糖質制限食と外国旅行
おはようございます。
今朝は、やっと少し涼しさを体感している江部康二です。
さて、
海外旅行と糖質制限食に関する質問が渡部さんんとスイートさんのお二人からありました。お二人とも、海外旅行では 『糖質制限食が困難』という先入観に惑わされておられるようですね。
実は、海外旅行でも糖質制限食は簡単に実践できるのですよ。 (〃^¬^〃)
「渡部 要次 : 江部先生にメッセージ送れる事にとても嬉しく思います。3年前糖質制限食の本を読んで感動しました。血糖値が下がらず(A1C8.0)で薬が次々強くなって、胃まで痛くなり悩んでいた頃に、本を知って これだ!。と感動しました。現在はまだ高めですが(A1C 6.4)で安定してます。ごちそうレシピの本も参考にしてます。本当にありがとうございます。今の悩みは糖質制限食を始めてから外国へ出掛ける事が出来なくなりました。先生のアドバイスをお願いします。 (2007/09/11 14:03:10) 」
「外国旅行したい
初めてコメントいたします。江部先生に質問出来るコーナーがある事知ったのは最近で、とても嬉しいです。 主人は糖尿病と診断されてから10年以上薬を飲んでおりましたが、段々血糖値が下がらなくなり、強い薬が処方されるだけで、とても悩んでいましたところ・・先生の本を読んで「目からウロコとはこの事だよ!。」と感動して始めたのが二年前の春です。暗中模索しながら徹底的に食事を変えました。主治医も驚いたくらい血糖値が下がり、高血圧だった血圧も安定してます。それでも(現在A1C6.5でスターシス錠90mg)を朝昼夕食前に服用してます。 2年前まで外国へ出掛けるのが楽しみでしたが・・糖質制限食を始めてからは出掛けてません。 外国旅行は食事が難しく食料持参する事しかないのでしょうか・・。江部先生の良いアドバイスお願いしたいのです。
by: スイート * 2007/09/24 23:13 」
渡部 要次さん。コメントそして本ご購入ありがとうございます。
HbA1cが8.0→6.4%と改善。良かったですね。おめでとうございます。
6.4%以下ならば、糖尿病による合併症がほとんど生じないとされていますので、是非保っていただきたいと思います。
スイートさんもコメントそして本ご購入ありがとうございます。
また、ご主人の 糖質制限食によるHbA1cの改善、良かったです。今後6.4%以下を目指してくださいね。
海外旅行ですが、 糖質制限食の旅は充分可能と思います。
日本国内でも外食を考えれば同じことなのですが、中華料理でも地中海料理でもフランス料理でも大丈夫です。
フランス料理なら、パンやケーキなどさえ止めておけばフルコース食べることができます。季節がよければジビエ料理(野生の鳥獣料理)もいいですね。
イタリア料理でパスタがないのはさすがに寂しいですが、お魚やお肉や野菜料理を食べるなら問題はありません。
ギリシャなどの地中海料理はオリーブオイルたっぷりで、海の幸が豊富で糖質制限食OK食材が多いと思います。
中華料理も麺類やご飯やマントウ(パン)や餃子の皮などに注意して、野菜、牛肉、豚肉、海鮮・・・いろんな 糖質制限食OK食材があります。
アメリカでもステーキやハンバーグは大丈夫ですね。カナダやオーストラリアは食材が豊富で糖質制限食に不自由はしないと思います。
糖尿人でよくヨーロッパに出張される男性の言ですが「日本料理は、寿司とかダシとか隠し味に砂糖とかをよく使ってあるので、結構血糖値が上昇します。かえってフランス料理のほうが 糖質制限食的です。」と仰ってました。
糖質制限食を実践する前は、従来のカロリー制限食に従い、フランスに行ってもわざわざ寿司を食べたりしていたそうです。そうすると血糖自己測定器で高血糖連発で困っていたのだそうです。
今は、フランス料理やステーキを食べて、血糖値はほとんど上昇しないそうです。
カロリー制限食と違って、面倒くさい計算は要りません。糖質制限食で必要なのは、食材の糖質だけに留意することです。
まあ、簡単に言えば主食(糖質)を抜いて、おかずばかり食べていれば概ねOKです。
渡部さんもスイートさんご夫妻も、海外に行って糖質制限食を美味しく楽しくどんどん食べてくださいね。
江部康二
今朝は、やっと少し涼しさを体感している江部康二です。
さて、
海外旅行と糖質制限食に関する質問が渡部さんんとスイートさんのお二人からありました。お二人とも、海外旅行では 『糖質制限食が困難』という先入観に惑わされておられるようですね。
実は、海外旅行でも糖質制限食は簡単に実践できるのですよ。 (〃^¬^〃)
「渡部 要次 : 江部先生にメッセージ送れる事にとても嬉しく思います。3年前糖質制限食の本を読んで感動しました。血糖値が下がらず(A1C8.0)で薬が次々強くなって、胃まで痛くなり悩んでいた頃に、本を知って これだ!。と感動しました。現在はまだ高めですが(A1C 6.4)で安定してます。ごちそうレシピの本も参考にしてます。本当にありがとうございます。今の悩みは糖質制限食を始めてから外国へ出掛ける事が出来なくなりました。先生のアドバイスをお願いします。 (2007/09/11 14:03:10) 」
「外国旅行したい
初めてコメントいたします。江部先生に質問出来るコーナーがある事知ったのは最近で、とても嬉しいです。 主人は糖尿病と診断されてから10年以上薬を飲んでおりましたが、段々血糖値が下がらなくなり、強い薬が処方されるだけで、とても悩んでいましたところ・・先生の本を読んで「目からウロコとはこの事だよ!。」と感動して始めたのが二年前の春です。暗中模索しながら徹底的に食事を変えました。主治医も驚いたくらい血糖値が下がり、高血圧だった血圧も安定してます。それでも(現在A1C6.5でスターシス錠90mg)を朝昼夕食前に服用してます。 2年前まで外国へ出掛けるのが楽しみでしたが・・糖質制限食を始めてからは出掛けてません。 外国旅行は食事が難しく食料持参する事しかないのでしょうか・・。江部先生の良いアドバイスお願いしたいのです。
by: スイート * 2007/09/24 23:13 」
渡部 要次さん。コメントそして本ご購入ありがとうございます。
HbA1cが8.0→6.4%と改善。良かったですね。おめでとうございます。
6.4%以下ならば、糖尿病による合併症がほとんど生じないとされていますので、是非保っていただきたいと思います。
スイートさんもコメントそして本ご購入ありがとうございます。
また、ご主人の 糖質制限食によるHbA1cの改善、良かったです。今後6.4%以下を目指してくださいね。
海外旅行ですが、 糖質制限食の旅は充分可能と思います。
日本国内でも外食を考えれば同じことなのですが、中華料理でも地中海料理でもフランス料理でも大丈夫です。
フランス料理なら、パンやケーキなどさえ止めておけばフルコース食べることができます。季節がよければジビエ料理(野生の鳥獣料理)もいいですね。
イタリア料理でパスタがないのはさすがに寂しいですが、お魚やお肉や野菜料理を食べるなら問題はありません。
ギリシャなどの地中海料理はオリーブオイルたっぷりで、海の幸が豊富で糖質制限食OK食材が多いと思います。
中華料理も麺類やご飯やマントウ(パン)や餃子の皮などに注意して、野菜、牛肉、豚肉、海鮮・・・いろんな 糖質制限食OK食材があります。
アメリカでもステーキやハンバーグは大丈夫ですね。カナダやオーストラリアは食材が豊富で糖質制限食に不自由はしないと思います。
糖尿人でよくヨーロッパに出張される男性の言ですが「日本料理は、寿司とかダシとか隠し味に砂糖とかをよく使ってあるので、結構血糖値が上昇します。かえってフランス料理のほうが 糖質制限食的です。」と仰ってました。
糖質制限食を実践する前は、従来のカロリー制限食に従い、フランスに行ってもわざわざ寿司を食べたりしていたそうです。そうすると血糖自己測定器で高血糖連発で困っていたのだそうです。
今は、フランス料理やステーキを食べて、血糖値はほとんど上昇しないそうです。
カロリー制限食と違って、面倒くさい計算は要りません。糖質制限食で必要なのは、食材の糖質だけに留意することです。
まあ、簡単に言えば主食(糖質)を抜いて、おかずばかり食べていれば概ねOKです。
渡部さんもスイートさんご夫妻も、海外に行って糖質制限食を美味しく楽しくどんどん食べてくださいね。
江部康二