2013年01月04日 (金)
こんばんは。
2013年1月3日に
「健康への脅威は飢餓よりも肥満 肥満率は過去20年で8割増」
という記事を本ブログに載せました。
そうすると今度は
「軽い肥満の人は標準体重の人より早死にしない=米政府調査」
という記事が、ヤフーニュースに載りました。
米国医師会雑誌に発表されたレビュー論文を、ウォール・ストリート・ジャーナルが記事にしたものをヤフーニュースがとりあげました。
この記事そのものの中にも
『CDCのトーマス・フリーデン所長は、「そう受け取ったとしたら間違いだ。この研究では肥満の人の死亡リスクが上昇することが示されている」と話した。』
『今回の研究結果によってBMIが健康を判断する基準としては不正確であることが明らかになったと主張する専門家もいる。BMIは脂肪と筋肉の量を区別しないためだ。運動選手の多くは実際にはまったくの健康体だが、BMIを基準にすると肥満と判断される。』
『BMIでは体のどの部分に脂肪がついているかもわからない。専門家は脂肪の総量より脂肪のついている場所のほうが重要らしいと指摘している。
『人は病気がひどくなると体重が減り、衰弱する傾向にある。そのせいで、BMIが標準の人の死亡率が高く見えると指摘する専門家もいる。』
など反対意見もあります。
ということで、
『BMIが25から30の人(肥満1度)は標準18.5から25の人よりも死亡リスクが6%低かった。』
からといって、単純に太った方がいいとは言えないようです。
上記以外にも欧米の多くの専門家が反対意見を表明しています。
あと、この研究は、普通に糖質を摂取している人におけるものなので、私のようなスーパー糖質制限食を摂取している場合は全く当てはまらないと思います。
そもそも、スーパー糖質制限食をきっちりしている人は、よほど筋トレ好きのキン肉マン以外は、BMIが25を超えることはないと思います。
江部康二
ヤフーニュース
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130103-00000111-wsj-int
JAMA
http://jama.jamanetwork.com/article.aspx?articleid=1555137
Review | January 2, 2013
Association of All-Cause Mortality With Overweight and Obesity Using Standard Body Mass Index Categories
A Systematic Review and Meta-analysis FREE
Katherine M. Flegal, PhD; Brian K. Kit, MD; Heather Orpana, PhD; Barry I. Graubard, PhD
JAMA. 2013;309(1):71-82. doi:10.1001/jama.2012.113905.
軽い肥満の人は標準体重の人より早死にしない=米政府調査
ウォール・ストリート・ジャーナル 1月3日(木)16時42分配信
せっかくの新年の誓いを揺るがしかねない研究結果が明らかになった。米政府機関の研究で、軽い肥満の人の死亡リスクは標準体重の人より低いことがわかったのだ。中程度の肥満の人でも標準体重の人より死亡リスクが高いわけではないという。
研究は米疾病予防管理センター(CDC)が行い、研究結果はジャーナル・オブ・ジ・アメリカン・メディカル・アソシエーション(JAMA)に2日、掲載された。
研究によると、体格指数(BMI)が25から30の人は標準(18.5から25)の人よりも死亡リスクが6%低かった。このグループの人は肥満(1度)とされ、米国人口の30%以上を占める。
BMIは体重(キログラム)を身長(メートル)の2乗で割って算出する。身長1メートル83センチの人の場合、体重が81.6キログラムならBMIは24.4で標準。体重が90.7キロならBMIは27.1で肥満(1度)、体重が104.3キロになると、BMIは30(2度)に分類される。
BMIが35以上の高度に肥満の人の死亡リスクは29%高いという。
また、初期段階の肥満とされるBMIが30から35の人は標準と比べて死亡リスクが5%低かったが、この数字は統計的に有意とされなかった。
もっとも、保健の専門家はこのような研究結果が出たからと言って、もっとたくさん食べていいことにはならないと述べた。
CDCのトーマス・フリーデン所長は、「そう受け取ったとしたら間違いだ。この研究では肥満の人の死亡リスクが上昇することが示されている」と話した。フリーデン所長は、「体をもっと動かして、より健康な食生活をすることは健康にとって非常に重要であるという基本的な事実に異議を唱える人はいないと思う」は話している。
今回の研究は「肥満の逆説」と呼ばれる現象を証明したものとしては最新かつ最大規模の研究だ。肥満は心臓病や2型糖尿病、いくつかのがんのリスク増大と関連しており、早死にのリスクを上昇させる。しかし、これまでの研究で、心臓病や糖尿病などの慢性疾患をかかえる人は体重が標準体重より数キログラム重い方が長生きする傾向があることがわかっている。これが「肥満の逆説」だ。
CDCは世界で約300万人と27万件の死亡例を対象に行われた97の研究を分析。今回の研究の代表執筆者でCDCの上級科学者のキャサリン・フルーガル氏は「調査結果には年齢、地域にかかわらず一貫性があった」と述べた。
一方、今回の研究結果によってBMIが健康を判断する基準としては不正確であることが明らかになったと主張する専門家もいる。BMIは脂肪と筋肉の量を区別しないためだ。運動選手の多くは実際にはまったくの健康体だが、BMIを基準にすると肥満と判断される。
BMIでは体のどの部分に脂肪がついているかもわからない。専門家は脂肪の総量より脂肪のついている場所のほうが重要らしいと指摘している。
研究者によると、腹部に余分な脂肪がついている場合は特に危険なようだが、臀部や足についている余分な脂肪は保護的な役割を果たす可能性がある。
心臓病や糖尿病、高血圧、腎臓病の患者が少し肥満なほうが長生きする理由ははっきりしない。一説には、こうした患者が十分な栄養を摂取できない場合、体重が数キロ多ければ、その蓄えを代謝に回すことができるためと考えられている。
人は病気がひどくなると体重が減り、衰弱する傾向にある。そのせいで、BMIが標準の人の死亡率が高く見えると指摘する専門家もいる。
フルーガル氏によると、今回の研究結果では体重が標準以下の被験者が少なく、十分なデータが取れなかったため、BMIが標準以下の人の死亡率は評価しなかったという。しかし、これまでの研究で、BMIが18.5以下の人の死亡リスクはわずかに高いことが指摘されている。
専門家は、医師はBMIよりも血圧、血糖値、コレステロール値、中性脂肪、胴囲といった具体的な基準に頼るべきだと指摘した。また、患者は体重を気にするより健康を維持したり健康な食生活を送ることに気を配ったほうがいい。
ノースウエスタン大学ファインバーグ医学部の疫学者、メルセデス・カーネソン氏は「太っていることは良いことだというメッセージを発信したくない。現実には、軽い肥満の人は肥満になることが多く、それは良いことではないのは明らかだ」と述べた。
2013年1月3日に
「健康への脅威は飢餓よりも肥満 肥満率は過去20年で8割増」
という記事を本ブログに載せました。
そうすると今度は
「軽い肥満の人は標準体重の人より早死にしない=米政府調査」
という記事が、ヤフーニュースに載りました。
米国医師会雑誌に発表されたレビュー論文を、ウォール・ストリート・ジャーナルが記事にしたものをヤフーニュースがとりあげました。
この記事そのものの中にも
『CDCのトーマス・フリーデン所長は、「そう受け取ったとしたら間違いだ。この研究では肥満の人の死亡リスクが上昇することが示されている」と話した。』
『今回の研究結果によってBMIが健康を判断する基準としては不正確であることが明らかになったと主張する専門家もいる。BMIは脂肪と筋肉の量を区別しないためだ。運動選手の多くは実際にはまったくの健康体だが、BMIを基準にすると肥満と判断される。』
『BMIでは体のどの部分に脂肪がついているかもわからない。専門家は脂肪の総量より脂肪のついている場所のほうが重要らしいと指摘している。
『人は病気がひどくなると体重が減り、衰弱する傾向にある。そのせいで、BMIが標準の人の死亡率が高く見えると指摘する専門家もいる。』
など反対意見もあります。
ということで、
『BMIが25から30の人(肥満1度)は標準18.5から25の人よりも死亡リスクが6%低かった。』
からといって、単純に太った方がいいとは言えないようです。
上記以外にも欧米の多くの専門家が反対意見を表明しています。
あと、この研究は、普通に糖質を摂取している人におけるものなので、私のようなスーパー糖質制限食を摂取している場合は全く当てはまらないと思います。
そもそも、スーパー糖質制限食をきっちりしている人は、よほど筋トレ好きのキン肉マン以外は、BMIが25を超えることはないと思います。
江部康二
ヤフーニュース
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130103-00000111-wsj-int
JAMA
http://jama.jamanetwork.com/article.aspx?articleid=1555137
Review | January 2, 2013
Association of All-Cause Mortality With Overweight and Obesity Using Standard Body Mass Index Categories
A Systematic Review and Meta-analysis FREE
Katherine M. Flegal, PhD; Brian K. Kit, MD; Heather Orpana, PhD; Barry I. Graubard, PhD
JAMA. 2013;309(1):71-82. doi:10.1001/jama.2012.113905.
軽い肥満の人は標準体重の人より早死にしない=米政府調査
ウォール・ストリート・ジャーナル 1月3日(木)16時42分配信
せっかくの新年の誓いを揺るがしかねない研究結果が明らかになった。米政府機関の研究で、軽い肥満の人の死亡リスクは標準体重の人より低いことがわかったのだ。中程度の肥満の人でも標準体重の人より死亡リスクが高いわけではないという。
研究は米疾病予防管理センター(CDC)が行い、研究結果はジャーナル・オブ・ジ・アメリカン・メディカル・アソシエーション(JAMA)に2日、掲載された。
研究によると、体格指数(BMI)が25から30の人は標準(18.5から25)の人よりも死亡リスクが6%低かった。このグループの人は肥満(1度)とされ、米国人口の30%以上を占める。
BMIは体重(キログラム)を身長(メートル)の2乗で割って算出する。身長1メートル83センチの人の場合、体重が81.6キログラムならBMIは24.4で標準。体重が90.7キロならBMIは27.1で肥満(1度)、体重が104.3キロになると、BMIは30(2度)に分類される。
BMIが35以上の高度に肥満の人の死亡リスクは29%高いという。
また、初期段階の肥満とされるBMIが30から35の人は標準と比べて死亡リスクが5%低かったが、この数字は統計的に有意とされなかった。
もっとも、保健の専門家はこのような研究結果が出たからと言って、もっとたくさん食べていいことにはならないと述べた。
CDCのトーマス・フリーデン所長は、「そう受け取ったとしたら間違いだ。この研究では肥満の人の死亡リスクが上昇することが示されている」と話した。フリーデン所長は、「体をもっと動かして、より健康な食生活をすることは健康にとって非常に重要であるという基本的な事実に異議を唱える人はいないと思う」は話している。
今回の研究は「肥満の逆説」と呼ばれる現象を証明したものとしては最新かつ最大規模の研究だ。肥満は心臓病や2型糖尿病、いくつかのがんのリスク増大と関連しており、早死にのリスクを上昇させる。しかし、これまでの研究で、心臓病や糖尿病などの慢性疾患をかかえる人は体重が標準体重より数キログラム重い方が長生きする傾向があることがわかっている。これが「肥満の逆説」だ。
CDCは世界で約300万人と27万件の死亡例を対象に行われた97の研究を分析。今回の研究の代表執筆者でCDCの上級科学者のキャサリン・フルーガル氏は「調査結果には年齢、地域にかかわらず一貫性があった」と述べた。
一方、今回の研究結果によってBMIが健康を判断する基準としては不正確であることが明らかになったと主張する専門家もいる。BMIは脂肪と筋肉の量を区別しないためだ。運動選手の多くは実際にはまったくの健康体だが、BMIを基準にすると肥満と判断される。
BMIでは体のどの部分に脂肪がついているかもわからない。専門家は脂肪の総量より脂肪のついている場所のほうが重要らしいと指摘している。
研究者によると、腹部に余分な脂肪がついている場合は特に危険なようだが、臀部や足についている余分な脂肪は保護的な役割を果たす可能性がある。
心臓病や糖尿病、高血圧、腎臓病の患者が少し肥満なほうが長生きする理由ははっきりしない。一説には、こうした患者が十分な栄養を摂取できない場合、体重が数キロ多ければ、その蓄えを代謝に回すことができるためと考えられている。
人は病気がひどくなると体重が減り、衰弱する傾向にある。そのせいで、BMIが標準の人の死亡率が高く見えると指摘する専門家もいる。
フルーガル氏によると、今回の研究結果では体重が標準以下の被験者が少なく、十分なデータが取れなかったため、BMIが標準以下の人の死亡率は評価しなかったという。しかし、これまでの研究で、BMIが18.5以下の人の死亡リスクはわずかに高いことが指摘されている。
専門家は、医師はBMIよりも血圧、血糖値、コレステロール値、中性脂肪、胴囲といった具体的な基準に頼るべきだと指摘した。また、患者は体重を気にするより健康を維持したり健康な食生活を送ることに気を配ったほうがいい。
ノースウエスタン大学ファインバーグ医学部の疫学者、メルセデス・カーネソン氏は「太っていることは良いことだというメッセージを発信したくない。現実には、軽い肥満の人は肥満になることが多く、それは良いことではないのは明らかだ」と述べた。
52歳 主婦 非糖尿人です
恥ずかしながら体重80キロありました
昨年7~12月の5か月間で17キロの減量に成功しました、本当にうれしいです。
先生の著書、主食を抜けば・・・を書店で手に取ったのが始まりでした。
2年ぶりの人間ドックでは、
腹囲 102→88
HDL 92→79
LDL 120→124
中性脂肪値 141→49(驚きです!)
HbA1c 5.2→5.1
尿酸 3.9→4.6
スーパー糖質制限で、月に2回の昼バイキングと糖質制限ドットコムのスィーツを唯一の楽しみに続けました。
最初の2か月で10キロ落ち、途中停滞期が1か月単位で3回ありました。
時々挫折しそうになると、ここまで痩せたのにもったいない!と 思い直し、食べても最低の影響で済むようにつとめました。
12月の人間ドックでは、女医さんと、管理栄養士さんが「すごい!がんばりましたね、私もやろうかしら」と、詳しく聞かれました。
ちなみに、一番喜んでいるのは主人です。
先生や皆さんのコメントには、いつも励まされ勉強になります。ありがとうございます。
感謝の気持ちでメールいたしました。
恥ずかしながら体重80キロありました
昨年7~12月の5か月間で17キロの減量に成功しました、本当にうれしいです。
先生の著書、主食を抜けば・・・を書店で手に取ったのが始まりでした。
2年ぶりの人間ドックでは、
腹囲 102→88
HDL 92→79
LDL 120→124
中性脂肪値 141→49(驚きです!)
HbA1c 5.2→5.1
尿酸 3.9→4.6
スーパー糖質制限で、月に2回の昼バイキングと糖質制限ドットコムのスィーツを唯一の楽しみに続けました。
最初の2か月で10キロ落ち、途中停滞期が1か月単位で3回ありました。
時々挫折しそうになると、ここまで痩せたのにもったいない!と 思い直し、食べても最低の影響で済むようにつとめました。
12月の人間ドックでは、女医さんと、管理栄養士さんが「すごい!がんばりましたね、私もやろうかしら」と、詳しく聞かれました。
ちなみに、一番喜んでいるのは主人です。
先生や皆さんのコメントには、いつも励まされ勉強になります。ありがとうございます。
感謝の気持ちでメールいたしました。
2013/01/04(Fri) 20:37 | URL | マダムすりむ | 【編集】
江部先生
この記事の内容、お聞きしようと思っていたものなのですが、
あまりにコメントの頻度が高すぎるかと思い、
自重し、数日後にコメントしようと思っておりました。
取り上げて頂き、お考えを聞けて、大変勉強になります。
ちなみに、関連記事として、日本の調査の記事もありました。
http://bylines.news.yahoo.co.jp/dandoyasuharu/20130104-00022920/
以前、高須クリニックの院長が、
「小太りが一番長生きする。」と主張されておられましたが、
根拠は、このあたりの調査結果なのですね。
http://www.excite.co.jp/News/reviewbook/20121018/E1350495625635.html
さて、1点疑問がございまして、
本ブログの過去記事で、スーパー糖質制限食を実践すると、
「8~9割の人は、カロリー計算無用で、その人の一番体調がいいときの体重に落ち着きます。
例えば、肥満傾向の人であれば、若い頃の体重に減量できます。」
等のように記載されておられました。
他の記事でも、
1 肥満体型の人は痩せていく
2 痩せた体型の人は太っていく(筋肉がつく)
等のように記載されておられたように思います。
※痩せた体型の人は太っていく(筋肉がつく)についての、(なぜそうなるかの)理論は、
また考えておきます、という記事も見たような気がします。
そうすると、
1 肥満体型の人は痩せていく
2 痩せた体型の人は太っていく(筋肉がつく)
の結果、
数ヶ月~1年位(長期)の実践で、平均的には、BMIがどのあたりに落ち着く事が多いのでしょうか?
※個人差、筋肉量もありますが、平均的には。
過去記事を検索すると、
「痩せすぎて(BMIが20を切った状態)困っている」というコメントの方も
何人かおられました。
もしかすると、長期の実践により、BMIでは、平均の下限のあたりに落ち着くのかもしれないと、
勝手に推測しております。
※痩せすぎ対策として、江部先生からは、ナッツ類の間食等でBMI20以上を目指すべき、とのコメントでした。
※その根拠として、過去記事では、
「1)世界ガン研究基金の報告(2007年)では、BMI:20~25未満 が目標。
2)ランセットの論文では欧米人はBMI:22.5~25 が総死亡率が一番低い。
3)ニューイングランド・ジャーナルの論文では、アジア人はBMI:23~27 が
総死亡率が一番低い。
1)2)3)を考慮すれば、現在痩せすぎの人は、少なくともBMI:20 は確保するほうが、安全といえますね。」
等の記載がありました。
この記事の内容、お聞きしようと思っていたものなのですが、
あまりにコメントの頻度が高すぎるかと思い、
自重し、数日後にコメントしようと思っておりました。
取り上げて頂き、お考えを聞けて、大変勉強になります。
ちなみに、関連記事として、日本の調査の記事もありました。
http://bylines.news.yahoo.co.jp/dandoyasuharu/20130104-00022920/
以前、高須クリニックの院長が、
「小太りが一番長生きする。」と主張されておられましたが、
根拠は、このあたりの調査結果なのですね。
http://www.excite.co.jp/News/reviewbook/20121018/E1350495625635.html
さて、1点疑問がございまして、
本ブログの過去記事で、スーパー糖質制限食を実践すると、
「8~9割の人は、カロリー計算無用で、その人の一番体調がいいときの体重に落ち着きます。
例えば、肥満傾向の人であれば、若い頃の体重に減量できます。」
等のように記載されておられました。
他の記事でも、
1 肥満体型の人は痩せていく
2 痩せた体型の人は太っていく(筋肉がつく)
等のように記載されておられたように思います。
※痩せた体型の人は太っていく(筋肉がつく)についての、(なぜそうなるかの)理論は、
また考えておきます、という記事も見たような気がします。
そうすると、
1 肥満体型の人は痩せていく
2 痩せた体型の人は太っていく(筋肉がつく)
の結果、
数ヶ月~1年位(長期)の実践で、平均的には、BMIがどのあたりに落ち着く事が多いのでしょうか?
※個人差、筋肉量もありますが、平均的には。
過去記事を検索すると、
「痩せすぎて(BMIが20を切った状態)困っている」というコメントの方も
何人かおられました。
もしかすると、長期の実践により、BMIでは、平均の下限のあたりに落ち着くのかもしれないと、
勝手に推測しております。
※痩せすぎ対策として、江部先生からは、ナッツ類の間食等でBMI20以上を目指すべき、とのコメントでした。
※その根拠として、過去記事では、
「1)世界ガン研究基金の報告(2007年)では、BMI:20~25未満 が目標。
2)ランセットの論文では欧米人はBMI:22.5~25 が総死亡率が一番低い。
3)ニューイングランド・ジャーナルの論文では、アジア人はBMI:23~27 が
総死亡率が一番低い。
1)2)3)を考慮すれば、現在痩せすぎの人は、少なくともBMI:20 は確保するほうが、安全といえますね。」
等の記載がありました。
2013/01/05(Sat) 02:19 | URL | 糖質制限食 | 【編集】
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