2013年03月21日 (木)
こんにちは
日本糖尿病学会への提言(2)
糖尿病合併症とカロリー制限食の弊害
そして総死亡率とエビデンスです。
2010年の日本のデータで、
糖尿病網膜症で失明する糖尿人が年間約3000人
糖尿病腎症で透析になる糖尿人が年間16271名
糖尿病壊疽で下肢を切断せざるを得ない糖尿人も後を絶ちません。
さらに心筋梗塞や脳梗塞を発症して救急車で運ばれる人の過半数は糖尿病か耐糖能異常です。
ここで疑問が出てきます。
これらの方々は、全て医師や栄養士の言うことを聞かずに、薬もまともに内服せずに暴飲・暴食をしたのでしょうか?
いえいえそんなことはありません。
ほとんどの方は、医師や栄養士の言うとおりに、つらくとも我慢してカロリー制限食を実践し、酒も飲まず、運動もし、血糖コントロールが徐々に悪くなれば、経口糖尿病薬が増えていき、それでも効果が良くなければ、インスリン注射を導入して、清く正しく頑張ってきたにもかかわらず、糖尿病網膜症、糖尿病腎症、糖尿病壊疽、心筋梗塞、脳卒中・・・を合併してきてしまったのです。
即ち、糖尿病患者さんに罪はないのです。
罪は一重に、カロリー制限食にあるのです。
カロリー制限食(高糖質・低脂質食)を実践する限りは、かなり運が良くない限り糖尿病合併症から免れることは至難の技です。
何故なら、糖質を摂取する限り、「食後高血糖」と「平均血糖変動幅の増大」を必ず生じるからです。
食後高血糖と平均血糖変動幅増大は、糖尿病合併症の最も大きな要因です。
食後高血糖と平均血糖変動幅増大を防ぐことこそが合併症予防の優先順位の一番なのです。
そして糖質制限食が唯一、食後高血糖を防ぐ治療食なのです。
ACCORDの結果(RCT研究論文)とランセットの報告(コホート研究論文)(★)によれば、
「糖質を普通に摂取しながら、強力な糖尿病の薬物治療を行えばかえって総死亡率が上昇する」
という、明白なエビデンスが存在します。(*)
私は一人の医師であり、一人の糖尿病患者です。
医師としてそして一糖尿病患者として、日本糖尿病学会に、提言します。
1)
ACCORDなどの明白なエビデンスを無視せずに、現実を認めて、ワンパターンの食事療法(カロリー制限・高糖質食)の見直しに着手するのが、糖尿病専門医として科学的な態度と言えるのではないでしょうか?
2)
また、従来の日本の糖尿病治療(カロリー制限・高糖質食と薬物療法)で、糖尿病網膜症で失明、糖尿病腎症で透析、糖尿病壊疽で下肢を切断、心筋梗塞、脳梗塞・・・といった糖尿病合併症が毎年多数発症している現状を、どのようにとらえておられるのでしょうか?
現実に多くの糖尿病患者さんを苦しめてきたという反省はないのでしょうか?
是非、冷静に日本の糖尿病治療と合併症の現状を検討して頂きたいと思います。
3)
さらに、糖尿病専門医が推奨するカロリー制限食(高糖質・低脂質食)では、「食後高血糖」と「平均血糖変動幅の増大」を生じ、酸化ストレスリスクを決して防げないという生理学的事実を、糖尿病患者さんに、どう説明し、納得してもらうおつもりなのでしょう。
短期的に破滅的に効果が悪い食事療法(カロリー制限・高糖質食)を、長期間にわたり糖尿病患者さんに推奨するなら、倫理的にも科学的根拠を示す義務があります。糖尿病専門医として、科学的思考をされることを切に望むものです。
4)
農耕開始前の人類約700万年間の進化の歴史は狩猟・採集であり、農耕開始(穀物摂取開始)は約1万年前からに過ぎないことを、認識してください。
5)
日本人も旧石器時時代と縄文時代の約87000年間は狩猟・採集であり、農耕開始(米摂取開始)は弥生時代以降の約3000年間に過ぎないことを、認識してください。
(*)
2011年07月21日 (木) の本ブログ記事
「ACCORDとLancet誌2010年2月6日号の報告、HbA1cの目標値は?」
をご参照ください。
★ACCORD
Effects of Intensive Glucose Lowering in Type 2 Diabetes
The Action to Control Cardiovascular Risk in Diabetes Study Group
N Engl J Med 2008; 358:2545-2559
★Survival as a function of HbA1c in people with type 2 diabetes: a retrospective cohort study
The Lancet, Volume 375, Issue 9713, Pages 481 - 489, 6 February 2010
江部康二
日本糖尿病学会への提言(2)
糖尿病合併症とカロリー制限食の弊害
そして総死亡率とエビデンスです。
2010年の日本のデータで、
糖尿病網膜症で失明する糖尿人が年間約3000人
糖尿病腎症で透析になる糖尿人が年間16271名
糖尿病壊疽で下肢を切断せざるを得ない糖尿人も後を絶ちません。
さらに心筋梗塞や脳梗塞を発症して救急車で運ばれる人の過半数は糖尿病か耐糖能異常です。
ここで疑問が出てきます。
これらの方々は、全て医師や栄養士の言うことを聞かずに、薬もまともに内服せずに暴飲・暴食をしたのでしょうか?
いえいえそんなことはありません。
ほとんどの方は、医師や栄養士の言うとおりに、つらくとも我慢してカロリー制限食を実践し、酒も飲まず、運動もし、血糖コントロールが徐々に悪くなれば、経口糖尿病薬が増えていき、それでも効果が良くなければ、インスリン注射を導入して、清く正しく頑張ってきたにもかかわらず、糖尿病網膜症、糖尿病腎症、糖尿病壊疽、心筋梗塞、脳卒中・・・を合併してきてしまったのです。
即ち、糖尿病患者さんに罪はないのです。
罪は一重に、カロリー制限食にあるのです。
カロリー制限食(高糖質・低脂質食)を実践する限りは、かなり運が良くない限り糖尿病合併症から免れることは至難の技です。
何故なら、糖質を摂取する限り、「食後高血糖」と「平均血糖変動幅の増大」を必ず生じるからです。
食後高血糖と平均血糖変動幅増大は、糖尿病合併症の最も大きな要因です。
食後高血糖と平均血糖変動幅増大を防ぐことこそが合併症予防の優先順位の一番なのです。
そして糖質制限食が唯一、食後高血糖を防ぐ治療食なのです。
ACCORDの結果(RCT研究論文)とランセットの報告(コホート研究論文)(★)によれば、
「糖質を普通に摂取しながら、強力な糖尿病の薬物治療を行えばかえって総死亡率が上昇する」
という、明白なエビデンスが存在します。(*)
私は一人の医師であり、一人の糖尿病患者です。
医師としてそして一糖尿病患者として、日本糖尿病学会に、提言します。
1)
ACCORDなどの明白なエビデンスを無視せずに、現実を認めて、ワンパターンの食事療法(カロリー制限・高糖質食)の見直しに着手するのが、糖尿病専門医として科学的な態度と言えるのではないでしょうか?
2)
また、従来の日本の糖尿病治療(カロリー制限・高糖質食と薬物療法)で、糖尿病網膜症で失明、糖尿病腎症で透析、糖尿病壊疽で下肢を切断、心筋梗塞、脳梗塞・・・といった糖尿病合併症が毎年多数発症している現状を、どのようにとらえておられるのでしょうか?
現実に多くの糖尿病患者さんを苦しめてきたという反省はないのでしょうか?
是非、冷静に日本の糖尿病治療と合併症の現状を検討して頂きたいと思います。
3)
さらに、糖尿病専門医が推奨するカロリー制限食(高糖質・低脂質食)では、「食後高血糖」と「平均血糖変動幅の増大」を生じ、酸化ストレスリスクを決して防げないという生理学的事実を、糖尿病患者さんに、どう説明し、納得してもらうおつもりなのでしょう。
短期的に破滅的に効果が悪い食事療法(カロリー制限・高糖質食)を、長期間にわたり糖尿病患者さんに推奨するなら、倫理的にも科学的根拠を示す義務があります。糖尿病専門医として、科学的思考をされることを切に望むものです。
4)
農耕開始前の人類約700万年間の進化の歴史は狩猟・採集であり、農耕開始(穀物摂取開始)は約1万年前からに過ぎないことを、認識してください。
5)
日本人も旧石器時時代と縄文時代の約87000年間は狩猟・採集であり、農耕開始(米摂取開始)は弥生時代以降の約3000年間に過ぎないことを、認識してください。
(*)
2011年07月21日 (木) の本ブログ記事
「ACCORDとLancet誌2010年2月6日号の報告、HbA1cの目標値は?」
をご参照ください。
★ACCORD
Effects of Intensive Glucose Lowering in Type 2 Diabetes
The Action to Control Cardiovascular Risk in Diabetes Study Group
N Engl J Med 2008; 358:2545-2559
★Survival as a function of HbA1c in people with type 2 diabetes: a retrospective cohort study
The Lancet, Volume 375, Issue 9713, Pages 481 - 489, 6 February 2010
江部康二
糖尿病専門医たちの治療メニューの中にあるはずです。
2013/03/21(Thu) 17:07 | URL | KA | 【編集】
江部先生。
今回の反論・提言そして患者の声をコンパクトにまとめて
「糖尿病学会への逆提言 糖尿病と戦う人にー糖質制限食のすすめ」
といったリーフレットを数百円で発行するのはいかがでしょうか?
一人でも多くの人が手に取るように。
ご検討いただければ幸いです。
今回の反論・提言そして患者の声をコンパクトにまとめて
「糖尿病学会への逆提言 糖尿病と戦う人にー糖質制限食のすすめ」
といったリーフレットを数百円で発行するのはいかがでしょうか?
一人でも多くの人が手に取るように。
ご検討いただければ幸いです。
2013/03/21(Thu) 17:18 | URL | 板橋 長谷川 (わんわん) | 【編集】
板橋 長谷川 (わんわん) さん
検討してはしてみますが、実は面倒くさがりでして・・・。
検討してはしてみますが、実は面倒くさがりでして・・・。
2013/03/21(Thu) 19:20 | URL | ドクター江部 | 【編集】
糖尿病学会の動きをみていると、医学はもはや科学ではないように思います。
2013/03/21(Thu) 20:14 | URL | まつだ | 【編集】
http://mtpro.medical-tribune.co.jp/mtpronews/1212/1212028.html
http://mtpro.medical-tribune.co.jp/mtpronews/1303/1303053.html
MTProの上記の二つの山田悟先生の見解を見ると、
スーパー糖質制限食だけは推奨できないってことになりますよね?
極端な糖質制限とはイコール スーパーってことですよね。
これは、糖質30〜40%をこき下ろした能登論文とも整合しないし、矛盾だらけです。
http://mtpro.medical-tribune.co.jp/mtpronews/1303/1303053.html
MTProの上記の二つの山田悟先生の見解を見ると、
スーパー糖質制限食だけは推奨できないってことになりますよね?
極端な糖質制限とはイコール スーパーってことですよね。
これは、糖質30〜40%をこき下ろした能登論文とも整合しないし、矛盾だらけです。
2013/03/21(Thu) 21:15 | URL | to | 【編集】
日本の糖尿病学会はもうだめです。新しい学会を立ち上げませんか?微力ながら応援させてください。
私は一人の医師であり、一人の糖尿病患者です。
医師としてそして一糖尿病患者として、日本糖尿病学会に、提言します。
江部先生のこの言葉が心に響きます。必ず心ある人に届くはずです。
糖質制限を粘り強く実践し、成果をあげ、心の同盟をいっそう拡げましょう。なんせ命の問題なのですから…
医師としてそして一糖尿病患者として、日本糖尿病学会に、提言します。
江部先生のこの言葉が心に響きます。必ず心ある人に届くはずです。
糖質制限を粘り強く実践し、成果をあげ、心の同盟をいっそう拡げましょう。なんせ命の問題なのですから…
2013/03/21(Thu) 22:33 | URL | denzoumorizou | 【編集】
こんばんは、江部先生。
糖質制限実践者にとっては、困った提言が出たものですね。
とはいえ、真の糖質セイゲニストはこんなことは平気だと思いますけどね。(笑)
何故なら、自分の身体が一番大切だし、自分の身体は自分でしか守れないって知ってるから・・・。
もっと明確に、糖質制限と炭水化物制限とをわける必要があるのかもしれません。
では、何故そういう提言を平気で出せるのかをいろいろ考えてみて、一つ行き着いたことがあります。
それは、「糖尿病は治らない」という妄信。
糖尿病になったら、必ず一度はぶつかるであろうこの言葉。
きっと他の病気ではあり得ない思い込みのような気がします。
だから、お医者さんも患者も「治らない病気だから、治らなくても仕方がない、治しきらなくても構わない」という思い込みで治療を進めていくのでしょう。
一生病気と付き合うには、薬が必要→薬を飲むには通院が必要 というやはり、患者本位ではなく、病院と製薬会社の思うがままの罠にはまってしまう、はめられてしまう状況に追い込まれてしまうのでしょう。
そういう意味では、江部先生は、他のお医者さんから見れば、悪の権化のようにみえるのでしょう。(笑)
でも、それは、先生が患者という側面をお持ちだから頑張っていられるのだと思います。
糖尿病は治らないという考え方から→糖尿病を治すのだという意識の変化だけでも、治療法に対する変化が出るのではないかと思いますが、いかがでしょうか?
従来のカロリー制限食では、絶対に薬を手放せないけど、糖質制限食なら薬を手放すことができる可能性が
あります。
これだけでも、雲泥の差だと思います。
長期のことは、これからみんなが実験台になって、ほんとうにいいのか悪いのかを答を出せばいいと思います。
その先陣として、江部先生が頑張ってください。
我々は、そんな先生をしっかり支えていきたいと思いますので。
では、失礼致します。
糖質制限実践者にとっては、困った提言が出たものですね。
とはいえ、真の糖質セイゲニストはこんなことは平気だと思いますけどね。(笑)
何故なら、自分の身体が一番大切だし、自分の身体は自分でしか守れないって知ってるから・・・。
もっと明確に、糖質制限と炭水化物制限とをわける必要があるのかもしれません。
では、何故そういう提言を平気で出せるのかをいろいろ考えてみて、一つ行き着いたことがあります。
それは、「糖尿病は治らない」という妄信。
糖尿病になったら、必ず一度はぶつかるであろうこの言葉。
きっと他の病気ではあり得ない思い込みのような気がします。
だから、お医者さんも患者も「治らない病気だから、治らなくても仕方がない、治しきらなくても構わない」という思い込みで治療を進めていくのでしょう。
一生病気と付き合うには、薬が必要→薬を飲むには通院が必要 というやはり、患者本位ではなく、病院と製薬会社の思うがままの罠にはまってしまう、はめられてしまう状況に追い込まれてしまうのでしょう。
そういう意味では、江部先生は、他のお医者さんから見れば、悪の権化のようにみえるのでしょう。(笑)
でも、それは、先生が患者という側面をお持ちだから頑張っていられるのだと思います。
糖尿病は治らないという考え方から→糖尿病を治すのだという意識の変化だけでも、治療法に対する変化が出るのではないかと思いますが、いかがでしょうか?
従来のカロリー制限食では、絶対に薬を手放せないけど、糖質制限食なら薬を手放すことができる可能性が
あります。
これだけでも、雲泥の差だと思います。
長期のことは、これからみんなが実験台になって、ほんとうにいいのか悪いのかを答を出せばいいと思います。
その先陣として、江部先生が頑張ってください。
我々は、そんな先生をしっかり支えていきたいと思いますので。
では、失礼致します。
2013/03/22(Fri) 00:24 | URL | chibineko | 【編集】
初めてコメントさせていただきます。
私は50歳代の基礎医学の研究者です。先生のブログで糖尿病ならびに糖質制限の有効性について勉強させていただいております。おかげさまで、糖質制限食により、BMI値23を維持し、健康に過ごさせていただいております。
『日本糖尿病学会の提言』について、一言、発言させて下さい。
マスメディア(NHK, 読売新聞、朝日新聞、日経新聞など)は、『日本糖尿病学会の提言』を引用して、『「糖質制限食」を現時点では薦められない』という表現で、「糖質制限食」は危険だと暗に示唆しております。しかしながら、『日本糖尿病学会の提言』をよく読みますと、「糖質制限食」を駄目だといっているわけではないと思います。従来の「カロリー制限食(糖質約60%)」についても、また、「糖質制限食」についても、糖尿病の治療法として、積極的に採用するには「エビデンス」がない。そこで、とりあえず、従来、採用してきた「カロリー制限食(糖質約60%)」で良しとしているのだと思います(学会というのは保守的なものです)。「エビデンス」さえあれば、「糖質制限食」についても、糖尿病の予防治療法として、積極的に採用する可能性を示唆していると思います。
この「エビデンス」ですが、もうすでに、江部先生は、ご自身を含めて、多数の症例を経験されていると思います。しかしながら、そのデータが、学術雑誌においてオリジナル論文として公表されていないのではないかと思います。専門家である査読者による査読を経て、臨床医による再検討などにより初めて『糖尿病の予防治療における「糖質制限食」の有効性』が確立されるのではないかと思います。そこで、江部先生にお願いですが、先生のデータを、『糖尿病の予防治療における「糖質制限食」の有効性』というようなタイトルで、査読制度のある学術雑誌(和文でも英文でも、なるべくインパクトファクターの高いものが良いと思います)に投稿して公表していただけないものでしょうか?
糖尿病の予防治療における「糖質制限食」の有効性についての論文を、糖尿病学会の会員の先生方が読めば、「糖質制限食」を認める方向にいくのではないかと思います。江部先生がお忙しいのは良くわかりますが、是非とも論文発表して、江部先生ご自身が所属する日本糖尿病学会自体を味方につけて下さい。厚労省も認めている日本糖尿病学会が「糖質制限食」が糖尿病の予防治療に有効であることを提言すれば、マスメディア(NHK, 読売新聞、朝日新聞、日経新聞など)もこぞって、ポジティブに報道するものと思います。
健康維持における糖質制限の有効性は、先生のブログを通じて、また私自身の経験から、十分に認識しております。「糖質制限」という習慣が広まることで、より多くの日本人が健康に長生きできることを望んでおります。
最後に、私自身は日本糖尿病学会の会員でないことを付記しておきます。これからも先生のブログで糖尿病について勉強させていただきますので、よろしくお願いします。
私は50歳代の基礎医学の研究者です。先生のブログで糖尿病ならびに糖質制限の有効性について勉強させていただいております。おかげさまで、糖質制限食により、BMI値23を維持し、健康に過ごさせていただいております。
『日本糖尿病学会の提言』について、一言、発言させて下さい。
マスメディア(NHK, 読売新聞、朝日新聞、日経新聞など)は、『日本糖尿病学会の提言』を引用して、『「糖質制限食」を現時点では薦められない』という表現で、「糖質制限食」は危険だと暗に示唆しております。しかしながら、『日本糖尿病学会の提言』をよく読みますと、「糖質制限食」を駄目だといっているわけではないと思います。従来の「カロリー制限食(糖質約60%)」についても、また、「糖質制限食」についても、糖尿病の治療法として、積極的に採用するには「エビデンス」がない。そこで、とりあえず、従来、採用してきた「カロリー制限食(糖質約60%)」で良しとしているのだと思います(学会というのは保守的なものです)。「エビデンス」さえあれば、「糖質制限食」についても、糖尿病の予防治療法として、積極的に採用する可能性を示唆していると思います。
この「エビデンス」ですが、もうすでに、江部先生は、ご自身を含めて、多数の症例を経験されていると思います。しかしながら、そのデータが、学術雑誌においてオリジナル論文として公表されていないのではないかと思います。専門家である査読者による査読を経て、臨床医による再検討などにより初めて『糖尿病の予防治療における「糖質制限食」の有効性』が確立されるのではないかと思います。そこで、江部先生にお願いですが、先生のデータを、『糖尿病の予防治療における「糖質制限食」の有効性』というようなタイトルで、査読制度のある学術雑誌(和文でも英文でも、なるべくインパクトファクターの高いものが良いと思います)に投稿して公表していただけないものでしょうか?
糖尿病の予防治療における「糖質制限食」の有効性についての論文を、糖尿病学会の会員の先生方が読めば、「糖質制限食」を認める方向にいくのではないかと思います。江部先生がお忙しいのは良くわかりますが、是非とも論文発表して、江部先生ご自身が所属する日本糖尿病学会自体を味方につけて下さい。厚労省も認めている日本糖尿病学会が「糖質制限食」が糖尿病の予防治療に有効であることを提言すれば、マスメディア(NHK, 読売新聞、朝日新聞、日経新聞など)もこぞって、ポジティブに報道するものと思います。
健康維持における糖質制限の有効性は、先生のブログを通じて、また私自身の経験から、十分に認識しております。「糖質制限」という習慣が広まることで、より多くの日本人が健康に長生きできることを望んでおります。
最後に、私自身は日本糖尿病学会の会員でないことを付記しておきます。これからも先生のブログで糖尿病について勉強させていただきますので、よろしくお願いします。
2013/03/22(Fri) 06:40 | URL | 基礎医学の研究者 | 【編集】
昨日のウォールストリート・ジャーナル日本版の記事です。
いったん権威が出来上がってしまうと、それを脱ぐことが出来にくくなるんでしょうね。
ぬるま湯から出ると風邪を引きますが、浸かっていると居心地がいいですからね。
周りの環境は気にしなくていいところにいますから・・・。
どっかの公務員、政治家と同じになってしまうんでしょうか・・。
患者さんは命を懸けて、最後の頼みの綱として医師達の指導どおり食事を続けた結果がこれでしょ・・。
まるで銃口に向かって走れと言ってるように思えますが・・。
結果を見れば、今までの療法がおかしいとわかってくるはずでしょうに・・。
それでもって新しい糖質制限を行って、同じくらいの年月をかけて行えばよろしい・・と思うのですが・・。
いったん出来上がった組織というのは、固定されてしまうものですね。
ですが、ここに集まってる人達の数が増えればまた変化・革命が起きる、そのことを願います。
ぬるま湯から出ると風邪を引きますが、浸かっていると居心地がいいですからね。
周りの環境は気にしなくていいところにいますから・・・。
どっかの公務員、政治家と同じになってしまうんでしょうか・・。
患者さんは命を懸けて、最後の頼みの綱として医師達の指導どおり食事を続けた結果がこれでしょ・・。
まるで銃口に向かって走れと言ってるように思えますが・・。
結果を見れば、今までの療法がおかしいとわかってくるはずでしょうに・・。
それでもって新しい糖質制限を行って、同じくらいの年月をかけて行えばよろしい・・と思うのですが・・。
いったん出来上がった組織というのは、固定されてしまうものですね。
ですが、ここに集まってる人達の数が増えればまた変化・革命が起きる、そのことを願います。
2013/03/22(Fri) 09:03 | URL | クワトロ | 【編集】
またまた、出てきてしまいました。
日本糖尿病学会の提言は読めば読むほど面白いですよ。
どう読んでも、実は糖尿病学会は何もしてないのがわかるから。
自分たちでは、何の実験もせず、他人の実験にああだこうだと注釈をつけるだけ。
「糖尿病における三大栄養素の推奨摂取比率は、一般的には、炭水化物 50 ~60% エネルギ ー( 150 g/日以上 日以上 )、たんぱく質 20%エネルギー 以下 を目安とし、残りを脂質とし、残りを脂質とする。 この炭水化物の推奨摂取比は、現在の日本人平均摂取比率がこの範囲にあり、他栄養素との関係からも妥当考えれる」
摂取基準の根拠が、実験した結果ではなく、日本人の平均摂取率なんです。
確かに、糖尿病になる人(もちろん自分も含めてですが)は、ご飯が好きだったり甘いものが好きだったり、
ひょっとしたら、日本人の平均摂取率を大きく逸脱している可能性が高かったりするのかもしれませんが、
もしそうだとしたら、その糖尿病の人の平均摂取率を出してみるとかのそれこそ「エビデンス」が必要でしょう。推論の上の推論ばかりで、提言などといううのが笑ってしまうわけです。
病気の人が、普通の人と同じ摂取率では、恐らく病気は治らないですよね。
BMIのくだりでも、欧米は30~35以上とありますが、日本の数値は書き込まれていないなどなど、
素人目にも突っ込みどころ満載です。
例え一例でも、こんなことをしたから、糖尿病が治りました!皆さんこうしましょうという中身のある提言なら
説得力があるというものですが、そんなことは一つもありません。
逆に、昨今の糖質制限食の盛り上がりに危機感を感じての提言なんだとさえ思われます。
基礎医学の研究者 様が仰ってる通り、早く論文を出した方が世の中のためになるかもしれません。
江部先生頑張ってください。
ハッパをかけてばかりのようですが、期待しております。(笑)
では失礼致します。
日本糖尿病学会の提言は読めば読むほど面白いですよ。
どう読んでも、実は糖尿病学会は何もしてないのがわかるから。
自分たちでは、何の実験もせず、他人の実験にああだこうだと注釈をつけるだけ。
「糖尿病における三大栄養素の推奨摂取比率は、一般的には、炭水化物 50 ~60% エネルギ ー( 150 g/日以上 日以上 )、たんぱく質 20%エネルギー 以下 を目安とし、残りを脂質とし、残りを脂質とする。 この炭水化物の推奨摂取比は、現在の日本人平均摂取比率がこの範囲にあり、他栄養素との関係からも妥当考えれる」
摂取基準の根拠が、実験した結果ではなく、日本人の平均摂取率なんです。
確かに、糖尿病になる人(もちろん自分も含めてですが)は、ご飯が好きだったり甘いものが好きだったり、
ひょっとしたら、日本人の平均摂取率を大きく逸脱している可能性が高かったりするのかもしれませんが、
もしそうだとしたら、その糖尿病の人の平均摂取率を出してみるとかのそれこそ「エビデンス」が必要でしょう。推論の上の推論ばかりで、提言などといううのが笑ってしまうわけです。
病気の人が、普通の人と同じ摂取率では、恐らく病気は治らないですよね。
BMIのくだりでも、欧米は30~35以上とありますが、日本の数値は書き込まれていないなどなど、
素人目にも突っ込みどころ満載です。
例え一例でも、こんなことをしたから、糖尿病が治りました!皆さんこうしましょうという中身のある提言なら
説得力があるというものですが、そんなことは一つもありません。
逆に、昨今の糖質制限食の盛り上がりに危機感を感じての提言なんだとさえ思われます。
基礎医学の研究者 様が仰ってる通り、早く論文を出した方が世の中のためになるかもしれません。
江部先生頑張ってください。
ハッパをかけてばかりのようですが、期待しております。(笑)
では失礼致します。
2013/03/22(Fri) 10:37 | URL | chibineko | 【編集】
江部先生こんにちわ。
日本糖尿病学会への提言を読ませていただきました。粘り強く発信を続けていただくよう切に希望します。
今回の基礎医学の研究者からの提案、糖質制限食を実行した患者のデ-タをオリジナル論文として発表することは極めて重要ではないかと思います。
高雄病院には先生を含め多くのデ-タが蓄積されていると思います。
また、全国の本ブログ読者や先生の本を読み糖質制限食を実行している糖尿人もデ-タを持っていると思います。
このような症例を集めればかなりのデ-タが集まるものと思います。
私はもちろんデ-タは提供します。全国の糖質制限食実行者も同じ考えと思います。
私は、糖尿病を発症して医師の指導の下カロリ-制限食を実行したが徐々にHA1cや血糖値は悪化、ついに薬治療を勧められるに至った時、糖質制限食を知り実行の結果、1~2か月ですべて正常値となりました。
この間の数か月毎のデ-タ、病院で印刷して手渡される年月日付きの検査結果は全て保存しています。
また、最初に栄養士から指導を受けた自分向けカロリ-制限食の内容も残しています。
従って、十分信頼できるデ-タになりうると思います。
ただ、膨大なな労力がかかるので、ご多忙な先生一人では大変と思います。いい協力者があればいいのですが。
基礎医学の研究者の言われる通り、頑迷糖尿病学会を納得させるために、論文発表を是非ご検討いただきたいと思います。
名古屋・h
日本糖尿病学会への提言を読ませていただきました。粘り強く発信を続けていただくよう切に希望します。
今回の基礎医学の研究者からの提案、糖質制限食を実行した患者のデ-タをオリジナル論文として発表することは極めて重要ではないかと思います。
高雄病院には先生を含め多くのデ-タが蓄積されていると思います。
また、全国の本ブログ読者や先生の本を読み糖質制限食を実行している糖尿人もデ-タを持っていると思います。
このような症例を集めればかなりのデ-タが集まるものと思います。
私はもちろんデ-タは提供します。全国の糖質制限食実行者も同じ考えと思います。
私は、糖尿病を発症して医師の指導の下カロリ-制限食を実行したが徐々にHA1cや血糖値は悪化、ついに薬治療を勧められるに至った時、糖質制限食を知り実行の結果、1~2か月ですべて正常値となりました。
この間の数か月毎のデ-タ、病院で印刷して手渡される年月日付きの検査結果は全て保存しています。
また、最初に栄養士から指導を受けた自分向けカロリ-制限食の内容も残しています。
従って、十分信頼できるデ-タになりうると思います。
ただ、膨大なな労力がかかるので、ご多忙な先生一人では大変と思います。いい協力者があればいいのですが。
基礎医学の研究者の言われる通り、頑迷糖尿病学会を納得させるために、論文発表を是非ご検討いただきたいと思います。
名古屋・h
まつだ さん
実は医学は自然科学の中では、科学にはかなり遠い存在です。
例えばよく「統計的に優位差がある」という言い方をします。
工学では、0.001%の誤差で優位差ありといいます。
医学は、0.05%の誤差で優位差ありですから、科学としてはかなり異端ですね。
工学で0.05%の誤差を容認したら、飛行機は落ち、パソコンはフリーズし、自動車は止まります。
実は医学は自然科学の中では、科学にはかなり遠い存在です。
例えばよく「統計的に優位差がある」という言い方をします。
工学では、0.001%の誤差で優位差ありといいます。
医学は、0.05%の誤差で優位差ありですから、科学としてはかなり異端ですね。
工学で0.05%の誤差を容認したら、飛行機は落ち、パソコンはフリーズし、自動車は止まります。
2013/03/22(Fri) 19:40 | URL | ドクター江部 | 【編集】
to さん。
同感です。
山田先生、ご自分の推奨する「緩い糖質制限食」を批判した能登論文に
是非反論して欲しいですね。
同感です。
山田先生、ご自分の推奨する「緩い糖質制限食」を批判した能登論文に
是非反論して欲しいですね。
2013/03/22(Fri) 19:42 | URL | ドクター江部 | 【編集】
ダッフアー さん。
大丈夫です。
日本循環器病学会とか日本内科学会とか大きな学会は
徐々に糖質制限食を容認する方向のように思います。
実は日本糖尿病学会は、小さいのです。
糖尿病専門医の数も循環器専門医に比べたらとても少数です。
糖尿病学会、井の中の蛙状態で、一人取り残されていくかもしれませんね。
大丈夫です。
日本循環器病学会とか日本内科学会とか大きな学会は
徐々に糖質制限食を容認する方向のように思います。
実は日本糖尿病学会は、小さいのです。
糖尿病専門医の数も循環器専門医に比べたらとても少数です。
糖尿病学会、井の中の蛙状態で、一人取り残されていくかもしれませんね。
2013/03/22(Fri) 19:45 | URL | ドクター江部 | 【編集】
denzoumorizou さん。
応援、ありがとうございます。
応援、ありがとうございます。
2013/03/22(Fri) 19:46 | URL | ドクター江部 | 【編集】
基礎医学の研究者 さん。
アドバイス、ありがとうございます。
人間、得手不得手がありまして、ブログ記事とか質問に答えるとか
あまり苦にならないのですが、学術論文の執筆は苦手です。
すいません。
アドバイス、ありがとうございます。
人間、得手不得手がありまして、ブログ記事とか質問に答えるとか
あまり苦にならないのですが、学術論文の執筆は苦手です。
すいません。
2013/03/22(Fri) 19:48 | URL | ドクター江部 | 【編集】
mmx さん
興味深い情報をありがとうございます。
脂肪悪玉説は、そろそろ払拭されていくと思います。
興味深い情報をありがとうございます。
脂肪悪玉説は、そろそろ払拭されていくと思います。
2013/03/22(Fri) 19:54 | URL | ドクター江部 | 【編集】
クワトロ さん。
2012年以降、多くの医師が積極的に糖質制限食に取り組み始めています。
糖尿病学会・・・一部糖尿病専門医だけが、ガラパゴス化していき、孤立化していくと思います。
2012年以降、多くの医師が積極的に糖質制限食に取り組み始めています。
糖尿病学会・・・一部糖尿病専門医だけが、ガラパゴス化していき、孤立化していくと思います。
2013/03/22(Fri) 19:56 | URL | ドクター江部 | 【編集】
chibineko さん。
同感です。
日本糖尿病学会の提言、科学的根拠に基づくものは、皆無というのは
お気の毒としかいいようがありませんね。
同感です。
日本糖尿病学会の提言、科学的根拠に基づくものは、皆無というのは
お気の毒としかいいようがありませんね。
2013/03/22(Fri) 19:59 | URL | ドクター江部 | 【編集】
名古屋・h さん。
アドバイスありがとうございます。
医学論文は元々苦手な上に、いろいろハードルがあります。
今の、自然体でどんどん情報発信していくスタイルで、
大衆革命でも起こったら良いなと思っています。
アドバイスありがとうございます。
医学論文は元々苦手な上に、いろいろハードルがあります。
今の、自然体でどんどん情報発信していくスタイルで、
大衆革命でも起こったら良いなと思っています。
2013/03/22(Fri) 20:12 | URL | ドクター江部 | 【編集】
こんにちは。
私も以前から、カロリー神話よりも、糖質制限の考え方にいずれ世の中の世論も変わると考えている者です。
江部康二先生著の「糖質制限完全ガイド」や伊達先生の著書「一生太らない体をつくる食事術」、牧田善二先生著の「サラリーマンが健康診断の数値を良くする一番いい方法」などにも書かれているものの中に、今までとは違う「カロリー制限よりも糖質制限に気をつける」という考え方に、目からうろこの思いで読ませても頂いていました。
そんな中、お酒に対する考え方で私自身少し混乱していることが最近あります。先の先生方の著書にもあるように「アルコールのカロリーはすぐに代謝されてしまうため、身に着くカロリーはほとんどない。ただ糖分を含むお酒は糖のカロリー分は通常の炭水化物(糖質)と同じように代謝されてしまうので、体脂肪の元にはなる」という表現や、他の先生の著書内でも、たびたび触れられているように、「糖質のないお酒(焼酎・ウィスキー等の蒸留酒や糖質0ビール)なら飲むのは構わない」という表現について、読ませて頂いて、「あぁ、カロリーよりも糖質を制限する方が優先なんだ」と理解していました。牧田先生のお言葉で書くと、「カロリーで判断するのは、まったくナンセンス」とまで記載されています。
ところが、最近、糖尿病学会が「カロリー制限をしない糖質制限は勧められない」だの、まわりの人からも、「日本酒2合よりも(いくら糖質0だからといっても)焼酎2合の方がいいなんてありえない。純アルコール量で判断すべき」とか言われると、混乱してしまいました。
もちろん、先生方の考え方を支持していますが、実際のところ、お酒に対する考え方については、どのようにとらえていいものなんでしょうか?
先生の糖質制限についてのエビデンスを読み、あらためてこの事実についてもっと周知すべき必要性を日々感じています。
私も以前から、カロリー神話よりも、糖質制限の考え方にいずれ世の中の世論も変わると考えている者です。
江部康二先生著の「糖質制限完全ガイド」や伊達先生の著書「一生太らない体をつくる食事術」、牧田善二先生著の「サラリーマンが健康診断の数値を良くする一番いい方法」などにも書かれているものの中に、今までとは違う「カロリー制限よりも糖質制限に気をつける」という考え方に、目からうろこの思いで読ませても頂いていました。
そんな中、お酒に対する考え方で私自身少し混乱していることが最近あります。先の先生方の著書にもあるように「アルコールのカロリーはすぐに代謝されてしまうため、身に着くカロリーはほとんどない。ただ糖分を含むお酒は糖のカロリー分は通常の炭水化物(糖質)と同じように代謝されてしまうので、体脂肪の元にはなる」という表現や、他の先生の著書内でも、たびたび触れられているように、「糖質のないお酒(焼酎・ウィスキー等の蒸留酒や糖質0ビール)なら飲むのは構わない」という表現について、読ませて頂いて、「あぁ、カロリーよりも糖質を制限する方が優先なんだ」と理解していました。牧田先生のお言葉で書くと、「カロリーで判断するのは、まったくナンセンス」とまで記載されています。
ところが、最近、糖尿病学会が「カロリー制限をしない糖質制限は勧められない」だの、まわりの人からも、「日本酒2合よりも(いくら糖質0だからといっても)焼酎2合の方がいいなんてありえない。純アルコール量で判断すべき」とか言われると、混乱してしまいました。
もちろん、先生方の考え方を支持していますが、実際のところ、お酒に対する考え方については、どのようにとらえていいものなんでしょうか?
先生の糖質制限についてのエビデンスを読み、あらためてこの事実についてもっと周知すべき必要性を日々感じています。
はにゃらん さん
アルコールは血糖値を上昇させません。
アルコールは体重も増加させません。
これは生理学的事実です。
一方、大量のアルコールは肝機能障害や発ガンのリスクとなります。
あとは自己責任で、適量の血糖値を上げないお酒を適量飲むということとなります。
アルコールに関してはそのうち記事にしようと思います。
アルコールは血糖値を上昇させません。
アルコールは体重も増加させません。
これは生理学的事実です。
一方、大量のアルコールは肝機能障害や発ガンのリスクとなります。
あとは自己責任で、適量の血糖値を上げないお酒を適量飲むということとなります。
アルコールに関してはそのうち記事にしようと思います。
2013/03/28(Thu) 16:44 | URL | ドクター江部 | 【編集】
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