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糖質制限食3年目で耐糖能改善、正常型に。
おはようございます。

モン吉さんから、糖質制限食3年目で耐糖能改善という嬉しいコメントを
いただきました。


【12/12/28 モン吉

検診日

こんばんは

江部先生のご提案で今回大福もち2個食べての検診でした。

糖質は2個で約70グラムです。

結果は90分後の血糖値149mgでした。

糖質制限食を始めて現在5年9か月ですが、始めて2年~2年半位はご飯1膳食べての1時間後の血糖値は軽く200越えでしたが、3年位過ぎた頃から200以内に治まるようになってきました。

今回の結果はかなりβ細胞が元気になってきたようです。

平成19年3月に発覚した時の数値と、今回の数値を比較してみました。

           平成19年3月     平成24年12月
体重          68㌔         57㌔
血圧          95-156        60-126
HbA1c(JDS)      10.7           5.2
食後血糖値     389mg          149mg
尿糖          4+          -
尿タンパク       -           -
GOT          23            13
GPT          40           17
γ-GT          49          15
LDL          130          119
HDL          42           82
クレアチニン     0.82           0.77
シスタチンC                   0.71
尿中アルブミン(補正値)            5.4

インスリン注射も薬もなしでしたから、改めて糖質制限食の効果をとても実感しています。

一般的なカロリー制限食して、注射か薬を飲んでいたらと思うとゾッとします。

8年前に亡くなった父は一生懸命カロリー制限食をやっていて、合併症が出ていましたので。 もう少し早く知っていれば教えられたのにと心残りです。

江部先生には大変感謝しております。

益々、糖質制限食が広がっていますし、一人でも多くの方が助かって欲しいですね。】



モン吉さん

素晴らしい成果ですね。

糖質70g食べても、食後90分血糖値が149mgとは、明らかに耐糖能が改善してます。

おめでとうございます。

かつては、ご飯1膳で食後血糖値が軽く200mg超えですから「1gの糖質が3mg血糖値を上昇させる」という2型糖尿人の公式が当てはまっていたのだと思います。

今回、70gの糖質(大福2個)を食べても、食後90分血糖値が149mg/dlですから、「1gの糖質が1mg未満しか上昇させていない」ですね。

これは、耐糖能が正常型に復活しているとしか言いようがありません。

大福2個摂取後2時間血糖値はおそらく140mg/dl未満の正常型と思われます。

素晴らしいです。


         平成19年3月         平成24年12月
HbA1c(JDS)     10.7      →       5.2 %
LDL        130       →     119mg/dl
HDL        42       →      82mg/dl
GPT        40       →      17IU/L

も見事です。

薬なしで

糖尿病から正常型
HbA1cも正常基準値
HDL-Cも倍増
脂肪肝も正常化

天晴れです。

食後高血糖も平均血糖変動幅増大もない良質のHbA1cであり、糖尿病合併症の心配も皆無です。

御父上のことは残念です。

私の父も同様で、77才で右大腿切断、80才で心筋梗塞・肺炎で亡くなりました。

一医師として、一糖尿人として、多くの糖尿人が、バーンスタイン医師も指摘されているように糖質制限食で正常な血糖値を保ち、透析、失明、下肢切断、心筋梗塞、脳梗塞・・・糖尿病合併症地獄から脱却されることを願ってやみません。


江部康二


テーマ:糖質制限食
ジャンル:ヘルス・ダイエット
コメント
キンドルとフェイスブック
紙の本は蔵書として。
(背表紙を見るだけでも、モチベーションのUP)
キンドルは、携帯用に。
(いつでもどこでも、糖質制限の説明ができる)
さらに、フェイスブックに、毎日の夕食を掲載。
ブログ同様、糖質制限食を公開しています。
FBでは、トモダチの食事にコメントも(汗;)
2012年同様、2013年も宜しくお願いします。
2012/12/30(Sun) 11:52 | URL | 北九州 三島 | 【編集
一度手応えがあたのに…。
いつもブログ拝読させて頂いています。私は55歳の女性です。昨年10月に犬の散歩で転倒し1ヶ月後に慢性硬膜下血腫にて緊急手術を受けました。その入院中にHba1cが6.3あり糖尿病と言われまた。しかしその際は脳外科医が主治医だった事もありそれ以上の検査はしませんでした。退院後その足で書店に寄りタイトルから江部先生の本に妙に惹かれ3冊ほど購入し、糖質制限食に出会い今年1月から夫と共に実践しました。長くなりますが夫も肥満傾向と内蔵脂肪も多く動機付けは充分にできていました。私も今年7月、10月にはa1c5.8まで改善しました。しかし、12月に入る前後から急に血糖値が上がり始め(特に早朝空腹時が120代~130に、高い時は140超え(^^;))その原因もハッキリしないので少しショックを受けているところです。でもこれまでお陰様で体重も4キロ程減りHDLも増え体内環境の改善は明らかで先生には感謝の気持ちで一杯です。夫は私より更に効果覿面で中性脂肪が200低下あと少しで正常値、体重は8キロ減で標準になりました。
私の場合、昼間の血糖値は比較的に落ち着いていますが昼間の値から差し引くとおそらく夜間の糖新生が亢進しているのではないかと思います。今日のブログで3年目に改善という記事を拝見し落ち込んでいたところに、もう少し長い目でみてゆっくり頑張ろうという気持ちにさせて頂きました。先生の外来にも来年は受診させて頂きたいと思っています。これからもお忙しい中大変でしょうが引き続き私達に情報や希望をお与え下さい。ありがとうございました。
2012/12/30(Sun) 21:28 | URL | 和ちゃん | 【編集
全く同感です
1型のみいこです。
バーンスタイン医師のインタビュー、とても参考になりました。

アミリン、凄く興味深いです!!試してみたいなぁ!!
早く日本でも承認されて欲しい…
私の場合、肝臓はとても元気なので(毎晩焼酎5合飲んでますがγGDP13とかデス)、
グルカゴンの生成が活発!?なため、暁現象は当たり前状態なんです(笑)

だからといってランタスを増やすと激太りしてしまうし



今年の5月に入院し、糖尿患者対象の勉強会があった時、
新薬の紹介というのでワクワクして参加したら、ジャヌビアやグラクティブ等DPP4阻害薬の事で、私にとってはその薬は2年前に既に効力ナシになってるので、日本の糖尿病治療法の遅れ具合に非常にガッカリしたものでした。

ガチガチのカロリー制限食、しかも塩分も油分も控えめで不味くてヒモジイ、それに耐えても驚愕の食後高血糖。
その分増えるインスリン注射と薬。

どう考えても、薬が要らなくなると儲からなくなる人の策略としか思えません。

「患者の異常な血糖値への言い訳をなくす」

全ての医師がこうあって欲しいです。

せめて患者本人への選択肢として提示して欲しいですね
2012/12/30(Sun) 21:41 | URL | みいこ | 【編集
糖質制限を通じて見えた世界
江部先生,皆様,今年は大変お世話になりました.tagashuu@大学病院30代神経内科医です.

新しい創傷治療の夏井睦先生のホームページで糖質制限を知り,先生の著書・ブログを参考に実践して1年が経ちました.

この1年は私にとって人生をかえるきっかけとなる重要な1年となりました.

糖質制限開始前には身長180cm, 体重134㎏, BMI 41.3という高度肥満者でしたが,実践から10ヶ月で102㎏まで減量できました.現在もスーパー糖質制限を続けていますが,今のところ体重は横ばいです.おそらく階段状の体重減少の途中なのでしょう.

また個人的な事情で開始前は抑うつ状態が強く,医者を辞めることや自殺まで頭をよぎっている状態でしたが,糖質制限の実践により再び前向きな考えができるようになりました.

まさに心身ともに救って頂きました.そして江部先生が基礎理論を構築していなければ,糖質制限をここまで自信を持って長期的に継続していくことはできなかったかもしれません.理論面からも納得のできるこの食事療法をこれからも一生続けていくつもりでいます.

自分が糖質制限を実践することで診療スタイルも大きく変わりました.自分が糖質制限を実践しているから,確信を持って患者さんに勧めることができます.

かつて私は別の病院の神経内科外来で脳梗塞の再発予防を担当していた時期に,非常に聞き分けのいい,医者の言うことを何でも聞いてくださる50代の男性と出会いました.

当時の食事指導はすべて栄養士に任せてしまう体たらくでした.これ以外にスタチン,糖尿病治療薬,禁煙などの治療を行い,それを患者さんはすべて遵守してくれました.

しかし,ある日その患者さんは脳梗塞を再発してしまいます.その当時は「守っていると言いながら,実は食事が守れていなかったのだろう」と勘繰ってしまっている自分がいましたが,今にして思えば糖質中心の食事指導を行ったせいだったのかもしれません.

その反省の意も込めて,今は大学病院でどれだけ周りに反対されようと糖質制限を選択肢の一つとして必ず提示する自分の新しい診療スタイルを崩さないようにしています.

そして,自分が糖質制限実践者であるからこそ,具体的かつ実践可能なアドバイスができるというのもこの1年感じたことの一つです.

たとえば,それまでの私の食事指導は「カロリーを取りすぎないように」「バランスのよい食事を」「塩分を控えること」というのが決まった3パターンでした.それ以外の詳しいことは栄養士に聞くようにという逃げの一手を打ってしまっていました.

でも今は自分の経験を通じて様々な具体的なアドバイスをすることができています.たとえば「小原がすいた時はスナック菓子や和菓子ではなく,チーズやナッツ類を選びなさい」「甘いものがどうしてもほしい時は人工甘味料を使ったり,カロリーゼロのゼリーやジュースを買いなさい」「朝はパンですますのではなく,焼き魚や卵料理,野菜サラダなどを食べるようにしなさい」などです.コンビニで買う場合は?外食の場合は?などあらゆる質問に今なら具体的に返答することができます.

糖質制限を通じて今まで見えてこなかった世界もいろいろと見えてきました.糖質処理には個人差があり,糖質の取り過ぎで太る人と,太れない人がいること.太れない人が上手に糖質を利用できているとは限らず,原因不明のめまいやアレルギー,認知症などの原因となっている可能性があること,逆流性食道炎や尋常性乾癬,多嚢胞性卵巣症候群など一見関係なさそうな病気にも糖質過剰の関与があること,ケトン食と通じた概念であり,アルツハイマー病だけでなくパーキンソン病,筋萎縮性側索硬化症などの変性疾患,うつ病,自閉症などの精神疾患,ミトコンドリア病に対する治療の可能性を秘めていること,アンチエイジング効果があり,健康寿命を延ばすことができるかもしれないこと,などなど数えたらきりがないほどの新事実を学びました.

糖質制限への興味は尽きません.江部先生には人生を救って頂き本当に感謝しています.

今後も先生のブログを愛読させて頂くとともに,糖質制限の普及に微力ながら貢献して参りたいと思います.

それでは皆様よいお年を.

来年も何卒宜しくお願い申し上げます.
2012/12/30(Sun) 23:05 | URL | tagashuu | 【編集
Re: 一度手応えがあたのに…。
和ちゃん へ

拙著の御購入ありがとうございます。
ご夫婦で体重減量、良かったです。

早朝空腹時血糖値の上昇は、仰る通り、夜間の糖新生の亢進が主として関わっていると思います。
一方、睡眠不足やストレスやシックデイで血糖上昇もありえます。

このまま、スーパー糖質制限食で経過をみられたらよいと思います。
2~3ヶ月経過をみて、改善がなければ、しばらくの期間、メトグルコやDPP-4阻害剤の内服をする選択肢もあります。
2012/12/31(Mon) 09:25 | URL | ドクター江部 | 【編集
Re: 全く同感です
みいこ さん。

「インスリン注射したり、薬を内服して、糖質を摂取するように指導する」

これは、普通に考えて「マッチ-ポンプ」ですね。

従来の間違った指導に対抗して、
糖質制限食の普及、来年は、さらに広がると思います。
2012/12/31(Mon) 09:30 | URL | ドクター江部 | 【編集
うれしい事
先ほどは書き忘れましたが、1つ嬉しい事が有りました。
以前、血糖値が高く糖尿病と診断された方に“主食を抜けば・・・”を差し上げました。
久しぶりにその方にお会いしたところ、服薬なしで血糖値が改善しHbA1cが6.2まで改善したそうで喜んでいました。
主治医は糖質制限OKだったそうです(群馬県)、病院の名前を聞き漏らしてしまったので
後で確認しようと思っております。
もう一人の方はお友達が京都にいて、お友達から糖質制限の事を知り実践し大幅に改善したそうです。
このように、糖質制限食は確実に広がっております。
2013年の展開が楽しみです。
2012/12/31(Mon) 19:02 | URL | 解決ZERO | 【編集
Re: うれしい事
解決ZERO さん

拙著の御購入、ありがとうございます。

それは嬉しい話題ですね。

群馬県で糖質制限OKの医師、確認できたら、ご教示願います。
2013/01/01(Tue) 19:30 | URL | ドクター江部 | 【編集
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