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糖質制限食の再開と減量・適正体重
こんばんは。

糖質制限食の再開と減量・適正体重について、みかんさんから、コメント・質問をいただきました。


【11/04/09 みかん
糖質制限食 再開
お久しぶりです。以前、糖質制限を知ってダイエットのためはじめ、最初から調子よく体重が落ち、
あれよあれよと言う間に10キロ今日体重が落ち、成功と思った矢先、食事の量初め、食べているものも
全く体重が落ちたときと同じ物を食べていたんですが、じわりじわりと元に戻り、半分戻ったくらい
のときに先生に相談し、食べ過ぎているかもと言われ量を減らしても体重は増える一方。これしかないと
思っていた方法だったので途方にくれ、また、ネットでダイエットを調べたら、炭水化物を減らして
痩せるのは、男性で女性は一度痩せてもリバウンドする人が多いと言うのを何箇所か見つけ、また
いろんな方法おにぎりダイエット(頭では糖質だからやせるはずはないと思いながら)やってみたりで、
結局もとの木阿弥(それ以上かもしれません。怖くて体重が量れなくなりました。)

やってはいけないと分りながら食べたものを戻したりすることもありました。(罪悪感バリバリ)
しばらく、江部先生のブログも覗かずにいました。

でも、頭にはずっと糖質制限しかないって分っているのに、もう1回始めて痩せなかったら
どうしよう・・・これ以上に太ったらどうしよう・・・と言うことが頭によぎり、なかなか踏み
出せないでいました。

でもやっぱり痩せたいです。痩せれたときはすごく幸せで、毎日が楽しかった。今は毎日が苦痛です。

もう一度始める際の注意点や、最初は体重が落ちたほうがモチベーションアップになると思うので、
そうなりやすいきっかけみたいなものをアドバイスしてもらえたら嬉しいと思い、思い切って江部先生の
元に舞い戻ってきました。

大阪に住んでいるので、大阪で糖質制限に理解のある病院か先生の病院の診察を受けてみたいとも思っています。

糖尿病ではないのですが、薬等は使っていませんが、ガンの治療中(今は経過観察中)なので、ちゃんと
指導してもらったほうが良いんではないかと考えています。

長々とすみません。出来ればアドバイスお願いします。
P,S.身長は146cm 以前は50キロから40キロになり喜んでいました。
多分今は50キロを超え55キロ位あると思います。(泣)】



みかん さん。
お久しぶりです。

本ブログ、出戻り歓迎ですので、再度美味しく楽しく糖質制限食に取り組んでいただけば嬉しいです。

糖質制限食実践で、その人における一番いい体重に落ち着きます。闇雲にただ体重が減るわけではありません。
肥満の人は減量ですし、痩せすぎの人は標準近くに増加します。

標準といってもBMI22である必要はなくて、その人における一番体調のよい時の体重ですね。

BMIは、18以上25未満の標準内で、20でも24でもいいと思います。

私の場合は、

「167cm。66kg。BMI23.7。」

からスーパー糖質制限食半年で

「56kg。BMI20.1」

と医学生時代の体型に戻りました。

BMI23.7の時も、標準内ではあったのですが、明らかに腹だけが出て、CTで内臓脂肪も127平方センチメートルあって、自分のイメージ的には「これはあかんやろ!」だったのです。

糖質制限食実践者は、私と同様、学生時代の体重に復帰される方が多いですね。

【糖質制限を知ってダイエットのためはじめ、最初から調子よく体重が落ち、 あれよあれよと言う間に10キロ今日体重が落ち、成功と思った矢先、食事の量初め、食べているものも 全く体重が落ちたときと同じ物を食べていたんですが、じわりじわりと元に戻り、半分戻った】

みかんさんは糖質制限食実践で、50kg→40kg→45kg

一旦40kgになったのが、同じ糖質制限食維持で45kgに増加。

146cm、45kgでBMI21.1ですので、調度よい体重と思います。

おそらくみかんさんにおいては、40kgはやや痩せすぎで、45kgくらいが適正体重なのだと思いますよ。

【ネットでダイエットを調べたら、炭水化物を減らして痩せるのは、男性で女性は一度痩せてもリバウンドする人が多いと言うのを何箇所か見つけ・・・】

2011年3月6日(日)朝、読売テレビ10:55~放送された「所さんの目がテン!14日間低炭水化物ダイエット合宿」の情報でしょうかね。

あの番組は、たまたま見ていました。

あのとき出演していた女性医師が

「女性には低炭水化物ダイエットは向きません」

とコメントしておられました。

しかし、体重の減り方が男性グループよりやや少なめということはありましたが、現実には女性グループも全員ダイエットに成功していました。

この番組で明確に確認できたことは、

「少なくとも同一カロリーで同一運動量なら、炭水化物制限をした方が、男性でも女性でも、炭水化物を摂取するより減量効果があった。」

という事実です。(*)


高雄病院の経験においても、糖質制限食で女性でも肥満の人は、その人における適正体重になる方が多いです。その後も糖質制限食を続ける限りは、維持する人がほとんどです。糖質を再摂取すれば、てきめん体重は増加します。とてもシンプルなお話しなのです。

表紙、向かって右側の、月別アーカイブにある2010-11-30のブログ

「糖質制限食でなぜやせる?2010年11月30日」

も参照いただけば幸いです。


江部康二


(*)参考

☆☆☆☆☆2011年3月6日(日)の本ブログ

<所さんの目がテン!2011年3月6日(日)低炭水化物ダイエット>

2011年3月6日(日)朝、読売テレビ10:55~「所さんの目がテン!」

を見ました。

低炭水化物ダイエット合宿14日間の企画でした。

男性3名、女性3名が参加です。

低炭水化物ダイエットが本当に有効か否かを確認するという意図です。

14日間泊まり込みで合宿ですので、供給された食事の信頼度は高いです。

今まで(合宿前)炭水化物ありで摂取していたエネルギー/日と同一のエネルギーを低炭水化物食で、栄養士が計算して供給です。

また運動量も合宿前の歩行数とかを、合宿後も同一にしています。

つまり、1日の摂取カロリーと運動量を、合宿前後で、同一に保ち、実験の精度を高めています。

途中5日目くらいに、一人の女性が心理的に「炭水化物が欲しい」とヘロヘロになり、それに合わせて他の5人も「しんどい・・・。」とのこと。(∵)?

ここで登場した、女性栄養士が

「炭水化物を制限したのでブドウ糖が不足して脳がまともに働かなくなったのでしんどくなった。脳はブドウ糖しか利用できないので・・・。」

と、例によって例の如く、大間違いのコメントを述べました。 (*- -)(*_ _)

本当に低血糖ならその時点で倫理的にも実験中止すべきでしょう!? (*`Д´)ノ

まあともあれ、そのまま低炭水化物ダイエット、6人とも14日間貫徹で、翌15日目にいよいよ体重測定です。

15日目は、映像では、6人とも充分、元気そうでしたね。

男性は3人とも6~9kgくらいの減量成功です。

女性も3人とも2~3kgくらいの減量成功です。

男性に比べて女性の体重の減り方は少ないのですが、テレビの映像では、全員ウェストがしっかりくびれを取り戻してましたね。つまり、女性も全員ダイエット成功してます。

ここでまた、先ほどの女性栄養士が、男性は兎も角、

「女性には低炭水化物ダイエットは向きません」

と断定的なコメントを発言しておられました。

女性は、皮下脂肪が内臓脂肪より多いので、体重が減りにくいとの説明でした。

一般に皮下脂肪は、内臓脂肪より燃えにくいとされているのですが、本当のところは定かではありません。

普通に考えて、女性の方が基礎代謝が低いので、単純にやせにくいのだと思います。

さて、ここからが肝腎です。

この低炭水化物ダイエット合宿プログラムは、男性も女性も、1日の総摂取カロリーと運動量を、合宿前後で同一に保ち、炭水化物を制限したか、制限していないかだけの違いをみている、よくデザインされたそれなりに精度の高い実験です。

そして、この企画で明確に確認できたことは、少なくとも同一カロリーなら、炭水化物制限をした方が、男性でも女性でも、炭水化物を摂取するより減量効果があるという事実です。 (^^)

「摂取カロリーが同一なら、糖質・脂質・タンパク質の何を食べても体重への影響も同一である。」

という従来の定説<カロリー神話>は、見事に崩壊ですね。

所さん、低炭水化物ダイエットの正しさ・本質を、一定証明していただいてありがとうございました。


江部康二


☆☆☆☆☆2011年3月7日(日)の本ブログ

所さんの目がテン!2011年3月6日(日)低炭水化物ダイエット、続き

こんにちは。

さて。

「所さんの目がテン!」2011年3月6日(日)で

「脳はブドウ糖しか使えない」

と間違った解説をしていたのは、栄養士さんではなくて女医さんのようです。
失礼しました。m(_ _)m

いずれにせよ「脳はケトン体をなんぼでも利用する」というのが生理学的事実ですので、医師も栄養士も、もう少し勉強して頂ければと思います。

また、肝臓で糖新生するので、糖質制限食で高血糖は改善しても低血糖にはならないことも、追加しておきます。

うろ覚えだった体重減少ですが、コメントで情報をいただきまして確認できました。

男性
1)73.8→67.8kg 6kg減少
2)90.8→85.3kg 5.5kg減少
3)111.0→103.1kg 7.9kg減少

女性
1)74.8→71.4kg 3.4kg減少
2)69.7→67.0kg 2.7kg減少
3)54.9→53.3kg 1.6kg減少


14日間の低炭水化物ダイエットプログラムで、男女とも見事なダイエット成功です。

普通こんなにきれいなデータは、なかなかでませんので、参加されたメンバー立派と思います。

仮に「当初内臓脂肪が燃えやすくて、次に皮下脂肪が燃え始める」という定説が正しいとしても、その内当然皮下脂肪も燃えるわけですので、女性に、低炭水化物ダイエット(糖質制限ダイエット)が向かないという理由にはなりません。

私の解釈では、女性で14日間で、これだけ体重減少したら喜んでもいいし、明確にダイエット成功と思います。

少なくとも倹約遺伝子タイプ(基礎代謝が低いタイプ)など、女性は男性より単純にやせにくい人が多いですので・・・


江部康二

テーマ:糖質制限食
ジャンル:ヘルス・ダイエット
コメント
やってみます。
江部先生

早速のお返事ありがそうございます。
45キロ、確かにそうなのかもしれません。適正体重だったのかも・・・

でも、人間って欲深いものですよね(笑)
一度40キロになったら嬉しくて、着れなかったような服も着れて楽しくて
そこで、体重が少しずつ戻って、イライラして・・・
今のほうが、気持ちもカラダもしんどいのに・・・

今度は欲を出さず、ゆっくりやってみます。

ありがとうございました。
2011/04/09(Sat) 19:32 | URL | みかん | 【編集
アルツハイマー病は脳の糖尿病
糖質制限がダイエットに効くというのは、かなり前から言われていますが、なかなか実験データが少ないところ、テレビでその効果が実証されたことは、すばらしいですね。
私は、糖質制限中ですが、まだ目に見えたダイエット効果が出ておりません。しかし、体調はいたって良好で、血液検査の数値もすべて正常値にもどりましたので、健康効果は確認しております。

さて、今日先生にお伝えしたいことは、米国ブラウン大学教授のSUZANNE de la MONTE, MDが、アルツハイマー病は脳の糖尿病だとして、脳内のインシュリン異常が悪影響をType 3糖尿病として、アルツハイマーとの関連性を発表しております。
http://news.bbc.co.uk/2/hi/health/4315609.stm
http://www.life-enhancement.com/article_template.asp?id=1051

そして、それを防ぐために糖質制限食は有効で、さらに、加工肉食品に発色や保存のために含まれている硝酸ナトリウム(NaNo3)も有害であり、これらを摂取しないことがアルツハイマーの発症を防ぐとも発表しています。

こうした情報は、まだあまり日本に広まっていないようですが、とにかく先生の提唱されておられる糖質制限食はいろいろな面で健康維持に良いことが分かります。

ということで、今のところ私の体重は減少しておりませんが、健康のために、糖質制限を続けております。
2011/04/10(Sun) 02:58 | URL | オレンジメロン | 【編集
Re: アルツハイマー病は脳の糖尿病
オレンジメロン さん。

情報ありがとうございます。
2011/04/10(Sun) 10:48 | URL | ドクター江部 | 【編集
健康のための糖質制限食
糖尿病ではないのですが、健康のために、糖質制限食に興味のあるものです。自分なりに試してみて思うのは、極端に糖質を減らすと(たとえば、1食で25g以下)満腹感がないなーということ。量は十分なのに、なんか、満足感がないんです。血糖が上がらないせいでしょうか。

このへん、どうお考えでしょうか。江部先生のところの患者さんは、治療のためにやっているので、満足感とかは気になさらないのでしょうか。

それから、ある程度糖質を取ると、お通じがいいような気がするのですが。。。ほかのかたはどうなんでしょう?糖質制限食で便秘になりませんか。
2011/04/10(Sun) 13:01 | URL | アケミ | 【編集
Re: 健康のための糖質制限食
アケミ さん。

本ブログ表紙ページ、向かって右側の上から5番目にある
月別アーカイブの
2010-05-25のブログ「満腹感と空腹感2010」
2009-01-24のブログ「糖質制限食と便通」
をご参照下さい。
2011/04/10(Sun) 19:09 | URL | ドクター江部 | 【編集
糖毒から健康を守る会
 江部先生、こんばんわ!
3度目の投稿になります。

 糖質制限の指導をしていただける神奈川の先生をこのブログで知り、診ていただいています。
 そこに糖質制限パンとフィナンシェを販売している方のパンフレットがあり、注文してみたら、ふすまパンは低価で、フィナンシェは低価のうえに大変美味でした。
 今まで大阪の業者さんや江部先生の小樽フィッシャーマンズキッチンで購入していましたが、横浜でそのような業者さんがいるのだと嬉しくなりました。
 スーパー制限食で一番困るのは人と会食するときです。なぜなら、主食がないからです。主食を食べない変人と思われそうで・・・、でもこのパンを持参すれば(持参の理由を説明すれば)制限食のことがもっと
広まるかなと思います。
 
 糖質制限食を実行してみて、先生のおっしゃるとおり、糖は毒なんだなと実感しています。でも食品売り場ではケーキやお菓子、毒が販売されているのです。はじめのうち、ケーキなどを見るたび、あー、毒だあ!と。
 ともあれ、糖質制限者用のパンやスウィーツを出していただけるのは本当にありがたいです。食生活が豊かになりますからね。糖尿病でも美味しく楽しく食事ができるしあわせを享受したいですものね。

 江部先生のブログを見ているって言ってましたよね。横浜のおっちゃん、頑張ってくださいね!

 
 
2011/04/10(Sun) 22:02 | URL | さくら | 【編集
Re: 糖毒から健康を守る会
さくら さん。

横浜にも、糖質制限食OKのパンがあって良かったですね。
糖質制限パンがどこでも手に入る時代がくるには相当時間がかかりそうです。
2011/04/11(Mon) 16:17 | URL | ドクター江部 | 【編集
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