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糖質制限食1年と8ヶ月、コントロール良好、ケトン体の評価は?
おはようございます。

Yamamoto _ma さん から、糖質制限食1年と8ヶ月、現在HbA1c 5.5%(NGSP値) 空腹時血糖値107mg/dl
コントロール良好というコメントをいただきました。

【12/08/18 Yamamoto _ma
ケトン血症・脱水?
糖質制限食を開始して1年と8カ月となりました。
 
血糖のコントロールは良好で、現在HbA1c 5.5(5.1) 空腹時血糖値107です。
江部先生には感謝感謝です。

ここ半年、歳も歳(65)で認知症予防のためケトン体(3-ヒドロキシ酪酸)の量を増加させたいと意図しまして、糖質制限をしながら脂肪の摂取をかなり増やした食生活にしました。

一日オリーブオイル大サジ4杯ぐらい、アボガド半個、チーズ30g 脂身の豚肉150gまたは牛肉、近頃多く出回ってる安いサーモン、野菜、果物少々の内容です。

肉の脂身は安全という日本脂質栄養学会を信じております。 これが旨いのですよね(笑)

で、先日の検査でこちらからのオプションとしてケトン体の数値とCペプタイド-1 を検査してもらうことにしました。

で、結果は・・・

総ケトン体    2140MMOL/L
アセト酢酸     200MMOL/L
3ヒドロキシ酪酸    1940MMOL/L
C-ペプチド       0.8

とあいなりました。

まあ、DMですので0.8はしかたないでしょう。

ケトン体に関してはまあまあいい線行ってるじゃない!って気分で喜んでおります。

この高脂肪食、高カロリー食で、なんと体重3kg減となりました。長い階段なんのその、スイスイ登れます。体調絶好調です。

ここで問題が発生しました。

主治医が上記結果を見て、あたふたした様子で、他の先生にも相談しますが、「医者として責任持てません」と怒り始めました。糖質制限食は全く理解してないのは承知しておりましたが、これ以上この医師と付き合っても、なんだかこちらが医師をからっかているようで、申し訳なくどうしようか悩みどこなのです。

ところで、門脇理事長の言うケトン血症・脱水というのは何んのことなんでしょうかねぇ。】


Yamamoto _ma さん。
糖尿病はコントロール良好を超えて、正常値でコントロール優秀ですね。(⌒o⌒)v

総ケトン体    2140MMOL/L
アセト酢酸     200MMOL/L
3ヒドロキシ酪酸    1940MMOL/L


ケトン体の数値も素晴らしいデータです。 (^_^)

スーパー糖質制限食をきっちりやっておられるのですね。

Yamamoto _ma さんのケトン体の数値は、農耕開始以前の700万年間の、人類のご先祖のデータと同じと思います。

インスリン作用があるときは、ケトン体の上昇は生理的なもので、まったく正常であり、何の問題もありません。

例えば、絶食療法とかスーパー糖質制限食とかケトン食療法を実践中は、ケトン体値は、Yamamoto _ma さんと同様の数値となります。

この「生理的ケトン体高値」という状態に対して「病理的ケトン体高値」という病態があります。

門脇理事長は、「病理的ケトン体高値」のことを懸念しておられるのだと思います。

しかし、スーパー糖質制限食で生じるのは前述の如く「生理的ケトン体高値」であり、「病理的ケトン体高値」は生じません。このことを、混同され誤解しておられるものと思います。

病理的ケトン体高値というのは、「糖尿病ケトアシドーシス」がほとんどです。

こちらはインスリン作用が欠落した重症糖尿病例においてのみ発症する病態で、生命の危険があります。

Yamamoto _ma さんの主治医は、この「糖尿病ケトアシドーシス」と、誤解されて狼狽えられたのだと思います。

なお、脱水云々に関しては、そもそもスーパー糖質制限食とは無関係の話です。

スーパー糖質制限食を実践して普通に水を飲んでいたら、脱水になどなりません。

2012年08月02日 (木)の本ブログ記事

「日本糖尿病学会・門脇理事長の糖質制限食批判(読売新聞)への反論」

もご参照いただけば幸いです。



江部康二

テーマ:糖質制限食
ジャンル:ヘルス・ダイエット
コメント
江部先生こんにちは、
今テレビ(RNC)で糖尿病特集番組をしているのですが、医師も栄養士も旧来の治療法を説得しています。
透析や足の切断まで悪化した芸能人の患者を招いて、糖尿病の恐ろしさを視聴者に説明しているのですが、糖質制限食については一切ありません(-_-#)
インスリンを早めにすることを奨励したり、欧米化された脂肪食が問題だという論調には違和感を覚えます(>_<)
マスコミの影響は大きく、これが全てだという思い込みを招きますよね(・_・;)
農水省による糖質過多食の勧めと、厚労省による医薬品の勧めを何とか抑えなければ(-.-#)

一刻も早く糖質制限食が国民に浸透してほしいと念じます。
2012/08/22(Wed) 15:53 | URL | 糖尿人M | 【編集
脂肪が悪い
あっつーい!
江部先生、読者の皆様こんにちは!

今、テレビ(日テレ系)の「ミヤネ屋」で、糖尿病の特集やってましたー。多分コメントがかぶるでしょうけど(笑)

夕陽ヶ丘佐藤クリニックの佐藤センセイが、日本人は食の欧米化がいけない、脂肪がいけないとおっしゃりました( ̄∀ ̄;)

特に、脂肪が悪い、脂肪はなるべく少なく、と、7回位?(笑)教えてくださいましたー(-_-#)

ゲストに社会派コントの「ザ・ニュースペーパー」の糖尿病合併症で足切断と人工透析中の方(すみません、名前忘れて)が出演、「腹七分目で好きなものを食べてます」「ビールはコップ一杯」、現在9種類の薬を飲んでます。

それに対して砂糖センセイは、あ、佐藤先生は「お酒も少しだけ」「脂肪控えて」と通らない声でおっしゃるばかり。

ニュースペーパーのこの方、以前から知っていたけど、自分が江部先生や糖質制限食を知らなかった時は「かわいそうに。気の毒」としか思わなかったけど、今日は「お肉食べさせてあげたい!焼酎呑ませてあげたい!」と思いました。
コメンテーターのジャガー横田さんのご主人で医師の木下さんも、「糖尿病患者さんはなかなか食事療法(カロリー制限食)を守ってくれないんですね~」と渋い顔。

だけど、司会の宮根さんが、ウッカリ口が滑って、佐藤先生が一度もおっしゃってない「(控え目にするのは)糖質とかね‥」と言ってしまったのは私は聞き逃しませんでした(爆)

いよいよ日本糖尿病学会も糖質制限食の進出に焦って、テレビ利用してきたのかしら?
江部先生ご出演のテレビ朝日の報道特集やりませんね(∋_∈)
2012/08/22(Wed) 16:20 | URL | もんたろ | 【編集
HOMA-βについて
江部先生、いつもありがとうございます。
もう何度も書かせて頂いていてますが、
3年前の発覚時
空腹時206 A1C7.3、中性脂肪111 HDL59 LDL137 
翌日から糖質制限食開始して、1ヶ月後には
空腹時138 A1C6.3、中性脂肪66 HDL46 LDL91 
と改善され、現在では、
空腹時125 A1C4.6 中性脂肪44 HDL71 LDL85 
付近を行ったり来たりしています。

今日お伺いしたいのは、3年前、発覚一ヵ月後に行った負荷試験では、
血糖値空腹時138 30分値223  60分292  120分234
IRI空腹時 15.9    30.4    62.8    126.8
だったので、HOMA-Rは5.4  HOMA-βは77.35 分泌指数は0.168 でした。

再度負荷試験もやりたくないので、先日採血時に、空腹時IRIを計測したところ
6.9だったので、HOMA-Rは2.0 HOMA-βは43.58ということになります。

まず、インスリン抵抗性が5.4→2.0に改善されたのは、嬉しかったのですが、
HOMA-βについて、正常値40-60という事なので77.35はかなり過剰と思いますが
『77.35が43.58になった』というのは、
“残存した内因性インスリン分泌機能が衰えた”という事になるのですか?

それとも、“インスリン抵抗性が大きかった為に過剰分泌だったけれど、
それが収まってきた”という事でしょうか?
正常値の下限に近づいていくのもまた心配で、質問させて頂きました。


それともう一つ、糖質制限を開始してから上昇したまま戻ってこないのが、
尿酸値です。7~8.3くらいを行き来しています。
腎臓への影響も気になりますし、このまま放置しても良いのかどうか・・。


<手応え>3年前に人間ドックに行った際には、糖質制限を思い切り否定され
以前の数値も信用してもらえないほどでしたが、先日の人間ドックでは、
記載した食事内容について、「糖質制限をしているということですね」と
極自然に対応され、糖質制限が確かに浸透してきているという手応えを感じました。
2012/08/22(Wed) 16:35 | URL | ゆうこ | 【編集
順調でしょうか
江部先生

はじめまして。45歳女性です。
「主食を抜けば・・・」や「やせる食べ方」等数冊
購入させて頂き、8月より本格的に糖質制限食に励んでいます。

今年3月頃急に心臓がバクバクとなったり、息苦しくなりで循環器内科を受診し血液検査をしたところ高コレステロースと高血圧で血圧昇降薬と抗コレステロール剤を処方されその後月1ペースで血液検査を受けています。

丁度同時期に変形性股関節炎で歩けなくなり
かなりの炎症反応も出ていたり、3月から約3ヶ月間ほとんど歩く事も出来ない状態の時に
「食事療法と運動療法でなんとかしないといけないが、HbA1c7.4→8.7で運動が全く出来ないので投薬を開始します」との事でジャヌビア50mg・を追加投薬、血圧昇降薬2種・抗コレステロール薬を処方されています。
確かにこの時期は心身ともに娘の受験や反抗期+夫と別居などが重なり、かなりストレスフル状態でした。

4月下旬にA1c8.7(JDS)と診断され自分が糖尿病だと受け入れることがなかなか出来ず(笑)「絶対薬を止めてやる」という気合で低GIダイエット+プチ制限食のミックスした食事にに励み7月中旬まで行って体重は83.8kg→79kgまで減らしましたが(以前は残さず男性並みに定食も食べたりしていました)その時までは3食きっちり玄米ご飯を100g食べていました。白米は止めていました。

7月中旬腹腔鏡手術にて胆嚢摘出をした際、入院食は「膵軟菜食」ということで、どんぶりの白米とくず野菜に気持ち鶏肉が混ざっている様なおかず・味噌汁・缶詰フルーツ・果汁飲料と食べるのが怖くなるような食事に愕然としましたが、「病院が出すのだから大丈夫?だろう・・・」と思いフルールとジュースを残し、白米も完食していました。
術後、ブドウ糖点滴中の食前血糖値は110でしたが食後1時間で220となり「インスリンを注射します」と言われ「ブドウ糖点滴をして、こんな食事をしたら血糖値は上がるに決まってます。納得できません」と看護師に訴えましたが「糖分を取らないと創が回復しない」との事で主治医・看護師・薬剤師が次々にやって来ては「糖質制限食はなんの根拠もないし高脂肪・高タンパク食は動脈硬化の原因だ」と散々説教され「退院したら絶対スーパー糖質制限を実行しよう!」と思い現在に至ります。

前置きが長くなりましたが
4月
HbA1c 8.7(JDS)
Tco 311
TG 515
γ-GTP 127

術後 7月末
HbA1c 6(JDS)
Tco 146
TG 98
γ-GTP 50(術後激減)

と玄米魚菜食+プチと投薬(体はほとんど動かしていない)でここまで数値が改善されています。しかし今はスーパー糖質制限にしているので投薬を中止したいと懇願しても「HbA1cが4%台にならないと中止できない」と言われてしまいどうも納得できません。

体重は今月よりスーパーに変えてから、なだらかですが1~2Kgを行ったり来たりで減っています。
完全スーパーにしているので、自己判断で昇降剤以外の薬は中止してしまいましたがこれはまずいでしょうか?
そして男性は3ヶ月位で皆さん10kg近く痩せられているのを知ると焦りがあります。
同時に野菜を多く取っていますが、和漢箋を服用してやっと3日振りに大量の便が出た状況です。
しかし糖質を制限してから、以前のような下痢・便秘の繰り返しはなくなり、標本のような(?)良い便に変わりました。

主治医の指示通りジャヌビア錠を服用しなければならない数値でしょうか?
また便秘が解消され、体重が減るには個人差もあると思いますが、女性の場合どの位の期間を要するのかお知らせ頂けますと嬉しいです。

これからも江部先生を信じて頑張ってみようと思います。
2012/08/22(Wed) 20:24 | URL | エス | 【編集
コレステロール値
こんにちは。

糖質制限 スタンダードで3ヶ月目のゆんです。
目的はダイエット&女性ホルモンアンバランスを補正すべく励んでおります。

40歳特定検診で、やはり来ましたよ、コレステロール値UP!

1年前健診→今月
BMI:28.1→ 25.4
中性脂肪:63→ 62
HDL:58→ 70
LDL:142→ 222 (!)
GOT:13→ 16
GPT:9→ 10
γ-GTP:11→ 9
HgA1c:4.6→ 4.5

LDLコレステロールが上昇してしまうのは、江部先生のブログによれば、

「従って、コレステロールの多い食品を摂取すると、一過性に血清コレステロール値が上昇する人もありますが、肝臓で調整するので、3~6~12ヶ月ていどで補正されます。」

とのことなので、担当医はなにか肉を食べすぎないようにとか言っていたような気がしますが、うわの空でした・・・。
でも、動脈硬化の心配があるとか、更年期を迎えると女性ホルモン減少でもっとコレステロール高くなるよとか、認知症になる等脅し文句を言われました。

確かに動脈硬化は認知症とも深いかかわりがあるのは知ってますが、コレステロールのせいだというのは、・・・。

ただ、「もともと貧しい食生活をしていた先祖の遺伝子を受け継ぎ、糖質や脂質をため込みやすい体質なのでしょう」というコメントには共感を覚えました。

女性ホルモンバランスについては、子宮筋腫のエコー検査にて少し筋腫の縮小がみられました。
まだ糖質制限始めたばかりなので、本当に結果が出てくるのはまだ先のことでしょうが、現時点で1年前より大きく育っていないだけでも安心です。婦人科の悩みを持つ人々の間でも糖質制限は大きな流れをもってくると思います。

寝起きも良く、朝一からとても元気に活動できています。猛暑にもかかわらず、夏バテしない体になりました。毎年むくみ・なまりのような体の重さにうなだれていた私にはうれしい体質改善です。

これからもがんばりたいと思います。
2012/08/22(Wed) 21:20 | URL | ゆん | 【編集
Re: タイトルなし
糖尿人M さん。

同感です。

それでも、糖質制限食の医学界への浸透は加速しています。
今日もいまから、志多医師会の招聘で藤枝市におもむいて、糖質制限食のお話をします。
2012/08/23(Thu) 14:35 | URL | ドクター江部 | 【編集
Re: 脂肪が悪い
もんたろ さん。

『だけど、司会の宮根さんが、ウッカリ口が滑って、佐藤先生が一度もおっしゃってない「(控え目にするのは)糖質とかね‥」と言ってしまったのは私は聞き逃しませんでした(爆)』

これは楽しみですね。
宮根さん、期待できそうです。
2012/08/23(Thu) 14:40 | URL | ドクター江部 | 【編集
Re: HOMA-βについて
ゆうこ さん。

『“インスリン抵抗性が大きかった為に過剰分泌だったけれど、
それが収まってきた”という事でしょうか? 』

その通りと思います。
とても良いことです。

尿酸も過去、痛風発作を起こしたことがないならば、経過をみて大丈夫です。
2012/08/23(Thu) 14:44 | URL | ドクター江部 | 【編集
Re: 順調でしょうか
エス さん。

今のデータでスーパー糖質制限食なら、ジャヌビアはやめてもOKと思います。

女性は基礎代謝が男性より低いので、体重減少も緩やかです。

3ヶ月~半年で便通は落ち着くと思います。
体重は直線的ではなくて、階段状に減っていくと思います。
2012/08/23(Thu) 14:51 | URL | ドクター江部 | 【編集
Re: コレステロール値
ゆん さん。

HDLコレステロールが増えていてとてもいいです。
体調良好も良かったです。

コレステロールは脳の乾燥重量の3割を占めています。
逆にコレステロールが低いと認知症になりやすいと思います。

LDLコレステロールは、1~2年まで経過をみて問題ないと思います。

2012/08/23(Thu) 14:58 | URL | ドクター江部 | 【編集
Re: アレルギー反応が無くなる
アレルギーバスター さん。

症状改善良かったです。
スエーデンでは、糖質制限食がこの数年、社会現象なのですね。
2012/09/02(Sun) 19:08 | URL | ドクター江部 | 【編集
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