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基礎分泌のインスリンと追加分泌のインスリン
こんばんは。だいぶ日が暮れるのが早くなってきました。
まだ午後6時前なのに、すっかり暗くなってて、こんにちはより、こんばんはですね。

さて、もう一度、哲学者さんから質問です。

「どうもお答えくださりありがとうございます!
どうも丁寧にお答えくださりありがとうございます。恐縮しております。
理解できました。まずは糖質の量、あとはGIによる吸収の度合い、それと追加インスリンの点ということですね!血糖値のパターンが異なるのは・・・
私達は追加インスリンで第一相反応が衰えているし第二相も衰えているのですね!
実は恥ずかしながら追加インスリン分泌で
第一相と第二相があるのを初めて知りました・・・^^;;
いろいろと勉強になります。まだまだ奥が深いものなのですね。糖尿になってからやはり関心は高いのでいろいろと知りたいことが沢山出てきます! 

それにしても糖尿人にとっては糖質を沢山摂る事は結構無謀だったりしますね・・・^^;;それでも今まで糖質に慣れて生活してきたのでとりあえずは今のところ昼食だけ高糖質であとは低糖質にしています。やはりご飯も食べたいもので・・・続けていくために無理せずに頑張っていきたいと思います。
哲学者 | 2007.10.13(土) 11:07 | URL | 【コメント編集】

■追加

書き忘れてしまって思い出したのですが・・・
どうして追加インスリンの分泌が遅く出てしまうのでしょうか?
人体とはつくづく不思議なものです。。。
哲学者 | 2007.10.13(土) 11:10」


哲学者さん、なかなか鋭い質問ですね。タジタジです<(^ー^ι)

少し復習です。

インスリンには、24時間ずっとベースに少量分泌されている基礎分泌のインスリンと、食後に血糖値が上昇した時に出る追加分泌のインスリンがあります。追加分泌のインスリンには、即分泌される第1相と少し遅れて出る第2相があります。

一般的には、基礎分泌のインスリンが低下してくると、早朝空腹時血糖値が上昇してきます。一番多いパターンは食後高血糖が数年続いたあとにこの状態になります。

ですから、空腹時血糖での健康診断は、食後高血糖を見逃してしまうのであまり良くないのです。

さて、

『それにしてもどうして追加インスリンの分泌が遅く出てしまうのでしょうか?』

2型糖尿病患者の非糖尿病の近親者を調べたら、追加分泌の第一相が欠如している人が時々いるようです。つまり、先天的に膵臓のベータ細胞の機能がよろしくない一群の人達がいて、当然糖尿病になりやすいというパターンが一つ存在するわけです。

一方で、2型糖尿病患者の非糖尿病の近親者を調べたら、インスリン抵抗性が認められても、インスリンの第1相反応は保たれている場合があります。

このようにインスリン分泌低下とインスリン抵抗性(合わせてインスリンの作用不足)で糖尿病を発症しますが、日本人には分泌低下が主の糖尿人が多く、欧米人には抵抗性が主の糖尿人が多いとされています。

一旦、高血糖になってしまうと、高血糖そのものがベータ細胞にダメージを与えてインスリン分泌低下になり、また高血糖そのものがインスリン抵抗性を高めてしまいます。

高血糖→インスリン分泌抑制とインスリン抵抗性増大→高血糖>

この悪循環のことを『糖毒』といいます。

糖質制限食で糖毒の悪循環を断ち切ることが可能です。

<続く>

江部康二
テーマ:糖尿病
ジャンル:ヘルス・ダイエット
コメント
まだまだ解明されていないので今後の研究に委ねられますね…

食後の血糖値パターンについて(カーボ量、GI、健常者、糖尿人)もっと臨床データを増やすべきでしょうね。それにともなうインスリンの分泌パターンもですが。それにより より正確に糖尿病に移行しつつあるヒト達の早期発見がしやすくなると思います。まだまだ空腹時の血糖値で正常範囲なら「健常者」と思われておりますから。(それなら今の私でも健常者ですし…(笑))

せめてカーボ摂取2時間後の血糖値を測ることを測定項目に義務づけるべきですよね。


海外でそうならないと日本でも行われないのでしょうかね…
2007/10/14(Sun) 08:10 | URL | 哲学者 | 【編集
度々ですが・・・
追加インスリンのパターンも人種により違うようですね。。。

いずれにしても高糖質の食生活というもの自体が不自然だった

ということでしょうね。。。


高血糖であるということは脳下垂体が高血糖の状態であってはならないと判断し疲弊している膵臓のベータ細胞に指示するので精一杯、なけなしのインスリンを出そうとしている膵臓に余計に負担を強いることになる・・・おそらくは
出したくても出せないのにということで血糖値を空腹時の数値に戻さないといつまでも脳下垂体が膵臓に血糖値下げるよう指示をし続けるのでしょうから速やかに血糖値を空腹時の状態に減らすことが大切なことなのでしょうね・・・

高カーボの食生活は相当に膵臓のベータ細胞に負担を強いての生活ということですね!

2007/10/14(Sun) 09:18 | URL | 哲学者 | 【編集
哲学者さん。
仰るとおりですね。
高カーボの食生活、
特に長年にわたる精製炭水化物の摂取は
人類の膵臓のベータ細胞に
かなりの負担を強いていると考えられます。
2007/10/14(Sun) 11:14 | URL | 江部康二 | 【編集
あのぅ・・・
血糖値をどう調整しているのかをネットで調べてみました。

脳下垂体は後で調べてみたら副腎を刺激して

血糖値を上げる場合に働くのですね・・・

血糖値を下げる場合は直接的にはグルコースが直接ベータ細胞に働き

それでインスリン分泌へとなるのですね!(間接的には視床下部

が副交感神経を刺激してインスリン分泌を増大させるーリラックスが大切

ストレスが敵ということ・・・)

脳下垂体の指令で膵臓のベータ細胞に働きかけると間違ったことを書いてしまい申し訳ありませんでした。


直接グルコースの上昇によりベータ細胞に働きかけるということは、まるでグルコース自身がベータ細胞に対してインスリンを出せと要求

しているようにも思えます。。。それだから疲弊した細胞が余計に

疲弊するのですかね・・・
2007/10/14(Sun) 22:56 | URL | 哲学者 | 【編集
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