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テーラーメイドダイエットと糖尿病
 今、西洋医学では一人一人の患者さんの体質に合わせて処方を工夫しようというテーラーメード(tailor made)の薬物療法が注目され始めています。漢方はもともとテーラーメードの治療法だったのですが、西洋医学においても個に対応しようとする好ましい変化と言えます。

 食生活においても私は最近テーラーメードの食事療法(tailor made diet)を提唱しています。どんな病気の人でも共通に食べてよいもの、個別の病気において避けたほうがいいもの、誰もが食べないほうがいいもの、個人の嗜好・・・などを考慮して一人一人に最適の食事療法を選んでいきます。

 もともと高雄病院では、1984年から給食に玄米菜食を導入していたり、私自身、「粗食のすすめ」の著者・幕内秀夫先生の「学校給食と子どもの健康を考える会」に協力して、給食をパンからお米にという運動を展開しています。
 その私が「主食を抜け」という本を書いたのですから、「言ってることが違うやないか」と不審に思った人もいることでしょう。

 実は2001年に自分が糖尿病と発覚してから、できれば薬を飲まずにすむようにと徹底的に糖尿病の食事療法を研究しました。その結果、すでに糖尿病を患っている人には糖質制限食がベストの選択であるとの結論に達しました。

 つまり糖尿病を発症したら、その時点ですでに体内の糖質を処理するシステムが破綻していて、糖質を食べることができないからだになっているということなのです。

 もう少し早く、40歳でこのことに気がついていていれば、糖尿病にならずにすんだのにといまさらながら残念な思いです。家族歴を紐解けば父も母も糖尿病でいつか来る道と解ってはいたのですが油断でした。

 すなわち、食生活十カ条を若いころから守っていれば、糖尿病になることもなく、少なくとも玄米や蕎麦やライ麦パンなど、GI(血糖指数)の低い主食少量ならば一生食べることができた可能性が高いからです。


テーマ:糖尿病
ジャンル:ヘルス・ダイエット
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