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1型糖尿病とタンパク質、血糖値を上げる?上げない?
こんにちは。

正常人及び2型糖尿病患者では、

「糖質だけが血糖値を上昇させ、タンパク質・脂質は血糖値を上げない」

というのが、2004年以降の米国糖尿病学会(ADA)の見解です。

一方、1型糖尿病に関しては、脂質が血糖値を上昇させないことはまず問題ないと思いますが、タンパク質が上昇させるか否かが判然としません。

1型糖尿病で、タンパク質が血糖値を上昇させるか否か、適切な文献がないのでよりどころがありません。

自らが1型糖尿病のバーンスタイン医師は、

「1型糖尿病では1gの糖質が約0.94mg血糖値を上昇させる」

という見解です。


私は現時点で、

「1型でも内因性インスリンがあるていど残っている場合は、タンパク質は血糖値をほとんど上げない。
しかし、内因性インスリンがゼロの場合は、バーンスタイン医師が言うように、体重64kgとして0.94mg上昇させる。」

と考えています。

これは高雄病院に入院された30人の1型糖尿病患者さんを、糖質制限食で治療して得た見解です。


参考資料1)の今回の大阪市立大学大学院発達小児医学の渡邊香織氏の発表は、小児から継続の1型糖尿病で、焼き肉グループが平均年齢23.3才、寿司グループが平均年齢25.7才であり、おそらく全員が内因性インスリンがゼロレベルと考えられます。

従って、タンパク質が血糖値を0.94mg上昇させると考えられます。

脂質がたっぷりからむと食材の吸収がゆっくりとなり、タンパク質分の上昇が遅れ気味になり、焼き肉グループでは、数時間から翌朝に血糖値が上昇しています。

一方、寿司グループは脂質摂取が少なかったので、摂取したタンパク質は3~4時間までに血糖値を上昇させて、その後の数時間から翌朝には、影響を持ち越さなかったものと考えれれます。


参考資料2)の金沢大グループのポスターセッションの研究では、1型糖尿病患者に、10%の糖質制限食を食べさせて、持続型インスリンの単独投与を行っています。

その結果食前の超速効型インスリン注射を打たないのに、食後血糖値の上昇はみられず、翌朝の暁現象も生じませんでした。

10%糖質制限食なら、高タンパク・高脂質食ですから、この研究データは、タンパク質が血糖値をほとんど上昇させてないことを示しています。

この研究では、1型ながらも、この2例は内因性インスリンが少し残っていた可能性があります。


参考資料3)は、ブログ読者、北の糖尿人さんの貴重な体験報告です。
北の糖尿人さん、ありがとうございます。北の糖尿人さんの内因性インスリンはゼロレベルとのことです。

「たんぱく質は本当に血糖に影響がありました。
たんぱく質メインの食事なら3~4時間後に摂取1グラムに対し1mgほど上昇し、焼肉など脂質とからんだ食事だと6時間ほど経ってから上昇し始めます。糖質と脂質を絡めると糖質分も2~4時間経過後に上昇を始めます。」

北の糖尿人さんの場合も、脂質と同時にタンパク質や糖質を摂取すると、吸収がゆっくりとなり、血糖上昇のピークが後にずれこんでいます。

そして、内因性インスリンがゼロレベルなので、タンパク質が血糖値を上昇させています。

結論です。

まだまだ仮説段階ですが、参考資料1)2)3)とバーンスタイン医師の見解、高雄病院での1型糖尿病患者さんの経験から

「1型でも内因性インスリンがあるていど残っている場合は、タンパク質は血糖値をほとんどあげない。しかし内因性インスリンがゼロの場合は、バーンスタイン医師が言うように、体重64kgとして0.94mg上昇させる。」

と考えられます。



江部康二



参考資料1)
第55回日本糖尿病学会年次学術集会での発表
2012年5月17日~19日 横浜
2012. 5. 20
1型糖尿病患者、夕食に焼肉で翌朝血糖が上昇、寿司では上昇せず
大阪市立大学大学院発達小児医学の渡邊香織氏

1型糖尿病患者のインスリン治療においては食事の糖質量に応じて必要なインスリンを打つ応用カーボカウントが確立している。しかし、食後数時間後の血糖上昇に関与するとされる蛋白質や脂質の摂取については、その調整方法は確立されていない。1型糖尿病患者を対象に、CGM(持続血糖モニタリング)を用いて夕食に焼肉を摂取してもらったところ、カーボカウントでノーマルボーラスのみだと夜間から翌朝にかけて血糖上昇が見られた一方、寿司の場合には夜間の血糖上昇が見られなかったことが示された。大阪市立大学大学院発達小児医学の渡邊香織氏らが、5月17日から横浜で開催中の第55回日本糖尿病学会(JDS2012)で発表した。

対象は、平均年齢23.3歳の1型糖尿病患者6人(男性3人、女性3人)。平均罹患期間は16.2年、1日総インスリン量は54.1単位。夕食に焼肉を食べる日の前後の日の食事は、極端に蛋白質や脂質の高い食事を避け、標準食を摂取した。CGMは焼肉を食べる日の前日に装着し、翌々日に外した。インスリン・カーボ比、インスリン効果値、目標血糖値は通常通りに行った。

焼肉の摂取カロリーは、平均2148.1kcalで、摂取量は蛋白質96.1g、 脂質103.9g、炭水化物182.8gで、脂質の摂取カロリーは総カロリーの半分近くを占めていた(蛋白質18.1%、脂質44.6%、炭水化物33.5%)。19時半から食事を開始し、22時に解散した。

その結果、カーボカウントでノーマルボーラスしか行わなかった5人には、数時間後から翌朝にかけて血糖の上昇が一様に見られた。残る1人は、普段からスクエアボーラスを行っている患者で、今回の実験でも本人の希望でノーマルボーラス(14.1単位)に加え、スクエアボーラス(8時間3.1単位)、およびテンポラリーベーサル(10時間ベース基礎インスリン量130%、2.25単位)を行った。その結果、夜間の血糖上昇は見られず、翌朝に低血糖となった(朝食前に乳酸菌飲料を摂取)。

一方、高蛋白でも、低脂質の寿司を摂取した場合の血糖上昇について調べるため、同様の検討を行った。

こちらの対象者は、平均年齢25.7歳の1型糖尿病患者10人(男性8人、女性2人)。平均罹患期間14.3年、1日総インスリン量59.5単位/日。

寿司の摂取カロリーは平均1460.3kcalで、摂取量は蛋白質77.0g、 脂質31.3g、炭水化物205.2g。炭水化物の摂取量が多く、普段の数倍に及んだ(蛋白質21.0%、脂質19.7%、炭水化物55.9%)。

 
血糖上昇については、52貫食べた1人だけは眠前血糖補正を行っても夜間に血糖上昇が見られたが、それ以外の対象者では、食べた量はさまざまだったが(17~47貫)、焼肉で見られたような夜間の血糖上昇はなかった。

渡邊氏は、「高蛋白でも低脂質の寿司の場合には、酢飯のカーボカウントをしっかり行えば、血糖管理が可能であることが示唆された。焼肉のような高蛋白・高脂質の食事に対しては、スクエアボーラスかテンポラリーベーサルによるインスリン増量が必要で、どれくらい増量すればよいかを検討し、投与方法を確立する必要がある」とまとめた。

(日経メディカル別冊編集)




参考資料2)
第55回日本糖尿病学会年次学術集会2012.5.18・ポスターセッション・Ⅱ-P55
【金沢大学付属病院栄養管理部などのグループが、2名の1型糖尿病患者に10%糖質食と60%糖質食を摂取させ、CGMS(持続血糖測定システム)を用いて比較検討した結果を発表。
1型糖尿病患者の10%糖質食では、60%糖質食に比べて、インスリンの必要量が半分以下となり、平均血糖値も低く、平均血糖変動幅も半分以下。
10%糖質食では、持効型インスリンのみでも食後の血糖上昇がなく、しかも暁現象が見られないという結果。
症例1:総摂取エネルギー量は28kcal/kg標準体重で同一
60%糖質食ではインスリン必要量は66単位、
MAGE(平均血糖変動幅)17.6、平均血糖値149
10%糖質食ではインスリン必要量は32単位、
MAGE(平均血糖変動幅)8.1、平均血糖値134
症例2:総摂取エネルギー量は28kcal/kg標準体重で同一
60%糖質食ではインスリン必要量は23単位、
MAGE(平均血糖変動幅)39.0、平均血糖値154
10%糖質食ではインスリン必要量は10単位、
MAGE(平均血糖変動幅)10.4、平均血糖値108】



参考資料3)
2012.5.24
北の糖尿人
江部先生お久しぶりです!!!
1型(自己インスリンはほぼゼロ)の北の糖尿人です。コメントはしていませんでしたが、毎日ブログを見させて頂き、日々勉強させて頂いてました!!!
前回のコメントの通り1型だと判明してからも、糖質制限食を続け、a1cも4.6~4.9を維持しています!!!
久々の1型たんぱく質の話題が出ましたので、気になってコメントさせて頂きました。前回のコメント時からも自分でたんぱく質の血糖への影響を実験していました。

私は、たんぱく質は本当に血糖に影響がありました。

たんぱく質メインの食事なら3~4時間後に摂取1グラムに対し1mgほど上昇し、焼肉など脂質とからんだ食事だと平気で6時間ほど経ってから上昇し始めます(糖質と脂質を絡めると糖質分も2~4時間経過後に上昇を始めます(泣))!!!

何とか最近上手にコントロール出来るようになってきました。江部先生から頂いたコメントを参考にしてきたおかげだと思っております。本当にありがとうございました。少しコントロールも落ち着いて来ましたのでご報告させていただきます!!

最後に一つ質問させて頂きたいのですが、直近の尿検査でphが5.5と出たのですが問題ありますでしょうか??ちなみに糖質制限を始めてからケトンは毎回±か1+です。お時間があるときで構いませんのでよろしくお願いします。
テーマ:糖尿病
ジャンル:ヘルス・ダイエット
コメント
Re: ありがとうございました
仁志 さん。

拙著のご購入ありがとうございます。
5種類の薬が中止できて、血糖・血圧コンロール良好キープで、体重は30kg減量で75kg。
素晴らしいですね。
これからも美味しく楽しくスーパー糖質制限食をお続けくださいね。
2012/05/28(Mon) 20:09 | URL | ドクター江部 | 【編集
本日前回の採血結果をもらいに病院に行って来ました。
A1cが新しくなってから初です。
結果は5.6と上がっていました。
今まで5%以下だったので何か変な感じです。
また、最近実験ばかりしていたのでそのせいかもしれません(涙)

ところで話は変わるのですが、糖質制限食は人類が進化の過程での
食生活なので体に良いとの理解でおります。
私の住んでいる関東地方は未だに放射性物質に汚染された食品問題の心配が根強いです。
ただ糖質制限食は野菜、肉などをたくさん食べる事になりますが
私は放射能も人類はず~っと浴びて進化してきたので大丈夫だろう?
と考えて気にせず食べまくっています(笑)

大丈夫と言う方、ちょっとでも危険と言う方、両方おりますが
先生はどう思いますでしょうか?
2012/05/29(Tue) 00:39 | URL | けい | 【編集
Re: タイトルなし
けい さん。

HbA1c5.6%(NGSP値)ということは、旧JDS値だと、5.2%で、
正常値の範囲です。
全く問題ないと思います。

私は放射線の知識はあまりありませんので、アバウトなことしか言えません。

その上で「放射性物質に汚染された食品問題」ですが、
子供にはできるだけ注意したいですね。
60才以上は、あまり気にしなくていいように思います。
2012/05/29(Tue) 08:49 | URL | ドクター江部 | 【編集
HbA1C測定誤差とは?
江部先生 高雄病院駅前診療所でのHbA1C測定では、DCA Vintageで印字されたデータを頂きます Bクリニックでの約1週間前のデータでは、高雄の数値と比べ0.3~0.7%高いのです そもそもHbA1Cは赤血球の寿命からのものであり,日本の医療機関では測定日から過去1~2ヶ月前の平均血糖値を示すとされています=たった1週間の差で大きな差が理解できません 江部先生の2008.5のブログに寄れば、センサーの新旧があり、旧は新センサーよりも+0.6%出たとありますが、2012.5の今でも、旧タイプのセンサーが使われていますか いちいち数値にこだわりませんが、0.7も高いとエっと思いますが
2012/05/29(Tue) 09:03 | URL | 柚木信也 | 【編集
Re: HbA1C測定誤差とは?
柚木信也 さん。

高雄病院京都駅前診療所でも2012年4月1日からは、NGSP値による表記となりました。

高雄病院京都駅前診療所のHbA1c測定器は、もともと外国製で、それをJDS値に合うように
メーカーが調整していました。
高雄病院京都駅前診療所のHbA1c測定器のセンサーは、一旦、新に変更してからは不変です。

1週間前のBクリニックのデータと、0.3~0.7%違うのは、理由がよくわかりませんが、
HbA1c測定器の種類は高雄病院のものとは違うと思います。

2012/05/29(Tue) 09:38 | URL | ドクター江部 | 【編集
本日のニュースで
 夏井先生の所で糖質制限の話題があがって以来勉強させて頂いています。
わたしも今年からの糖質制限で10kgの減量に成功しました。しかし糖質制限をしているとどうしても甘いものが欲しくなり、パルスイートとコカコーラゼロで代用しています。ところで本日のニュースで人間はカロリーゼロの人工甘味料にも反応して脂肪を蓄えるhttp://digimaga.net/2012/05/fatty-in-calorie-zero
というのがありましたが先生はどうお考えですか。よろしくお願いします。
2012/05/29(Tue) 13:48 | URL | たっつ | 【編集
先生ありがとうございました。

50gのブドウ糖負荷検査でひっかかった場合、
そのときはやはりA1cも検査してもらうべきでしょうか。

してほしいです。

50gでひっかかったとなると、まだ妊娠も中期に入るまえの段階ですのでやはり気になってしまうところです。
ひっかからないほうが、多いものなのでしょうか。
ドクターからは「なんでこの時期に?」という反応でしたが、わたしはこの時期にも受けておくべきだと思っているのでそこは譲らず検査させていただけるようにしました。
2012/05/29(Tue) 15:54 | URL | ことこ | 【編集
健診のご報告、5月度
以下、私のブログからです。

江部先生の5月28日のブログより
http://koujiebe.blog95.fc2.com/

[ 脂質がたっぷりからむと食材の吸収がゆっくりとなり、タンパク質分の上昇が遅れ気味になり、焼き肉グループでは、数時間から翌朝に血糖値が上昇しています。

一方、寿司グループは脂質摂取が少なかったので、摂取したタンパク質は3~4時間までに血糖値を上昇させて、その後の数時間から翌朝には、影響を持ち越さなかったものと考えれれます。 ]

今日は、5月の健診日でした。
<江部康二先生のスーパー糖質制限食、満1年>です。

昨夜は、上記のブログを読んでいたので、
今日、どう出るか楽しみとばかり、
晩ご飯の残りの”アジの開きのオリーブ焼き”、
千石さんの”オキアミのチーズ焼き”などで、
糖質オフ発泡酒と、「千の華」を飲みました。
それが、24~25時半くらいまで。
検査が10時だから、まさに9時間後を意識しました。

すると、空腹時血糖が120もありました。
ここのところ100台でしたから、わずかに高め。

(ちなみに、3月29日は、焼肉を食べて130でした。)

食べたものによっても変わるということは、
今は、夕食後二時間1回の測定ですが、
時々、測ってみる必要があるというか、
測ると面白いということですね。

それでは、今日の結果です。

<12:32:56>にして、2週間です。

       2012.5.29     2012.4.24
体脂肪率   21.6           21.3
体重      59.4           58.6
血圧      130/80        120/80
朝       120            108
HbA1c    5.7            5.7
  
所見;
このままでいきましょう。
ただし、運動をして、体脂肪率20以下を目指しましょう。

ここ一週間のブログのコピーを見ていただいたが、
Dr.「これに、ご飯ですか。」
私「いいえ、これだけです。」
Dr.「…」
特にコメントなし。(汗;)

体脂肪率と死亡率の相関は、22~25%までが良かったはずだが・・・。

2012/05/29(Tue) 16:19 | URL | 北九州 三島 | 【編集
血中ケトン体、腎機能に関して
静岡県磐田市で整形外科を開業しております、和田充弘と申します。
夏井先生のホームページから糖質制限を知り、約2ヶ月間、標準~スーパー糖質制限をしております。先生の「主食をやめると健康になる」他、数冊の著書も購入させていただきました。

5月25日に血液検査をしたところ、総ケトン体 91μmol/L、アセト酢酸 28μmol/L、3ヒドロキシ酪酸 63μmol/Lと糖質ありの食事での正常値の範囲でした。これは、私が何か勘違いして、知らず知らずのうちに糖質を摂取していると言うことなのでしょうか?

また、BUN24(17)、Cre1.15(1.08)、(カッコ内は昨年5月の値です。)がやや上昇していますが、塩分の取り過ぎが原因かと疑っておりますがいかがでしょうか?

今のところ、空腹時血糖値、92mg/dl、Hb-A1c(JDS)4.9%とDMではなく、LDLコレステロールが173mg/dlと高値ですが、他に異常所見はありません。身長175cm、体重68kgでこれは、4年くらいは変化がありません。(過去に80kgくらいまで増加したことはあります。)
最近、糖質制限に興味を持っておられる患者さんもいらっしゃるので、まず自分の身体で実験したという次第です。(先生の本も購入を勧めています。)
この結果を患者さんに説明する上で、細かいことですが、質問させていただきました。
ご多忙のところ申し訳ありませんが、お返事いただければ幸甚です。
2012/05/29(Tue) 16:25 | URL | 和田 充弘 | 【編集
第55回日本糖尿病学会
江部先生こんにちは。大酒のみのリハ医ヘルミです。
すこし日にちが立ちましたが、5月24日のMT Proで糖尿病学会の糖質制限ディベートが記事になっていましたね。
読んでいて
「やはりケトン血症とケトアシドーシスをごっちゃにして怖がっている」
「肝臓の糖新生が肝臓にとって負担になっている」
「動物実験の結果を人体にあてはめるのが当然と思っている」
・・・と思いました。
冒頭に「糖質制限食導入の是非を議論するのは昨年までの話。今年からは糖質制限食は受容すべきものになっている」とあったので、もうちょっと期待しましたが、一日130gも糖質を摂取したら、糖質制限の良さは出てこないと感じました。
糖尿病の専門家を標榜する権威の先生方を改心させるのは、まだかかりそうですねぇ。
しかし、「糖尿病の領域で今もっともホットなテーマ」であり、m3 com.でも話題となって、末端の臨床医から賛同者が多数現れることを期待しています。
先日実家に戻ったら、知人で年少者が2人糖尿病で亡くなっていてびっくりした49歳ヘルミより。
2012/05/29(Tue) 16:45 | URL | ヘルミ | 【編集
Re: 股関節
あつこ さん。

拙著のご購入、ありがとうございます。

整形外科で、糖質制限食を積極的に導入されている医師が増えつつあります。
腰椎脊柱管狭窄症とか、膝痛とかが、糖質制限食で改善する場合がかなりあるそうです。
肥満改善効果そして全身の血流・代謝がよくなるので自然治癒力が高まる可能性もあります。

160cm、50kgですね。
55kg→50kg
冷えとか筋力低下感とか
BMI:19.5でやや体重が減りすぎている気がします。

単純に摂取エネルギーを消費エネルギーが上回ればやせます。
しっかり食べて体重を少し増やして、52kgくらいがよいと思いますよ。
2012/05/29(Tue) 19:07 | URL | ドクター江部 | 【編集
Re: 本日のニュースで
たっつ  さん。


2011年06月29日 (水)の本ブログ記事
「ダイエット清涼飲料の飲みすぎは禁物、胴囲の増加が飲まない人の6倍に」
で取り上げた、研究発表ですね。

ともあれ、カロリーゼロの人工甘味料は血糖値上昇もゼロですから、もしインスリンが大量に分泌されたら
確実に低血糖になると思います。
http://digimaga.net/2012/05/fatty-in-calorie-zeroの記事は、何らかの誤解があると思います。


学会ダイジェスト:第71回米国糖尿病学会2011.6.27
http://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/all/gakkai/ada2011/201106/520445.html
2011年6月24日~28日 San Diego, U.S.A.

2011. 6. 26
『ダイエット清涼飲料の飲みすぎは禁物、胴囲の増加が飲まない人の6倍に』
関連ジャンル: 糖尿病 メタボリックシンドローム 肥満 サプリ・食品
テキサス大学サンアントニオ健康科学センターのSharon P Fowler氏
2012/05/29(Tue) 19:18 | URL | ドクター江部 | 【編集
Re: タイトルなし
ことこ さん。

HbA1cは、簡単にできる検査なので、ついでに一緒に受けたら良いと思います。
2012/05/29(Tue) 19:20 | URL | ドクター江部 | 【編集
Re: 健診のご報告、5月度

三島さん。

HbA1c:5.7%(NGSP値)なら、コントロール優秀というか正常値ですね。
相変わらずの絶好調です。

BMI(肥満指数):体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)
江部康二は167cmで57kgなので、
BMI=57÷1.67÷1.67→20.4です。

BMI(肥満指数)と体脂肪率は異なる概念です。
体脂肪率は体組成計で測定します。
三島さんの体脂肪率:21.6
は、丁度標準です。


1)世界ガン研究基金の報告では、BMI:20~25未満 が目標。
2)ランセットの論文では欧米人はBMI:22.5~25 が総死亡率が一番低い。
3)ニューイングランド・ジャーナルの論文では、アジア人はBMI:23~27 が 
  総死亡率が一番低い。


1)2)3)を考慮すれば、現在痩せすぎの人は、少なくともBMI:20 は確保するほうが、
安全といえますね。
2012/05/29(Tue) 19:38 | URL | ドクター江部 | 【編集
Re: 血中ケトン体、腎機能に関して
和田 充弘 先生

拙著のご購入ありがとうございます。

スーパー糖質制限食でしたら、ケトン体は一般的な基準値を超えることがほとんどです。
スタンダードなら、一般的な基準値のこともあります。

「BUN24(17)、Cre1.15(1.08)」
塩分あるいは、たまたま軽度脱水気味だったということはないでしょうか?
血清シスタチンCを検査していただけば、腎外性の因子がないので、わかりやすいです。

体重は糖質制限食実践後2ヶ月経過して、
体重は68kgで不変なのでしょうか?
2012/05/29(Tue) 19:48 | URL | ドクター江部 | 【編集
Re: 第55回日本糖尿病学会
ヘルミ さん。

米国糖尿病学会の2012年2月のレビュー論文で
糖質制限食が格上げになり、
2008年時の「肥満を伴う2型糖尿病・・・」
の肥満を伴うという文言がはずれて、2型糖尿病患者となりましたので、とても追い風とは思いますよ。

年少者お二人も糖尿病で逝去されたとは、<糖尿病+糖質摂取>恐るべしです。
2012/05/29(Tue) 19:53 | URL | ドクター江部 | 【編集
お返事ありがとうございます
軽度脱水はあり得るかもしれません。アドバイスを頂いたとおり、次回血清シスタチンCを検査してみます。
体重は、もともと4年ほど前にカロリー制限で10kgほど減量し、現在の68kgは20歳の時とだいたい同じです。ですので、糖質制限をしても今より減らないのではと思っています。でも、今考えると、カロリー制限と思っていたのは、糖質制限であったように思います。
先生が、他の方のお返事に書いておられたように、減量で腰痛、膝痛が軽減される方は少なからずいらっしゃいます。そのような患者さんに(自分の身体で実験しつつ)正しい方法をお伝え出来ればと思っています。
ありがとうございました。
2012/05/29(Tue) 23:26 | URL | 和田 充弘 | 【編集
Re: タイトルなし
すいません。
ご指摘ありがとうございます。

「インスリンゼロレベルの1型糖尿病では1gのタンパク質が約0.94mg血糖値を上昇させる」

です。
2012/09/01(Sat) 19:51 | URL | ドクター江部 | 【編集
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