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<糖尿病>患者が急増…世界で3億人突破
こんばんは。

2011年11月14日、毎日新聞ウェブサイトに、世界の糖尿病患者が3億人を突破という記事が掲載されました。

2010年11月14日の「世界糖尿病デー」では、糖尿病人口は3億4400万人とされていたのが、2011年は3億6600万人とさらに増加です。

中国がインドを抜いて、初の1位となりました。

中国の糖尿病有病数は9240万人。

世界で糖尿病有病数がもっとも多いとされていたインドが5080万人。

中国の人口は13億4575万人で世界1位です。

インドの人口は11億9800万人で世界2位です。

世界糖尿病デーが11月14日です。

拡大を続ける糖尿病の脅威を踏まえ、2006年12月20日、国連は国連総会義で、IDFが要請してきた「糖尿病の全世界的脅威を認知する決議」を加盟192カ国の全会一致で可決しました。

同時に、従来、国際糖尿病連合(IDF)ならびに世界保健機関(WHO)が定めていた11月14日を「世界糖尿病デー」として指定しました。

IDFは決議に先駆け、”Unite for Diabetes”(糖尿病との闘いのため団結せよ)というキャッチフレーズと、国連や空を表す「ブルー」と、団結を表す「輪」を使用したシンボルマークを採用。全世界での糖尿病抑制に向けたキャンペーンを推進しています。

WHOもIDFもいろいろ努力はしているようですが、世界の糖尿人急増に一向に歯止めがかかりません。

これは、「糖質の過剰摂取(とくに精製炭水化物や嗜好飲料)が糖尿病発症の元凶」という本質を、WHOもIDFも知ってか知らずか、無視しているので、まあ宜なるかなです。

地域別では、中国や日本を含む西太平洋地区での増加が顕著です。

WHO西太平洋地域事務所(WHO WPRO)がカバーする国と地域は、カンボジア、ラオス、ベトナム、モンゴル、中国、香港、韓国、日本、フィリピン、オーストラリア、ニュージーランド、フィジー、サモア、ソロモン、バヌアツ、パプアニューギニアなどの太平洋諸国含めて37です。

西太平洋地区議長の清野裕・関西電力病院長は

「安価でカロリーの高い食べ物が広がり、途上国で糖尿病が急増している。バランスの良い食事や運動の大切さを伝えることが必要だ」

と述べておられます。

炭水化物(糖質)は、タンパク質や脂質に比べれば、圧倒的に安価です。

グラムあたりのカロリーは脂質よりは少ないですが、貧しい国々では総摂取カロリーのほとんどを安価な炭水化物が占めています。

肉や魚は、高脂質・高タンパクで高価なので、貧しい国々ではあまり食べることはできません。

安価で高カロリーなら、揚げパンや菓子パンやポテトチップなどでしょうか。

いずれにせよ、

「糖質の過剰摂取(とくに精製炭水化物や嗜好飲料)が糖尿病発症の元凶」

という本質をおさえなければ、これからも糖尿人は途上国や先進国の貧困層を中心に世界中で増え続けていくでしょう。



江部康二



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以下毎日新聞のウェブサイトから転載

『<糖尿病>患者が急増…世界で3億人突破
毎日新聞 11月14日(月)19時9分配信

 現在の世界の糖尿病患者が3億人を突破したことが14日、国際糖尿病連合(IDF、本部・ブリュッセル)の調査でわかった。国別では初めて中国が1位となるなど、アジアでの患者増が目立つ。30年には5億5200万人に達するという。

 推計によると、11年の患者数は3億6600万人。前回(10年時点)の2億8460万人に比べ約30%増え、患者の急増に歯止めがかかっていないことが浮き彫りになった。

 国別では、2位だった中国が9000万人に達し、インドを抜いて1位になった。日本は6位の1070万人で8位より悪化した。30年時点では、中国(1億2970万人)、インド(1億120万人)、米国(2960万人)が上位を占める。日本は人口減が影響し、10位以内に入っていない。

 地域別では、中国や日本を含む西太平洋地区での増加が顕著で、糖尿病の合併症による死者が11年の同地区の総死者数の15%を占めた。同地区議長の清野(せいの)裕・関西電力病院長は「安価でカロリーの高い食べ物が広がり、途上国で急増している。バランスの良い食事や運動の大切さを伝えることが必要だ」と話す。【永山悦子】

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111114-00000048-mai-soci
テーマ:糖尿病
ジャンル:ヘルス・ダイエット
コメント
中国がナンバーワン・・・・
なんとも皮肉な話ですね・・・

江部先生はご存知と思いますが、米国で『China Study』なる本が大流行して、Paleo Diet派や低糖質ダイエット派を駆逐する勢いだったのですが、これでコロッと情勢が変わるでしょう。

http://www.thechinastudy.com/

低カロリー・野菜ベースの食事は体重管理は楽でしょうが、そこで山ほど白飯や小麦のマントウなんかを食べたら、糖尿病マッシグラだと思います。

きっと「中国も経済状況が変わり、食事が西洋化した」とか言い訳が飛び出すのだろうな。想像すると笑いがこみ上げてきます。

糖尿病になってしまった方々には、一日も早く糖質制限のメリットが伝わると良いのですが・・・

来年のダイエット市場、および糖尿病治療の状況がどういう風になるのか、なんだか面白いです。や、楽しむって意味ではなく、すこしは進歩したディスカッションが出来る場になることを期待しつつ・・・
2011/11/16(Wed) 16:16 | URL | 初心者クライマーのおまつ | 【編集
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