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糖質制限食で血糖値、脂肪肝改善、医師もびっくり!
こんばんは。

白いシャチさんから、「糖質制限食で血糖値、脂肪肝改善、医師もびっくり!」という嬉しいコメントとウェイトコントロールについて質問をいただきました。

【11/11/07 白いシャチ
糖質制限とウェイトコントロール
初めてコメントさせて頂きます。

私は、54歳の会社を経営する者です。
仕事柄夜の付き合いも多くほぼ毎日が外食で、30代半ばから暴飲暴食を続け、今年の春遂に糖尿病の宣告を受けました。

その後病院から教育入院や食事療法などの説明を受けましたが、絶対にムリだと直感し、独学で勉強するうちに江部先生のことを知るに至り、御著書数冊を購入させて頂き、ブログもほぼ読破しました。

先生のお考えや指導法は、

①信頼できるエビデンスに基づいており論理の破たんが無い。
(医療関係者や科学者に対しても十分説得力がある。)

②患者に強いるのではなく、患者に自発的に環境に応じた食事療法を取り入れてもらい、また治療方法と効果が直結しているためモチベーションを持続させやすく途中挫折のリスクが小さい。
(食事療法では、ここが一番のポイントと思います。)

③患者から出来る限り薬離れをさせる。
(何でも薬で解決しようと薬を出したがる医師が多いなか‥)

とお見受けし、これこそ私が求めていた治療方法だと確信しました。

そこで早速今年の4月から糖質制限食を始めたのですが、これまでの異常値だらけの検査シートが、2ヶ月後の検査では、血糖値以外にも肝、腎、中性脂肪を始め全ての検査項目から異常値マークが消え、ジャヌビアも中止できました。

これには、主治医もセカンドオピニオンを頼んでいる親友の医師(救命救急指導医)も「こんな改善例は見たことない」とびっくりすると同時に大変喜んでくれました。幸い両医師とも糖質制限食には、一定の理解を示してくれています。

以下が発症(発覚)時と直近のデータです。
今年3月検診時⇒10月検診時
空腹時血糖:231⇒99
HbA1c:7.8⇒5.3
γ-GT:103⇒18
中性脂肪:203⇒64

合併症の検査もすべて異常なしで、江部先生には、いくら御礼をしてもし尽くせないほど、心より感謝しております。

ところで、一つ御教示頂きたいことがあります。

それは、ウェイトコントロールのことなのですが、30代半ばから2500~3500kcal(多い時には5000kcal)の食事と日本酒換算で1升5合分の複数種類の酒を毎日摂るという暴飲暴食の鏡のような生活を続けて参りました。

この間、年間ほぼ1kgのペースで体重が増え、今春糖尿人の仲間入りをするまで20年間で20 kg太りその時点で88キロ(BMI:30)となっておりました。

その後糖質制限食(1750 kcal 糖質30g/日)を始め、酒量も糖質ゼロ酒を日本酒換算で1日3~4合程度とし、3ヶ月で5kg痩せて83kg(BMI:28)となったのですが、その後はほぼ横ばいの状態です。

そこで糖質制限に加えカロリー制限も実施して月の平均を
8月:1450 kcal、9月:1350 kcal、10月:1300kcal
と少なくしてみたのですが、体重変化がありません。

運動量は年齢と共に徐々に減少はしていると思いますが、ここ3ヶ月は、生活習慣病になっていった頃の半分程度の摂取カロリーでも痩せなくなったことになります。

元々大食漢型であった体質から糖質制限食を始め、省エネ(倹約遺伝子)型に変化することがあるでしょうか。(体が飢餓状態への危機感から省エネモードへ移行?)

体系は、がっちり型で筋肉量も多く、基礎代謝量も標準より多い方で、先日ジムにある体組成計で測定すると1760 kcalでした。当面の目標体重は、あと8kg減量して75kg(BMI:25)前後を着地点にしたいと考えており、到達後は体重を維持するカロリー数に戻したいと思います。

さらにカロリー制限して目標体重まで減量するか、このまま少し様子を見るか迷っているところです。

今は、さすがに少しヒモジイ感はありますが、体は至って健康で何の問題もなく美味しく楽しく糖質制限食を続けており、周りの人間にも啓発中です。

御多忙中恐縮ですが、御助言頂けると幸いです。

江部先生の益々のご活躍と全ての糖尿人の快復を祈っております。
長文、失礼しました。】



白いシャチさん。
拙著のご購入と糖質制限食への評価、ありがとうございます。


【今年3月検診時⇒10月検診時
 空腹時血糖:231⇒99
 HbA1c:7.8⇒5.3
 γ-GT:103⇒18
 中性脂肪:203⇒64 】


2011年4月から糖質制限食を実践されて、6月には血糖値、肝、腎、中性脂肪など全ての検査項目が正常化し、ジャヌビアも中止できたのですね。

上手に糖質制限食を実践しておられるのでしょう。
良かった出数です。

その後も10月の検診まで、ずっとコントロール良好を維持しておられますので、素晴らしいです。

【主治医もセカンドオピニオンを頼んでいる親友の医師(救命救急指導医)も「こんな改善例は見たことない」とびっくりすると同時に大変喜んでくれました。幸い両医師とも糖質制限食には、一定の理解を示してくれています。】

糖質制限食に理解を示してくれる医師が二人もいたなんて嬉しい限りです。

主治医にめぐまれ、親友にめぐまれ、とてもラッキーですが、それも芸の内ですね。

【88キロ(BMI:30)。
その後糖質制限食(1750 kcal 糖質30g/日)を始め、酒量も糖質ゼロ酒を日本酒換算で1日3~4合程度とし、3ヶ月で5kg痩せて83kg(BMI:28)となったのですが、その後はほぼ横ばいの状態です。】


筋肉量が多いタイプと思います。

体組成計で測定すると1760 kcalで基礎代謝も高めなのもそれを裏付けています。

基礎代謝が高めなので、倹約遺伝子型ということもありません。

直線状に体重減少するわけではありませんので、身長にもよりますが、1800kcal/日は摂取して、あとは、じっくり地味に体重が階段状に減りはじめるのを待ちましょう。

仰有る通り、目標体重75kg(BMI:25)前後BMI25未満くらいでいいと思いますよ。



江部康二

テーマ:糖質制限食
ジャンル:ヘルス・ダイエット
コメント
4ヶ月で-1.0!!
初めてコメントします。

数年前にうつ病になり、その病中、食事管理ができず30キロ体重を増やしたことから、糖尿になったと思われる者です。

今年6月末ごろに、うつとは別の症状が理由で血液検査を受けた所、HbA1cが7.1で、糖尿の診断を受けました。

病院での栄養指導の内容が、実践するには非現実的だったため、あれこれ調べるうちに、江部先生のことを知るに至りました。
1、糖質制限食の理論が明解である
2、糖質制限食の方法が実践しやすい=継続可能
3、江部先生ご本人が糖尿人であり、この方法で結果が出ている
この3点において、躊躇無く生活に取り入れ継続する事ができました。

スーパー糖質制限食を基本に、時々、スタンダードになったり・・・と、少々不規則ではありますが、継続した結果・・・。何と!!

本日の検査では、6.1にまで落ちていました。体重も、5キロ減です。
また、今日、先生が紹介された白いシャチさん同様、少なからず問題があった血液検査の他の部分の数値も、空腹時血糖とLDL-Cを除いて、全てが正常になりました!!

この結果に、担当医さんも、大変驚いていました。驚くと同時に、『何をしたのか?』に、興味を持たれていました。それどころか、『きちんと食事をとっていないのかも?』と、心配されてしまう程の結果だったようです。
この先も、この状態が維持できるなら、薬は必要ないとの言葉をいただき、ほっとすると同時に、江部先生に感謝する気持ちでいっぱいです。

これからも、糖尿人だけど普通の数値を目指して、糖質制限食で頑張ります。
2011/11/07(Mon) 22:29 | URL | Estrella2004 | 【編集
鳴門親方逝去
江部先生。こんばんは。
自身が糖尿病であることを公表していた鳴門親方が逝去されました。糖尿病との因果関係は解りませんか、きちんと治療に取り組んでいても、糖質制限をしない限りグルコーススパイクを防げなかったのかもしれません。
身近にも早死にされた方がいますが、糖尿病の持病があって、治療中という方が多いです。
カロリー制限では、グルーススパイクを防げず、寿命を縮めているのでしょうか?
2011/11/07(Mon) 23:43 | URL | よし | 【編集
もう少し待って購入します
お返事ありがとうございます。

教えていただいたように、もう少し待ってから買おうと思います。

成分量を教えてくれる便利なありがたいサイトがあるのですね。
お気に入りに入れて活用させていただきます。
ありがとうございました。

おかげさまで、現在夫はA1c6.2。(今年5月8.8)
もう少しがんばって5.8以下になれば、インシュリン注射を止めることができるはず!
あと0.4の薄くて高い壁を乗り越えるため、へこたれていないで勉強したいと思います。
2011/11/08(Tue) 06:17 | URL | あんり | 【編集
白いシャチさんお見事
医師を2名ゲットしましたね。またよく努力されてあり感心しました。江部先生に対する理解も毎日少しづつ前進してますね。将来が楽しみです。
2011/11/08(Tue) 09:01 | URL | ちえ | 【編集
ガンと糖の関係について、先生が仮説を述べられておられる点についてです。私の知人に医大の細胞学の教授をしている男がおります。こういう話をよくするのですが一言。
まずご存じのように正常な幹細胞は嫌気的な環境で解糖系に依存して増殖しております。ところで、ガン細胞なんですがこの頃の知見はガン幹細胞という細胞集団が発見されこいつが増殖の張本人とされてきておるようです。そうすると、正常な幹細胞が解糖系なのでガン幹細胞も解糖系の可能性が高いように思われます。それと、ガン細胞は猛烈な勢いで代謝するのですね。つまり栄養素も猛烈に食うわけです。糖質制限の食事をするとガン幹細胞は大食漢なんで、増殖を止めることができるかもしれません。このあたりは第一線の学者諸氏でも解明できていないところが多いようてすが、可能性として糖質制限が
ガン細胞の増殖を抑えることができるかもしれません。なにやら江部先生も糖尿病の治療から細胞の代謝と栄養の関係について踏み込まれていかれているようで、大変に興味深いです。ご活躍を祈っております。
2011/11/08(Tue) 10:22 | URL | 生駒山 | 【編集
Re: 4ヶ月で-1.0!!
Estrella2004 さん。

データ改善良かったですね。
これからも美味しく楽しく糖質制限食をお続けください。
2011/11/08(Tue) 14:10 | URL | ドクター江部 | 【編集
Re: 鳴門親方逝去
よし さん。

高糖質・低脂肪のカロリー制限食では、
薬で治療しても、食後高血糖(グルコーススパイク)が防げませんので、
仰有るとおり、寿命を縮めている可能性が高いと考えれれます。

ACCORDはその証拠ともいえる研究報告ですね。
2011/11/08(Tue) 14:15 | URL | ドクター江部 | 【編集
Re: タイトルなし
生駒山 さん。

情報ありがとうございます。
ほとんどのがん細胞は、ミトコンドリアの酵素群に、1~2個の不備がありそのため
TCA回路が回せないので、脂肪酸やケトン体をエネルギー源とできずに、
ブドウ糖しか使えません。

血中ケトン値を高めてガン細胞を兵糧攻め・・・このあたり糖質制限食で攻めどころですね。
2011/11/08(Tue) 14:32 | URL | ドクター江部 | 【編集
癌を思う
卵巣がんにおける腹水癌細胞は腹水の中にたくさん漂っており顕微鏡でみたことがあります。癌細胞は何を栄養としてるのか知りませんが生き生きしておりシグネットリングを作ったりまさにスキルス癌のようでした。スキルス癌は血管の周りにびっしりと生え栄養が来るのを待ち構えているかのようです。糖質制限してどう変化するのか実際に見てみたい気もします。この辺のことは研究で明らかにしたいものですね。私はインスリンが幹細胞の遺伝子を操作し炭水化物を取り込みやすい細胞を作り出したのではとも考えています。余剰の炭水化物を片付ける目的で炭水化物吸収細胞として作られたスキルス癌は主を助けようとして作られたのにその性格から主の命まで奪ってしまう、これこそ悲劇ですね。
2011/11/08(Tue) 15:23 | URL | ちえ | 【編集
Re: 癌を思う
ちえ さん。

がん細胞のミトコンドリアには欠陥があり、
そのためエネルギー源としてブドウ糖しか利用できません。

ケトン体や脂肪酸もエネルギー源として利用できる正常細胞との大きな差です。
ガン細胞の弱点といえます。
2011/11/09(Wed) 13:41 | URL | ドクター江部 | 【編集
Re: タイトルなし
PINK さん。

β細胞まだあるていど残っていると思います。

大食には注意して1800kcal/日で、試しに2週間、スーパー糖質制限食を実践してみましょう。

それで体重が減り、空腹時血糖値が改善するかもしれません。
2011/11/09(Wed) 13:52 | URL | ドクター江部 | 【編集
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