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「糖尿病がどんどんよくなる糖質制限食」(ナツメ社)、第3刷
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おはようございます。

今日は、江部診療所の外来終了後、4月17日(日)の糖質制限食講演会に備えて、信州は飯田市に向けて旅立ちます。

講演会<糖尿病よ、成人病よ、さようなら!> ~糖質制限食のすすめ~  
日時 2011年4月17日(日)
開場 午後1:00
開演 午後1:30~4:00
会場 飯田女子短期大学 講堂
信州の皆さん、是非ご参加くださいね。

さて、2010年12月刊行の「糖尿病がどんどんよくなる糖質制限食」(ナツメ社)

おかげさまで、第3刷となっております。

この本は、レシピ集ではなく、理論篇に属する最新の本ですが、こう@電車おやじさんから、とても嬉しいコメントをいただきました。

【 11/01/12 こう@電車おやじ
感謝です。
場違いな場所にコメントご容赦ください。
9月に糖尿病と診断され、空腹時血糖値229という有様でした。
そのときに先生のブログを検索で知り、その瞬間から糖質制限食を続けています。

おかげさまで薬も不要、データもすべて正常値になりました。

改めて先生の書籍を購入し、系統だてた形で糖質制限食のことを知ることができました。

居ても立っても居られず、レビューをアマゾンにも投稿しました。
今後とも、世間の風に負けず、がんばってください。
ありがとうございました。

http://www.amazon.co.jp/product-reviews/4816349960/ref=dp_db_cm_cr_acr_txt?ie=UTF8&showViewpoints=1



こう@電車おやじ さん。

糖質制限食実践により、薬なしで、データ全てが正常値、良かったです。

「糖尿病がどんどんよくなる糖質制限食」ナツメ社

のご購入そしてコメントと、アマゾンのレビューありがとうございます。

早速アマゾンも覗いてきました。
レビューを書いていただけるのは著者として嬉しい限りです。(⌒o⌒)v

糖質制限食実践により、薬なしで、データ全てが正常値、良かったです。

こうさんのご指摘通り、系統的に糖質制限食を学ぶには、やはり本がいいと思います。

本ブログも糖尿人の皆さんのお役に立つ情報が満載ですが、あまりに情報量が増えて、私自身が過去記事を検索するのに結構苦労してます。(-_-;)

「糖尿病がどんどんよくなる糖質制限食」は、糖質制限食や糖尿病関連の最新情報が満載ですので、ブログ読者の皆さんも、是非ご一読くださいね。

最新糖質制限食理論、症例、図表、食材のカラー写真・・・、糖尿病・妊娠糖尿病の最新の診断基準、糖尿病の基礎知識・・・Q&Aなど、わかりやすくて豊富な内容となったと自負しています。 (^^)

楽天のレビューでも、
8人の方に星5個(☆☆☆☆☆)
3人の方に星4個(☆☆☆☆)つけて頂いてます。
http://review.rakuten.co.jp/rd/2_213310_14198947_0/

高雄病院の同僚の医師や購入して頂いた患者さんも異口同音に、わかりやすくて豊富な内容と、誉めていただきました。

ブログ読者の糖尿人の皆さん、是非ご一読頂けば幸いです。

以下は「糖尿病がどんどんよくなる糖質制限食」(ナツメ社)の、「はじめに」です。


☆☆☆

はじめに

 2005年1月に日本初の糖質制限食の本「主食を抜けば糖尿病は良くなる!」(東洋経済新報社)を出版してから、5年の歳月が経過しました。幸い16刷と版を重ねており、糖質制限食が日本に広がるきっかけになったと嬉しく思っています。糖質制限食関連の私の本も著書・共著・監修含めて合計14冊に達しましたが、本書が15冊目です。当初はほぼ孤立無援の戦いでしたが、この間糖質制限食に理解を示す医師や栄養士も明らかに増えています。医学雑誌「治療」に2009年4月、「内科」に2010年1月、糖質制限食関連の小論文を執筆させていただいたのもその現れとありがたく思っています。2007年2月から、ブログ「ドクター江部の糖尿病徒然日記」を開始したことも、それなりの効果があったと思います。本書の内容にはブログ記事からの引用もあり、ブログ読者の皆さんにはこの場を借りて御礼申し上げます。2010年10月現在で、1日に5000~7000件のアクセスがある人気ブログとなっていて、これも嬉しい限りです。ほぼ毎日ブログ更新していますので、祇園あたりに飲みにいく機会が激減して、健康にも財布にも非常に良い副次効果が出ています。さて糖質制限食の理論面において、2009年に一つ大きな変化がありました。正確には2004年に米国であった変化に、私が気がついたのが2009年ということです。すなわち、米国糖尿病協会によれば食べ物が消化・吸収されたあと、糖質は100%血糖に変わり、タンパク質・脂質は血糖に変わりません。糖質は摂取直後から急峻に血糖値を上昇させ2時間以内にほとんどすべてが吸収されます。一方蛋白質・脂質は血糖値に影響をあたえません。1997年版の米国糖尿病協会の見解では「タンパク質は約半分が血糖に変わり、脂質は10%未満が血糖に変わる」という記載がありましたが、2004年版では削除されています。これらは含有エネルギーとは無関係な三大栄養素の生理学的特質であり、現在動脈硬化の元凶として問題とされているグルコーススパイク(食後高血糖)を引き起こすのは3大栄養素の中で糖質だけです。従って糖質を摂取しなければ食後高血糖は生じず、血糖値はリアルタイムに改善します。一方カロリー制限をしても糖質を摂取すれば必ず食後高血糖を生じます。このような重要な生理学的知識ですが、欧米では医師も看護師も栄養士も糖尿病患者さんも皆知っています。日本では医師でさえも、ほとんどの人が知らないのが現状ですので、まさにガラパゴス状態でおおいに問題です。また英国の栄養学の大著、ヒューマン・ニュートリションにも『現代の食事では、中略、デンプンや遊離糖に由来する「利用されやすいグルコース」を大量に摂取するようになっている。このような食事内容は血漿グルコースおよびインスリン値の定期的な上昇をもたらし、糖尿病、冠状動脈疾患、がん、老化等、多くの点で健康に有害であることが強く指摘されている。農業の発明以来、ヒトは穀物をベースとした食物を摂取するようになったが、進化に要する時間の尺度は長く、ヒトの消化管はまだ穀物ベースの食物に適応していない。ましてや高度に加工された現代の食物に対して、到底適応しきれてないのである。』と記載されていて、私の提唱しているグルコースミニスパイク論に根拠を与えるものであり、心強い限りです。さらに、戦後日本で糖質摂取が減り続け、脂質摂取が増え続けたという定説も間違いであり、単なる神話に過ぎなかったことも本書であきらかにしています。本書には2010年現在の糖質制限食の最新知識が網羅されています。是非ご一読いただけば幸いです。


参考
*Life With Diabetes:A Siries of Teaching Outlines by the Michigan Diabetes Research and Training Center,American Diabetes Assoiation ,3rd Ed,2004
*ヒューマン・ニュートリション基礎・食事・臨床(第10版):75、JS Garrow 、WPT james、A Ralph 編、日本語版監修、細谷憲政.2004



江部康二
テーマ:糖尿病
ジャンル:ヘルス・ダイエット
コメント
困ったものです
私はアメリカNY州の近郊に住んでおり、医者、病院の数も不自由なく、
(多分)医療水準も申し分のないところなのだと思います。

ところが、以前もお話したことなのですが、やはりまだまだ糖質制限についての認識がファミリードクターと言われる医師たちに浸透していないのでは?という疑問が本格的になる事例が多々おきました。

糖制限をしてA1c5.7%のデータを持参すると、4人の別病院の医師(異人種)から「データ的に糖尿病ではない」との診断を受けました。
糖質制限しているからこその値だと、もし、パン1枚食べればたちまち250代に上がるのだといくら説明しても分かろうとしません。
炭水化物の話をしても聞く耳を持っていません。データ結果が全てだと言います。
このような事が4例あり、これは氷山の一角なのだと痛烈に感じました。

こんな状態で、近々手術を受ける事になり、ブドウ糖を注入される事に恐れを感じています。誰も病気と認めていないので、適切な処置をしてくれるのかどうか?と言う事です。
全てがデータ主義の社会、、。データは大切ですが裏に隠されている事を見逃してしまう恐ろしさがあります。

幸いこのうちの1人が専門医で(後はファミリードクター)、血糖値判定のストリップと、針を処方してくれたので助かっていますが、、。


2011/04/16(Sat) 09:00 | URL | usa | 【編集
江部先生、こんばんは、初めまして!

いきなりの質問お許しください。

私は20歳、身長165cm、今年の1月くらいまで58?~59?(2009年の1月は105?ありました)いったりきたりしてました。

3月に入り、過度の過食から一気にこの短期間で8?も太ってしまいました。お腹と下半身を中心に見苦しいくらい贅肉がついてしまいました。

一日総計最低5000kcal~の生活を3月から毎日してました。とにかく炭水化物を一口でも口に入れると止まらなくなり、胃が『もうやめて』と言ってるのに止まらず、吐きそうになるまで食べてました。嘔吐は一切してません。

今は太ったことに対して気持ちが病んで完全に引きこもってます…

とにかく体重を元に戻したくて一昨日からサイトでいろいろ調べていたら“おかず食べ放題ダイエット”とゆうのを発見!

簡単にまとめると、炭水化物(基本の3つ・芋類・小麦類etc)を一切抜いておかずは何でも好きなだけ食べてOK。油物もどんだけ食べてもいい。カロリー計算は一切不要。

これで間違えなく痩せるといろんなサイトにそう記載されてました。実際に成功された方の体験談もたくさんありました。とにかく炭水化物以外のおかずはお腹いっぱいどんだけ食べてもいいからストレスが溜まらず成功したとのこと。このダイエットの発案者は病院の有名な先生(江部先生のことです)だと。900人以上がこれで成功してると。

『病院の先生がそう言うなら間違えない!成功者もたくさんいるし!』と私もう有頂天!

私はおかず大好きです。『カロリー計算不要?いくらでも食べていい?これなら間違えなく続くわ!』と昨日から実践。記載通り炭水化物を一切抜きおかずドカ食い!不思議と炭水化物は全く欲しくなりません。

私かなりのめんどくさがりや。料理作らないんです。スーパーでたくさん買ってきました。冷食やチルド食。ハンバーグ・しゅうまい・餃子・ミートボールetcだっておかずはどんだけ食べもいいんだから!

でも疑問…『餃子やしゅうまいの皮って小麦粉使用してなかったっけ?でも油物OKってことはトンカツやら何やら好きなだけ食べてたわけだし大丈夫だよね!てゆうかおかずだしね!』と思いながらもバクバク食べてました。

そしてもっと情報が知りたくなった私は先生の名前を検索しこのブログにたどり着きました。

‐続く‐
2011/04/16(Sat) 20:15 | URL | 過食女 | 【編集
‐続き‐

読んでみると内容が違う!

『えっ、カロリー無制限じゃないじゃん!そんな都合いいことどこにも書いてない!』『糖質を気にしなきゃいけない?じゃあ砂糖も駄目じゃない?体験から成功した人やサイトの情報にはそんなこと一言も書いてなかったけど…』

さっそく購入してきた冷食やチルド食の成分表示を確認。

『炭水化物が糖質のことだよね?』

8.2、12、15.3、24etc

『これヤバくない?そもそもカロリー無制限じゃないし!でも成功者いるし?何が本当で何が嘘?糖尿病の人のためのブログだからこう書いてあるの?“おかず食べ放題”じゃなくて“糖質制限”じゃん!』

パニックです(′;ω;`)

先生、他サイトのいろんな記載や体験談は間違った嘘の情報なのでしょうか?あたかも先生がそう発言したかのように書かれていました。ネットって怖いですね。

ちなみに私は糖尿病じゃないです。

教えてください、よろしくお願いします。
2011/04/16(Sat) 20:15 | URL | 過食女 | 【編集
ありがとうございます
返事ありがとうございました。ちびゆかです。コメント欄に返信頂けるとは解らずお礼遅くなりスミマセン。

先生おすすめの糖質ゼロはハムベーコンは遠くのスーパーに売っているのですが、田舎なので売れないらしく定番カットされてました。

しかしどうしても欲しいと思い「箱買いでもいいので」とスーパーに注文したのですが、震災の影響で入荷未定だそうです。


残念ですが自家製鶏ハムはokと、お答えを頂いたので作ってみます。
ありがとうございました。
2011/04/17(Sun) 08:24 | URL | ちびゆか | 【編集
No title
先生こんんちは。

ここ1週間風邪なのですが血糖値が朝は150とかあったものが毎朝100前後に下がっています。
あと1日通して50近くいつもより値が下がってます。
風邪時には血糖値が上がると読んでいたので理由がわかりません。

生活パターンはいつも通り、インスリン注射も1日24単位で食事も風邪により減る事はありません。

ただ、風邪薬を飲んでいるのですがこれにより血糖値が下がる事はっるのでしょうか?あと薬によって肝臓でのブドウ糖生成が減るとかあるのでしょうか?
2011/04/17(Sun) 15:00 | URL | 仁 | 【編集
No title
どこに質問したら良いのか分からないのでこちらで失礼します。
糖質制限推奨の病院ではないものの、主治医が一生懸命理解してくれようとする病院に出会い、そちらに通院しています。
唐突で恐縮ですが、私は妊娠を希望しています。
内科的には妊娠は問題ないとのことなのですが、どうしても産婦人科の先生のお許しが頂けません。
今のところは糖質制限食のおかげもあり、ヘモ値も4%台を推移している状況です。
不妊治療をしているのですがいつも「糖尿だからな・・・」「糖尿だと・・・」の繰り返しで、この間は「糖尿の治療もしなければどうしようもないですよ」と言われてしまいました。
内科の主治医にはここのブログも伝え、糖質制限をこのようにしていると詳しく話してあります。内科の主治医は「PIYOさんの場合は普通の人ともう何も変わりないです。試しにご飯を食べてみて血糖を測ってみてもう少し緩い糖質制限でも大丈夫。」と言ってくださっています。
産婦人科の先生の話ももちろん内科の主治医にはしていますが、「このヘモ値ではなんの薬も必要としないし、何が言いたいんだ。」と検査結果の数値を書いた記録を渡すように準備してくださり渡しましたが、「内科とは別問題だよ。君は糖尿なんだから・・・」とのお答えでした。
正直不妊治療はとても辛いです。それでも頑張ろうと思っているのにこのままでは「糖尿だから」妊娠も不可能なのでしょうか?
折角糖質制限食を知りここまで頑張ってきたのにもうどうして良いか分かりません。
確かに糖尿病は完治はありません。でもヘモ値が4%台を保てたとしても糖尿病が体に引き起こす問題は存在するのでしょうか?
前述した産婦人科の先生が言った「糖尿病の治療をしなければ・・・」はなんらかの内服薬が出るそうです。
江部先生はこのことをどのように考えますか?
産婦人科の先生には糖質制限の話もしていないので、そのお薬を飲むことで低血糖になってしまったりしないかも心配なところです。
2011/04/17(Sun) 22:38 | URL | PIYO | 【編集
Re: タイトルなし
過食女 さん。

本ブログ表紙の月別アーカイブ、

2010-11-30の記事「糖質制限食でなぜやせる?2010年11月30日」

を参照していただけば幸いです。
2011/04/18(Mon) 17:12 | URL | ドクター江部 | 【編集
Re: No title
仁 さん。

通常はシックデイは血糖値は上昇します。
しかし風邪薬の
抗ヒスタミン剤や解熱剤で血糖値が下がることがあります。

糖新生を抑制する糖尿病治療薬(ビグアナイド剤)はあります。
またアルコールによる糖新生の抑制はあります。

一般的な薬による糖新生抑制は、よくわかりませんが、あまり聞きません。
もしそんな薬があれば、糖尿病治療薬として有望ですね。

2011/04/18(Mon) 17:50 | URL | ドクター江部 | 【編集
Re: No title
PIYO さん。

内科の先生に私も賛成です。
婦人科の先生は、妊娠中は耐糖能が低下するので、糖尿病が悪化しやすいのを心配しておられるのかも
しれません。

HbA1c4%台なら、日本妊娠糖尿病学会の基準では妊娠することに何の問題もありません。
妊娠後も糖質制限食なら、インスリンなしでOKの可能性が高いです。

なお妊娠中は糖尿病の内服薬は禁忌です。妊娠中は唯一インスリンしか使えません。

宗田先生、永井先生なら糖質制限食OKです。近ければいいのですが。

宗田マタニティクリニック(産婦人科)
http://www.muneta.org/ 
〒290-0024 千葉県市原市根田320-7
TEL : 0436-24-4103
FAX : 0436-24-4112

永井クリニック
http://www.nagai-cl.com/index.asp
〒341-0004
埼玉県三郷市上彦名607-1
TEL 048-959-1311(代)
FAX 048-959-1125
2011/04/18(Mon) 18:14 | URL | ドクター江部 | 【編集
No title
先生お忙しい所いつも回答ありがとうございます。

風邪薬の成分で下がるものがあるのですね。納得いたしました。
健康体に戻ればまた値も上がって来ると思われますので、楽しく糖質制限を続けていこうと思います。
 ありがとうございました。

2011/04/19(Tue) 00:07 | URL | 仁 | 【編集
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