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糖質制限食に関するお知らせ・お願いなど
<糖質制限食に関するお知らせ・お願いなど>

【糖質制限食を実践される時のご注意】

本にも書いてありますが、 糖質制限食によりリアルタイムに血糖値が改善します。このため既に、経口血糖降下剤(オイグルコン、アマリールなど)の内服やインスリン注射をしておられる糖尿人は、低血糖の心配がありますので
必ず主治医と相談して頂きたいと思います。

一方、薬を使用してない糖尿人やメタボ人は、低血糖の心配はほとんどないので、自力で 糖質制限食を実践して糖尿病やメタボ改善を目指していただけば幸いです。

血液検査で血清クレアチニン値が高値で腎障害がある場合と、活動性の膵炎がある場合、肝硬変の場合は、糖質制限食は適応となりませんのでご注意ください。

糖質制限食は相対的に高タンパク・高脂肪食になるので、腎不全と活動性膵炎には適応とならないのです。

肝硬変では、糖新生能力が低下しているため適応となりません。

なお、機能性低血糖症の場合、炭水化物依存症レベルが重症のとき、糖新生能力が低下していることがあり、
まれに低血糖症を生じますので注意が必要です。

また、どのような食事療法でも合う合わないがあります。

糖質制限食もその一つですので、合わないとご自分で判断されたら中止していただけば幸いです。


<参考図書>

理論
「主食を抜けば糖尿病は良くなる!」2005年
「主食を抜けば糖尿病は良くなる!実践編」2008年
「我ら糖尿人、元気なのには理由がある。」2009年
「やせる食べ方」2010年
「うちの母は糖尿人」2010年 監修:江部康二 著:伊藤きのと
(東洋経済新報社)
「糖尿病がどんどんよくなる糖質制限食」2010年(ナツメ社)
腹いっぱい食べて楽々痩せる『満腹ダイエット』 (ソフトバンク新書) 2011年
「主食をやめると健康になる」(ダイヤモンド社)2011年

レシピ
「糖尿病が良くなるごちそうレシピ」2006年
「糖質制限食 春のレシピ」2007年
「糖質制限食 夏のレシピ」2007年
「糖質制限食 秋のレシピ」2008年
「糖質制限食 冬のレシピ」2008年
「血糖値を上げない! 健康おつまみ109 」2010年
「やせる食べかたレシピ集」2010年
「主食を抜けば糖尿は良くなる!レシピ集」2011年
(東洋経済新報社)

「糖質オフ」ごちそうごはん
(アスペクト)2009年

dancyu プレジデントムック 「満腹ダイエット 」(プレジデント社)2009年
dancyu プレジデントムック 「酒飲みダイエット 」(プレジデント社)2010年
dancyu プレジデントムック 「美食家ダイエット 」(プレジデント社)2011年

糖質オフダイエット (レタスクラブ、角川マーケティング)2011年
誰もがストレスなくやせられる! 糖質制限ダイエット(講談社)2011年

DVD「糖質制限食を語る」http://www.yaserutabekata.com/shop/dvd.php 2011年



【糖質制限食 質問、記事、本に関するお知らせ・お願い】

ブログ読者の皆さんには、いつもコメントいただき、ありがとうございます。

糖質制限食に関する質問についてですが、実際に高雄病院や江部診療所に来院されて診察した患者さんに対しては、医師としての責任・債務がありますので、個別に説明もしっかりさせて頂いていますし、フォローもしております。

一方、ブログ読者の皆さんの質問に関しては、糖質制限食に詳しい医師として、ボランティアで回答させていただいています。

診察もしておりませんしフォローもできませんので、責任もとれません。

私の回答は、あくまでも一般論としての参考意見とお考え頂けば幸いです。

また、ブログ記事や本に関しても同様に、糖質制限食に関する一般論としての参考意見とお考え下さい。

従いまして、読者の皆さんが私の参考意見を読まれて、どのように利用されるかは、自己責任でよろしくお願い申し上げます。m(_ _)m

そして読者の皆さんからもご意見いただきましたが、普通のお医者さんに相談可能な個人的な内容の質問は、ご自分の主治医にご相談頂けば助かります。

質問が増えてきましたので、糖質制限食と関わりがないと判断した質問にはお答えできない場合もありますので、ご了承ください。m(_ _)m

普通のお医者さんでは解答不能の、糖質制限食に関わる質問は、何でもどんどんしていただけば嬉しいです。 (^_^)

掲載OKの質問に関して、読者の皆さんに共有していただきたい情報の場合は、ブログ本文にて、できるだけ順番にお答えしたいと思います。

質問によってはコメント欄でお早めにお答えする場合もありますのでご了承ください。

一方、質問がかなり増えてきていますので、なかなか即、お答えすることが困難となってきています。

糖質制限食に関わりのある全ての質問に、本文かコメントでお答えするようできるだけ努力はしていますが、できないときはご容赦願います。m(_ _)m

それから、「管理人のみ閲覧できる」「匿名希望」などの質問に関しては、コメント欄にお答えするか、一般的な話題に置き換えてブログに記載するようにしていますので、よろしくお願い申し上げます。

【糖質制限食とは】

米国糖尿病協会(ADA)によれば、食べ物が消化・吸収されたあと、糖質は100%血糖に変わりますが、タンパク質・脂質は血糖に変わりません。 

また糖質は、摂取直後から急峻に血糖値を高く速く上昇させ、2時間以内にほとんどすべてが吸収されます。

これらは含有エネルギーとは無関係な三大栄養素の生理学的特質です。 
 
1997年版のLife With Diabetes(ADA)では、

「タンパク質は約半分が血糖に変わり、脂質は10%未満が血糖に変わる」

という記載がありましたが、2004年版では変更されています。

このように糖質、脂質、タンパク質のうち糖質だけが血糖値を上昇させます。

従って、糖質を摂取した時にはインスリンが大量に追加分泌されます。

脂質を摂取しても、インスリンの追加分泌はありません。タンパク質はごく少量のインスリンを追加分泌させます。

現在糖尿病において、食後の急激な高血糖(グルコーススパイク)が大きな問題として注目されています。

食後高血糖が、心筋梗塞や脳梗塞などの合併症を起こす危険因子として確立されたからです。

そして、食後高血糖を起こすのは、三大栄養素のなかで糖質だけなのです。

1gの糖質が、体重64kgの2型糖尿病の人の血糖値を約3mg上昇させます。

炊いた白ご飯茶碗1杯150g(252kcal)には、55.3gの糖質が含まれており、血糖値を166mg上昇させます。

一方、牛サーロインステーキを200g(約1000キロカロリー)食べても、糖質含有量は1gもないので、食後高血糖はほとんど生じないのです。 

なお、1gの糖質が体重64kgの1型糖尿病の人の血糖値を5mg上昇させます。

糖質制限食の基本的な考え方は、上述のような生理学的事実をベースに、できるだけ糖質の摂取を低く抑えて、食後高血糖を防ぐというものです。

簡単に言えば、主食を抜いておかずばかり食べるというイメージになります。

抜く必要がある主食とは米飯・めん類・パンなどの米・麦製品や芋類など糖質が主成分のものです。
 
3食主食抜きのスーパー糖質制限食(糖質12%、タンパク質32%、脂質56%)なら、薬に頼ることなく速やかにリアルタイムで良好な血糖コントロールが可能です。

一方、上述の白ご飯とステーキの例でも明らかなように、カロリー計算に基づいて血糖値をコントロールすることは理論的に不可能です。

従って、現行の日本糖尿病学会推薦の糖尿病食(糖質60%、タンパク質20%、脂質20%)を実践する限りは、一日の摂取カロリーを1200キロカロリーと低く抑えたとしても、食後高血糖が必ず生じるのです。

糖尿病の改善には、カロリー制限より糖質制限ということがおわかりいただけたと思います。

なお糖質制限食は、カロリー無制限ということではありません。

一般的な標準摂取カロリーの範囲、すなわち男性なら1600~2400キロカロリー、女性なら1200~1800キロカロリーくらいが目安です。


【糖質制限食コントロール・教育入院のご案内・保険適応】

お問い合わせは高雄病院
http://www.takao-hospital.jp/

住所:京都市右京区梅ヶ畑畑町3 
電話:075-871-0245

ベットが空くまでお待ち頂くこともありますがご了承下さい。


【糖質制限食外来治療のご案内・予約制・保険適応】

高雄病院  電話:075-871-0245
京都市右京区梅ヶ畑畑町3

高雄病院京都駅前診療所  電話:075-352-5050
京都市下京区七条通り烏丸東入ル(50M)北側 ネオフィス 七条烏丸4F
http://www.takao-hospital.net/

江部診療所 電話:075-712-8133
京都市左京区下鴨高木町6 アトリエ・フォー 2F
テーマ:糖質制限食
ジャンル:ヘルス・ダイエット
コメント
ご質問
はじめましてこんばんわ。
現在30才のニ型糖尿歴5年の男です。

診断時、体重135キロのa1c11%でしたが、現在は少し節制及びインスリンと服薬にて体重105~115キロをいったりきたりしながら、a1cも4.5%~5.3%とウロウロしています。

いろいろ心配事は尽きないのですが、今回質問したいことは、実は私は17才から痛風を患っており、尿酸値も常に9.5ぐらいあります。現在は、体重80キロを目指してスーパー糖質制限食を出来る限り実践していますが痛風との関係はどうでしょうかと思いましてコメントさせて頂きました。

眼科医に視力低下(2.0→0.6)が糖尿ではなく加齢が原因といわれ、納得が行かないながらも、年明けからは初めてのスポーツジムにも通って、まずはメタボを解消していくようがんばろう。
2011/12/10(Sat) 21:02 | URL | チキンマン | 【編集
素人サイエンティスト氏よりの批判への反論
最近、江部Drと私が批判されていますが、反論させていただきます。
http://ameblo.jp/sbmri/

1)日本ローカーボ食研究会HPについて
 私が江部Drのblogに初めて書き込んだのは、2011年10月22日の『主食を抜けば糖尿病は良くなる! 糖質制限食レシピ集』予約開始 からですが、この時に日本ローカーボ食研究会HPと灰本Drの論文をを紹介しています。また、灰本Drのクリニックへのlinkは従来より続けられています

2) ハーバード大学大学院公衆衛生研究科の Hu教授らの論文について
 2011年06月27日のblogで江部Drが解説しています
2011/12/10(Sat) 23:25 | URL | 精神科医師A | 【編集
おから療法
先生の著書でお米の代用でおからを使われていますが、お腹がふくれる割りにカロリーが低いので、食事に役立てています。ちなみに100?あたり111?カロリーだそうですが、糖質はどのくらいでしょうか?
2011/12/11(Sun) 00:13 | URL | DJニューエラ | 【編集
Re: しっかり自己観察をしながらスーパーで頑張ります!!
ロバート・ダウ さん。

糖質制限食で筋肉量、基礎代謝増加、良かったですね。
主治医にも喜んでいただいて、何よりです。
2011/12/11(Sun) 10:49 | URL | ドクター江部 | 【編集
Re: ご質問
チキンマン さん。

尿酸を確実に上昇させるのは、重要なものから順番に

1、ストレス
2、肥満
3、大量の飲酒
4、激しい運動
5、プリン体の摂りすぎ

です。

2011年09月13日 (火)の本ブログ記事「尿酸値と糖質制限食」
をご参照いただけば幸いです。

2011/12/11(Sun) 10:53 | URL | ドクター江部 | 【編集
Re: おから療法
DJニューエラ さん

おからは、100g中に2.3gの糖質です。

私の本の巻末の、食品別糖質一覧表をご参照いただけば幸いです。
2011/12/11(Sun) 10:57 | URL | ドクター江部 | 【編集
焼肉南山 糖質制限食セミナー参加の感想
第一日目;
東寺⇒東福寺⇒三十三間堂⇒建仁寺⇒(昼食;半兵衛麩)
⇒清水寺⇒北座八橋、思い出博物館⇒ホテル
⇒(夕食;四条河原町・喜幸~開高健がこよなく愛した店)⇒ホテル

第二日目;
一駅手前で、地下鉄を降り、府立植物園を通り抜けて、「焼肉南山」に。
終了後は、地下鉄で、京都駅直行。
駅ビルで、夕食と、お土産を買い、発車時間まで、珈琲を飲みながら感想を言いあう。

セミナー参加で、家族の糖質制限食に対する理解が一層深まったこと、
特に、お忙しい先生が会場にお出で下さったことに大感激。
また、「焼肉南山」の料理がとても美味しく、こだわりを感じたこと。
★★★★★でした。

先生、あらてつさん、南山の社長さん、参加されたみなさん、ありがとうございました。
2011/12/11(Sun) 11:26 | URL | 北九州 三島 | 【編集
Re: タイトルなし
ロバート・ダウ さん。

『人が常識を覆すのは、いつも、
「今、まさにここにある危機」と「必要は発明の母」のコラボレーションだと思います!! 』

私も同感です。

素晴らしい主治医に巡り会えたのもとても大切な縁ですね。
2011/12/11(Sun) 17:37 | URL | ドクター江部 | 【編集
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