fc2ブログ
ケトン食でガンが消失。米CBNニュース。
こんんちは

まぬーかさんから、とても興味深いニュースのコメントをいただきました。

まぬーかさん、ありがとうございます。

2012年12月放送の米国のCBSニュースで、転移性ガンで余命3ヶ月と宣告された人が「ケトン食(脂質80%の超厳格糖質制限食)」で、ガンが消失して、その後1年以上経過して再発の兆候はないそうです。

さらに長期の経過観察が必要なのは勿論ですが、末期の転移ガンが消えただけでも奇跡的で素晴らしいことです。

http://merx.me/archives/31221
のサイトで、ニュースの日本語和訳と英語動画を見ることができます。

テレビのニュースですので、エビデンスレベルとは言えませんが、1例とはいえ興味深い事実ですね。

2011年8月から米アイオワ大学とNIHが共同研究でステージ4の肺がんで「放射線治療」「化学療法」後にケトン食を導入した臨床試験が開始されています。

2012年2月からは、ステージ4の膵がんでも、同様の臨床試験が開始されています。

ケトン食、とても注目に値します。


江部康二



【13/03/29 まぬーか

CBNニュースの和訳

去年12月のアメリカのCBNニュース ケトン食によるがん治療の和訳を見つけました。治療法なしの余命3ヶ月と宣告されて、失うものは何も無いからとケトンダイエットにトライして生還された人が紹介されています。

http://merx.me/archives/31221
<無料で副作用がなく、他の一般的ガン治療と併行できる新たなガン治療法>

この中でコレステロールについても

<心臓専門医スティーブン・シナトラ博士に尋ねると

答えは、

“絶対になりません。”

シナトラ博士は本当の原因として、

“心臓病はあまりにも多くの炭水化物を食べることから来ている。”

と話す>】


テーマ:糖質制限食
ジャンル:ヘルス・ダイエット
コメント
山田悟Drの見解
医療介護CBニュース - キャリアブレイン 2013/3/29
www.cabrain.net/news/article/newsId/39522/page/0.html

◇学会提言は「糖質制限食を否定していない」- 専門医が語る理想の糖尿病食事療法とは
 日本糖尿病学会が18日に発表した、糖尿病の食事療法に関する提言が話題を呼んでいる。注目を集めた、タンパク質や脂質をしっかり摂取し、血糖を上昇させる糖質を制限する「糖質制限食」に関して、学会は「極端に」糖質を制限することは「現時点では薦められない」とする一方、糖質の適切な摂取量を学会として「積極的に調査・研究すべき課題」に位置付けた。
 一見、糖質制限食を否定するように見える提言だが、北里大北里研究所病院の山田悟・糖尿病センター長は「糖質制限食を望む患者さんを、専門医がしっかりとフォローして適切に実施していくことを求めたもの」と解説。糖質制限食の実施を妨げるものではないと語り、ネガティブな見方を否定する。従来のカロリー制限食を第一選択としつつ、糖質制限食も積極的に治療に採り入れている山田氏が考える糖尿病の食事療法のあり方とは―。【ライター吉永繭子】

 糖尿病治療の原則は「1に食事、2に運動、3、4がなくて5に薬」といわれています。食事療法や運動療法はなくてはならないもの。これらを全く無視して糖尿病治療をなし得る薬はありません。食事と運動をベースとし、必要に応じて薬物治療を行うことで、治療を最大限に有効にすることができるのです。
 北里研究所病院糖尿病センターの食事療法では、患者さんに対してまずカロリー制限食を指導し、その後、血糖コントロールがうまくいかない人などに対しては、糖質制限食に切り替えています。

■比較的容易に実施できる糖質制限
-カロリー制限食派と糖質制限食派のメリットとデメリットとは。
 カロリー制限食に関しては、サルを対象にした研究結果で寿命延長効果、血糖コントロールの改善、がんや認知症の予防などが認められています。また実際の治療において、従来のカロリー制限食により血糖をコントロールできている人も多いため、これはゴールドスタンダードであり、医学的に正しい治療法だと思います。ただ、カロリー摂取量を把握することは患者さんにとって難しく、通常の社会生活を営む上で支障が出る可能性があります。そこからカロリーを7割に減らし、維持継続することはさらに難しくなるのです。
 そこで別の治療法を考えた場合、糖質制限食というオプションが出てきます。また、日本人ではまだ検証されていませんが、地中海食や低GI(Glycemic Index 血糖値の上昇の程度を示す指標)食という方法も考えられます。それぞれの嗜好や病態など、個々に合わせてさまざまな治療オプションがあった方が、最終的に患者さんが治療を継続できる可能性が高くなるでしょう。

 糖質制限食に関しては昨年、Obesity Reviews(国際肥満学会の機関誌)に介入試験のメタ解析の結果が掲載され、血糖、脂質、体重、血圧というメタボリックシンドロームの構成要素の改善効果が報告されました。また、カロリー制限を行う場合、すべての栄養素のカロリーを計算しなければなりませんが、糖質制限では糖質の豊富な食品の量だけをカウントすればよいので、比較的実施が容易だということもメリットの一つと言えます。
 一方、糖質制限に関する長期研究はまだ行われていないため、今のところ寿命延長効果に関するエビデンスはありません。また、糖質制限食で1日50g以下の糖質摂取量にすると、ケトン体が尿に出てくるといわれています。ただ、ケトン体が出るほどの厳しい糖質制限を行わなくても、緩やかな糖質制限食で十分治療効果が期待できるでしょう。

■負担が少ない糖質制限レベルは1日70-130g

-具体的にはどの程度の糖質制限を採用していますか。
 わたしたちは患者さんに負担が掛からないよう、1食の糖質が20-40g(炊飯した白米100g中36.8g)というレベルで指導しています。治療効果としては、糖質が少なければ少ないほど高いはずですが、1食20g以下の糖質量にすると、制限されたという感覚が強い食事になることや、ケトン体の問題が出る可能性が高くなることなどから、この範囲が適切だと考えています。また、糖質制限食の有効性を示したDIRECT試験1)では、糖質の上限は1日120gでしたが、間食を1日10gまでと考えると、1日量は70-130gになります。なお、この療法は腎症III期以降の方に対して、禁忌ではありませんが、“積極的に勧めてはいけない”不適応の対象だと思っています。

-患者さんに食事療法を継続してもらうためのポイントは何でしょうか。
 患者さんすべてに対してきちんと継続してもらえるような指導法があったら、ぜひわたしも教えていただきたいですね(笑)。やはり、これはかなり難しいことです。生活習慣というのは、その方にとって一番便利で生活しやすいように出来上がっているため、それを崩すことは、どんな方法であっても手間がかかります。そうしたことからも、まず多くの人が利用する外食産業が、糖質制限食なりカロリー制限食なりを提供してくれたら、つまり「外食に行くなら治療食にしてみよう」と考えられるようにしていただけたらと思っています。

■学会提言の3つのポイント

-糖尿病学会が発表した提言をどのように見ていますか。
 あくまでもわたしの個人的な解釈ですが、今回の提言のポイントは3つあると思っています。まず、提言では極端な糖質制限は「現時点では薦められない」として、明確にこれを否定したということです。これは、ケトン体産生が起こるレベルの極端な糖質制限は、安全性に関して特別な注意が要るためです。
 続いて、今回の提言では糖質の摂取量を学会として「積極的に調査・研究すべき課題」と明記しました。もともと糖質を含む炭水化物の摂取量は診療ガイドラインにおいて、摂取する全体のエネルギーの比率の5-6割とされていました。ただ、そのエビデンスレベルはコンセンサスとされており、明確なエビデンスがあるわけではないと明記されていたわけです。今回の提言ではそれを再確認した上で、積極的な検討課題に位置付けた意味は非常に大きいと思っています。
 最後のポイントが、患者さんの嗜好性や病態に応じて、糖質を含む炭水化物の摂取比率が、摂取する全体のエネルギーの50%を下回ることもありうるといった文言が盛り込まれたことです。つまり、患者さんの病態を見つつ、患者さんの要望に応じて糖質制限することを認めたということです。
 糖質制限を望む患者さんはかなり多いですが、これまで専門医の中にも多かれ少なかれ、糖質制限は糖尿病学会が認めていないため、フォローしてあげられないという人はいたと思います。今回、こうした文言が入ったことで、患者さんが糖質制限食をやりたいといった時に、専門医が責任をもってフォローしてくださいと呼び掛けたことになります。
 そういう意味では、今回の提言は糖質制限食を否定するものではなく、むしろポジティブにとらえるものだと考えています。

-今後の食事療法のあり方についての考えをお聞かせください。
 最も大切なのは、患者さんが幸せに療養できること。だからカロリー制限原理主義である必要もないし、糖質制限原理主義である必要もありません。これらは治療のオプションであり、治療効果が出るのであれば、カロリー制限でも糖質制限でも本人が望む方法を選択すればよいと思っています。「きょうの昼食はどうしてもそばが食べたいからカロリー制限、夕食はカロリーの高いものが食べたいから糖質制限」というように、両者を組み合わせる方法でもよいのではないでしょうか。
 患者さんが食事をするたびに、何らかの形で治療効果が証明されている治療食を上手に選択でき、それにより幸せな療養生活が営めるのであればそれでいい。一つの治療だけが正しくて、他の治療は間違っているということはあり得ないと考えています。

1) DIRECT試験:2005年7月-07年6月にイスラエルで行われた、肥満の被験者を抽選で3つの食事療法(カロリー制限食、糖質制限食、地中海食)に割り当て、減量効果を比較した臨床研究。08年、NewEngland Journal of Medicineに論文が掲載された。

山田悟氏プロフィル
北里大北里研究所病院糖尿病センター長。1994年慶大医学部卒業。同内科学教室、東京都済生会中央病院、東京都国民健康保険団体連合会南多摩病院などを経て、2002年北里研究所病院に赴任、07年から現職。著書に「糖質制限食のススメ」(東洋経済新報社)、監修に「奇跡の美食レストラン」(幻冬舎)など。日本内科学会認定内科医・総合内科専門医、日本糖尿病学会専門医・指導医、学術評議員、日本医師会認定産業医。

*  *  *

文中のObesity Reviews掲載の論文は、これです

Santos FL, Esteves SS, da Costa Pereira A, Yancy WS Jr, Nunes JP.: Systematic review and meta-analysis of clinical trials of the effects of low carbohydrate diets on cardiovascular risk factors. Obesity Reviews 13(11):1048-66, 2012

onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1111/j.1467-789X.2012.01021.x/abstract
2013/03/31(Sun) 11:47 | URL | 精神科医師A | 【編集
お世話になります。スーパー糖質制限のおかげで数値も安定しています。食事とは別に筋トレ&
有酸素運動(フルマラソン等)を行っています。
年齢57歳という加齢に伴い筋力低下防止及びマラソンの脚力UPのためにおこなっている筋トレですが、「筋肉の異化」が気になります。タンパク質
等である程度カロリーを摂取していれば、筋肉が
細くなることはないのでしょうか。ご教示ください。
2013/03/31(Sun) 12:15 | URL | ライオン | 【編集
江部先生、皆様、こんにちは!関東は寒くて冬のようです(おかげで千葉はまだ桜の花が残ってます)。

精神科医師A様がアップしてくださった山田先生の記事、私としては「またか」と思います。
大体、日本糖尿病学会のフォロー?はいつも山田先生です。
糖尿病学会に勇気があるなら、江部先生に意見を出していただいてはいかがでございましょうか。

糖尿人の中には、カロリー制限食で最初の何年か血糖コントロール出来て、後に薬やインスリン併用となるが、経済的にも問題なく、合併症が出ても進行が緩やかで、仕事を続けて、平均寿命に近くして人生を終わる方もいるだろうし、ご家族も負担を感じないなら別にいいんではないですか?という「好きにしてください」みたいな気持ちもあります。
山田先生が「患者さんの幸せ」なんて(ずるいことを)仰るから、確かにご飯を食べないとおかしくなる、みたいな以前の私のような方もいらっしゃるだろうし、いくら説明してもやらなきゃわからないわけです。

調査していくって、何回か聞いたような。じゃあ早く目に見えるように具体的にやってくださいな。ただし一番効果的な「スーパー糖質制限」はやらない、調べない、そんなのは危険だ、ケトン発生で命が危ない、我々の辞書によるとそうに決まってる!なんですね、わかります。

どうせスーパー糖質制限実行の私は普通の人間じゃありませんよーだ。

乱文失礼しました。
2013/03/31(Sun) 16:47 | URL | もんたろ | 【編集
Re:山〇悟Drの見解
江部先生こんばんは

学会提言は「糖質制限食を否定していない」という山〇医師のコメントですが、これは文中にもありますように個人的解釈ですね。
山〇医師は現在ご自分の推奨する1日の糖質量70~130gの糖質制限食は、学会は認めていますよと云う事をいいたいのでしょう。
以前も書きましたが、山〇医師が推奨されているのは江部先生が推奨されている糖質制限食とは別ものですから、糖質制限食という呼び方は相応しくないと書きました。ご自分がこの食事療法で責任を持って患者さんを治療するのであれば、ご自分でオリジナルの名前、例えば「山〇管理食」とでもつけるべきと思います。

学会は糖質制限食について厚労省から聞かれた時、今取組始めていますというアリバイ作りの為にゆるい糖質制限食を認めいくのでしょう。しかし、私達が求めているのは江部先生が推奨する糖質制限食です。
山〇医師の食事法は短期、長期共にエビデンスが無いが認める、一方江部先生の食事法は、短期的に有効だが長期的エビデンスが無い為認めない。これはとても変ですね。

最後にこう書かれています。
>一つの治療だけが正しくて、他の治療が間違っているということはあり得ないと考えています

そうであるなら、治療の選択肢として ①従来のカロリー制限食+薬 ②山〇管理食 ③江部糖質制限食 の3つの選択肢があり、それぞれメリット、デメリットを説明し患者さんに選べるようにすべきと思いますし、又糖尿病学会も同様にこの3つを選択しとすべきだと思います。
2013/03/31(Sun) 18:50 | URL | モン吉 | 【編集
ケトン食の可能性
tagashuu@大学病院神経内科医です.

ケトン食でがん消失,すごいですね.たかが1例,されど1例.理論的に考えれば偶然とは思えないだけにうれしいニュースです.

がん医療においても今までの常識が覆されつつあります.

近藤誠先生の「医者に殺されない47の心得」を読みました.そこには「がんの9割は治療するほど命を縮める.放置がいちばん」と書かれていました.

今までの私であれば「何をそんな極論を」と思っていたかもしれませんが,糖質制限食の理論を学んだ今,その言葉はすんなりと心に落ちました.

がん発生のメカニズムに関しても精製炭水化物の頻回過剰摂取に伴う酸化ストレスの関与があるのですから.

厳格な糖質制限に相当するケトン食ががんを抑える作用があるというのは至極納得のいく話です.

そして手術,抗がん剤,放射線療法は多かれ少なかれ正常の組織を傷つけてしまう方法です.

がんがどうして起こるのか,その正体が見えてきたとき,おのずと答えは見えてくると思います.

私は家族や愛する人ががんにかかったら間違いなく糖質制限を勧め,抗がん治療を受けないことを勧めます.

ときに江部先生,私は思うのですが.

糖質制限の不適応に先生は腎障害を挙げておられると思います.

糖質制限食は相対的に高タンパク食になるため,蛋白制限が必要になるレベルの腎障害には糖質制限は適応としてはならない,と.

しかしだからと言って,従来の高糖質食に戻すとなると腎障害の進行は不可避に思えます.

そうすると,腎障害のある方にとっては糖質制限+蛋白質制限が最善の方法ではないかと思うのですが,それがまさに「ケトン食」ということになるのではないでしょうか.

つまり,ケトン食まで高めれば腎障害の人においても引き続き糖質制限を続けてもらえるのではないかと考えるのですが,いかがでしょうか.

ただケトン食まで高めると副作用の心配も出てくるようですから依然適応選びやフォローアップには慎重を期する必要はあるかとは思いますが(Dhamija R, et al. Ketogenic diet. Can J Neurol Sci. 2013 Mar;40(2):158-67.)

ケトン食について,私も現在もっぱら関連書籍を買いあさり猛勉強中です.
2013/03/31(Sun) 19:14 | URL | tagashuu | 【編集
もんたろさん
同感ですね。

山田先生 MTPro

「これまで『科学的根拠に基づく糖尿病診療ガイドライン』において,糖質制限食について明確なコメントをしていなかったが,今回,Atkins diet(炭水化物摂取量を50g/日以下とするもの)のような極端な糖質制限を明確に否定した。これは安全性の確保という点で私も同意できるところである。このような安全性の確保という視点を最初に述べながら,同時に提言として以下のことも示そうという姿勢は,社会的責任の大きな学会として妥当かつ健全なものと感じられる。」

灰本先生(糖質制限30から40%を主張)「極端な糖質制限は危険」に少し近づいた感じです
http://low-carbo-diet.com/

「学会として妥当かつ健全」とはとても考えられません。

 長期的安全性が疑問な新薬は認可し、馬鹿な胃腸の切除術は評価して(門脇理事長)、なぜ糖質制限がいけないのでしょう。

「適正な糖質(炭水化物)摂取量を学会の調査・研究対象課題であるとしている。」
 のは評価できますが、いつ調査に着手するのか?
 研究対象も20%以下の糖質制限は最初から対象にしなかったりして??

もんたろさんに、同感です。

2013/03/31(Sun) 20:32 | URL | わんわん | 【編集
尊敬するバーンスタイン先生のことば
 たびたびのコメントですみません。
訳の表現が少しキツイのですが

『糖尿病の解決』 リチャード・バーンスタイン (1型糖尿病のドクター・糖質制限の先駆者)
p105
医師である私が糖尿病患者あなたに 60%糖 20%たんぱく質 20%脂肪のダイエットを摂れといったらどうなるだろうか。ほとんど確実にあなたは私が精神異常だと思うだろう。私も自分が精神異常だと思うだろうし、決してこのことを決して糖尿病患者に勧めないだろう(決して非糖尿病患者にも勧めないだろう)しかし、これがまさにADA(米糖尿病学会)が糖尿病患者に何十年も推奨してきたダイエットなのである。
 p280
非常に重要なのは、われわれは不自由で苦しい糖尿病合併症を長年経験して亡くなっ知人たちと同じ宿命を共有するようには定められていないという感覚である。血糖値をコントロールする能力があれば、高血糖がもたらす結果を阻止する能力が生じることをわれわれは理解するようになった。
 私は、長い間、糖尿病患者も非糖尿病患者と同じ血糖値を持つ権利があると主張してきた。
*****************************************************
 日本糖尿病学会は、いかにして、血糖をコントロールすると言うのか
優先すべきは、食事療法と運動療法ではないのか!
 いい加減なカロリー制限を唱える医者は、退陣してもらいたい。
私は決してそのような医師に診療報酬を払わない。辞めていただきたい。


2013/03/31(Sun) 21:33 | URL | わんわん | 【編集
エビデンスなし
『また実際の治療において、従来のカロリー制限食により血糖をコントロールできている人も多いため、これはゴールドスタンダードであり、』
どのぐらいの治療例でどのぐらい方がコントロール出来ているのだろうか?
それを示さないで、糖質制限にエビデンスを求める。
ここでこの記事は論旨が破綻している。

2013/04/01(Mon) 01:42 | URL | しん | 【編集
初めまして!
僕は、2型糖尿病で、再び緊急入院になりました。今間も入院中ですが、年は、52才です。糖尿病歴は、10年以上かな?以前は薬でしたが、今回から、インシュリン注射になりました。退院したら糖質制限食したいと考えています。先生の「主食をやめると健康になる」を読み共感しました!
2013/04/01(Mon) 05:06 | URL | えいちゃん | 【編集
tagashuu先生へ
>腎障害のある方にとっては糖質制限+蛋白質制限が最善の方法ではないかと思うのですが,それがまさに「ケトン食」ということになるのではないでしょうか.


ネズミの実験ですが。
Ketogenic Diet Reverses Kidney Disease (Nephropathy)

http://www.youtube.com/watch?v=O8DEA1RbckE

またケトンダイエット情報は下記にアップデートされてます。
http://www.facebook.com/CantinKetogenicDiet
2013/04/01(Mon) 06:26 | URL | まぬーか | 【編集
ケトン食とがん
福田一典著
ブドウ糖を絶てばがん細胞は死滅する!―今あるがんが消えていく『中鎖脂肪ケトン食』 [単行本(ソフトカバー)]
この本も読んでみました。江部先生の糖質制限食を引用されています。癌細胞の代謝を生化学的に解説されており参考になりました。江部先生の糖質制限食も有効であることが確認できました。
2013/04/01(Mon) 09:22 | URL | ちえ | 【編集
Re: 山田悟Drの見解
精神科医師A さん

情報をありがとうございます。
2013/04/01(Mon) 19:27 | URL | ドクター江部 | 【編集
Re: タイトルなし
ライオン さん。

タンパク質、脂質は充分量摂取して、エネルギー摂取不足がなければ、
筋肉の異化亢進は生じません。日常的異化と同化はあります。

2012年11月21日 (水) の本ブログ記事
「マラソンと糖質制限食、持続量増強」

2011年04月30日 (土) の本ブログ記事
「タンパク質代謝」

をご参照ください。
2013/04/01(Mon) 19:36 | URL | ドクター江部 | 【編集
Re: ケトン食の可能性
tagashuu さん。

ケトン食なら、
「腎障害のある方にとっては糖質制限+蛋白質制限が最善の方法」

そうです。
私もそのように思います。
ただ、ケトン食は実践することにおいて、スーパー糖質制限食よりハードルが高いですね。
2013/04/01(Mon) 19:43 | URL | ドクター江部 | 【編集
Re: 尊敬するバーンスタイン先生のことば
わんわん さん。

私も一糖尿人として、バーンスタイン先生のお考えに賛成です。
2013/04/01(Mon) 19:46 | URL | ドクター江部 | 【編集
Re: Re:山〇悟Drの見解
モン吉 さん

同感です。
少なくとも糖尿病専門医には、
選択肢として、①②③を説明する責任と義務があると思います。
2013/04/02(Tue) 08:38 | URL | ドクター江部 | 【編集
ドミニク・ダゴスティーノ博士のブログ
 このCBSニュースに登場している南フロリダ大学のドミニク・ダゴスティーノ博士のブログがあります。

 それに寄りますとカロリーを制限したケトン食でがんに立ち向かうには<the "metabolic zone", which involves lowering blood glucose (< 4 mM; < 72 mg/dl) and raising blood ketones (> 3 mM). >
血中ケトン3mM以上、血糖値72mg/dl以下にすることが重要としています。そしてこの条件を満たすのに週1か2日の絶食を提案しています。
 また下記のページでは、メトホルミンの服用で一層効果が上がると述べています。http://ketonutrition.blogspot.co.nz/2012/09/metformin-and-cancer.html

 ともかくケトン食を用いたがん治療に興味のある方にはお勧めのブログです。英語が苦手な人でも自動翻訳である程度内容はわかると思います。
2013/04/25(Thu) 07:32 | URL | まぬーか | 【編集
Re: ドミニク・ダゴスティーノ博士のブログ
まぬーか さん

とても興味深い情報をありがとうございます。
2013/04/25(Thu) 18:38 | URL | ドクター江部 | 【編集
コメントを投稿
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可