2012年01月20日 (金)
おはようございます。
1年ぶりに、2012年2月5日(日)東京・中野において、医療関係者・食品研究者向けNPO糖質制限食ネット・リボーン・セミナーを開催します。
2012年1月15日(日)に国立京都国際会館で開催された第15回日本病態栄養学会年次学術集会において、
10:00~11:00「糖尿病治療に低炭水化物食は是か?非か?」というディベートセッションが行われました。
是側の演者は、私・江部康二で、非側の演者は、高輪メディカルクリニックの久保明先生です。
この学会に向けて、医学界も大分機運が盛り上がって来ていました。
m3・com、日本経済新聞、京都新聞、ターザン(雑誌)・・・、から取材がありました。
大変な盛況で、700人の会場に立ち見が300人、外のモニターに補助椅子で200人、前代未聞の参加人数でした。
通常、3000人くらいの学会参加人数が今回は4000人でその増加分のほとんどが、「糖尿病治療に低炭水化物食は是か?非か?」ディベートセッションに参加していただいたようです。
2月の東京・中野のリボーン・セミナーでは、「糖尿病治療に低炭水化物食は是か?非か?」のディベートセッションの最新情報などを盛り込んで、中身の濃いものにしたいと思います。
またディベート開始直前の秘話、それまでの裏話も披露しようと思います。
糖質制限食とガンに関する考察も、しっかりパワーポイントスライドに入れました。
江部康二
以下は、NPO糖質制限食ネット・リボーン事務局の曽我部ゆかりさんからのメッセージです。
☆ ☆ ☆ ☆ ☆
ドクター江部のブログ読者の皆様へ
明けましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願い申しあげます。
2月5日(日)に、リボーン理事長、江部康二医師のセミナーを企画しました。
今回は特別企画として、医療関係者・食品研究者向けセミナーです。
皆様のご参加をお待ちしております。
なお、事務局の都合により誠に勝手ではございますが、お申し込みはメールにてお願いいたします。
リボーン事務局担当
曽我部ゆかり
☆ ☆ ☆ ☆ ☆
2012年2月5日(日)
特別企画 医療関係者・食品研究者向けセミナー
「糖質制限食の有効性・安全性・長期予後」
糖尿病・メタボリックシンドローム・肥満・がん・生活習慣病・・・
豊富な症例をもとにした理論と実践
<1部>
糖質制限食のパイオニアである講師・江部康二医師が、高雄病院の豊富な症例をもとにした理論と実践を徹底的に解説。一般向け講演に比べて糖質制限食の理論をとくに詳細に展開します。
<2部>
質疑応答。臨床での実践について意見交換の時間とします。
日時:2012年2月5日(日)
タイムスケジュール(予定):
13時00分開場
14時00分~基調講演 江部康二(1時間30分)
15時30分~休憩(20分)
15時50分~質疑応答(40分)
16時30分~終了
会場:中野サンプラザ研修室6(8階)
住所 東京都中野区中野4-1-1
電話 03-3388-1174
道順 JR中央線・総武線、地下鉄東西線中野駅北口下車1分
会費:一般7000円 リボーン会員5000円 学生3000円
(資料付き)
定員:50名まで
申し込み:reborn@big.or.jp
★事前に郵便振替でご送金ください。当日受付は致しません。
メールでお申し込みをいただいた後に、
予約完了と会費お振込のご案内のメールを送ります。
入場券は発行しませんので、当日郵便振替の伝票をご持参ください。
申込〆切 2012年1月30日
主催:NPO法人糖質制限食ネット・リボーン
<講師プロフィール>
江部康二(えべこうじ)
内科医、漢方医、(財)高雄病院理事長、NPO法人糖質制限食ネット・リボーン理事長。1950年生まれ。京都大学医学部卒業。2002年に自ら糖尿病であると気づいて以来、糖尿病治療の研究に取り組み、「糖質制限食」の体系を確立。これにより自身の糖尿病を克服。高雄病院でに数多くの臨床活動を通じて、糖尿病・肥満・メタボリック症候群など対する糖質制限食の画期的な治療効果を証明。テーラーメイドダイエットとの2本立てでアトピーなど生活習慣病全般への効果も確立している。著書『主食を抜けば糖尿病は良くなる!』(シリーズ展開中/東洋経済新報社刊)はベストセラーに。作家宮本輝氏との対談『我ら糖尿人、元気なのにはわけがある』が話題に。最新刊に『主食をやめると健康になる』2011年(ダイヤモンド社)がある。ブログ『ドクター江部の糖尿病徒然日記』(http://koujiebe.blog95.fc2.com/)は日に8000件を超えるアクセスがあり糖尿病患者さんの間で絶大な支持を得ている。
1年ぶりに、2012年2月5日(日)東京・中野において、医療関係者・食品研究者向けNPO糖質制限食ネット・リボーン・セミナーを開催します。
2012年1月15日(日)に国立京都国際会館で開催された第15回日本病態栄養学会年次学術集会において、
10:00~11:00「糖尿病治療に低炭水化物食は是か?非か?」というディベートセッションが行われました。
是側の演者は、私・江部康二で、非側の演者は、高輪メディカルクリニックの久保明先生です。
この学会に向けて、医学界も大分機運が盛り上がって来ていました。
m3・com、日本経済新聞、京都新聞、ターザン(雑誌)・・・、から取材がありました。
大変な盛況で、700人の会場に立ち見が300人、外のモニターに補助椅子で200人、前代未聞の参加人数でした。
通常、3000人くらいの学会参加人数が今回は4000人でその増加分のほとんどが、「糖尿病治療に低炭水化物食は是か?非か?」ディベートセッションに参加していただいたようです。
2月の東京・中野のリボーン・セミナーでは、「糖尿病治療に低炭水化物食は是か?非か?」のディベートセッションの最新情報などを盛り込んで、中身の濃いものにしたいと思います。
またディベート開始直前の秘話、それまでの裏話も披露しようと思います。
糖質制限食とガンに関する考察も、しっかりパワーポイントスライドに入れました。
江部康二
以下は、NPO糖質制限食ネット・リボーン事務局の曽我部ゆかりさんからのメッセージです。
☆ ☆ ☆ ☆ ☆
ドクター江部のブログ読者の皆様へ
明けましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願い申しあげます。
2月5日(日)に、リボーン理事長、江部康二医師のセミナーを企画しました。
今回は特別企画として、医療関係者・食品研究者向けセミナーです。
皆様のご参加をお待ちしております。
なお、事務局の都合により誠に勝手ではございますが、お申し込みはメールにてお願いいたします。
リボーン事務局担当
曽我部ゆかり
☆ ☆ ☆ ☆ ☆
2012年2月5日(日)
特別企画 医療関係者・食品研究者向けセミナー
「糖質制限食の有効性・安全性・長期予後」
糖尿病・メタボリックシンドローム・肥満・がん・生活習慣病・・・
豊富な症例をもとにした理論と実践
<1部>
糖質制限食のパイオニアである講師・江部康二医師が、高雄病院の豊富な症例をもとにした理論と実践を徹底的に解説。一般向け講演に比べて糖質制限食の理論をとくに詳細に展開します。
<2部>
質疑応答。臨床での実践について意見交換の時間とします。
日時:2012年2月5日(日)
タイムスケジュール(予定):
13時00分開場
14時00分~基調講演 江部康二(1時間30分)
15時30分~休憩(20分)
15時50分~質疑応答(40分)
16時30分~終了
会場:中野サンプラザ研修室6(8階)
住所 東京都中野区中野4-1-1
電話 03-3388-1174
道順 JR中央線・総武線、地下鉄東西線中野駅北口下車1分
会費:一般7000円 リボーン会員5000円 学生3000円
(資料付き)
定員:50名まで
申し込み:reborn@big.or.jp
★事前に郵便振替でご送金ください。当日受付は致しません。
メールでお申し込みをいただいた後に、
予約完了と会費お振込のご案内のメールを送ります。
入場券は発行しませんので、当日郵便振替の伝票をご持参ください。
申込〆切 2012年1月30日
主催:NPO法人糖質制限食ネット・リボーン
<講師プロフィール>
江部康二(えべこうじ)
内科医、漢方医、(財)高雄病院理事長、NPO法人糖質制限食ネット・リボーン理事長。1950年生まれ。京都大学医学部卒業。2002年に自ら糖尿病であると気づいて以来、糖尿病治療の研究に取り組み、「糖質制限食」の体系を確立。これにより自身の糖尿病を克服。高雄病院でに数多くの臨床活動を通じて、糖尿病・肥満・メタボリック症候群など対する糖質制限食の画期的な治療効果を証明。テーラーメイドダイエットとの2本立てでアトピーなど生活習慣病全般への効果も確立している。著書『主食を抜けば糖尿病は良くなる!』(シリーズ展開中/東洋経済新報社刊)はベストセラーに。作家宮本輝氏との対談『我ら糖尿人、元気なのにはわけがある』が話題に。最新刊に『主食をやめると健康になる』2011年(ダイヤモンド社)がある。ブログ『ドクター江部の糖尿病徒然日記』(http://koujiebe.blog95.fc2.com/)は日に8000件を超えるアクセスがあり糖尿病患者さんの間で絶大な支持を得ている。
江部先生
いつもブログを拝見させていただいております。大変参考になる情報感謝しております。
私は先日妊娠中に「妊娠糖尿病」との診断をうけインスリン注射をしながら出産いたしました。出産後の診察で下記のような結果が出「境界型糖尿病」との診断でした。
HbA1c 4.6 (JDS)
OGTT
時間 血糖値 (IRI)
0 97 (2.8)
30 217 (23.8)
60 251 (43.9)
90 205 (39.3)
120 178 (40.7)
尿糖0 (-)
尿糖60 (3プラス)
尿糖120 (4プラス)
現在の体重は50kg 身長169cm
痩せ型 肥満歴はありません 糖尿病の家族はおりません。
主治医の話ではインスリンが出ない体質で、将来の糖尿病移行はほぼ避けられない。これは体質なので、努力でどうにかなる問題でもなく 数値を一年に一回みて くすりなり、インスリンで対応していきましょう とのことでした。
食事指導はありませんでした。
自分にはこのような対処療法しか残っておらず、指をくわえて悪化するのを待つしかないとの診断と受け取り非常にショックを受けました。
お忙しいなか恐縮ですがご質問させてください。
①今後糖質制限食を取り入れたいと思ってしますが、制限食によって、インスリン抵抗性が改善されて耐糖機能が回復したような症例ではなく「体質だからしかたがない」と診断をうけた場合でも耐糖機能が回復する(インスリン分泌量がふえる)ことはありえるのでしょうか?
実際そのような患者を診られたご経験はおありですか?
②仮にこのまま血糖コントロールが良好の場合
合併症の検査は何年おきくらいに行うのが妥当であるとお考えでらっしゃいますか?
②は糖質制限食とは異なる質問ですので、セカンドオピニオンでお聞かせいただければ幸いです。(あるいは除外してください)
どうぞよろしくお願い致します。
いつもブログを拝見させていただいております。大変参考になる情報感謝しております。
私は先日妊娠中に「妊娠糖尿病」との診断をうけインスリン注射をしながら出産いたしました。出産後の診察で下記のような結果が出「境界型糖尿病」との診断でした。
HbA1c 4.6 (JDS)
OGTT
時間 血糖値 (IRI)
0 97 (2.8)
30 217 (23.8)
60 251 (43.9)
90 205 (39.3)
120 178 (40.7)
尿糖0 (-)
尿糖60 (3プラス)
尿糖120 (4プラス)
現在の体重は50kg 身長169cm
痩せ型 肥満歴はありません 糖尿病の家族はおりません。
主治医の話ではインスリンが出ない体質で、将来の糖尿病移行はほぼ避けられない。これは体質なので、努力でどうにかなる問題でもなく 数値を一年に一回みて くすりなり、インスリンで対応していきましょう とのことでした。
食事指導はありませんでした。
自分にはこのような対処療法しか残っておらず、指をくわえて悪化するのを待つしかないとの診断と受け取り非常にショックを受けました。
お忙しいなか恐縮ですがご質問させてください。
①今後糖質制限食を取り入れたいと思ってしますが、制限食によって、インスリン抵抗性が改善されて耐糖機能が回復したような症例ではなく「体質だからしかたがない」と診断をうけた場合でも耐糖機能が回復する(インスリン分泌量がふえる)ことはありえるのでしょうか?
実際そのような患者を診られたご経験はおありですか?
②仮にこのまま血糖コントロールが良好の場合
合併症の検査は何年おきくらいに行うのが妥当であるとお考えでらっしゃいますか?
②は糖質制限食とは異なる質問ですので、セカンドオピニオンでお聞かせいただければ幸いです。(あるいは除外してください)
どうぞよろしくお願い致します。
2012/01/20(Fri) 11:24 | URL | 初心者 | 【編集】
初心者 さん。
糖質を普通に摂取する食生活を続ければ、主治医の仰有るとおり、糖尿病になる可能性が高いです。
スーパー糖質制限食なら、食後血糖値の上昇はありませんので、
将来糖尿病になることもありませんので、ご安心ください。
空腹時血糖値は正常ですので食後高血糖もないなら、境界型でもなく正常血糖値なので
合併症の心配もありません。
スーパー糖質制限食で耐糖能が改善して一見治ったように見える人もいます。
一方あまり改善しない人もいます。
個人差がありますね。
私の場合も、スーパー糖質制限食なら正常人、糖質を摂取すれば糖尿人です。
糖質を普通に摂取する食生活を続ければ、主治医の仰有るとおり、糖尿病になる可能性が高いです。
スーパー糖質制限食なら、食後血糖値の上昇はありませんので、
将来糖尿病になることもありませんので、ご安心ください。
空腹時血糖値は正常ですので食後高血糖もないなら、境界型でもなく正常血糖値なので
合併症の心配もありません。
スーパー糖質制限食で耐糖能が改善して一見治ったように見える人もいます。
一方あまり改善しない人もいます。
個人差がありますね。
私の場合も、スーパー糖質制限食なら正常人、糖質を摂取すれば糖尿人です。
2012/01/20(Fri) 16:19 | URL | ドクター江部 | 【編集】
お忙しい中お答えいただき有難うございました。
糖質制限食をしながら検診を受け症状を見守っていきたいと思います。
糖質制限食をしながら検診を受け症状を見守っていきたいと思います。
2012/01/20(Fri) 17:12 | URL | 初心者 | 【編集】
2012/01/20(Fri) 21:16 | URL | 松尾 | 【編集】
初めまして。
つい先日1型糖尿病を診断されて、インスリン治療を始めたのですが。
初歩的な質問で申し訳ないのですが、インスリンの残りメモリの見方です。
ランタス、ノポラピッドを使っているのですが、打っていくと透明の液体管の中に黒いゴムのようなものが出てきて、それによって押し出しているのですよね?
その黒い部分の一番下の部分がたとえば260のメモリの所を指していれば残り260単位分ということなのでしょうか?
あと、空打ちなのですが、今2単位打っているのですが、1単位ではダメでしょうか?
つい先日1型糖尿病を診断されて、インスリン治療を始めたのですが。
初歩的な質問で申し訳ないのですが、インスリンの残りメモリの見方です。
ランタス、ノポラピッドを使っているのですが、打っていくと透明の液体管の中に黒いゴムのようなものが出てきて、それによって押し出しているのですよね?
その黒い部分の一番下の部分がたとえば260のメモリの所を指していれば残り260単位分ということなのでしょうか?
あと、空打ちなのですが、今2単位打っているのですが、1単位ではダメでしょうか?
2012/01/21(Sat) 08:09 | URL | インスリン注射器 | 【編集】
松尾 さん。
情報、ありがとうございます。
情報、ありがとうございます。
2012/01/21(Sat) 08:17 | URL | ドクター江部 | 【編集】
インスリン注射器 さん。
主治医にご確認いただけば幸いです。
主治医にご確認いただけば幸いです。
2012/01/21(Sat) 08:21 | URL | ドクター江部 | 【編集】
取材もどんどん増えてますね!
楽しみにしております。
勿論「正しい理論を正確に把握している側」が勝利することを信じております。
楽しみにしております。
勿論「正しい理論を正確に把握している側」が勝利することを信じております。
2012/01/21(Sat) 14:10 | URL | らこ | 【編集】
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