2012年05月10日 (木)
こんばんは。
脳がケトン体をエネルギー源として利用することは、医学の定番の教科書であるハーパー生化学にもしっかり記載してあります。(*)
そして日常生活では心筋・骨格筋など多くの体細胞は、脂肪酸・ケトン体を主エネルギー源として利用しています。(**)
ちなみに、私が初めて本断食(カロリーゼロ、塩分ゼロ、水摂取のみ)を行ったとき、4日目朝の血糖値は、35mg/dlでした。
普通なら意識不明で昏睡のレベルですが、断食中は血中ケトン体(脂肪酸の代謝産物)が高値となり、脳の主エネルギー源となるので、大丈夫なのです。ちゃんと外来診察も行っていました。
脳はケトン体を利用するという事実を34才の本断食当時、既に自らの人体実験で証明していたみたいです。
脳がケトン体を利用できないならば、私は血糖値35mg/dlのとき、あの世に旅立っていたはずですね。
さて、ケトン体の安全性を裏づけるものとして「ケトン食」について述べておきます。
ケトン食というと「何それ?」といった反応が返ってきそうで、一般にはおよそ馴染みのない言葉でしょう。
しかしそのケトン食、小児科では結構認知度は高いのです。
小児のてんかんで、きわめて難治性の場合があります。
これは、通常のてんかんの薬を飲んでも、ひきつけの発作が収まらないというものなのですが、その治療に取り入れられているのがケトン食です。
このケトン食は、総摂取カロリーの75~80%が脂質という内容で、これによって難治性てんかんの発作が収まるようになるのです。
これは欧米で1920年代から続いている治療法で、有効性がはっきりと証明されています。
日本でも、小児科でケトン食療法が取り入れられています。2~5歳くらいで行われることが多いのですが、どうしても味がよくないので、物心ついてきたらなかなか続けるのが難しいようです。2年間ぐらいの継続が1つの目安になります。
なぜ、難治性てんかんにケトン食が有効なのかは未解明のことも多いのですが、血中ケトン体そのものが発作を起きにくくするとされています。
また、発作をおさえるだけでなく、ぼんやりとしていた患児が生き生きとしてきたり、多動な子供が落ちついてきたりなど、精神行動面での改善が期待できるのもケトン食療法の利点です。
ケトン食療法は、糖質制限食以上の超高脂肪食で、脂肪からケトン体への変換を起こし、そのケトン体がブドウ糖に代わるエネルギー源として利用されることに、その名前が由来しています。実際、脳をはじめとする人体のほとんどのエネルギー源としてケトン体が利用されます。
このように脳は、脂肪の分解物であるケトン体をしっかり利用します。
「脳はエネルギー源としてブドウ糖しか利用できない」というのは、間違いであることをあらためて強調したいと思います。
ケトン食の場合、脳のエネルギー源は大部分がケトン体になりますが、糖質制限食の場合は、ブドウ糖もケトン体も両方利用していると思います。
ケトン食というのは究極の糖質制限食なので、私は以前から興味を持っていました。
ケトン食の脂肪摂取率は75~80%ですが、スーパー糖質制限食でも約56%です。
なお、ケトン食や糖質制限食では、血中ケトン体が高値となりますが、これはあくまでも生理的な上昇で正常であり、何の問題もありません。インスリン作用が欠落したときに生じる病理的なケトン体上昇とは異なります。
余談ですが、ハリウッド女優のメリル・ストリープが1997年に「誤診」という実話に基づいた映画を製作しています。
難治性のてんかんの子供が薬の副作用に苦しんだ挙げ句に、脳の手術をするしかないと告げられます。
術後の後遺症の可能性について説明する医師に不信感を募らせた母親は手術を拒み、さまざまな手を尽くして、最後はケトン食療法で子供のてんかんを完治させるというストーリーです。
ケトン食に関する朗報があります。
2010年に「コクラン・ライブラリー」2011年に「英国立医療技術評価機構(NICE)」
この両者でケトン食が難治性小児てんかん治療に採用されたのです。
いずれも世界的に評価の高いガイドラインです。
スーパー糖質制限食より、さらに高脂質低糖質であるケトン食に対する安全性の評価としてとらえれば、嬉しい限りです。
(*)ハーパー生化学(原書27版):194、上代淑人監訳.丸善株式会社.2007
(**)ハーパー生化学(原書27版):157、上代淑人監訳.丸善株式会社.2007
江部康二
脳がケトン体をエネルギー源として利用することは、医学の定番の教科書であるハーパー生化学にもしっかり記載してあります。(*)
そして日常生活では心筋・骨格筋など多くの体細胞は、脂肪酸・ケトン体を主エネルギー源として利用しています。(**)
ちなみに、私が初めて本断食(カロリーゼロ、塩分ゼロ、水摂取のみ)を行ったとき、4日目朝の血糖値は、35mg/dlでした。
普通なら意識不明で昏睡のレベルですが、断食中は血中ケトン体(脂肪酸の代謝産物)が高値となり、脳の主エネルギー源となるので、大丈夫なのです。ちゃんと外来診察も行っていました。
脳はケトン体を利用するという事実を34才の本断食当時、既に自らの人体実験で証明していたみたいです。
脳がケトン体を利用できないならば、私は血糖値35mg/dlのとき、あの世に旅立っていたはずですね。
さて、ケトン体の安全性を裏づけるものとして「ケトン食」について述べておきます。
ケトン食というと「何それ?」といった反応が返ってきそうで、一般にはおよそ馴染みのない言葉でしょう。
しかしそのケトン食、小児科では結構認知度は高いのです。
小児のてんかんで、きわめて難治性の場合があります。
これは、通常のてんかんの薬を飲んでも、ひきつけの発作が収まらないというものなのですが、その治療に取り入れられているのがケトン食です。
このケトン食は、総摂取カロリーの75~80%が脂質という内容で、これによって難治性てんかんの発作が収まるようになるのです。
これは欧米で1920年代から続いている治療法で、有効性がはっきりと証明されています。
日本でも、小児科でケトン食療法が取り入れられています。2~5歳くらいで行われることが多いのですが、どうしても味がよくないので、物心ついてきたらなかなか続けるのが難しいようです。2年間ぐらいの継続が1つの目安になります。
なぜ、難治性てんかんにケトン食が有効なのかは未解明のことも多いのですが、血中ケトン体そのものが発作を起きにくくするとされています。
また、発作をおさえるだけでなく、ぼんやりとしていた患児が生き生きとしてきたり、多動な子供が落ちついてきたりなど、精神行動面での改善が期待できるのもケトン食療法の利点です。
ケトン食療法は、糖質制限食以上の超高脂肪食で、脂肪からケトン体への変換を起こし、そのケトン体がブドウ糖に代わるエネルギー源として利用されることに、その名前が由来しています。実際、脳をはじめとする人体のほとんどのエネルギー源としてケトン体が利用されます。
このように脳は、脂肪の分解物であるケトン体をしっかり利用します。
「脳はエネルギー源としてブドウ糖しか利用できない」というのは、間違いであることをあらためて強調したいと思います。
ケトン食の場合、脳のエネルギー源は大部分がケトン体になりますが、糖質制限食の場合は、ブドウ糖もケトン体も両方利用していると思います。
ケトン食というのは究極の糖質制限食なので、私は以前から興味を持っていました。
ケトン食の脂肪摂取率は75~80%ですが、スーパー糖質制限食でも約56%です。
なお、ケトン食や糖質制限食では、血中ケトン体が高値となりますが、これはあくまでも生理的な上昇で正常であり、何の問題もありません。インスリン作用が欠落したときに生じる病理的なケトン体上昇とは異なります。
余談ですが、ハリウッド女優のメリル・ストリープが1997年に「誤診」という実話に基づいた映画を製作しています。
難治性のてんかんの子供が薬の副作用に苦しんだ挙げ句に、脳の手術をするしかないと告げられます。
術後の後遺症の可能性について説明する医師に不信感を募らせた母親は手術を拒み、さまざまな手を尽くして、最後はケトン食療法で子供のてんかんを完治させるというストーリーです。
ケトン食に関する朗報があります。
2010年に「コクラン・ライブラリー」2011年に「英国立医療技術評価機構(NICE)」
この両者でケトン食が難治性小児てんかん治療に採用されたのです。
いずれも世界的に評価の高いガイドラインです。
スーパー糖質制限食より、さらに高脂質低糖質であるケトン食に対する安全性の評価としてとらえれば、嬉しい限りです。
(*)ハーパー生化学(原書27版):194、上代淑人監訳.丸善株式会社.2007
(**)ハーパー生化学(原書27版):157、上代淑人監訳.丸善株式会社.2007
江部康二
以前、薬の件でアドバイス頂きましたdaisukeです。
その後、順調に血糖値推移していたのですが、ここ数日起床時に軽いめまいや体のダルさを感じていました。
すると昨日、今日と早朝血糖値が、
56、54と非常に低く、食後2時間血糖値も75,76とこちらも低い数値が出ました。
これは肝臓の糖新生が上手くいってないということでしょうか?。
多少の糖質を取ると解決するのかも知れませんが、せっかくスーパー糖質制限食に慣れてきているし、やはりグルコーススパイクも怖いです。
それとも、しばらく様子を見た方がいいでしょうか?。
ちなみに薬は一切飲んでおりません。
宜しくお願い致します。
その後、順調に血糖値推移していたのですが、ここ数日起床時に軽いめまいや体のダルさを感じていました。
すると昨日、今日と早朝血糖値が、
56、54と非常に低く、食後2時間血糖値も75,76とこちらも低い数値が出ました。
これは肝臓の糖新生が上手くいってないということでしょうか?。
多少の糖質を取ると解決するのかも知れませんが、せっかくスーパー糖質制限食に慣れてきているし、やはりグルコーススパイクも怖いです。
それとも、しばらく様子を見た方がいいでしょうか?。
ちなみに薬は一切飲んでおりません。
宜しくお願い致します。
先生、いつも貴重な情報発信、ご苦労様です。
ひとつ質問させてください。
スーパー糖質制限を長年されていて、
脳がケトン体をたくさん使うのに、
なぜ血糖値は35mg/dlにならないのですか?
それともいまでも断食をされると
その水準まで下がるのでしょうか?
今日の記事を読ませていただいて、
フト疑問になりました。
ひとつ質問させてください。
スーパー糖質制限を長年されていて、
脳がケトン体をたくさん使うのに、
なぜ血糖値は35mg/dlにならないのですか?
それともいまでも断食をされると
その水準まで下がるのでしょうか?
今日の記事を読ませていただいて、
フト疑問になりました。
2012/05/11(Fri) 04:44 | URL | べんきょう中 | 【編集】
やっぱりいいですよね、糖質制限食は。
僕も結構な高脂肪食(ケトン食には及ばないと思いますが)を食べていますが、その方が高糖質食よりも明らかに体調がいいです(=^・^=)
脂抜きするとすぐにガス欠でコテッとなっちゃいますが・・・。
糖質制限万歳であります!
僕も結構な高脂肪食(ケトン食には及ばないと思いますが)を食べていますが、その方が高糖質食よりも明らかに体調がいいです(=^・^=)
脂抜きするとすぐにガス欠でコテッとなっちゃいますが・・・。
糖質制限万歳であります!
2012/05/11(Fri) 12:04 | URL | 塞王司馬欣 | 【編集】
江部先生
いつもブログを拝見し、楽しく勉強させて頂いております。
先生の御助言をもとに、その後の糖尿人としての経過も順調です。
ところで、私の知人で金沢在住の糖尿病患者(長年のカロリー制限食指導を受け網膜症発症)に先生の御著書を贈ったところ、今後糖質制限治療に切り替えたいと申しております。
金沢市近郊で、糖質制限食を取り入れている診療機関を御存じであれば、教えて頂けないでしょうか。
また、コメント欄でこのような診療地域に関する質問も最近ちらほら見掛けます。
本ブログでも度々話題に上る夏井先生のブログでは、湿潤療法を実施されている診療機関が、都道府県別に紹介されています。
今後、江部先生、全国のブログ読者、医療関係者の情報をもとに、地域ごとの糖質制限食を取り入れている診療機関の情報が共有できれば、大変有難いですし、糖質制限食普及のボトムアップにもなるのではと思います。
ご一考頂けると幸いです。
いつもブログを拝見し、楽しく勉強させて頂いております。
先生の御助言をもとに、その後の糖尿人としての経過も順調です。
ところで、私の知人で金沢在住の糖尿病患者(長年のカロリー制限食指導を受け網膜症発症)に先生の御著書を贈ったところ、今後糖質制限治療に切り替えたいと申しております。
金沢市近郊で、糖質制限食を取り入れている診療機関を御存じであれば、教えて頂けないでしょうか。
また、コメント欄でこのような診療地域に関する質問も最近ちらほら見掛けます。
本ブログでも度々話題に上る夏井先生のブログでは、湿潤療法を実施されている診療機関が、都道府県別に紹介されています。
今後、江部先生、全国のブログ読者、医療関係者の情報をもとに、地域ごとの糖質制限食を取り入れている診療機関の情報が共有できれば、大変有難いですし、糖質制限食普及のボトムアップにもなるのではと思います。
ご一考頂けると幸いです。
2012/05/11(Fri) 12:30 | URL | 白いシャチ | 【編集】
daisuke さん。
摂取エネルギーが低すぎないようにご注意ください。
低カロリー過ぎると、daisuke さんのような症状がでることがあります。
摂取エネルギーが低すぎないようにご注意ください。
低カロリー過ぎると、daisuke さんのような症状がでることがあります。
2012/05/11(Fri) 15:21 | URL | ドクター江部 | 【編集】
べんきょう中 さん。
34才の時、生まれて初めて本断食をしました。
それまで3食糖質を摂取して、間食も糖質の食生活でした。
それで、このときは、肝臓の糖新生が、追いつかなくて、
空腹時血糖値35mgとなったのだと思います。
今の私は、肝臓の糖新生が、血糖値を確保してくれていると思います。
34才の時、生まれて初めて本断食をしました。
それまで3食糖質を摂取して、間食も糖質の食生活でした。
それで、このときは、肝臓の糖新生が、追いつかなくて、
空腹時血糖値35mgとなったのだと思います。
今の私は、肝臓の糖新生が、血糖値を確保してくれていると思います。
2012/05/11(Fri) 15:28 | URL | ドクター江部 | 【編集】
白いシャチ さん。
仰有る通りと思います。
徐々に、糖質制限食OKの医療機関をリストアップしつつある段階です。
金沢は、まだ心当たりがありません。
すいません。
仰有る通りと思います。
徐々に、糖質制限食OKの医療機関をリストアップしつつある段階です。
金沢は、まだ心当たりがありません。
すいません。
2012/05/11(Fri) 15:31 | URL | ドクター江部 | 【編集】
ジル さん。
糖質制限食を一定理解していただける、柔軟な考えの主治医で良かったです。
血圧が病院で測定するのと家庭で測定するのと異なる人がいます。
また早朝高血圧があるけれど昼からは正常になるといったタイプもおられます。
血液県債で腎機能は正常範囲なので、糖質制限食は問題ないです。
インスリン抵抗性がありますので、このまま糖質制限食実践で、
減量と血糖コントロールを保てば、いいですね。
糖尿病腎症第3期Aまでは、糖質制限食で血糖コントロール良好を保てば、
タンパク尿も正常になることが多いです。
糖質制限食を一定理解していただける、柔軟な考えの主治医で良かったです。
血圧が病院で測定するのと家庭で測定するのと異なる人がいます。
また早朝高血圧があるけれど昼からは正常になるといったタイプもおられます。
血液県債で腎機能は正常範囲なので、糖質制限食は問題ないです。
インスリン抵抗性がありますので、このまま糖質制限食実践で、
減量と血糖コントロールを保てば、いいですね。
糖尿病腎症第3期Aまでは、糖質制限食で血糖コントロール良好を保てば、
タンパク尿も正常になることが多いです。
2012/05/11(Fri) 15:39 | URL | ドクター江部 | 【編集】
先生はじめまして。
ブログの内容とは、関係なくてすいません。
数年来、γ-GTPが高値で色々調べていて先生のブログに辿りつきました。
47歳男性、身長168cm,体重61kg,ウエスト76,血圧は正常です。
血液検査は、H20→H21→H22→H23→H24と
中性脂肪 34→96→65→49→29
HDL 81→77→76→91→80
LDL →147→91→122→100
γ-GTP 371→376→142→318→218
GOT 34→30→24→33→33
GPT 43→38→27→32→30
空腹時血糖 98→93→90→97→90
HbA1c →4.6→4.8→4.8→5.0
尿酸値 7.1
脂肪肝(軽度)、眼圧20、22高め
お酒は、ほぼ毎晩ビール350ml、焼酎水割り3~4杯。これが、なかなかやめれません。
間食はあまりしないのですが、ご飯が好きで、糖質制限できるのか、どの程度なら食べてよいものか、
よくわかりません。運動は、週に1~2度のジョギングを続けています。
①私のケースで糖質制限によってγ-GTPが下がるものなのでしょうか?
その場合、どの程度なら、食べてよいのでしょうか?
②やはり、アルコールをやめるべきなのでしょうか?以前に、5ヶ月くらい断酒し、150位まで下がったことがありますが、そこ止まりでした。このまま飲み続けると肝硬変になったりしますか?
③実は、インシュリンや炭水化物の不耐性が隠れてあったりするのでしょうか?
今までお医者さんには、「お酒を控えなさい」と言われるばかりで、あまりピンときませんでした。
最近、このまま放置していてよいのかと思い、糖質の制限によってγが下がることがあるのを知りました。
他の方の例で、糖質制限 → 血糖値や中性脂肪などが正常化 → γ-GTPが下がるのなら、私の場合は当てはまらないものなのかとも不安です。
お忙しいことと思いますが、よろしくお願いします。
ブログの内容とは、関係なくてすいません。
数年来、γ-GTPが高値で色々調べていて先生のブログに辿りつきました。
47歳男性、身長168cm,体重61kg,ウエスト76,血圧は正常です。
血液検査は、H20→H21→H22→H23→H24と
中性脂肪 34→96→65→49→29
HDL 81→77→76→91→80
LDL →147→91→122→100
γ-GTP 371→376→142→318→218
GOT 34→30→24→33→33
GPT 43→38→27→32→30
空腹時血糖 98→93→90→97→90
HbA1c →4.6→4.8→4.8→5.0
尿酸値 7.1
脂肪肝(軽度)、眼圧20、22高め
お酒は、ほぼ毎晩ビール350ml、焼酎水割り3~4杯。これが、なかなかやめれません。
間食はあまりしないのですが、ご飯が好きで、糖質制限できるのか、どの程度なら食べてよいものか、
よくわかりません。運動は、週に1~2度のジョギングを続けています。
①私のケースで糖質制限によってγ-GTPが下がるものなのでしょうか?
その場合、どの程度なら、食べてよいのでしょうか?
②やはり、アルコールをやめるべきなのでしょうか?以前に、5ヶ月くらい断酒し、150位まで下がったことがありますが、そこ止まりでした。このまま飲み続けると肝硬変になったりしますか?
③実は、インシュリンや炭水化物の不耐性が隠れてあったりするのでしょうか?
今までお医者さんには、「お酒を控えなさい」と言われるばかりで、あまりピンときませんでした。
最近、このまま放置していてよいのかと思い、糖質の制限によってγが下がることがあるのを知りました。
他の方の例で、糖質制限 → 血糖値や中性脂肪などが正常化 → γ-GTPが下がるのなら、私の場合は当てはまらないものなのかとも不安です。
お忙しいことと思いますが、よろしくお願いします。
ご回答ありがとうございます。
早速カロリーを増やしてみようと思います。
早速カロリーを増やしてみようと思います。
お忙しいなか、
ご返答有難うございました。
糖新生が関係するのですね。
それにしても血糖値35mgで大丈夫とは、
ニンゲンはフシギなものだと
しみじみ感じ入っております。
ご返答有難うございました。
糖新生が関係するのですね。
それにしても血糖値35mgで大丈夫とは、
ニンゲンはフシギなものだと
しみじみ感じ入っております。
2012/05/12(Sat) 03:53 | URL | べんきょう中 | 【編集】
悩み人 さん。
まずは、個別のケースはよくわかりません。
総論的には、糖質制限食で、γGTPが改善する人が多いです。
スーパー糖質制限食で1ヶ月、試されては如何でしょう。
効果がでるら、1ヶ月ででますので。
まずは、個別のケースはよくわかりません。
総論的には、糖質制限食で、γGTPが改善する人が多いです。
スーパー糖質制限食で1ヶ月、試されては如何でしょう。
効果がでるら、1ヶ月ででますので。
2012/05/12(Sat) 08:38 | URL | ドクター江部 | 【編集】
ジル さん。
糖質制限食の場合はケトン体は尿にしばらく陽性になりますが
インスリン作用があるていどあれば、心配ありません。
スーパー糖質制限食で、少なくとも検査上は、健常者と同じになる可能性があります。
HbA1cは、月に1%くらい改善します。
このままスーパー糖質制限食でよいと思いますよ。
糖質制限食の場合はケトン体は尿にしばらく陽性になりますが
インスリン作用があるていどあれば、心配ありません。
スーパー糖質制限食で、少なくとも検査上は、健常者と同じになる可能性があります。
HbA1cは、月に1%くらい改善します。
このままスーパー糖質制限食でよいと思いますよ。
2012/05/12(Sat) 08:42 | URL | ドクター江部 | 【編集】
お忙しいところ、回答ありがとうございました。
スーパー糖質制限食に近づけるよう、チャレンジしてみたいと思います。
スーパー糖質制限食に近づけるよう、チャレンジしてみたいと思います。
2012/05/12(Sat) 17:21 | URL | 悩み人 | 【編集】
ざとです。
最近、同じ質問が増えてきている感じがしたので
そろそろ、まとめサイトが必要かなと考えて、
数ヶ月前から、江部先生のブログやコメントを参考に
しつつ色々と書きためてきました。
基本的に
・初心者向け糖質制限食FAQ
・お医者さん一覧
・お店一覧
をまとめてあります。
http://sites.google.com/site/tsmatome/
もし、問題があるようでしたら仰って下さい。
また、ご意見ご要望、タレ込み情報も受付中です。
最近、同じ質問が増えてきている感じがしたので
そろそろ、まとめサイトが必要かなと考えて、
数ヶ月前から、江部先生のブログやコメントを参考に
しつつ色々と書きためてきました。
基本的に
・初心者向け糖質制限食FAQ
・お医者さん一覧
・お店一覧
をまとめてあります。
http://sites.google.com/site/tsmatome/
もし、問題があるようでしたら仰って下さい。
また、ご意見ご要望、タレ込み情報も受付中です。
ざと さん。
ありがとうございます。
ありがとうございます。
2012/05/13(Sun) 21:20 | URL | ドクター江部 | 【編集】
江部先生
ご回答、有難うございました。
ざとさん
貴重な情報、有難うございました。
今後とも、よろしくお願いします。
ご回答、有難うございました。
ざとさん
貴重な情報、有難うございました。
今後とも、よろしくお願いします。
2012/05/14(Mon) 16:49 | URL | 白いシャチ | 【編集】
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