2012年10月28日 (日)
こんばんは。
2012年08月14日 (火)の本ブログ記事
「カロリーゼロ」「カロリーオフ」「糖質ゼロ」「糖質オフ」の意味は
の文言を訂正します。
具体的には、「健康増進法」では、
ゼロ表示のときは・・・未満
オフ表示のときは・・・以下
としてあります。
参考:東京都の食品安全情報サイト 食品衛生の窓
http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/anzen/hoei/hoei_016/hoei_16b.html
「健康増進法」では、食品において栄養に関する表示を行える制度として、
「栄養成分表示」(第31条)を定めています。
この「栄養表示基準に基づく栄養成分表示」において、
1.「無」「ゼロ」「ノン」「レス」など“含まない”という表示
2.「低」「ひかえめ」「少」「ライト」「ダイエット」「オフ」など“低い”という表示
を記載する時に、守るべき基準値が定められています。
具体的には、
「カロリーゼロ」:
食品100gあたり5kcal未満(一般に飲用の液体では100mlあたり5kcal未満)
「カロリーオフ」:
食品100gあたり40kcal以下(一般に飲用の液体では100mlあたり20kcal以下)
と定められています。
「糖質ゼロ」:食品100gあたり0.5g未満(一般に飲用の液体では100mlあたり0.5g未満)
と定められています。
従って、「カロリーゼロ」「糖質ゼロ」という表示がしてあっても、カロリーが全くないとか糖質が全く含まれていない、ということではありませんので、一定の注意が必要です。
上記の東京都の食品安全情報サイト 食品衛生の窓 の健康増進法のPDFファイルでは、熱量、脂質、飽和脂肪酸、コレステロール、糖類、ナトリウムは強調表示(糖質オフなど・・・)に関しての記載があるのですが、糖質はありません。
※強調表示の基準が定められていない栄養成分について、強調表示を行うことは差し支えないが、誇大な表示とならないよう十分な注意が必要である。
という記載があります。
某ビールメーカーの広報によれば、「糖質オフ」:飲用の液体では100mlあたり2.5g以下が、表示できるとしています。
どなたか「健康増進法」に詳しい人、「糖質オフ」について栄養表示基準があるのかないのかとか、ご教示願えれば幸いです。
江部康二
2012年08月14日 (火)の本ブログ記事
「カロリーゼロ」「カロリーオフ」「糖質ゼロ」「糖質オフ」の意味は
の文言を訂正します。
具体的には、「健康増進法」では、
ゼロ表示のときは・・・未満
オフ表示のときは・・・以下
としてあります。
参考:東京都の食品安全情報サイト 食品衛生の窓
http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/anzen/hoei/hoei_016/hoei_16b.html
「健康増進法」では、食品において栄養に関する表示を行える制度として、
「栄養成分表示」(第31条)を定めています。
この「栄養表示基準に基づく栄養成分表示」において、
1.「無」「ゼロ」「ノン」「レス」など“含まない”という表示
2.「低」「ひかえめ」「少」「ライト」「ダイエット」「オフ」など“低い”という表示
を記載する時に、守るべき基準値が定められています。
具体的には、
「カロリーゼロ」:
食品100gあたり5kcal未満(一般に飲用の液体では100mlあたり5kcal未満)
「カロリーオフ」:
食品100gあたり40kcal以下(一般に飲用の液体では100mlあたり20kcal以下)
と定められています。
「糖質ゼロ」:食品100gあたり0.5g未満(一般に飲用の液体では100mlあたり0.5g未満)
と定められています。
従って、「カロリーゼロ」「糖質ゼロ」という表示がしてあっても、カロリーが全くないとか糖質が全く含まれていない、ということではありませんので、一定の注意が必要です。
上記の東京都の食品安全情報サイト 食品衛生の窓 の健康増進法のPDFファイルでは、熱量、脂質、飽和脂肪酸、コレステロール、糖類、ナトリウムは強調表示(糖質オフなど・・・)に関しての記載があるのですが、糖質はありません。
※強調表示の基準が定められていない栄養成分について、強調表示を行うことは差し支えないが、誇大な表示とならないよう十分な注意が必要である。
という記載があります。
某ビールメーカーの広報によれば、「糖質オフ」:飲用の液体では100mlあたり2.5g以下が、表示できるとしています。
どなたか「健康増進法」に詳しい人、「糖質オフ」について栄養表示基準があるのかないのかとか、ご教示願えれば幸いです。
江部康二
江部先生はじめまして。
糖尿病になり、コントロールが悪くなり、2週間ほど前から先生の監修された本を参考にしながら糖質制限をしています。
教えていただきたいのですが、どうして、食後2時間の血糖値が重要視されるのでしょうか?
食後1時間でも食後3時間でもなく、どうして食後2時間なのでしょうか?
調べてみたのですが、よくわからなかったので、教えてください。よろしくお願いします。
糖尿病になり、コントロールが悪くなり、2週間ほど前から先生の監修された本を参考にしながら糖質制限をしています。
教えていただきたいのですが、どうして、食後2時間の血糖値が重要視されるのでしょうか?
食後1時間でも食後3時間でもなく、どうして食後2時間なのでしょうか?
調べてみたのですが、よくわからなかったので、教えてください。よろしくお願いします。
まだ実践3ヶ月の新参者ですが、糖質制限を始めて思うことがあります:
一言でいえば「糖の表示がまぎわらしい」です。
しっかり確認していれば買わなかったのに・・・という経験が何度もあります。
糖質オフと思っていたら、糖類オフだったこと。飲料でよく間違えます。
もっと識別しやすい表現にしてほしいと思ったりします。「血糖上昇しません」とか追加してくれればいいのに。
あと、表示が一食で許容糖質量だと思っていたら、○○gあたりだったこと。まるでCMの諸注意のように見落とすことなくじっくり見なければ、余計な失望感を味わってしまいます。
糖質制限前は食品包装の裏見る(時折ですが)のはカロリーだけだったような気がします。欲望にまかせて値段だけ見て買うのが普通でした。今はスーパー実行中なので到底できません。
これだけ健康が叫ばれているのに栄養成分表示さえない商品が沢山あるのも考えものだと今は思います。
海外(特にアメリカ)の食品は事細かに表示されていますね。全体量と一食あたりの二つに分けてたり。
昔は「神経質すぎ」と思いましたが、今ではかなり参考になっています。
日本も糖類オフ、糖質オフ、シュガーレスなどといった表現を強調するのではなく、詳細な栄養成分表示を売りにして欲しい、と願っています。
それを見れば、一目瞭然でしょうから・・・
一言でいえば「糖の表示がまぎわらしい」です。
しっかり確認していれば買わなかったのに・・・という経験が何度もあります。
糖質オフと思っていたら、糖類オフだったこと。飲料でよく間違えます。
もっと識別しやすい表現にしてほしいと思ったりします。「血糖上昇しません」とか追加してくれればいいのに。
あと、表示が一食で許容糖質量だと思っていたら、○○gあたりだったこと。まるでCMの諸注意のように見落とすことなくじっくり見なければ、余計な失望感を味わってしまいます。
糖質制限前は食品包装の裏見る(時折ですが)のはカロリーだけだったような気がします。欲望にまかせて値段だけ見て買うのが普通でした。今はスーパー実行中なので到底できません。
これだけ健康が叫ばれているのに栄養成分表示さえない商品が沢山あるのも考えものだと今は思います。
海外(特にアメリカ)の食品は事細かに表示されていますね。全体量と一食あたりの二つに分けてたり。
昔は「神経質すぎ」と思いましたが、今ではかなり参考になっています。
日本も糖類オフ、糖質オフ、シュガーレスなどといった表現を強調するのではなく、詳細な栄養成分表示を売りにして欲しい、と願っています。
それを見れば、一目瞭然でしょうから・・・
2012/10/29(Mon) 14:31 | URL | 雨 | 【編集】
まも さん。
基本的には食後2時間の血糖値が、動脈硬化のリスクと一番相関するとされているからです。
ただ、食後1時間血糖値も重要とする医師もいます。
基本的には食後2時間の血糖値が、動脈硬化のリスクと一番相関するとされているからです。
ただ、食後1時間血糖値も重要とする医師もいます。
2012/10/29(Mon) 18:17 | URL | ドクター江部 | 【編集】
忙しい中、ありがとうございました。
糖質制限にしてから、食後の血糖が以前に比べあがらなくなりました。
今後も勉強させていただきますので、よろしくお願い致します。
糖質制限にしてから、食後の血糖が以前に比べあがらなくなりました。
今後も勉強させていただきますので、よろしくお願い致します。
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