養学専門誌が何であるか位は書いてほしいです。
既出でしたらスミマセン。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130521-00000042-mai-sctch
<糖尿病>
「肉食男性」発症の危険性、4割高く
毎日新聞 5月21日(火)13時13分配信
肉類を多く食べる男性は、あまり食べない男性と比べて糖尿病を発症する危険性が約4割高いとの大規模調査の分析結果を、国立がん研究センターなどの研究チームが21日発表した。女性の場合は関連はみられなかった。英栄養学専門誌に掲載された。
1995年と98年に10都府県に住んでいた45~75歳の男女6万3849人を対象に調査。開始時は全員、糖尿病やがん、循環器の病気はなかったが、5年後に1178人が糖尿病を発症していた。
肉類の摂取量別に4グループに分けて発症の危険性を比べたところ、男性は摂取量が多いほど危険性が高まり、最も多いグループ(1日あたりの中央値108グラム)は最も少ないグループ(同23グラム)の1・36倍だった。肉の種類別では、牛・豚は摂取量が多いほど危険性が高くなったが、鶏肉、加工肉(ハム、ソーセージなど)は関連がなかった。女性は肉類全体、種類別のいずれも発症との関係がみられなかった。
研究チームの黒谷佳代・国立国際医療研究センター臨床研究センター上級研究員によると、肉に多く含まれる鉄分などが、血糖値を下げるインスリンの効きを悪くしている可能性があるという。女性は体内の鉄の蓄積量が少なく、肉類摂取の影響を受けにくいと考えられる。黒谷さんは「男性は魚や鶏肉も積極的に選ぶなど、バランスの良い食生活を心がけてほしい」と話す。
【大場あい】
2013/05/21(Tue) 15:37 | URL | 糖質制限食 | 【編集】
石田均氏が
>
>全体の摂取エネルギー量と炭水化物(糖質)の>割合は減少した一方,脂質の割合が増加(蛋>白質は不変)した。同氏は,これが,やはりこ>の半世紀の間に増加した生活習慣病と因果>関係があると考えることは,ごく自然であろうと>した。
この統計って、本当でしょうか?
コンビニのお弁当、おにぎり、マック含めて、実感と差があるのですが、出典が分かるのでしょうか?
>
>全体の摂取エネルギー量と炭水化物(糖質)の>割合は減少した一方,脂質の割合が増加(蛋>白質は不変)した。同氏は,これが,やはりこ>の半世紀の間に増加した生活習慣病と因果>関係があると考えることは,ごく自然であろうと>した。
この統計って、本当でしょうか?
コンビニのお弁当、おにぎり、マック含めて、実感と差があるのですが、出典が分かるのでしょうか?
tagashuu さん
5月18日はお疲れ様でした。
6月2日は、楽しみにしています。
5月18日はお疲れ様でした。
6月2日は、楽しみにしています。
2013/05/21(Tue) 16:40 | URL | ドクター江部 | 【編集】
ナリ さん
厚生労働省「国民栄養の現状」によれば、
昭和50年(1975年)以降は糖質・脂質・タンパク質の摂取熱量比率はほとんど不変です。
そして平成7年(1995年)からは脂質の摂取量は減少し、
平成9年(1997年)からは脂質の摂取比率も減少しています。
1997年からは、糖質の摂取比率は、増加に転じています。
この間も糖尿病は増えています。
2010年01月26日 (火)の本ブログ記事
「糖尿病の増加と栄養摂取量の推移」
をご参照ください。
厚生労働省「国民栄養の現状」によれば、
昭和50年(1975年)以降は糖質・脂質・タンパク質の摂取熱量比率はほとんど不変です。
そして平成7年(1995年)からは脂質の摂取量は減少し、
平成9年(1997年)からは脂質の摂取比率も減少しています。
1997年からは、糖質の摂取比率は、増加に転じています。
この間も糖尿病は増えています。
2010年01月26日 (火)の本ブログ記事
「糖尿病の増加と栄養摂取量の推移」
をご参照ください。
2013/05/21(Tue) 16:55 | URL | ドクター江部 | 【編集】
糖質制限食 さん
情報をありがとうございます。
仰有る通り、論文そのものが書いてないのなら、確認できませんね。
ともあれ、この研究も
「糖質を普通に摂取している集団において」
という、大前提があるので、
我々スーパー糖質制限食実践者には、関わりのない話ではありますが・・・。
情報をありがとうございます。
仰有る通り、論文そのものが書いてないのなら、確認できませんね。
ともあれ、この研究も
「糖質を普通に摂取している集団において」
という、大前提があるので、
我々スーパー糖質制限食実践者には、関わりのない話ではありますが・・・。
2013/05/21(Tue) 17:09 | URL | ドクター江部 | 【編集】
精神科医師A さん
情報をありがとうございます。
情報をありがとうございます。
2013/05/21(Tue) 17:10 | URL | ドクター江部 | 【編集】
私の場合、昼食は50g 夕食は100gを目安に
鶏・豚肉がメインになりますがたまに牛肉も
食べています。
決して多くはないと思っているのですが、
> 最も多いグループ(1日あたりの中央値108グラム)
の部類に入るのですね…
鶏・豚肉がメインになりますがたまに牛肉も
食べています。
決して多くはないと思っているのですが、
> 最も多いグループ(1日あたりの中央値108グラム)
の部類に入るのですね…
2013/05/21(Tue) 17:38 | URL | きくりん | 【編集】
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/eiyou/dl/h23-houkoku-07.pdf
P190 第93表 栄養素等摂取量の年次推移(総数,1人1日当たり)
---------------------1995年----2011年----減少率
エネルギーkcal---------2042-----1840------9.9%
蛋白質g---------------81.5 ----67.0------17.8%
脂質g-----------------59.9-----54.0------9.85%
炭水化物g--------------280------280------8.9%
穀類エネルギー比率%-----40.7-----42.5------増加
栄養科学生がレポートを書くように、国民健康・栄養調査(平成23年)を調べて書いてみた。このように、最近十数年間で、脂質の摂取量は減り、穀類エネルギー比率は増加している
P190 第93表 栄養素等摂取量の年次推移(総数,1人1日当たり)
---------------------1995年----2011年----減少率
エネルギーkcal---------2042-----1840------9.9%
蛋白質g---------------81.5 ----67.0------17.8%
脂質g-----------------59.9-----54.0------9.85%
炭水化物g--------------280------280------8.9%
穀類エネルギー比率%-----40.7-----42.5------増加
栄養科学生がレポートを書くように、国民健康・栄養調査(平成23年)を調べて書いてみた。このように、最近十数年間で、脂質の摂取量は減り、穀類エネルギー比率は増加している
2013/05/21(Tue) 22:49 | URL | 精神科医師A | 【編集】
精神科医師A さん
ありがとうございます。
2011年の炭水化物は255ですね。
石田均先生の言とは異なり、
「最近十数年間で、脂質の摂取量は減り、穀類エネルギー比率は増加している」
です。
ありがとうございます。
2011年の炭水化物は255ですね。
石田均先生の言とは異なり、
「最近十数年間で、脂質の摂取量は減り、穀類エネルギー比率は増加している」
です。
2013/05/22(Wed) 14:15 | URL | ドクター江部 | 【編集】
国民健康・栄養調査によれば、1960年代に比較して、日本人の総エネルギー摂取量は、次第に減少に転じており、2010年の調査では、平均1840kcalとされている。一方、三大栄養素の摂取量をみると、炭水化物の摂取量は減少し、脂質の摂取量が増加し、2010年の調査では炭水化物と脂質のエネルギー比率はそれぞれ59.4%、25.9%とされている(1)。また、食塩摂取量は減少し、2010年には平均10.6g/日となっている。この他、食物繊維摂取量の低下などが指摘できるが、際立った特徴は脂質摂取量の増加である
脂質栄養の変化が疾患動態に密接に関係することは、沖縄県の事例に顕著に現れている。沖縄県は従来、我が国の最長寿県とされてきたが、生活環境の欧米化に伴ってその地位を落とした。その主たる原因は心血管疾患の増加にあるが、この間に肥満者の割合は全国でトップとなった。平成18年の調査で栄養摂取状況を全国平均と比較すると、総エネルギー摂取量には差はないが、脂肪エネルギー比率が25%以上の者の割合は男女ともに60%を越えており、全国平均の40~50%をはるかに上回っている(2)。この間の交通手段の発達などによる身体活動の低下に加えて、このような脂質栄養の過剰摂取が日本人における肥満そして糖尿病の増加に大きく関与しているのではないかと考えられており、糖尿病の予防の観点からも対処すべき大きな栄養学的課題となっている
1. 厚生労働省平成22年国民健康・栄養調査結果の概要
2. 平成18年度沖縄県民健康・栄養調査成績。沖縄県福祉健康部。平成20年
国民健康・栄養調査結果の内容については、すでに反論した。次に沖縄県民健康・栄養調査成績の内容を検証してみよう
脂質栄養の変化が疾患動態に密接に関係することは、沖縄県の事例に顕著に現れている。沖縄県は従来、我が国の最長寿県とされてきたが、生活環境の欧米化に伴ってその地位を落とした。その主たる原因は心血管疾患の増加にあるが、この間に肥満者の割合は全国でトップとなった。平成18年の調査で栄養摂取状況を全国平均と比較すると、総エネルギー摂取量には差はないが、脂肪エネルギー比率が25%以上の者の割合は男女ともに60%を越えており、全国平均の40~50%をはるかに上回っている(2)。この間の交通手段の発達などによる身体活動の低下に加えて、このような脂質栄養の過剰摂取が日本人における肥満そして糖尿病の増加に大きく関与しているのではないかと考えられており、糖尿病の予防の観点からも対処すべき大きな栄養学的課題となっている
1. 厚生労働省平成22年国民健康・栄養調査結果の概要
2. 平成18年度沖縄県民健康・栄養調査成績。沖縄県福祉健康部。平成20年
国民健康・栄養調査結果の内容については、すでに反論した。次に沖縄県民健康・栄養調査成績の内容を検証してみよう
2013/05/22(Wed) 21:09 | URL | 精神科医師A | 【編集】
平成18年度県民健康・栄養調査成績の概要
http://www.kenko-okinawa21.jp/kankobutu/eiyo/H18gaiyou/index.htm
P14
1. エネルギー摂取量及びエネルギー比率
エネルギー摂取量の平均値は、男女共に全国をやや下回っている。一方で、脂肪からのエネルギー摂取は、30%以上のの者の割合が男性で3割、女性で約4割と、ともに全国平均を1割上回っている
http://www.kenko-okinawa21.jp/kankobutu/eiyo/H18gaiyou/pege014.htm
脂肪エネルギー比率が25%以上の者の割合は男59.9%、女64.5%である
P19
1. BMIと腹囲計測による肥満者の状況(40歳以上)
「BMI25以上かつ腹囲85cm(90cm)以上」に該当する肥満者の割合は、男性の40~60歳代が薬4割で、全国の約3割を上回っている。女性も全年齢階級で全国を上回り、年齢ごと高くなっている。
http://www.kenko-okinawa21.jp/kankobutu/eiyo/H18gaiyou/pege019.htm
P26
表5 糖尿病予備軍・有病者の状況(40歳以上)
40歳以上(総数)の糖尿病有病者は、沖縄県5.2%, 全国5.6%
http://www.kenko-okinawa21.jp/kankobutu/eiyo/H18gaiyou/pege026.htm
P27
図22 糖尿病予備群・有病者の状況(40歳以上)
ほとんどの年齢で、沖縄は全国平均より少ない
http://www.kenko-okinawa21.jp/kankobutu/eiyo/H18gaiyou/pege027.htm
このように、沖縄県民は全国平均より、脂肪摂取が多く肥満傾向にあるが、糖尿病は少ない。したがって、脂質摂取の増加が糖尿病につながるとは考えにくい。こんなことは、栄養科学生でも、簡単にわかる事である
http://www.kenko-okinawa21.jp/kankobutu/eiyo/H18gaiyou/index.htm
P14
1. エネルギー摂取量及びエネルギー比率
エネルギー摂取量の平均値は、男女共に全国をやや下回っている。一方で、脂肪からのエネルギー摂取は、30%以上のの者の割合が男性で3割、女性で約4割と、ともに全国平均を1割上回っている
http://www.kenko-okinawa21.jp/kankobutu/eiyo/H18gaiyou/pege014.htm
脂肪エネルギー比率が25%以上の者の割合は男59.9%、女64.5%である
P19
1. BMIと腹囲計測による肥満者の状況(40歳以上)
「BMI25以上かつ腹囲85cm(90cm)以上」に該当する肥満者の割合は、男性の40~60歳代が薬4割で、全国の約3割を上回っている。女性も全年齢階級で全国を上回り、年齢ごと高くなっている。
http://www.kenko-okinawa21.jp/kankobutu/eiyo/H18gaiyou/pege019.htm
P26
表5 糖尿病予備軍・有病者の状況(40歳以上)
40歳以上(総数)の糖尿病有病者は、沖縄県5.2%, 全国5.6%
http://www.kenko-okinawa21.jp/kankobutu/eiyo/H18gaiyou/pege026.htm
P27
図22 糖尿病予備群・有病者の状況(40歳以上)
ほとんどの年齢で、沖縄は全国平均より少ない
http://www.kenko-okinawa21.jp/kankobutu/eiyo/H18gaiyou/pege027.htm
このように、沖縄県民は全国平均より、脂肪摂取が多く肥満傾向にあるが、糖尿病は少ない。したがって、脂質摂取の増加が糖尿病につながるとは考えにくい。こんなことは、栄養科学生でも、簡単にわかる事である
2013/05/22(Wed) 21:14 | URL | 精神科医師A | 【編集】
精神科医師A さん
ありがとうございます。
ありがとうございます。
2013/05/24(Fri) 08:38 | URL | ドクター江部 | 【編集】
高血圧症予備軍・有病者の状況(40歳以上)
http://www.kenko-okinawa21.jp/kankobutu/eiyo/H18gaiyou/page028.gif
---------沖縄---全国
高血圧症有病者--22.7%--26.8%
降圧剤服用者---26.6%--28.1%
高血圧症予備軍--14.7%--15.8%
脂質異常者の状況(40歳以上)
http://www.kenko-okinawa21.jp/kankobutu/eiyo/H18gaiyou/pege030.htm
高脂血有病者とコレステロール降下薬服用者の合計
沖縄=16.6%、全国=19.0%
【結論】沖縄県民は、全国平均と比べると
1) 多いもの=脂質摂取量、肥満
2) 少ないもの=糖尿病、高血圧、高脂血症
http://www.kenko-okinawa21.jp/kankobutu/eiyo/H18gaiyou/page028.gif
---------沖縄---全国
高血圧症有病者--22.7%--26.8%
降圧剤服用者---26.6%--28.1%
高血圧症予備軍--14.7%--15.8%
脂質異常者の状況(40歳以上)
http://www.kenko-okinawa21.jp/kankobutu/eiyo/H18gaiyou/pege030.htm
高脂血有病者とコレステロール降下薬服用者の合計
沖縄=16.6%、全国=19.0%
【結論】沖縄県民は、全国平均と比べると
1) 多いもの=脂質摂取量、肥満
2) 少ないもの=糖尿病、高血圧、高脂血症
2013/05/24(Fri) 12:28 | URL | 精神科医師A | 【編集】
精神科医師A さん
わかりやすい情報をありがとうございます。
わかりやすい情報をありがとうございます。
2013/05/24(Fri) 21:06 | URL | ドクター江部 | 【編集】
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