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インスリン抵抗性が主の糖尿病
おはようございます。
いよいよ今日から、高雄病院京都駅前診療所、診療開始です。
不肖江部康二が、電子カルテの使い始めということで、まあそれなりに心配もありますが、前向きの姿勢で・・・(*``*)

さて今日は、
maruさんからの、インスリン抵抗性が主体の糖尿病についての質問への回答です。

「アクトス
わたしは、44歳の主婦です。2年前に婦人科の健康診断で採血したとき、血糖値が365、A1Cが10,5とわかり、2週間の入院治療し、その後、食事、運動で、空腹時90、A1C5.4くらいをキープしています。薬は1日1回朝食後にアクトスを飲んでいましたが、むくみがひどく、そのことを医者に言ってもあまりとりあってもらえなかったので、先月から、病院を変えました。今度の先生は、むくみを見てすぐにくすりをやめるように指示されました。症状が今のところ安定しているということで、今、薬は飲んでいません。でも、なかなか、肥満を克服できないこともあって、糖質制限食にトライしています。2週間くらいで、3.5キロ落ちました。がんばってみます。
by: maru * 2007/09/24 23:40」

「インシュリンはでているのですが・・
わたしは、24日に投稿したものですが、2型糖尿病で、主治医の説明によると、インシュリンは多量に出ているインシュリン抵抗性らしいのです。糖質制限食でとにかく体重をおとしたほうが、よいのでしょうか。
ちなみに、母も2型糖尿病なのですが、生まれつき左の腎臓がよくありません。糖質制限食をすすめてもよいでしょうか。
by: maru * 2007/09/28 11:56」

maruさん。コメント・質問ありがとうございます。
また、糖質制限食にて減量成功とのこと、おめでとうさんです。

最初のお医者さんは、糖尿病のデータが改善しているので、アクトスを処方し続けていたのでしょうかね?

しかし、maruさんが体験された如く、アクトスはむくみが副作用としてあります。もっとひどいと心不全もありえます。

ですからmaruさんが「むくみ」を訴えた時点で通常はアクトスは中止になります。取り合ってもらえなかったのは如何なものかと私は思います。新しい先生の対応は適切なもので、病院を変えて正解ですね。

それから、インスリンは多量に分泌されていて、インスリン抵抗性(インスリンの効きが悪くなること)タイプの糖尿病ということですね。

欧米人は、maruさんと同様にインスリン抵抗性が主の2型糖尿病が多くて、日本人は、インスリン分泌不足が主のタイプが多いとされています。

インスリン抵抗性の最大の要因は肥満とされていますので、 糖質制限食により体重が減少すれば、抵抗性も改善されて糖尿病も良くなる可能性が大きいです。このまま薬なしで、 糖質制限食で減量に励んでくださいね。
(8.8のブログ参照していただけば幸いです)

なお、腎機能が既に障害されている人は、糖質制限食の対象になりません。

しかし 糖質制限食で高タンパク食を摂取したからといって、腎機能が悪化することはありません。母上も片方の腎臓が健康で、血液検査で腎機能が正常ならば 糖質制限食OKです。

ここらは主治医とよくご相談くださいね。

江部康二
テーマ:糖尿病
ジャンル:ヘルス・ダイエット
コメント
ありがとうございます
詳しいお答えをいただいて、ありがとうございます。やはり、肥満が元凶なんですね。
糖質制限食にもだいぶ慣れてきたら、体重がストンと落ち始め、また、1,5キロおちました。
このまま、がんばってみます。
2007/10/02(Tue) 00:37 | URL | maru | 【編集
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