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糖質制限食と膵臓
こんばんは。本日水曜日は、下鴨高木町にある江部診療所の夜診の日でした。

昨日の高雄病院の夜診と同様、本年度一番空いた夜診でした。予約は結構入っていたのですが、キャンセルがとても多かったです。

うーむ、やはり日本人、お盆なんですね。

帰りに家族4人で寄ったファミレス・かごの屋も、家族連れが沢山で滅多にない超満員でした。

ビフテキ、鶏の焼き物、鶏の唐揚げ、豚カツ、夏野菜のサラダ、豆腐、春巻き・・・

など食べました。結構高タンパク・高脂肪の食事です。

さて、このように糖質制限食を実践すると、相対的に高タンパク・高脂質の食事となりますよね。そこで「脂っこいものを毎日食べると膵臓が悪くなるのではないか?」という懸念を抱く人も時々おられるようです。

しかし、高タンパク・高脂質の食事をすると、膵臓が悪くなるというエビデンスはありません。

教科書レベルで解っていることは、既に何らかの要因で膵炎を発症している場合は、高タンパク・高脂肪食を摂取すれば膵臓の酵素分泌を促し、悪化しやすいということです。

急性膵炎による入院の80%以上を、胆道疾患とアルコール多飲が占めています。

残りの20%は、薬物(アザオチプリン、スルファサラジン、フロセミドなど)、高脂血症を合併したエストロゲン使用、感染(流行性耳下腺炎など)、高中性脂肪血症などによって引き起こされます。即ち高タンパク・高脂肪食で膵炎が起こるという訳ではないのです。

これらのうち、高中性脂肪血症は糖質制限食により速やかに改善されますので、膵炎発症の予防になりますね。

例えば、スーパー糖質制限食をきっちり実践している人は、中性脂肪値は40~80mg/dl程度で、100mgを超えることはまずありません。

因みに、スーパー糖質制限食を実践中の江部康二は、中性脂肪値40~60mg/dl程度です。

江部康二
テーマ:糖尿病
ジャンル:ヘルス・ダイエット
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