2012年07月08日 (日)
こんにちは。
7月8日の読売新聞に
低糖質・高蛋白質摂取で心血管イベントが上昇!?
という「ブリティッシュ・メディカル・ジャーナル」の論文の解説記事が掲載されました。
2012年7月3日に、医師のための情報専門サイトMT Proで、山田悟先生が、批判的に解説しておられる論文です。本ブログでも、7月3日の記事にしました。
英語に堪能な研究者の友人にアドバイスをいただきましたが、この論文は、デザインそのものに重要な問題があり信頼度は低いです。
論文の問題点
#1「栄養分析が登録時の1回のみで、15年以上その食生活が継続しているという仮定」
これは、この論文の根拠となる仮定そのものですが、おおいに疑問です。
15年間、同じ糖質・炭水化物の摂取比率ということが前提の研究ですが、これはさすがに無理があります。
そもそも、糖質制限食に対する批判の一つに長期間続けにくい食事療法であるというのがあります。
私達のように理論的に確信して糖質制限食を実践している場合は継続しやすいですが、普通の人が思いつきで糖質制限食を始めても、続かないと思います。
このように、この論文のグループ分けの根拠そのものが信頼度が低いので、そこから導き出される結論も当然、信頼度は低いです。
#2「質問事項が、食べた食物の項目で答えるタイプで、炭水化物(糖質)量など各栄養素の算出方法が明確でないこと」
糖質量・タンパク質量の算出方法が明確でないので、データの信頼性もいまいちです。
#3「交絡因子の調整ができているのかが疑問」
塩分摂取量やBMIで、心血管イベントへの影響があることは基本ですが、これら因子の調整が、本研究では充分なされていない可能性があります。
#1#2に関しては、著者自身が論文の中で弱点であると認めています。
ともあれ、#1#2#3を考慮すれば、この論文の信頼度は低いと考えられます。
私自身は、現在11年間スーパー糖質制限食実践中ですが、全ての検査データが基準値内で、 心血管リスクは限りなく低いです。高雄病院の年に1回の健康診断も受けています。
私は、あくまでも理論面からですが、糖質制限食は人類本来の食生活であり人類の健康食であると、考えています。
しかし、まだエビデンスがあるわけではありません。
従って、自分自身も糖質制限食を勧めている患者さんも、定期的に血液検査や画像診断など、心血管リスクをチェックして安全保証を確保することは必要と思います。
本研究とは逆に、日野原重明先生のように、動物性タンパク質をしっかり摂取する高齢者ほど 健康寿命が長い
という研究報告(介護されたくないなら粗食はやめなさい、熊谷修著、講談社)もあります。
日野原重明先生は「糖質制限食宣言」をしておられますよね。 (^^)
結局いろんな説、研究がある中で、自分がどの食事療法を摂取するかを、自分自身の考えで決めていくということでしょうか。
2012年07月03日 (火)の本ブログ記事
「低糖質・高蛋白質摂取で心血管イベントが上昇!?という論文を検討。」
もご参照いただけば幸いです。
江部康二
読売新聞の記事
【炭水化物を制限する食事を長期間続けると、心筋梗塞や脳卒中になる危険性が高まるとの研究を、ハーバード大などのグループが英医学誌「ブリティッシュ・メディカル・ジャーナル」に発表した。
炭水化物を減らすダイエットが日本でも広まっているが、慎重に取り組む必要がありそうだ。
同研究グループは1991~92年、スウェーデンの30~49歳の女性4万3396人の食生活を調査し、その後平均約16年間、心筋梗塞や脳卒中などの発症を追跡調査した。
1270例の発症例を、炭水化物とたんぱく質の摂取量によって10段階に分けて分析。炭水化物の摂取量が1段階減り、たんぱく質の摂取量が1段階増えるごとに、それぞれ発症の危険が4%ずつ増えた。一般的に炭水化物を制限する食事では高たんぱく質になる傾向がある。低炭水化物・高たんぱく質のグループでは、そうでないグループに比べて危険性が最大1・6倍高まった。
(2012年7月8日09時52分 読売新聞)】
7月8日の読売新聞に
低糖質・高蛋白質摂取で心血管イベントが上昇!?
という「ブリティッシュ・メディカル・ジャーナル」の論文の解説記事が掲載されました。
2012年7月3日に、医師のための情報専門サイトMT Proで、山田悟先生が、批判的に解説しておられる論文です。本ブログでも、7月3日の記事にしました。
英語に堪能な研究者の友人にアドバイスをいただきましたが、この論文は、デザインそのものに重要な問題があり信頼度は低いです。
論文の問題点
#1「栄養分析が登録時の1回のみで、15年以上その食生活が継続しているという仮定」
これは、この論文の根拠となる仮定そのものですが、おおいに疑問です。
15年間、同じ糖質・炭水化物の摂取比率ということが前提の研究ですが、これはさすがに無理があります。
そもそも、糖質制限食に対する批判の一つに長期間続けにくい食事療法であるというのがあります。
私達のように理論的に確信して糖質制限食を実践している場合は継続しやすいですが、普通の人が思いつきで糖質制限食を始めても、続かないと思います。
このように、この論文のグループ分けの根拠そのものが信頼度が低いので、そこから導き出される結論も当然、信頼度は低いです。
#2「質問事項が、食べた食物の項目で答えるタイプで、炭水化物(糖質)量など各栄養素の算出方法が明確でないこと」
糖質量・タンパク質量の算出方法が明確でないので、データの信頼性もいまいちです。
#3「交絡因子の調整ができているのかが疑問」
塩分摂取量やBMIで、心血管イベントへの影響があることは基本ですが、これら因子の調整が、本研究では充分なされていない可能性があります。
#1#2に関しては、著者自身が論文の中で弱点であると認めています。
ともあれ、#1#2#3を考慮すれば、この論文の信頼度は低いと考えられます。
私自身は、現在11年間スーパー糖質制限食実践中ですが、全ての検査データが基準値内で、 心血管リスクは限りなく低いです。高雄病院の年に1回の健康診断も受けています。
私は、あくまでも理論面からですが、糖質制限食は人類本来の食生活であり人類の健康食であると、考えています。
しかし、まだエビデンスがあるわけではありません。
従って、自分自身も糖質制限食を勧めている患者さんも、定期的に血液検査や画像診断など、心血管リスクをチェックして安全保証を確保することは必要と思います。
本研究とは逆に、日野原重明先生のように、動物性タンパク質をしっかり摂取する高齢者ほど 健康寿命が長い
という研究報告(介護されたくないなら粗食はやめなさい、熊谷修著、講談社)もあります。
日野原重明先生は「糖質制限食宣言」をしておられますよね。 (^^)
結局いろんな説、研究がある中で、自分がどの食事療法を摂取するかを、自分自身の考えで決めていくということでしょうか。
2012年07月03日 (火)の本ブログ記事
「低糖質・高蛋白質摂取で心血管イベントが上昇!?という論文を検討。」
もご参照いただけば幸いです。
江部康二
読売新聞の記事
【炭水化物を制限する食事を長期間続けると、心筋梗塞や脳卒中になる危険性が高まるとの研究を、ハーバード大などのグループが英医学誌「ブリティッシュ・メディカル・ジャーナル」に発表した。
炭水化物を減らすダイエットが日本でも広まっているが、慎重に取り組む必要がありそうだ。
同研究グループは1991~92年、スウェーデンの30~49歳の女性4万3396人の食生活を調査し、その後平均約16年間、心筋梗塞や脳卒中などの発症を追跡調査した。
1270例の発症例を、炭水化物とたんぱく質の摂取量によって10段階に分けて分析。炭水化物の摂取量が1段階減り、たんぱく質の摂取量が1段階増えるごとに、それぞれ発症の危険が4%ずつ増えた。一般的に炭水化物を制限する食事では高たんぱく質になる傾向がある。低炭水化物・高たんぱく質のグループでは、そうでないグループに比べて危険性が最大1・6倍高まった。
(2012年7月8日09時52分 読売新聞)】
2つ前のブログでご紹介いたしましたブッフェレストランのアドレスですが、CONCON烏丸ではなく、COCON(古今)烏丸でした。大変失礼いたしましたm(_ _)m
2012/07/08(Sun) 17:10 | URL | DJニューエラ | 【編集】
サモエド さん。
4月の時点で8.9%だったHbA1cが、
5月6.9%
6月5.5%
そして今日の診察では4.9%
素晴らしい改善ですね。
また、糖質制限食に理解のある医師に巡り会えて良かったです。
これからも美味しく楽しく末永く糖質制限食をお続け下さいね。
4月の時点で8.9%だったHbA1cが、
5月6.9%
6月5.5%
そして今日の診察では4.9%
素晴らしい改善ですね。
また、糖質制限食に理解のある医師に巡り会えて良かったです。
これからも美味しく楽しく末永く糖質制限食をお続け下さいね。
2012/07/08(Sun) 18:03 | URL | ドクター江部 | 【編集】
*nunu さん。
≪糖尿病・肥満を克服する 高雄病院の「糖質制限」給食≫
のご購入、ありがとうございます。
美味しく楽しく末永くが糖質制限食の基本ですので、ストイックになる必要はありませんよ。
≪糖尿病・肥満を克服する 高雄病院の「糖質制限」給食≫
のご購入、ありがとうございます。
美味しく楽しく末永くが糖質制限食の基本ですので、ストイックになる必要はありませんよ。
2012/07/08(Sun) 18:05 | URL | ドクター江部 | 【編集】
おおつか さん。
同感です。
同感です。
2012/07/09(Mon) 07:33 | URL | ドクター江部 | 【編集】
糖質制限を1ヶ月ほど継続中しております。
ブドウ糖負荷をこの前受けました(糖質制限を3週間近く実施)
数値が悪くなるとは聞いていましたが糖質をとるのが嫌でしたのでそのまま検査受けました(>_<)
尿糖+- たんぱく2+ ケトン3+ 尿糖30分+-
尿糖一時間二時間とも 3+
負荷検査
空腹→97 、30分→174 、一時間→220 、二時間221
インスリン空腹時 9.8
インスリン30分 35.0
抗GAD 0.4未満
という結果で2型確定(>_<)
今週医師会の大きな病院にて栄養指導を受けての投薬治療に入ることとなりました。
糖質制限をやったことも話しましたが理解もされずご飯をちゃんと食べれば血糖値もゆるやかにあがるのにと言われてアメリカ人は肉ばかり食べて肥満で糖尿になるから今からしっかり指導をうけてご飯中心のバランスのよい食事をあなた含めて主人や子供たちにも食べさせることがみんなの健康を守るということだと力説され私の母が糖尿なので遺伝だから糖にはなりやすいし同じように食べても血糖上がりやすいから薬を飲みながらコントロールしなくてはならないので投薬もしますといわれました(>_<)
私は糖質制限をして体調もよく喘息もでなくなり薬ものみたくないと言いましたが副作用もないのだし発作が起きるから飲むのではなく予防のため気管にステロイドの吸入をするのは悪くないんだとまた力説(--;)当分は朝晩のテオドール200とムコダインと吸入と寝る前のキプレスは続けます(>_<)さらに糖尿のくすりを次診察にいったら処方されます(>_<)
低血糖の不安もあります(>_<)飲んで低血糖になったら飴とかたべたらおさまりますか?完全にスーパー糖質制限をしておりますので薬を飲むのが怖いです(>_<)
ブドウ糖負荷をこの前受けました(糖質制限を3週間近く実施)
数値が悪くなるとは聞いていましたが糖質をとるのが嫌でしたのでそのまま検査受けました(>_<)
尿糖+- たんぱく2+ ケトン3+ 尿糖30分+-
尿糖一時間二時間とも 3+
負荷検査
空腹→97 、30分→174 、一時間→220 、二時間221
インスリン空腹時 9.8
インスリン30分 35.0
抗GAD 0.4未満
という結果で2型確定(>_<)
今週医師会の大きな病院にて栄養指導を受けての投薬治療に入ることとなりました。
糖質制限をやったことも話しましたが理解もされずご飯をちゃんと食べれば血糖値もゆるやかにあがるのにと言われてアメリカ人は肉ばかり食べて肥満で糖尿になるから今からしっかり指導をうけてご飯中心のバランスのよい食事をあなた含めて主人や子供たちにも食べさせることがみんなの健康を守るということだと力説され私の母が糖尿なので遺伝だから糖にはなりやすいし同じように食べても血糖上がりやすいから薬を飲みながらコントロールしなくてはならないので投薬もしますといわれました(>_<)
私は糖質制限をして体調もよく喘息もでなくなり薬ものみたくないと言いましたが副作用もないのだし発作が起きるから飲むのではなく予防のため気管にステロイドの吸入をするのは悪くないんだとまた力説(--;)当分は朝晩のテオドール200とムコダインと吸入と寝る前のキプレスは続けます(>_<)さらに糖尿のくすりを次診察にいったら処方されます(>_<)
低血糖の不安もあります(>_<)飲んで低血糖になったら飴とかたべたらおさまりますか?完全にスーパー糖質制限をしておりますので薬を飲むのが怖いです(>_<)
江部先生ご無沙汰しております。
現在、糖尿病が発覚して半年。
スーパー制限食を1週間、その後スタンダードです。
HbA1C 7.1 から 5.9
空腹時血糖 95
体重は -7㎏ をキープ。
コレステロール、中性脂肪、脂肪肝、尿酸値等正常値になりました。
ジムで出会う方々・・・もちろん信頼関係のできた方にですが・・・
先生のご本を紹介し、糖質制限食の理解をひろめるべく努力をしています。
先日の桐島先生のテレビの反響が結構大きく、
やはりマスコミが正しい情報を発信してくれると
もっと広まって、糖尿病予備軍の救済につながり、現在治療中の糖尿病の方々の悪化防止につながり・・・ひいては日本の、いや世界中の医療費の抑制につながりますよね。
たばこ産業JTが戦略を変更するように、砂糖業界やインスリン業界の方も一緒に次の手を考えると良いと思います。
現在、糖尿病が発覚して半年。
スーパー制限食を1週間、その後スタンダードです。
HbA1C 7.1 から 5.9
空腹時血糖 95
体重は -7㎏ をキープ。
コレステロール、中性脂肪、脂肪肝、尿酸値等正常値になりました。
ジムで出会う方々・・・もちろん信頼関係のできた方にですが・・・
先生のご本を紹介し、糖質制限食の理解をひろめるべく努力をしています。
先日の桐島先生のテレビの反響が結構大きく、
やはりマスコミが正しい情報を発信してくれると
もっと広まって、糖尿病予備軍の救済につながり、現在治療中の糖尿病の方々の悪化防止につながり・・・ひいては日本の、いや世界中の医療費の抑制につながりますよね。
たばこ産業JTが戦略を変更するように、砂糖業界やインスリン業界の方も一緒に次の手を考えると良いと思います。
2012/07/09(Mon) 12:23 | URL | 糖尿人M | 【編集】
江部先生 7/9受診して6/25の24時間蓄尿検査結果を頂きました 1:1日尿蛋白排泄量→7.86g/g Cr 2:1日食塩摂取量→8.99g/日 3:クレアチニンクリアランス→33.4ml/分/1.73m2 4:1日の蛋白質摂取量→尿蛋白332mg/dl 尿量2350ml 体重59kgと尿中UN濃度の記述がありません・・・BIKENへ問い合わせ電話したが(検査責任者国丸茂樹)不在で、きちんと名乗って聴きましたが患者には答えられないと言いました 電話に出た女性社員に24時間蓄尿の検査の大事な目的の蓄尿日の蛋白質の摂取量なので、日付と報告書番号も伝えましたが教えて貰えませんでした 高雄病院へ報告すると言いましたので,よろしくお願いします
2012/07/09(Mon) 15:51 | URL | 柚木信也 | 【編集】
柚木信也 さん。
微研さんのせいではなく
私のオーダーミスで、尿中UN濃度がチェックされていませんでした。
まことに申し訳ありませんでした。
微研さんのせいではなく
私のオーダーミスで、尿中UN濃度がチェックされていませんでした。
まことに申し訳ありませんでした。
2012/07/09(Mon) 16:27 | URL | ドクター江部 | 【編集】
かよりん☆☆ さん。
喘息は、吸入ステロイドだけで良いと思います。
現在は、シムビコート吸入かアドエア吸入が、ガイドラインでは推奨されています。
症状が安定していれば、喘息の内服薬はいらないと思います。
スーパー糖質制限食を実践しておられるなら、
このデータなら、内服薬は必要ないと思います。
内服すれば低血糖になるので危険です。
次回、糖質制限食で血液検査すれば、HbA1cと血糖値宇は正常値に近いと思いますので、
主治医と相談されて、内服薬なしとされたら如何でしょう。
あるいは糖質制限食に理解のある医師を捜されては如何でしょう。
喘息は、吸入ステロイドだけで良いと思います。
現在は、シムビコート吸入かアドエア吸入が、ガイドラインでは推奨されています。
症状が安定していれば、喘息の内服薬はいらないと思います。
スーパー糖質制限食を実践しておられるなら、
このデータなら、内服薬は必要ないと思います。
内服すれば低血糖になるので危険です。
次回、糖質制限食で血液検査すれば、HbA1cと血糖値宇は正常値に近いと思いますので、
主治医と相談されて、内服薬なしとされたら如何でしょう。
あるいは糖質制限食に理解のある医師を捜されては如何でしょう。
2012/07/09(Mon) 16:47 | URL | ドクター江部 | 【編集】
糖尿人M さん。
データ改善良かったです。
確かに糖質制限食が広まれば、おおいに医療費が削減されますね。
データ改善良かったです。
確かに糖質制限食が広まれば、おおいに医療費が削減されますね。
2012/07/09(Mon) 16:50 | URL | ドクター江部 | 【編集】
ストレス さん。
超低糖質はエネルギー消費が大きくなるなど、代謝面では
一番改善しています。
超低糖質食はストレス?にて尿中コルチゾールが少し増加していますが、
4週間という短期間で、確かに今までをとは一番異なる食事ですので、
ストレスになったかもしれませせん。
ただ糖質制限食は4週間を過ぎてくるときっちりケトン体-脂肪酸エネルギーシステムが
稼働してくるので、食事療法の急速な変化によるストレスも解消されると思います。
すなわちこのストレス反応は一過性のものの可能性が高いです。
超低糖質はエネルギー消費が大きくなるなど、代謝面では
一番改善しています。
超低糖質食はストレス?にて尿中コルチゾールが少し増加していますが、
4週間という短期間で、確かに今までをとは一番異なる食事ですので、
ストレスになったかもしれませせん。
ただ糖質制限食は4週間を過ぎてくるときっちりケトン体-脂肪酸エネルギーシステムが
稼働してくるので、食事療法の急速な変化によるストレスも解消されると思います。
すなわちこのストレス反応は一過性のものの可能性が高いです。
2012/07/09(Mon) 17:20 | URL | ドクター江部 | 【編集】
BMJの記事、早速報道してます
http://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/mem/pub/hotnews/bmj/201207/525756.html
日本糖尿病学会の、一番参加者が多かったdebateの報道をしていません
http://medical.nikkeibp.co.jp/inc/all/gakkai/jds2012/
これでは公平とはいえません
http://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/mem/pub/hotnews/bmj/201207/525756.html
日本糖尿病学会の、一番参加者が多かったdebateの報道をしていません
http://medical.nikkeibp.co.jp/inc/all/gakkai/jds2012/
これでは公平とはいえません
2012/07/09(Mon) 21:07 | URL | 精神科医師A | 【編集】
精神科医師A さん。
日経メディカル
日本糖尿病学会の、一番参加者が多かったdebate(糖質制限食)の報道をしないとは、
残念ですね。
参加者の関心が最も高かったことを思えば、糖質制限食のディベートを取り上げなかったのは、
不自然ですね。
日経メディカル
日本糖尿病学会の、一番参加者が多かったdebate(糖質制限食)の報道をしないとは、
残念ですね。
参加者の関心が最も高かったことを思えば、糖質制限食のディベートを取り上げなかったのは、
不自然ですね。
2012/07/10(Tue) 12:12 | URL | ドクター江部 | 【編集】
2012/07/12(Thu) 17:02 | URL | 精神科医師A | 【編集】
精神科医師A さん。
情報をありがとうございます。
そういえば
週刊朝日に、自民党の参議院議員の間で、糖質制限食ダイエットが流行という記事が載ってました。
情報をありがとうございます。
そういえば
週刊朝日に、自民党の参議院議員の間で、糖質制限食ダイエットが流行という記事が載ってました。
2012/07/13(Fri) 17:36 | URL | ドクター江部 | 【編集】
この論文について疑問に思い、色々と調べている内にこちらに辿りつきました。
出所であるBritish Medical Journalには、本記事に対する専門家のコメントが12件寄せられています。
http://www.bmj.com/content/344/bmj.e4026?tab=responses
ほぼ全てのコメントが、この論文の調査方法などについて、厳しく批判しています。
・食事の調査を一度しかしていない
・調査方法が「自己申告」である。正しく申告されないケースが多々あることは分かりきっている筈だ。
・心臓病リスクとなりうる他の要因(投薬・塩分摂取・喫煙・肥満など)について触れていない
・挙げられている証拠が、結論を支持していない
・主張されている相関関係がごく小さい
・スコアリングシステムが間違っている
などなど、多くのツッコミが入っています。
スウェーデンの小児科医Hammarskiold氏はこう書いています。
「この研究は完全な失敗だ。サイコロを転がして統計をとるようなもので、断じて科学ではない」
出所であるBritish Medical Journalには、本記事に対する専門家のコメントが12件寄せられています。
http://www.bmj.com/content/344/bmj.e4026?tab=responses
ほぼ全てのコメントが、この論文の調査方法などについて、厳しく批判しています。
・食事の調査を一度しかしていない
・調査方法が「自己申告」である。正しく申告されないケースが多々あることは分かりきっている筈だ。
・心臓病リスクとなりうる他の要因(投薬・塩分摂取・喫煙・肥満など)について触れていない
・挙げられている証拠が、結論を支持していない
・主張されている相関関係がごく小さい
・スコアリングシステムが間違っている
などなど、多くのツッコミが入っています。
スウェーデンの小児科医Hammarskiold氏はこう書いています。
「この研究は完全な失敗だ。サイコロを転がして統計をとるようなもので、断じて科学ではない」
2012/07/13(Fri) 19:43 | URL | バイリンギャル男 | 【編集】
バイリンギャル男 さん。
情報をありがとうございます。
私も、専門家のコメントに全く同感です。
情報をありがとうございます。
私も、専門家のコメントに全く同感です。
2012/07/13(Fri) 19:54 | URL | ドクター江部 | 【編集】
こまる さん
糖質制限食で血糖値は、安定すると思います。
菓子工房のことは、私は知りません。
糖質制限食で血糖値は、安定すると思います。
菓子工房のことは、私は知りません。
2013/05/20(Mon) 18:34 | URL | ドクター江部 | 【編集】
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