2013年01月08日 (火)
こんにちは。
イッチーさんから、3歳児の1型糖尿病と糖質制限食についてコメント・質問をいただきました。
【13/01/07 イッチー
3歳からの糖質制限食について
初めてコメント(質問)させていただきます。
「3歳位からスーパー糖質制限食を継続して大丈夫でしょうか?」
私には3歳の娘がおり、半年程前に「Ⅰ型糖尿病」と診断されました。
病院の方からは「今までの食事にインスリンを合わせて」と言われたのですが、 あまりの難しさに糖質制限食を取り入れました。
今では3食糖質制限食です。
先生のブログや本には子供も糖質制限食は問題ない、と書かれていますが、 ある方から
「病院で、脳にぶどう糖は不可欠だから成長期のこどもに糖質制限は絶対しない事。。そして、糖質制限し違う病気をまねいた事例もあるそう。」
と言われました。
具体的にはどんな違う病気をまねいた、などと言うことはわかりませんが、 「3歳からスーパー糖質制限食をしていて本当に問題はないのだろうか・・・」 と不安をいだきまして質問をさせて頂きました。
どうぞよろしくお願いします。】
イッチーさん。
1型糖尿病の食事療法で苦労されているのでしょうね。
「3歳位からスーパー糖質制限食を継続して大丈夫でしょうか?」
問題ありません。
人類は、農耕前の700万年間は、穀物なしの糖質制限食です。
穀物(糖質たっぷり)を主食としたのは、最近の僅か1万年に過ぎません。
すなわち、人類は700万年間、狩猟・採集を生業とし、糖質制限食を実践しながら、妊娠・出産・子育て・日常生活をおくってきたのです。
このように進化の歴史を考慮すれば、我々人類の身体は、糖質制限食にこそ順応・適応しているのです。
穀物(糖質)を総摂取カロリーの60%という現代の食生活は、人類の身体にとってとんでもないバランスということです。
糖質制限食は人類本来の食生活、人類の健康食ですので、老若男女だれでもOKなのです。
歴史的にもう少し近くでは、極北の民・イヌイットは、4000年間の伝統的ライフスタイルの間は、生肉・生魚が主食であり、糖質制限食を実践しながら、妊娠・出産・子育て・日常生活をおくってきました。
『病院の方からは「今までの食事にインスリンを合わせて」と言われた』
これは、極めて難しいことです。
少なくとも、カーボカウント(糖質管理食)をしない限り血糖コントロールは不可能です。
物心ついてきて、他の子供と同じものを食べたいようなときは、「糖質管理食」を併用すればインスリン単位とのマッチングがしやすいです。
糖質管理食なら、小児1型糖尿病の患者会などでも話が聞けると思います。
「病院で、脳にぶどう糖は不可欠だから成長期のこどもに糖質制限は絶対しない事。そして、糖質制限し違う病気をまねいた事例もあるそう。」
糖質制限食で食後高血糖が改善しますが、肝臓で糖新生するので、そもそも低血糖にはなりません。
そして、脳はブドウ糖だけでなく、ケトン体という脂肪酸の分解物をいくらでも利用します。
小児ケトン食(総摂取カロリーの80%が脂肪)という、スーパー糖質制限食よりさらに厳しい糖質制限の食事療法があります。
難治性小児てんかんに有効で、1920年代から実施されてきました。
そのKetogenic Diet(ケトン食)が、2010年版COCHRANE LIBRARLY(コクラン ライブラリー)と、2011年版NICE(英国政府ガイドライン)の、難治性小児てんかん治療に採用されました。
コクラン ライブラリーと、NICEは国際的に極めて信頼度の高い治療ガイドラインです。このような信頼度の高いガイドラインに、約90年の歴史を経てとうとうケトン食が認められたのですから、その価値は高いです。
「糖質制限し違う病気をまねいた事例もある」
糖質制限食の適応に従って実践しているかぎり、そのような報告はありません。
もし報告例があるとしたら、アトキンスダイエットのことでしょうか。
アトキンスダイエット40年間の歴史で、数十万の人が実践して、2例ケトアシドーシスの報告があります。
極めてまれな特殊例で、いずれも速やかに回復しています。
液体糖質摂取によるペットボトル症候群は、その千倍以上の頻度で発生して死亡例も結構あります。
→詳しくは、2012年08月28日 (火)の本ブログ記事
「読売新聞記事への反論①ケトン体について」
をご参照ください。
なお、腎不全、活動性膵炎、肝硬変、長鎖脂肪酸代謝異常症の場合は、糖質制限食は適応となりません。
江部康二
イッチーさんから、3歳児の1型糖尿病と糖質制限食についてコメント・質問をいただきました。
【13/01/07 イッチー
3歳からの糖質制限食について
初めてコメント(質問)させていただきます。
「3歳位からスーパー糖質制限食を継続して大丈夫でしょうか?」
私には3歳の娘がおり、半年程前に「Ⅰ型糖尿病」と診断されました。
病院の方からは「今までの食事にインスリンを合わせて」と言われたのですが、 あまりの難しさに糖質制限食を取り入れました。
今では3食糖質制限食です。
先生のブログや本には子供も糖質制限食は問題ない、と書かれていますが、 ある方から
「病院で、脳にぶどう糖は不可欠だから成長期のこどもに糖質制限は絶対しない事。。そして、糖質制限し違う病気をまねいた事例もあるそう。」
と言われました。
具体的にはどんな違う病気をまねいた、などと言うことはわかりませんが、 「3歳からスーパー糖質制限食をしていて本当に問題はないのだろうか・・・」 と不安をいだきまして質問をさせて頂きました。
どうぞよろしくお願いします。】
イッチーさん。
1型糖尿病の食事療法で苦労されているのでしょうね。
「3歳位からスーパー糖質制限食を継続して大丈夫でしょうか?」
問題ありません。
人類は、農耕前の700万年間は、穀物なしの糖質制限食です。
穀物(糖質たっぷり)を主食としたのは、最近の僅か1万年に過ぎません。
すなわち、人類は700万年間、狩猟・採集を生業とし、糖質制限食を実践しながら、妊娠・出産・子育て・日常生活をおくってきたのです。
このように進化の歴史を考慮すれば、我々人類の身体は、糖質制限食にこそ順応・適応しているのです。
穀物(糖質)を総摂取カロリーの60%という現代の食生活は、人類の身体にとってとんでもないバランスということです。
糖質制限食は人類本来の食生活、人類の健康食ですので、老若男女だれでもOKなのです。
歴史的にもう少し近くでは、極北の民・イヌイットは、4000年間の伝統的ライフスタイルの間は、生肉・生魚が主食であり、糖質制限食を実践しながら、妊娠・出産・子育て・日常生活をおくってきました。
『病院の方からは「今までの食事にインスリンを合わせて」と言われた』
これは、極めて難しいことです。
少なくとも、カーボカウント(糖質管理食)をしない限り血糖コントロールは不可能です。
物心ついてきて、他の子供と同じものを食べたいようなときは、「糖質管理食」を併用すればインスリン単位とのマッチングがしやすいです。
糖質管理食なら、小児1型糖尿病の患者会などでも話が聞けると思います。
「病院で、脳にぶどう糖は不可欠だから成長期のこどもに糖質制限は絶対しない事。そして、糖質制限し違う病気をまねいた事例もあるそう。」
糖質制限食で食後高血糖が改善しますが、肝臓で糖新生するので、そもそも低血糖にはなりません。
そして、脳はブドウ糖だけでなく、ケトン体という脂肪酸の分解物をいくらでも利用します。
小児ケトン食(総摂取カロリーの80%が脂肪)という、スーパー糖質制限食よりさらに厳しい糖質制限の食事療法があります。
難治性小児てんかんに有効で、1920年代から実施されてきました。
そのKetogenic Diet(ケトン食)が、2010年版COCHRANE LIBRARLY(コクラン ライブラリー)と、2011年版NICE(英国政府ガイドライン)の、難治性小児てんかん治療に採用されました。
コクラン ライブラリーと、NICEは国際的に極めて信頼度の高い治療ガイドラインです。このような信頼度の高いガイドラインに、約90年の歴史を経てとうとうケトン食が認められたのですから、その価値は高いです。
「糖質制限し違う病気をまねいた事例もある」
糖質制限食の適応に従って実践しているかぎり、そのような報告はありません。
もし報告例があるとしたら、アトキンスダイエットのことでしょうか。
アトキンスダイエット40年間の歴史で、数十万の人が実践して、2例ケトアシドーシスの報告があります。
極めてまれな特殊例で、いずれも速やかに回復しています。
液体糖質摂取によるペットボトル症候群は、その千倍以上の頻度で発生して死亡例も結構あります。
→詳しくは、2012年08月28日 (火)の本ブログ記事
「読売新聞記事への反論①ケトン体について」
をご参照ください。
なお、腎不全、活動性膵炎、肝硬変、長鎖脂肪酸代謝異常症の場合は、糖質制限食は適応となりません。
江部康二
江部先生
お誕生日おめでとうございます!
同年同月同日同じ京都生まれのまりあんです。
年に一度のコメントです^o^
乳がん手術時の検査で糖尿病がわかり、スーパー糖質制限を始めて2度目の誕生日となります。
この一年はA1c(J)が5.4→5.1(発見時は6.7)と順調だったのですが、本日の2カ月ぶりの検査で5.1→6.1と急アップ。
早朝空腹時血糖値は逆に120を超えることも度々だったのが100前後に低下。
HDL/LDLは60/100前後で変化がなかったのに、この半年でLDLだけが120越え。
体重は最初の半年は12kgでしたが、その後は鈍化しBMI22で定着。
なぜA1cが急に上がったか〜身に覚えがありません。自分ですべての食事を管理しているので、毒を盛られた覚えもなく?不思議です。
何が考えられるでしょうか。
また、アロマターゼ阻害薬を長期服用中で、骨密度が低下したため骨粗鬆症治療薬も併用しています。
一方でエストロゲンを排除しながら、一方でイソフラボンの多い大豆製品を摂ることに矛盾を感じています。
主治医は「常識の範囲で」ということですが、豆腐をご飯代りにするような糖質制限食や大豆粉スィーツなどは常識の範囲外だろうと悩むこの頃です。
がんの再発予防のためにも、今年は初心に返って食後血糖値の管理に努めます。
お誕生日おめでとうございます!
同年同月同日同じ京都生まれのまりあんです。
年に一度のコメントです^o^
乳がん手術時の検査で糖尿病がわかり、スーパー糖質制限を始めて2度目の誕生日となります。
この一年はA1c(J)が5.4→5.1(発見時は6.7)と順調だったのですが、本日の2カ月ぶりの検査で5.1→6.1と急アップ。
早朝空腹時血糖値は逆に120を超えることも度々だったのが100前後に低下。
HDL/LDLは60/100前後で変化がなかったのに、この半年でLDLだけが120越え。
体重は最初の半年は12kgでしたが、その後は鈍化しBMI22で定着。
なぜA1cが急に上がったか〜身に覚えがありません。自分ですべての食事を管理しているので、毒を盛られた覚えもなく?不思議です。
何が考えられるでしょうか。
また、アロマターゼ阻害薬を長期服用中で、骨密度が低下したため骨粗鬆症治療薬も併用しています。
一方でエストロゲンを排除しながら、一方でイソフラボンの多い大豆製品を摂ることに矛盾を感じています。
主治医は「常識の範囲で」ということですが、豆腐をご飯代りにするような糖質制限食や大豆粉スィーツなどは常識の範囲外だろうと悩むこの頃です。
がんの再発予防のためにも、今年は初心に返って食後血糖値の管理に努めます。
2013/01/08(Tue) 14:17 | URL | まりあん | 【編集】
滋賀県の匿名希望さん
炊きたてのご飯150gです。
1時間 141
2時間 86
耐糖能は正常型です。
糖尿病が、現時点では治っているに近いと言えます。
100/100ではなく、95/100くらい耐糖能が復活しているのでしょう。
炊きたてのご飯150gです。
1時間 141
2時間 86
耐糖能は正常型です。
糖尿病が、現時点では治っているに近いと言えます。
100/100ではなく、95/100くらい耐糖能が復活しているのでしょう。
2013/01/08(Tue) 16:02 | URL | ドクター江部 | 【編集】
まりあん さん。
1950年1月8日、お誕生日、おめでとうございます。(⌒o⌒)v
高インスリン血症が乳がん発症リスクとなるエビデンスがあります。
糖質制限食ならインスリン分泌が少量なので再発予防が期待できると思います。
アロマターゼ阻害薬は血糖値に影響を及ぼすことがあるようです。
今回のHbA1c:6.1%はNGSP値でしょうか。
日付 名前 ホスト 承認 削除
13/01/08 まりあん 拒否する
1年間
江部先生
お誕生日おめでとうございます!
同年同月同日同じ京都生まれのまりあんです。
年に一度のコメントです^o^
乳がん手術時の検査で糖尿病がわかり、スーパー糖質制限を始めて2度目の誕生日となります。
この一年はA1c(J)が5.4→5.1(発見時は6.7)と順調だったのですが、本日の2カ月ぶりの検査で5.1→6.1と急アップ。
早朝空腹時血糖値は逆に120を超えることも度々だったのが100前後に低下。
HDL/LDLは60/100前後で変化がなかったのに、この半年でLDLだけが120越え。
体重は最初の半年は12kgでしたが、その後は鈍化しBMI22で定着。
なぜA1cが急に上がったか〜身に覚えがありません。自分ですべての食事を管理しているので、毒を盛られた覚えもなく?不思議です。
何が考えられるでしょうか。
また、アロマターゼ阻害薬を長期服用中で、骨密度が低下したため骨粗鬆症治療薬も併用しています。
一方でエストロゲンを排除しながら、一方でイソフラボンの多い大豆製品を摂ることに矛盾を感じています。
主治医は「常識の範囲で」ということですが、豆腐をご飯代りにするような糖質制限食や大豆粉スィーツなどは常識の範囲外だろうと悩むこの頃です。
「がんの再発予防のためにも、今年は初心に返って食後血糖値の管理に努めます。」
そうですね。それなら、インスリン分泌は最少量ですみますね。
1950年1月8日、お誕生日、おめでとうございます。(⌒o⌒)v
高インスリン血症が乳がん発症リスクとなるエビデンスがあります。
糖質制限食ならインスリン分泌が少量なので再発予防が期待できると思います。
アロマターゼ阻害薬は血糖値に影響を及ぼすことがあるようです。
今回のHbA1c:6.1%はNGSP値でしょうか。
日付 名前 ホスト 承認 削除
13/01/08 まりあん 拒否する
1年間
江部先生
お誕生日おめでとうございます!
同年同月同日同じ京都生まれのまりあんです。
年に一度のコメントです^o^
乳がん手術時の検査で糖尿病がわかり、スーパー糖質制限を始めて2度目の誕生日となります。
この一年はA1c(J)が5.4→5.1(発見時は6.7)と順調だったのですが、本日の2カ月ぶりの検査で5.1→6.1と急アップ。
早朝空腹時血糖値は逆に120を超えることも度々だったのが100前後に低下。
HDL/LDLは60/100前後で変化がなかったのに、この半年でLDLだけが120越え。
体重は最初の半年は12kgでしたが、その後は鈍化しBMI22で定着。
なぜA1cが急に上がったか〜身に覚えがありません。自分ですべての食事を管理しているので、毒を盛られた覚えもなく?不思議です。
何が考えられるでしょうか。
また、アロマターゼ阻害薬を長期服用中で、骨密度が低下したため骨粗鬆症治療薬も併用しています。
一方でエストロゲンを排除しながら、一方でイソフラボンの多い大豆製品を摂ることに矛盾を感じています。
主治医は「常識の範囲で」ということですが、豆腐をご飯代りにするような糖質制限食や大豆粉スィーツなどは常識の範囲外だろうと悩むこの頃です。
「がんの再発予防のためにも、今年は初心に返って食後血糖値の管理に努めます。」
そうですね。それなら、インスリン分泌は最少量ですみますね。
2013/01/08(Tue) 16:45 | URL | ドクター江部 | 【編集】
1型のひとみ さん
スーパー糖質制限食なら、即効型ヒューマログは、糖質を摂取していたときの1/3以下になることが多いです。
ヒューマログNが8単位でも低血糖なら、さらに減らしましょう。
主治医が理解があるので、よくご相談ください。
スーパー糖質制限食なら、即効型ヒューマログは、糖質を摂取していたときの1/3以下になることが多いです。
ヒューマログNが8単位でも低血糖なら、さらに減らしましょう。
主治医が理解があるので、よくご相談ください。
2013/01/08(Tue) 16:51 | URL | ドクター江部 | 【編集】
イッチーさん
記事拝見しました
3才からでも、いや3才だからこそ、ぜひ糖質制限をお勧めします
私は現在44才、
3年前に発症しました
当時自前の基礎分泌は2μで(正常は5~10μ)HbA1cが9.2ありましたが、
すぐにスーパー糖質制限を始め、インスリンなしで(ジャヌビアを飲んでいましたが、飲み忘れても数値はあまり変化はなかったです)3ヶ月でA1c6.5迄になりました。
発症前の私は超炭水化物シストで、おかずがなくても主食があれば良い!!
甘い物をアテにビールでも全然平気で、飲みに行けば締めのラーメンは必然。
ご飯、パン、麺、ピザ、パスタが大好物。
餅ピザなんてもう最高!!
ビールも毎日大量に飲んでいました。
その私が炭水化物を抜くのを選んだのですから、
どれほど注射が嫌だったかって事です(笑)
その後は残念ながら自前インスリンは殆ど出なくなってしまい、(0.2μ)1年半程前から自己注射を始めました。
最初は思う程には血糖値が下がらないのに
体重だけはブクブクと増え、(発症前よりも増え、人生最高体重に)
そのストレスからかさらに血糖値は上がり…の悪循環でしたが、
自分なりに色々と調整し
試した結果、
私の場合は糖質1gにつき血糖が6mg/dl上がり、
即効性インスリン1単位につき20mg下がる事がわかりました。
食前に血糖測定し、
その時の食事内容により単位数を調整しますが、
主食は摂りませんので
即効性のヒューマログは2~4単位で充分ですし、
現在ランタスは眠前4単位です。
(訳あって入院していた時はカロリー制限食を強制されていましたので注射量は今の倍、低血糖も頻発していました。低血糖を起こしても注射量は減らしてくれず、揚げ句ブドウ糖を飲まされるので最後の方は低血糖症状が出ても黙っていました)
インスリンは必要不可欠なホルモンですし、我々1型にとっては自己注射薬は大変ありがたいのですが、先日の江部先生の記事にあるように、
過剰な分泌は悪影響だと思います。
それにインスリン液には遺伝子組み換えと書かれてますし…
最小限に抑えるために、
やはりスーパー糖質制限が良いと思います。
もちろん、しっかりしたカーボカウントの上で注射量を増やしてたまには少しだけお菓子を楽しむのもアリですよね♪
(でも慣れてくるとアレルギーのようなもので、食べると具合が悪くなるのが解ってるから欲しくもないですが)
私は主食代わりに大豆の水煮をよく食べてます。
長くなってしまいましたが、現在のところは1型はハッキリした原因も解ってないし、治る方法も無いようです。
うまくつきあって血糖コントロールしていく他ありません。
でも将来医療が進歩して、画期的な治療法が見つかるかもしれません。
まだ3才なら、これからの長い人生にその可能性は大きいでしょう。
現に1型で自前インスリンが完全に枯渇しているのに、糖質制限食の実践で自己注射なしの方がいらっしゃるそうです。
食後高血糖や、薬による強制的な低血糖の回数を極力減らす事が、血管への負担を減らす最良のコントロールではないでしょうか。
記事拝見しました
3才からでも、いや3才だからこそ、ぜひ糖質制限をお勧めします
私は現在44才、
3年前に発症しました
当時自前の基礎分泌は2μで(正常は5~10μ)HbA1cが9.2ありましたが、
すぐにスーパー糖質制限を始め、インスリンなしで(ジャヌビアを飲んでいましたが、飲み忘れても数値はあまり変化はなかったです)3ヶ月でA1c6.5迄になりました。
発症前の私は超炭水化物シストで、おかずがなくても主食があれば良い!!
甘い物をアテにビールでも全然平気で、飲みに行けば締めのラーメンは必然。
ご飯、パン、麺、ピザ、パスタが大好物。
餅ピザなんてもう最高!!
ビールも毎日大量に飲んでいました。
その私が炭水化物を抜くのを選んだのですから、
どれほど注射が嫌だったかって事です(笑)
その後は残念ながら自前インスリンは殆ど出なくなってしまい、(0.2μ)1年半程前から自己注射を始めました。
最初は思う程には血糖値が下がらないのに
体重だけはブクブクと増え、(発症前よりも増え、人生最高体重に)
そのストレスからかさらに血糖値は上がり…の悪循環でしたが、
自分なりに色々と調整し
試した結果、
私の場合は糖質1gにつき血糖が6mg/dl上がり、
即効性インスリン1単位につき20mg下がる事がわかりました。
食前に血糖測定し、
その時の食事内容により単位数を調整しますが、
主食は摂りませんので
即効性のヒューマログは2~4単位で充分ですし、
現在ランタスは眠前4単位です。
(訳あって入院していた時はカロリー制限食を強制されていましたので注射量は今の倍、低血糖も頻発していました。低血糖を起こしても注射量は減らしてくれず、揚げ句ブドウ糖を飲まされるので最後の方は低血糖症状が出ても黙っていました)
インスリンは必要不可欠なホルモンですし、我々1型にとっては自己注射薬は大変ありがたいのですが、先日の江部先生の記事にあるように、
過剰な分泌は悪影響だと思います。
それにインスリン液には遺伝子組み換えと書かれてますし…
最小限に抑えるために、
やはりスーパー糖質制限が良いと思います。
もちろん、しっかりしたカーボカウントの上で注射量を増やしてたまには少しだけお菓子を楽しむのもアリですよね♪
(でも慣れてくるとアレルギーのようなもので、食べると具合が悪くなるのが解ってるから欲しくもないですが)
私は主食代わりに大豆の水煮をよく食べてます。
長くなってしまいましたが、現在のところは1型はハッキリした原因も解ってないし、治る方法も無いようです。
うまくつきあって血糖コントロールしていく他ありません。
でも将来医療が進歩して、画期的な治療法が見つかるかもしれません。
まだ3才なら、これからの長い人生にその可能性は大きいでしょう。
現に1型で自前インスリンが完全に枯渇しているのに、糖質制限食の実践で自己注射なしの方がいらっしゃるそうです。
食後高血糖や、薬による強制的な低血糖の回数を極力減らす事が、血管への負担を減らす最良のコントロールではないでしょうか。
2013/01/08(Tue) 22:49 | URL | みいこ | 【編集】
江部先生、とても分かりやすく丁寧に教えて下さってありがとうございました。
これで安心して糖質制限食を続けられそうです。
カーボカウントの方は病院の方でも教えて頂いているので、徐々に糖質制限食、糖質管理食と併用して生活できたら・・・と思います。
娘はまだ身体が小さいせいでしょうか、糖質1g辺り血糖値を20位上げるようです。
なので、糖質制限食をしていても食後血糖値が高い事もあります。(その日の体調にもよりますが)
身体が大きくなっていくうちに、だんだんと値が落ち着いてくることを願っています。
江部先生のブログはいつも勉強になり、そして励まされます。
いつも本当にありがとうございます。
これで安心して糖質制限食を続けられそうです。
カーボカウントの方は病院の方でも教えて頂いているので、徐々に糖質制限食、糖質管理食と併用して生活できたら・・・と思います。
娘はまだ身体が小さいせいでしょうか、糖質1g辺り血糖値を20位上げるようです。
なので、糖質制限食をしていても食後血糖値が高い事もあります。(その日の体調にもよりますが)
身体が大きくなっていくうちに、だんだんと値が落ち着いてくることを願っています。
江部先生のブログはいつも勉強になり、そして励まされます。
いつも本当にありがとうございます。
2013/01/09(Wed) 07:45 | URL | イッチー | 【編集】
『内科』(南江堂)2011年10月号p605-608
*非専門医の1型糖尿病診療
東京女子医科大学糖尿病センター
高池浩子、内潟安子
…(カーボカウントは)インスリン注射を減らしたいからと、炭水化物抜きや脂質過多の食事を推進しかねない。カーボカウントを正しく行うには、食品交換表で培ったエネルギー摂取量や栄養バランスについての知識が必要不可欠である。
Diabetes Strategy2(2)5-21, 2012
*治療ターゲットを考えた食事療法はどうするのか
(P64)
島田 朗 (東京都済生会中央病院糖尿病・内分泌内科部長)
Ⅰ型糖尿病への応用カーボカウントについて
患者さんはご自身でよく情報を収集されますので、低糖質では体重が増えないと知り、とくに若い女性は炭水化物(糖質)をより制限してインスリン量を減らそうとします。しかし制限しすぎてケトン体が産生されるような食事の摂り方は避けなくてはなりません。応用カーボカウントと低糖質食は違うものであるということを患者さんに理解していただいたうえで、ケトーシスを起こさない程度に炭水化物を制限するのはよいと思います。
(P73)
山田 悟 (北里大学北里研究所病院糖尿病センター長)
ケトン体産生食の話になりますが、1型糖尿病で、難治性の小児てんかんを合併した方の症例報告があります[17]。難治性の小児てんかんに対してケトン体産生食を導入したところ、てんかん発作は改善し、HbA1cでは7.5%から6.4%と著明な改善がみられ、さらに低血糟は減少しています。これは注目されるべき結果だと思います。カーボカウント実施の際にカーボの摂取量の見積もりを間違えた場合、インスリンの量が大きすぎれば低血糖になりますし 逆にインスリンの量が少なすぎれば高血糖になります。その計算ミスの影響を糖質制限で減らすことが期待できるのではないかと思います
17) Dressler A, Reithofer E, Trimmel-Schwahofer P et al : Type 1 diabetes and epilepsy: Efficacy and safety of the ketogenic diet. Epilepsia 51: 1086-1089, 2010
http://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1111/j.1528-1167.2010.02543.x/full
3才6ヶ月の少女での成功例
◇ ◇
他にこのような論文もあります
A) Roxana L. Aguirre Castaneda, MD, Kenneth J. Mack, MD, and Aida Lteif, MD
Successful Treatment of Type 1 Diabetes and Seizures With Combined Ketogenic Diet and Insulin
PEDIATRICS Vol.129 No.2 February 1, 2012 pp.e511-e514
http://pediatrics.aappublications.org/content/129/2/e511.abstract
2才の少女での成功例(出版後1年で無料全文公開)
B) Low carbohydrate diet in type 1 diabetes, long-term improvement and adherence: A clinical audit
Diabetology & Metabolic Syndrome 2012, 4:23
http://www.dmsjournal.com/content/4/1/23
糖質制限コースを受講し、継続良好の者はコントロールがよい
*非専門医の1型糖尿病診療
東京女子医科大学糖尿病センター
高池浩子、内潟安子
…(カーボカウントは)インスリン注射を減らしたいからと、炭水化物抜きや脂質過多の食事を推進しかねない。カーボカウントを正しく行うには、食品交換表で培ったエネルギー摂取量や栄養バランスについての知識が必要不可欠である。
Diabetes Strategy2(2)5-21, 2012
*治療ターゲットを考えた食事療法はどうするのか
(P64)
島田 朗 (東京都済生会中央病院糖尿病・内分泌内科部長)
Ⅰ型糖尿病への応用カーボカウントについて
患者さんはご自身でよく情報を収集されますので、低糖質では体重が増えないと知り、とくに若い女性は炭水化物(糖質)をより制限してインスリン量を減らそうとします。しかし制限しすぎてケトン体が産生されるような食事の摂り方は避けなくてはなりません。応用カーボカウントと低糖質食は違うものであるということを患者さんに理解していただいたうえで、ケトーシスを起こさない程度に炭水化物を制限するのはよいと思います。
(P73)
山田 悟 (北里大学北里研究所病院糖尿病センター長)
ケトン体産生食の話になりますが、1型糖尿病で、難治性の小児てんかんを合併した方の症例報告があります[17]。難治性の小児てんかんに対してケトン体産生食を導入したところ、てんかん発作は改善し、HbA1cでは7.5%から6.4%と著明な改善がみられ、さらに低血糟は減少しています。これは注目されるべき結果だと思います。カーボカウント実施の際にカーボの摂取量の見積もりを間違えた場合、インスリンの量が大きすぎれば低血糖になりますし 逆にインスリンの量が少なすぎれば高血糖になります。その計算ミスの影響を糖質制限で減らすことが期待できるのではないかと思います
17) Dressler A, Reithofer E, Trimmel-Schwahofer P et al : Type 1 diabetes and epilepsy: Efficacy and safety of the ketogenic diet. Epilepsia 51: 1086-1089, 2010
http://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1111/j.1528-1167.2010.02543.x/full
3才6ヶ月の少女での成功例
◇ ◇
他にこのような論文もあります
A) Roxana L. Aguirre Castaneda, MD, Kenneth J. Mack, MD, and Aida Lteif, MD
Successful Treatment of Type 1 Diabetes and Seizures With Combined Ketogenic Diet and Insulin
PEDIATRICS Vol.129 No.2 February 1, 2012 pp.e511-e514
http://pediatrics.aappublications.org/content/129/2/e511.abstract
2才の少女での成功例(出版後1年で無料全文公開)
B) Low carbohydrate diet in type 1 diabetes, long-term improvement and adherence: A clinical audit
Diabetology & Metabolic Syndrome 2012, 4:23
http://www.dmsjournal.com/content/4/1/23
糖質制限コースを受講し、継続良好の者はコントロールがよい
2013/01/09(Wed) 10:23 | URL | 精神科医師A | 【編集】
◇日本糖尿病学会発行「糖尿病」2012年1月号の論文
柴崎千絵里, 内潟安子, 高池浩子, 朝長修, 岩本安彦
「1型糖尿病患者における三大栄養素エネルギー比率と血糖コントロール」
糖尿病 55(1)6-11, 2012
www.jstage.jst.go.jp/article/tonyobyo/55/1/55_6/_article/-char/ja/
平均HbA1c 6.9±0.8%の1型糖尿病患者の食事摂取状況を検討した結果, 炭水化物エネルギー比率が多いほど, 脂質エネルギー比率が少ないほど血糖コントロールが良好であった
◇BRAIN and NERVE 63(4): 393-400, 2011
小児難治性てんかんに対するケトン食療法「最後の選択肢」から「早期からの選択肢」へ
伊藤進、小国弘量(東京女子医科大学小児科教授)
ケトン食療法の副作用としては胃腸障害が多く, ほかに脱水, 低血糖, 電解質異常, 高脂血症, 高尿酸血症, 腎結石, 成長障害などが挙げられている[26,45]
26) Kang HC,Chung DE,Kim DW,Kim HD: Early and late‐onset complications of the ketogenic diet for intractable epilepsy. Epilepsia 45: 1116-1123, 2004
45) Levy R, Cooper P: Ketogenic diet for epilepsy. Cochrane Database Syst Rev: CD001903, 2003
◇厳しい糖質制限によって成長障害を生じたシトリン欠損症の一例
(第26回日本小児肝臓研究会抄録) 済生会横浜市東部病院栄養部
日本小児栄養消化器肝臓学会雑誌 23(2)153-154, 2010
【はじめに】シトリン欠損症の食癖は特異的であり, そのエネルギー比率はP:F:C=20:45:35と脂質に偏っていると報告されている. 今回厳しい糖質制限による低血糖, 成長障害がみられたシトリン欠損症に対して食事指導を行い, 症状の消失並びに身長・体重のキャッチアップが見られた症例を経験したので報告する
【症例】9歳6ヵ月の男児. 生後2カ月時ガラクトース高値と黄疸のため新生児肝炎と診断. 3歳時に遺伝子検査の結果シトリン欠損症と診断されたが, 6歳までは特に症状はなかった. 7歳時に糖質制限食を開始した頃から低血糖が出現, 平成20年2月(8歳)には低血糖にて入院. 繰り返す低血糖に対して専門医のいる当院受診, 包括的な栄養評価に基づいた指導を行い糖質摂取量は適正量まで増加した. その後は症状の消失とともに, 身長・体重のキャッチアップが見られた
【まとめ】児の食癖は特異的であり, エネルギー基質は脂肪比が高い傾向にあったが, 厳しい糖質制限は低血糖という症状の他にエネルギー不足の可能性も否定できなかった. シトリン欠損症の患児に対してもエネルギー基質の如何にかかわらず, 必要エネルギー摂取が成長に重要な因子となっていることが示唆された
柴崎千絵里, 内潟安子, 高池浩子, 朝長修, 岩本安彦
「1型糖尿病患者における三大栄養素エネルギー比率と血糖コントロール」
糖尿病 55(1)6-11, 2012
www.jstage.jst.go.jp/article/tonyobyo/55/1/55_6/_article/-char/ja/
平均HbA1c 6.9±0.8%の1型糖尿病患者の食事摂取状況を検討した結果, 炭水化物エネルギー比率が多いほど, 脂質エネルギー比率が少ないほど血糖コントロールが良好であった
◇BRAIN and NERVE 63(4): 393-400, 2011
小児難治性てんかんに対するケトン食療法「最後の選択肢」から「早期からの選択肢」へ
伊藤進、小国弘量(東京女子医科大学小児科教授)
ケトン食療法の副作用としては胃腸障害が多く, ほかに脱水, 低血糖, 電解質異常, 高脂血症, 高尿酸血症, 腎結石, 成長障害などが挙げられている[26,45]
26) Kang HC,Chung DE,Kim DW,Kim HD: Early and late‐onset complications of the ketogenic diet for intractable epilepsy. Epilepsia 45: 1116-1123, 2004
45) Levy R, Cooper P: Ketogenic diet for epilepsy. Cochrane Database Syst Rev: CD001903, 2003
◇厳しい糖質制限によって成長障害を生じたシトリン欠損症の一例
(第26回日本小児肝臓研究会抄録) 済生会横浜市東部病院栄養部
日本小児栄養消化器肝臓学会雑誌 23(2)153-154, 2010
【はじめに】シトリン欠損症の食癖は特異的であり, そのエネルギー比率はP:F:C=20:45:35と脂質に偏っていると報告されている. 今回厳しい糖質制限による低血糖, 成長障害がみられたシトリン欠損症に対して食事指導を行い, 症状の消失並びに身長・体重のキャッチアップが見られた症例を経験したので報告する
【症例】9歳6ヵ月の男児. 生後2カ月時ガラクトース高値と黄疸のため新生児肝炎と診断. 3歳時に遺伝子検査の結果シトリン欠損症と診断されたが, 6歳までは特に症状はなかった. 7歳時に糖質制限食を開始した頃から低血糖が出現, 平成20年2月(8歳)には低血糖にて入院. 繰り返す低血糖に対して専門医のいる当院受診, 包括的な栄養評価に基づいた指導を行い糖質摂取量は適正量まで増加した. その後は症状の消失とともに, 身長・体重のキャッチアップが見られた
【まとめ】児の食癖は特異的であり, エネルギー基質は脂肪比が高い傾向にあったが, 厳しい糖質制限は低血糖という症状の他にエネルギー不足の可能性も否定できなかった. シトリン欠損症の患児に対してもエネルギー基質の如何にかかわらず, 必要エネルギー摂取が成長に重要な因子となっていることが示唆された
2013/01/09(Wed) 10:27 | URL | 精神科医師A | 【編集】
精神科医師A さん。
情報をありがとうございます。
東京女子医科大学糖尿病センター
高池浩子先生、内潟安子先生
島田 朗先生 (東京都済生会中央病院糖尿病・内分泌内科部長)
いずれの先生も、人間栄養学の知識が不足ですね。
山田 悟先生・・・いいですね。
情報をありがとうございます。
東京女子医科大学糖尿病センター
高池浩子先生、内潟安子先生
島田 朗先生 (東京都済生会中央病院糖尿病・内分泌内科部長)
いずれの先生も、人間栄養学の知識が不足ですね。
山田 悟先生・・・いいですね。
2013/01/09(Wed) 13:08 | URL | ドクター江部 | 【編集】
精神科医師Aさん
情報をありがとうございます。
シトリン欠損症、知らなかったので調べたら
「シトリン欠損症の症例は、糖新生が障害され、低血糖を呈する」
シトリン欠損症も、糖質制限食禁忌となりそうです。
情報をありがとうございます。
シトリン欠損症、知らなかったので調べたら
「シトリン欠損症の症例は、糖新生が障害され、低血糖を呈する」
シトリン欠損症も、糖質制限食禁忌となりそうです。
2013/01/09(Wed) 13:19 | URL | ドクター江部 | 【編集】
こんにちは。
上記の記事に投稿できず、こちらに再投稿させてただきます。
30代後半女性、発症後まる四年です。
糖質制限を始めて1ヶ月。
ドキドキの検査結果がでました。
前回からJDSが0.3さがり、
5.9までさがりました!
産後6台を行ったり来たりして約二年。
やっと下がったのは江部先生のおかげです!
ただ気になるのが、中性脂肪・LDLがあがり、
LDLは150mg/dLなのです。
HDLも少し上がりましたが。食べすぎでしょうか?
またクレアチニン値があがってしまって0.91Mg/dLでした。
これは大丈夫でしょうか?
担当医は指摘してきませんでしたが、
妊娠&産後蛋白尿で腎機能を心配された事があります。そのあとは正常値でした。
メンタルや、橋本病もありますが、腎機能とは関係ありそうにないですし、糖質制限後の結果のようです。
このまま、糖質制限を続けて大丈夫でしょうか?
上記の記事に投稿できず、こちらに再投稿させてただきます。
30代後半女性、発症後まる四年です。
糖質制限を始めて1ヶ月。
ドキドキの検査結果がでました。
前回からJDSが0.3さがり、
5.9までさがりました!
産後6台を行ったり来たりして約二年。
やっと下がったのは江部先生のおかげです!
ただ気になるのが、中性脂肪・LDLがあがり、
LDLは150mg/dLなのです。
HDLも少し上がりましたが。食べすぎでしょうか?
またクレアチニン値があがってしまって0.91Mg/dLでした。
これは大丈夫でしょうか?
担当医は指摘してきませんでしたが、
妊娠&産後蛋白尿で腎機能を心配された事があります。そのあとは正常値でした。
メンタルや、橋本病もありますが、腎機能とは関係ありそうにないですし、糖質制限後の結果のようです。
このまま、糖質制限を続けて大丈夫でしょうか?
2013/01/09(Wed) 15:43 | URL | 百花 | 【編集】
江部先生、はじめまして。伏見区在住のsonsukeです。
糖質制限ダイエットを始めて、まだ5日目のほやほやです。
先生の著書を含め、糖質制限についての本を数冊読み、非常に理にかなっていると思い、スタートしたところです。
私には6歳と2歳の娘がいます。子どもへの糖質制限に問題がないことを上記の記事を読んで知り、ほっとしたところです。
ただ、6歳の娘の方は、昨年の2月に「アレルギー性紫斑病」という全身の血管が炎症を起こす病気を発症し、その後「紫斑病性腎炎」になり、1年ほど闘病生活をしています。このたび、あまりに治らないのでステロイドパルス療法を行い、現在ステロイド内服中です。
ステロイドの大量投与による副作用である、ムーンフェイスや、中心性肥満が程度こそ少しですが出ているように思います。
あまり酷くならないように、出来るだけ太らない食生活を・・・と思えば、糖質制限食でいいようにも思いますし、上記の記事にも記載のあるように、腎臓に疾患のある場合には適していないというような記載もありますので、迷っています。
もともと共働き家庭で、食には気をつけたいと主ながらも結局スピード優先で色々な食材に手をつけたために子どもの健康を損なったのかなあ・・・などと思ったりもしていまして、出来る限り、これ以上薬漬けの状態にしたくないと思っています。
ステロイドを服用して、同じように副作用に悩む(特に女子)も少なからず居るかと思いますので、アドバイスをいただけましたら、今後の生活の励みになります。
どうぞよろしくお願いします。
糖質制限ダイエットを始めて、まだ5日目のほやほやです。
先生の著書を含め、糖質制限についての本を数冊読み、非常に理にかなっていると思い、スタートしたところです。
私には6歳と2歳の娘がいます。子どもへの糖質制限に問題がないことを上記の記事を読んで知り、ほっとしたところです。
ただ、6歳の娘の方は、昨年の2月に「アレルギー性紫斑病」という全身の血管が炎症を起こす病気を発症し、その後「紫斑病性腎炎」になり、1年ほど闘病生活をしています。このたび、あまりに治らないのでステロイドパルス療法を行い、現在ステロイド内服中です。
ステロイドの大量投与による副作用である、ムーンフェイスや、中心性肥満が程度こそ少しですが出ているように思います。
あまり酷くならないように、出来るだけ太らない食生活を・・・と思えば、糖質制限食でいいようにも思いますし、上記の記事にも記載のあるように、腎臓に疾患のある場合には適していないというような記載もありますので、迷っています。
もともと共働き家庭で、食には気をつけたいと主ながらも結局スピード優先で色々な食材に手をつけたために子どもの健康を損なったのかなあ・・・などと思ったりもしていまして、出来る限り、これ以上薬漬けの状態にしたくないと思っています。
ステロイドを服用して、同じように副作用に悩む(特に女子)も少なからず居るかと思いますので、アドバイスをいただけましたら、今後の生活の励みになります。
どうぞよろしくお願いします。
百花 さん。
HbA1c改善、良かったです。
血清シスタチンCを検査してみましょう。
クレアチニンは腎機能以外の要素で上昇することがありますので
血清シスタチンCのほうが正確です。
ともあれ、クレアチニン0.91mgくらいでしたら
糖質制限食OKです。
血糖コントロールが悪いとクレアチニンは転がるように悪化します。
糖質制限食で血糖コントロールを保つことが、現時点で一番の腎保護効果が期待できます。
HbA1c改善、良かったです。
血清シスタチンCを検査してみましょう。
クレアチニンは腎機能以外の要素で上昇することがありますので
血清シスタチンCのほうが正確です。
ともあれ、クレアチニン0.91mgくらいでしたら
糖質制限食OKです。
血糖コントロールが悪いとクレアチニンは転がるように悪化します。
糖質制限食で血糖コントロールを保つことが、現時点で一番の腎保護効果が期待できます。
2013/01/10(Thu) 17:57 | URL | ドクター江部 | 【編集】
sonsuke さん。
主治医から、食事療法としてタンパク質制限を指示されてなくて
血液検査で腎不全がなければ、糖質制限食でステロイド肥満が防げると思います。
主治医から、食事療法としてタンパク質制限を指示されてなくて
血液検査で腎不全がなければ、糖質制限食でステロイド肥満が防げると思います。
2013/01/10(Thu) 18:16 | URL | ドクター江部 | 【編集】
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