2011年04月20日 (水)
こんにちは。
今回は、私が中年太りに至ったプロセスと、解決したプロセスのお話しです。
私の飲酒歴は学生時代からで、タバコは一切なしです。
京大医学部入学が、1968年です。
学生時代はお金がないですから、札幌ジャイアンツ(当時の巨大な瓶ビール)や一升瓶の料理用ワイン、安物の日本酒の三倍醸造酒の一升瓶などが中心でした。
学生時代は、身長167cm、55~56kgくらいで、いくら食べても飲んでも決して太りませんでした。
三倍醸造酒で二日酔いになると最悪で、三日酔いくらいになるので、日本酒は大嫌いになりました。( ̄_ ̄|||)
それで1974年、社会人になってからは、ブランデーやウィスキーをもっぱら飲んでいました。
その頃の私は、結構な大食いのほうで、割り勘負けはまずありませんでしたが、炭水化物も含めていくら食べても飲んでも決して太りませんでした。
医学生時代は野球部で6年間練習や試合をしていたので、その分の筋肉の貯金があって、社会人になってからもしばらくは基礎代謝が盛んだったのでしょう。
とある時、尾瀬あきら作の漫画「夏子の酒」を読んで感動し、40歳過ぎからからは、純米酒に目覚めました。
三倍醸造酒は最悪ですが、純米酒は最高に美味しかったです。(⌒o⌒)v
「酒をやるなら純米大吟醸、ビール飲むなら恵比寿ビール、愛読書並びに推薦書は夏子の酒・・・」
てなキャッチコピーで、それまでのウィスキーやブランデーから純米酒と恵比寿ビールに切り替えて、当時浴びるように飲んでいました。
主食は、病院では玄米で、家では胚芽米でした。当時は「粗食のすすめ」で有名な幕内秀夫先生の推進する
「学校給食と子供の健康を考える会」にも関係していて「学校給食を完全米飯に」という運動をしていたこともあり、外食、講演や旅行などの食事や、新幹線の駅弁では、おかずよりは兎に角米飯をしっかり食べるようにしていました。忙しい時は、おにぎりだけでお腹いっぱいとかも多かったです。
肉や脂の食材は、できるだけ控えて魚介中心にして、調理油は極力使わずカロリー制限も一定していました。運動は、30才から始めた週2回のテニスです。
運動量は、社会人に成り立ての頃より、テニスの分は少し多いくらいで、食事は肉・油脂を控えてカロリー制限でそれなりに気をつけていたのですが、40才過ぎから徐々にお腹が出てきて、体重も増え始めました。年齢とともに筋肉量が減少して、基礎代謝が低下してきたのでしょう。
『食事で蓄えられた中性脂肪』と『空腹時や睡眠時に消費される中性脂肪』のバランスが崩れ始めた時期だったと思います。
兎に角、米飯を中心に炭水化物の摂取は多かったです。毎日食事の度に、大量のインスリン追加分泌を繰り返し、だめ押しに毎晩毎晩、雨の日も風の日も雪の日も晴れの日も曇りの日も、律儀に純米酒と恵比寿ビールで飲酒後もインスリン追加分泌を生じていたのでしょう。
当時は、テニスの帰りにスポーツジムにもよって、自転車こぎや腹筋・背筋運動もやってました。
30代よりは運動量も増やして食事にも気を使っていたのに、なぜか体重はさらに増加し、腹回りも順調に育っていきました。
所詮この程度の運動では、日々の大量の炭水化物摂取に拮抗できるはずもなく、インスリン過剰分泌でますます肥満していったのだ思います。
肥満すればインスリン抵抗性が増して効きが悪くなるので、益々過剰のインスリンを分泌せざるを得ません。肥満ホルモンであるインスリン分泌の悪循環ですね。
52歳、糖尿病発覚時には、とうとう体重67kgになって、学生時代より約10kg増えてしまいました。
血圧は160/100、腹囲は86cmと、メタボリック・シンドロームの診断基準を見事に満たしていました。
ここに至り、一念発起して、2002年6月から糖質制限食を開始しました。肉・魚・野菜・豆腐などおかずは食べ放題で、主食(糖質)だけはなしです。
酒は日本酒、ビールなどの糖質を含んでいる醸造酒は中止し、もっぱら焼酎(蒸留酒)としました。
辛口赤ワインだけは、醸造酒の中でも血糖値をほとんど上昇させないので、適宜飲んでいました。
純米大吟醸・恵比寿ビール時代を知る友人達からは、非難囂々、ブーイング続出でしたが、糖尿病・メタボとおさらばするために、背に腹は代えられません。
この間、スポーツジムはやめてしまい、テニスも2回/週から、1回/週に減ったので、運動量は40代に比し確実に減りました。
また、肉や炒め物や揚げ物など脂質をたっぷり摂取したので、40代の油脂は極力控えていた時代に比し、総摂取カロリーは増えていたと思います。お酒の量は、全く不変でした。
運動量は減って、総摂取エネルギーは増加したにも関わらず、6ヶ月間の糖質制限食で、体重は約10kg減って57kgにおち、血圧も120/70、HbA1Cも4.9%と改善しました。メタボリック・シンドロームも解消しました。
このように、私の肥満(中年太り)には総摂取エネルギーよりも総糖質摂取量のほうが、色濃く関係していたことは間違いありません。
『糖質摂取で血糖値上昇→インスリン追加分泌→脂肪細胞表面にGLUT4発現→血糖を取り込んで中性脂肪に合成して脂肪細胞内に蓄積』
『糖質摂取で血糖値上昇→肝臓が取り込んで中性脂肪合成→中性脂肪はVLDLとして血中に放出→余剰の中性脂肪は脂肪細胞に取り込まれて蓄積』
という悪循環が、糖質制限食で断ち切れたのだと思います。
その後は、2011年現在に至るまで、身長、体重は167cm、56~57kgとほぼ一定で、血圧も120~130/70~80ていど、HbA1cは5.1~5.4%ていどです。
今は、主食(糖質)を食べなければ正常人、主食(糖質)を食べれば糖尿人です。厳しく4%台を目指すのは、美味しく楽しく糖質制限食が困難となるので、今ぐらいで折り合いをつけときます。 (^^)
江部康二
今回は、私が中年太りに至ったプロセスと、解決したプロセスのお話しです。
私の飲酒歴は学生時代からで、タバコは一切なしです。
京大医学部入学が、1968年です。
学生時代はお金がないですから、札幌ジャイアンツ(当時の巨大な瓶ビール)や一升瓶の料理用ワイン、安物の日本酒の三倍醸造酒の一升瓶などが中心でした。
学生時代は、身長167cm、55~56kgくらいで、いくら食べても飲んでも決して太りませんでした。
三倍醸造酒で二日酔いになると最悪で、三日酔いくらいになるので、日本酒は大嫌いになりました。( ̄_ ̄|||)
それで1974年、社会人になってからは、ブランデーやウィスキーをもっぱら飲んでいました。
その頃の私は、結構な大食いのほうで、割り勘負けはまずありませんでしたが、炭水化物も含めていくら食べても飲んでも決して太りませんでした。
医学生時代は野球部で6年間練習や試合をしていたので、その分の筋肉の貯金があって、社会人になってからもしばらくは基礎代謝が盛んだったのでしょう。
とある時、尾瀬あきら作の漫画「夏子の酒」を読んで感動し、40歳過ぎからからは、純米酒に目覚めました。
三倍醸造酒は最悪ですが、純米酒は最高に美味しかったです。(⌒o⌒)v
「酒をやるなら純米大吟醸、ビール飲むなら恵比寿ビール、愛読書並びに推薦書は夏子の酒・・・」
てなキャッチコピーで、それまでのウィスキーやブランデーから純米酒と恵比寿ビールに切り替えて、当時浴びるように飲んでいました。
主食は、病院では玄米で、家では胚芽米でした。当時は「粗食のすすめ」で有名な幕内秀夫先生の推進する
「学校給食と子供の健康を考える会」にも関係していて「学校給食を完全米飯に」という運動をしていたこともあり、外食、講演や旅行などの食事や、新幹線の駅弁では、おかずよりは兎に角米飯をしっかり食べるようにしていました。忙しい時は、おにぎりだけでお腹いっぱいとかも多かったです。
肉や脂の食材は、できるだけ控えて魚介中心にして、調理油は極力使わずカロリー制限も一定していました。運動は、30才から始めた週2回のテニスです。
運動量は、社会人に成り立ての頃より、テニスの分は少し多いくらいで、食事は肉・油脂を控えてカロリー制限でそれなりに気をつけていたのですが、40才過ぎから徐々にお腹が出てきて、体重も増え始めました。年齢とともに筋肉量が減少して、基礎代謝が低下してきたのでしょう。
『食事で蓄えられた中性脂肪』と『空腹時や睡眠時に消費される中性脂肪』のバランスが崩れ始めた時期だったと思います。
兎に角、米飯を中心に炭水化物の摂取は多かったです。毎日食事の度に、大量のインスリン追加分泌を繰り返し、だめ押しに毎晩毎晩、雨の日も風の日も雪の日も晴れの日も曇りの日も、律儀に純米酒と恵比寿ビールで飲酒後もインスリン追加分泌を生じていたのでしょう。
当時は、テニスの帰りにスポーツジムにもよって、自転車こぎや腹筋・背筋運動もやってました。
30代よりは運動量も増やして食事にも気を使っていたのに、なぜか体重はさらに増加し、腹回りも順調に育っていきました。
所詮この程度の運動では、日々の大量の炭水化物摂取に拮抗できるはずもなく、インスリン過剰分泌でますます肥満していったのだ思います。
肥満すればインスリン抵抗性が増して効きが悪くなるので、益々過剰のインスリンを分泌せざるを得ません。肥満ホルモンであるインスリン分泌の悪循環ですね。
52歳、糖尿病発覚時には、とうとう体重67kgになって、学生時代より約10kg増えてしまいました。
血圧は160/100、腹囲は86cmと、メタボリック・シンドロームの診断基準を見事に満たしていました。
ここに至り、一念発起して、2002年6月から糖質制限食を開始しました。肉・魚・野菜・豆腐などおかずは食べ放題で、主食(糖質)だけはなしです。
酒は日本酒、ビールなどの糖質を含んでいる醸造酒は中止し、もっぱら焼酎(蒸留酒)としました。
辛口赤ワインだけは、醸造酒の中でも血糖値をほとんど上昇させないので、適宜飲んでいました。
純米大吟醸・恵比寿ビール時代を知る友人達からは、非難囂々、ブーイング続出でしたが、糖尿病・メタボとおさらばするために、背に腹は代えられません。
この間、スポーツジムはやめてしまい、テニスも2回/週から、1回/週に減ったので、運動量は40代に比し確実に減りました。
また、肉や炒め物や揚げ物など脂質をたっぷり摂取したので、40代の油脂は極力控えていた時代に比し、総摂取カロリーは増えていたと思います。お酒の量は、全く不変でした。
運動量は減って、総摂取エネルギーは増加したにも関わらず、6ヶ月間の糖質制限食で、体重は約10kg減って57kgにおち、血圧も120/70、HbA1Cも4.9%と改善しました。メタボリック・シンドロームも解消しました。
このように、私の肥満(中年太り)には総摂取エネルギーよりも総糖質摂取量のほうが、色濃く関係していたことは間違いありません。
『糖質摂取で血糖値上昇→インスリン追加分泌→脂肪細胞表面にGLUT4発現→血糖を取り込んで中性脂肪に合成して脂肪細胞内に蓄積』
『糖質摂取で血糖値上昇→肝臓が取り込んで中性脂肪合成→中性脂肪はVLDLとして血中に放出→余剰の中性脂肪は脂肪細胞に取り込まれて蓄積』
という悪循環が、糖質制限食で断ち切れたのだと思います。
その後は、2011年現在に至るまで、身長、体重は167cm、56~57kgとほぼ一定で、血圧も120~130/70~80ていど、HbA1cは5.1~5.4%ていどです。
今は、主食(糖質)を食べなければ正常人、主食(糖質)を食べれば糖尿人です。厳しく4%台を目指すのは、美味しく楽しく糖質制限食が困難となるので、今ぐらいで折り合いをつけときます。 (^^)
江部康二
はじめまして。先生のブログや書籍でいろいろ勉強させて頂いております。目からウロコが何枚もボロボロとこぼれ落ちております。
さて、この度は質問させて頂きたいのですが、「ケトン代謝で血液のPHが酸性に傾いても身体の緩衝作用で速やかに補正され」とありますが、この緩衝作用は、骨のカルシウムで中和されるのでしょうか?骨粗鬆症にならないのか心配です。お忙しいかと存じますが、ご回答頂けたら幸いです。よろしくお願いします。
さて、この度は質問させて頂きたいのですが、「ケトン代謝で血液のPHが酸性に傾いても身体の緩衝作用で速やかに補正され」とありますが、この緩衝作用は、骨のカルシウムで中和されるのでしょうか?骨粗鬆症にならないのか心配です。お忙しいかと存じますが、ご回答頂けたら幸いです。よろしくお願いします。
2011/04/20(Wed) 19:24 | URL | もうすぐ糖尿病人 | 【編集】
江部先生こんばんは
本日は尿アルブミンについてご質問があり、コメントさせて頂きました。
先日尿中アルブミンの検査をしましたが、クレアニチン補正値(mg/g・Cre)でなかったためどう判断したらよいか分かりませんでした。何か他の検査結果から計算する方法があれば教えて頂けないでしょうか
ちなみにその時の結果は、血中ALBが4.6g/dl、クレアニチンが0.63mg/dl、アルブミン-尿が6.1μg/mlでした。
また、アルブミン-尿(μg/ml)の基準値が記載されてなかったので、この基準値も教えて頂けると助かります。
お願いばかりで申し訳ありません。主治医はHbA1cしか興味がないようで、何かを聞くという雰囲気でないのが現状です・・・
本日は尿アルブミンについてご質問があり、コメントさせて頂きました。
先日尿中アルブミンの検査をしましたが、クレアニチン補正値(mg/g・Cre)でなかったためどう判断したらよいか分かりませんでした。何か他の検査結果から計算する方法があれば教えて頂けないでしょうか
ちなみにその時の結果は、血中ALBが4.6g/dl、クレアニチンが0.63mg/dl、アルブミン-尿が6.1μg/mlでした。
また、アルブミン-尿(μg/ml)の基準値が記載されてなかったので、この基準値も教えて頂けると助かります。
お願いばかりで申し訳ありません。主治医はHbA1cしか興味がないようで、何かを聞くという雰囲気でないのが現状です・・・
2011/04/22(Fri) 00:23 | URL | Toshi | 【編集】
江部先生、こんばんは。
桜が咲いてお花見の季節になり、食べたいものを食べたいだけ食べられる友人たちとの宴席が増え…糖質制限してるのに血糖値は徐々に上昇気味で…ちょっと自暴自棄になりかけておりましたが、先生の
『今は、主食(糖質)を食べなければ正常人、主食(糖質)を食べれば糖尿人です。厳しく4%台を目指すのは、美味しく楽しく糖質制限食が困難となるので、今ぐらいで折り合いをつけときます。』
に、心が救われました。(^^)v
桜が咲いてお花見の季節になり、食べたいものを食べたいだけ食べられる友人たちとの宴席が増え…糖質制限してるのに血糖値は徐々に上昇気味で…ちょっと自暴自棄になりかけておりましたが、先生の
『今は、主食(糖質)を食べなければ正常人、主食(糖質)を食べれば糖尿人です。厳しく4%台を目指すのは、美味しく楽しく糖質制限食が困難となるので、今ぐらいで折り合いをつけときます。』
に、心が救われました。(^^)v
もうすぐ糖尿病人 さん。
本のご購入ありがとうございます。
緩衝作用とカルシウムは関係ありません。
2010-10-13のブログ「糖質制限食と動脈血液ガスの検査データ・酸塩基平衡」
をご参照ください。
本のご購入ありがとうございます。
緩衝作用とカルシウムは関係ありません。
2010-10-13のブログ「糖質制限食と動脈血液ガスの検査データ・酸塩基平衡」
をご参照ください。
2011/04/22(Fri) 17:01 | URL | ドクター江部 | 【編集】
Toshi さん。
クレアニチン補正値(mg/g・Cre)でないと臨床的意味がありません。
アルブミン-尿(μg/ml)の基準値は臨床的意味がないし、よくわかりません。
クレアニチン補正値(mg/g・Cre)でないと臨床的意味がありません。
アルブミン-尿(μg/ml)の基準値は臨床的意味がないし、よくわかりません。
2011/04/22(Fri) 17:12 | URL | ドクター江部 | 【編集】
こんばんは江部先生
お忙しい中コメント頂き感謝しております<m(__)m>
次回の検査の時にクレアニチン補正値で検査して下さいと頼んでみます。
ありがとうございました。
お忙しい中コメント頂き感謝しております<m(__)m>
次回の検査の時にクレアニチン補正値で検査して下さいと頼んでみます。
ありがとうございました。
2011/04/23(Sat) 00:01 | URL | Toshi | 【編集】
こんにちは。以前の先生のブログで、糖質制限をすると、LDLが一時的に上がる・・・と記載されていたような気がしますが、確かめようにも探しきれませんでした。で、この件について 「シンプル生化学 改訂第5版」の145ページ「脂質代謝との関係」のところで、糖質が供給されない事でオキサロ酢酸の量が低下してアセチルCoAがクエン酸回路に入れないためアセチルCoAからケトン体が亢進し、また脂質の利用も当然不十分となるため高脂血症を招くとかいてありました。さらに糖質と脂質の代謝は共同しあっていると書いてあります。そこで思ったのですが、いままで大量の糖質を摂っていた人ほど、脂質があまり高脂血症になりやすのかな?なんて思いました。シーソーのバランスみたいなものですよね。ちなみにこの本の169ページに「ケトン体は特に筋肉や脳では重要なエネルギー源となっている」としっかり書かれています。
よ~く読むと江部先生の行っていることは全て書いてあるので、なぜ今まで学会などからスルーされていたのかがなぞです。
長文すみませんです。
よ~く読むと江部先生の行っていることは全て書いてあるので、なぜ今まで学会などからスルーされていたのかがなぞです。
長文すみませんです。
2011/04/23(Sat) 11:30 | URL | やんばるのママ | 【編集】
やんばるのママ さん。
「シンプル生化学 改訂第5版」の情報ありがとうございます。
糖質制限食ですっとLDL-Cが下がる人もいます。
そして糖質制限食実践者では脂肪酸-ケトン体のシステムを活発に利用するようになります。
「シンプル生化学 改訂第5版」の記載、そこは?ですね。
2010-09-26のブログ「糖質制限食とLDLコレステロール2010」
をご参照ください。
「シンプル生化学 改訂第5版」の情報ありがとうございます。
糖質制限食ですっとLDL-Cが下がる人もいます。
そして糖質制限食実践者では脂肪酸-ケトン体のシステムを活発に利用するようになります。
「シンプル生化学 改訂第5版」の記載、そこは?ですね。
2010-09-26のブログ「糖質制限食とLDLコレステロール2010」
をご参照ください。
2011/04/24(Sun) 20:08 | URL | ドクター江部 | 【編集】
毎回愛読させてもらっております。
唐突な質問をお許しください、
つい一週間ほど前からですが、ダイエットの為
スーパー糖質制限 生活を始めてみました。
そこで、糖質の制限は勿論、
毎日の晩酌をえ○すから糖質ゼロの発泡酒、蒸留酒、チューハイ等へシフトしてはみたものの、
どうしても以前の経験から、
(ビールに揚げ物、脂っこいお肉や、お魚、クリームチーズにナッツ、等)
をつまみとし、いくら糖質ゼロのお酒と言えど
(アルコール+脂質=脂肪になる)
の方程式が抜けきれずにおります。
勿論食べ過ぎには注意しておりますが。。。
そこで本題ですが、
アルコール分の糖質がゼロになる(糖)が抜ける事により、
脂質の多いおつまみとアルコールを接種しながらでも
体脂肪は増えないのでしょうか?
また、ダイエット飲料やこの手のお酒ではインスリンは分泌されないのでしょうか?
無知な質問をお許しくださいm--m
唐突な質問をお許しください、
つい一週間ほど前からですが、ダイエットの為
スーパー糖質制限 生活を始めてみました。
そこで、糖質の制限は勿論、
毎日の晩酌をえ○すから糖質ゼロの発泡酒、蒸留酒、チューハイ等へシフトしてはみたものの、
どうしても以前の経験から、
(ビールに揚げ物、脂っこいお肉や、お魚、クリームチーズにナッツ、等)
をつまみとし、いくら糖質ゼロのお酒と言えど
(アルコール+脂質=脂肪になる)
の方程式が抜けきれずにおります。
勿論食べ過ぎには注意しておりますが。。。
そこで本題ですが、
アルコール分の糖質がゼロになる(糖)が抜ける事により、
脂質の多いおつまみとアルコールを接種しながらでも
体脂肪は増えないのでしょうか?
また、ダイエット飲料やこの手のお酒ではインスリンは分泌されないのでしょうか?
無知な質問をお許しくださいm--m
イチゴママ さん。
大丈夫です。
糖質のない、或いは少ないアルコールとスーパー糖質制限食なら、
肥満していたら
ほとんどの人が体重減少します。
糖質ゼロの甘味料や蒸留酒では、インスリンは分泌されません。
2011年12月12日 (月)の本ブログ記事
「糖質制限食による体重減少効果、4つの利点から5つの利点へ」
をご参照ください。
大丈夫です。
糖質のない、或いは少ないアルコールとスーパー糖質制限食なら、
肥満していたら
ほとんどの人が体重減少します。
糖質ゼロの甘味料や蒸留酒では、インスリンは分泌されません。
2011年12月12日 (月)の本ブログ記事
「糖質制限食による体重減少効果、4つの利点から5つの利点へ」
をご参照ください。
2012/06/21(Thu) 19:02 | URL | ドクター江部 | 【編集】
早急な回答をありがとうございます!
「糖質制限食による体重減少効果、4つの利点から5つの利点へ」
参考にさせていただきました!!^^
主人も含め、義母までもがこれまでの生活習慣によって予備軍と指摘されていたため、
レシピ本等も先日購入させて頂き、夕方からの食材選びも随分楽になってます。
これで安心して主人とも晩酌できます^_^
本当に素早い回答をありがとうございました!
もう一つ、
バーボン等も蒸留酒なので大丈夫。
と、記事を読みました。
元が糖質たっぷりのトウモロコシなのにバーボン、
ウィスキー、ブランデーも糖質は全くない蒸留酒と捉えて良いのですか:_:?
また銘柄によってや外国産の物で危険な物等があれば
先生の知っておられる限りで良いので教えていただきたいのですが。。。
お忙しい中たびたびすみません
「糖質制限食による体重減少効果、4つの利点から5つの利点へ」
参考にさせていただきました!!^^
主人も含め、義母までもがこれまでの生活習慣によって予備軍と指摘されていたため、
レシピ本等も先日購入させて頂き、夕方からの食材選びも随分楽になってます。
これで安心して主人とも晩酌できます^_^
本当に素早い回答をありがとうございました!
もう一つ、
バーボン等も蒸留酒なので大丈夫。
と、記事を読みました。
元が糖質たっぷりのトウモロコシなのにバーボン、
ウィスキー、ブランデーも糖質は全くない蒸留酒と捉えて良いのですか:_:?
また銘柄によってや外国産の物で危険な物等があれば
先生の知っておられる限りで良いので教えていただきたいのですが。。。
お忙しい中たびたびすみません
イチゴママ さん。
原材料が、コーンでも芋でも米でも黒糖でも、
醸造酒を蒸溜すると、糖質はゼロとなります。
蒸留酒であれば、糖質ゼロです。
カクテルとかいろいろ混ぜてあるお酒は要注意です。
とにかく、ラベルで糖質チェックです。
原材料が、コーンでも芋でも米でも黒糖でも、
醸造酒を蒸溜すると、糖質はゼロとなります。
蒸留酒であれば、糖質ゼロです。
カクテルとかいろいろ混ぜてあるお酒は要注意です。
とにかく、ラベルで糖質チェックです。
2012/06/22(Fri) 21:44 | URL | ドクター江部 | 【編集】
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