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高血糖、高インスリン血症と認知症
12/11/26 精神科医師A

久山研究と認知症
『糖尿病学2012』(門脇孝編) 診断と治療社(2012年5月刊)
pp93-100 ”糖尿病とAlzheimer病”
清原 裕 (九州大学大学院医学研究院環境医学分野)
www.shindan.co.jp/books/index.php?menu=10&cd=194400&kbn=1

【高血糖が認知症発症に関与する機序】

糖代謝異常が認知症をもたらす機序として、様々な学説が提唱されている。高血糖/糖尿病は脳動脈硬化を進展させて脳卒中を発生させるとともに、微小血管病変を形成して潜在的脳虚血を惹起し、VaDの原因となることが知られている。また、高血糖、特に食後高血糖は細胞内の酸化ストレスを増大させ、核酸やミトコンドリアに障害をもたらすといわれている。それが脳の機能的・構造的異常を徐々に促進して脳の老化をもたらし、最終的にAD様変化につながるという考えもある。さらに高血糖状態が長期間持続することで終末糖化産物(advanced glycation endproducts: AGEs)が形成されるが、これがADの中核物質であるAβの沈着や、タウ形成に関与するとの説もある。

また、インスリン代謝障害がAD発症にかかわる可能性も指摘されている。インスリンはAβの分泌を促進するとともに、細胞外でAβ分解作用を有するインスリン分解酵素と競合してAβの分解を阻害する。その結果、Aβが過剰となり老人斑の形成や神経原線維変化をもたらすといわれている。このインスリン分解酵素は肝、腎、筋肉とともに脳に高率に発現するが、糖尿病ではその活性が低下しているとの報告もある。インスリン分泌は、糖尿病発症前の軽度糖代謝異常の段階で最も亢進していることが知られている。前述の久山町の疫学調査や病理学的検討の成績は、これらの学説とよく一致している。つまり、高血糖/糖尿病を有する者の脳は、Aβが沈着しやすい環境下にあると考えられる。

【おわりに】
久山町における認知症の疫学調査では、糖尿病を含む糖代謝異常はVaDのみならずAD発症の有意な危険因子であつた。久山町では、2000年代に入り認知症、特にADの有病率が人口の高齢化を超えて上昇している。高齢者の糖代謝異常の増加がその要因である可能性が高い。認知症を予防するうえで、急増している糖代謝異常の予防・管理が大きな課題になったといえよう。

VaD: 脳血管性認知症
AD: アルツハイマー病
Aβ: アミロイドβ蛋白


おはようございます。

精神科医Aさんから、上記の興味深いコメントをいただきました。

久山研究と認知症、九州大学の清原裕先生の論文です。

ありがとうございます。

医学論文の表現は難しいので、以下わかりやすくまとめてみました。

1)
高血圧や高血糖があると、脳のごく細い血管に起きた動脈硬化が原因となって発症する小さな脳梗塞(ラクナ梗塞)を生じやすい。

ラクナ梗塞は一見無症状のことも多いが、複数になると脳血管性認知症の原因となる。

2)
高血糖→細胞内の酸化ストレス増大→核酸やミトコンドリアに障害→脳の機能的・構造的異常を徐々に促進→脳の老化→アルツハイマー病

高血糖→最終糖化産物(AGE)形成→アミロイドβ蛋白沈着→アルツハイマー病

3)
高インスリン血症→アミロイドβ蛋白増加

高インスリン血症→インスリン分解酵素の消費増大→アミロイドβ蛋白分解低下→アミロイドβ蛋白沈着→アルツハイマー病


高血糖は、脳血管性認知症及びアルツハイマー病共に、リスクとなります。

高インスリン血症は、アルツハイマー病のリスクとなります。

耐糖能正常でメタボの人は、高インスリン血症を生じやすいです。

糖尿病予備軍くらいの段階だと高インスリン血症を生じやすいです。

高インスリン血症とアルツハイマー病に関しては、『NHKためしてがってん』でも放送していました。

2012年09月27日 (木)の本ブログ記事

「ためしてがってん、アルツハイマーの意外な犯人」→ダブル炭水化物
「ためしてがってんのサイトから転載、アルツハイマー病の原因は炭水化物」

もご参照いただけば幸いです。

ともあれ、高血糖、高インスリン血症共に、糖質制限食で改善できます。

逆に言えば、高血糖と高インスリン血症を生じるのは、糖質摂取だけであり、脂質・たんぱく質摂取では、生じません。


江部康二

テーマ:糖尿病
ジャンル:ヘルス・ダイエット
コメント
色々と納得して来ました。
スーパー糖質制限を始めて1年とちょっと。

近頃第三者から、以前より頭の回転が速くなったとの指摘を受けたのですが、なんだか納得です。

勉強しなくても頭が良くなる可能性のある糖質制限。

まさか、年を重ねて頭が良くなる日が来るとは想像したこともありませんでした。

頑張って続けなくちゃ!

目下、通販を上手くつかおうと画策中です。
最近ブームで獲得合戦キャンペーンが凄いみたいです。

知らず知らず、他にも改善されているところがあるのかもしれないんですよね。楽しみです。
2012/11/29(Thu) 09:59 | URL | ロバート・ダウっ子 | 【編集
認知症は糖尿病の脳合併症
tagashuu@糖質制限による認知症予防効果実証計画立案中です。

糖尿病が認知症の発症リスクを高めることはもはや明白なので、

糖質制限が認知症の発症を予防できるという仮説は容易に立ち上がるのですが、

ここでもまた常識の壁が立ちはだかります。

言い換えれば、専門の壁ともいえます。

すなわち、「糖尿病のことは糖尿病専門医に任せておけばいい、任せておくのが一番安心」という風潮、考え方です。

一種、思考停止とも取れる考え方です。専門医の集合体である大学病院でこの傾向は極めて顕著です。

専門医が適切な診療を行っているうちは、この考え方でもそれなりにうまく回りますが、

専門医の考えが間違っていた時に、この考え方は非常に厄介な障壁に変貌します。

どなたかのコメントにもあったように、我々医師はこれまでいかに疎かな知識で食事療法を語っていたのかを全力で反省すべきなのです。

勿論、私自身を含めです。私も過去にカロリー制限を徹底指導(といっても栄養士さんに任せっきりでしたが)したにも関わらず、脳梗塞の再発を防げなかったという経験もあります。

脳梗塞にしても、認知症にしても起こしてしまうと不可逆的な病態です。予防するに越した事はありません。


糖尿病のないアルツハイマー病でさえ、糖質の関与が示唆されています
。以下の論文は「新しい創傷治療」の夏井先生の9月3日の更新履歴で紹介されていました。http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/22476197

これらの事を考え、糖質制限が認知症対策の救世主となる事を証明すべく、努力を続けていきます。

私も栄養学に精通しておかなければなりません。

来年の目標は標準体重達成に加えて、「ヒューマンニュートリション」読破です!
2012/11/29(Thu) 11:44 | URL | tagashuu | 【編集
Re: 認知症は糖尿病の脳合併症
tagashuu さん。

糖質制限による認知症予防効果実証計画・・・よろしくお願い申し上げます。
2012/11/29(Thu) 16:34 | URL | ドクター江部 | 【編集
Re: コレステロール値が大変なことに・・・
アラフォー主婦 さん。

魚:肉=1:1

くらいが、目安です。
ハンバーグ&チーズケーキばっかりは、さすがに偏ってます。
通常の糖質制限食で、コレステロールも元に戻ると思います。
糖質制限食に理解のある医師ですが、下記、山田明広先生とご相談ください。

山田明広先生 
循環器科 漢方・鍼灸
香椎内科診療所 
福岡市東区香椎駅東4-26-2
092-672-0808 代表
2012/11/29(Thu) 16:40 | URL | ドクター江部 | 【編集
糖質制限の質問です。
最近先生の糖質制限ダイエットの本でスーパー糖質制限食をしているのですが、

3日目くらいすると、一日30分ランニングしているのですが、糖質制限する前と比べると、疲れやすくなりました。
なせなのでしょうか?

2-3週間すると慣れて、疲れやだるさもなくなるのでしょうか?

私は22歳の男で、健康体です。
体系も普通です。


お忙しいを思いますがよろしくお願いします!!
2012/11/29(Thu) 21:33 | URL | ルイス | 【編集
Re: 糖質制限の質問です。
ルイス さん。

摂取エネルギー不足には注意してください。

摂取エネルギーが足りていれば、糖質制限食で持久力がつきます。
2012/11/29(Thu) 22:24 | URL | ドクター江部 | 【編集
自分の主治医は私
1型のみいこです。
ここ数日間の記事とコメント、全ての医療関係者の方々、患者の皆様に読んでいただきたい内容ですね。

私も自分の経験を何度かコメントさせていただいてますが、現行の栄養学の
炭水化物への崇拝は、何かに操作されているとしか思えません(笑)

初めに診察を受けた大学病院で、1型でもインスリン注射を拒否している私に対して言われた医師の言葉に深く傷つきました。

2ヶ月間の糖質制限とジャヌビアで、A1c9.2から6.5にまでなった私に対し、(自前基礎分泌インスリン2μ)
1型なのだからいつインスリンが枯渇するかわからないので1日でも早くインスリン注射を、と強く言われました

医師としてはそれが最善の治療であるとの考えは解るのですが、私はまだ1型だった事のショックも受け入れられずにいましたし、
注射なしでここまで数値も下がってる。

むしろ1型なのにどうやって数値が下がったのか、医師として興味がわかないのだろうかと思いつつ、

「1型でいずれ必ずインスリン注射しなければならないなら、人生の中でその時間と量を最小限にしたい」

と言いました。
今思えば、多量のインスリン分泌は体に良くないというのを無意識に感じていたのかもしれませんが…

そして返ってきたのは
「じゃあ人生の中で失明してる期間が長くなるって事ですよ!!」

この日からこの大学病院に行くのをやめました

それから1年半はジャヌビアも飲まず糖質制限だけで6.5%を保っていましたが、ついに自前インスリンが0.6μ程になり、
信頼できる病院と医師のアドバイスの下、自分の意志で、インスリン注射を開始しました。

途中、勘違いや間違いで紆余曲折もありましたが

自分の判断でその時々に合わせてインスリンの注射量も決め、病院には結果報告して、相談にのっていただいてるという感じです。

おかげさまで網膜症の検査でも一度もひっかかったことなく、眼科の先生からはいつもコントロール良好と誉められます


何名かの方もコメントされていますが
糖尿だけでなく、どんな病気も、自分の体の主治医は自分自身だと思います。

だから治療法は自分で選択したいのです。
糖質制限を広めるとか推奨とか、もちろん押し付けではなく、選択肢として教えてほしいだけなんです。

だって巷には血糖値を下げると言われるお茶とかサプリとか食材とか、たくさんあるじゃありませんか。

私も糖質制限しながら、
片っ端から試しました。
それこそ少しでも可能性があるならと。

残念ながら、効果を確認できるまで続けるには経済的に無理でした(笑)

人間には本来、
全ての病、怪我を自分で治す力があると言われています

盲目的にそれを信仰するばかりではなく、
時には西洋医学の力も借りながらで良いと思いますが、
どの治療を選ぶかは、
やはり自分で決めるのが最善だと思います。
選ぶ為に、情報が必要なんです

だって脳の栄養はブドウ糖だけだって事が間違いである事も知らない人たくさんいるでしょう。

試験に出たら○が正解なんですから
2012/11/29(Thu) 22:38 | URL | みいこ | 【編集
質問
糖尿病の影響かわかりませんが激やせしてしまいつい最近糖尿病だと分かりました。糖質制限をしながら体重を増やしていこうと思うんですが、いくつか質問があります。
1日2食と3食どちらの方が体重が増えるんでしょうか?
また、今私は、朝食抜き、昼食を12時に夕食を5時の1日2食の糖質制限を行っているんですが、間食は何時ごろとればよいでしょうか?
出来れば、体重を増やしたいので2,3回間食をいれたいんですが、
2012/11/29(Thu) 22:43 | URL | マッキー | 【編集
ありがとうございます!
返信をもらえたことがとてもうれしいです。

貴重なアドバイスありがとうございました。
2012/11/30(Fri) 03:37 | URL | ルイス | 【編集
Re: 空腹感について
はる さん。

通常、糖質制限食で、糖質摂取時のようなイライラするようなひどい空腹感はなくなり、
軽い適度の空腹感となります。

ただ摂取カロリー不足なら、単純にお腹が減るので、そこにご注意ください。
2012/11/30(Fri) 07:38 | URL | ドクター江部 | 【編集
糖尿病に対するウォーキングの効果について
江部先生
以前は痛風に対する糖質制限についてご教示いただきありがとうございます。
茨城県笠間市で整形外科医院を開業している西堀です。

今回のブログの内容とはあまり関係ないのですが、糖尿病とウォーキングについて質問させてください。
当院は整形外科なので、足腰が痛い高齢者がたくさん来ます。その中で、痛みの原因がウォーキングのやりすぎである方が、少なくありません。痛いのに無理して歩いていると、痛みが悪化して、余計歩けなくなるケースもあるため、ウォーキングを控えるように話すのですが、糖尿病専門医から、ウォーキングをするように言われているからと、止めてくれません。
ウォーキングを30分やって消費するカロリーはたったの100Kcalです。
糖尿病治療において、ウォーキングは痛くても我慢してやるほど必要なものなのでしょうか?
ウォーキングが食後高血糖を抑制する言うエビデンスはあるのでしょうか?(ググってみましたが、見つかりませんでした。)
お忙しいところ誠に申し訳ありませんが、ご教示いただければ幸甚です。
2012/11/30(Fri) 09:07 | URL | 西堀靖広 | 【編集
新書、導入〜!
ここ数日間の記事を読み、俄然やる気がでました。

奮発剤として『高雄病院の「糖質制限」給食』新規導入。

カルチャーショックです〜〜。。

しゃぶしゃぶと、ハンバーグの組み合わせって、見たことも聞いたこともなかったかも・・

過去、豆腐と肉の料理はよく作っていましたが(豚汁とか、マーボ豆腐とか)、「肉、魚、卵」又は、「肉、魚、豆腐」が同じ食卓にのっているところを、想像したことがありませんでした。。。おかずのタンパク質は1品、みたいな・・

参考にしつつ、ゆくゆくは、インド風とか、中華風とか、ロシア風(?)とか。世界の味付けバリエに発展させていくのが、今の夢です。

この1年は、糖質を抑えることに注力してきましたが、2年目以降は来年は、献立全体の栄養バランスが上手くなるよう、給食の本を参考に、修行してみようと思います。

きっとまた何かご利益があるはず!!
と楽しみにしています。
2012/11/30(Fri) 10:12 | URL | ロバート・ダウっ子 | 【編集
あじお と申します。

こんにちは。
1年ほど前に本ブログに投稿させて頂きまして
その後、1年数ヶ月糖質制限を実施しています。

その節は返信頂きまして大変ありがとうございます。
大変助かっており、体調もよいです。

近況報告をと思いまして投稿いたします。

私の場合、一昨年、昨年の健康診断で1時間後の血糖値が約220と高く
2時間後には140以下になっていることが判明しました。
一昨年のときは、たまたまの結果で2時間後は正常範囲内なので大丈夫だろうと、
気にしてなかったのですが、昨年も同じ結果でさすがにイカンと思い
いろいろ調べていたところ本ブログにたどりつきました。

その後、自己血糖測定器や尿検査シートで自分の血糖値の上がり方を見ながら
糖質制限を実施していました。

私の場合、主食はやめました。
おかずの糖質は揚げ物の衣など明らかに糖質と思える物はなるべく避ける程度で
その他はあまり気にしないで食べています。
また、私の場合、ごはんよりパンの方が血糖値が上がりにくい様なので
一食の糖質量を考えながらパンを食べることもあります。

主食を取らない分、アドバイスを頂いたとおり脂質、タンパク質は沢山食べています。
今年の健康診断では糖負荷試験は実施していませんが、血液検査はすべて正常範囲で
昨年の結果よりも良好なのに驚いています。

この程度の糖質制限なのですが、最近変化を感じています。
糖質制限実施後1年を過ぎたくらいから、昔ほど血糖値が上がらなくなったのです。
昔と同じ物、量を食べても1時間後の血糖値が20~40ほど低いのです。
少しうれしくなりましたが、調子に乗って糖質を食べると元に戻るかもしれませんので
今の食事方法を続けています。

それともう1点、私の場合、緊張すると血糖値が極端に上がるようです。
仕事で人前でプレゼン等をすると緊張しますがその後に、いつもとおりに
主食なしの食事をしてもおかずの糖質だけで1時間後に尿糖+になったことが何回かありました。
いつもは血糖値がさほど上がらない食事ないようなのに焦りましたが
緊張すると血糖値が極端に上がることが分かり、その後は緊張した後の食事では
いつもより糖質に注意するようにしています。

また近況報告いたします。
ありがとうございました。
2012/11/30(Fri) 12:54 | URL | あじお | 【編集
ご相談です
先生、お久しぶりです。
この間発売になりました「糖質量ハンドブック」を購入しまして外出時も参考にしております!

ちょっとご相談があるのです。
先日受けた健康診断の結果が今日出たのですが、結果に不安になってしまいました。
「肝機能検査」ではGOT=41、GPT=43。そしてLDLコレステロール=167でした。

先生の過去の記事などで、LDLは高くても心配はいらないとのことで安心できたのですが、肝機能の数値が不安が払拭できません。
お酒は週に2~3日程度、睡眠も十分、運動も毎日していますし、スタンダード糖質制限で適正体重になったので肥満でもありません。

糖質制限食で肝機能が正常になるという記事を読んではみたのですが、こういった場合、さらにアルコールを控えたり、何か気を使うべきでしょうか?
かかりつけの医者がいなく、江部先生にご相談しましたこと、大変恐縮です。
もし、お時間があればご回答いただければ幸いです。
2012/11/30(Fri) 16:03 | URL | コバ | 【編集
Re: 質問
マッキー さん。

現在1日2食の糖質制限食なら、それでいいと思います。
脂質・たんぱく質はしっかり摂って、カロリー不足にならないようにしてください。
1回の食事でたくさん食べることができないタイプは間食すればいいです。
間食はいつでもいいです。

ナッツ類20~30粒、チーズ、果物1/3個などが間食にいいです。
1日2回くらいOKです。

オリーブオイルを料理に使うとか、えごま油(αリノレン酸)をサラダにかけるとかで
カロリー摂取を増やすとよいです。
2012/11/30(Fri) 17:37 | URL | ドクター江部 | 【編集
Re: 糖尿病に対するウォーキングの効果について
西堀靖広 先生

ウォーキングの効果は個人差が大きいです。

エビデンスというほどのものはないと思いますが、
私達が調べた範囲では
まずBMI25以上の人には効果がでにくいです。
基礎分泌があるていど以上不足していても効果がでにくいです。

上記以外の人でも効果には個人差があり、30分歩いて、20~60mg下げるといったあたりでしょうか。

スーパー糖質制限食なら、運動なしでも、血糖コントロールは良好になることがほとんどですので
膝が痛んでまで運動する必用はないと思います。
2012/11/30(Fri) 17:48 | URL | ドクター江部 | 【編集
Re: はじめまして。
みうら さん。

多数の拙著のご購入、ありがとうございます。
161cm、51kgで、BMI:19.7 で正常やせ型です。

野菜と豆腐・おから・豆乳など大豆製品をたっぷり、ヨーグルト・・・
お肉はなしでも、お魚と鶏肉は摂っておられるので、動物たんぱく質不足にもなりません。
今のパターンの糖質制限食で、健康と思いますよ。
2012/11/30(Fri) 18:00 | URL | ドクター江部 | 【編集
Re: タイトルなし
あじお さん。

血糖コントロール良好、耐糖能改善、良かったです。

緊張すると血糖値が上がるのは、アドレナリンが分泌されているためと思いますので
心配ないです。
2012/11/30(Fri) 18:16 | URL | ドクター江部 | 【編集
Re: ご相談です
コバ さん。

「食品別糖質量ハンドブック」のご購入、ありがとうございます。

GOT=41、GPT=43

このていどの数値は、ちょっとした風邪とか運動のし過ぎとかで、いくらでもでます。

GOT・GPTは肝機能の検査ですが、筋肉運動でも上昇しますので・・・。
2012/11/30(Fri) 18:23 | URL | ドクター江部 | 【編集
江部先生
ご回答ありがとうございます。
ウォーキングの効果には個人差があるということですね。
運動が必要なら、もっと足腰に負担のかからない、自転車や水泳などを勧めてもらいたいのですが、糖尿病専門医は、何とかの一つ覚えのようにウォーキングばかり勧めるので、なんとかならないものかと。
糖質制限をすれば、ウォーキングなどしなくても血糖コントロールが良くなることは明白なのですが、主治医に無断で糖質制限を勧めるわけにもいかず、ジレンマを感じています。
2012/12/01(Sat) 20:42 | URL | 西堀靖広 | 【編集
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