2011年07月15日 (金)
おはようございます。
糖質制限食のやりかたのパターンについて、かずっぺちゃさんから、コメント・質問をいただきました。
【11/07/14 かずっぺちゃ
タイトルなし
江部先生こんにちは!早速のお返事ありがとうございます。
不安で一杯だったけど少し解消しました!
10年後20年後の自分を想像した時、今、自分が信ずる事を実践する事が大切と考えました。自分の体は自分で責任を持たないといけませんよね!
まだ、主治医なしは不安ですが、江部先生や同じように頑張っている方々のブログを頼りに一生糖質制限と仲良くしていこうと思っていますので宜しくお願いします。
さて糖質制限のやり方には大きく3通りあるように思います。
一つ目は厳しく糖質を制限やり方(Dr釜本)
二つ目は中~軽症患者には厳しい糖質制限はかえって死亡率を高めてしまうので緩やかな制限が望ましいという考え方(灰本クリニック)
三つめはその中間の考え方(江部先生はこれかなと思ったのですが間違っていたらごめんなさい)
そこで私は自分の状態を見て、どのくらいの糖質制限をしたら良いのか
考えてみました。
6/7からスーパー糖質制限(15g-carbohydrate/日)を実践し
7/11の検査結果 A1c8.6→7
総コレステロール 211→170
中性脂肪 167→85
体重 47.5kg→42kg
に改善しました。しかしこれは薬を続けながらの結果なので、7/12から血圧の薬以外飲むのを止めたのでこれからが本番だと思っています。
だから今後の1ヶ月間は同じくスーパー糖質制限で(20g-carbohydrate/日)で8月の検査で薬なしでA1c6.5未満になっていたら次の1ヶ月は
少し制限を緩め(45g-carbohydrate/日)にして、糖質量40g~60gでA1c6.5未満を安定的に維持できる所を探って行こうと思います。
最終的目標は、膵臓を少しでも回復させ、
摂取カロリーは1200kcal/日・30%-carbohydrateで、
90g-carbohydrate/日(合っていますか?) でA1c6.5未満で安定するようになればいいなと思っています。
素人考えで間違っているかもしれません。
またまたアドバイスを頂けたらと思います。
(別件でTORIさん、コメントありがとうございます。同じような状況で頑張ってる方がいると思うと心強いです。また情報交換しましょうね!)】
かずっぺちゃさん。
今の、データの改善なら、自分自身の内因性インスリンは充分量残っていると考えられます。
このまま、スーパー糖質制限食で経過をみられていいと思います。
スーパー糖質制限食は、1回の食事の糖質摂取量10~20gを目指します。
1gの糖質が体重64kgの2型糖尿人の血糖値を3mg上昇させます。
糖尿病合併症予防のため
食後1時間血糖値180mg未満、2時間血糖値140mg未満、
早朝空腹時血糖値は126mg未満→110mg未満、
HbA1cは6.5%未満→5.8%未満を目指します。
<摂取カロリーは1200kcal/日・30%-carbohydrateで、90g-carbohydrate/日>
1回30gの糖質で、上記目標がを達成できていればそれでいいです。
【糖質制限のやり方には大きく3通りあるように思います。
一つ目は厳しく糖質を制限やり方(Dr釜本)
二つ目は中~軽症患者には厳しい糖質制限はかえって死亡率を高めてしまうので緩やかな制限が望ましいという考え方(灰本クリニック)
三つめはその中間の考え方(江部先生はこれかなと思ったのですが間違っていたらごめんなさい)】
「一つ目は厳しく糖質を制限やり方(Dr釜本)」
釜池先生の糖質ゼロ食は、1日1食で夕食のみとし、1回の糖質摂取量は5g以下です。
厳しい方法ですが、選択肢の一つと思います。私には無理ですが・・・。
この方法の長期的な予後に関する、エビデンスはありません。
しかし、動脈硬化のリスク要因全てが改善するので、その分のリスクは減る可能性が高いです。
また食後高血糖、高インスリン血症がないので、その分、発がんリスクなどは減る可能性が高いです。
「二つ目は中~軽症患者には厳しい糖質制限はかえって死亡率を高めてしまうので緩やかな制限が望ましいという考え方(灰本クリニック)」
灰本先生の方法は、高雄病院方式の中のスタンダード糖質制限食です。
『厳しい糖質制限はかえって死亡率を高めてしまう。』というエビデンスはありません。
2011.06.27 (Mon)の本ブログ
「スーパー糖質制限食に発ガンのリスクはあるのか?①」をご参照下さい。
スタンダード糖質制限食の場合は、1日1回昼食でグルコーススパイクを起こすので、理論的にはその分のリスクがあります。
「三つめはその中間の考え方(江部先生はこれかなと思ったのですが間違っていたらごめんなさい)」
高雄病院方式の糖質制限食では、一番のお奨めは、グルコーススパイクを1回も生じない、スーパー糖質制限食です。
あとは、事情によりスタンダード糖質制限食、プチ糖質制限食を使い分けます。
スーパー糖質制限食の長期的な予後に関する、エビデンスはありません。
しかし、動脈硬化のリスク要因全てが改善するので、その分のリスクは減る可能性が高いです。
また食後高血糖、高インスリン血症がないので、その分、発がんリスクなどは減る可能性が高いです。
高雄病院方式の糖質制限食の基本スタンスは、「人類本来の食生活を目指す。」ということです。
人類の歴史は、約400万年です。
農耕が始まるまでの約400万年は、狩猟・採集が生業であり、魚貝類・小動物・動物の肉・内臓・骨髄・野草・野菜・キノコ・海藻・昆虫などが日常的な食料です。時々食べることができたのは、木の実・ナッツ・果物・山芋などでしょうか。
スーパー糖質制限食における総摂取カロリーに対する割合は
<脂質56%、タンパク質32%、糖質12%>
です。
すなわち、高脂質・高タンパク食であり、制限するのは糖質だけで、これくらいが「人類本来の食生活」に近い比率だと思います。
摂取する糖質のほとんどが野菜分の糖質です。400万年の進化の歴史において、野菜は日常的に摂取していたと思います。このことは、人類がビタミンCを体内で合成できないことからも、推察できます。動物性食品だけの摂取では、ビタミンCが必ず不足します。
従いまして、スーパー糖質制限食で野菜を摂取することは、ビタミンC確保の意味からも重要な意味を持っています。
つまり、適量の野菜(最低ビタミンC必要量)は、必ず摂取しなければなりません。ただ大量の野菜は、糖質量が増えるので要注意です。
次に果物やナッツ類は、秋を中心に季節ごとに少量は手に入るので、ご先祖も、当然摂取していたと思います。
但し、当時の果物やナッツは野生種ですから、現在流通しているものに比べたら、はるかに小さくてショボくて糖質含有量も少なかったと思います。
そして、じゃがいもやさつまいもを人類が食べ始めたのは、農耕開始と同じ頃かそれ以降です。
一方、山芋は、世界中にいろんな種類が山のなかに自生してたと思われ、たま~に運良く採集できたら、ご先祖も食べていたと思います。
このように考えてくると、糖尿人のスーパー糖質制限食においても、適量の野菜、少量のナッツ類、少量の果物、程度の少なめの糖質量は、人類の進化の過程で時々摂取していたものであり、人体の消化吸収・栄養代謝システムのおいても許容できる範囲と思います。
山芋は、さすがに糖質含有量が多いので、糖尿人はやめておくほうが無難です。
正常人が、健康のためにスーパー糖質制限食を実践する場合は、糖尿人より多めの野菜、適量のナッツ類、適量の果物、適量の山芋、くらいまでの糖質量は許容範囲と思います。
以上が高雄病院方式の糖質制限食基本スタンスです。
江部康二
糖質制限食のやりかたのパターンについて、かずっぺちゃさんから、コメント・質問をいただきました。
【11/07/14 かずっぺちゃ
タイトルなし
江部先生こんにちは!早速のお返事ありがとうございます。
不安で一杯だったけど少し解消しました!
10年後20年後の自分を想像した時、今、自分が信ずる事を実践する事が大切と考えました。自分の体は自分で責任を持たないといけませんよね!
まだ、主治医なしは不安ですが、江部先生や同じように頑張っている方々のブログを頼りに一生糖質制限と仲良くしていこうと思っていますので宜しくお願いします。
さて糖質制限のやり方には大きく3通りあるように思います。
一つ目は厳しく糖質を制限やり方(Dr釜本)
二つ目は中~軽症患者には厳しい糖質制限はかえって死亡率を高めてしまうので緩やかな制限が望ましいという考え方(灰本クリニック)
三つめはその中間の考え方(江部先生はこれかなと思ったのですが間違っていたらごめんなさい)
そこで私は自分の状態を見て、どのくらいの糖質制限をしたら良いのか
考えてみました。
6/7からスーパー糖質制限(15g-carbohydrate/日)を実践し
7/11の検査結果 A1c8.6→7
総コレステロール 211→170
中性脂肪 167→85
体重 47.5kg→42kg
に改善しました。しかしこれは薬を続けながらの結果なので、7/12から血圧の薬以外飲むのを止めたのでこれからが本番だと思っています。
だから今後の1ヶ月間は同じくスーパー糖質制限で(20g-carbohydrate/日)で8月の検査で薬なしでA1c6.5未満になっていたら次の1ヶ月は
少し制限を緩め(45g-carbohydrate/日)にして、糖質量40g~60gでA1c6.5未満を安定的に維持できる所を探って行こうと思います。
最終的目標は、膵臓を少しでも回復させ、
摂取カロリーは1200kcal/日・30%-carbohydrateで、
90g-carbohydrate/日(合っていますか?) でA1c6.5未満で安定するようになればいいなと思っています。
素人考えで間違っているかもしれません。
またまたアドバイスを頂けたらと思います。
(別件でTORIさん、コメントありがとうございます。同じような状況で頑張ってる方がいると思うと心強いです。また情報交換しましょうね!)】
かずっぺちゃさん。
今の、データの改善なら、自分自身の内因性インスリンは充分量残っていると考えられます。
このまま、スーパー糖質制限食で経過をみられていいと思います。
スーパー糖質制限食は、1回の食事の糖質摂取量10~20gを目指します。
1gの糖質が体重64kgの2型糖尿人の血糖値を3mg上昇させます。
糖尿病合併症予防のため
食後1時間血糖値180mg未満、2時間血糖値140mg未満、
早朝空腹時血糖値は126mg未満→110mg未満、
HbA1cは6.5%未満→5.8%未満を目指します。
<摂取カロリーは1200kcal/日・30%-carbohydrateで、90g-carbohydrate/日>
1回30gの糖質で、上記目標がを達成できていればそれでいいです。
【糖質制限のやり方には大きく3通りあるように思います。
一つ目は厳しく糖質を制限やり方(Dr釜本)
二つ目は中~軽症患者には厳しい糖質制限はかえって死亡率を高めてしまうので緩やかな制限が望ましいという考え方(灰本クリニック)
三つめはその中間の考え方(江部先生はこれかなと思ったのですが間違っていたらごめんなさい)】
「一つ目は厳しく糖質を制限やり方(Dr釜本)」
釜池先生の糖質ゼロ食は、1日1食で夕食のみとし、1回の糖質摂取量は5g以下です。
厳しい方法ですが、選択肢の一つと思います。私には無理ですが・・・。
この方法の長期的な予後に関する、エビデンスはありません。
しかし、動脈硬化のリスク要因全てが改善するので、その分のリスクは減る可能性が高いです。
また食後高血糖、高インスリン血症がないので、その分、発がんリスクなどは減る可能性が高いです。
「二つ目は中~軽症患者には厳しい糖質制限はかえって死亡率を高めてしまうので緩やかな制限が望ましいという考え方(灰本クリニック)」
灰本先生の方法は、高雄病院方式の中のスタンダード糖質制限食です。
『厳しい糖質制限はかえって死亡率を高めてしまう。』というエビデンスはありません。
2011.06.27 (Mon)の本ブログ
「スーパー糖質制限食に発ガンのリスクはあるのか?①」をご参照下さい。
スタンダード糖質制限食の場合は、1日1回昼食でグルコーススパイクを起こすので、理論的にはその分のリスクがあります。
「三つめはその中間の考え方(江部先生はこれかなと思ったのですが間違っていたらごめんなさい)」
高雄病院方式の糖質制限食では、一番のお奨めは、グルコーススパイクを1回も生じない、スーパー糖質制限食です。
あとは、事情によりスタンダード糖質制限食、プチ糖質制限食を使い分けます。
スーパー糖質制限食の長期的な予後に関する、エビデンスはありません。
しかし、動脈硬化のリスク要因全てが改善するので、その分のリスクは減る可能性が高いです。
また食後高血糖、高インスリン血症がないので、その分、発がんリスクなどは減る可能性が高いです。
高雄病院方式の糖質制限食の基本スタンスは、「人類本来の食生活を目指す。」ということです。
人類の歴史は、約400万年です。
農耕が始まるまでの約400万年は、狩猟・採集が生業であり、魚貝類・小動物・動物の肉・内臓・骨髄・野草・野菜・キノコ・海藻・昆虫などが日常的な食料です。時々食べることができたのは、木の実・ナッツ・果物・山芋などでしょうか。
スーパー糖質制限食における総摂取カロリーに対する割合は
<脂質56%、タンパク質32%、糖質12%>
です。
すなわち、高脂質・高タンパク食であり、制限するのは糖質だけで、これくらいが「人類本来の食生活」に近い比率だと思います。
摂取する糖質のほとんどが野菜分の糖質です。400万年の進化の歴史において、野菜は日常的に摂取していたと思います。このことは、人類がビタミンCを体内で合成できないことからも、推察できます。動物性食品だけの摂取では、ビタミンCが必ず不足します。
従いまして、スーパー糖質制限食で野菜を摂取することは、ビタミンC確保の意味からも重要な意味を持っています。
つまり、適量の野菜(最低ビタミンC必要量)は、必ず摂取しなければなりません。ただ大量の野菜は、糖質量が増えるので要注意です。
次に果物やナッツ類は、秋を中心に季節ごとに少量は手に入るので、ご先祖も、当然摂取していたと思います。
但し、当時の果物やナッツは野生種ですから、現在流通しているものに比べたら、はるかに小さくてショボくて糖質含有量も少なかったと思います。
そして、じゃがいもやさつまいもを人類が食べ始めたのは、農耕開始と同じ頃かそれ以降です。
一方、山芋は、世界中にいろんな種類が山のなかに自生してたと思われ、たま~に運良く採集できたら、ご先祖も食べていたと思います。
このように考えてくると、糖尿人のスーパー糖質制限食においても、適量の野菜、少量のナッツ類、少量の果物、程度の少なめの糖質量は、人類の進化の過程で時々摂取していたものであり、人体の消化吸収・栄養代謝システムのおいても許容できる範囲と思います。
山芋は、さすがに糖質含有量が多いので、糖尿人はやめておくほうが無難です。
正常人が、健康のためにスーパー糖質制限食を実践する場合は、糖尿人より多めの野菜、適量のナッツ類、適量の果物、適量の山芋、くらいまでの糖質量は許容範囲と思います。
以上が高雄病院方式の糖質制限食基本スタンスです。
江部康二
江部先生、はじめまして、こんにちは。
アメリカで糖質制限中のGreenと申します。
今年1月の血液検査で、空腹血糖値 134 HgA1c 5.4という結果をみて、糖質制限を始めました。
糖質制限を始める前は、かなり炭水化物に偏った食生活をしていまして、朝食は、シリアルとオレンジジュース、昼食、ラーメンやうどんなどの麺類、夜は玄米と普通のおかずでしたが、時にスパゲッティなどでした。2月から実施したのですが、糖質制限をしてからはスタンダードかスーパーで、身長153cm で、体重が53.5kgから、現在、46kgと、7kg以上落ちたのですが、血糖値がなかなか下がりません。
2月末の結果では、空腹血糖値 102 HgA1c 5.8、7月今週の血液検査では、空腹血糖値 108 HgA1c 5.5という結果でした。 私としてはHgA1cの4は無理だとしても、せめてHgA1cの5前半には下がっていると思っていたのですが、ちょっとがっかりです。
アメリカでは血糖自己測定器が自由に買えるので、週1回くらいの割合で計っているのですが、自己計測では、空腹血糖値 90~100、食後 120~140 くらいで推移しています。今の体重の減り方から糖質の摂取量はかなり減ったと思うのですが、血糖値が下がらない理由としては何が考えられますか? 空腹血糖値は下がったのですが、HgA1cが糖質制限を始める前よりもまだ高いのでちょっと心配しています。もしよかったらお答えいただけると有難いです。
なお私の通っているHealth Centerでは、糖質制限ではなくCarb countを進められましたので、こっそり糖質制限しています。
またブログを読んでいてひどいなと思ったのですが、アメリカでは血糖自己測定器が20ドル以下でネットショップやドラックストアで買えます。 日本から注文すると送料が若干かかりますが、それでも日本で買うよりも安いかと思います。表示も mg/dlで表示されます。なのでもしご家族や友人でアメリカに来る機会がある人に頼んで買ってきてもらってもよいと思います。 なお、stripは100本入りで50ドルくらい、lancet は100本で15 ドルくらいです。 皆さんにお知らせまで。
アメリカで糖質制限中のGreenと申します。
今年1月の血液検査で、空腹血糖値 134 HgA1c 5.4という結果をみて、糖質制限を始めました。
糖質制限を始める前は、かなり炭水化物に偏った食生活をしていまして、朝食は、シリアルとオレンジジュース、昼食、ラーメンやうどんなどの麺類、夜は玄米と普通のおかずでしたが、時にスパゲッティなどでした。2月から実施したのですが、糖質制限をしてからはスタンダードかスーパーで、身長153cm で、体重が53.5kgから、現在、46kgと、7kg以上落ちたのですが、血糖値がなかなか下がりません。
2月末の結果では、空腹血糖値 102 HgA1c 5.8、7月今週の血液検査では、空腹血糖値 108 HgA1c 5.5という結果でした。 私としてはHgA1cの4は無理だとしても、せめてHgA1cの5前半には下がっていると思っていたのですが、ちょっとがっかりです。
アメリカでは血糖自己測定器が自由に買えるので、週1回くらいの割合で計っているのですが、自己計測では、空腹血糖値 90~100、食後 120~140 くらいで推移しています。今の体重の減り方から糖質の摂取量はかなり減ったと思うのですが、血糖値が下がらない理由としては何が考えられますか? 空腹血糖値は下がったのですが、HgA1cが糖質制限を始める前よりもまだ高いのでちょっと心配しています。もしよかったらお答えいただけると有難いです。
なお私の通っているHealth Centerでは、糖質制限ではなくCarb countを進められましたので、こっそり糖質制限しています。
またブログを読んでいてひどいなと思ったのですが、アメリカでは血糖自己測定器が20ドル以下でネットショップやドラックストアで買えます。 日本から注文すると送料が若干かかりますが、それでも日本で買うよりも安いかと思います。表示も mg/dlで表示されます。なのでもしご家族や友人でアメリカに来る機会がある人に頼んで買ってきてもらってもよいと思います。 なお、stripは100本入りで50ドルくらい、lancet は100本で15 ドルくらいです。 皆さんにお知らせまで。
2011/07/15(Fri) 10:19 | URL | Green | 【編集】
こんにちは。
スーパー糖質制限食にしてから2ヶ月弱になりました。
昨日検診の結果が出たのでお知らせします。
5月
中性脂肪 254
LDL 178
HDL 42
グルコース 158
HbA1c 6.8
7月
中性脂肪 105
LDL 127
HDL 47
グルコース 89
HbA1c 5.4
体重73kg→66kg (身長169cm)
コレステロールも糖尿も投薬が必要だと言われたのを断り
2週間後にもう一回検査と自己流の食事法はダメだから栄養指導に来いとの指示も何食わぬ顔でスルーし
主治医に文句を言われても耐えてやってきた甲斐がありました(笑)
さすがに今回は何も言われませんでしたが・・・
たぶん次回行ったらまた栄養指導受けろと言われるでしょう。
そこで先生にご相談です。
今の主治医(糖尿学会専門医)は糖質制限に関しては否定的です。
結果が出ているのに認められないことは患者としてすごくストレスになります。
なので、私の住んでいるエリア近辺(岩手県・北上市)で糖質制限を推奨する医師がもしいらっしゃいましたら紹介していただけないでしょうか?
何ヶ月かに1回のことなので多少遠くても車でいける範囲でしたら通いたいと思います。
ネットでもいろいろ調べてみたのですが見つけられなかったので・・・よろしくお願いいたします。
スーパー糖質制限食にしてから2ヶ月弱になりました。
昨日検診の結果が出たのでお知らせします。
5月
中性脂肪 254
LDL 178
HDL 42
グルコース 158
HbA1c 6.8
7月
中性脂肪 105
LDL 127
HDL 47
グルコース 89
HbA1c 5.4
体重73kg→66kg (身長169cm)
コレステロールも糖尿も投薬が必要だと言われたのを断り
2週間後にもう一回検査と自己流の食事法はダメだから栄養指導に来いとの指示も何食わぬ顔でスルーし
主治医に文句を言われても耐えてやってきた甲斐がありました(笑)
さすがに今回は何も言われませんでしたが・・・
たぶん次回行ったらまた栄養指導受けろと言われるでしょう。
そこで先生にご相談です。
今の主治医(糖尿学会専門医)は糖質制限に関しては否定的です。
結果が出ているのに認められないことは患者としてすごくストレスになります。
なので、私の住んでいるエリア近辺(岩手県・北上市)で糖質制限を推奨する医師がもしいらっしゃいましたら紹介していただけないでしょうか?
何ヶ月かに1回のことなので多少遠くても車でいける範囲でしたら通いたいと思います。
ネットでもいろいろ調べてみたのですが見つけられなかったので・・・よろしくお願いいたします。
2011/07/15(Fri) 10:47 | URL | はるる | 【編集】
こんにちは、江別先生、初めてメールさせていただきます。先生の本を全て読んでダイエット&体型維持、美容に役立たせていただいている者です。最初はダイエット目的でしたが、最近アトピーも改善されてきて、お肌がツルツルしてきましたよ!これからも先生のスーパー糖質制限で美容と健康に役立たせていただきます(^_^)v
今回メールをさせていただきましたのは、7/30号の週刊現代に掲載されている『カロリー0でデブになった』記事について、その中にアスパルテームなどの人工甘味料でも膵臓は反応し 大量インスリンをだすことが ボストン大学医学部の博士によりわかった…との内容が ありました。それについて江別先生の見解を教えていただけるとありがたいです。カロリー0でデブになったとの、下りは先生の本を読んでいれば当たり前のことと解りますが、人工甘味料でも同じようにインスリンが分泌されるとは、どういうことか気になりますよね。お忙しいこととは思いますが、お時間あるときにご返事をいただけたらうれしいです!
今回メールをさせていただきましたのは、7/30号の週刊現代に掲載されている『カロリー0でデブになった』記事について、その中にアスパルテームなどの人工甘味料でも膵臓は反応し 大量インスリンをだすことが ボストン大学医学部の博士によりわかった…との内容が ありました。それについて江別先生の見解を教えていただけるとありがたいです。カロリー0でデブになったとの、下りは先生の本を読んでいれば当たり前のことと解りますが、人工甘味料でも同じようにインスリンが分泌されるとは、どういうことか気になりますよね。お忙しいこととは思いますが、お時間あるときにご返事をいただけたらうれしいです!
2011/07/15(Fri) 12:43 | URL | さおり | 【編集】
Green さん。
米国でHbA1c5.5%ということは、日本基準では5.1%と思います。
「空腹血糖値 90~100、食後 120~140」このデータなら全く正常で
合併症の心配はまったくありません。
よいと思います。
私も日本の血糖自己測定器は高いと思います。
米国でHbA1c5.5%ということは、日本基準では5.1%と思います。
「空腹血糖値 90~100、食後 120~140」このデータなら全く正常で
合併症の心配はまったくありません。
よいと思います。
私も日本の血糖自己測定器は高いと思います。
2011/07/15(Fri) 17:05 | URL | ドクター江部 | 【編集】
はるる さん。
素晴らしい改善ですね。
良かったです。
おおとし消化器整形外科のおおとし先生にご相談ください。
奥州市水沢区真城字塚31-3
電話0197-24-5131
素晴らしい改善ですね。
良かったです。
おおとし消化器整形外科のおおとし先生にご相談ください。
奥州市水沢区真城字塚31-3
電話0197-24-5131
2011/07/15(Fri) 17:17 | URL | ドクター江部 | 【編集】
さおり さん。
記事は見ていないのですが、
これはまだまだよくわからないと思います。
人工甘味料に関しては、早急な結論はだせない段階です。
記事は見ていないのですが、
これはまだまだよくわからないと思います。
人工甘味料に関しては、早急な結論はだせない段階です。
2011/07/15(Fri) 17:33 | URL | ドクター江部 | 【編集】
トオル さん。
データ改善良かったです。
コンビニのおでん、ゆで卵、豆腐、ツナサラダ、唐揚げ、チーズ、ナッツ・・・
魚肉ソーセージはつなぎの小麦が多いので、豚のハム・ソーセージがいいですね。
外食でも夜は、居酒屋とか糖質制限食OKな食品はたくさんありますね。
データ改善良かったです。
コンビニのおでん、ゆで卵、豆腐、ツナサラダ、唐揚げ、チーズ、ナッツ・・・
魚肉ソーセージはつなぎの小麦が多いので、豚のハム・ソーセージがいいですね。
外食でも夜は、居酒屋とか糖質制限食OKな食品はたくさんありますね。
2011/07/15(Fri) 17:44 | URL | ドクター江部 | 【編集】
コメントを読ませていただきました。人工甘味料は血糖値を上げる可能性があるのでしょうか?
ビールのかわりのオールフリーやコカ・コーラゼロなどカロリーゼロのものは安心して飲んでいたのですが、実は血糖値を上げていたのでしょうか?
ビールのかわりのオールフリーやコカ・コーラゼロなどカロリーゼロのものは安心して飲んでいたのですが、実は血糖値を上げていたのでしょうか?
2011/07/15(Fri) 20:24 | URL | さくらんぼ | 【編集】
「やせる食べ方」を読んで以来、糖質制限食と関連の食事療法に目覚め、私は正常人ですが健康のために「スーパー糖質制限食+朝食抜き+ω6/ω3バランスの改善」を実践しています。
釜池式を平均3年半続けた16人に対する検査が報告されていますが、特に異常はないようですね。
超低糖質食評価研究から見えてきた食事指導の問題点
http://goo.gl/Bv3Kp
>>従いまして、スーパー糖質制限食で野菜を摂取することは、ビタミンC確保の意味からも重要な意味を持っています。
浜崎智仁氏の「コレステロール値が高い方がずっと長生きできる」の「低炭水化物食のススメ」の章によると、
超低炭水化物食ではビタミンCの必要量が極端に減るとあります。
『ビタミンCは、ブドウ糖と構造が極めてよく似ている。炭水化物の摂取量を減らすと食後血糖値の上昇がなく、原尿中のブドウ糖が少なくなる。すると、尿細管にブドウ糖を再吸収する余力ができて、ビタミンCまで再吸収するようになる。そのため、食事から摂取すべきビタミンCの量が少しですむようになる。』 (p.158)
浜崎氏の発想も江部先生と同じで、「農業が発達する以前に食べていたものを食べればよい」(p.162)というものです。
釜池式を平均3年半続けた16人に対する検査が報告されていますが、特に異常はないようですね。
超低糖質食評価研究から見えてきた食事指導の問題点
http://goo.gl/Bv3Kp
>>従いまして、スーパー糖質制限食で野菜を摂取することは、ビタミンC確保の意味からも重要な意味を持っています。
浜崎智仁氏の「コレステロール値が高い方がずっと長生きできる」の「低炭水化物食のススメ」の章によると、
超低炭水化物食ではビタミンCの必要量が極端に減るとあります。
『ビタミンCは、ブドウ糖と構造が極めてよく似ている。炭水化物の摂取量を減らすと食後血糖値の上昇がなく、原尿中のブドウ糖が少なくなる。すると、尿細管にブドウ糖を再吸収する余力ができて、ビタミンCまで再吸収するようになる。そのため、食事から摂取すべきビタミンCの量が少しですむようになる。』 (p.158)
浜崎氏の発想も江部先生と同じで、「農業が発達する以前に食べていたものを食べればよい」(p.162)というものです。
2011/07/15(Fri) 23:19 | URL | maqnu | 【編集】
maqnu さん。
情報ありがとうございます。
浜崎智仁先生のご著書は私も拝見しました。
ビタミンCに関して一つのご見識と思います。
一方イヌイットは、ビタミンC不足により、歯肉出血が高率に見られたとのことです。
2010.09.24 (Fri)の本ブログ「イヌイットと壊血病と高チロシン血症と低ビタミンC血症」
をご参照ください。
情報ありがとうございます。
浜崎智仁先生のご著書は私も拝見しました。
ビタミンCに関して一つのご見識と思います。
一方イヌイットは、ビタミンC不足により、歯肉出血が高率に見られたとのことです。
2010.09.24 (Fri)の本ブログ「イヌイットと壊血病と高チロシン血症と低ビタミンC血症」
をご参照ください。
2011/07/16(Sat) 17:18 | URL | ドクター江部 | 【編集】
はじめまして。
イタリア在住で、糖質制限を始めて半年になる、40代の者です。
今年のお正月に、熱で寝込んだ後、低血糖か低血圧(あるいは両方?)と思われる発作にみまわれ(めまい、吐き気、冷や汗→虚脱)、その後、江部先生のブログに出会ってから、糖質制限を始めました。
実は、母が糖尿病で(祖母もでしたが)、先生の御著書「主食を抜けば糖尿病は良くなる!」を、数年前に母に勧めていたのですが、その時はまだ自分は大丈夫と思い、読んでいませんでした(失礼しました)。
今回、拝読させていただき、ブログと共に、大変参考になりました。糖質制限をされている他の先生の本も何冊か読みましたが、江部先生の場合、ブログでも色々な情報をいただけるので、本当に参考になります。
おかげさまで、検査値は以下の通り改善しました。
今から思えば、私は小さい頃から隠れ糖尿病の気があり、過去数年、機能性低血糖症と思われる症状がありました(午後遅い時間に震えがしたり、ひどい空腹感や、食後非常にだるくて何もできない、など)。
今は、パスタもピッツァもダメではありますが(T.T)、毎日大好きなオリーブオイルを脂肪分を気にせずたっぷり摂ることができ (^-^)、体調も以前と比べて非常に良くなり、ひどい空腹感やだるさから解放され、本当に本当に感謝しています。
1月7日
空腹時血糖値 92
HB A1c 6.2
3月10日
空腹時血糖値 93
HB A1c 5.7
総コレステロール 245
中性脂肪 40
HDL 75
6月11日
空腹時血糖値 105
HB A1c 5.7
総コレステロール 203
HDL 70
(中性脂肪の検査をお願いするのを忘れてしまいました)
イタリアでは、HB A1c は6までが正常。6.5からは糖尿病。その間は要注意、ということになっています。
6月の時点で、HBA1cがもう一段階下がらなかったのは、朝少し果物を食べたり、食後にライ麦パンにチーズとちょこっと蜂蜜、とか、ビターチョコレート、などのデザートをちょこちょこいただくからかな、と思いますが・・・ この程度のデザートなら、許容範囲内でしょうか?
4月の時点で、過去数年のデータ(数年前からA1cを測っておりましたが、糖質制限のことはまだ知らず、6前後をさまよっておりました)も含めて、こちらのホームドクターに結果を見せると、
「食事で調整できればそれに越したことはない」と、糖尿病については何もコメントはなく、「コレステロールがちょっと高いから、運動して揚げ物とかチーズとかサラミなんかを控えなさい」というコメントだけでした。
イタリアの医療制度に基いて自分の地区から選ぶホームドクターなのですが、ホメオパシーもやっている方らしく、コメントが以上のように、的を得てあっさりしたものだったので、ほっとしました。
その後、眼科医に行き、眼底検査もしましたが、異常はありませんでした。
しかし先日、冷蔵庫に大きなスイカがあり、最近はイタリアでも猛暑が続いており、私は子どもの頃からスイカが大好きなこともあり・・・ 朝、スイカをちょっと調子にのってぱくぱく食べた後、1時間くらいしてもなんとなく胃がもたれるので、血糖値を測ってみたら、なんと、194を示しました。
スイカだけ・・・とはいえ、糖分たっぷりの果物ですから、先生にとっては「当然の結果」だと思いますが、自分自身を、まだ境界型かな、と思い、数ヶ月の糖質制限で「治ってきたかも?」と思いたかった私としては、ちょっとショックでした。
200を超していないとはいえ、もう少し何か食べていたら、あるいは、もう少し前後に測っていたら超えていた可能性もあるわけですし。
これからも糖質制限をきちんと続ける決意をあらたにする、いい機会になりました・・・ (^.^;)
ところで、うちの母なのですが、大阪の、家の近所の某大病院にかかっており、現在は毎日インスリン注射をしています。
2月に一時帰国した際、私が数年前にすすめた先生の御著書は、残念ながら手付かずのままでした。江部先生監修の「うちの母は糖尿人」は、読んでくれたようですが・・・
現在、母は73歳で、長い間、糖尿病で飲み薬を処方されていましたが、一昨年からインスリンになりました。
ほぼ毎日夕食後は近所の公園にウォーキングに行っており、いわゆる「単位」を一生懸命守る、ある意味で理想的な患者なので、わりと元気なのですが、長い間そういう通常の治療を続けてきて、「努力の割には糖尿病じたいは徐々に悪化しただけ」という、よくあるパターンなのだと思います。
年齢もあり、病院が家から近いこともあり、主治医に糖質制限について相談するのは気が引けるし、今までの自分の生活パターンもある・・・というわけで、たとえ私が糖質制限をすすめても、なかなか思い切ってできないようです。反発もありますし(「私はお米が好きなのよ!」とか・・・糖質依存症ですね)
一度、本当かと思って、インスリンを打ったのに主食を食べなくて、冷や汗をかいたりしたようです(危ないですよね。そんなことしちゃいけないって言っておいたんですが・・・)
私としては、母に高雄病院に教育入院のプレゼントをしたい!、というのが本心ですが、母には母の考えがあり、私は遠いイタリアにいて実際には色々手伝えないということもあり、実現は難しそうです。徐々に誘導していきたいとは思いますが・・・
先生のお勤めの高雄病院は京都の駅前にも診療所があるので、大阪からなら行けないわけではないと思うのですが、もしも、先生が、大阪市内でどなたか糖質制限をなさっているお医者様をご存知でしたら、お教えいただければ感謝に堪えません。
また、私は姉が5年ほど前にパーキンソン病と診断され、アメリカ在住でアメリカのお医者にかかっているのですが・・・
姉は甲状腺が悪い(橋本病)のですが、過去の記憶をたどると、姉も子どものころから機能性低血糖症だったと思います。摂食障害もありました。
低血糖と甲状腺というのも、関係があるようですが、機能性低血糖症を長くわずらうことが、パーキンソンの発症に関わるということはありうるのでは・・・と、最近、色々調べて、思うようになりました。
糖質制限は姉にも有効ではないかと思うのですが(震えなどの症状が軽減するのではないかと思うのです)、もし、この件につき、先生に何かお考えがあれば、お教えいただければと思います。
お願いばかりで恐縮ですが、少しお時間のある時に、簡単でいいので、お返事をいただければ幸いです。
ありがとうございました。
イタリア在住で、糖質制限を始めて半年になる、40代の者です。
今年のお正月に、熱で寝込んだ後、低血糖か低血圧(あるいは両方?)と思われる発作にみまわれ(めまい、吐き気、冷や汗→虚脱)、その後、江部先生のブログに出会ってから、糖質制限を始めました。
実は、母が糖尿病で(祖母もでしたが)、先生の御著書「主食を抜けば糖尿病は良くなる!」を、数年前に母に勧めていたのですが、その時はまだ自分は大丈夫と思い、読んでいませんでした(失礼しました)。
今回、拝読させていただき、ブログと共に、大変参考になりました。糖質制限をされている他の先生の本も何冊か読みましたが、江部先生の場合、ブログでも色々な情報をいただけるので、本当に参考になります。
おかげさまで、検査値は以下の通り改善しました。
今から思えば、私は小さい頃から隠れ糖尿病の気があり、過去数年、機能性低血糖症と思われる症状がありました(午後遅い時間に震えがしたり、ひどい空腹感や、食後非常にだるくて何もできない、など)。
今は、パスタもピッツァもダメではありますが(T.T)、毎日大好きなオリーブオイルを脂肪分を気にせずたっぷり摂ることができ (^-^)、体調も以前と比べて非常に良くなり、ひどい空腹感やだるさから解放され、本当に本当に感謝しています。
1月7日
空腹時血糖値 92
HB A1c 6.2
3月10日
空腹時血糖値 93
HB A1c 5.7
総コレステロール 245
中性脂肪 40
HDL 75
6月11日
空腹時血糖値 105
HB A1c 5.7
総コレステロール 203
HDL 70
(中性脂肪の検査をお願いするのを忘れてしまいました)
イタリアでは、HB A1c は6までが正常。6.5からは糖尿病。その間は要注意、ということになっています。
6月の時点で、HBA1cがもう一段階下がらなかったのは、朝少し果物を食べたり、食後にライ麦パンにチーズとちょこっと蜂蜜、とか、ビターチョコレート、などのデザートをちょこちょこいただくからかな、と思いますが・・・ この程度のデザートなら、許容範囲内でしょうか?
4月の時点で、過去数年のデータ(数年前からA1cを測っておりましたが、糖質制限のことはまだ知らず、6前後をさまよっておりました)も含めて、こちらのホームドクターに結果を見せると、
「食事で調整できればそれに越したことはない」と、糖尿病については何もコメントはなく、「コレステロールがちょっと高いから、運動して揚げ物とかチーズとかサラミなんかを控えなさい」というコメントだけでした。
イタリアの医療制度に基いて自分の地区から選ぶホームドクターなのですが、ホメオパシーもやっている方らしく、コメントが以上のように、的を得てあっさりしたものだったので、ほっとしました。
その後、眼科医に行き、眼底検査もしましたが、異常はありませんでした。
しかし先日、冷蔵庫に大きなスイカがあり、最近はイタリアでも猛暑が続いており、私は子どもの頃からスイカが大好きなこともあり・・・ 朝、スイカをちょっと調子にのってぱくぱく食べた後、1時間くらいしてもなんとなく胃がもたれるので、血糖値を測ってみたら、なんと、194を示しました。
スイカだけ・・・とはいえ、糖分たっぷりの果物ですから、先生にとっては「当然の結果」だと思いますが、自分自身を、まだ境界型かな、と思い、数ヶ月の糖質制限で「治ってきたかも?」と思いたかった私としては、ちょっとショックでした。
200を超していないとはいえ、もう少し何か食べていたら、あるいは、もう少し前後に測っていたら超えていた可能性もあるわけですし。
これからも糖質制限をきちんと続ける決意をあらたにする、いい機会になりました・・・ (^.^;)
ところで、うちの母なのですが、大阪の、家の近所の某大病院にかかっており、現在は毎日インスリン注射をしています。
2月に一時帰国した際、私が数年前にすすめた先生の御著書は、残念ながら手付かずのままでした。江部先生監修の「うちの母は糖尿人」は、読んでくれたようですが・・・
現在、母は73歳で、長い間、糖尿病で飲み薬を処方されていましたが、一昨年からインスリンになりました。
ほぼ毎日夕食後は近所の公園にウォーキングに行っており、いわゆる「単位」を一生懸命守る、ある意味で理想的な患者なので、わりと元気なのですが、長い間そういう通常の治療を続けてきて、「努力の割には糖尿病じたいは徐々に悪化しただけ」という、よくあるパターンなのだと思います。
年齢もあり、病院が家から近いこともあり、主治医に糖質制限について相談するのは気が引けるし、今までの自分の生活パターンもある・・・というわけで、たとえ私が糖質制限をすすめても、なかなか思い切ってできないようです。反発もありますし(「私はお米が好きなのよ!」とか・・・糖質依存症ですね)
一度、本当かと思って、インスリンを打ったのに主食を食べなくて、冷や汗をかいたりしたようです(危ないですよね。そんなことしちゃいけないって言っておいたんですが・・・)
私としては、母に高雄病院に教育入院のプレゼントをしたい!、というのが本心ですが、母には母の考えがあり、私は遠いイタリアにいて実際には色々手伝えないということもあり、実現は難しそうです。徐々に誘導していきたいとは思いますが・・・
先生のお勤めの高雄病院は京都の駅前にも診療所があるので、大阪からなら行けないわけではないと思うのですが、もしも、先生が、大阪市内でどなたか糖質制限をなさっているお医者様をご存知でしたら、お教えいただければ感謝に堪えません。
また、私は姉が5年ほど前にパーキンソン病と診断され、アメリカ在住でアメリカのお医者にかかっているのですが・・・
姉は甲状腺が悪い(橋本病)のですが、過去の記憶をたどると、姉も子どものころから機能性低血糖症だったと思います。摂食障害もありました。
低血糖と甲状腺というのも、関係があるようですが、機能性低血糖症を長くわずらうことが、パーキンソンの発症に関わるということはありうるのでは・・・と、最近、色々調べて、思うようになりました。
糖質制限は姉にも有効ではないかと思うのですが(震えなどの症状が軽減するのではないかと思うのです)、もし、この件につき、先生に何かお考えがあれば、お教えいただければと思います。
お願いばかりで恐縮ですが、少しお時間のある時に、簡単でいいので、お返事をいただければ幸いです。
ありがとうございました。
なぽり さん。
「朝少し果物を食べたり、食後にライ麦パンにチーズとちょこっと蜂蜜、とか、ビターチョコレート、などのデザートをちょこちょこいただくからかな、と思いますが・・・ この程度のデザートなら、許容範囲内でしょうか? 」
HbA1c5.7%なのでまあ許容範囲ですが、グルコーススパイクは頻度も程度も少ないほどより好ましいですね。
母上の件、ご本人がその気になられたら
大阪の蛭間先生と相談されたらよいと思います。
蛭間医院 蛭間正人先生
大阪市住之江区安立4-1-12
電話:06-6673-3031
パーキンソン病、橋本病に関しては、まだデータがなく、ものを言える段階ではありません。
一方、糖質制限食により全身の血流・代謝がよくなるので、自然治癒力は高まる可能性はあります。
「朝少し果物を食べたり、食後にライ麦パンにチーズとちょこっと蜂蜜、とか、ビターチョコレート、などのデザートをちょこちょこいただくからかな、と思いますが・・・ この程度のデザートなら、許容範囲内でしょうか? 」
HbA1c5.7%なのでまあ許容範囲ですが、グルコーススパイクは頻度も程度も少ないほどより好ましいですね。
母上の件、ご本人がその気になられたら
大阪の蛭間先生と相談されたらよいと思います。
蛭間医院 蛭間正人先生
大阪市住之江区安立4-1-12
電話:06-6673-3031
パーキンソン病、橋本病に関しては、まだデータがなく、ものを言える段階ではありません。
一方、糖質制限食により全身の血流・代謝がよくなるので、自然治癒力は高まる可能性はあります。
2011/07/16(Sat) 18:52 | URL | ドクター江部 | 【編集】
早速のお返事、ありがとうございました。
グルコーススパイク、なるべく減らすよう努力いたします。
蛭間医院、早速場所を調べると、母の活動範囲に近いです。
本当にありがとうございました!
p.s.
ちょっと自分の書いたものを読み返すと、余計なことが色々書いてあり・・・大変失礼しました!
グルコーススパイク、なるべく減らすよう努力いたします。
蛭間医院、早速場所を調べると、母の活動範囲に近いです。
本当にありがとうございました!
p.s.
ちょっと自分の書いたものを読み返すと、余計なことが色々書いてあり・・・大変失礼しました!
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