2012年03月12日 (月)
こんにちは。
三大栄養素である、糖質・脂質・タンパク質のうち、血糖値を上昇させるのは糖質だけです。
これは、含有エネルギーとは無関係の、各栄養素の生理学的特質です。
このことに注目して、糖質摂取を制限して食後血糖値の上昇を防ぐ食事療法が、高雄病院が推奨する「糖質制限食(carbohydrate restriction)」です。
栄養素において、必須アミノ酸、必須脂肪酸はありますが、必須糖質はありません。
即ち理論的には糖質ゼロでもいいのですが、スーパー糖質制限食でも、ビタミンC補給を兼ねて、野菜に含まれる少量の糖質は摂取します。
そして、糖質だけが血糖値を上昇させることを前提に、一回の食事の糖質摂取量を計算して、血糖コントロールをめざすのが糖質管理食(carbohydrate counting、カーボカウント)で、欧米では定着している食事療法です。
こちらは糖質のグラム数を計算しますが、制限することはありません。
しかし、糖質のグラム数を計算するわけですから、野放しに大量の糖質を食べることはあり得ませんね。
1993年に発表された米国の1型糖尿病研究・DCCTにおいて、糖質管理食(カーボカウント)が成功を収めたことから、欧米では広まっていきました。
また、1999年度ミス・アメリカのニコール・ジョンソンさん(1型糖尿病)の食事療法が糖質管理食であり、本を書かれたことも欧米での普及に役立ちました。
「カーボカウントして、それに見合う量のインスリンを注射する」ことで、食後血糖値のコントロールがしやすくなり、カロリー制限食に比べれば血糖値の乱高下が改善します。
米国では、1型糖尿病治療は、カーボカウントの方が主流です。
日本では、欧米では一般的な糖質管理食も、それほど普及していないのが現状です。
しかし、2005年5月の第48回日本糖尿病学会年次学術集会で、米国から糖質管理食(カーボカウント)の専門医が招聘されてシンポジウムが開催された後、徐々に糖質管理食を導入する糖尿病専門医療機関が増えてきています。
また、2006年3月に「かんたんカーボカウント」(医薬ジャーナル)という糖質管理食の本が大阪市大の小児科グループにより出版されました。
2008年1月の米国糖尿病学会(ADA)の栄養勧告では、
「炭水化物をモニタリングすることは、炭水化物計算(カーボカウント)にしろ、炭水化物交換にしろ、経験に基づく評価にしろ、血糖コントロールを達成するための鍵となる戦略である。」
と、炭水化物(糖質)を日常的に継続的に点検することを、強く推奨しています。
この中の、炭水化物を計算する方法が、糖質管理食(カーボカウント)です。
糖質管理食は、基本的に3食とも主食(糖質)を摂取することを前提に、その糖質の一回の摂取量を計算します。
血糖値を上昇させるのは糖質だけなので、例えば血糖コントロールに必要なインスリンの量を決めるのには、とても役に立ちます。
糖尿病というと、甘いもの(砂糖)がよくないと誰でも思いがちですが、実は、特に砂糖だけが、血糖コントロールに悪影響を与えるという事実はありません。
「ご飯もパンもせんべいもうどんもラーメンもケーキも砂糖も、その中に含まれている糖質の量に比例して、血糖値を上昇させる」
ということが生理学的事実です。
糖質管理食は、糖質だけをグラム計算するシンプルな方法です。
従来のカロリー制限優先の糖尿病食に比し、カロリー計算や食品交換表は不要なので、楽に実践できると思います。
いつも述べてますように、1gの糖質が体重64kgの2型糖尿人の血糖値を約3mg、1型糖尿人の血糖値を約5g上昇させます。
「糖質→血糖値上昇」というシンプルな事柄に着目した糖尿病の食事療法という意味では、欧米の「糖質管理食」と高雄病院の「糖質制限食」は親戚筋といえます。
「糖質管理食」という考え方をさらに発展させ、3食とも主食を摂取しなくても良いと徹底したのが、高雄病院の「糖質制限食」という見方もできます。
1型糖尿病、2型糖尿病でインスリン注射をしている糖尿人は、主治医とよく相談されて、糖質制限食が無理なら、せめて糖質管理食を実践されると、血糖値の乱高下がなくなり、コントロールしやすくなります。
逆にいえば、カーボカウントなしで、カロリー計算に頼ってインスリン注射をすることは、目をつぶって運転しているようなもので、血糖値の乱高下を防ぐことは不可能です。
糖質だけが血糖値を上昇させるのであり、カロリーは関係ないのです。
炊いたご飯1杯150gは約250kcalですが、糖質は55gふくまれていて、血糖値は165mg上昇します。
牛サーロインステーキ200gは約1000kcalですが、糖質含有量は1g未満で、血糖値は3mgも上昇しません。
このように、カロリー計算で食後血糖値を予測することは不可能なのです。
江部康二
三大栄養素である、糖質・脂質・タンパク質のうち、血糖値を上昇させるのは糖質だけです。
これは、含有エネルギーとは無関係の、各栄養素の生理学的特質です。
このことに注目して、糖質摂取を制限して食後血糖値の上昇を防ぐ食事療法が、高雄病院が推奨する「糖質制限食(carbohydrate restriction)」です。
栄養素において、必須アミノ酸、必須脂肪酸はありますが、必須糖質はありません。
即ち理論的には糖質ゼロでもいいのですが、スーパー糖質制限食でも、ビタミンC補給を兼ねて、野菜に含まれる少量の糖質は摂取します。
そして、糖質だけが血糖値を上昇させることを前提に、一回の食事の糖質摂取量を計算して、血糖コントロールをめざすのが糖質管理食(carbohydrate counting、カーボカウント)で、欧米では定着している食事療法です。
こちらは糖質のグラム数を計算しますが、制限することはありません。
しかし、糖質のグラム数を計算するわけですから、野放しに大量の糖質を食べることはあり得ませんね。
1993年に発表された米国の1型糖尿病研究・DCCTにおいて、糖質管理食(カーボカウント)が成功を収めたことから、欧米では広まっていきました。
また、1999年度ミス・アメリカのニコール・ジョンソンさん(1型糖尿病)の食事療法が糖質管理食であり、本を書かれたことも欧米での普及に役立ちました。
「カーボカウントして、それに見合う量のインスリンを注射する」ことで、食後血糖値のコントロールがしやすくなり、カロリー制限食に比べれば血糖値の乱高下が改善します。
米国では、1型糖尿病治療は、カーボカウントの方が主流です。
日本では、欧米では一般的な糖質管理食も、それほど普及していないのが現状です。
しかし、2005年5月の第48回日本糖尿病学会年次学術集会で、米国から糖質管理食(カーボカウント)の専門医が招聘されてシンポジウムが開催された後、徐々に糖質管理食を導入する糖尿病専門医療機関が増えてきています。
また、2006年3月に「かんたんカーボカウント」(医薬ジャーナル)という糖質管理食の本が大阪市大の小児科グループにより出版されました。
2008年1月の米国糖尿病学会(ADA)の栄養勧告では、
「炭水化物をモニタリングすることは、炭水化物計算(カーボカウント)にしろ、炭水化物交換にしろ、経験に基づく評価にしろ、血糖コントロールを達成するための鍵となる戦略である。」
と、炭水化物(糖質)を日常的に継続的に点検することを、強く推奨しています。
この中の、炭水化物を計算する方法が、糖質管理食(カーボカウント)です。
糖質管理食は、基本的に3食とも主食(糖質)を摂取することを前提に、その糖質の一回の摂取量を計算します。
血糖値を上昇させるのは糖質だけなので、例えば血糖コントロールに必要なインスリンの量を決めるのには、とても役に立ちます。
糖尿病というと、甘いもの(砂糖)がよくないと誰でも思いがちですが、実は、特に砂糖だけが、血糖コントロールに悪影響を与えるという事実はありません。
「ご飯もパンもせんべいもうどんもラーメンもケーキも砂糖も、その中に含まれている糖質の量に比例して、血糖値を上昇させる」
ということが生理学的事実です。
糖質管理食は、糖質だけをグラム計算するシンプルな方法です。
従来のカロリー制限優先の糖尿病食に比し、カロリー計算や食品交換表は不要なので、楽に実践できると思います。
いつも述べてますように、1gの糖質が体重64kgの2型糖尿人の血糖値を約3mg、1型糖尿人の血糖値を約5g上昇させます。
「糖質→血糖値上昇」というシンプルな事柄に着目した糖尿病の食事療法という意味では、欧米の「糖質管理食」と高雄病院の「糖質制限食」は親戚筋といえます。
「糖質管理食」という考え方をさらに発展させ、3食とも主食を摂取しなくても良いと徹底したのが、高雄病院の「糖質制限食」という見方もできます。
1型糖尿病、2型糖尿病でインスリン注射をしている糖尿人は、主治医とよく相談されて、糖質制限食が無理なら、せめて糖質管理食を実践されると、血糖値の乱高下がなくなり、コントロールしやすくなります。
逆にいえば、カーボカウントなしで、カロリー計算に頼ってインスリン注射をすることは、目をつぶって運転しているようなもので、血糖値の乱高下を防ぐことは不可能です。
糖質だけが血糖値を上昇させるのであり、カロリーは関係ないのです。
炊いたご飯1杯150gは約250kcalですが、糖質は55gふくまれていて、血糖値は165mg上昇します。
牛サーロインステーキ200gは約1000kcalですが、糖質含有量は1g未満で、血糖値は3mgも上昇しません。
このように、カロリー計算で食後血糖値を予測することは不可能なのです。
江部康二
こんにちは。
糖質だけをグラム計算するというシンプルさが
すごくいいですね。
今ブログで紹介している低糖質シリアルも
シンプルな計算だから実現できたようなものです。
事後報告になってしまいますが
自分のブログに
こちらのリンクを貼らせてもらいましたので
よろしくお願いします。
糖質だけをグラム計算するというシンプルさが
すごくいいですね。
今ブログで紹介している低糖質シリアルも
シンプルな計算だから実現できたようなものです。
事後報告になってしまいますが
自分のブログに
こちらのリンクを貼らせてもらいましたので
よろしくお願いします。
y_and_r_d さん。
リンク、了解です。
リンク、了解です。
2012/03/12(Mon) 17:13 | URL | ドクター江部 | 【編集】
ダイエット初心者です
先生の著書を拝読し、トライしようと思っていたのですが、ひとつ質問させてください
空腹感が、脳に伝達して(レプチン?)脂肪分解をストップさせるので、ある程度の血糖値を維持したほうが、よいとのことですが、先生のご意見をお聞かせください
先生の著書を拝読し、トライしようと思っていたのですが、ひとつ質問させてください
空腹感が、脳に伝達して(レプチン?)脂肪分解をストップさせるので、ある程度の血糖値を維持したほうが、よいとのことですが、先生のご意見をお聞かせください
はじめまして。先生の本を購入して制限食に挑戦したいのですが、主人が、糖尿病でもうずっと薬を飲んでます。血糖値も200超え、ヘモグロビン値も10くらい・・・しかも体重は100KGくらいあって、ご飯と甘いものが大好きで、とにかくよく食べます。一気に主食抜けないというのですが、はじめは毎食軽く玄米1杯から始めても効果はあるでしょうか?
江部先生こんばんは!私の住む尼崎市にも、糖質制限食を指導する医療機関が出来ました。
この医療機関(診療所)が、高雄病院方式の糖質制限食指導なのかは不明ですが、糖質制限食の広がりと言う観点からは、決して悪い事では無い気がします。
私はこのまま高雄病院京都駅前診療所へ通院します。
この医療機関(診療所)が、高雄病院方式の糖質制限食指導なのかは不明ですが、糖質制限食の広がりと言う観点からは、決して悪い事では無い気がします。
私はこのまま高雄病院京都駅前診療所へ通院します。
2012/03/12(Mon) 22:30 | URL | 摂津のエクレア | 【編集】
こんばんは。
はじめてブログに訪問しました。
糖質管理食について勉強になりました。
知り合いの糖尿病の方にも、こちらの内容を紹介したいと思います。
ありがとうございます。
はじめてブログに訪問しました。
糖質管理食について勉強になりました。
知り合いの糖尿病の方にも、こちらの内容を紹介したいと思います。
ありがとうございます。
江部先生 糖質管理食の丁寧な解説ありがとうございます 私のような14年のインスリン人も糖質管理食なら、食後血糖コントロールは、イージーです 2/1からの朝食後1時間値では3/13現在、150レベルであり、食前インスリンも2単位と大成功です まぁ慌てずに、昼食は普通食を食べて、3時のおやつは、甘い物を止めて、殻つき落花生を10個です 夕食も2/27工夫しながら始めました 蛋白質3g、炭水化物10g以下の乾燥スープにごはん30gを入れて、他のおかずは従来通りで、食前インスリン2単位で、食後2時間値180以下を設定しましたが3/12現在、135~169で推移しており、うまく出来ていますが、乾燥スープが1食250円で高いのが問題で、コンニャクラーメン(蛋白質、糖質ゼロで)なども検討中です
江部先生 糖質制限始めて2ヶ月が経過しました。体重は-5kgで止まっていますが、体脂肪は減っています。ジムに通いだし泳ぎ始めました。以前のように息が上がらず泳ぐことが出来、泳ぐことがこんな楽しいものだったのかと驚いています。
さて「科学的根拠に基づく糖尿病診療ガイドライン2010」が手元にあり、3「食事療法」を読んでみました。
カロリー制限のエビデンスがコンセンサスであると知り驚きました。
また、『カーボンカウントは米国では広く用いられている方法であるが、いまだにevidenceが不十分であり、、わが国では食物交換表という独自のきめ細かい優れた方法もあり、・・・・・』と書いてあります。まるでわが国には大和魂があるのでと言っていた旧軍と変わらないように思うのは私だけでしょうか。
さて「科学的根拠に基づく糖尿病診療ガイドライン2010」が手元にあり、3「食事療法」を読んでみました。
カロリー制限のエビデンスがコンセンサスであると知り驚きました。
また、『カーボンカウントは米国では広く用いられている方法であるが、いまだにevidenceが不十分であり、、わが国では食物交換表という独自のきめ細かい優れた方法もあり、・・・・・』と書いてあります。まるでわが国には大和魂があるのでと言っていた旧軍と変わらないように思うのは私だけでしょうか。
江部先生
お久しぶりです。今年の年明けに急に1型糖尿病という事が判明(今まで2年間以上2型だと思ってました)し、江部先生に糖質制限食とインスリンについて色々アドバイス頂いた北の糖尿人です。
2ヶ月経ちましてある程度落ち着きましたので検査結果のご報告と人体実験のご報告をさせて頂きたいと思います。
本日病院での検査を受けまして、
a1cは1/6に9.8あったのが、本日3/13は4.7まで下がってました。コレステロール等に関しては、HDL88 LDL68 中性脂肪65 といい状態でした。2型だと思っていた2年間半も江部先生の著書を読み糖質制限食を実行して来ましたので、体重はずっと不変です!!!年明けにアドバイス頂いたレベミルは2回打ちにし早朝空腹時血糖は70~100程度で安定しております。(検査結果では私のインスリン能力はほぼゼロでした・・・)
唯一コントロールに苦戦するのは、何度もご相談させて頂いたたんぱく質摂取による血糖値上昇でした。やはり摂取後3時間~4時間経つとしっかり上昇してきます。個人差はあると思いますが、私の場合は糖質制限食で50~70くらい上昇するときもあります(江部先生にご教授頂いた脂質だけの摂取のときは上昇は見られませんでした)。私は運動によりかなり血糖値が下がるため食後2時間くらいから運動し上昇を抑えるようにしています!!
長文になってしまいましたが、感謝の気持ちを込めてご報告させて頂きました。本当にありがとうございました!!!!これからもたんぱく質摂取後の血糖値上昇について上手にコントロールできる方法を探して行きたいと思っております。また何か糖質制限食の中で対策がありましたらご教授お願い致します!!!
お久しぶりです。今年の年明けに急に1型糖尿病という事が判明(今まで2年間以上2型だと思ってました)し、江部先生に糖質制限食とインスリンについて色々アドバイス頂いた北の糖尿人です。
2ヶ月経ちましてある程度落ち着きましたので検査結果のご報告と人体実験のご報告をさせて頂きたいと思います。
本日病院での検査を受けまして、
a1cは1/6に9.8あったのが、本日3/13は4.7まで下がってました。コレステロール等に関しては、HDL88 LDL68 中性脂肪65 といい状態でした。2型だと思っていた2年間半も江部先生の著書を読み糖質制限食を実行して来ましたので、体重はずっと不変です!!!年明けにアドバイス頂いたレベミルは2回打ちにし早朝空腹時血糖は70~100程度で安定しております。(検査結果では私のインスリン能力はほぼゼロでした・・・)
唯一コントロールに苦戦するのは、何度もご相談させて頂いたたんぱく質摂取による血糖値上昇でした。やはり摂取後3時間~4時間経つとしっかり上昇してきます。個人差はあると思いますが、私の場合は糖質制限食で50~70くらい上昇するときもあります(江部先生にご教授頂いた脂質だけの摂取のときは上昇は見られませんでした)。私は運動によりかなり血糖値が下がるため食後2時間くらいから運動し上昇を抑えるようにしています!!
長文になってしまいましたが、感謝の気持ちを込めてご報告させて頂きました。本当にありがとうございました!!!!これからもたんぱく質摂取後の血糖値上昇について上手にコントロールできる方法を探して行きたいと思っております。また何か糖質制限食の中で対策がありましたらご教授お願い致します!!!
2012/03/13(Tue) 11:12 | URL | 北の糖尿人 | 【編集】
ダイエット初心者 さん。
拙著のご購入ありがとうございます。
糖質制限食を実践すると高血糖が改善しますが、肝臓で糖新生するので、低血糖にはならず
正常血糖値を保ちます。
2011年04月11日 (月)の本ブログ記事「満腹感と空腹感・2011年」
もご参照ください。
拙著のご購入ありがとうございます。
糖質制限食を実践すると高血糖が改善しますが、肝臓で糖新生するので、低血糖にはならず
正常血糖値を保ちます。
2011年04月11日 (月)の本ブログ記事「満腹感と空腹感・2011年」
もご参照ください。
2012/03/13(Tue) 11:59 | URL | ドクター江部 | 【編集】
おやねこ さん。
拙著のご購入ありがとうございます。
糖質摂取量を減らすだけで効果がでます。
スーパー糖質制限食では、1回の糖質摂取量を10~20g以下を目指します。
緩やかなものなら、1回の糖質摂取量を50~60gとしても、100g糖質摂取よりは
はるかに、ましです。
薬内服中ですので、主治医と相談されて低血糖にご注意ください。
拙著のご購入ありがとうございます。
糖質摂取量を減らすだけで効果がでます。
スーパー糖質制限食では、1回の糖質摂取量を10~20g以下を目指します。
緩やかなものなら、1回の糖質摂取量を50~60gとしても、100g糖質摂取よりは
はるかに、ましです。
薬内服中ですので、主治医と相談されて低血糖にご注意ください。
2012/03/13(Tue) 12:03 | URL | ドクター江部 | 【編集】
摂津のエクレア さん。
貴重な情報をありがとうございます。
糖質制限食、医学界でも広がり順調ですね。
貴重な情報をありがとうございます。
糖質制限食、医学界でも広がり順調ですね。
2012/03/13(Tue) 12:06 | URL | ドクター江部 | 【編集】
柚木信也 様
血糖コントロール、とても素晴らしいですね。
血糖コントロール、とても素晴らしいですね。
2012/03/13(Tue) 12:29 | URL | ドクター江部 | 【編集】
おかだ 先生
仰有る通り、かなりお粗末な、ガイドラインの記載なのです。
2012年02月13日 (月)の本ブログ記事「evidence based medhicine(証拠に基づく医学)→略してEBM」
もご参照いただけば幸いです。
仰有る通り、かなりお粗末な、ガイドラインの記載なのです。
2012年02月13日 (月)の本ブログ記事「evidence based medhicine(証拠に基づく医学)→略してEBM」
もご参照いただけば幸いです。
2012/03/13(Tue) 12:34 | URL | ドクター江部 | 【編集】
北の糖尿人 さん。
「a1cは1/6に9.8あったのが、本日3/13は4.7」
1型糖尿病で、HbA1c:4.7%とは、素晴らしいですね。
バーンスタイン医師によれば、
「1型糖尿病では、1gのタンパク質が0.93mg血糖値上昇」
とのことですが、北の糖尿人 さんも、そんなものでしょうか?
「a1cは1/6に9.8あったのが、本日3/13は4.7」
1型糖尿病で、HbA1c:4.7%とは、素晴らしいですね。
バーンスタイン医師によれば、
「1型糖尿病では、1gのタンパク質が0.93mg血糖値上昇」
とのことですが、北の糖尿人 さんも、そんなものでしょうか?
2012/03/13(Tue) 14:01 | URL | ドクター江部 | 【編集】
江部先生
お忙しい中、さっそくコメント頂きまして大変ありがとうございます!!!年明け江部先生にご紹介を受けたバーンスタイン医師の「糖尿病の解決」も何度も読まさせて頂きまして大変勉強になりました。なかなかバーンスタイン医師の「常に良好な血糖値プロフィール」を保つのは非常に難しいです・・・(汗)
さて、たんぱく質の血糖値上昇度合いですが、私の体重は55kgと軽いせいもあり、もう少し上昇させるようです。また、個人差が大きいとおもいますが、一緒に摂取する物との関係で食後の上昇開始時間がかなり違います!!たとえば魚や豆腐などたんぱく質中心だと3時間~4時間で上昇、脂質の多い物と一緒にたんぱく質するともっと上昇が遅れます。一番驚いたのは焼肉を食べたときは食後1時間後から5時間後まで1時間おきに測定しても80~95だったのですが、6時間後に一気に180まで上昇しました(この間何も摂取していません)!!江部先生のおっしゃるとおり、血糖コントロールは一筋縄ではいかない事を実感しました(汗)本当はインスリンの種類で調整したいところなんですが(食べ物によって超速攻ではなくRを使用とか)、主治医になかなか言い出せません。。。
まだまだバーンスタイン医師の良好な血糖値プロフィールには遠いですが、自分の体質の把握をして行きたいと思っています!!!
江部先生、最後にお時間があればご教授願いたいのですが、糖新生を考えた時、もし低血糖を起こした場合、肝機能の低下に繋がる関係は考えられますか??報告のつもりが、最後に質問になってしまって申し訳ありません。。。
お忙しい中、さっそくコメント頂きまして大変ありがとうございます!!!年明け江部先生にご紹介を受けたバーンスタイン医師の「糖尿病の解決」も何度も読まさせて頂きまして大変勉強になりました。なかなかバーンスタイン医師の「常に良好な血糖値プロフィール」を保つのは非常に難しいです・・・(汗)
さて、たんぱく質の血糖値上昇度合いですが、私の体重は55kgと軽いせいもあり、もう少し上昇させるようです。また、個人差が大きいとおもいますが、一緒に摂取する物との関係で食後の上昇開始時間がかなり違います!!たとえば魚や豆腐などたんぱく質中心だと3時間~4時間で上昇、脂質の多い物と一緒にたんぱく質するともっと上昇が遅れます。一番驚いたのは焼肉を食べたときは食後1時間後から5時間後まで1時間おきに測定しても80~95だったのですが、6時間後に一気に180まで上昇しました(この間何も摂取していません)!!江部先生のおっしゃるとおり、血糖コントロールは一筋縄ではいかない事を実感しました(汗)本当はインスリンの種類で調整したいところなんですが(食べ物によって超速攻ではなくRを使用とか)、主治医になかなか言い出せません。。。
まだまだバーンスタイン医師の良好な血糖値プロフィールには遠いですが、自分の体質の把握をして行きたいと思っています!!!
江部先生、最後にお時間があればご教授願いたいのですが、糖新生を考えた時、もし低血糖を起こした場合、肝機能の低下に繋がる関係は考えられますか??報告のつもりが、最後に質問になってしまって申し訳ありません。。。
2012/03/13(Tue) 20:47 | URL | 北の糖尿人 | 【編集】
髭かず さん。
データ改善、良かったですね。
リンクの件、了解です。
データ改善、良かったですね。
リンクの件、了解です。
2012/03/13(Tue) 21:37 | URL | ドクター江部 | 【編集】
北の糖尿人 さん。
低血糖は、五臓六腑全てに悪影響があると思います。
しかし1回低血糖を起こしたくらいで、いきなり肝機能障害ということはありません。
肝硬変が既に存在すれば、糖新生が上手くいかないので、糖質制限食実践で低血糖を起こす可能性が
あるので、禁忌となります。
低血糖は、五臓六腑全てに悪影響があると思います。
しかし1回低血糖を起こしたくらいで、いきなり肝機能障害ということはありません。
肝硬変が既に存在すれば、糖新生が上手くいかないので、糖質制限食実践で低血糖を起こす可能性が
あるので、禁忌となります。
2012/03/13(Tue) 21:42 | URL | ドクター江部 | 【編集】
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