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ためしてガッテン「糖尿病が完治する!? 」への、冷静で辛口なコメント
こんにちは。

2011年10月5日(水)のNHKためしてガッテン

「糖尿病が完治する!? すい臓を復活させる薬」

への冷静で辛口なコメントを実際に強化インスリン療法を体験された、2型 11年患者 さんからいただきました。


【11/10/07 2型 11年患者

はじめまして
2011/10/5ためして・・・残念と検索して、こちらにたどりつきました。

私は、11年前に26歳で発症し、ケトン体の数値で即入院しました。

すい臓を休ませてあげると、また良くなると言われ、インスリン+

過酷な入院生活のおかげで、退院後は薬もインスリンもなし状態が1年半ほ

ど続きました。

その時は、大変厳しい先生でした。

転勤で、お医者様が代わり

自分の管理不足で、どんどん、A1cがあがり、現在にいたるまで、インスリン+飲み薬状態です。

TVの話では、「休ませれば、治る」

と言っていたので、これはイカンと思って書かせていただきました。

休ませれば、条件付でよくなることもある

ということを体験したのです。

こんなことで、日本の医療費がパンクするかもしれないのは

つらいですし、患者が路頭に迷うのも避けたいです。

もちろん、TVにも、真剣にお話しするつもりですが

ぜひ、先生にも知って頂きたく、書かせていただきました。】



2型 11年患者 さん。
冷静なコメントをありがとうございます。

現実は、仰有る通りです。

「休ませれば、治る」→これは誇大広告で言いすぎです。

「休ませれば、条件付でよくなることもある 」→これはその通りです。

しかし、普通に糖質を摂取していれば、また再発する可能性が高いと言うことですね。

入院してインスリン強化療法を行い、膵臓のβ細胞が休養を得て回復して、いったんインスリンフリーになったあと、1年半ほど、それが続いたのは、素晴らしいことであり、よく努力されたと思います。

一方、自分の管理不足というより、どんなに努力しても、日本糖尿病学会推奨のカロリー制限食(高糖質食)を
食べている限りは、1日最低3回は、食後血糖値が140~150~160mgと上昇し、その度に大量のインスリン追加分泌が生じます。この繰り返しにより再び膵臓のβ細胞が疲弊していきます。

2型 11年患者 さんの場合も、ブドウ糖ミニスパイクとインスリン大量分泌で、徐々にβ細胞が疲弊していってインスリン分泌不足となり、1年半でとうとう再発したと考えられます。

これは個人の努力でどうこうなることではなく、糖質を摂取するかぎりは、必然的な結果といえます。

スーパー糖質制限食なら、疲弊していたβ細胞が休養を得て、血糖コントロールが良好となります。

β細胞に休養を与えて、復活させるという基本構造は強化インスリン療法と同じですが、手段が違います。

そして、スーパー糖質制限食なら、続けている限りは、血糖コントロール良好を保つことができるのです。

2型 11年患者 さんも、糖質制限食を導入されたら、インスリンの量が1/3以下となります。

内因性インスリン分泌能力があるていど残っていたら、再びインスリンフリーとなる可能性はあると思います。


江部康二
テーマ:糖尿病
ジャンル:ヘルス・ダイエット
コメント
はじめまして。
江部先生、はじめまして。

ついこの間、先生の本「やせる食べ方」を知り実践しているコバと申します。
半年前までは平気で外食や間食、スーパーではカップ麺やお菓子を毎日のように買っていました。

けれども糖質制限ダイエットを始めてから7ヶ月で11kgの減量に成功。今でもプチは毎日続けていますので体重がさらに減少中です。食べられるものが限られてくるので無駄使いも大幅に減り、さらに思考力、行動力も上がり毎日本当に充実しております。


本を読んでわからないことがあったので質問させてください。

・焼酎はOKですが、どの種類でも(麦芽、芋、そば焼酎)問題はありませんか?
・仕事の関係上、夕食を召し上がるのが夜11時を過ぎでしまうこともあるのですが、この糖質制限ダイエットは夜遅くに夕飯を済ませても問題ないでしょうか?
(よく巷では、夜9時までには夕飯は済ませるとの情報があるので)

・毎日6時間睡眠ですが夜中に目が覚めてしまうことがあるので、睡眠は熟睡できることは重要でしょうか?


ご回答いただければ幸いです。
とにかく、このダイエット法に出会えて本当に良かったです。これからも毎日実践して、心にも身体にも良い人生を送りますね。どうもありがとうございます。
これからもお体に気をつけて頑張ってくださいね!
2011/10/08(Sat) 22:30 | URL | コバ | 【編集
糖質制限食をためしてガッテンで放送する運動をしよう!
先生こんばんわ。ブログ読者のみなさんこんばんわ。

10/5のためしてガッテンをみました。NHKがなぜこんないいかげんな放送をするのか不思議です。また今回が糖尿病を取り上げた10回目の放送とのことでしたが、私が見た中では、糖尿病をよくするための本質にふれるものはなかったと思います。

私を含め多数の糖尿人が、先生の著書、講演、病院での指導によるス-パ-糖質制限食のおかげで、インシュリンや薬を使用することなく、正常値を維持できています。
しかし、この方法を知っているのは、先生の啓もう活動にもかかわらず、何百万人ともいわれる糖尿人の中のほんの一部ではないかと思います。
より多くの糖尿人に糖質制限食を知ってもらうには、ためしてガッテンで取り上げてもらうのが、有力な手段ではないかと思います。

NHKが取り上げるには、糖尿病学会等の抵抗があることは十分予想されます。しかしながら、多数の人から「薬なくして糖尿病回復」の事実、デ-タがよせられれば、NHKとしても取り上げるのではないでしうか。
私は、昨日、ためしてガッテンのホ-ムペ-ジの「ご意見・ご感想」欄に意見を送りました。今回放送の批判は避け、江部先生推奨の糖質制限食で糖尿病が回復することを、デ-タ付きで述べ、是非、番組で取り上げるよう依頼しました。
先生のブログを読んでおられる多くの糖尿人の皆さんも、NHKに意見を送っていただきたいと思います。先に述べました通り、多くの意見が集まれば、NHKを動かすことができると思います。

ス-パ-糖質制限食のおかげで、インスリンや薬漬けから救われた糖尿人としては、それをまだ知らない多くの患者に知ってもらう働きかけの手助けをするのも、恩返しと思います。

名古屋・h
2011/10/09(Sun) 00:16 | URL | 名古屋・hさん | 【編集
投稿しました。
私も、糖質制限を11回目の特集にする様にと昨日ホームページに投稿をしました。

糖質制限を避けるのではなく早く取り上げて、パイオニア放送局としての地位を確立するのも良いのではないでしょうか?
2011/10/09(Sun) 13:09 | URL | 長山です。 | 【編集
やはり完治を目指すならすい臓のβ細胞そのものを再生させる方向でないと、と思います。
http://www.asahi.com/science/update/1007/TKY201110070248.html
↑実用はまだまだ先でしょうが。

素人考えですが
クローン技術の応用などで、自分の残った無事なβ細胞を増殖させて、また移植することはできないのでしょうか?
2011/10/09(Sun) 14:37 | URL | T.F | 【編集
Re: 糖質制限食をためしてガッテンで放送する運動をしよう!
名古屋・hさん

応援ありがとうございます。
これからもよろしくお願い申しあげます。
2011/10/09(Sun) 18:01 | URL | ドクター江部 | 【編集
Re: 投稿しました。
長山 さん。

応援ありがとうございます。
2011/10/09(Sun) 18:09 | URL | ドクター江部 | 【編集
Re: タイトルなし
T.F さん。

http://www.asahi.com/science/update/1007/TKY201110070248.html
ラットの実験ですので、ヒトへの実用化にはまだまだ時間がかかると思います。

まだ夢ですけれど、話題のiPS細胞からβ細胞が分化できたら、面白いですね。
2011/10/09(Sun) 18:17 | URL | ドクター江部 | 【編集
食事制限は・・・
難しいですね。僕は2ヶ月前までヘモグロビンA1cが12あって、血糖値も空腹で330ありました。1ヶ月前からインスリン注射を1日二回射つようになりましたが、血糖値はようやく半分位の数値と、なかなか厳しいです。これでも、まだまだ良い方なのですかね?
2011/10/09(Sun) 19:38 | URL | つくばのヤッシー | 【編集
野菜
先生の本を参考に、野菜もきちんと計ってスーパー糖質制限しています。
野菜は調理すると甘くなりますね。たとえば白菜やキャベツは煮ると甘くなって、かさも減るのでつい多めに食べてしまいます。甘くなるということは、糖分が増えるということになるのでしょうか?だとしたら、糖尿人にはなるべく生のほうがいいのでしょうか?
お時間ございますときにご回答いただけたらありがたく存じます。

小野
2011/10/09(Sun) 20:24 | URL | ono | 【編集
Re: 食事制限は・・・
つくばのヤッシー さん。

スーパー糖質制限食なら、インスリンの量は1/3以下に減って、
血糖コントロールも良好となります。
内因性インスリンがあるていど残っていればインスリンフリーになることもあります。
主治医と相談されて、低血糖に注意して、実践されたら如何でしょう。
2011/10/09(Sun) 20:56 | URL | ドクター江部 | 【編集
コバさん、私の場合。
江部先生。
私の(異常なまでの)日常を、コバさんが知ったら、安心されるのではないか(笑)と思い、以下、まとめてみます。何しろ、自発的被験者(笑)ですから。

60歳と10カ月、男性、塾のプレィング・マネージャーをしています(簡単に言うと、経営と指導と掃除…、笑)。

夜12時、15時間の仕事が終了し、帰宅して入浴後、飲酒します、休肝日はありません。
妻がビール派で、以前は付き合っていましたが、今は、二人とも、「糖質オフ発泡酒」を経て、焼酎の水割りになりました。芋・麦・米の別は、気にしていません。特売や、流行につられて、浮気ばかりしています。(笑)
毎朝、焼酎1合に水を加え、720mlにして、冷蔵庫に入れておき、帰宅後、氷を入れたり、チンしたりして飲みます。
慣れるまでは、薄くてまずいのですが、ロックで一杯、0.3秒より、録画を見ながら、4杯も飲める満腹感の方を取ります。
おつまみは、基本的に、コンビニのナッツやアタリメを各1袋です。
私は、以前、スナックで出る乾き物は大嫌いでしたが、これも慣れです(笑)。
九州は、お魚がおいしいので、時にはお刺身も平気で食べます。
それでも、7時間後、翌朝の空腹時?血糖値は110を超えません。
朝、血糖値を測った後、トマトジュース180mlにオリーブオイル・大さじ1を入れて飲み、仕事に取り掛かり、一日に数杯、ミルク代わりの豆乳を入れた珈琲(無糖)を飲みます。
お昼は、糸こんにゃく200gに、スーパーの生めん売り場のグリコの<味噌、醤油、とんこつ>のスープを、その日の気分で、さらに、モヤシやネギなどの野菜、卵や納豆やチーズを一緒に食べます。それで、食後2時間の血糖値は110前後です。
夜は、ルクエで料理するので、材料を入れてチンするだけ。洗いものも少なく簡単です。
ちなみに、今夜は、鶏のムネ肉200gに塩胡椒し、葱、ニンニク、を入れ、酢50cc、ラカント大さじ3、塩小さじ1、醤油大さじ1を混ぜたものをかけました。680kcal、予想血糖値90ぐらいで、食後2時間の実測は楽に140以内に収まります。
つまり、朝8時半から夜12時迄、休憩なしで働いて、しかも、月に1,2回の休みでピンピンです。ちっとも疲れません。
江部先生の糖質制限食をする前は、
      HbA1c7.0、血糖値170、血圧90~130で、死にそうでした。
そして、生徒をよく怒っていました。(汗;)
5月に始めて、4か月になりますが、
HbA1c5.3、血糖値80~140・優、血圧80~115
を維持できています。

本当に江部先生のおかげだと感謝しており、現在、家族全員、スーパー糖質制限食です。家からお米が消えました。小麦粉は、月1回ぐらい、天麩羅で常用の半分以下で使います。

ただし、妻は体操のインストラクターなので、瞬発力をつけるために、果物を(先生のブログに書かれているぶんりょう、一日リンゴ1/4など、)食べています。
28歳の子どもは、お酒は強い方ですが、普段はほとんど飲みません。ただ、カップラーメンが好きで、時々食べているようですが、血糖値の自己測定で管理しています。

ともかく、血糖値を測ることで、お米やラーメンを食べた後は、気絶しそうなほど数値が上がるのを知り、身体もだるくなるので、食生活を真剣に考えるようになりました。

PS そうそう、夜、眠りが浅い、目が覚めるのは、寝る前にインスタントラーメンを食べたような時ではないですか。お腹がいっぱいだと熟睡できないような気がします。

2011/10/09(Sun) 21:29 | URL | 三島  | 【編集
食事制限その2
江部先生、アドバイスありがとうございました。今かかっている主治医からは、酒、清涼飲料、クリーム料理、お菓子を食べるなといわれましたが、元来のお菓子づくり好きが災いしているのか、甘いものは1日あんパン一個を食べないと、我慢できません。血糖値が上昇するので、いけないのはわかっているのですが・・・
ちなみに、お酒はゲコなので全く飲めません。γの数値も低いです。
2011/10/09(Sun) 21:32 | URL | つくばのヤッシー | 【編集
Re: 野菜
ono さん。

野菜を煮ても、100gあたりの糖質量は不変です。

ただ、煮たり炒めるとかさが減って量を食べることができるので、その分は注意が必要ですね。
2011/10/10(Mon) 10:43 | URL | ドクター江部 | 【編集
Re: コバさん、私の場合。
三島さん

いつも、貴重なデータや食生活のご報告ありがとうございます。
興味深いので、あとで記事にしたいと思います。
2011/10/10(Mon) 10:55 | URL | ドクター江部 | 【編集
ありがとうございます
突然の訪問者にもかかわらず、丁寧にお返事を下さり
さらに、このようにご紹介くださりありがとうございます。

先生のブログにいらっしゃるみなさまは、勉強熱心で
新参者の私は はずかしいかぎりです。

実は、インスリンフリーというのでしょうか、その期間
私は、味噌や出汁の調味料までカロリー計算をして
食事をつくって 食べていました。

結婚して、まもなく糖尿病になったものですから、
子供を作れない責任感で必死でした。

ところが、夫も大病をし、さらには、同じ糖尿病でも
あることがわかりました。

周りの方は、同じ病気なら、一緒にがんばればいいですね
と、言ってくださいますが、もう、子供どころではなく
言い訳になりますが、「もう、いいや~出来ることをやっていこう」

そうやって、だんだん、いいかげんになって今にいたっております。
夫婦の、医療費は 年間30万を超えてきて
自分たちもきついですし、世間にも申し訳ないです。

おかずより、大好きな表1(糖質、ごはん、麺類)を絶つ決断は
まだ出来ていないのが正直なところですが、
こちらをみて、少しずつでも改善して、再びテンションあげて
いきたいと思います。

失礼ながら、「ためして・・・」の件で、こちらを知り
たまたま、今日みた JAFの本で先生の記事を拝読しました。
もしや、幸運なのかもしれません。
2011/10/11(Tue) 00:22 | URL | 2型 11年患者 | 【編集
Re: ありがとうございます
2型 11年患者 さん。

そうですね。
偶然というよりも、よい巡り合わせ・出会いであり、

食生活「change」の大きなチャンスと思いますよ。
2011/10/11(Tue) 08:55 | URL | ドクター江部 | 【編集
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