2013年03月19日 (火)
こんにちは
日本人の糖尿病の食事療法に関する日本糖尿病学会の提言 2013年3月 日本糖尿病学会
への反論(2)です。
以下は日本糖尿病学会のプレス リリースです。
PDFファイルで、全7ページです。
その内、「 糖尿病における炭水化物摂取について」を転載しました。
「【PRESS RELEASE】
日本人の糖尿病の食事療法に関する日本糖尿病学会の提言
2013年3月 日本糖尿病学会
4. 糖尿病における食事療法の在り方と課題
以上の現状認識を踏まえ、以下を提言としてまとめる。
1) 糖尿病における炭水化物摂取について
肥満の是正は、糖尿病の予防ならびに治療において重要な意義を有する。
体重の適正化を図るためには、運動療法とともに積極的な食事療法を指導すべきであり、総エネルギー摂取量の制限を最優先とする。
総エネルギー摂取量を制限せずに、炭水化物のみを極端に制限して減量を図ることは、その本来の効果のみならず、長期的な食事療法としての遵守性や安全性など重要な点についてこれを担保するエビデンスが不足しており、現時点では薦められない。
特に、インスリン作用が著しく不足した状態において想定される、体たんぱく異化亢進などの栄養学的問題は、これを避けなければならない。
一方で、先に述べたように、体重を効果的に減量させるための一つの手段として炭水化物摂取量について論議がなされている。
しかし、欧米の研究においては対象となるBMIは30~35以上のことが多く、肥満度の異なる日本人の糖尿病の病態に立脚した適正な炭水化物摂取量については、いまだ十分なエビデンスが揃っているとは言えない。
社会的なコンセンサスを得る上においても、今後日本糖尿病学会として積極的に調査・研究の対象とすべき課題である。」
突っ込みどころ満載の日本糖尿病学会提言ですが、一つ一つ、検証してみます。
「肥満の是正は、糖尿病の予防ならびに治療において重要な意義を有する。
体重の適正化を図るためには、運動療法とともに積極的な食事療法を指導すべきであり、総エネルギー摂取量の制限を最優先とする。」
「肥満の是正に・・・総エネルギー摂取量の制限を最優先とする。」というのは、EBMの観点からは、明白な間違いです。EBMではRCT研究論文が信頼度として最優先されます。
信頼度の高いRCT研究論文
1)DIRECT:Iris Shai et al. :NENGLJ MED , VOL359.NO.3 :229-241,2008
2)The A TO Z Weight Loss Study: A Randomized Trial ,JAMA297:969-977
上記2つの論文で、「体重減少において糖質制限食が最も有効」という結論です。
3)「体重減少、中性脂肪減少、HDL-C増加は低炭水化物食が低脂質・低カロリー食に比し有効。
13の電子データベースの2000年1月~2007年3月の低炭水化物食と低脂質食比較RCTをメタ解析。」
Obesity Reviews(国際肥満研究連合の公式ジャーナル) Volume 10, Issue 1, pages 36–50, January 2009
さらに国際肥満連合の公式ジャーナルのRCT研究論文メタ解析で、糖質制限食がカロリー制限食に比し有効と、明確に結論づけています。
4)「従来の脂肪制限・カロリー制限食は減量および心臓血管病のリスクの軽減に関して長期の研究では否定的である。」
1965年から2006年までの「脂肪制限・カロリー制限食」「低炭水化物食」「地中海食」に関する論文(PubMed)を網羅して検討したハーバード大グループのレビュー論文の結論です。
Popular weight-loss diets: from evidence to practice
Vasanti S Malik & Frank B Hu
Nat Clin Pract Cardiovasc Med. 2007 Jan;4(1):34-41.
世界心臓連合(WHF)公式誌
このレビュー論文でも、「脂肪制限・カロリー制限食は減量および心臓血管病のリスクの軽減に関して長期の研究では否定的」と、明確に結論づけています。
「肥満の是正は、糖尿病の予防ならびに治療において重要な意義を有する。」に関しては私も賛成です。
しかし、1)2)3)4)というカロリー制限食に否定的な信頼度の高いエビデンスに関して、糖尿病学会はいったいどのように反論されるのでしょうか?
<続く>
「総エネルギー摂取量を制限せずに、炭水化物のみを極端に制限して減量を図ることは、その本来の効果のみならず、長期的な食事療法としての遵守性や安全性など重要な点についてこれを担保するエビデンスが不足しており、現時点では薦められない。」
スーパー糖質制限食は、カロリー無制限ではありません。
糖尿病治療ガイド(日本糖尿病学会)の基準によると、
男性では1400~1800kcal/日
女性では1200~1600kcal/日
が推奨されていますが、これはいかにも少なすぎると思います。
糖尿病学会の推奨するような厳格なカロリー制限は必要ありませんが、厚生労働省の「日本人の食事摂取基準(2010年版)」において、基礎代謝量に基づいて必要摂取エネルギー量が設定されています。
国立健康・栄養研究所の「日本人の食事摂取基準」(2010年)への解説 によれば、推定エネルギー必要量は18才以上の成人で、年齢により少し差がありますが、以下の如くです。
身体活動レベルが低い人は
男性:1850~2250キロカロリー/日
女性:1450~1700キロカロリー/日
身体活動レベルが普通なら
男性:2200~2650キロカロリー/日
女性:1700~1950キロカロリー/日
身体活動レベルが高い場合
男性:2500~3050キロカロリー/日
女性:2000~2300キロカロリー/日
これが、糖尿人においても、目安となるカロリーと思います。
「長期的な食事療法としての遵守性や安全性など重要な点についてこれを担保するエビデンスが不足しており、現時点では薦められない。」
長期的な遵守性や安全性のエビデンスがないことは、糖尿病学会推奨のカロリー制限食においても同様です。
なぜ、糖質制限食にだけ、このような言い方をされるのか不思議ですね。
「特に、インスリン作用が著しく不足した状態において想定される、体たんぱく異化亢進などの栄養学的問題は、これを避けなければならない。」
インスリン作用が著しく不足した状態では、スーパー糖質制限食でも、インスリン注射を必要とします。例えば1型糖尿病で内因性インスリンがほとんどない場合などです。
このような場合はインスリン注射が絶対に必要ですが、スーパー糖質制限食なら、必要最低限の量でコントロール可能となります。
「一方で、先に述べたように、体重を効果的に減量させるための一つの手段として炭水化物摂取量について論議がなされている。
しかし、欧米の研究においては対象となるBMIは30~35以上のことが多く、肥満度の異なる日本人の糖尿病の病態に立脚した適正な炭水化物摂取量については、いまだ十分なエビデンスが揃っているとは言えない。」
この表現は、欧米のRCT研究論文において、減量効果は、糖質制限食がカロリー制限食を上回ることを(上述の論文、1)2)3)など)、認めておられるということでしょうね。
そして肥満の度合いが異なるということで、「日本人の糖質制限食と肥満のエビデンスがない」との主張です。
確かに日本人におけるRCT研究論文はないので、エビデンスが揃っているとは言えません。
しかしながら、ヒトが肥満する理由において、欧米人と日本人と差があるとは思えません。
同じホモ・サピエンスとして、肥満の原理・原則は当然同じと考えるのが科学的思考と言えます。
欧米の肥満に関する信頼度の高いRCT研究論文を、日本人は特殊?として拒否するのは、いくら何でも詭弁でしょう。
「食生活の欧米化で日本人が肥満した。」とワンパターンで仰っていたことは、お忘れになったのでしょうか?
「社会的なコンセンサスを得る上においても、今後日本糖尿病学会として積極的に調査・研究の対象とすべき課題である。」
これは、大賛成です。
「スーパー糖質制限食」VS「従来の糖尿病食(カロリー制限・高糖質食)」で「血糖値、HbA1c、食後高血糖、平均血糖変動幅」による評価、そして減量効果の評価に関して早急に研究(できればRCT研究論文)を開始して欲しいと切に望むものです。
そうすれば、真実はおのずと明らかになるでしょう。
結論です。
今回の
日本人の糖尿病の食事療法に関する日本糖尿病学会の提言
2013年3月 日本糖尿病学会
における糖質制限食批判は、信頼度の高いRCT研究論文に基づく科学的根拠は皆無と言え、墓穴を掘ったとしか言いようがありません。
江部康二
日本人の糖尿病の食事療法に関する日本糖尿病学会の提言 2013年3月 日本糖尿病学会
への反論(2)です。
以下は日本糖尿病学会のプレス リリースです。
PDFファイルで、全7ページです。
その内、「 糖尿病における炭水化物摂取について」を転載しました。
「【PRESS RELEASE】
日本人の糖尿病の食事療法に関する日本糖尿病学会の提言
2013年3月 日本糖尿病学会
4. 糖尿病における食事療法の在り方と課題
以上の現状認識を踏まえ、以下を提言としてまとめる。
1) 糖尿病における炭水化物摂取について
肥満の是正は、糖尿病の予防ならびに治療において重要な意義を有する。
体重の適正化を図るためには、運動療法とともに積極的な食事療法を指導すべきであり、総エネルギー摂取量の制限を最優先とする。
総エネルギー摂取量を制限せずに、炭水化物のみを極端に制限して減量を図ることは、その本来の効果のみならず、長期的な食事療法としての遵守性や安全性など重要な点についてこれを担保するエビデンスが不足しており、現時点では薦められない。
特に、インスリン作用が著しく不足した状態において想定される、体たんぱく異化亢進などの栄養学的問題は、これを避けなければならない。
一方で、先に述べたように、体重を効果的に減量させるための一つの手段として炭水化物摂取量について論議がなされている。
しかし、欧米の研究においては対象となるBMIは30~35以上のことが多く、肥満度の異なる日本人の糖尿病の病態に立脚した適正な炭水化物摂取量については、いまだ十分なエビデンスが揃っているとは言えない。
社会的なコンセンサスを得る上においても、今後日本糖尿病学会として積極的に調査・研究の対象とすべき課題である。」
突っ込みどころ満載の日本糖尿病学会提言ですが、一つ一つ、検証してみます。
「肥満の是正は、糖尿病の予防ならびに治療において重要な意義を有する。
体重の適正化を図るためには、運動療法とともに積極的な食事療法を指導すべきであり、総エネルギー摂取量の制限を最優先とする。」
「肥満の是正に・・・総エネルギー摂取量の制限を最優先とする。」というのは、EBMの観点からは、明白な間違いです。EBMではRCT研究論文が信頼度として最優先されます。
信頼度の高いRCT研究論文
1)DIRECT:Iris Shai et al. :NENGLJ MED , VOL359.NO.3 :229-241,2008
2)The A TO Z Weight Loss Study: A Randomized Trial ,JAMA297:969-977
上記2つの論文で、「体重減少において糖質制限食が最も有効」という結論です。
3)「体重減少、中性脂肪減少、HDL-C増加は低炭水化物食が低脂質・低カロリー食に比し有効。
13の電子データベースの2000年1月~2007年3月の低炭水化物食と低脂質食比較RCTをメタ解析。」
Obesity Reviews(国際肥満研究連合の公式ジャーナル) Volume 10, Issue 1, pages 36–50, January 2009
さらに国際肥満連合の公式ジャーナルのRCT研究論文メタ解析で、糖質制限食がカロリー制限食に比し有効と、明確に結論づけています。
4)「従来の脂肪制限・カロリー制限食は減量および心臓血管病のリスクの軽減に関して長期の研究では否定的である。」
1965年から2006年までの「脂肪制限・カロリー制限食」「低炭水化物食」「地中海食」に関する論文(PubMed)を網羅して検討したハーバード大グループのレビュー論文の結論です。
Popular weight-loss diets: from evidence to practice
Vasanti S Malik & Frank B Hu
Nat Clin Pract Cardiovasc Med. 2007 Jan;4(1):34-41.
世界心臓連合(WHF)公式誌
このレビュー論文でも、「脂肪制限・カロリー制限食は減量および心臓血管病のリスクの軽減に関して長期の研究では否定的」と、明確に結論づけています。
「肥満の是正は、糖尿病の予防ならびに治療において重要な意義を有する。」に関しては私も賛成です。
しかし、1)2)3)4)というカロリー制限食に否定的な信頼度の高いエビデンスに関して、糖尿病学会はいったいどのように反論されるのでしょうか?
<続く>
「総エネルギー摂取量を制限せずに、炭水化物のみを極端に制限して減量を図ることは、その本来の効果のみならず、長期的な食事療法としての遵守性や安全性など重要な点についてこれを担保するエビデンスが不足しており、現時点では薦められない。」
スーパー糖質制限食は、カロリー無制限ではありません。
糖尿病治療ガイド(日本糖尿病学会)の基準によると、
男性では1400~1800kcal/日
女性では1200~1600kcal/日
が推奨されていますが、これはいかにも少なすぎると思います。
糖尿病学会の推奨するような厳格なカロリー制限は必要ありませんが、厚生労働省の「日本人の食事摂取基準(2010年版)」において、基礎代謝量に基づいて必要摂取エネルギー量が設定されています。
国立健康・栄養研究所の「日本人の食事摂取基準」(2010年)への解説 によれば、推定エネルギー必要量は18才以上の成人で、年齢により少し差がありますが、以下の如くです。
身体活動レベルが低い人は
男性:1850~2250キロカロリー/日
女性:1450~1700キロカロリー/日
身体活動レベルが普通なら
男性:2200~2650キロカロリー/日
女性:1700~1950キロカロリー/日
身体活動レベルが高い場合
男性:2500~3050キロカロリー/日
女性:2000~2300キロカロリー/日
これが、糖尿人においても、目安となるカロリーと思います。
「長期的な食事療法としての遵守性や安全性など重要な点についてこれを担保するエビデンスが不足しており、現時点では薦められない。」
長期的な遵守性や安全性のエビデンスがないことは、糖尿病学会推奨のカロリー制限食においても同様です。
なぜ、糖質制限食にだけ、このような言い方をされるのか不思議ですね。
「特に、インスリン作用が著しく不足した状態において想定される、体たんぱく異化亢進などの栄養学的問題は、これを避けなければならない。」
インスリン作用が著しく不足した状態では、スーパー糖質制限食でも、インスリン注射を必要とします。例えば1型糖尿病で内因性インスリンがほとんどない場合などです。
このような場合はインスリン注射が絶対に必要ですが、スーパー糖質制限食なら、必要最低限の量でコントロール可能となります。
「一方で、先に述べたように、体重を効果的に減量させるための一つの手段として炭水化物摂取量について論議がなされている。
しかし、欧米の研究においては対象となるBMIは30~35以上のことが多く、肥満度の異なる日本人の糖尿病の病態に立脚した適正な炭水化物摂取量については、いまだ十分なエビデンスが揃っているとは言えない。」
この表現は、欧米のRCT研究論文において、減量効果は、糖質制限食がカロリー制限食を上回ることを(上述の論文、1)2)3)など)、認めておられるということでしょうね。
そして肥満の度合いが異なるということで、「日本人の糖質制限食と肥満のエビデンスがない」との主張です。
確かに日本人におけるRCT研究論文はないので、エビデンスが揃っているとは言えません。
しかしながら、ヒトが肥満する理由において、欧米人と日本人と差があるとは思えません。
同じホモ・サピエンスとして、肥満の原理・原則は当然同じと考えるのが科学的思考と言えます。
欧米の肥満に関する信頼度の高いRCT研究論文を、日本人は特殊?として拒否するのは、いくら何でも詭弁でしょう。
「食生活の欧米化で日本人が肥満した。」とワンパターンで仰っていたことは、お忘れになったのでしょうか?
「社会的なコンセンサスを得る上においても、今後日本糖尿病学会として積極的に調査・研究の対象とすべき課題である。」
これは、大賛成です。
「スーパー糖質制限食」VS「従来の糖尿病食(カロリー制限・高糖質食)」で「血糖値、HbA1c、食後高血糖、平均血糖変動幅」による評価、そして減量効果の評価に関して早急に研究(できればRCT研究論文)を開始して欲しいと切に望むものです。
そうすれば、真実はおのずと明らかになるでしょう。
結論です。
今回の
日本人の糖尿病の食事療法に関する日本糖尿病学会の提言
2013年3月 日本糖尿病学会
における糖質制限食批判は、信頼度の高いRCT研究論文に基づく科学的根拠は皆無と言え、墓穴を掘ったとしか言いようがありません。
江部康二
日本糖尿病学会がとんでもない発表をしました。
多くの糖尿病患者が殺されてしまいます。
残念です。
多くの糖尿病患者が殺されてしまいます。
残念です。
日本糖尿病学会は18日、糖尿病の食事療法に関する提言を発表した。この中で、同学会は糖尿病治療における体重の適正化のための食事療法について「総エネルギー摂取量の制限を最優先する」とし、これを制限しないまま炭水化物のみを極端に制限した食事療法は「現時点では薦められない」とした。
糖尿病の食事療法における炭水化物の摂取制限をめぐっては、その有効性について賛否が分かれているが、同学会は長期的な食事療法としての安全性などの面で「これを担保するエビデンスが不足している」とした。
同学会によると、英国糖尿病学会の2011年のガイドラインでは、炭水化物制限を支持する報告があることを認める一方で、長期的な効果や安全性のエビデンスがないことを注意喚起している。また、米国糖尿病学会の今年のstatementでは、2年間までの短期間では肥満者の減量に有効であるかもしれないとする一方で、最適の栄養素摂取比率は病態によって異なるとし、この比率にかかわらず「総エネルギー摂取量の適正化を優先すべき」としているという。
このほか、提言では炭水化物の摂取量についても、欧米の研究の対象者と日本人とでは肥満度が異なることから、「いまだ十分なエビデンスが揃っているとは言えない」とした上で、同学会が積極的に調査・研究の対象とすべき課題に位置付けている。
↑
こういった内容が記載されてました。
ようやく重い腰を上げたか・・と言った感じですかね。
ですが、効果がわからない・・・というのであれば、いつまでたっても前に進まないと思うのですが・・。
民族性というか、出来上がった教科書をいつまで大事にするんでしょうね。
糖尿病の食事療法における炭水化物の摂取制限をめぐっては、その有効性について賛否が分かれているが、同学会は長期的な食事療法としての安全性などの面で「これを担保するエビデンスが不足している」とした。
同学会によると、英国糖尿病学会の2011年のガイドラインでは、炭水化物制限を支持する報告があることを認める一方で、長期的な効果や安全性のエビデンスがないことを注意喚起している。また、米国糖尿病学会の今年のstatementでは、2年間までの短期間では肥満者の減量に有効であるかもしれないとする一方で、最適の栄養素摂取比率は病態によって異なるとし、この比率にかかわらず「総エネルギー摂取量の適正化を優先すべき」としているという。
このほか、提言では炭水化物の摂取量についても、欧米の研究の対象者と日本人とでは肥満度が異なることから、「いまだ十分なエビデンスが揃っているとは言えない」とした上で、同学会が積極的に調査・研究の対象とすべき課題に位置付けている。
↑
こういった内容が記載されてました。
ようやく重い腰を上げたか・・と言った感じですかね。
ですが、効果がわからない・・・というのであれば、いつまでたっても前に進まないと思うのですが・・。
民族性というか、出来上がった教科書をいつまで大事にするんでしょうね。
2013/03/19(Tue) 16:08 | URL | クワトロ | 【編集】
昨年の今頃に比べ、糖質制限も認知度が高まり、自身としては、安心してしまい、啓もう活動がちょっとゆるんだかな?と、反省をしていた矢先でしたので、タイムリーです。
”エビデンス”が存在しない時代ならともかく、私達患者が、江部先生の著書やブログでその効用を知ってしまい、私で、22か月の糖質制限実践中ですが、おかげで、カロリー制限派の専門医に薬漬けにされるところを、服薬無しで、毎日、元気で働き、お酒も美味しくいたいています。だから、こんな情報で、信念が揺らぐものではありません。
それどころか、この時点での誤った情報は、これを信じた患者が犠牲となり、合併症で重症化するようなことがあれば、まさに、集団訴訟ですね。この時期になんでと不思議に思います。
業界と癒着した学会の責任は重大です。人を救うためにある医業がこんな風なら、患者は自分で自分を守らざるを得ません。そういう意味で、先日読んだ、近藤誠「医者に殺されない47の心得」(アスコム)はためになります。
”エビデンス”が存在しない時代ならともかく、私達患者が、江部先生の著書やブログでその効用を知ってしまい、私で、22か月の糖質制限実践中ですが、おかげで、カロリー制限派の専門医に薬漬けにされるところを、服薬無しで、毎日、元気で働き、お酒も美味しくいたいています。だから、こんな情報で、信念が揺らぐものではありません。
それどころか、この時点での誤った情報は、これを信じた患者が犠牲となり、合併症で重症化するようなことがあれば、まさに、集団訴訟ですね。この時期になんでと不思議に思います。
業界と癒着した学会の責任は重大です。人を救うためにある医業がこんな風なら、患者は自分で自分を守らざるを得ません。そういう意味で、先日読んだ、近藤誠「医者に殺されない47の心得」(アスコム)はためになります。
2013/03/19(Tue) 18:00 | URL | 北九州 三島 | 【編集】
江部先生、お疲れ様です。
大酒のみのリハ医、ヘルミです。
私も今朝のNHK newsをみました。
とうとう糖質制限を無視できなくなり、態度を決めなくてはならなくなったのか、と思いました。
しかし、このブログに書き込みするような熱心な糖質セイゲニストの皆さんであれば、何をいまさら、な内容ですが。
一番かわいそうなのは、理解の無い主治医をやっと説得できそうだった糖尿病患者さんたちですよね・・・
大酒のみのリハ医、ヘルミです。
私も今朝のNHK newsをみました。
とうとう糖質制限を無視できなくなり、態度を決めなくてはならなくなったのか、と思いました。
しかし、このブログに書き込みするような熱心な糖質セイゲニストの皆さんであれば、何をいまさら、な内容ですが。
一番かわいそうなのは、理解の無い主治医をやっと説得できそうだった糖尿病患者さんたちですよね・・・
2013/03/19(Tue) 18:09 | URL | ヘルミ | 【編集】
こうなると学会を立ち上げて華々しく論争を開始するというのはどうでしょう?どこぞの学会のように。学会名は糖質制限学会とか、または糖尿病根本治療学会とかは?今の糖尿病治療に批判的な医師だっているはずですよね。夏井先生にも参加してもらって。半分冗談ですけど少し本気です
2013/03/19(Tue) 18:54 | URL | denzoumorizou | 【編集】
いつも江部先生のブログに励まされながら、糖尿病と向き合っております。
僕は素人です。
このような発表をされると、僕のみならず、糖尿病患者の人や健康人までもが、実際はどーなの?的な疑問や不安が募ってくると思います。
何が正しくて、何が間違いとかは僕ら素人には全然わかんないです。
僕らは先生方医師を信頼するしかありません。
僕個人的な考えですが、実際に江部先生推奨のスーパー糖質制限を実地してまだ2カ月ですが、確かに効果はでております。
体重減少はもちろんのこと、血糖値などの数値的な面においても効果はあります。
江部先生がおっしゃるとおり、血糖値を上げるのは、糖質のみというのが日に日に自分で実際に体感してわかってきました。
糖質を50~60gも摂取すれば、血糖値だってあがる。
それをインスリンで下げる。
また摂取する。
下げるの悪循環とも思えるやり方は僕個人としても、どーなのかなーって??疑問に思えます。
今までの糖尿病治療を否定するつもりはありませんが、学会側も否定するのではなく、もっとほんとにスーパー糖質制限が効果あるのかどうかということを論議してほしいです。
それには時間がかかると思います。
否定するのは簡単です。
学会側にもプライドとかあるのかもしれませんが、僕たち糖尿病患者にとっては、そんなプライドとか関係ないんですよね。
いかに、糖尿病の症状を緩和して、合併症などのリスクを減らすことができるか!
どんな学会や医師会、さらには厚労省!!!
もそーですが、古臭い法規や慣習はもー辞めてほしいです!!!
いいものはいい!!!
お互い切磋琢磨しあって、国民によりよい方法を推奨していただくことを祈っております。
長々乱文、失礼なことばかりコメントしましたことを、お許しください。
僕は素人です。
このような発表をされると、僕のみならず、糖尿病患者の人や健康人までもが、実際はどーなの?的な疑問や不安が募ってくると思います。
何が正しくて、何が間違いとかは僕ら素人には全然わかんないです。
僕らは先生方医師を信頼するしかありません。
僕個人的な考えですが、実際に江部先生推奨のスーパー糖質制限を実地してまだ2カ月ですが、確かに効果はでております。
体重減少はもちろんのこと、血糖値などの数値的な面においても効果はあります。
江部先生がおっしゃるとおり、血糖値を上げるのは、糖質のみというのが日に日に自分で実際に体感してわかってきました。
糖質を50~60gも摂取すれば、血糖値だってあがる。
それをインスリンで下げる。
また摂取する。
下げるの悪循環とも思えるやり方は僕個人としても、どーなのかなーって??疑問に思えます。
今までの糖尿病治療を否定するつもりはありませんが、学会側も否定するのではなく、もっとほんとにスーパー糖質制限が効果あるのかどうかということを論議してほしいです。
それには時間がかかると思います。
否定するのは簡単です。
学会側にもプライドとかあるのかもしれませんが、僕たち糖尿病患者にとっては、そんなプライドとか関係ないんですよね。
いかに、糖尿病の症状を緩和して、合併症などのリスクを減らすことができるか!
どんな学会や医師会、さらには厚労省!!!
もそーですが、古臭い法規や慣習はもー辞めてほしいです!!!
いいものはいい!!!
お互い切磋琢磨しあって、国民によりよい方法を推奨していただくことを祈っております。
長々乱文、失礼なことばかりコメントしましたことを、お許しください。
2013/03/19(Tue) 19:13 | URL | 45歳のおやじ | 【編集】
北九州 三島 さん
近藤誠「医者に殺されない47の心得」(アスコム)
私も読みました。
糖尿病学会の提言・・・確かに、タイムリーです。
今日も明日も明後日も、糖尿病学会への反論・提言、ブログネタに最適です。
近藤誠「医者に殺されない47の心得」(アスコム)
私も読みました。
糖尿病学会の提言・・・確かに、タイムリーです。
今日も明日も明後日も、糖尿病学会への反論・提言、ブログネタに最適です。
2013/03/19(Tue) 19:18 | URL | ドクター江部 | 【編集】
ヘルミ さん。
その通りと思います。
不運な糖尿病患者さん達のために
糖尿病学会提言への反論を本日記事にして
糖尿病学会への提言を明日の記事にします。
その通りと思います。
不運な糖尿病患者さん達のために
糖尿病学会提言への反論を本日記事にして
糖尿病学会への提言を明日の記事にします。
2013/03/19(Tue) 19:21 | URL | ドクター江部 | 【編集】
denzoumorizou さん。
実は討論には、ならないと思います。
RCT研究論文において、糖質制限食の圧勝なので、糖尿病学会は
同じ土俵には上がってこれないです。
RCT研究論文と短期効果において、糖質制限食の圧勝なので、
信頼度の少ないコホート研究による長期的な安全性くらいしか、批判材料がないのですね。
糖尿病学会、お気の毒としか言いようがありません。
実は討論には、ならないと思います。
RCT研究論文において、糖質制限食の圧勝なので、糖尿病学会は
同じ土俵には上がってこれないです。
RCT研究論文と短期効果において、糖質制限食の圧勝なので、
信頼度の少ないコホート研究による長期的な安全性くらいしか、批判材料がないのですね。
糖尿病学会、お気の毒としか言いようがありません。
2013/03/19(Tue) 19:26 | URL | ドクター江部 | 【編集】
今月初めに先生に糖尿病と診断された者です。
今回の記事を見て、先日の先生の仰る事が理解できました。
今回の記事を見て、先日の先生の仰る事が理解できました。
2013/03/19(Tue) 19:27 | URL | けいやん | 【編集】
45歳のおやじ さん。
コメントありがとうございます。
明日のブログ記事
「糖尿病学会への提言」
を楽しみにしていてくださいね。
コメントありがとうございます。
明日のブログ記事
「糖尿病学会への提言」
を楽しみにしていてくださいね。
2013/03/19(Tue) 19:28 | URL | ドクター江部 | 【編集】
私は家族性高脂血症があります。珍しくストロングスタチンが効き、200名の患者の中で一番の成績と聞きます。しかし、長年の間違った少量投薬のため心臓に異常をきたし、ステントをいれるまでなっています。大学ではFHの教育が行われていないそうです。今でもいい加減な治療がまかり通っています。軽い糖尿がありますが、いくらLDLが60になってもこのA1C5.6というのが見過ごせない、頚動脈のプラクを増やしている原因ー私の考えーと思います。糖尿病だけでも血管を痛めることを痛感しています。今かかっている主治医は有名なあるセンターの研究者です。
糖尿の家族にはフスマパンを食べさせているけれど、糖質制限食を患者におおっぴらに言う事は避けています。sinという言葉が浮かびます。
糖尿の家族にはフスマパンを食べさせているけれど、糖質制限食を患者におおっぴらに言う事は避けています。sinという言葉が浮かびます。
2013/03/19(Tue) 19:31 | URL | ゆき | 【編集】
言いたいことは、いろいろありますが・・。脂肪悪玉説や根拠のない栄養比率など。
今、問題なのは、目の前にある危機です。糖尿病患者1000万人越え、糖尿病による人工透析 年16000人。失明3000人。壊死3000人と増加の一方の状況の中で、効果的な治療の確立は、国民的課題のはずです。
学会も厚労省も、速やかに調査・研究を開始すべきです。
今回、マスコミは、反論を載せることなく一方的に学会の提言を報道しました。
これは、「提言」の名に値することですか? 食後高血糖のことはスルーしています。
「短期的にはともかく長期的安全性がわからない」と言ってるだけです。現在、学会が行っている治療法への反省も危機感もありません。
この「提言」が、糖尿病と戦っている患者にとまどいを与えたとしても、勇気や感動を与えることはありません。
マスコミには、その後の調査がどうなっているか、学会にチェックをいれてほしい。
今、問題なのは、目の前にある危機です。糖尿病患者1000万人越え、糖尿病による人工透析 年16000人。失明3000人。壊死3000人と増加の一方の状況の中で、効果的な治療の確立は、国民的課題のはずです。
学会も厚労省も、速やかに調査・研究を開始すべきです。
今回、マスコミは、反論を載せることなく一方的に学会の提言を報道しました。
これは、「提言」の名に値することですか? 食後高血糖のことはスルーしています。
「短期的にはともかく長期的安全性がわからない」と言ってるだけです。現在、学会が行っている治療法への反省も危機感もありません。
この「提言」が、糖尿病と戦っている患者にとまどいを与えたとしても、勇気や感動を与えることはありません。
マスコミには、その後の調査がどうなっているか、学会にチェックをいれてほしい。
わんわん さん
同感です。
明日と明後日の記事「糖尿病学会への提言」で
そのあたりを書きます。
同感です。
明日と明後日の記事「糖尿病学会への提言」で
そのあたりを書きます。
2013/03/19(Tue) 20:57 | URL | ドクター江部 | 【編集】
◎「糖質制限食」は危険だから絶対止めるように
と書いた製薬会社のチラシが最も目立つところで貼り出されていました><
◎糖尿病患者が「薬使わなくなったら製薬会社が潰れる」危機感ありあり
一蓮托生の「日本糖尿病学会」も、学会挙げての「糖質制限食潰し」に走ってますね(爆笑
と書いた製薬会社のチラシが最も目立つところで貼り出されていました><
◎糖尿病患者が「薬使わなくなったら製薬会社が潰れる」危機感ありあり
一蓮托生の「日本糖尿病学会」も、学会挙げての「糖質制限食潰し」に走ってますね(爆笑
2013/03/19(Tue) 23:07 | URL | らこ | 【編集】
いつもいつも先生の、ブログから勉強している、糖質制限食実践者です。よろしくお願いします。
今日の読売新聞朝刊を見てのコメントで、以下のコメントを私のブログで発表しました。この中での、宇都宮会長の言われている「筋肉量の低下」のところを、もしよろしければ、わかりやすく教えてください。
「読売新聞3月19日朝刊 糖尿病 糖質制限勧めず」
私の、つぶやき、ですが。
世間では、未だ、正式に認めてくれない、糖質制限食ですが、・・
今日3月19日の、読売朝刊37面では、「糖質制限 勧めず」とはっきり出てました。さらに、
日本糖尿病学会のコメントとして、今の時点では、科学的根拠不足、との否定的な報道でした。
わたしは、未だ頑張って、糖質制限食をしています。もう3年たちました。私は、2010年1月15日から糖質制限食を頑張っています。
今日の読売の新聞では、こんなことが記載されてました。当学会の宇都宮委員長のことばで、「極端な制限は、筋肉量低下などの栄養学的な問題を生む。・・・とのバランスを見て、一定の糖質比率を下げることは考えられる。・・・基準を定めるための検討を続ける」とのコメントでした。
極端な否定ではないのですが、また、「糖質比率を下げるとか、基準を定めるための検討」などの言葉を見て
なんとなく糖質制限食への方向へ向かうような、言葉に見えるのですが、皆様はいかがでしょうか。
しかし、はじめの新聞のタイトルを見て,そしてその内容の中で、 感じることは、私は間違っているところがあると思っています。
それは、「筋肉量低下などの栄養学的な問題を生む」ところですが、私が間違っていたらすみませんが、
1日1時間ウオーキング、そして周一度300mの山へ登っています。何も疲れはありません。筋肉量低下などないのでは、と思っています。
つまり、会長の言っておられる、筋肉的なところに、弱点ありとの、言葉が気になります。皆様いかがでしょうか。
糖質制限食、頑張りましょう。
今日の読売新聞朝刊を見てのコメントで、以下のコメントを私のブログで発表しました。この中での、宇都宮会長の言われている「筋肉量の低下」のところを、もしよろしければ、わかりやすく教えてください。
「読売新聞3月19日朝刊 糖尿病 糖質制限勧めず」
私の、つぶやき、ですが。
世間では、未だ、正式に認めてくれない、糖質制限食ですが、・・
今日3月19日の、読売朝刊37面では、「糖質制限 勧めず」とはっきり出てました。さらに、
日本糖尿病学会のコメントとして、今の時点では、科学的根拠不足、との否定的な報道でした。
わたしは、未だ頑張って、糖質制限食をしています。もう3年たちました。私は、2010年1月15日から糖質制限食を頑張っています。
今日の読売の新聞では、こんなことが記載されてました。当学会の宇都宮委員長のことばで、「極端な制限は、筋肉量低下などの栄養学的な問題を生む。・・・とのバランスを見て、一定の糖質比率を下げることは考えられる。・・・基準を定めるための検討を続ける」とのコメントでした。
極端な否定ではないのですが、また、「糖質比率を下げるとか、基準を定めるための検討」などの言葉を見て
なんとなく糖質制限食への方向へ向かうような、言葉に見えるのですが、皆様はいかがでしょうか。
しかし、はじめの新聞のタイトルを見て,そしてその内容の中で、 感じることは、私は間違っているところがあると思っています。
それは、「筋肉量低下などの栄養学的な問題を生む」ところですが、私が間違っていたらすみませんが、
1日1時間ウオーキング、そして周一度300mの山へ登っています。何も疲れはありません。筋肉量低下などないのでは、と思っています。
つまり、会長の言っておられる、筋肉的なところに、弱点ありとの、言葉が気になります。皆様いかがでしょうか。
糖質制限食、頑張りましょう。
上記らこさんのコメントを見ても、本当に製薬業界って恐ろしいです。
以前に江部先生のオイグルコンについての記事を読んでも、我が身可愛さに犠牲にされる糖尿病患者さんがかわいそうです。
江部先生に出会ってなかったら、糖質制限に出会ってなかったら、当時かかっていた内科医の言った「このままでは、10年以内に心筋梗塞か脳卒中」が現実のものとなっていたかと思うと・・・。
まだ夫の場合、血糖値が正常値になったわけではありません。
(2型糖尿病で江部先生にお世話になってるのは夫です)
でも、日々測って、何を食べたら血糖値が上がるのか、人体実験をしながら、食後高血糖にならないように、上がりそうな食事を取る時はエクアやグルコバイを飲んで、どれぐらい上がってしまったのか確認し・・。
今はエクアを飲んでいれば、スタバのラテでは血糖値は上がりません。
エリスリトールか、ダイエットシュガーで甘さも足しているので、美味しく飲んでいます。
時々はそうして好きなものを食べて、無理なく糖質制限をこれからも続けて行きたいと思っています。
でもまぁ、またこれで糖質制限をしていることをよく思っていない友人、両親に説明するのが面倒になってきました。
┐(´д`)┌ヤレヤレ
以前に江部先生のオイグルコンについての記事を読んでも、我が身可愛さに犠牲にされる糖尿病患者さんがかわいそうです。
江部先生に出会ってなかったら、糖質制限に出会ってなかったら、当時かかっていた内科医の言った「このままでは、10年以内に心筋梗塞か脳卒中」が現実のものとなっていたかと思うと・・・。
まだ夫の場合、血糖値が正常値になったわけではありません。
(2型糖尿病で江部先生にお世話になってるのは夫です)
でも、日々測って、何を食べたら血糖値が上がるのか、人体実験をしながら、食後高血糖にならないように、上がりそうな食事を取る時はエクアやグルコバイを飲んで、どれぐらい上がってしまったのか確認し・・。
今はエクアを飲んでいれば、スタバのラテでは血糖値は上がりません。
エリスリトールか、ダイエットシュガーで甘さも足しているので、美味しく飲んでいます。
時々はそうして好きなものを食べて、無理なく糖質制限をこれからも続けて行きたいと思っています。
でもまぁ、またこれで糖質制限をしていることをよく思っていない友人、両親に説明するのが面倒になってきました。
┐(´д`)┌ヤレヤレ
2013/03/20(Wed) 02:20 | URL | スタバ大好き | 【編集】
久しぶりの投稿です。一年と2カ月で教育入院、インスリンの恐怖から安心の生活を送ってました。今日、1カ月おきの検査に行き安定剤など貰いに病院にいきました。院外薬局の先生が私が糖質制限をしているのを知っており以前より大変興味を持っておられましたが今回の報道でエビデンスはなかったですね。と‥言われました。ショックでした。あまり悔しくて江部先生の昨日、今日のブログを印刷して薬局の先生に届けようと思ってます。全部が良い数字になり喜んでいるのに悔しい報道です。
2013/03/20(Wed) 02:22 | URL | 和楽、 | 【編集】
どこまで続くぬかるみぞ!
糖尿病学会の理事長が学士院賞を受賞されましたね。
http://www.japan-acad.go.jp/japanese/news/2013/031201.html#009
これで何か動きがあるのかと思ってましたら、まさにこれでしたかw(゜o゜)w
江部先生が完璧に反論されましたので、ホッ、、、ヽ(゚∀゚)ノ
ところで理解に必要な知識としてエビデンスのレベルを、皆さん覚えておきましょう。
もちろん、江部先生はRCT研究に基づいておられます!
(1) ひとつ以上のランダム化比較試験(RCT研究)
(2) ひとつ以上の非ランダム化比較試験
(3) ひとつ以上の分析疫学的研究(コホート研究や症例対照研究)
(4) 症例報告などの記述的研究
(5) 患者データに基づかない専門家・委員会の報告や意見
の順で高く、高ければより信頼性が高いと考えられています。
糖尿病学会の理事長が学士院賞を受賞されましたね。
http://www.japan-acad.go.jp/japanese/news/2013/031201.html#009
これで何か動きがあるのかと思ってましたら、まさにこれでしたかw(゜o゜)w
江部先生が完璧に反論されましたので、ホッ、、、ヽ(゚∀゚)ノ
ところで理解に必要な知識としてエビデンスのレベルを、皆さん覚えておきましょう。
もちろん、江部先生はRCT研究に基づいておられます!
(1) ひとつ以上のランダム化比較試験(RCT研究)
(2) ひとつ以上の非ランダム化比較試験
(3) ひとつ以上の分析疫学的研究(コホート研究や症例対照研究)
(4) 症例報告などの記述的研究
(5) 患者データに基づかない専門家・委員会の報告や意見
の順で高く、高ければより信頼性が高いと考えられています。
躍起になって反論する必要もないと思います。患者は、一番よく知っています。私も、先生のご著書を参考とした自己流の糖質制限でこの2か月に5キロ以上減量し、血糖値も大幅に低下しました。長期的な影響が分からないといったって、私たちに重要なことは、まず、明日の自分。長期的な影響は100%明らかでなくても、まずは、今、効果の出ている方法を支持するのは、当然だと思います。
2013/03/20(Wed) 06:40 | URL | Andrea | 【編集】
どんなリスクであれ、それでも患者には治療方法を決める権利がある
名前を冠する団体に、こんな言い方されたら、患者は選びづらいですヨ(>_<)
ほんとに、ほんとに、じぶんの家族にその治療するの?かな?
名前を冠する団体に、こんな言い方されたら、患者は選びづらいですヨ(>_<)
ほんとに、ほんとに、じぶんの家族にその治療するの?かな?
2013/03/20(Wed) 08:47 | URL | ままっち | 【編集】
糖尿病になり医者の言うとおりにしたにも関わらずインシュリン依存になり、挙句の果てに大腸がんになった姑。
日本糖尿病学会はどう「責任」をとってくれるのでしょうか!
日本糖尿病学会はどう「責任」をとってくれるのでしょうか!
2013/03/20(Wed) 08:49 | URL | きくりん | 【編集】
義母はいま透析をしております。
そのまえは、脳梗塞があり、後遺症がなかったものの救急で病院に行った時は 、血糖値300でした。
嫁にきてから義母の食事をみておりますが、揚げ物、ケーキ、肉が嫌い、魚の煮付け(砂糖をたっぷりいれたもの)が好き、餅が好き、甘い ドリンク類が好き、煮物もみりん、砂糖いり、 ラーメンよりうどん、甘い佃煮とご飯があればいい、 そんな食事をしていました。
ピザ、ハンバーガー、カレー、カップラーメンの匂いが嫌いで家族とは別にご飯を食べてましたね。(笑)
年代なのかご飯を食べないと食べた気がしないとよく言ってました。
炊き込みご飯はよくおかわりしてました。
糖尿は遺伝だから、腎臓が悪いのも糖尿からではなく元々悪い家系だからと言われました。
確かに兄弟何人かは透析をしてます。
こんな和食でカロリーが少ない食事をしていたのに体重が 70キロもあり、糖尿の 薬を飲んでいたのに脳梗塞で入院した時、血糖値300。
遺伝ではすまされない。
いま透析でよりいっそうカロリーが少ない食事をしてますが、ご飯だけはしっかり食べる食事です 。
透析でだいぶよくなりましたが、まだ足元がフラフラ、なんだか記憶力もなくなってきたようで先日、 要介護1と認定されました。
揚げ物、肉、 チーズ、バターか 嫌い
な義母。
体質と言うなら カロリー制限は意味がないと思います。
2013/03/20(Wed) 09:01 | URL | ハラハラ | 【編集】
欧米人と日本人、そんなに差があるのでしょうか。
だとしたら欧米で開発された新薬はすべて日本人での臨床実験が必要ですね。
こんなばかな提言をあげている暇があったらCGMのデータをまじめに検討してください。
それでも糖質制限を否定するなら糖尿病治療に関わらない方がいいですよ。
不幸な患者さんを一人でも減らすために。
だとしたら欧米で開発された新薬はすべて日本人での臨床実験が必要ですね。
こんなばかな提言をあげている暇があったらCGMのデータをまじめに検討してください。
それでも糖質制限を否定するなら糖尿病治療に関わらない方がいいですよ。
不幸な患者さんを一人でも減らすために。
2013/03/20(Wed) 09:05 | URL | 町田 | 【編集】
マッキーヒロ さん
糖尿病学会提言の糖質制限食批判は、
RCT研究論文による科学的根拠が皆無です。
つまり科学的根拠がないのは糖尿病学会のほうです。
またタンパク質はたっぷり摂取しますので、糖質制限食で筋力低下というようなことはありません。
宇都宮委員長の誤解でしょう。
糖尿病学会提言の糖質制限食批判は、
RCT研究論文による科学的根拠が皆無です。
つまり科学的根拠がないのは糖尿病学会のほうです。
またタンパク質はたっぷり摂取しますので、糖質制限食で筋力低下というようなことはありません。
宇都宮委員長の誤解でしょう。
2013/03/20(Wed) 09:44 | URL | ドクター江部 | 【編集】
和楽 さん
科学的根拠がないのは、日本糖尿病学会の食事療法のほうです。
糖質制限食には、RCT研究論文による、信頼度の高い科学的根拠があります。
ブログ記事(3月19日、20日、21日)で
提言への反論と糖尿病学会への提言を書きます。
科学的根拠がないのは、日本糖尿病学会の食事療法のほうです。
糖質制限食には、RCT研究論文による、信頼度の高い科学的根拠があります。
ブログ記事(3月19日、20日、21日)で
提言への反論と糖尿病学会への提言を書きます。
2013/03/20(Wed) 09:48 | URL | ドクター江部 | 【編集】
ライフワーク光野 さん。
コメントありがとうございます。
糖尿病学会の提言、墓穴を掘っています。
反論も書きやすいです。
コメントありがとうございます。
糖尿病学会の提言、墓穴を掘っています。
反論も書きやすいです。
2013/03/20(Wed) 09:51 | URL | ドクター江部 | 【編集】
きくりん さん。
姑さんと同様の悲劇が、日本全国の糖尿病外来で発生しています。
何とかしなくてはなりません。
地道にニュートラルは情報を発信していきます。
姑さんと同様の悲劇が、日本全国の糖尿病外来で発生しています。
何とかしなくてはなりません。
地道にニュートラルは情報を発信していきます。
2013/03/20(Wed) 10:06 | URL | ドクター江部 | 【編集】
町田 さん。
同感です。
CGMのデータを検討すれば、血糖値をあげるのは糖質だけということは
一目瞭然です。
同感です。
CGMのデータを検討すれば、血糖値をあげるのは糖質だけということは
一目瞭然です。
2013/03/20(Wed) 10:09 | URL | ドクター江部 | 【編集】
初めまして。いつもこっそり読ませて頂いています。こんな質問を果たしてさせて頂いても良いのか悩みましたが勇気を出してコメントします。
私は糖尿ではないのですが、48歳になり更年期のような症状や太り始めてきたり、浮腫みは以前からなのですが酷くなり・・・要するに体調がすぐれなくて雑誌ターザンで糖質制限を知り
「これだ!」と思い先生の著書を買いこみ
3食20g以内で2か月目です。
でも1週間に2日は持病の過食症状が出てしまい
トータルでは2か月もたっていませんが・・・。
糖質制限ドットコムでスイーツなども買いこんで
無理せず頑張っています。
それで質問なのですが、1食糖質20g以内であれば朝・昼は制限用スイーツで済ませても
良いのでしょうか?夜は子供もいますので
普通に料理を作って計算しながら食べています
太ったといっても元々160センチで45キロと痩せています。年中ダイエットと軽い過食と軽い摂食障害もあります。我慢する今までのやり方では
過食が全く治らずこれならイケる!と。
最近3キロ太ってしまいダイエット効果も狙っています。私のまわりにも私のような女性が多く
是非質問を!とせがまれたのもあり今回させて頂きました。
どうか更年期で体調がすぐれないおばさん達にも夢を下さい!(笑)
自分のブログでも先生の著書は勝手にごり押しで紹介させて頂いております<(_ _)>
私は糖尿ではないのですが、48歳になり更年期のような症状や太り始めてきたり、浮腫みは以前からなのですが酷くなり・・・要するに体調がすぐれなくて雑誌ターザンで糖質制限を知り
「これだ!」と思い先生の著書を買いこみ
3食20g以内で2か月目です。
でも1週間に2日は持病の過食症状が出てしまい
トータルでは2か月もたっていませんが・・・。
糖質制限ドットコムでスイーツなども買いこんで
無理せず頑張っています。
それで質問なのですが、1食糖質20g以内であれば朝・昼は制限用スイーツで済ませても
良いのでしょうか?夜は子供もいますので
普通に料理を作って計算しながら食べています
太ったといっても元々160センチで45キロと痩せています。年中ダイエットと軽い過食と軽い摂食障害もあります。我慢する今までのやり方では
過食が全く治らずこれならイケる!と。
最近3キロ太ってしまいダイエット効果も狙っています。私のまわりにも私のような女性が多く
是非質問を!とせがまれたのもあり今回させて頂きました。
どうか更年期で体調がすぐれないおばさん達にも夢を下さい!(笑)
自分のブログでも先生の著書は勝手にごり押しで紹介させて頂いております<(_ _)>
あび さん。
拙著の御購入、そして宣伝活動、ありがとうございます。
「1食糖質20g以内であれば朝・昼は制限用スイーツで済ませても
良いのでしょうか?」
OKです。それに加えて、野菜サラダとかで、ビタミンC補給で如何でしょう。
スイーツだけだと低カロリー過ぎるので、おかずも摂ってくださいね。
拙著の御購入、そして宣伝活動、ありがとうございます。
「1食糖質20g以内であれば朝・昼は制限用スイーツで済ませても
良いのでしょうか?」
OKです。それに加えて、野菜サラダとかで、ビタミンC補給で如何でしょう。
スイーツだけだと低カロリー過ぎるので、おかずも摂ってくださいね。
2013/03/20(Wed) 11:18 | URL | ドクター江部 | 【編集】
血糖値が高いとはどいうことか 私はこう説明しています。
血管の中に糖質がだぶついていてその状態が色々悪さをするのだからその状態を脱するまで糖分を補充しなけりゃいいんだよ。何も痩せるため・綺麗になるために糖質制限するんじゃないんだ。そういう作用もあるかも知れないけれど。当然厳しい自己管理は要るさ。
大概の人はこれで私の炭水化物制限を理解します。但し理解した大概の人は私にはそれは出来ないと言います。これが現状です。
血管の中に糖質がだぶついていてその状態が色々悪さをするのだからその状態を脱するまで糖分を補充しなけりゃいいんだよ。何も痩せるため・綺麗になるために糖質制限するんじゃないんだ。そういう作用もあるかも知れないけれど。当然厳しい自己管理は要るさ。
大概の人はこれで私の炭水化物制限を理解します。但し理解した大概の人は私にはそれは出来ないと言います。これが現状です。
日本人の根本的な問題点は「日本人は他国の人物とは違う」という非常に保守的な理念がどういうわけか刷り込まれている。そのくせ自ら手を伸ばし、いわゆる「欧米」のものを手にしてバカみたいに喜んで生きている。「食の欧米化」とアホみたいに繰り返しているのもひとつ。日本、欧米に関わらず「生活習慣病」が表に出てきたのはここ数十年のこと。昔は世界中どこでも「自然」のものを皆口にしていた。甘味料でも以前は本当の「砂糖」のみを使っていたがいまはトウモロコシやイモからのHFCS(日本人が発明したもの---肥満の原因のひとつ。---)などが多い。本当に「食の欧米化」が問題であれば、日本人以外の人は皆、病気になってバタバタ死んでいることになる。100まで生きている人は世界中にいる。反対に日本人は認知症になって100まで生きている。なぜ、日本人はそこの点をテーブルにのせて議論をしないのか。誰か教えてほしい。
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