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糖質制限食で、血糖、HbA1c、偏頭痛など改善
こんばんは。

初心者エイジさんから、血糖値、HbA1cはじめ、偏頭痛なども改善という嬉しいコメントをいただきました。

【経験者がたくさん集まれば世の中もっと良くなる!
江部先生
ご無沙汰しております。
先生の著書にもチョイ参加させていただいた 初心者エイジです。

医師さんのコメントと 正先生のコメントと同じ医師でありながらどうしてここまで考え方が違うのでしょうか。。。。
悲しくなりますね。

私が2010年に糖尿病が発覚したときは 会社の健康診断でした当時体重73kg HbA1c8.2%という ひどい状態で、健康診断を受けた人間ドッグの 担当の医師からすぐに入院しての治療になる可能性があるので、 自宅の近所の病院に行きなさいとの指示を出されました。

当時はまるで糖尿病に関して知識がなく、 合併症で脚を切断、失明という恐怖の情報しか持っていなかったため
「家族に迷惑をかけないように自殺しようか。」とまで考えました。

そして、紹介状を持ち地元の大きな病院の糖尿病外来に行くと 何の説明もなく紹介状を見て 「糖尿病とメタボでいつ死んでもおかしくないよ。」と言われ、 血糖値を下げる薬と低血糖時の携帯用ぶどう糖を処方され 後は細かな説明も一切なく、ただ 糖尿病と糖尿病食に関するペラペラのパンフレットを渡され 「1ヶ月後に血液検査ね。」と言われただけでした。

いくら糖尿病になったのが自分の長年に渡る怠惰な生活習慣に起因しているとはいえ、この医師の態度に怒りを覚えました。。。

その後、納得できない上に糖尿病の恐怖と戦い 知識もないので取りあえずカロリー制限食を実施しながら 何かいい方法はないかと悶々としているときに 書店で偶然、江部先生と宮本先生の対談の本に出会い、 「これしかない!」と奮起!すぐにスーパー糖質制限食を実施。

その後の劇的な改善もこのブログでご報告させていただいた通り、 体重15kg減、HbA1c4.7〜4.9%(新基準前)をキープしつづけており、

その他にも

(1)長年の偏頭痛の解消。
(2)長年の神経性胃炎、逆流性食道炎の解消。
(3)風邪をひかなくなる。
(4)仕事などの緊張からくる吐き気の解消。
(5)うつのような精神状態の解消。
(気が小さいのでもうどうにもならないとあきらめていました)
(6)腰痛、肩こりの解消。
(7)二日酔いの解消。(オマケですね)等等

数えあげたらきりがないほどの体質改善を2年以上日々実感しており、 先月には、ガイドの方に「米を食べないで大丈夫かなぁ?」と心配されながら 主食を取らない糖質制限食で屋久島登山も軽々達成し 元気に「縄文杉」を見てきました。

これらの改善を体験でき、今日の自分があるのはすべて糖質制限食に出会えたからです。

発症後にそのまま、いい加減な医師の指導の元、カロリー制限食と 薬の治療を続けていたらどうなっていたのだろうと、 今では当時の糖尿病への恐怖と同じくらいに寒気を感じます。。。

初心者の私には「エビデンス」は必要ありませんでした。

私に取っては「江部デンス」だけで充分でした。

糖尿病の方はもちろん、生活習慣病や体質の改善、ダイエットを考えている方でも「糖質制限食」は経験してみる大きな価値があると大きな声でいいたいと思います。

長文ですみません。

2012/11/28(Wed) 11:17 | URL | 初心者エイジ | 】


初心者エイジさん。
コメントありがとうございます。

『糖尿病がどんどんよくなる「糖質制限食」』(ナツメ社)2010年12月

では、Case3でご登場いただき、ありがとうございました。

おかげさまで、現在16刷で、ロングセラーとなっています。

2010年5月28日に糖尿病が発覚

体重73kg HbA1c8.2% 空腹時血糖値157mg
6月16日、スーパー糖質制限食開始。
7月5日には、内服薬中止。
約1ヶ月で体重が10kg減量。
7月17日にはHbA1c5.7% 空腹時血糖値94mg 

と正常化。

素晴らしいです。

あっぱれです。(⌒o⌒)v

紹介状を持ち地元の大きな病院の糖尿病外来に行くと 何の説明もなく紹介状を見て 「糖尿病とメタボでいつ死んでもおかしくないよ。」と言われ、 血糖値を下げる薬と低血糖時の携帯用ぶどう糖を処方され 後は細かな説明も一切なく、ただ 糖尿病と糖尿病食に関するペラペラのパンフレットを渡され 「1ヶ月後に血液検査ね。」と言われただけでした。

よくあるタイプの医師とはいえ、脅すだけはしっかり脅して、あとのフォローが全くなしで、ひどいもんです。

エイジさん、怒って当然と思います。

書店で『我ら糖尿人、元気なのには理由がある。』に出会われたのは、偶然というよりユングの言う「共時性」であったような気がします。

(1)長年の偏頭痛の解消。
(2)長年の神経性胃炎、逆流性食道炎の解消。
(3)風邪をひかなくなる。
(4)仕事などの緊張からくる吐き気の解消。
(5)うつのような精神状態の解消。
(気が小さいのでもうどうにもならないとあきらめていました)
(6)腰痛、肩こりの解消。
(7)二日酔いの解消。(オマケですね)等等


これらも素晴らしいですね。

良かったです。

勿論個人差はありますが、スーパー糖質制限食実践で、多くの人が同様の経験をされています。

先月には、ガイドの方に「米を食べないで大丈夫かなぁ?」と心配されながら 主食を取らない糖質制限食で屋久島登山も軽々達成し 元気に「縄文杉」を見てきました。

私も屋久島は学生時代に一度いき、縄文杉まで登りました。懐かしいです。

スーパー糖質制限食で、持久力は間違いなく増強します。

エイジさんと同じく、山登りでまったく疲れなくなったとか、マラソンの記録が伸びたとかもよく聞きます。

夏井睦先生のブログでも同様の記事が載っていました。

エイジさん、その後も体重15kg減、HbA1c4.7〜4.9%(新基準前)で維持されていて、現在はすべて正常データですね。

これからも美味しく楽しく糖質制限食をお続けください。


江部康二

テーマ:糖質制限食
ジャンル:ヘルス・ダイエット
コメント
はじめまして
色々と勉強させていただいているものです。

私は、ウエイトリフティングの競技をやっている者です。

ので、日常的にウエイトトレーニングを行っているのですが、この運動は糖質しか使わないから糖質を摂りなさいとコーチにいわれる中で糖質制限を勝手に始めました。

私は生来痩せ型で(BMI16程)体調不良を改善したく糖質制限食を始めたのですが、3ヶ月たつ今も、下痢や眩暈、ふらつき、悪寒が絶えずに本当に辛いんです。(階段から落ちたり、急に前が見えなくなったりしました。)

が、先生を信じて、全てがいつか改善されると思い、続けてきました。

が、ついに先日、急性胃腸炎による激しい腹痛で救急搬送されてしまい、腹水も相当たまっているから糖質を摂りなさいといわれてしまいました。

病院側に何を言っても聞き入れてもらえないのですが(このままだと死にますよと脅される始末)今日もしっかり糖質は抜いています!

しかし少し不安になったので、質問させていただきました。

因みにカロリーは、一日2800-3200くらいは摂っています。

もしお時間があれば、ご回答いただけると幸いです!
2012/11/30(Fri) 19:05 | URL | BENCHPLESS | 【編集
Re: はじめまして
BENCHPLESS さん。

ウエイトトレーニングをしている場合は、糖質を摂取してもインスリン非依存的に
筋肉が血糖を取り込みますので、少々糖質を摂取してもいいと思います。

診察もしていないので、よくわかりませんが、2800-3000キロカロリー摂取しておられて
3ヶ月経過して、下痢、めまい、ふらつき、悪寒、・・・
は通常糖質制限食実践者で、今まで経験したことがありません。

ブログにも記載していますが、糖質制限食が合わない人もごくまれにおられます。
また甲状腺機能など検査されたほうがよいかと思います。


2012/11/30(Fri) 20:51 | URL | ドクター江部 | 【編集
江部先生こんばんは
この間コメントさせて頂いたうさぎです。今日は糖負荷試験の結果を聞きに病院へ行って来ました。1月前半に境界型と言われる。6/20 食前79 30分151 60分190 120分226 A1cJDS4.9 でした。11/22 食前75 30分179 60分254 90分229 120分306 A1cJDS4.9 IRIゼン(食前?)0.6 30分18.3 120分39.8 でした。(T_T)
5ヵ月間、1日の糖質量を20gで頑張って来ましたが、こんなに悪くなる事もあるのでしょうか?
このままスーパー糖質制限を続けて行けば、少しは膵臓の機能が回復するのでしょうか?
お時間のある時で結構ですので、御返事頂けると有り難いです。
2012/11/30(Fri) 22:33 | URL | うさぎ | 【編集
糖尿病を患う糖尿病専門医
糖尿病を患っている糖尿病専門医。そういう人はいると思います。糖尿病患者を毎日診察・指導しながら、自らも発症する専門医。きっといると思います。糖質制限しなければ一定割合が罹るのですから、専門医も例外ではありません。患者を指導しているとおり、自らもカロリー制限食、ウォーキングなどする、悪化程度に応じて投薬もする、インシュリンも打つ、そういうことをしているのでしょう。しかし、苦労の割りにたいして良くならない。そして、最近脚光を浴びている糖質制限食を試したところ、劇的な改善が得られた。今までの治療に疑問を抱く・・・そういう専門医がきっといるはずだ。そう思います。
2012/11/30(Fri) 23:55 | URL | コバタケ | 【編集
福岡の低糖質の伝道師山口です!
初めまして。

私、山口雅美と申します、

博多のホテルニューオータニでシェフ
をしています。

私自身、低糖質で現時点で17kg痩せました。

主要都市とはちがって、福岡の地方では、
あまりに情報も無く、発信者もなく。。

「これではいかん、だれも教えてくれないなら
俺がやる!」と、地元ではメディアに良く出て
ますので、「福岡の低糖質の伝道師」を宣言、
活動しています。

レストランで低糖質メニューを提供していますが、
糖尿の方から、涙を流して感謝をされます。

最近は医師が良く来られています。
そして自身が糖尿病のかたも多い。

実感するのは、医師は食の世界に無頓着
過ぎる、だから栄養士とも連携がとれていない!
これでは、低糖質の考え方を理解出来る訳も無い。 糖尿のかたが可愛そうです。

1年がかりで、低糖質パンも開発、ネットで
買うよりお安い設定で販売もしています。

Facebook上では「低糖質食事法友の会」も
立ち上げ、情報交換しています。

これからも。福岡の地で頑張ります、どうぞ
お見知りおきください!
2012/12/01(Sat) 00:57 | URL | 山口雅美 | 【編集
私も初心者です
同じ名前の方がいらっしゃるので改名します。
といっても私は殆どブログを見せて頂いているだけで、ちょっとだけボヤキの書き込みをするだけの単なる糖質制限ファンです。

私はダイエットの為、母は糖尿病の治療の為に今年の10月ごろからスーパー糖質制限食を実践している初心者です。
母は7年近く高血糖で、今年の9月にも食事療法で3週間入院したのですが血糖値は全く改善しませんでした。
私も「低インシュリンダイエット」などの関係で「炭水化物を多く取ると血糖値が上がる」ぐらいの知識はありましたので、母の入院時の食事内容を聞いてびっくりしました。こちらのブログでも皆さん同じ書き込みをされていますが、白米・うどん・パン、とにかく糖質が多いです。
「この医者じゃ駄目だな」と思いテレビなどで得た知識だけで糖質制限を始めました。(江部先生の本に出会う前でしたから・・・) 退院後2週間ほどして、その病院に再検査に行きましたところ、食後2時間の血糖値が157とかなり改善されていました。(入院時は食後300近くありました)
病院の先生は「よく頑張りましたね。有難う!」と言って握手をしてくれたそうです。母も苦笑いでしたが一応喜んでおりました。
今は江部先生の本で勉強させて頂いています。またこちらのブログで知った大阪の蛭間先生のところでお世話になっています。

母の血糖値も少しバラつきがありますが、殆どの日が、空腹時、食後とも正常値です。経口薬もやめることが出来ました。

初心者ですので失敗もあります。普通の「パルスイート」や「カロリー制限系のマヨネーズ」が駄目だということは3日前に知りましたので改善していきたいと思います。

「糖質を控えると糖尿病が良くなる。」一旦知ってしまうと恐ろしく簡単な理屈ですね。
子供のころ見た「偉人物語」の天然痘の話はよく理解できませんでしたが、糖尿病の話はわかります。
10年後か20年後の人は笑うかも知れませんね。
2012/12/01(Sat) 02:09 | URL | マキマキ(マッキー改め) | 【編集
糖質制限の質問です。
以前の先生の日記の中に、

糖質制限すると、太っている人は適正体重になり、
痩せている人は適正体重に戻るとありましたが、


ほんとに戻ってしまうのですか?


私は22歳 男 169.5cm  55.8kgですが、
スーパー糖質制限食で53kg  BMI18.4 を目指してて、どうしても痩せたいのです。
今までは、自分でいろいろ試行錯誤して63kgから減らしました。
最高で52,7kgまで減らせた時もあります。

最近先生の本でスーパー糖質制限食を始めて驚くくらい順調ですが、元に戻るのなら考え直そうと思ってます。

このまま続けててもいいのでしょうか?
先生のご意見を聞かせてください!!


お願いします!!
2012/12/01(Sat) 02:52 | URL | ルイス | 【編集
Re: 江部先生こんばんは
うさぎ さん。

個人差はありますが、時に糖質制限食で、75gブドウ糖負荷試験が悪化することがありえるようです。

「糖質制限を続けていていきなり負荷試験を受けると数値が跳ね上がるのでしょうか?」


そういう説もありますし、そのようなことはないという説もあります。

「改訂第4版糖尿病専門医研修ガイドブック」には、経口ブドウ糖負荷試験実施の前、3日間は150g以上の糖質を摂取するよう記載があります。

ともあれ、糖尿病と診断された場合は、通常ブドウ糖負荷試験の適応とはなりません。
私も糖尿病の診断基準を満たしているので、ブドウ糖負荷試験はしたことがありません。

11/22 食前75  IRI食前0.6 

少ないインスリンで、空腹時血糖値は正常ですので、マッチングがとても良くなっています。
インスリンは人体に絶対必要ですが、少なければ少ないほど身体にやさしいです。
うさぎさん、とてもよいことと思います。
糖質制限食を続ける限りは食後高血糖もありません。


2012/12/01(Sat) 08:26 | URL | ドクター江部 | 【編集
Re: 福岡の低糖質の伝道師山口です!
山口雅美  様

それは素晴らしいです。
17kg減量も、良かったですね。

今度博多にいったら、前もって予約してホテルニューオータニに食べに行きますので
よろしくお願い申し上げます。
2012/12/01(Sat) 08:34 | URL | ドクター江部 | 【編集
Re: 糖質制限の質問です。
ルイス さん。

BMI:20~25

が総死亡率が低いです。

糖質制限食で、上記BMIの間でその人の適正体重となると思います。

やせすぎは、お奨めできません。
2012/12/01(Sat) 08:38 | URL | ドクター江部 | 【編集
Re: 初めまして
さくら さん。

カテゴリーの
コレステロールの項目の記事をお読みください。
2012/12/01(Sat) 08:40 | URL | ドクター江部 | 【編集
ありがとうございました!
著作で拝見している先生から直接お返事が頂けたことが嬉しいやら、信じられないやら…何だかミーハー(死語ですかね?^^;)な気持ちで浮ついてしまいました。

専門家の先生に太鼓判を頂けたので、不安なく今後も同じように生活していきたいと思います。

私は糖尿ではないので、医師とのあれこれはありませんが、同僚との食事の時など理解がなく、『ご飯を食べないと身体に悪い』的な事を言われますし、何故女性はあんなにパスタが好きなのか…。
パスタ屋に行かれてしまうとお手上げです(あるのはパスタかピザかリゾット)。

同僚との交流のためなので参加はしますが、メニューはサラダとウインナーとかで毎回(同じメンバーなのに)説明を求められ、困惑してしまいます。もっと糖質制限が一般的になればいいのになあと思います…。

ですが、生涯を健康に長く過ごしたい私は今後もこの生活を続けて行きたいと思いますので、先生もお身体に気をつけて(更に、ですね^^)ますますご活躍下さい。

ブログは今後も楽しみに拝見致します。また不安な時はアドバイス頂けますと嬉しく思います。

このたびはありがとうございました。
2012/12/01(Sat) 15:18 | URL | みうら | 【編集
はじめまして
江部先生
はじめまして。7年前に糖尿病を発症し、日々食事に気をつけながら、食事コントロールの難しさに悩んでおりました。
9月より糖質制限を始め、様々な変化が体に現れており、その効果に驚いております。
まずは体重は3ヶ月で6Kgの減少、HbA1C(JDS)で5.8→5.4へと改善しています。
ところが昨日もっと驚く変化を歯科で指摘されました。
定期的に歯科で検診を受けているのですが、歯周廻りの出血率が3ヶ月前の22%から4%に改善していたのです。磨き方を変えたかどうかを尋ねられましたが、とんと心当たりがありません。
そこで思いついたのが糖質制限。
でんぷんなどの炭水化物が口の中に入らなければ、唾液で糖化されることもありません。そうなれば、歯周病菌の餌である糖が口の中から減少し、歯周病が改善するのは当たり前なのでしょう。
これからも色々自分の体の変化を楽しみたいと思います。
2012/12/14(Fri) 07:18 | URL | オカノ | 【編集
Re: はじめまして
オカノ さん

HbA1cの改善、歯周症の改善、良かったです。

糖質がミュータンス菌の餌であることは間違いないので、まさに兵糧攻めとなります。
2012/12/14(Fri) 18:20 | URL | ドクター江部 | 【編集
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