2013年04月11日 (木)
こんにちは。
Rumonice さんから、スーパー糖質制限食で、HbA1c、体重、便秘、眠気、イライラ・・・改善という嬉しいコメントをいただきました。
脂漏皮膚炎も改善したそうです。
HbA1c:5.4~5.3% は基準値内であり、コントロール良を超えて、コントロール優ですのでなんの問題もありません。
妹さんも、血圧が下がって良かったですね。
数値的改善以外に
①便秘がすっかり治り、便秘薬不要。毎朝快腸そのもの。
②耳の後ろの脂漏性皮膚炎がキレイに治りました。
③疲れにくくなり、頑張りがきくようになりました。
④気分の落ち込みがあまりなく、イライラしません。
⑤痩せてスマートになり、服のサイズダウン。若々しい着こなしOKに。
⑥昼食後の重苦しい眠気が解消されました。
⑦風邪にかかりにくくなりました。
⑧花粉症の症状が今年はまったく出ていません。
⑨大豆粉、ふすま、おからメニューが得意料理になりました。
⑩いろいろなスイーツやパンも低糖質で手作りできるようになりました。
こちらも素晴らしいです。
PP&M・・・バンド活動もいいですね。
私も、学生時代はPP&Mとか、ブラザース・フォーとかの曲をバンドでやっていました。
「Puff」とか、今でもよく口ずさみます。
江部康二
【13/04/09 Rumonice
1年目の嬉しいご報告です
昨年4月の人間ドックで糖尿病と診断され、すぐにスーパー糖質制限食を始めました。
1年後の人間ドックの結果が昨日届きました。
昨年4月から今年4月で以下のとおり改善しました。
空腹時血糖値177→79
HbA1c7.7→5.3
中性脂肪121→48
HDLコレステロール62→65
LDLコレステロール134→94
体重56.2キロ→49.5キロ(159.5cm)
ほかも正常値で、A判定がズラリと並びましたが、
唯一HbA1cだけはB判定でした。
「5.1未満がA判定」とのことで人間ドックの基準は
ちょっと厳しいんですね。
私としては昨年夏からずっと5.4~5.3を保っているので、 このままスーパー糖質制限食を続けていくつもりです。
数値に現れた「改善」は本当に嬉しいです。
ほかにも良かったことは…
①便秘がすっかり治り、便秘薬不要。毎朝快腸そのもの。
②耳の後ろの脂漏性皮膚炎がキレイに治りました。
③疲れにくくなり、頑張りがきくようになりました。
④気分の落ち込みがあまりなく、イライラしません。
⑤痩せてスマートになり、服のサイズダウン。若々しい着こなしOKに。
⑥昼食後の重苦しい眠気が解消されました。
⑦風邪にかかりにくくなりました。
⑧花粉症の症状が今年はまったく出ていません。
⑨大豆粉、ふすま、おからメニューが得意料理になりました。
⑩いろいろなスイーツやパンも低糖質で手作りできるようになりました。
すべて江部先生のブログとご本に出会えたおかげです。
昨年7月に一度途中経過を投稿し、「スーパー糖質制限食によって症状が改善していく典型的な例」と、先生にコメントしていただき、主治医にもほめてもらい、とても大きな励みになりました。糖質制限食を妹にも勧めたところ、血圧が下がり、体調が良くなったようです。
また、認知症のある89歳の母も緩めの糖質制限を実践し、逆流性食道炎の症状がほとんど出なくなりました。
こんなに素晴らしい食事療法に巡り合えて、大変幸せに思います。
まったくの余談で申し訳ありませんが、先生の先日のブログに学生時代はPP&Mを歌っていたというお話が出てきましたが、私(今年還暦です!)も昔からずっとPP&Mが大好きで、今もバンドのマリーパートとして歌っています。
こうして趣味の音楽活動ができるのも、そして好きな仕事に励むことができるのも、糖質制限食で毎日健康に暮らせているおかげです。本当にありがとうございます。江部先生のライブにもいつか一度おじゃましてみたいと思っています!】
Rumonice さんから、スーパー糖質制限食で、HbA1c、体重、便秘、眠気、イライラ・・・改善という嬉しいコメントをいただきました。
脂漏皮膚炎も改善したそうです。
HbA1c:5.4~5.3% は基準値内であり、コントロール良を超えて、コントロール優ですのでなんの問題もありません。
妹さんも、血圧が下がって良かったですね。
数値的改善以外に
①便秘がすっかり治り、便秘薬不要。毎朝快腸そのもの。
②耳の後ろの脂漏性皮膚炎がキレイに治りました。
③疲れにくくなり、頑張りがきくようになりました。
④気分の落ち込みがあまりなく、イライラしません。
⑤痩せてスマートになり、服のサイズダウン。若々しい着こなしOKに。
⑥昼食後の重苦しい眠気が解消されました。
⑦風邪にかかりにくくなりました。
⑧花粉症の症状が今年はまったく出ていません。
⑨大豆粉、ふすま、おからメニューが得意料理になりました。
⑩いろいろなスイーツやパンも低糖質で手作りできるようになりました。
こちらも素晴らしいです。
PP&M・・・バンド活動もいいですね。
私も、学生時代はPP&Mとか、ブラザース・フォーとかの曲をバンドでやっていました。
「Puff」とか、今でもよく口ずさみます。
江部康二
【13/04/09 Rumonice
1年目の嬉しいご報告です
昨年4月の人間ドックで糖尿病と診断され、すぐにスーパー糖質制限食を始めました。
1年後の人間ドックの結果が昨日届きました。
昨年4月から今年4月で以下のとおり改善しました。
空腹時血糖値177→79
HbA1c7.7→5.3
中性脂肪121→48
HDLコレステロール62→65
LDLコレステロール134→94
体重56.2キロ→49.5キロ(159.5cm)
ほかも正常値で、A判定がズラリと並びましたが、
唯一HbA1cだけはB判定でした。
「5.1未満がA判定」とのことで人間ドックの基準は
ちょっと厳しいんですね。
私としては昨年夏からずっと5.4~5.3を保っているので、 このままスーパー糖質制限食を続けていくつもりです。
数値に現れた「改善」は本当に嬉しいです。
ほかにも良かったことは…
①便秘がすっかり治り、便秘薬不要。毎朝快腸そのもの。
②耳の後ろの脂漏性皮膚炎がキレイに治りました。
③疲れにくくなり、頑張りがきくようになりました。
④気分の落ち込みがあまりなく、イライラしません。
⑤痩せてスマートになり、服のサイズダウン。若々しい着こなしOKに。
⑥昼食後の重苦しい眠気が解消されました。
⑦風邪にかかりにくくなりました。
⑧花粉症の症状が今年はまったく出ていません。
⑨大豆粉、ふすま、おからメニューが得意料理になりました。
⑩いろいろなスイーツやパンも低糖質で手作りできるようになりました。
すべて江部先生のブログとご本に出会えたおかげです。
昨年7月に一度途中経過を投稿し、「スーパー糖質制限食によって症状が改善していく典型的な例」と、先生にコメントしていただき、主治医にもほめてもらい、とても大きな励みになりました。糖質制限食を妹にも勧めたところ、血圧が下がり、体調が良くなったようです。
また、認知症のある89歳の母も緩めの糖質制限を実践し、逆流性食道炎の症状がほとんど出なくなりました。
こんなに素晴らしい食事療法に巡り合えて、大変幸せに思います。
まったくの余談で申し訳ありませんが、先生の先日のブログに学生時代はPP&Mを歌っていたというお話が出てきましたが、私(今年還暦です!)も昔からずっとPP&Mが大好きで、今もバンドのマリーパートとして歌っています。
こうして趣味の音楽活動ができるのも、そして好きな仕事に励むことができるのも、糖質制限食で毎日健康に暮らせているおかげです。本当にありがとうございます。江部先生のライブにもいつか一度おじゃましてみたいと思っています!】
糖質カット、ゆるめを始めて
二ヶ月で薬一個やめ。
四ヶ月でもう一個やめ。
本日半年目で、最後のジャヌビア辞めることになりました!
気を緩めないで頑張ります!
二ヶ月で薬一個やめ。
四ヶ月でもう一個やめ。
本日半年目で、最後のジャヌビア辞めることになりました!
気を緩めないで頑張ります!
江部先生はじめまして。
ダイエットのために糖質制限を始めて約半年、その間こちらのブログでしっかり勉強させていただいております。
皆さんのコメントに在ります通り、糖質制限のおかげで私もさほど辛い思いをすることなく約9kgの減量に成功しました。体重減少と同時にこちらで書かれている糖質制限と体のしくみがいかに正しいかを実感しております。ただ、ひとつ心配がありましてこちらにコメントさせていただきました。それはコレステロールについてです。勿論、カテゴリー別コレステロールの記事も全て読みましたがどうしても心配で…昨日、特定検診の結果をいただきに病院へ行きましたら担当の先生にきつく言われてしまいました。LDLが高すぎると。過去5年ほど同じ先生なのですが、
(昨年)
血糖 78
中性脂肪 32
HDL 73
LDL 139
のところ今年は
血糖 74
中性脂肪 65
HDL 65
LDL 275
となり、食事の徹底的な見直しをして3ヶ月後に再検査となりました。このブログで勉強していましたので、私の場合もともとコレステ数値が高めで注意していた食生活から糖質制限食で卵やマヨネーズ、お肉を頻繁に摂取するようになり一時的に上がった状態で、肝臓が調整してくれるはずと思ってはいますが、あまりに高すぎる数値だといわれ凹んでおります。しかも、もともと低めだった中性脂肪まで高く(皆さん下がってますよね)HDLは下がってしまって、やはり、卵、お肉、マヨネーズは避けたほうがいいのか悩んでいます。昨日今日はおやつのチーズも我慢しています。江部先生、このまま同じように糖質制限を続けてもLDLは昨年の数値あたりまで落ちてくれるでしょうか?
ちなみに、身長157cm、体重49.5kg、47歳で制限食はこちらのブログや先生のハンドブックを片手にきちんとやれていると思います。
コメントお願いいたします。
ダイエットのために糖質制限を始めて約半年、その間こちらのブログでしっかり勉強させていただいております。
皆さんのコメントに在ります通り、糖質制限のおかげで私もさほど辛い思いをすることなく約9kgの減量に成功しました。体重減少と同時にこちらで書かれている糖質制限と体のしくみがいかに正しいかを実感しております。ただ、ひとつ心配がありましてこちらにコメントさせていただきました。それはコレステロールについてです。勿論、カテゴリー別コレステロールの記事も全て読みましたがどうしても心配で…昨日、特定検診の結果をいただきに病院へ行きましたら担当の先生にきつく言われてしまいました。LDLが高すぎると。過去5年ほど同じ先生なのですが、
(昨年)
血糖 78
中性脂肪 32
HDL 73
LDL 139
のところ今年は
血糖 74
中性脂肪 65
HDL 65
LDL 275
となり、食事の徹底的な見直しをして3ヶ月後に再検査となりました。このブログで勉強していましたので、私の場合もともとコレステ数値が高めで注意していた食生活から糖質制限食で卵やマヨネーズ、お肉を頻繁に摂取するようになり一時的に上がった状態で、肝臓が調整してくれるはずと思ってはいますが、あまりに高すぎる数値だといわれ凹んでおります。しかも、もともと低めだった中性脂肪まで高く(皆さん下がってますよね)HDLは下がってしまって、やはり、卵、お肉、マヨネーズは避けたほうがいいのか悩んでいます。昨日今日はおやつのチーズも我慢しています。江部先生、このまま同じように糖質制限を続けてもLDLは昨年の数値あたりまで落ちてくれるでしょうか?
ちなみに、身長157cm、体重49.5kg、47歳で制限食はこちらのブログや先生のハンドブックを片手にきちんとやれていると思います。
コメントお願いいたします。
2013/04/11(Thu) 15:41 | URL | ruru | 【編集】
江部先生 先日のご返事で養腎降濁湯の甘草1日8gの意味を教えて頂き、腎臓内科医に説明しました 4/11の受診でCr4.16 eGFR11.9 胸水増加 甲状腺機能低下問題なしでした 自覚症状は1日中足がバンバンにむくんでいます+起床時には顔も人相が違うほどむくんでいます+タマタマが5倍くらいにふくれて(泌尿器医は腎性浮腫)います 腎臓内科医の提案は次4/18まで利尿剤ラシックス20mgX3T(Crアップも覚悟の上でむくみをとれるかどうか)を試す+甘草8g入りの煎じ薬を一時ストップするというものです 江部先生のご見解をお願いします
2013/04/11(Thu) 15:54 | URL | 柚木信也 | 【編集】
初めてメールします、71歳男性です。
H23・8の特定健康診断で空腹時血糖127、JDS6.3となり、医師より薬の服用を進められ、ジャヌビア25mmを朝食前に服用し、JDSは5.7-5.9で推移してましたが、血糖値が上昇傾向となっていました。
そこでネットで検索していたところ、先生の制限食を知り、早速「糖尿病がどんどんよくなる糖質制限食」を購入、25年2月より炭水化物(米飯、パンなど)の摂取を極力制限したところ、下記のような改善が見られました。
H25・1の検査とH25・4の比較です。
総コレストロール218→201
LDLコレストロール152→135
中性脂肪70→54
血糖値152→123
NGSP6.3→6.0
JDS5.9→5.6
なお医師との相談で、薬の服用は継続し、次回検査(7月予定)結果により判断するということになりました。
あまり神経質になると、外食では何も食べれなくなくなるので、ほどほどの制限食を継続するつもりです。(身長170、体重60Kgです)
H23・8の特定健康診断で空腹時血糖127、JDS6.3となり、医師より薬の服用を進められ、ジャヌビア25mmを朝食前に服用し、JDSは5.7-5.9で推移してましたが、血糖値が上昇傾向となっていました。
そこでネットで検索していたところ、先生の制限食を知り、早速「糖尿病がどんどんよくなる糖質制限食」を購入、25年2月より炭水化物(米飯、パンなど)の摂取を極力制限したところ、下記のような改善が見られました。
H25・1の検査とH25・4の比較です。
総コレストロール218→201
LDLコレストロール152→135
中性脂肪70→54
血糖値152→123
NGSP6.3→6.0
JDS5.9→5.6
なお医師との相談で、薬の服用は継続し、次回検査(7月予定)結果により判断するということになりました。
あまり神経質になると、外食では何も食べれなくなくなるので、ほどほどの制限食を継続するつもりです。(身長170、体重60Kgです)
2013/04/11(Thu) 16:11 | URL | kzyamachan | 【編集】
柚木信也 様
腎不全に一旦効果があった煎じ薬も、現時点で無効ですので、
腎臓内科医の仰有るとおり、煎じ薬をストップしてみてください。
腎不全に一旦効果があった煎じ薬も、現時点で無効ですので、
腎臓内科医の仰有るとおり、煎じ薬をストップしてみてください。
2013/04/11(Thu) 17:50 | URL | ドクター江部 | 【編集】
はじめまして。
妊娠中期の75負荷検査で引っかかり現在血糖コントロールをしている者です。
現在の産院でインスリンをやるようであれば違う病院に転院と言われ必死になって血糖値を下げているのですが実際どの程度高いとインスリンになるのか全く不明です。
主人が1型なので主人の担当医に聞きましたら起床時は2ケタ・食後2時間で120以下を目指す・・までしか言われていません。
本日栄養士の方にお話しも聞きましたが1800カロリーをとり主食も一食で白米2杯も食べるよう勧められました。
今の私にはおそろしくて血糖をわざわざあげるようなことはできないのでなんでこんな指導?と思ってしまいました。
血糖をあげるとインスリンになるからあげたくない・・と訴えたのですが妊婦は栄養も必要なので・・と言われ主食をあまり抜かない様にすすめられ、またタンパク質も肝臓を傷めたりする可能性があるから決められた範囲内と言われました。
先生の糖質制限の本を参考にあと2か月乗り切るつもりでしたので今頃この指導?とちょっとどうしていいかわからなくなってしまいました。
今までの産院ではインスリンの件がはっきりしないとうちでは無理と言われているので33週の現在、定期健診も受けておらずどこで産んでいいかも決まっていない状態になってしまっており不安な毎日を過ごしています。
そこで先生にいろいろお聞きして自分なりに頑張ろうと思いこちらに書き込みいたしました。
1.測定器で一日5.6回測っていますがいい数値の日といまいちの日とあります。
いい数値というのは主人の担当医の言っている数値をクリアした場合です。
今一なのは色々と事情があり食事がうまくいかなかった場合、食後2時間で120を切っていないという事ですね。(たとえば140台です・・)
このバラつきではやはりインスリンでしょうか?
ただ、低血糖も考えるとインスリンではなく食事で血糖をあげない方向で元々の産院での出産を希望したいです。
2.栄養士の指導では1800カロリーで細かく分食し主食はあまり減らさない様に・・と言われました。
また、タンパク質の分野が多いのはよくないと言われましたので江部先生がおすすめの糖質制限ドットコムをやたら食べ過ぎるのはだめなのでしょうか?
ちなみに自己流の食事法では主食は茶碗半分を玄米・あとは野菜や納豆・豆腐・大豆をやたらどっさり・・というのが基本です。
そうすると血糖がまあまあなのでついついこんなメニューですが栄養士の方の指導とだいぶ変わりますしどうしていいかわからなくなってしまいました。
3.鳥が血糖があがらないのですごく食べて主食抜きというのも実践していますがやはりタンパク質のとりすぎという事になってしまいますか?
4.もし血糖上昇にこだわりすぎてかたよったものを多く食べていると出産後自分自信にどこか問題がでたり生まれた子が違う形でどこか問題がでてしまうような事も考えられますか?
たとえば肝機能であったりそういう血糖がらみじゃない違う病気になる可能性です。
5.起床時の血糖が夜より上がっている場合もありますが前夜の食事内容や時間も関係ありますか?
ちなみにだいたい100台がでてしまい、85が2回・95が1回ありえーとビックリする事もあります。
なんだか質問だらけですみません。
ただ、いまだ産院もはっきりせず毎日不安ですし糖質制限で血糖をさげたかったのに栄養指導ではもっと食べろというし・・・。
ただ、絶対血糖があがるのは分かっているので本当にこんなに食べるのは怖いです。
どうかよろしくお願いいたします。
妊娠中期の75負荷検査で引っかかり現在血糖コントロールをしている者です。
現在の産院でインスリンをやるようであれば違う病院に転院と言われ必死になって血糖値を下げているのですが実際どの程度高いとインスリンになるのか全く不明です。
主人が1型なので主人の担当医に聞きましたら起床時は2ケタ・食後2時間で120以下を目指す・・までしか言われていません。
本日栄養士の方にお話しも聞きましたが1800カロリーをとり主食も一食で白米2杯も食べるよう勧められました。
今の私にはおそろしくて血糖をわざわざあげるようなことはできないのでなんでこんな指導?と思ってしまいました。
血糖をあげるとインスリンになるからあげたくない・・と訴えたのですが妊婦は栄養も必要なので・・と言われ主食をあまり抜かない様にすすめられ、またタンパク質も肝臓を傷めたりする可能性があるから決められた範囲内と言われました。
先生の糖質制限の本を参考にあと2か月乗り切るつもりでしたので今頃この指導?とちょっとどうしていいかわからなくなってしまいました。
今までの産院ではインスリンの件がはっきりしないとうちでは無理と言われているので33週の現在、定期健診も受けておらずどこで産んでいいかも決まっていない状態になってしまっており不安な毎日を過ごしています。
そこで先生にいろいろお聞きして自分なりに頑張ろうと思いこちらに書き込みいたしました。
1.測定器で一日5.6回測っていますがいい数値の日といまいちの日とあります。
いい数値というのは主人の担当医の言っている数値をクリアした場合です。
今一なのは色々と事情があり食事がうまくいかなかった場合、食後2時間で120を切っていないという事ですね。(たとえば140台です・・)
このバラつきではやはりインスリンでしょうか?
ただ、低血糖も考えるとインスリンではなく食事で血糖をあげない方向で元々の産院での出産を希望したいです。
2.栄養士の指導では1800カロリーで細かく分食し主食はあまり減らさない様に・・と言われました。
また、タンパク質の分野が多いのはよくないと言われましたので江部先生がおすすめの糖質制限ドットコムをやたら食べ過ぎるのはだめなのでしょうか?
ちなみに自己流の食事法では主食は茶碗半分を玄米・あとは野菜や納豆・豆腐・大豆をやたらどっさり・・というのが基本です。
そうすると血糖がまあまあなのでついついこんなメニューですが栄養士の方の指導とだいぶ変わりますしどうしていいかわからなくなってしまいました。
3.鳥が血糖があがらないのですごく食べて主食抜きというのも実践していますがやはりタンパク質のとりすぎという事になってしまいますか?
4.もし血糖上昇にこだわりすぎてかたよったものを多く食べていると出産後自分自信にどこか問題がでたり生まれた子が違う形でどこか問題がでてしまうような事も考えられますか?
たとえば肝機能であったりそういう血糖がらみじゃない違う病気になる可能性です。
5.起床時の血糖が夜より上がっている場合もありますが前夜の食事内容や時間も関係ありますか?
ちなみにだいたい100台がでてしまい、85が2回・95が1回ありえーとビックリする事もあります。
なんだか質問だらけですみません。
ただ、いまだ産院もはっきりせず毎日不安ですし糖質制限で血糖をさげたかったのに栄養指導ではもっと食べろというし・・・。
ただ、絶対血糖があがるのは分かっているので本当にこんなに食べるのは怖いです。
どうかよろしくお願いいたします。
2013/04/11(Thu) 18:24 | URL | つぶちゃん | 【編集】
降圧剤 京都府立医大の論文撤回騒動 製薬社員も名連ね クローズアップ2013
2013/03/29毎日新聞
◇1億円の寄付金/製品のPRに利用
京都府立医大のチームによる降圧剤「バルサルタン」の臨床試験論文3本が、掲載した学会誌から「重大な問題がある」との理由で撤回された。血圧を下げる本来の効能は否定されていないが、脳卒中などのリスクを下げる働きもあるとした論文の信頼性は揺らいでいる。論文をPRに利用してきた製薬会社「ノバルティスファーマ」(東京)の社員が、試験に関係する別の論文で統計解析責任者として名を連ねていたことや、ノ社が論文責任者側に1億円余の奨学寄付金を提供していたことが取材で判明した。関係者の説明責任が問われている。【河内敏康、八田浩輔】
問題の臨床試験は、京都府立医大の松原弘明・元教授(56)=2月末に辞職=のチームが04年にスタートさせた。高血圧の患者約1500人にバルサルタンを飲んでもらい、経過を追跡。薬の効果を確かめていった。
松原元教授は試験中だった08年に、問題の3本に先だって、試験の実施要綱をまとめた論文を英医学誌電子版で発表する。この論文には、データの統計解析に責任を負う「統計解析の実施組織」として、ノ社の社員の名前が別の統計の専門家と共に記載されていた。しかしノ社の記載はなく、所属は「大阪市立大」とだけ記載されていた。
この点について、3月に取材に応じたノ社の三谷宏幸社長は「どんな統計方法がいいかについてアドバイスしただけ。試験内容や、試験の組み立て方などデザインに関わる相談を受けたことはない。社員は大阪市立大の非常勤講師を兼任していた。統計の世界では有名な人物だ」と説明した。
問題の3論文は、09~12年、日欧の2学会誌に相次いで発表された。09年の最初の論文は「従来の降圧剤に加えバルサルタンを服用すると、血圧の低下と関係なく、脳卒中や狭心症のリスクも下がった」と、欧州心臓病学会誌に発表された。
ノ社は、この論文を基に、バルサルタンの効果をアピールする広告を医学雑誌にたびたび掲載するなど営業活動を展開。コンサルタント会社によると、11年度の売上高は、日本の医家向けの医薬品中3番目の約1192億円に上った。
だが欧州心臓病学会は、今年2月になって「複数のデータに重大な問題がある」と、論文を撤回。関連する論文2本を掲載していた日本循環器学会誌も、昨年末に「データ解析に多数の誤りがある」との理由で撤回する事態となった。いずれの学会誌も「重大な問題」の詳細は明らかにしていない。
松原元教授は「データ集計の間違いでしかない。論文の結論に影響を及ぼさない」と声明を出し、京都府立医大は今年1月、学内3教授による予備調査で「研究に不正はなかった」と日本循環器学会に報告した。
この試験を巡っては1年ほど前から、「試験終了時の血圧値の平均値と(データのばらつきを表す)標準偏差のデータが、薬を飲んだ患者群とそうでない群で一致している。試験終了時に異なるのが自然なはず」「同じ薬を使った国内外の臨床試験の結果と合わない」などと、専門家から不自然さを指摘されてきた。
毎日新聞は松原元教授に一連の経緯について再三取材を申し込んできた。しかし松原元教授は「大学に聞いてほしい」とし、面談での取材に応じていない。
◇研究責任者と密接な関係 個人的謝金も
京都府立医大は、毎日新聞の情報公開請求に対し、松原元教授への奨学寄付金などに関する資料を開示した。
それによると、大学に記録が残る08年1月以降、松原元教授の研究室に提供された民間からの奨学寄付金は、253件計4億2800万円。このうち、ノ社からは18件計1億440万円あり、金額は約4分の1を占めていた。
また、12年度は、ノ社から松原元教授個人に講師謝金として2件40万円が支払われていた。
ノ社は「奨学寄付金を出してはいるが、大学を通じてであり、試験を行う医師に直接ではない。この臨床試験を目的に提供したことはなく、ノバルティスファーマが松原元教授に試験の実施をもちかけたこともない」と説明する。
2月のノ社の社長定例会見では、記者が松原元教授側への奨学寄付金提供の有無を問うた際、ノ社側は提供してきたことを認めたものの、金額は明らかにしなかった。三谷社長は「大学側の同意が得られれば、一緒に公表していきたい」とする一方、論文が撤回されて営業活動に臨床試験のデータが使えなくなったことには「非常に残念。今後、(顧客の)医師にも説明していきたい」と話していた。
………………………………………………………………………………………………………
■ことば―バルサルタン
ノバルティスファーマが商品名「ディオバン」として、00年に発売を開始した血圧を下げる薬。血管を収縮させ血圧を上げる血中成分の働きを阻害する効果がある。約100カ国で承認を受けている。
………………………………………………………………………………………………………
◇松原元教授チームのバルサルタン臨床試験をめぐる動き
00年11月 ノバルティスファーマが降圧剤「バルサルタン」の国内販売を開始
04年 松原教授(当時)のチームが臨床試験を開始
09年8月 「脳卒中や狭心症などのリスクも下げる効果」と欧州心臓病学会誌(電子版)に発表
11年3月 「心臓肥大の症状がある患者にも同様の効果」と日本循環器学会誌(同)に発表
12年9月 「糖尿病患者にも同様の効果」と日本循環器学会誌(同)に発表
12月27日 日本循環器学会誌が掲載論文2本を撤回。京都府立医大に調査を要請
13年1月31日 京都府立医大が学内3教授による予備調査で撤回論文に「不正はなかった」と学会に報告
2月 1日 欧州心臓病学会誌が掲載論文を撤回
12日 ノ社が定例記者会見で「データ解析に会社は関与していない」と説明
15日 日本循環器学会が京都府立医大に再調査を要請
28日 松原教授が大学を辞職
3月 1日 京都府立医大が検証チーム設置を発表
2013/03/29毎日新聞
◇1億円の寄付金/製品のPRに利用
京都府立医大のチームによる降圧剤「バルサルタン」の臨床試験論文3本が、掲載した学会誌から「重大な問題がある」との理由で撤回された。血圧を下げる本来の効能は否定されていないが、脳卒中などのリスクを下げる働きもあるとした論文の信頼性は揺らいでいる。論文をPRに利用してきた製薬会社「ノバルティスファーマ」(東京)の社員が、試験に関係する別の論文で統計解析責任者として名を連ねていたことや、ノ社が論文責任者側に1億円余の奨学寄付金を提供していたことが取材で判明した。関係者の説明責任が問われている。【河内敏康、八田浩輔】
問題の臨床試験は、京都府立医大の松原弘明・元教授(56)=2月末に辞職=のチームが04年にスタートさせた。高血圧の患者約1500人にバルサルタンを飲んでもらい、経過を追跡。薬の効果を確かめていった。
松原元教授は試験中だった08年に、問題の3本に先だって、試験の実施要綱をまとめた論文を英医学誌電子版で発表する。この論文には、データの統計解析に責任を負う「統計解析の実施組織」として、ノ社の社員の名前が別の統計の専門家と共に記載されていた。しかしノ社の記載はなく、所属は「大阪市立大」とだけ記載されていた。
この点について、3月に取材に応じたノ社の三谷宏幸社長は「どんな統計方法がいいかについてアドバイスしただけ。試験内容や、試験の組み立て方などデザインに関わる相談を受けたことはない。社員は大阪市立大の非常勤講師を兼任していた。統計の世界では有名な人物だ」と説明した。
問題の3論文は、09~12年、日欧の2学会誌に相次いで発表された。09年の最初の論文は「従来の降圧剤に加えバルサルタンを服用すると、血圧の低下と関係なく、脳卒中や狭心症のリスクも下がった」と、欧州心臓病学会誌に発表された。
ノ社は、この論文を基に、バルサルタンの効果をアピールする広告を医学雑誌にたびたび掲載するなど営業活動を展開。コンサルタント会社によると、11年度の売上高は、日本の医家向けの医薬品中3番目の約1192億円に上った。
だが欧州心臓病学会は、今年2月になって「複数のデータに重大な問題がある」と、論文を撤回。関連する論文2本を掲載していた日本循環器学会誌も、昨年末に「データ解析に多数の誤りがある」との理由で撤回する事態となった。いずれの学会誌も「重大な問題」の詳細は明らかにしていない。
松原元教授は「データ集計の間違いでしかない。論文の結論に影響を及ぼさない」と声明を出し、京都府立医大は今年1月、学内3教授による予備調査で「研究に不正はなかった」と日本循環器学会に報告した。
この試験を巡っては1年ほど前から、「試験終了時の血圧値の平均値と(データのばらつきを表す)標準偏差のデータが、薬を飲んだ患者群とそうでない群で一致している。試験終了時に異なるのが自然なはず」「同じ薬を使った国内外の臨床試験の結果と合わない」などと、専門家から不自然さを指摘されてきた。
毎日新聞は松原元教授に一連の経緯について再三取材を申し込んできた。しかし松原元教授は「大学に聞いてほしい」とし、面談での取材に応じていない。
◇研究責任者と密接な関係 個人的謝金も
京都府立医大は、毎日新聞の情報公開請求に対し、松原元教授への奨学寄付金などに関する資料を開示した。
それによると、大学に記録が残る08年1月以降、松原元教授の研究室に提供された民間からの奨学寄付金は、253件計4億2800万円。このうち、ノ社からは18件計1億440万円あり、金額は約4分の1を占めていた。
また、12年度は、ノ社から松原元教授個人に講師謝金として2件40万円が支払われていた。
ノ社は「奨学寄付金を出してはいるが、大学を通じてであり、試験を行う医師に直接ではない。この臨床試験を目的に提供したことはなく、ノバルティスファーマが松原元教授に試験の実施をもちかけたこともない」と説明する。
2月のノ社の社長定例会見では、記者が松原元教授側への奨学寄付金提供の有無を問うた際、ノ社側は提供してきたことを認めたものの、金額は明らかにしなかった。三谷社長は「大学側の同意が得られれば、一緒に公表していきたい」とする一方、論文が撤回されて営業活動に臨床試験のデータが使えなくなったことには「非常に残念。今後、(顧客の)医師にも説明していきたい」と話していた。
………………………………………………………………………………………………………
■ことば―バルサルタン
ノバルティスファーマが商品名「ディオバン」として、00年に発売を開始した血圧を下げる薬。血管を収縮させ血圧を上げる血中成分の働きを阻害する効果がある。約100カ国で承認を受けている。
………………………………………………………………………………………………………
◇松原元教授チームのバルサルタン臨床試験をめぐる動き
00年11月 ノバルティスファーマが降圧剤「バルサルタン」の国内販売を開始
04年 松原教授(当時)のチームが臨床試験を開始
09年8月 「脳卒中や狭心症などのリスクも下げる効果」と欧州心臓病学会誌(電子版)に発表
11年3月 「心臓肥大の症状がある患者にも同様の効果」と日本循環器学会誌(同)に発表
12年9月 「糖尿病患者にも同様の効果」と日本循環器学会誌(同)に発表
12月27日 日本循環器学会誌が掲載論文2本を撤回。京都府立医大に調査を要請
13年1月31日 京都府立医大が学内3教授による予備調査で撤回論文に「不正はなかった」と学会に報告
2月 1日 欧州心臓病学会誌が掲載論文を撤回
12日 ノ社が定例記者会見で「データ解析に会社は関与していない」と説明
15日 日本循環器学会が京都府立医大に再調査を要請
28日 松原教授が大学を辞職
3月 1日 京都府立医大が検証チーム設置を発表
2013/04/11(Thu) 21:13 | URL | 精神科医師A | 【編集】
mtpro.medical-tribune.co.jp/mtpronews/1204/1204042.html
www.thelancet.com/journals/lancet/article/PIIS0140-6736%2812%2960599-6/fulltext
*日本の高血圧関連の臨床試験に“統計学上の懸念”― Lancetで京大・由井芳樹氏が指摘
日本で実施されたアンジオテンシンⅡ受容体拮抗薬(ARB)関連の臨床試験について統計学上の懸念(concerns) があるとの論著が4月14日発行のLancet (2012; 379: e48)に掲載された。指摘したのは京都大学循環器内科の由井芳樹氏。試験はいずれも日本人高血圧患者を対象に,ARBの効果を検証したものだ。
3つの問題点を指摘
由井氏が統計学上の問題点を指摘したのは,Jikei Heart Study (Lancet 2007; 369; 1431-1439),Kyoto Heart Study (Eur Heart J 2009; 30; 2461-2469) などで,両試験は日本人高リスク高血圧患者を対象に,ARBバルサルタンの通常治療への上乗せ効果を検証し,心血管疾患抑制効果が示されていた。
由井氏の指摘は以下の3点。
1. Jikei Heart Studyにおいて,バルサルタン追加群と非追加群の達成収縮期血圧(SBP)の平均値と標準偏差値(SD)がそれぞれ一致しているが,2群間でこれらの値が一致する確率は,極めて低いと考えられる。同氏の知る限りで達成SBPの平均値とSDが一致しているのは,多くの高血圧試験の中でJikei Heart StudyとKyoto Heart Studyだけだという。なお,Valsartan Amlodipine Randomized Trial (VART,Hypertens Res 2011; 34: 62-69)では達成拡張期血圧(DBP)の平均値とSDが一致している 。
2. 正規分布は平均値とSDで決定される。したがって,これらの値が2群で一致するということは,2群の正規分布が一致することを示している。Kyoto Heart Studyにおいては,試験開始時も両群間の血圧(SBP・DBP)の平均値とSDが一致している。開始時と終了時のそれぞれで,2群のSBPの平均値とSDが一致していることになる。
3. Jikei Heart Studyにおいて,ランダム化時でなく試験終了時に平均値とSDが一致していることは,臨床試験の性質から考えて逆方向の現象といえるのではないか。
同氏は,上記の統計学上の問題点以外に,両試験でのバルサルタンによる狭心症の有意な抑制効果は他の試験や日常臨床とも異なると指摘している。
www.thelancet.com/journals/lancet/article/PIIS0140-6736%2812%2960599-6/fulltext
*日本の高血圧関連の臨床試験に“統計学上の懸念”― Lancetで京大・由井芳樹氏が指摘
日本で実施されたアンジオテンシンⅡ受容体拮抗薬(ARB)関連の臨床試験について統計学上の懸念(concerns) があるとの論著が4月14日発行のLancet (2012; 379: e48)に掲載された。指摘したのは京都大学循環器内科の由井芳樹氏。試験はいずれも日本人高血圧患者を対象に,ARBの効果を検証したものだ。
3つの問題点を指摘
由井氏が統計学上の問題点を指摘したのは,Jikei Heart Study (Lancet 2007; 369; 1431-1439),Kyoto Heart Study (Eur Heart J 2009; 30; 2461-2469) などで,両試験は日本人高リスク高血圧患者を対象に,ARBバルサルタンの通常治療への上乗せ効果を検証し,心血管疾患抑制効果が示されていた。
由井氏の指摘は以下の3点。
1. Jikei Heart Studyにおいて,バルサルタン追加群と非追加群の達成収縮期血圧(SBP)の平均値と標準偏差値(SD)がそれぞれ一致しているが,2群間でこれらの値が一致する確率は,極めて低いと考えられる。同氏の知る限りで達成SBPの平均値とSDが一致しているのは,多くの高血圧試験の中でJikei Heart StudyとKyoto Heart Studyだけだという。なお,Valsartan Amlodipine Randomized Trial (VART,Hypertens Res 2011; 34: 62-69)では達成拡張期血圧(DBP)の平均値とSDが一致している 。
2. 正規分布は平均値とSDで決定される。したがって,これらの値が2群で一致するということは,2群の正規分布が一致することを示している。Kyoto Heart Studyにおいては,試験開始時も両群間の血圧(SBP・DBP)の平均値とSDが一致している。開始時と終了時のそれぞれで,2群のSBPの平均値とSDが一致していることになる。
3. Jikei Heart Studyにおいて,ランダム化時でなく試験終了時に平均値とSDが一致していることは,臨床試験の性質から考えて逆方向の現象といえるのではないか。
同氏は,上記の統計学上の問題点以外に,両試験でのバルサルタンによる狭心症の有意な抑制効果は他の試験や日常臨床とも異なると指摘している。
2013/04/11(Thu) 21:15 | URL | 精神科医師A | 【編集】
*循環器学会誌の削除論文
www.j-circ.or.jp/journal/cj-2012.htm
www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/22987054
ディオバンをDM患者に投与すると、他の降圧剤と比べ心臓病発症が少ないとの内容の、捏造論文であった。このような説明を受けて、DM患者は主治医から処方されていたのだから、カモにされていたわけである。
『捏造 松原 画像』で検索すると、あきれるほど出てくる。
ただし、糖尿病患者に対しては、あくまで誇大広告であったので、副作用隠蔽のような悪質さはない。現在ディオバン内服中で血圧が安定していれば、他の降圧剤に変える必要性は特にないと言える
www.j-circ.or.jp/journal/cj-2012.htm
www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/22987054
ディオバンをDM患者に投与すると、他の降圧剤と比べ心臓病発症が少ないとの内容の、捏造論文であった。このような説明を受けて、DM患者は主治医から処方されていたのだから、カモにされていたわけである。
『捏造 松原 画像』で検索すると、あきれるほど出てくる。
ただし、糖尿病患者に対しては、あくまで誇大広告であったので、副作用隠蔽のような悪質さはない。現在ディオバン内服中で血圧が安定していれば、他の降圧剤に変える必要性は特にないと言える
2013/04/11(Thu) 21:16 | URL | 精神科医師A | 【編集】
4/11(木)の毎日新聞、読みました。
「糖質オフ」の食事、慎重に
わんわんさんが写ってるんですね。一番左のかた?
記事は相変わらずですね。
ひょうし抜けしてしまいます。
記事の構成を分析すると、
1) 患者が素人判断で「糖質制限」をしている。
2)しかしその自己管理は難しい。
3)エビデンスが無いから、「糖尿病学会」やDR.能登は勧められない。
エビデンスレベルでみれば、
1)は、レベル4
2)は、レベル3のうち、都合の良いものだけを引用した。
3)は、レベル5(患者データに基づかない専門家・委員会の報告や意見 )
と言えるのでは。
そんなことを言うのなら、
自分たちが長年に亘り、数え切れないくらい多数の合併症患者を作り出した「過ち」は
どう釈明するのでしょうか。
当分、「糖尿病学会の提言(3月)」は私たちの邪魔をするでしょうが、負けてはなりません。
そんなわけで、糖質セイゲニストin北九州 第11回の定例会で、
「糖尿病学会の提言(3月)」をテーマに徹底反論を勉強します。
「糖質オフ」の食事、慎重に
わんわんさんが写ってるんですね。一番左のかた?
記事は相変わらずですね。
ひょうし抜けしてしまいます。
記事の構成を分析すると、
1) 患者が素人判断で「糖質制限」をしている。
2)しかしその自己管理は難しい。
3)エビデンスが無いから、「糖尿病学会」やDR.能登は勧められない。
エビデンスレベルでみれば、
1)は、レベル4
2)は、レベル3のうち、都合の良いものだけを引用した。
3)は、レベル5(患者データに基づかない専門家・委員会の報告や意見 )
と言えるのでは。
そんなことを言うのなら、
自分たちが長年に亘り、数え切れないくらい多数の合併症患者を作り出した「過ち」は
どう釈明するのでしょうか。
当分、「糖尿病学会の提言(3月)」は私たちの邪魔をするでしょうが、負けてはなりません。
そんなわけで、糖質セイゲニストin北九州 第11回の定例会で、
「糖尿病学会の提言(3月)」をテーマに徹底反論を勉強します。
江部先生、皆さんいつもブログを拝見しています。色々な医師の方などの投稿も参考になります。
少し前の書き込みで下肢の痛みや痺れが改善したとの投稿がありましたよね。私もやはり、痺れや冷感痛といわれる症状があります。主治医に相談したところ、血糖のコントロールが順調な人でも末梢神経の症状の改善はかなり時間が掛かるとのことでした。ただ、立ったり座ったりするとき苦痛だったり、足の裏が痛くて裸足で廊下のような硬い床をを歩けないなどなど・・・私をはじめ同じように糖尿病を患っている知人たちは口々に語ります。この痛みの為に神経内科に通院している方もいたりします。また、思わぬ怪我をしたりします(くじきや、靱帯の損傷など)
そこで、主治医がすすめてくれたのが「ARCOS」という医療用のソックスでした。価格は\5,000とお高いですが、歩きやすくとても快適です。糖質制限で確実に回復する体をケアするひとつのアイテムとして現在愛用しています。今はスニーカーばかり履いていますが、おしゃれな靴をはいていろんな所を歩き回れるようがんばります。
少し前の書き込みで下肢の痛みや痺れが改善したとの投稿がありましたよね。私もやはり、痺れや冷感痛といわれる症状があります。主治医に相談したところ、血糖のコントロールが順調な人でも末梢神経の症状の改善はかなり時間が掛かるとのことでした。ただ、立ったり座ったりするとき苦痛だったり、足の裏が痛くて裸足で廊下のような硬い床をを歩けないなどなど・・・私をはじめ同じように糖尿病を患っている知人たちは口々に語ります。この痛みの為に神経内科に通院している方もいたりします。また、思わぬ怪我をしたりします(くじきや、靱帯の損傷など)
そこで、主治医がすすめてくれたのが「ARCOS」という医療用のソックスでした。価格は\5,000とお高いですが、歩きやすくとても快適です。糖質制限で確実に回復する体をケアするひとつのアイテムとして現在愛用しています。今はスニーカーばかり履いていますが、おしゃれな靴をはいていろんな所を歩き回れるようがんばります。
2013/04/12(Fri) 12:22 | URL | いずも大山 | 【編集】
http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/2r9852000002z8jz.html
2013年3月19日 第2回「日本人の食事摂取基準(2015年版)」策定検討会 議事録
○門脇構成員 現在、日本糖尿病学会の理事長を務めております、門脇でございます。本日はこのような機会を与えていただき、ありがとうございます
資料3をごらんください。これは日本糖尿病学会として昨日発表いたしました「糖尿病における食事療法の現状と課題」であります
昨日発表いたしましたのは、一昨日に、去年の8月から日本糖尿病学会の食事療法に関する委員会で検討してきた案で、学会員、関連の団体であります日本栄養士会、日本病態栄養学会、日本動脈硬化学会、日本腎臓学会、日本高血圧学会の先生方にも来ていただきましてディスカッションいたしました。日本糖尿病学会の食事療法に関する委員会の案が基本的に了承され、また、ディスカッションの中でごく一部改訂された形でまとまりましたので、昨日、発表していただいたという経緯であります。
約10分のお時間をいただいて御説明させていただきたく思います。
(はじめに)というところからごらんください。また、下にページ数が振ってありますので、それも御参照しながらお聞きいただければと思います
まず(はじめに)のところに書いてありますのは、我が国における2型糖尿病の増加が、日本人のインスリン分泌能の低下を来しやすい体質に加えて、いわゆる欧米型の生活習慣を一般化し、内臓脂肪蓄積型肥満によるインスリン抵抗性状態が加わったことが直接の引き金になって起因するところが大きいと考えられております。特に栄養面から見ますと、脂質を中心とする栄養摂取のバランスの崩れがこのようなことにつながっているのではないかという見方が強いわけであります
さらに三、四行下がっていただきますと、もう一方、食に対する価値観や食品・食習慣・食環境は、日々多様化してきており、食事指導においても、より柔軟に患者の病態や嗜好性などに対応することが必要になってきているという認識でございます。
さらに3行下がっていただきますと、最近では、炭水化物について、血糖に対する直接的な影響ばかりでなく、肥満の是正に対する効果などからその摂取量に関心が高まっていますが、各栄養素の意義はエネルギー代謝に関する包括的な視野に立って評価すべきであり、決して個々の栄養素に限定して論じることはできないという立場をとっております。この立場は、先ほど御紹介のありました、この検討会の第1回目の取りまとめの視点とほぼ同じ視点ではないかと考えています。
特にインスリン作用不足を主病態とする糖尿病にあっては、その治療的な意義はより慎重に論議されなければならないという形で、この本委員会は、現在では学会という見解になっていますけれども、提言を行うということでございます
「1.我が国の一般人口における栄養素摂取量の現況」のところです
5行ほど行っていただきまして、2010年の調査では、日本人の総エネルギー摂取量は平均1,840kcalとされています。一方、三大栄養素の摂取量を見ると、炭水化物の摂取量は減少し、脂質の摂取量が増加し、2010年の調査では炭水化物と脂質のエネルギー比率はそれぞれ59.4%、25.9%とされています
2ページ目に行っていただければと思います。上6行を飛ばしていただきまして、健康な個人または集団を対象として、国民の健康の維持・増進、生活習慣病の予防を目的とし、総エネルギー及び各栄養素の摂取量の基準を示したものが「日本人の食事摂取基準(2010年度版)」でございます。炭水化物摂取量はおおむね50~70%エネルギー未満を推奨しています。また、この食事摂取基準では健常人の消化性炭水化物の最低必要量はその基礎代謝量の20%とし、およそ100g/日と推計しています。たんぱく質摂取量については推定平均必要量を0.72g/kg/日とし、明確な上限の設定はありませんが、2.0g/kg体重/日未満にとどめることが適当としています。脂質摂取量は30歳以上では25%エネルギーを上限としています。これらの健常人に対する基準は、我が国のデータや海外の文献に基づいて算出されており、コンセンサスとしての社会的価値も高いと思われます。しかしながら、今回の検討会の主な問題意識でございます、疾病を有する個人または集団に対して、必ずしもそのまま当てはめてよいとは言えないという側面も存在することも事実でございます
そのようなことを踏まえて「2.糖尿病における栄養摂取指針に関する現況」でございます
「1)2型糖尿病における食事療法の意義」について書いてあります。2型糖尿病における食事療法は、総エネルギー摂取量の適正化によって肥満を解消し、インスリン作用から見た需要と供給のバランスを円滑にし、高血糖のみならず糖尿病の種々の病態を是正することを目的としています。忘れられがちなことですが、インスリンの作用は糖代謝のみならず、脂質代謝並びにたんぱく質代謝を円滑につかさどることにももちろん及んでおり、したがって糖尿病のインスリン作用不足の状態ではどの栄養素についても過剰に摂取することは不適切ということは言うまでもございません。
少し下がっていただきまして、諸外国においても、生活習慣の介入による肥満の是正を重要視し、そのための総エネルギーを調整し、合併症に対する配慮の上で三大栄養素のバランスを図ることが推奨されています。しかし、各栄養素についての推定必要量の規定はあっても、相互の関係に基づく適正な比率を一意に定めるに十分なエビデンスに乏しい。このため、三大栄養素のバランスの目安は健常人の平均摂取量に基づいているのが現状でございます。ただ、糖尿病では動脈硬化性疾患や糖尿病腎症など種々の臓器障害を合併することから、予防のためのそれぞれの食事療法が設定されており、その中で栄養素摂取比率を勘案することが求められています。
「2)栄養素摂取比率について」です。諸外国における2型糖尿病の推奨栄養素摂取比率は、3ページ目に行っていただきまして、おおむね炭水化物45~60%、脂質25~35%、たんぱく質10~20%とされることが多く、またメタ解析によりましても、そこに示されているような数字が掲載されています。一方、最近では、炭水化物の最低必要量のみを定めるものや、特に一定の数値を示さないガイドラインも散見されるようにもなってきています。まず、脂質摂取量の少ない我が国では、従来から脂肪エネルギー比率の上限として25%を採用することが一般的であり、日本動脈硬化学会の動脈硬化性疾患予防ガイドラインも20~25%にすべきであるとしています。このことは重視する必要があります。また、日本糖尿病学会における糖尿病治療ガイドでは、たんぱく質を標準体重1kg当たり1.0~1.2gとするように指示をしています。摂取比率としては20%以下になり、諸外国の推奨値とほぼ一致しているというところであります
このように見ますと、糖尿病に推奨される炭水化物の摂取比率は、脂質並びにたんぱく質の推奨摂取比率からも制約を受け、その結果、50~60%と計算されることになります。実際にその値は日本人の一般的な栄養素摂取比率と合致することから、嗜好性あるいは遵守性を担保すると理解されてきたとも言えます。社会的なコンセンサスを得ている点についても、これは妥当と言えますが、日本人の糖尿病の病態の変化や今日の食に対する価値観の多様性を踏まえて、我が国における新たなエビデンスを構築していく必要があろうかと思っています
「3.糖尿病治療における炭水化物制限の意義と課題」です
2型糖尿病の治療には、体重の適正化が第一義的な意味を持つことから、古来、減量のために脂質を制限すべきか、炭水化物を制限すべきか、コントロバーシーがあるわけでございます。炭水化物摂取量を50g/日以下とする極端な糖質制限、アトキンスダイエットの是非論にこれは象徴されています。
その後、幾つかのこの点についての研究やメタ解析について触れてあります。個々について議論はいたしませんが、短期的には低炭水化物食が減量に有用であっても、長期的に有用であるというエビデンスは不足しています。糖質の制限がその場合にもきいているのか、それともカロリー制限がきいているのかということについては極めて不明確でございます。また、糖質制限を行うことによって起こる、たんぱく質あるいは脂質摂取増加の影響については十分に調整されておりませんし、十分に検討されていないのが実情であります
最近、我が国から重要なメタ解析の研究結果が発表されています。4ページの下から8~9行目ほどになりましょうか、国立国際医療研究センターの能登らは、炭水化物摂取量血管疾患のリスク並びに死亡率との関係について従来の研究のメタ解析を行い、低炭水化物食では心血管疾患のリスクは低減せず、総死亡率は有意に増加したという報告も出されています
英国糖尿病学会、米国糖尿病学会も、炭水化物制限の意義については、現在のところ、結論を保留している状況でございます
5ページ目をごらんください。「4.糖尿病における食事療法の在り方と課題」ということで、これが提言になります
「1)糖尿病における炭水化物摂取について」で、肥満の是正は、糖尿病の予防並びに治療において重要な意義を有します。体重の適正化を図るために、運動療法とともに積極的な食事療法を指導すべきであり、総エネルギー摂取量の制限を最優先とすることが重要です
数行下がっていただきまして、体重を効果的に減量させるための一つの手段として炭水化物摂取量について議論がされている。しかし、欧米の研究においては対象となるBMIはほとんど全てが30~35以上であり、肥満度の異なる日本人の糖尿病の病態に立脚した適正な炭水化物摂取量については、いまだ十分なエビデンスがそろっているとは言えず、社会的なコンセンサスを得る上においても、今後、日本糖尿病学会として積極的に調査・研究の対象とすべき課題であると考えています。
その上で「2)栄養素摂取比率について」でありますけれども、糖尿病における三大栄養素の推奨摂取比率は、一般的には、炭水化物50~60%エネルギー、たんぱく質20%エネルギー以下を目安とし、残りを脂質とする。この炭水化物の推奨摂取比率は、現在の日本人の平均摂取比率がこの範囲内にあり、他の栄養素との関連からも妥当と考えられますけれども、糖尿病腎症などの合併症の有無や他の栄養素の摂取比率・総エネルギー摂取量との関係の中で、炭水化物の摂取比率を50~60%からふやしたり減らしたりすることも考慮の対象になると考えます。例えば、身体活動量の多い場合には、炭水化物の摂取比率を60%エネルギー以上に高めることも考慮されますが、その際、食後高血糖や単純糖質の過剰摂取などには十分な注意が必要です。一方、腎障害や脂質異常症の有無に留意して、たんぱく質、脂質の摂取量を勘案し、大きな齟齬がなければ、患者の嗜好や病態に応じて炭水化物の摂取比率が50%エネルギーを下回ることもあり得ると考えます。しかし、その場合にも脂質摂取量の変化とともに糖尿病が増加していること、心血管疾患の増大を考えますと、脂質摂取比率の上限は可能な限り25%エネルギーとすることが望ましいのですが、n-3系多価不飽和脂肪酸の摂取をふやし、トランス脂肪酸の摂取を抑えるなど、脂肪酸構成にも十分な配慮の上で、この糖質摂取量が50%を上回るということも選択肢の一つとしてはあり得ると考えています。たんぱく質の過剰摂取が糖質の制限によって起こらないように留意することも必要であります
(結語)には、日本人の病態と嗜好性にふさわしい食事療法の継続的な検討が必要であり、食事療法はあくまでも実行され、継続されてこそ初めて意味を持つという視点をこれまで以上に重視したいと思います。
また、患者の病態・嗜好性に立脚しながら、医師・管理栄養士などの医療従事者が患者とともに考え、それが有効かつ安全に実践されていることを常にモニターしていく必要があり、その中から、新しいエビデンスを構築していきたいと考えているということを提言いたしました
以上です
2013年3月19日 第2回「日本人の食事摂取基準(2015年版)」策定検討会 議事録
○門脇構成員 現在、日本糖尿病学会の理事長を務めております、門脇でございます。本日はこのような機会を与えていただき、ありがとうございます
資料3をごらんください。これは日本糖尿病学会として昨日発表いたしました「糖尿病における食事療法の現状と課題」であります
昨日発表いたしましたのは、一昨日に、去年の8月から日本糖尿病学会の食事療法に関する委員会で検討してきた案で、学会員、関連の団体であります日本栄養士会、日本病態栄養学会、日本動脈硬化学会、日本腎臓学会、日本高血圧学会の先生方にも来ていただきましてディスカッションいたしました。日本糖尿病学会の食事療法に関する委員会の案が基本的に了承され、また、ディスカッションの中でごく一部改訂された形でまとまりましたので、昨日、発表していただいたという経緯であります。
約10分のお時間をいただいて御説明させていただきたく思います。
(はじめに)というところからごらんください。また、下にページ数が振ってありますので、それも御参照しながらお聞きいただければと思います
まず(はじめに)のところに書いてありますのは、我が国における2型糖尿病の増加が、日本人のインスリン分泌能の低下を来しやすい体質に加えて、いわゆる欧米型の生活習慣を一般化し、内臓脂肪蓄積型肥満によるインスリン抵抗性状態が加わったことが直接の引き金になって起因するところが大きいと考えられております。特に栄養面から見ますと、脂質を中心とする栄養摂取のバランスの崩れがこのようなことにつながっているのではないかという見方が強いわけであります
さらに三、四行下がっていただきますと、もう一方、食に対する価値観や食品・食習慣・食環境は、日々多様化してきており、食事指導においても、より柔軟に患者の病態や嗜好性などに対応することが必要になってきているという認識でございます。
さらに3行下がっていただきますと、最近では、炭水化物について、血糖に対する直接的な影響ばかりでなく、肥満の是正に対する効果などからその摂取量に関心が高まっていますが、各栄養素の意義はエネルギー代謝に関する包括的な視野に立って評価すべきであり、決して個々の栄養素に限定して論じることはできないという立場をとっております。この立場は、先ほど御紹介のありました、この検討会の第1回目の取りまとめの視点とほぼ同じ視点ではないかと考えています。
特にインスリン作用不足を主病態とする糖尿病にあっては、その治療的な意義はより慎重に論議されなければならないという形で、この本委員会は、現在では学会という見解になっていますけれども、提言を行うということでございます
「1.我が国の一般人口における栄養素摂取量の現況」のところです
5行ほど行っていただきまして、2010年の調査では、日本人の総エネルギー摂取量は平均1,840kcalとされています。一方、三大栄養素の摂取量を見ると、炭水化物の摂取量は減少し、脂質の摂取量が増加し、2010年の調査では炭水化物と脂質のエネルギー比率はそれぞれ59.4%、25.9%とされています
2ページ目に行っていただければと思います。上6行を飛ばしていただきまして、健康な個人または集団を対象として、国民の健康の維持・増進、生活習慣病の予防を目的とし、総エネルギー及び各栄養素の摂取量の基準を示したものが「日本人の食事摂取基準(2010年度版)」でございます。炭水化物摂取量はおおむね50~70%エネルギー未満を推奨しています。また、この食事摂取基準では健常人の消化性炭水化物の最低必要量はその基礎代謝量の20%とし、およそ100g/日と推計しています。たんぱく質摂取量については推定平均必要量を0.72g/kg/日とし、明確な上限の設定はありませんが、2.0g/kg体重/日未満にとどめることが適当としています。脂質摂取量は30歳以上では25%エネルギーを上限としています。これらの健常人に対する基準は、我が国のデータや海外の文献に基づいて算出されており、コンセンサスとしての社会的価値も高いと思われます。しかしながら、今回の検討会の主な問題意識でございます、疾病を有する個人または集団に対して、必ずしもそのまま当てはめてよいとは言えないという側面も存在することも事実でございます
そのようなことを踏まえて「2.糖尿病における栄養摂取指針に関する現況」でございます
「1)2型糖尿病における食事療法の意義」について書いてあります。2型糖尿病における食事療法は、総エネルギー摂取量の適正化によって肥満を解消し、インスリン作用から見た需要と供給のバランスを円滑にし、高血糖のみならず糖尿病の種々の病態を是正することを目的としています。忘れられがちなことですが、インスリンの作用は糖代謝のみならず、脂質代謝並びにたんぱく質代謝を円滑につかさどることにももちろん及んでおり、したがって糖尿病のインスリン作用不足の状態ではどの栄養素についても過剰に摂取することは不適切ということは言うまでもございません。
少し下がっていただきまして、諸外国においても、生活習慣の介入による肥満の是正を重要視し、そのための総エネルギーを調整し、合併症に対する配慮の上で三大栄養素のバランスを図ることが推奨されています。しかし、各栄養素についての推定必要量の規定はあっても、相互の関係に基づく適正な比率を一意に定めるに十分なエビデンスに乏しい。このため、三大栄養素のバランスの目安は健常人の平均摂取量に基づいているのが現状でございます。ただ、糖尿病では動脈硬化性疾患や糖尿病腎症など種々の臓器障害を合併することから、予防のためのそれぞれの食事療法が設定されており、その中で栄養素摂取比率を勘案することが求められています。
「2)栄養素摂取比率について」です。諸外国における2型糖尿病の推奨栄養素摂取比率は、3ページ目に行っていただきまして、おおむね炭水化物45~60%、脂質25~35%、たんぱく質10~20%とされることが多く、またメタ解析によりましても、そこに示されているような数字が掲載されています。一方、最近では、炭水化物の最低必要量のみを定めるものや、特に一定の数値を示さないガイドラインも散見されるようにもなってきています。まず、脂質摂取量の少ない我が国では、従来から脂肪エネルギー比率の上限として25%を採用することが一般的であり、日本動脈硬化学会の動脈硬化性疾患予防ガイドラインも20~25%にすべきであるとしています。このことは重視する必要があります。また、日本糖尿病学会における糖尿病治療ガイドでは、たんぱく質を標準体重1kg当たり1.0~1.2gとするように指示をしています。摂取比率としては20%以下になり、諸外国の推奨値とほぼ一致しているというところであります
このように見ますと、糖尿病に推奨される炭水化物の摂取比率は、脂質並びにたんぱく質の推奨摂取比率からも制約を受け、その結果、50~60%と計算されることになります。実際にその値は日本人の一般的な栄養素摂取比率と合致することから、嗜好性あるいは遵守性を担保すると理解されてきたとも言えます。社会的なコンセンサスを得ている点についても、これは妥当と言えますが、日本人の糖尿病の病態の変化や今日の食に対する価値観の多様性を踏まえて、我が国における新たなエビデンスを構築していく必要があろうかと思っています
「3.糖尿病治療における炭水化物制限の意義と課題」です
2型糖尿病の治療には、体重の適正化が第一義的な意味を持つことから、古来、減量のために脂質を制限すべきか、炭水化物を制限すべきか、コントロバーシーがあるわけでございます。炭水化物摂取量を50g/日以下とする極端な糖質制限、アトキンスダイエットの是非論にこれは象徴されています。
その後、幾つかのこの点についての研究やメタ解析について触れてあります。個々について議論はいたしませんが、短期的には低炭水化物食が減量に有用であっても、長期的に有用であるというエビデンスは不足しています。糖質の制限がその場合にもきいているのか、それともカロリー制限がきいているのかということについては極めて不明確でございます。また、糖質制限を行うことによって起こる、たんぱく質あるいは脂質摂取増加の影響については十分に調整されておりませんし、十分に検討されていないのが実情であります
最近、我が国から重要なメタ解析の研究結果が発表されています。4ページの下から8~9行目ほどになりましょうか、国立国際医療研究センターの能登らは、炭水化物摂取量血管疾患のリスク並びに死亡率との関係について従来の研究のメタ解析を行い、低炭水化物食では心血管疾患のリスクは低減せず、総死亡率は有意に増加したという報告も出されています
英国糖尿病学会、米国糖尿病学会も、炭水化物制限の意義については、現在のところ、結論を保留している状況でございます
5ページ目をごらんください。「4.糖尿病における食事療法の在り方と課題」ということで、これが提言になります
「1)糖尿病における炭水化物摂取について」で、肥満の是正は、糖尿病の予防並びに治療において重要な意義を有します。体重の適正化を図るために、運動療法とともに積極的な食事療法を指導すべきであり、総エネルギー摂取量の制限を最優先とすることが重要です
数行下がっていただきまして、体重を効果的に減量させるための一つの手段として炭水化物摂取量について議論がされている。しかし、欧米の研究においては対象となるBMIはほとんど全てが30~35以上であり、肥満度の異なる日本人の糖尿病の病態に立脚した適正な炭水化物摂取量については、いまだ十分なエビデンスがそろっているとは言えず、社会的なコンセンサスを得る上においても、今後、日本糖尿病学会として積極的に調査・研究の対象とすべき課題であると考えています。
その上で「2)栄養素摂取比率について」でありますけれども、糖尿病における三大栄養素の推奨摂取比率は、一般的には、炭水化物50~60%エネルギー、たんぱく質20%エネルギー以下を目安とし、残りを脂質とする。この炭水化物の推奨摂取比率は、現在の日本人の平均摂取比率がこの範囲内にあり、他の栄養素との関連からも妥当と考えられますけれども、糖尿病腎症などの合併症の有無や他の栄養素の摂取比率・総エネルギー摂取量との関係の中で、炭水化物の摂取比率を50~60%からふやしたり減らしたりすることも考慮の対象になると考えます。例えば、身体活動量の多い場合には、炭水化物の摂取比率を60%エネルギー以上に高めることも考慮されますが、その際、食後高血糖や単純糖質の過剰摂取などには十分な注意が必要です。一方、腎障害や脂質異常症の有無に留意して、たんぱく質、脂質の摂取量を勘案し、大きな齟齬がなければ、患者の嗜好や病態に応じて炭水化物の摂取比率が50%エネルギーを下回ることもあり得ると考えます。しかし、その場合にも脂質摂取量の変化とともに糖尿病が増加していること、心血管疾患の増大を考えますと、脂質摂取比率の上限は可能な限り25%エネルギーとすることが望ましいのですが、n-3系多価不飽和脂肪酸の摂取をふやし、トランス脂肪酸の摂取を抑えるなど、脂肪酸構成にも十分な配慮の上で、この糖質摂取量が50%を上回るということも選択肢の一つとしてはあり得ると考えています。たんぱく質の過剰摂取が糖質の制限によって起こらないように留意することも必要であります
(結語)には、日本人の病態と嗜好性にふさわしい食事療法の継続的な検討が必要であり、食事療法はあくまでも実行され、継続されてこそ初めて意味を持つという視点をこれまで以上に重視したいと思います。
また、患者の病態・嗜好性に立脚しながら、医師・管理栄養士などの医療従事者が患者とともに考え、それが有効かつ安全に実践されていることを常にモニターしていく必要があり、その中から、新しいエビデンスを構築していきたいと考えているということを提言いたしました
以上です
2013/04/12(Fri) 13:21 | URL | 精神科医師A | 【編集】
糖質制限食「勧められない」 日本糖尿病学会、タンパク・脂質増で健康懸念
2013.4.12 07:16更新
提唱者の医師「根拠ない」と反発 .
日本糖尿病学会が先月、ご飯やパンなど炭水化物を控えて糖質を制限する「糖質制限食」について、「勧められない」とする提言を出した。糖尿病患者だけでなくダイエットしたい人にも人気のこの食事療法、何が問題なのか。(平沢裕子).
.
◇
脂質は悪者?.
同学会が糖質制限食を勧められないとしたのは、糖質制限によってタンパク質と脂質の摂取量が増えることを問題としたためだ。提言では、タンパク質の取り過ぎが腎機能を悪化させたり、脂質の取り過ぎが動脈硬化を促進させて心筋梗塞や脳卒中のリスクを高めたりする恐れがあると指摘している。.
これに対し、糖質制限食の提唱者である高雄病院(京都市右京区)の江部康二理事長は「脂質は長年悪者にされてきたが、最近は食事の脂質を減らした人とそうでない人で最終的な死亡率は変わらないという研究が、海外の一流医学誌に次々と発表されている。タンパク質の取り過ぎは腎障害のある患者には悪影響があり、私も糖質制限食は勧めていないが、腎障害がない場合に腎機能を悪化させるというエビデンス(科学的根拠)はない」と反論する。.
確かに提言でも腎障害がない場合、タンパク質の過剰摂取が腎症発症のリスクとなる「明確なエビデンスはない」としており、腎機能悪化の科学的根拠があるわけではない。.
糖質50%未満も許容.
東京都内在住の男性会社員(45)は7年前、糖質制限ダイエットをした。開始前は身長175センチ、体重75キロ、BMI(体格指数=体重「キロ」を身長「メートル」の2乗で割った数値)は24.5で標準体重範囲内だったが、学生時代から約20キロ増えた体重が気になっていたという。普段の食事から主食を抜き、おかずはそれまでと同じ量を食べたところ、4日目ぐらいから体重が減り始め、8カ月後には62キロと13キロの減量に成功した。男性は「体重がどんどん減っていくのが楽しかった」と振り返るが、「やせたことでダイエットする意味がなくなった」とダイエットはやめ、現在はダイエット前と同じ体重に戻っている。.
この男性のように糖質制限食で減量効果を実感しても、ご飯はもちろん、ラーメン、パスタ、菓子が食べられない糖質制限食を1年以上続けるのは難しそうだ。提言では脱落者が多く、継続しないことも問題とした。しかし、「今はこんにゃくパスタやふすまパンなど低糖質でおいしい代替品がいろいろある。継続が難しいのはむしろカロリー計算が必要なカロリー制限食の方」と江部理事長。.
提言では「日本人の病態と嗜好(しこう)性にふさわしい食事療法について継続的な検討が必要」としている。同学会の門脇孝理事長は「提言は、食生活の好みによっては糖質50%未満も許容するという従来の食事療法の規制緩和の意味もあった。糖質を少なく取るときは、タンパク質が20%超なら腎機能が低下していないか注意し、脂質が25%超の場合は不飽和脂肪酸を多く取るように心掛けてほしい」と話している。.
.
◇
【用語解説】糖質制限食.
ご飯やパン、麺類、ジャガイモなど炭水化物(糖質)の多い食品を食べない、糖尿病患者のための食事療法。糖質制限食を紹介した『主食を抜けば糖尿病は良くなる!』(東洋経済新報社)など約30冊の江部理事長の著書は計100万部を売り上げた。糖質だけを控えれば肉や魚は制限なく食べてもよく、カロリー計算のいらない手軽さから糖尿病患者だけでなく、ダイエットしたい人にも人気となっている。.
2013.4.12 07:16更新
提唱者の医師「根拠ない」と反発 .
日本糖尿病学会が先月、ご飯やパンなど炭水化物を控えて糖質を制限する「糖質制限食」について、「勧められない」とする提言を出した。糖尿病患者だけでなくダイエットしたい人にも人気のこの食事療法、何が問題なのか。(平沢裕子).
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◇
脂質は悪者?.
同学会が糖質制限食を勧められないとしたのは、糖質制限によってタンパク質と脂質の摂取量が増えることを問題としたためだ。提言では、タンパク質の取り過ぎが腎機能を悪化させたり、脂質の取り過ぎが動脈硬化を促進させて心筋梗塞や脳卒中のリスクを高めたりする恐れがあると指摘している。.
これに対し、糖質制限食の提唱者である高雄病院(京都市右京区)の江部康二理事長は「脂質は長年悪者にされてきたが、最近は食事の脂質を減らした人とそうでない人で最終的な死亡率は変わらないという研究が、海外の一流医学誌に次々と発表されている。タンパク質の取り過ぎは腎障害のある患者には悪影響があり、私も糖質制限食は勧めていないが、腎障害がない場合に腎機能を悪化させるというエビデンス(科学的根拠)はない」と反論する。.
確かに提言でも腎障害がない場合、タンパク質の過剰摂取が腎症発症のリスクとなる「明確なエビデンスはない」としており、腎機能悪化の科学的根拠があるわけではない。.
糖質50%未満も許容.
東京都内在住の男性会社員(45)は7年前、糖質制限ダイエットをした。開始前は身長175センチ、体重75キロ、BMI(体格指数=体重「キロ」を身長「メートル」の2乗で割った数値)は24.5で標準体重範囲内だったが、学生時代から約20キロ増えた体重が気になっていたという。普段の食事から主食を抜き、おかずはそれまでと同じ量を食べたところ、4日目ぐらいから体重が減り始め、8カ月後には62キロと13キロの減量に成功した。男性は「体重がどんどん減っていくのが楽しかった」と振り返るが、「やせたことでダイエットする意味がなくなった」とダイエットはやめ、現在はダイエット前と同じ体重に戻っている。.
この男性のように糖質制限食で減量効果を実感しても、ご飯はもちろん、ラーメン、パスタ、菓子が食べられない糖質制限食を1年以上続けるのは難しそうだ。提言では脱落者が多く、継続しないことも問題とした。しかし、「今はこんにゃくパスタやふすまパンなど低糖質でおいしい代替品がいろいろある。継続が難しいのはむしろカロリー計算が必要なカロリー制限食の方」と江部理事長。.
提言では「日本人の病態と嗜好(しこう)性にふさわしい食事療法について継続的な検討が必要」としている。同学会の門脇孝理事長は「提言は、食生活の好みによっては糖質50%未満も許容するという従来の食事療法の規制緩和の意味もあった。糖質を少なく取るときは、タンパク質が20%超なら腎機能が低下していないか注意し、脂質が25%超の場合は不飽和脂肪酸を多く取るように心掛けてほしい」と話している。.
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【用語解説】糖質制限食.
ご飯やパン、麺類、ジャガイモなど炭水化物(糖質)の多い食品を食べない、糖尿病患者のための食事療法。糖質制限食を紹介した『主食を抜けば糖尿病は良くなる!』(東洋経済新報社)など約30冊の江部理事長の著書は計100万部を売り上げた。糖質だけを控えれば肉や魚は制限なく食べてもよく、カロリー計算のいらない手軽さから糖尿病患者だけでなく、ダイエットしたい人にも人気となっている。.
2013/04/12(Fri) 13:59 | URL | 北九州 三島 | 【編集】
定例会でお会いできるのが楽しみです。
ますます気合十分のようで、発表の方も楽しみです。
私達には、インスリン、服薬からの解放という、
「江部式・糖質制限」の確固たる”エビデンス”があります。
今回、7人の新人を迎えます。
低糖質カツサンドを食べて、大いに盛り上げてください。
ますます気合十分のようで、発表の方も楽しみです。
私達には、インスリン、服薬からの解放という、
「江部式・糖質制限」の確固たる”エビデンス”があります。
今回、7人の新人を迎えます。
低糖質カツサンドを食べて、大いに盛り上げてください。
2013/04/12(Fri) 15:48 | URL | 北九州 三島 | 【編集】
阿部洋子 さん。
薬なしになるとは、素晴らしいです。
良かったですね。
薬なしになるとは、素晴らしいです。
良かったですね。
2013/04/12(Fri) 18:09 | URL | ドクター江部 | 【編集】
ruru さん
肝臓の調整は、個人差があり、時間がかかる人もいます。
このような場合、ゼチーアという、食事由来のコレステロールの吸収をブロックする薬を
処方することがあります。
糖質制限食に切り替えて、LDLコレステロールが急上昇した場合は、
ゼチーアが著効します。
ゼチーアはスタチンのような、こわい副作用は、まずありません。
肝臓の調整は、個人差があり、時間がかかる人もいます。
このような場合、ゼチーアという、食事由来のコレステロールの吸収をブロックする薬を
処方することがあります。
糖質制限食に切り替えて、LDLコレステロールが急上昇した場合は、
ゼチーアが著効します。
ゼチーアはスタチンのような、こわい副作用は、まずありません。
2013/04/12(Fri) 18:13 | URL | ドクター江部 | 【編集】
kzyamachan さん。
拙著のご購入ありがとうございます。
症状改善、良かったです。
外食などで、糖質を摂取するときだけ、グルコバイなどを食直前内服という選択肢もありますね。
拙著のご購入ありがとうございます。
症状改善、良かったです。
外食などで、糖質を摂取するときだけ、グルコバイなどを食直前内服という選択肢もありますね。
2013/04/12(Fri) 18:16 | URL | ドクター江部 | 【編集】
つぶちゃん 様
スーパー糖質制限食で何の問題もありません。
人類は、700万年間、スーパー糖質制限食で、妊娠・出産・子育てをしてきました。
腎臓も肝臓も悪くなりません。
妊娠中のコントロール目標は、「糖尿病妊娠」も「妊娠糖尿病」も、
<日本糖尿病学会の妊娠中の血糖値コントロール目標>
空腹時血糖値100mg/dl未満
食後1時間値140mg/dl未満
食後2時間血糖値120mg/dl未満
HbA1c6.2%未満、NGSP値、
をクリアすればいいです。
本ブログ、扉の、カテゴリー「妊娠糖尿病」を参考にしてください。
41の記事があります。
以下、私のブログ記事も参考にしていただけば幸いです。
妊娠糖尿病と糖尿病妊娠、糖質制限食で良好な結果(1)
2013年01月14日 (月)
妊娠糖尿病と糖尿病妊娠、糖質制限食で良好な結果(2)
2013年01月15日 (火)
妊娠糖尿病と糖尿病妊娠、糖質制限食で良好な結果(3)ケトン体について
2013年01月16日 (水)
スーパー糖質制限食で何の問題もありません。
人類は、700万年間、スーパー糖質制限食で、妊娠・出産・子育てをしてきました。
腎臓も肝臓も悪くなりません。
妊娠中のコントロール目標は、「糖尿病妊娠」も「妊娠糖尿病」も、
<日本糖尿病学会の妊娠中の血糖値コントロール目標>
空腹時血糖値100mg/dl未満
食後1時間値140mg/dl未満
食後2時間血糖値120mg/dl未満
HbA1c6.2%未満、NGSP値、
をクリアすればいいです。
本ブログ、扉の、カテゴリー「妊娠糖尿病」を参考にしてください。
41の記事があります。
以下、私のブログ記事も参考にしていただけば幸いです。
妊娠糖尿病と糖尿病妊娠、糖質制限食で良好な結果(1)
2013年01月14日 (月)
妊娠糖尿病と糖尿病妊娠、糖質制限食で良好な結果(2)
2013年01月15日 (火)
妊娠糖尿病と糖尿病妊娠、糖質制限食で良好な結果(3)ケトン体について
2013年01月16日 (水)
2013/04/12(Fri) 18:46 | URL | ドクター江部 | 【編集】
精神科医師A さん
情報をありがとうございます。
情報をありがとうございます。
2013/04/12(Fri) 19:00 | URL | ドクター江部 | 【編集】
ライフワーク光野 さん。
毎日新聞の記事、私も見ました。
「慎重に」ですから、読売や日経の「推奨しない」よりは、ましですかね。
毎日新聞の記事、私も見ました。
「慎重に」ですから、読売や日経の「推奨しない」よりは、ましですかね。
2013/04/12(Fri) 19:14 | URL | ドクター江部 | 【編集】
いずも大山 さん
イタリア製のソックスなのですね。
知りませんでした。
高価だけど快適・・・購入の価値ありそうですね。
イタリア製のソックスなのですね。
知りませんでした。
高価だけど快適・・・購入の価値ありそうですね。
2013/04/12(Fri) 19:18 | URL | ドクター江部 | 【編集】
精神科医師A さん。
情報をありがとうございます。
門脇理事長、相変わらず、旧態依然たるご発言ですね。
情報をありがとうございます。
門脇理事長、相変わらず、旧態依然たるご発言ですね。
2013/04/12(Fri) 19:25 | URL | ドクター江部 | 【編集】
北九州 三島 さん
情報をありがとうございます。
御手洗清人氏、
何の記事の引用なのでしょうね?
情報をありがとうございます。
御手洗清人氏、
何の記事の引用なのでしょうね?
2013/04/12(Fri) 19:30 | URL | ドクター江部 | 【編集】
糖質制限食「勧められない」 日本糖尿病学会、タンパク・脂質増で健康懸念
sankei.jp.msn.com/life/news/130412/bdy13041207180001-n1.htm
sankei.jp.msn.com/life/news/130412/bdy13041207180001-n1.htm
2013/04/13(Sat) 08:31 | URL | 精神科医師A | 【編集】
精神科医師A さん。
情報をありがとうございます。
産経新聞、私も電話取材を受けたので、コメントが載っています。
情報をありがとうございます。
産経新聞、私も電話取材を受けたので、コメントが載っています。
2013/04/13(Sat) 08:41 | URL | ドクター江部 | 【編集】
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