2012年01月16日 (月)
こんばんは。
第15回日本病態栄養学会年次学術集会(国立京都国際会館)
「糖尿病治療に低炭水化物食は是か?非か?」
ディベートセッションのご報告です。
まずは、発表の場を与えていただいた
日本病態栄養学会
中西靖子 会長(大妻女子大学)
清野裕 理事長(関西電力病院)
に感謝いたします。
そしてディベートセッションの座長をつとめていただいた
門脇孝 先生(日本糖尿病学会理事長)
非側演者としてご出馬いただいた
久保明先生(高輪メディカルクリニック)
に感謝いたします。
さて、ブログ読者の方で当日学会に参加された、しらねのぞるばさんとモン吉さんとスーパー糖質制限食実践者さんからディベートの様子をコメントいただきました。
【12/01/15 しらねのぞるば
Debateは圧勝
江部先生
本日の日本病態栄養学会でのDebateⅡはお疲れさまでした.
このDebateを聞くために横浜から駆け付けて, 最前列で(江部先生のお席の真正面でした) 拝聴しておりました一糖尿病患者のしらねのぞるばと申します.
他の2つのDebateと異なり, 否側が最初から『効果そのものは否定しない』と白旗を掲げてしまい, ひたすらまだ証明されてもいない将来の不安の列挙に終始していたので, 完勝であったと思います.
聴衆もこのDebateが最も多く,三重の立ち見状態でした.
これを機会に,糖質制限食の効果が多くの方に強く印象付けられたのではないかと喜んでおります.
私自身は,正式に医者から糖尿病と診断されたわけではないのですが,ただ数年前から会社の定期健診にて早朝の血糖値が『正常だが高め』と指摘され,念のためSMBGを開始したところ,食後血糖値が250を超えていると判明し, (したがって,この時点で一人前のDM)いろいろ本を読み,[カロリー制限食+毎日10km以上のスポーツウォーキング]を3年間続けましたが,体重こそ BMI:25→23になったものの血糖値は全く改善しませんでした.
ところが3カ月前に糖質制限食を知り,早速実行したところ,1週間目には 空腹時,食後とも血糖値は30以上低下し,現在では 終日正常低値で推移しております.
もっとも,もはや肥満ではないのに,それでも体重が更に2kg落ちたのには驚きましたが,これは本日のDebateでも出たように,カロリー不足になりやすいのかと思っております.
来月22日の,東京でのネット・リボーンのセミナーにも参加しますのでお目にかかれるのを楽しみにしております.】
【12/01/15 モン吉
江部先生お疲れ様でした
大盛況でしたね!
娘も運営スタッフで行っていましたが、予備の椅子を沢山用意しても足りず 会場内に入れない人の為に外にモニターを設置したりと江部先生の人気に 今更ながら大変驚いていました。
糖質制限食がもの凄い勢いで広がりそうですね!
「ためしてガッテン」も早く取材に来て欲しいものです。お疲れ様でした。】
【12/01/15 スーパー糖質制限食実践者
大成功
学会の実参加者は4066人で、過去最高だったそうです。
私は、会場が混むといけないので開始1時間前に会場に行きました。
まだ、席がうまらないうちに、椅子の追加が行われていました。
会場は立ち見でいっぱいで、外にはモニターが置かれていました。
座長の門脇先生は、冷静にやってくださいと言っていました。
江部先生はエビデンスのあるものを中心に話されたので、わかりやすかったです。
久保先生も短期では糖質制限食を認められれいるので、長期の問題点をあげるだけでした。特に問題のあるものはありませんでした。
最後に門脇先生がまとめられたのは、どちらの演者も言っていない、カロリーに関するものでした。
たまたま、ランチョンセミナーで、東京慈恵会医科大学附属病院 糖尿病・代謝・内分泌内科 准教授の、森 豊 先生が、糖尿病の経腸栄養の患者さんで、低等質の栄養剤で、薬なしで血糖の変動が少ないと話されていました。しかも、インスリン注射をしている人では、インスリンが減らせると話しておられました。
途中でメイン会場にもいきましたが、この会場は広いのですが、聴衆は少なかったです。
江部先生のディベートが終わった後、会場を出る人が多く、立ち見はなくなりました。
栄養師さんも、頭の切り替えができない人もいる と思いますが、これだけ多くの人が糖質制限食の話を聞いたということは、大成功だと思います。
日本病態栄養学会年次学術集会は、国立京都国際会館で何度も開催されていますが、今回が過去最高であったということは、江部先生のディベートを聞きに来た人がいかに多かったかということです。
大成功、おめでとうございます。】
しらねのぞるばさん、モン吉さん、スーパー糖質制限食実践者さん。
コメントありがとうございます。
学会の参加者は過去最高で4066人だったのですね。
私のブログも、通常は日曜日は件数が平日より落ち込みます。平日が約9000件、日曜日が約7000件です。
ところが1月15日(日)は8184件で1月8日(日)の7150件より1000件以上多く、病態栄養学会の影響と思われます。
ディベートセッションに参加された、大勢の医師・栄養士がブログを覗いてくれたのでしょうね。嬉しい限りです。
私は是側の演者として
・ニューイングランドジャーナル(DIRECTという論文)
・JAMA(AtoZ studyという論文)
・「低炭水化物食」と「低脂質・低カロリー食」を比較したRCT論文のメタアナリシス
糖質制限食を肯定するエビデンスレベルの高いRCT研究論文を3つ使いました。
わかりやすいように高雄病院の症例も4症例だしました。
バーンスタイン医師がセカンド・ネームの論文も、バーンスタイン医師の知名度が高いので、スライドに加えました。
高雄病院で600人の入院糖尿病患者さんに、従来の糖尿病食と糖質制限食の比較血糖日内変動検査を実施したことも説明しました。
夜には、知り合いの医師からメールをいただき「大変わかりやすかった」とお誉めの言葉をいただきました。
久保先生は非側の演者として
以前に石田均先生が糖尿病学会誌に引用された、英国砂糖局がスポンサーの一つのDiabetesの論文を提示され
「糖質制限食で動脈硬化が生じる可能性がある」根拠とされました
この論文に関しては、本ブログできっちり検討済みでしたので(*)
「要約にはそのように書いてあるが、本文では有意差は出ておらず、悪化はない」
ことをよどみなく述べることができました。
この論文以外、糖質制限食に否定的なRCT研究論文は提示されなかったので、本当にないのでしょうね。
またAnnals of Internal medicineのコホート研究で、
「糖質制限食で動物脂肪・タンパク質摂取が多いとガンが増える」
という論文も提示されました。
この論文に関しても想定範囲内でブログでも詳しく検討していたので(**)
「高糖質食と中糖質食を比較した論文で、糖質制限食と比較した論文ではない」
ことを説明しました。
高糖質食が60.2~60.5%の糖質、中糖質食は35~37%の糖質です。
ちなみに米国糖尿病学会が提唱する糖質制限食の定義は、糖質摂取が130g/日以下で、2000kcalなら26%以下です。
バーンスタイン医師もこれを認めています。このことも説明しました。
会場からの質問も多かったですが、一つ一つ丁寧に回答できて、質問に答える過程で自分の主張を展開することができて、雰囲気はとても良かったです。
会場からの質問は好意的なものが多く、私への質問がほとんどでした。
結果として私が久保先生より、かなり多く話したと思います。
なお久保先生はディベート冒頭で
「スタッフが江部先生の糖質制限食の講演を聴いたことがあり、良いお話しでしたと報告を受けました」
とエールを送っていただきました。
実際少なくとも、短期的には糖質制限食の効果は認めておられたので、糖質制限食賛成派になっていただけるかもしれないと思いました。(^^)
とても有意義なディベートセッションでした。(^-^)v(^-^)v
(*)2011年05月31日 (火)のブログ記事
学会誌「糖尿病」に掲載された石田均氏の糖質制限食批判論文への論評
(**)2011/12/30の本ブログ記事
「スーパー糖質制限食に発ガンのリスク」というエビデンスはない
江部康二
第15回日本病態栄養学会年次学術集会(国立京都国際会館)
「糖尿病治療に低炭水化物食は是か?非か?」
ディベートセッションのご報告です。
まずは、発表の場を与えていただいた
日本病態栄養学会
中西靖子 会長(大妻女子大学)
清野裕 理事長(関西電力病院)
に感謝いたします。
そしてディベートセッションの座長をつとめていただいた
門脇孝 先生(日本糖尿病学会理事長)
非側演者としてご出馬いただいた
久保明先生(高輪メディカルクリニック)
に感謝いたします。
さて、ブログ読者の方で当日学会に参加された、しらねのぞるばさんとモン吉さんとスーパー糖質制限食実践者さんからディベートの様子をコメントいただきました。
【12/01/15 しらねのぞるば
Debateは圧勝
江部先生
本日の日本病態栄養学会でのDebateⅡはお疲れさまでした.
このDebateを聞くために横浜から駆け付けて, 最前列で(江部先生のお席の真正面でした) 拝聴しておりました一糖尿病患者のしらねのぞるばと申します.
他の2つのDebateと異なり, 否側が最初から『効果そのものは否定しない』と白旗を掲げてしまい, ひたすらまだ証明されてもいない将来の不安の列挙に終始していたので, 完勝であったと思います.
聴衆もこのDebateが最も多く,三重の立ち見状態でした.
これを機会に,糖質制限食の効果が多くの方に強く印象付けられたのではないかと喜んでおります.
私自身は,正式に医者から糖尿病と診断されたわけではないのですが,ただ数年前から会社の定期健診にて早朝の血糖値が『正常だが高め』と指摘され,念のためSMBGを開始したところ,食後血糖値が250を超えていると判明し, (したがって,この時点で一人前のDM)いろいろ本を読み,[カロリー制限食+毎日10km以上のスポーツウォーキング]を3年間続けましたが,体重こそ BMI:25→23になったものの血糖値は全く改善しませんでした.
ところが3カ月前に糖質制限食を知り,早速実行したところ,1週間目には 空腹時,食後とも血糖値は30以上低下し,現在では 終日正常低値で推移しております.
もっとも,もはや肥満ではないのに,それでも体重が更に2kg落ちたのには驚きましたが,これは本日のDebateでも出たように,カロリー不足になりやすいのかと思っております.
来月22日の,東京でのネット・リボーンのセミナーにも参加しますのでお目にかかれるのを楽しみにしております.】
【12/01/15 モン吉
江部先生お疲れ様でした
大盛況でしたね!
娘も運営スタッフで行っていましたが、予備の椅子を沢山用意しても足りず 会場内に入れない人の為に外にモニターを設置したりと江部先生の人気に 今更ながら大変驚いていました。
糖質制限食がもの凄い勢いで広がりそうですね!
「ためしてガッテン」も早く取材に来て欲しいものです。お疲れ様でした。】
【12/01/15 スーパー糖質制限食実践者
大成功
学会の実参加者は4066人で、過去最高だったそうです。
私は、会場が混むといけないので開始1時間前に会場に行きました。
まだ、席がうまらないうちに、椅子の追加が行われていました。
会場は立ち見でいっぱいで、外にはモニターが置かれていました。
座長の門脇先生は、冷静にやってくださいと言っていました。
江部先生はエビデンスのあるものを中心に話されたので、わかりやすかったです。
久保先生も短期では糖質制限食を認められれいるので、長期の問題点をあげるだけでした。特に問題のあるものはありませんでした。
最後に門脇先生がまとめられたのは、どちらの演者も言っていない、カロリーに関するものでした。
たまたま、ランチョンセミナーで、東京慈恵会医科大学附属病院 糖尿病・代謝・内分泌内科 准教授の、森 豊 先生が、糖尿病の経腸栄養の患者さんで、低等質の栄養剤で、薬なしで血糖の変動が少ないと話されていました。しかも、インスリン注射をしている人では、インスリンが減らせると話しておられました。
途中でメイン会場にもいきましたが、この会場は広いのですが、聴衆は少なかったです。
江部先生のディベートが終わった後、会場を出る人が多く、立ち見はなくなりました。
栄養師さんも、頭の切り替えができない人もいる と思いますが、これだけ多くの人が糖質制限食の話を聞いたということは、大成功だと思います。
日本病態栄養学会年次学術集会は、国立京都国際会館で何度も開催されていますが、今回が過去最高であったということは、江部先生のディベートを聞きに来た人がいかに多かったかということです。
大成功、おめでとうございます。】
しらねのぞるばさん、モン吉さん、スーパー糖質制限食実践者さん。
コメントありがとうございます。
学会の参加者は過去最高で4066人だったのですね。
私のブログも、通常は日曜日は件数が平日より落ち込みます。平日が約9000件、日曜日が約7000件です。
ところが1月15日(日)は8184件で1月8日(日)の7150件より1000件以上多く、病態栄養学会の影響と思われます。
ディベートセッションに参加された、大勢の医師・栄養士がブログを覗いてくれたのでしょうね。嬉しい限りです。
私は是側の演者として
・ニューイングランドジャーナル(DIRECTという論文)
・JAMA(AtoZ studyという論文)
・「低炭水化物食」と「低脂質・低カロリー食」を比較したRCT論文のメタアナリシス
糖質制限食を肯定するエビデンスレベルの高いRCT研究論文を3つ使いました。
わかりやすいように高雄病院の症例も4症例だしました。
バーンスタイン医師がセカンド・ネームの論文も、バーンスタイン医師の知名度が高いので、スライドに加えました。
高雄病院で600人の入院糖尿病患者さんに、従来の糖尿病食と糖質制限食の比較血糖日内変動検査を実施したことも説明しました。
夜には、知り合いの医師からメールをいただき「大変わかりやすかった」とお誉めの言葉をいただきました。
久保先生は非側の演者として
以前に石田均先生が糖尿病学会誌に引用された、英国砂糖局がスポンサーの一つのDiabetesの論文を提示され
「糖質制限食で動脈硬化が生じる可能性がある」根拠とされました
この論文に関しては、本ブログできっちり検討済みでしたので(*)
「要約にはそのように書いてあるが、本文では有意差は出ておらず、悪化はない」
ことをよどみなく述べることができました。
この論文以外、糖質制限食に否定的なRCT研究論文は提示されなかったので、本当にないのでしょうね。
またAnnals of Internal medicineのコホート研究で、
「糖質制限食で動物脂肪・タンパク質摂取が多いとガンが増える」
という論文も提示されました。
この論文に関しても想定範囲内でブログでも詳しく検討していたので(**)
「高糖質食と中糖質食を比較した論文で、糖質制限食と比較した論文ではない」
ことを説明しました。
高糖質食が60.2~60.5%の糖質、中糖質食は35~37%の糖質です。
ちなみに米国糖尿病学会が提唱する糖質制限食の定義は、糖質摂取が130g/日以下で、2000kcalなら26%以下です。
バーンスタイン医師もこれを認めています。このことも説明しました。
会場からの質問も多かったですが、一つ一つ丁寧に回答できて、質問に答える過程で自分の主張を展開することができて、雰囲気はとても良かったです。
会場からの質問は好意的なものが多く、私への質問がほとんどでした。
結果として私が久保先生より、かなり多く話したと思います。
なお久保先生はディベート冒頭で
「スタッフが江部先生の糖質制限食の講演を聴いたことがあり、良いお話しでしたと報告を受けました」
とエールを送っていただきました。
実際少なくとも、短期的には糖質制限食の効果は認めておられたので、糖質制限食賛成派になっていただけるかもしれないと思いました。(^^)
とても有意義なディベートセッションでした。(^-^)v(^-^)v
(*)2011年05月31日 (火)のブログ記事
学会誌「糖尿病」に掲載された石田均氏の糖質制限食批判論文への論評
(**)2011/12/30の本ブログ記事
「スーパー糖質制限食に発ガンのリスク」というエビデンスはない
江部康二
ブログを見て感激です。嬉しい限りです。江部先生は勲章の価値があります。
非常にシンボリックなイベントでした。小生は、アンチ糖質制限派による「アリバイ作り」が今回の目的であったと受け止めております。アンチ派にはエビデンスが皆無ですが、糖質制限派には大量にあるためアンチ派が劣勢なのは言うまでもありません。今後「糖質制限の是非」議論は収束され、彼らの生き残りをかけた新しい戦いが始まるでしょう。それがこれまで以上に醜悪なることが予想できます。
2012/01/16(Mon) 18:44 | URL | こうや | 【編集】
ディベートセッションお疲れさまでした。
昨年9月末発覚時のA1cは11.1でした。従来のカロリー制限食は2週間経験したのみで、10月中旬から糖質制限食を開始したのは幸運でした。
こちらのブログに出会い感謝しております。
以下参考データです。
9月末 A1c 11.1,血糖値289,中性脂肪239,LDL111,HDL54,LDH217
12月末 A1c 6.1,血糖値141,中性脂肪95,LDL125,HDL66,LDH117
朝目覚めた時の極度の倦怠感から開放され、不思議なことに喘息もぴたりと収まりました。LDHの低下は何を意味するのでしょうか。
今後糖質制限の効果が広く認知され、コンビニやファミレスで糖質制限弁当、ランチが気軽に選べる時代になるのを待ち望んでいます。
昨年9月末発覚時のA1cは11.1でした。従来のカロリー制限食は2週間経験したのみで、10月中旬から糖質制限食を開始したのは幸運でした。
こちらのブログに出会い感謝しております。
以下参考データです。
9月末 A1c 11.1,血糖値289,中性脂肪239,LDL111,HDL54,LDH217
12月末 A1c 6.1,血糖値141,中性脂肪95,LDL125,HDL66,LDH117
朝目覚めた時の極度の倦怠感から開放され、不思議なことに喘息もぴたりと収まりました。LDHの低下は何を意味するのでしょうか。
今後糖質制限の効果が広く認知され、コンビニやファミレスで糖質制限弁当、ランチが気軽に選べる時代になるのを待ち望んでいます。
2012/01/16(Mon) 19:32 | URL | tama | 【編集】
61歳、男性。
深夜の宴会歴20数年の体験です。
参考までに。
一般的には、とんでもない生活習慣でしたが、
半年前、江部先生の糖質制限食を実践するようになって、
かかりつけ医からは、「10年後もバリバリ働ける」と
太鼓判をいただいています。
前半、[危険な生活編];
代ゼミの講師をしていた、20年間は、
朝は、コンビニのおにぎり2個
日中は、コンビニセット<牛乳、これ1本シリーズ…、チョコレート>
昼は、仕出し弁当
夜は、飲みながら居酒屋メニュー。
深夜、ホテルの部屋でカップラーメン、
最後に、バーで、寝酒のカクテル3杯。
[中盤]
代ゼミをやめ、塾を開業。
朝抜き、午後出勤、
昼、夜、妻の作ったお弁当。
夜、飲酒。ビール好きの妻に合わせ、もっぱらビール。
糖尿病だが、治療せず。
[現在]
朝8:45出勤、空腹時血糖を測定。たいてい、100~110。
のち、トマトジュース180ml+オリーブオイル12g
仕事を開始。
珈琲、緑茶を好きなだけ。
小腹が空いたら、ナッツ(無塩アーモンド、カシュー、くるみ…)
昼<糸こんにゃく+市販のスープ、野菜、卵、納豆…ありあわせ>
夜<「三島塾」で毎日更新、写真付きレシピ、実測血糖値あり>
23~、仕事が終わり、徒歩一分の自宅へ。
入浴後、飲酒。
ここからがお答えの部分?
たいてい、焼酎1合をお湯割りにして、2~3杯に。
おつまみは、オムレツ(チーズ、トマト…)、お肉、お魚、…
江部式糖質制限食に違反しないものは何でも。
月1の検診日も飲酒(汗;)
2時前後に就寝。8時前に起床。
それで、9時の血糖値は100~110
日曜もなく働いて、小学生から大学受験生まで、
バッタバッタと質問を受けて、眠気もだるさも無し。
実は、そういう生活ができるようになったのは、
ここ半年。すなわち、江部式糖質制限食を始めてから。
それまでは、きつくて
マッサージに通ったり、
生徒の行動にいらついたり、
足が冷えたり、
今思えば、バリバリの糖尿病の症状でした。
それが、この半年、服薬無し、糖質制限食のみで、
HbA1c5.2(以前は7.6~)
11月の検診で、
「実は、来院した1年前のままの生活なら、5年後はベッドの上だった」
と言われました。
お酒も飲んで、お肉お魚も腹いっぱい食べて、
深夜の宴会も欠かさず、元気でいられるのは、
江部式糖質制限食のおかげ以外にありません。
翌朝、胃もたれがすることもありません。
逆に、ラーメン屋甘いものを食べていたころは、
翌朝だるくてたまりませんでした。
生徒が質問に来たので、これくらいで。(笑)
深夜の宴会歴20数年の体験です。
参考までに。
一般的には、とんでもない生活習慣でしたが、
半年前、江部先生の糖質制限食を実践するようになって、
かかりつけ医からは、「10年後もバリバリ働ける」と
太鼓判をいただいています。
前半、[危険な生活編];
代ゼミの講師をしていた、20年間は、
朝は、コンビニのおにぎり2個
日中は、コンビニセット<牛乳、これ1本シリーズ…、チョコレート>
昼は、仕出し弁当
夜は、飲みながら居酒屋メニュー。
深夜、ホテルの部屋でカップラーメン、
最後に、バーで、寝酒のカクテル3杯。
[中盤]
代ゼミをやめ、塾を開業。
朝抜き、午後出勤、
昼、夜、妻の作ったお弁当。
夜、飲酒。ビール好きの妻に合わせ、もっぱらビール。
糖尿病だが、治療せず。
[現在]
朝8:45出勤、空腹時血糖を測定。たいてい、100~110。
のち、トマトジュース180ml+オリーブオイル12g
仕事を開始。
珈琲、緑茶を好きなだけ。
小腹が空いたら、ナッツ(無塩アーモンド、カシュー、くるみ…)
昼<糸こんにゃく+市販のスープ、野菜、卵、納豆…ありあわせ>
夜<「三島塾」で毎日更新、写真付きレシピ、実測血糖値あり>
23~、仕事が終わり、徒歩一分の自宅へ。
入浴後、飲酒。
ここからがお答えの部分?
たいてい、焼酎1合をお湯割りにして、2~3杯に。
おつまみは、オムレツ(チーズ、トマト…)、お肉、お魚、…
江部式糖質制限食に違反しないものは何でも。
月1の検診日も飲酒(汗;)
2時前後に就寝。8時前に起床。
それで、9時の血糖値は100~110
日曜もなく働いて、小学生から大学受験生まで、
バッタバッタと質問を受けて、眠気もだるさも無し。
実は、そういう生活ができるようになったのは、
ここ半年。すなわち、江部式糖質制限食を始めてから。
それまでは、きつくて
マッサージに通ったり、
生徒の行動にいらついたり、
足が冷えたり、
今思えば、バリバリの糖尿病の症状でした。
それが、この半年、服薬無し、糖質制限食のみで、
HbA1c5.2(以前は7.6~)
11月の検診で、
「実は、来院した1年前のままの生活なら、5年後はベッドの上だった」
と言われました。
お酒も飲んで、お肉お魚も腹いっぱい食べて、
深夜の宴会も欠かさず、元気でいられるのは、
江部式糖質制限食のおかげ以外にありません。
翌朝、胃もたれがすることもありません。
逆に、ラーメン屋甘いものを食べていたころは、
翌朝だるくてたまりませんでした。
生徒が質問に来たので、これくらいで。(笑)
2012/01/16(Mon) 19:33 | URL | 北九州 三島 | 【編集】
こうや さん。
応援ありがとうございます。
【アンチ糖質制限派による「アリバイ作り」が今回の目的であったと受け止めております。】
そのような意味もあるのかもしれませんね。
一方、おそらくディベートに参加した、1200人中1000人くらいが
本ブログを訪れてくれたみたいなので、医学界に糖質制限賛成派が増えたことは
確実と思います。
応援ありがとうございます。
【アンチ糖質制限派による「アリバイ作り」が今回の目的であったと受け止めております。】
そのような意味もあるのかもしれませんね。
一方、おそらくディベートに参加した、1200人中1000人くらいが
本ブログを訪れてくれたみたいなので、医学界に糖質制限賛成派が増えたことは
確実と思います。
2012/01/16(Mon) 20:50 | URL | ドクター江部 | 【編集】
tama さん。
HbA1c、血糖値改善良かったです。
喘息の改善も素晴らしいです。
LDHは高値はいろいろ病気がありますが、低値は問題ないので
経過をみていただけば良いです。
HbA1c、血糖値改善良かったです。
喘息の改善も素晴らしいです。
LDHは高値はいろいろ病気がありますが、低値は問題ないので
経過をみていただけば良いです。
2012/01/16(Mon) 21:06 | URL | ドクター江部 | 【編集】
江部先生、初めまして。
夫が3年前に余命1年の癌と宣告されて、以来玄米菜食等、生活変えてますます元気に生活しています。(薬に過敏に反応するため抗がん剤も放射線もしていません)十数年前に糖尿病と診断された時も玄米菜食で治りました。
砂糖・肉・乳製品・卵は食べません。魚は自分で釣ったのを時々食べています。アルコールも悪いと言うので飲みません。
ずっと疑問があったのが砂糖はだめなのに、どうして食事からのブドウ糖は大丈夫なのかという事でしたので目からうろこでした。納得です。
ただ、非常に困っています。動物性のものは血を汚して、癌が広がると思っています。食べるものが無いのです…
何かお知恵を拝借できないでしょうか?ずうずうしいお願いで申し訳ありません。
夫が3年前に余命1年の癌と宣告されて、以来玄米菜食等、生活変えてますます元気に生活しています。(薬に過敏に反応するため抗がん剤も放射線もしていません)十数年前に糖尿病と診断された時も玄米菜食で治りました。
砂糖・肉・乳製品・卵は食べません。魚は自分で釣ったのを時々食べています。アルコールも悪いと言うので飲みません。
ずっと疑問があったのが砂糖はだめなのに、どうして食事からのブドウ糖は大丈夫なのかという事でしたので目からうろこでした。納得です。
ただ、非常に困っています。動物性のものは血を汚して、癌が広がると思っています。食べるものが無いのです…
何かお知恵を拝借できないでしょうか?ずうずうしいお願いで申し訳ありません。
"日本は「空気の社会」"という視点からの、日本の「良い」「悪い」に関する面白い考察を読みました。
記事はこちらです。
http://takedanet.com/2012/01/post_ff74.html
私はスーパー糖質制限を始めてちょうど3ヶ月目なのですが、既に反対意見やバッシングがネット上で繰り広げられていることを肌で感じる、というか、この短期間で既にそういうことが起きていることを知りました。
私はスーパー制限をはじめてから、立て続けに今までの人生で感じたことのない改善効果が体感できて、今辞めろといわれても辞めるのは絶対嫌!という感じです。以前から食には興味があり、いろいろな方法を試し、栄養学を学んだり、玄米菜食や玄米魚菜食、粗食(以前江部先生がやったことがあるのと同じものです)などを試したことがあり、食のお試しは得意(?)なのですが、ここまで「急激に効いた!」という確実な感触を他の食事療法で得たことはなく、現状、困っていることも何もなく、食については以前より豊かになったくらいですので、不都合があったら辞めればいいやくらいに思っています(でも今は絶対に辞めたくないというのが本音です。)
・・それから、試して合わない経験をして嫌になって辞めてしまうのは良く理解できるのですが、頭で考えて方法論に文句を言うというのは・・・実際そんなに困ってないんじゃないかな、、、って私はちょっと思ってしまいます。「まだ」そこまで困る状況ではないのかな・・というか・・。。。「藁にすがってみたら、結果的に効いた(祝)!」が実用の科学の常に思えるといいますか・・。そして「結果的に効かないのなら、原因は他にあるので、他の要因・原因を探す旅に出た方が、ポジティブな方向性に思えます。物事、特に不調には因果応報に似た感じで、何か根本や原因があり、その影響と結果として症状自体が存在しているのでありましょうから。例え、それが、とても難解で解明するのが困難な原因であっても。1つの方法が合わないなら、それは、真の理由を教えてくれてる大切な兆しに思います。
このブログにあったように、どちらの言い分もそれなりに認められ存在が保たれる、というよりも、日本の「悪い」は、いつか「良い」に180℃ひっくり返るかもしれず、「悪い」とされる時代にはその「悪い」方法論は、忌み嫌われたり、憎んで反論したくなるような文化のようなものがあるのかなあ、とこの記事を読んでちょっと考えさせられました。
記事はこちらです。
http://takedanet.com/2012/01/post_ff74.html
私はスーパー糖質制限を始めてちょうど3ヶ月目なのですが、既に反対意見やバッシングがネット上で繰り広げられていることを肌で感じる、というか、この短期間で既にそういうことが起きていることを知りました。
私はスーパー制限をはじめてから、立て続けに今までの人生で感じたことのない改善効果が体感できて、今辞めろといわれても辞めるのは絶対嫌!という感じです。以前から食には興味があり、いろいろな方法を試し、栄養学を学んだり、玄米菜食や玄米魚菜食、粗食(以前江部先生がやったことがあるのと同じものです)などを試したことがあり、食のお試しは得意(?)なのですが、ここまで「急激に効いた!」という確実な感触を他の食事療法で得たことはなく、現状、困っていることも何もなく、食については以前より豊かになったくらいですので、不都合があったら辞めればいいやくらいに思っています(でも今は絶対に辞めたくないというのが本音です。)
・・それから、試して合わない経験をして嫌になって辞めてしまうのは良く理解できるのですが、頭で考えて方法論に文句を言うというのは・・・実際そんなに困ってないんじゃないかな、、、って私はちょっと思ってしまいます。「まだ」そこまで困る状況ではないのかな・・というか・・。。。「藁にすがってみたら、結果的に効いた(祝)!」が実用の科学の常に思えるといいますか・・。そして「結果的に効かないのなら、原因は他にあるので、他の要因・原因を探す旅に出た方が、ポジティブな方向性に思えます。物事、特に不調には因果応報に似た感じで、何か根本や原因があり、その影響と結果として症状自体が存在しているのでありましょうから。例え、それが、とても難解で解明するのが困難な原因であっても。1つの方法が合わないなら、それは、真の理由を教えてくれてる大切な兆しに思います。
このブログにあったように、どちらの言い分もそれなりに認められ存在が保たれる、というよりも、日本の「悪い」は、いつか「良い」に180℃ひっくり返るかもしれず、「悪い」とされる時代にはその「悪い」方法論は、忌み嫌われたり、憎んで反論したくなるような文化のようなものがあるのかなあ、とこの記事を読んでちょっと考えさせられました。
2012/01/16(Mon) 22:01 | URL | ロバート・ダウっ子 | 【編集】
ディベ-トセッションの報告ありがとうございました。
「低炭水化物食」是が圧勝したこと、大変うれしく思います。
当然の結果と思いますが、先生のエビデンスに基づいた説得力と長年の高雄病院の実績のたまものです。
京都や一部の地域の限られたレストランで糖質制限食がメニュ-に加えられていますが、全国の多くのレストランで糖質制限食が選べる日が早く来ることを望んでいます。
NHK,「ためしてガッテン」に早く取り上げないと時代遅れになりますよ!と、また手紙でも送りますかな!
昨日は、本当にご苦労様でした。赤ワインはさぞ、おいしかったことと思います。
名古屋・h
「低炭水化物食」是が圧勝したこと、大変うれしく思います。
当然の結果と思いますが、先生のエビデンスに基づいた説得力と長年の高雄病院の実績のたまものです。
京都や一部の地域の限られたレストランで糖質制限食がメニュ-に加えられていますが、全国の多くのレストランで糖質制限食が選べる日が早く来ることを望んでいます。
NHK,「ためしてガッテン」に早く取り上げないと時代遅れになりますよ!と、また手紙でも送りますかな!
昨日は、本当にご苦労様でした。赤ワインはさぞ、おいしかったことと思います。
名古屋・h
病態栄養学会、1/14のワークショップ「食品交換表とカーボカウント」も立ち見の出る盛況でした。
内潟Dr, 川村Drいずれも申し合わせたように「糖質制限を推進しているわけではない」と話しました。内潟Drは池田Dr(2001)の著作から旧作の図を示し、糖質制限批判の論文として、titleだけをあげました。石田Drが上げている論文と同一でした。
1) Diabetes 58(12) 2741-2748, 2009
ttp://diabetes.diabetesjournals.org/content/58/12/2741.full
2) PNAS 106(36)15418-15423, 2009
www.pnas.org/content/106/36/15418.full
整形の中村Drは「食事指導で炭水化物50-60%という、エビデンスのないのに、あるかのように言うのはおかしい」と質問していました。中村Drが、「極端な糖質制限とはどのようなものを指すのか」と質問したら、石田Drは「炭水化物40%以下を指す」「糖質制限がよくないというエビデンスは多くある」と回答しましたが、根拠を示しませんでした。
内潟Dr, 川村Drいずれも申し合わせたように「糖質制限を推進しているわけではない」と話しました。内潟Drは池田Dr(2001)の著作から旧作の図を示し、糖質制限批判の論文として、titleだけをあげました。石田Drが上げている論文と同一でした。
1) Diabetes 58(12) 2741-2748, 2009
ttp://diabetes.diabetesjournals.org/content/58/12/2741.full
2) PNAS 106(36)15418-15423, 2009
www.pnas.org/content/106/36/15418.full
整形の中村Drは「食事指導で炭水化物50-60%という、エビデンスのないのに、あるかのように言うのはおかしい」と質問していました。中村Drが、「極端な糖質制限とはどのようなものを指すのか」と質問したら、石田Drは「炭水化物40%以下を指す」「糖質制限がよくないというエビデンスは多くある」と回答しましたが、根拠を示しませんでした。
2012/01/16(Mon) 22:24 | URL | 精神科医師A | 【編集】
江部先生
ディベートお疲れさまでした。大成功のようで安心しました。
私も、その後ずっと主食なしの糖質制限食をしています。糖質制限食と言っても厳密にはおこなっておらず、主食なしで、おかずの糖質を気にする程度です。それでも、たまに一口二口、ご飯やパンを食べていますが、たまたま自己測定したときは、食後1時間後140を超えたことはありません。
起床時も75のときもあり、耐糖能が少し回復したかな?と喜んでいます。でも、気を緩めると元に戻ると思いますので、しばらくはこのまま続ける予定です。
大変感謝しております。ありがとうございます。
低カロリーにならないように、ナッツを持ち歩いたり、コンビニでチーズを買って食べて歩いたりしています。
もっと、糖質制限の食品が手軽に安価に購入できるようになることを期待しています。
またコメントいたします。
ディベートお疲れさまでした。大成功のようで安心しました。
私も、その後ずっと主食なしの糖質制限食をしています。糖質制限食と言っても厳密にはおこなっておらず、主食なしで、おかずの糖質を気にする程度です。それでも、たまに一口二口、ご飯やパンを食べていますが、たまたま自己測定したときは、食後1時間後140を超えたことはありません。
起床時も75のときもあり、耐糖能が少し回復したかな?と喜んでいます。でも、気を緩めると元に戻ると思いますので、しばらくはこのまま続ける予定です。
大変感謝しております。ありがとうございます。
低カロリーにならないように、ナッツを持ち歩いたり、コンビニでチーズを買って食べて歩いたりしています。
もっと、糖質制限の食品が手軽に安価に購入できるようになることを期待しています。
またコメントいたします。
2012/01/16(Mon) 22:48 | URL | あじお | 【編集】
ジジ さん。
精製された炭水化物に比べると、未精製の炭水化物は「ブドウ糖ミニスパイク」を生じにくいので
好ましいです。
現実に現在お元気ですので、「玄米菜食+魚」でよいと思います。
魚もなしだと、ビタミンB12・EPA・DHAなどが不足しやすいのです。
精製された炭水化物に比べると、未精製の炭水化物は「ブドウ糖ミニスパイク」を生じにくいので
好ましいです。
現実に現在お元気ですので、「玄米菜食+魚」でよいと思います。
魚もなしだと、ビタミンB12・EPA・DHAなどが不足しやすいのです。
2012/01/17(Tue) 10:02 | URL | ドクター江部 | 【編集】
江部先生、こんにちは!!
先日ご質問させて頂き、お忙しい中記事にまでして頂いた北の糖尿人です。
先日、たいした自己紹介も無く申し訳ありませんでした。私は、2年半ほど前に糖尿人と判明し、幸運にも江部先生の本に出会うことが出来、全冊読破後、糖質制限食を実践しa1cも5.0~5.4の中で安定しておりました。ところが先月末に1型糖尿病であることが判明し(そのときのa1cの値が9.3という3ヶ月で急速な悪化)インスリン導入となりました。先日のコメント通り、今後ももちろん糖質制限食でしっかり管理していきたいと思ってます!!!!
さて先日質問させて頂いた通りレベミルの2回打ちで、毎食事前の血糖値は80~120と安定してきました。ただ、食後2時感値も測定し安定しているのですが、まだ3時間値・4時間値で大幅に上昇することがあり困っています(今まで2年間こういう現象がなかったもので・・・)。また2点質問させて頂きたいのですが、「1型糖尿病」で糖質制限食を実践した場合、たんぱく質・脂質の摂取が多くなる分、食べ物が血糖に変わるスピードがこんなに大幅に変わるものでしょうか???
またもう1点ですが、江部先生はインスリン作用がある程度保たれている場合、運動により血糖が下がると言われていますが、それは注射によりインスリン作用が保たれてる場合でも運動による効果はあるという事でよろしいですか???
お忙しいところまた質問してしまいましたが、お時間があるときで構いませんのでぜひご教授願います!!!
先日バーンスタイン医師の御本も早速注文させていただきました。。。
先日ご質問させて頂き、お忙しい中記事にまでして頂いた北の糖尿人です。
先日、たいした自己紹介も無く申し訳ありませんでした。私は、2年半ほど前に糖尿人と判明し、幸運にも江部先生の本に出会うことが出来、全冊読破後、糖質制限食を実践しa1cも5.0~5.4の中で安定しておりました。ところが先月末に1型糖尿病であることが判明し(そのときのa1cの値が9.3という3ヶ月で急速な悪化)インスリン導入となりました。先日のコメント通り、今後ももちろん糖質制限食でしっかり管理していきたいと思ってます!!!!
さて先日質問させて頂いた通りレベミルの2回打ちで、毎食事前の血糖値は80~120と安定してきました。ただ、食後2時感値も測定し安定しているのですが、まだ3時間値・4時間値で大幅に上昇することがあり困っています(今まで2年間こういう現象がなかったもので・・・)。また2点質問させて頂きたいのですが、「1型糖尿病」で糖質制限食を実践した場合、たんぱく質・脂質の摂取が多くなる分、食べ物が血糖に変わるスピードがこんなに大幅に変わるものでしょうか???
またもう1点ですが、江部先生はインスリン作用がある程度保たれている場合、運動により血糖が下がると言われていますが、それは注射によりインスリン作用が保たれてる場合でも運動による効果はあるという事でよろしいですか???
お忙しいところまた質問してしまいましたが、お時間があるときで構いませんのでぜひご教授願います!!!
先日バーンスタイン医師の御本も早速注文させていただきました。。。
2012/01/17(Tue) 10:41 | URL | 北の糖尿人 | 【編集】
江部先生、お返事ありがとうございました。
周りの癌友達にも「目からうろこの糖質制限食」の話をしていますが、なかなか伝わりません。
芋類と豆類を減らすのが難しいです。
高血圧の友人は制限食で血圧が下がったと言っていますし、私も1週間で2キロ痩せました。
ただ、肉はやはり控えたほうが良いと思います。
困ったことに毎晩焼酎を飲んでよっぱらいです・・・
周りの癌友達にも「目からうろこの糖質制限食」の話をしていますが、なかなか伝わりません。
芋類と豆類を減らすのが難しいです。
高血圧の友人は制限食で血圧が下がったと言っていますし、私も1週間で2キロ痩せました。
ただ、肉はやはり控えたほうが良いと思います。
困ったことに毎晩焼酎を飲んでよっぱらいです・・・
北の糖尿人 さん。
1型の場合、人により、タンパク質で血糖値が上昇することがあります。
1gのタンパク質が0.93mg血糖を上げるということで計算してみてください。
インスリン注射でもインスリン作用が保たれていることになります。
1型の場合、人により、タンパク質で血糖値が上昇することがあります。
1gのタンパク質が0.93mg血糖を上げるということで計算してみてください。
インスリン注射でもインスリン作用が保たれていることになります。
2012/01/17(Tue) 12:36 | URL | ドクター江部 | 【編集】
江部先生、お返事ありがとうございました。
江部先生の過去の記事により、1型糖尿人はたんぱく質1gで0.93の血糖上昇がある事は存じておりました。ただ食事から3時間から4時間で血糖上昇という不明な結果に戸惑ってしました(泣)
先日のコメントにも書きましたが食後2時間値は糖質制限実施により140以内です。。。
しばらく落ち着くまではこまめに自己測定し自分の身体の血糖上昇について確認したいと思います!!!
a1cが落ち着いてきましたらまた推移を報告したいと思います!!!
江部先生の過去の記事により、1型糖尿人はたんぱく質1gで0.93の血糖上昇がある事は存じておりました。ただ食事から3時間から4時間で血糖上昇という不明な結果に戸惑ってしました(泣)
先日のコメントにも書きましたが食後2時間値は糖質制限実施により140以内です。。。
しばらく落ち着くまではこまめに自己測定し自分の身体の血糖上昇について確認したいと思います!!!
a1cが落ち着いてきましたらまた推移を報告したいと思います!!!
2012/01/17(Tue) 13:36 | URL | 北の糖尿人 | 【編集】
こんにちは。
北の糖尿人様は、糖質制限食を実践してこられたのに、悪化?したのはどうしてでしょうか?
三時間、四時間後に、数値上昇は何故でしょうか?
北の糖尿人様は、糖質制限食を実践してこられたのに、悪化?したのはどうしてでしょうか?
三時間、四時間後に、数値上昇は何故でしょうか?
2012/01/17(Tue) 14:17 | URL | 糖質神宮 | 【編集】
江部先生 これから、60:20:20を主張する日本糖尿病学会の医師達はどう反応するのでしょうか 私の主治医の大石先生にもぜひ行ってくれと頼みました 1/23感想を聞きます 今後とも低糖質・健康食のため、がんばって!
糖質神宮様、はじめまして。
私は2型糖尿病という事で2年間糖質制限食実践でコントロール良好だったのですが、急速なA1C悪化により検査したところ先月末に1型糖尿病と言う事が発覚したのです。
今までと変わりの無い糖質制限食なのに本当に3時間~4時間で血糖が急上昇してしまうのです。
これが1型糖尿人に関係するたんぱく質の血糖上昇なのでしょうかね??でも3~4時間もかかって上昇するのも不思議な感じです。。。
私は2型糖尿病という事で2年間糖質制限食実践でコントロール良好だったのですが、急速なA1C悪化により検査したところ先月末に1型糖尿病と言う事が発覚したのです。
今までと変わりの無い糖質制限食なのに本当に3時間~4時間で血糖が急上昇してしまうのです。
これが1型糖尿人に関係するたんぱく質の血糖上昇なのでしょうかね??でも3~4時間もかかって上昇するのも不思議な感じです。。。
2012/01/17(Tue) 19:33 | URL | 北の糖尿人 | 【編集】
北の糖尿人 さん。
タンパク質の摂取と、3~4時間後の血糖値上昇に
関係があるか確認してみましょう。
タンパク質の摂取と、3~4時間後の血糖値上昇に
関係があるか確認してみましょう。
2012/01/18(Wed) 13:54 | URL | ドクター江部 | 【編集】
糖質神宮 さん。
2型糖尿病と1型糖尿病は発症要因が全く異なります。
1型糖尿病は自己免疫疾患で、生活習慣病ではありません。
2型糖尿病と1型糖尿病は発症要因が全く異なります。
1型糖尿病は自己免疫疾患で、生活習慣病ではありません。
2012/01/18(Wed) 13:58 | URL | ドクター江部 | 【編集】
柚木信也 様
当日朝会場で、大石先生とお会いし、激励していただきましたよ。
当日朝会場で、大石先生とお会いし、激励していただきましたよ。
2012/01/18(Wed) 13:59 | URL | ドクター江部 | 【編集】
境界型を二型と勘違いしてました。
失礼しました。
失礼しました。
2012/01/18(Wed) 14:34 | URL | 糖質神宮 | 【編集】
江部先生、またまたお返事ありがとうございます!!
本日も再度、糖質制限食でしっかり高たんぱく・高脂質を摂取し4時間後までの血糖を測定してみました。結論から申し上げますとまた4時間後で急上昇となりました(泣)!!
食事前:110(ノポラビ注射後食事)
1時間:80
2時間:77
3時間:90
4時間:142
5時間:143
という結果になりました。。
これからも高たんぱく・高脂質の糖質制限食を続けて行きたいのですが、もしこれがたんぱく質の吸収速度の問題だと何か対処せねばと考えているところです!!!江部先生、どんなことでも構いませんので何か対処法をご教授いただけませんでしょうか???
本日も再度、糖質制限食でしっかり高たんぱく・高脂質を摂取し4時間後までの血糖を測定してみました。結論から申し上げますとまた4時間後で急上昇となりました(泣)!!
食事前:110(ノポラビ注射後食事)
1時間:80
2時間:77
3時間:90
4時間:142
5時間:143
という結果になりました。。
これからも高たんぱく・高脂質の糖質制限食を続けて行きたいのですが、もしこれがたんぱく質の吸収速度の問題だと何か対処せねばと考えているところです!!!江部先生、どんなことでも構いませんので何か対処法をご教授いただけませんでしょうか???
2012/01/18(Wed) 16:53 | URL | 北の糖尿人 | 【編集】
北の糖尿人 さん。
やはり摂取したタンパク質の影響と考えられます。
ただ142mg、143mgなので、血管壁へのリスクはほとんどないと思います。
まあ理想的にには、140mg未満なのですが。
あえて脂質ばっかり食べて試してみると、はっきりしますね。
やはり摂取したタンパク質の影響と考えられます。
ただ142mg、143mgなので、血管壁へのリスクはほとんどないと思います。
まあ理想的にには、140mg未満なのですが。
あえて脂質ばっかり食べて試してみると、はっきりしますね。
2012/01/19(Thu) 16:49 | URL | ドクター江部 | 【編集】
kenm さん。
ブログ拝見しました。
糖質制限食、低炭水化物食、低糖質食、
あまり拘ってはおりません。
今回の日本病態栄養学会のディベートセッション、大変たくさんの医師・栄養士に参加していただいたので
医学界に確実に糖質制限食が広がったと喜んでます。
ブログ拝見しました。
糖質制限食、低炭水化物食、低糖質食、
あまり拘ってはおりません。
今回の日本病態栄養学会のディベートセッション、大変たくさんの医師・栄養士に参加していただいたので
医学界に確実に糖質制限食が広がったと喜んでます。
2012/01/19(Thu) 16:59 | URL | ドクター江部 | 【編集】
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